JP2007179974A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタ本体にフード部材を装着する際に該フード部材の装着不良が発生することを抑制できるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、プリント基板11に実装されるディップ部12と、該ディップ部12に装着されるフード部材13とを備えている。ディップ部12は、コネクタ本体17,18と、該各コネクタ本体17,18に一体的に組付けされたコンタクト31とを備えている。コネクタ本体17,18には、位置決め用凹部27が前後方向に沿って設けられ、該位置決め用凹部27は、その左右方向における幅が後側から前側に向けて次第に狭くなっている。一方、フード部材13には、位置決め用凹部27に対応した位置決め用凸部41が設けられ、該位置決め用凸部41は、その左右方向における幅が位置決め用凹部27の後側の幅よりも狭くなる一方、位置決め用凹部27の前側の幅よりも広くなるように形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリント基板にコンタクトのリード部を介して半田付け固定されるコネクタに関し、特に防水用のコネクタに関する。
従来、この種のコネクタとして、例えば特許文献1に記載の防水コネクタ(以下、「第1従来コネクタ」という。)が提案されている。この第1従来コネクタは、合成樹脂からなる絶縁性のコネクタ本体と、このコネクタ本体に一体的に組付けされた導電材料からなる複数のコンタクトとを備えている。コネクタ本体には、相手方コネクタの挿入口となる収容孔を有したフード部が一体形成され、各コンタクトには、コネクタ本体からプリント基板側に向けて延びるリード部と、コネクタ本体におけるフード部の収容孔内において相手方コネクトの挿脱方向に向けて延びる端子部とがそれぞれ設けられている。
ところで、コネクタにおける各コンタクトのリード部をプリント基板に半田付け処理にて実装する方法としては、いわゆるリフロー方式と呼ばれる実装方法が広く知られている。ここで、リフロー方式とは、まず、プリント基板上の所定位置にペースト状の半田を塗布した後、その半田の上にコネクタにおける各コンタクトのリード部を載置し、その後、装置炉内にプリント基板を配置して加熱(最高温度が約260℃)することにより、コネクタをプリント基板上に半田付け処理にて実装する方法である。
ところが、第1従来コネクタでは、該第1従来コネクタをプリント基板と共に装置炉内に投入した場合に、そのフード部が装置炉内の熱エネルギーによって変形してしまうおそれがあった。また、各コンタクトはコネクタ本体に一体的に組付けされているため、各コンタクトにおけるリード部の熱エネルギーの一部が、各コンタクトとコネクタ本体との当接部位を介してコンタクトからコネクタ本体やフード部側に移動してしまい、その結果、リード部の熱エネルギー不足に起因したコンタクトの半田付け不良が発生するおそれもあった。そこで、上記各問題点を解決するためのコネクタとして、例えば特許文献2に記載されるような電気コネクタ(以下、「第2従来コネクタ」という。)が提案されている。
この第2従来コネクタは、コネクタ本体及び各コンタクトから構成されるディップ部と、該ディップ部とは別体に構成されたフード部としてのフード部材とを備えており、以下に示すような手順にて製造される。すなわち、第2従来コネクタでは、フード部材が装着される前状態のディップ部がプリント基板と共に装置炉内に投入され、各コンタクトのリード部がプリント基板に半田付け固定される。この際に、ディップ部にはフード部材が装着されていないため、第1従来コネクタの場合に比して各コンタクト(リード部)からコネクタ本体側に移動する熱エネルギー量が少なくなる。その結果、第2従来コネクタでは、コンタクト(リード部)の熱エネルギー不足による半田付け不良の発生が抑制されるようになっている。また、プリント基板に実装されたディップ部には、装置炉外に取り出された後に、フード部材が装着される。そのため、第2従来コネクタでは、第1従来コネクタの場合とは異なり、フード部材が装置炉内に投入されないことから、フード部材の熱エネルギーによる変形が回避されるようになっている。
特開平11−260457号公報(図1、図2) 特開平4−162380号公報(図1)
ところで、第2従来コネクタにおいて、ディップ部のコネクタ本体の上面側には、位置決め用凸部(突起)が突出形成されると共に、フード部材には、ディップ部の位置決め用凸部に位置対応した位置決め用凹部(スリット)が形成されている。この位置決め用凹部は、フード部材をディップ部に装着する場合の装着方向に沿う全体に亘って装着方向と交差する方向の幅が変化しないように形成されている。そして、ディップ部の位置決め用凸部をフード部材の位置決め用凹部内に装着方向に沿って嵌入(挿入)させることにより、ディップ部にフード部材が装着され、その後、該フード部材がディップ部に移動不能に固定される。
ところが、プリント基板と共に装置炉内に投入されるディップ部のうちコネクタ本体は、やはり合成樹脂製なので装置炉内の熱エネルギーによって多少変形してしまうことがあり、そのコネクタ本体の上面側に突出形成された位置決め凸部についても、同様に変形したり変位したりすることがあった。そのため、フード部材の位置決め用凹部とディップ部の位置決め用凸部との予め設定された位置的対応関係が崩れてしまい、位置決め用凸部を位置決め用凹部内に嵌入させることができず、フード部材の装着不良が発生してしまうおそれがあった。このようにフード部材の装着不良が発生してしまうと防水機能を必要とするコネクタの場合、フード部材とディップ部(コネクタ本体)との装着不良によって防水機能が低下してしまうおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタ本体にフード部材を装着する際に該フード部材の装着不良が発生することを抑制できるコネクタを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、プリント基板に設置される絶縁性のコネクタ本体と、該コネクタ本体に一体的に組付けされた導電性のコンタクトと、前記コネクタ本体に装着されるフード部材とを備え、前記コネクタ本体には、前記フード部材の装着時に位置決めをするための本体側位置決め部が設けられると共に、前記フード部材には、前記本体側位置決め部と凹凸嵌合関係を有するフード側位置決め部が設けられており、前記本体側位置決め部及びフード側位置決め部のうち、一方の位置決め部は、前記フード部材の装着方向に沿って側面が延びる凸側の位置決め部であり、他方の位置決め部は、前記凸側の位置決め部が前記フード部材の装着方向に沿って挿入される凹側の位置決め部であり、前記両位置決め部は、前記凸側の位置決め部が前記凹側の位置決め部内に挿入されるに従って前記凸側の位置決め部の側面と該側面に対向する前記凹側の位置決め部の対向面との間のクリアランスが次第に狭くなり、前記フード部材が前記コネクタ本体に装着された場合には前記凸側の位置決め部の側面と前記凹側の位置決め部の対向面とが接触するようにそれぞれ形成されたことを特徴とする。
上記の構成によれば、プリント基板に実装されたコネクタ本体にフード部材が装着される場合には、凸側の位置決め部がフード部材の装着方向に沿って凹側の位置決め部内に挿入される。もし仮にプリント基板にコネクタ本体が実装される際に該コネクタ本体が変形してしまっていたとしても、凸側の位置決め部の側面と該側面に対向する凹側の位置決め部の対向面との間にはクリアランスが介在している。そのため、凸側の位置決め部は、フード部材の装着方向に沿って凹側の位置決め部内に確実に挿入される。しかも、フード部材がコネクタ本体に装着された場合には、凸側の位置決め部の側面と凹側の位置決め部の対向面とが接触するため、本体側位置決め部とフード側位置決め部とによるコネクタ本体に対するフード部材の位置決めを的確に行うことができる。したがって、コネクタ本体にフード部材を装着する際に該フード部材の装着不良が発生することを抑制できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記凸側の位置決め部は、前記フード部材が前記コネクタ本体に装着された場合に、その側面が前記凹側の位置決め部の対向面に圧接するように構成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、フード部材がコネクタ本体に装着された場合に、凸側の位置決め部の側面が凹側の位置決め部の対向面に圧接するため、コネクタ本体に装着されたフード部材が予め定められた位置からずれてしまうことが抑制される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のコネクタにおいて、前記凸側の位置決め部は、その先端側部位が前記装着方向と交差する方向に分岐するように形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、フード部材がコネクタ本体に装着された場合に、凸側の位置決め部の分岐された先端側部位が凹側の位置決め部の対向面に対して弾性的に圧接する。そのため、フード部材がコネクタ本体に対して円滑に装着されると共に、コネクタ本体に装着されたフード部材が予め定められた位置からずれてしまうことが良好に抑制される。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載のコネクタにおいて、前記凸側の位置決め部は、該位置決め部が前記コネクタ本体に形成された場合には該コネクタ本体における前記凸側の位置決め部以外の部位に比して可撓性が高い可撓性材料にて形成される一方、該凸側の位置決め部が前記フード部材に形成された場合には該フード部材における前記凸側の位置決め部以外の部位に比して可撓性が高い可撓性材料にて形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、凸側の位置決め部を可撓性が高い可撓性材料にて形成しているため、フード部材をコネクタ本体に装着した場合に、凸側の位置決め部は、その側面が凹側の位置決め部の対向面に対して撓み変形しつつ確実に面接触する。そのため、コネクタ本体に装着されたフード部材が予め定められた位置からずれてしまうことが良好に抑制される。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のコネクタにおいて、前記コネクタ本体は、前記装着方向と交差する方向に連結部位を介して連結される複数の本体部から構成されており、前記本体側位置決め部は、前記連結部位に設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、複数の本体部が連結部位を介して連結されてなるコネクタ本体であったとしても、このコネクタ本体には、複数の本体側位置決め部が形成される。そのため、コネクタ本体にフード部材を装着する際に複数箇所で位置決めを行うことになり、フード部材をコネクタ本体に対して的確な位置に装着させることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載のコネクタにおいて、前記コネクタ本体は、前記装着方向と交差する方向に隙間を介在させて複数並設され、前記フード部材には、前記各コネクタ本体間の隙間を充填するための充填部が設けられており、該充填部には、前記各コネクタ本体の並設方向に弾性変形自在な弾性変形部が形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、もし仮にプリント基板に各コネクタ本体が実装される際に該各コネクタ本体間の隙間の間隔が多少変化してしまっていたとしても、各コネクタ本体に装着されるフード部材における充填部の弾性変形部の弾性変形作用によって、充填部は各コネクタ本体間の隙間間隔に応じた幅になる。そのため、各コネクタ本体間の隙間は、充填部によって確実に充填される。したがって、防水機能の低下が良好に抑制される。
本発明によれば、コネクタ本体にフード部材を装着する際に該フード部材の装着不良が発生することを抑制できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図6に従って説明する。なお、以下における本明細書中の説明において、「上下方向」、「左右方向」、「前後方向」は図1における上下方向、左右方向、前後方向(同図に矢印で示す)をそれぞれ示すものとする。
図1及び図2に示すように、本実施形態のコネクタ10は、装着される雌型のコネクタ(図示略)と共に防水機能を発揮する雄型のコネクタであり、プリント基板11上の予め設定した所定位置(例えばプリント基板11の縁部)に載置されるディップ部12と、該ディップ部12とは別体構成されたフード部材13とを備えている。このフード部材13は、ディップ部12に対して後側から前側に接近することにより該ディップ部12に装着され、固定用金具14,15によってディップ部12に固定されるようになっている。
各固定用金具14,15は、金属製のワイヤ部材の左右両側を略90度に曲げ加工を施すことにより、略逆U字状をなすようにそれぞれ形成されている。また、固定用金具(以下、「第1固定用金具」ともいう。)14の両端部14aは、互いに接近する方向にさらに曲げ加工が施されると共に、固定用金具(以下、「第2固定用金具」ともいう。)15の両端部15aは、互いに接近する方向にさらに曲げ加工が施されている。そのため、各固定用金具14,15は、各々における両端部14a,15a間の距離寸法が各固定用金具14,15の各々における左右方向の幅寸法よりも短くなっている。
ディップ部12には、図2及び図3に示すように、絶縁材料(例えば合成樹脂)からなる複数(本実施形態では2つ)の正面視略矩形状をなすコネクタ本体17,18が左右方向(フード部材13の装着方向(前後方向)とは交差する方向)に所定間隔の隙間19を介在させた状態で並設されている。各コネクタ本体17,18は、それぞれの左右方向における両端部17a,18aに一体的に組付けされた各補強タブ20がプリント基板11に半田付け処理されることにより、該プリント基板11上に固定されている。また、コネクタ本体17,18の両端部17a,18aには、固定用金具14,15の両端部14a,15aと係合するための固定用突起21がそれぞれ突出形成されている。さらに、第1コネクタ本体17の上面側の左右方向における略中央部分には、第1固定用金具14の左右方向における略中央部分14bと係合するための固定用突起21aが突出形成されている。
各コネクタ本体17,18のうち左側に配置された第1コネクタ本体17には、左右方向(フード部材13の装着方向(前後方向)とは交差する方向)に隣接された複数(本実施形態では3つ)の本体部22,23,24が設けられ、該各本体部22,23,24は、連結部位25,26を介して連結されている。これら各本体部22〜24のうち最も左側の本体部22は、真中の本体部23よりも左右方向における幅が狭く、且つ最も右側の本体部24よりも左右方向における幅が広くなるように形成されている。また、第1コネクタ本体17の各連結部位25,26の上面側には、本体側位置決め部としての位置決め用凹部(凹側の位置決め部)27が前後方向(フード部材13の装着方向)に沿って延びるように形成され、該各位置決め用凹部27は、それらの幅(左右方向における幅)が後側から前側に向けて次第に狭くなるように形成されている。
一方、各コネクタ本体17,18のうち右側に配置された第2コネクタ本体18には、左右方向に隣接された複数(本実施形態では2つ)の本体部28,29が設けられ、該各本体部28,29は、連結部位30を介して連結されている。これら各本体部28,29は、その左右方向における幅が上記各本体部22〜24のうち最も左右方向における幅が狭い右側の本体部24とほぼ同一幅となるようにそれぞれ形成されている。そのため、本実施形態では、第1コネクタ本体17の左右方向における幅の方が第2コネクタ本体18の左右方向における幅よりも広くなっている。また、第2コネクタ本体18の連結部位30の上面側には、第1コネクタ本体17の各連結部位25,26と同様に、本体側位置決め部としての位置決め用凹部(凹側の位置決め部)27が前後方向に沿って延びるように形成され、該位置決め用凹部27は、その幅(左右方向における幅)が後側から前側に向けて次第に狭くなるように形成されている。
各コネクタ本体17,18における各本体部22〜24,28,29には、複数本の導電性のコンタクト31がそれぞれ一体的に組付けされている。各コンタクト31は、図4に示すように、プリント基板11に先端が半田付け処理されるリード部32と、各本体部22〜24,28,29から後側に向けて延設される端子部33とから構成されている。なお、各コンタクト31のうち一部のコンタクト31は、それらの端子部33がプリント基板11上を本体部22〜24,28,29の前面から前方に延びるように形成されている。一方、残りのコンタクト31は、それらの端子部33がプリント基板11上を本体部22〜24,28,29の後面から後方に延びるように形成されている。
フード部材13は、防水性材料(例えば、合成樹脂)から形成されている。そして、このフード部材13には、図2に示すように、各コネクタ本体17,18及び各コンタクト31の端子部33を収容するための収容孔35,36が前後方向に沿うように形成されている。すなわち、各収容孔35,36のうち第1コネクタ本体17に対応する収容孔(以下、「第1収容孔」ともいう。)35内には、図4に示すように、第1コネクタ本体17及び該第1コネクタ本体17に一体的に組付けされた各コンタクト31の端子部33が収容されるようになっている。また、第2コネクタ本体18に対応する収容孔(以下、「第2収容孔」ともいう。)36内には、第2コネクタ本体18及び該第2コネクタ本体18に一体的に組付けされた各コンタクト31の端子部33が収容されるようになっている。
さらに、フード部材13の後側には、上述した雌型のコネクタを収容孔35内に嵌合状態で案内するための略四角環状をなす案内部G1が設けられると共に、雌型のコネクタを収容孔36内に嵌合状態で案内するための略四角環状をなす案内部G2が設けられている。また、フード部材13の前側には、第1コネクタ本体17を右側、上側及び左側から覆う第1被覆部13Aが設けられると共に、第2コネクタ本体18を右側、上側及び左側から覆う第2被覆部13Bが設けられている。
また、フード部材13において各収容孔35,36の間の部位は、ディップ部12にフード部材13が装着された場合に各コネクタ本体17,18間の隙間19を充填するための充填部37とされている。ちなみに、本実施形態のフード部材13は、二色成型によって構成され、図1に示すように、充填部37のうち一部は、他の部位よりも可撓性の高い材料(合成樹脂)によって形成された弾性変形部(図1にて一点鎖線で囲まれた部位)38とされている。この弾性変形部38は、上下方向に沿うように形成されている。
フード部材13の各収容孔35,36内には、該各収容孔36内において各コンタクト31の端子部33が収容される中間位置(前後方向における中間位置)を本体部22〜24,28,29毎に仕切るための板状の第1仕切部39が設けられている。これら各第1仕切部39は、各連結部位25,26,30に左右方向において位置対応するようにそれぞれ配置されている。すなわち、第1収容孔35内には、各連結部位25,26に対応した第1仕切部39がそれぞれ設けられている。また、第1収容孔35内には、左右方向において固定用突起21aと位置対応する板状の第2仕切部40がさらに設けられている。そのため、第1収容孔35内において各コンタクト31の端子部33が収容される中間位置は、各仕切部39,40により左右方向に沿って4つに仕切られている。なお、案内部G1によって形成される収容孔35の後側位置、及び第1コネクタ本体17が収容される前側位置は、各仕切部39,40によって仕切られていない。
また、第2収容孔36内には、連結部位30に対応した第1仕切部39が形成されている。そのため、第2収容孔36内において各コンタクト31の端子部33が収容される中間位置は、第1仕切部39により左右方向に沿って2つに仕切られている。なお、案内部G2によって形成される収容孔36の後側位置、及び第2コネクタ本体18が収容される前側位置は、第1仕切部39によって仕切られていない。
また、各収容孔35,36の側壁35a,36aの上側壁において各第1仕切部39の前側(コネクタ本体17,18が収容される側)には、前後方向に向けて延びるフード側位置決め部としての位置決め用凸部(凸側の位置決め部)41がそれぞれ配設されている。すなわち、各位置決め用凸部41は、各コネクタ本体17,18の位置決め用凹部27に位置対応するように配置されている。また、各位置決め用凸部41は、その幅(左右方向における幅)がほぼ同一となるように前後方向に延びる突条をなしており、その幅が位置決め用凹部27における後端の幅よりも狭く、且つ位置決め用凹部27における前端の幅よりも多少広くなるように形成されている。そのため、ディップ部12にフード部材13が装着される場合に、位置決め用凹部27の後端においては、位置決め用凸部41の左右方向における両側面41aと、該両側面41aに対向する位置決め用凹部27の各対向面(左右方向における両側面)27aとの間には、クリアランスC(図6(a)参照)が介在するようになっている。また、図5に示すように、位置決め用凹部27内に位置決め用凸部41が挿入される場合に位置決め用凹部27の底面27bと対向する位置決め用凸部41の下側部位(先端側部位)42は、左右方向に複数(本実施形態では2つ)に分岐するように形成されている。すなわち、各位置決め用凸部41は、いわゆる二股形状をなしている。
フード部材13の第1被覆部13Aには、第1固定用金具14をフード部材13に上方から装着させるための第1装着用溝部43が形成されている。また、第1装着用溝部43において第1固定用金具14の両端部14aに対応する各部位には、第1収容孔35内に連通する連通孔43aがそれぞれ形成されている。そのため、第1装着用溝部43内に第1固定用金具14が収容された場合には、該第1固定用金具14の両端部14aの一部が第1収容孔35内に配置される。また、第1被覆部13A(第1装着用溝部43内)には、図2に示すように、第1固定用金具14の第1装着用溝部43からの脱着を規制する規制用突起44が複数(本実施形態では2つ)設けられている。
同様に、フード部材13の第2被覆部13Bには、第2固定用金具15をフード部材13に上方から装着させるための第2装着用溝部45が形成されている。また、第2装着用溝部45において第2固定用金具15の両端部15aに対応する各部位には、第2収容孔36内に連通する連通孔45aがそれぞれ形成されている。そのため、第2装着用溝部45内に第2固定用金具15が収容された場合には、該第2固定用金具15の両端部15aの一部が第2収容孔36内に配置される。また、第2被覆部13B(第2装着用溝部45内)には、第2固定用金具15の第2装着用溝部45からの脱着を規制するための規制用突起46が設けられている。
次に、本実施形態のコネクタ10を組立てる手順について、図6に基づき以下説明する。なお、ディップ部12はプリント基板11に既に実装されているものとする。
さて、プリント基板11に実装されたディップ部12(各コネクタ本体17,18)にフード部材13を装着する前に、該フード部材13には各固定用金具14,15が装着される。すなわち、フード部材13の第1被覆部13Aに形成された第1装着用溝部43内に第1固定用金具14が上方から装着される。すると、この第1固定用金具14は、各規制用突起44によって第1装着用溝部43内からの脱着が規制されると共に、その両端部14aの一部が各連通孔43aを介して第1収容孔35内にそれぞれ配置される。
同様に、フード部材13の第2被覆部13Bに形成された第2装着用溝部45内に第2固定用金具15が上方から装着される。すると、この第2固定用金具15は、規制用突起46によって第2装着用溝部45内からの脱着が規制されると共に、その両端部15aの一部が各連通孔45aを介して第2収容孔36内にそれぞれ配置される。
このように各固定用金具14,15が装着されたフード部材13は、ディップ部12に対して後側から前側に向けて接近することにより、該ディップ部12に装着される。すなわち、まず、第1コネクタ本体17に一体的に組付けされた全てのコンタクト31の端子部33が第1収容孔35内に収容されると共に、第2コネクタ本体18に一体的に組付けされた全てのコンタクト31の端子部33が第2収容孔36内に収容される。さらにフード部材13のディップ部12への装着が進むと、図6(a)に示すように、フード部材13の各位置決め用凸部41が各コネクタ本体17,18の位置決め用凹部27内にそれぞれ挿入される。なお、各位置決め用凹部27の後側では、該位置決め用凹部27の各対向面27aと位置決め用凸部41の両側面41aとの間にクリアランスCが介在している。しかし、このようなクリアランスCは、位置決め用凸部41が位置決め用凹部27内に徐々に挿入されるに従い狭くなっていく。
そして、ディップ部12に対するフード部材13の装着がさらに進むと、図6(b)に示すように、各コネクタ本体17,18の位置決め用凹部27の前側では、位置決め用凸部41の両側面41aと位置決め用凹部27の各対向面27aとの間のクリアランスCが無くなる。しかも、位置決め用凸部41は、その幅が位置決め用凹部27の幅よりも広くなるように形成されているため、位置決め用凹部27の前側では、位置決め用凸部41の両側面41aが位置決め用凹部27の各対向面27aにそれぞれ圧接する。すなわち、位置決め用凸部41の下側部位42が位置決め用凹部27の各対向面27aを図6(b)の矢印で示す方向に付勢する。そのため、フード部材13は、各コネクタ本体17,18に対して予め定められた位置からずれることなく、各コネクタ本体17,18に装着されることになる。
また、コネクタ本体17,18の後側が収容孔35,36内に収容されると、固定用金具14,15の両端部14a,15aがコネクタ本体17,18の両端部17a,18aの固定用突起21にそれぞれ接触する。また、第1固定用金具14の略中央部分14bが第1コネクタ本体17の固定用突起21aに接触する。この状態で、フード部材13を前側に向けて押し込むと、第2固定用金具15の両端部15aは、第2コネクタ本体18の固定用突起21をそれぞれ乗り越え、第2コネクタ本体18の各固定用突起21の前側にそれぞれ配置される。その結果、第2固定用金具15は、各固定用突起21によって係合される。
同様に、第1固定用金具14は、その両端部14aが第1コネクタ本体17の固定用突起21をそれぞれ乗り越えると共に、その略中央部分14bが固定用突起21aを乗り越える。そして、第1固定用金具14において、その両端部14aが第1コネクタ本体17の各固定用突起21の前側にそれぞれ配置されると共に、その中央部分14bが固定用突起21aの前側に配置される。その結果、第1固定用金具14は、各固定用突起21,21aによって係合される。したがって、ディップ部12へのフード部材13の装着が完了し、該フード部材13がディップ部12(各コネクタ本体17,18)からの脱着が不能な状態となる。
また、もし仮に各コネクタ本体17,18をプリント基板11に実装する際にコネクタ本体17,18が変形してしまい、各コネクタ本体17,18間の隙間19の左右方向における幅が広くなってしまったとする。すると、この場合、フード部材13の充填部37に設けられた弾性変形部38が可撓することにより、各コネクタ本体17,18間の隙間19の左右方向への広がりに応じてフード部材13の充填部37の左右方向における幅が広がることになる。その結果、各コネクタ本体17,18はフード部材13の収容孔35,36内にそれぞれ収容され、この際に、各コネクタ本体17,18の位置決め用凹部27内にフード部材13の位置決め用凸部41が確実に挿入される。
一方、もし仮に各コネクタ本体17,18をプリント基板11に実装する際にコネクタ本体17,18が変形してしまい、各コネクタ本体17,18間の隙間19の左右方向における幅が狭くなってしまったとする。すると、この場合、フード部材13の充填部37に設けられた弾性変形部38が可撓することにより、各コネクタ本体17,18間の隙間19の左右方向への狭まりに応じてフード部材13の充填部37の左右方向における幅が狭くなる。その結果、コネクタ本体17,18はフード部材13の収容孔35,36内にそれぞれ収容され、この際に、各コネクタ本体17,18の位置決め用凹部27内にフード部材13の位置決め用凸部41が確実に挿入される。
したがって、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)プリント基板11に実装された各コネクタ本体17,18にフード部材13が装着される場合には、フード側位置決め部としての位置決め用凸部(凸側の位置決め部)41が前後方向(フード部材13の装着方向)に沿って本体側位置決め部としての位置決め用凹部(凹側の位置決め部)27内に挿入される。もし仮にプリント基板11にコネクタ本体17,18が実装される際に該コネクタ本体17,18が変形してしまったとしても、位置決め用凹部27の後側では、位置決め用凸部41の両側面41aと位置決め用凹部27の各対向面27aとの間にはクリアランスCが介在している。そのため、位置決め用凸部41は、前後方向に沿って位置決め用凹部27内に確実に挿入される。しかも、フード部材13がコネクタ本体17,18に装着された場合には、位置決め用凸部41の両側面41aと位置決め用凹部27の各対向面27aとが圧接(接触)するため、位置決め用凸部41と位置決め用凹部27とによるコネクタ本体17,18に対するフード部材13の位置決めを的確に行うことができる。したがって、コネクタ本体17,18にフード部材13を装着する際に該フード部材13の装着不良が発生することを抑制できる。
(2)位置決め用凸部41の両側面41aが位置決め用凹部27の各対向面27aに圧接する。そのため、各コネクタ本体17,18に装着されたフード部材13が予め定められた位置からずれてしまうことを抑制できる。
(3)左右方向(フード部材13の装着方向と交差する方向)に分岐された位置決め用凸部41の下側部位(先端側部位)42は、フード部材13がコネクタ本体17,18に装着された場合に、位置決め用凹部27の各対向面27aに対して弾性的に圧接する。そのため、フード部材13がコネクタ本体17,18に対して円滑に装着され、各コネクタ本体17,18に装着されたフード部材13が予め定められた位置からずれてしまうことを抑制できる。
(4)また、本実施形態では、位置決め用凸部41がフード部材13に一体形成されている。すなわち、フード部材13と別部材の位置決め用凸部を使用した場合とは異なり、位置決め用凸部をフード部材13に取り付ける工程を別途設ける必要が無いため、製造工程の増加を抑制できる。
(5)複数(3つ)の本体部22〜24が連結部位25,26を介して連結されてなる第1コネクタ本体17には、2つの位置決め用凹部(本体側位置決め部)27が形成されている。そのため、第1コネクタ本体17では、フード部材13を装着する際に2箇所で位置決めを行うことになり、フード部材13を的確な位置に装着させることができる。
(6)もし仮にプリント基板11に各コネクタ本体17,18が実装される際に該各コネクタ本体17,18間の隙間19の間隔が多少変化していたとしても、各コネクタ本体17,18に装着されるフード部材13における充填部37の弾性変形部38の弾性変形作用によって、充填部37は隙間19の間隔に応じた幅になる。そのため、各コネクタ本体17,18間の隙間19を充填部37によって確実に充填できる。したがって、防水機能の低下を良好に抑制できる。
(7)本実施形態では、位置決め用凸部41が前後方向に沿う突条をなすように形成されている。そのため、柱状をなすように形成された位置決め用凸部の場合とは異なり、位置決め用凸部41が破損してしまうことを抑制できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図7に従って説明する。なお、第2の実施形態は、本体側位置決め部及びフード側位置決め部の構成が第1の実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1の実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1の実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
本実施形態のコネクタ10は、複数(本実施形態では2つ)のコネクタ本体17,18を有するディップ部12と、フード部材13とを備えている。各コネクタ本体17,18には、図7に示すように、本体側位置決め部としての位置決め用挿入孔(凹側の位置決め部)60が前後方向に沿って形成されている。位置決め用挿入孔60は、その口形状が円形状をなしており、その口径が後側から前側に向けて次第に小さくなるように形成されている。
また、フード部材13において位置決め用挿入孔60に対応する位置には、フード側位置決め部としての位置決め用突起(凸側の位置決め部)61が略円柱形状をなすように突出形成されている。そして、この位置決め用突起61は、その断面の直径が、位置決め用挿入孔60の後側の口径よりも小さく、且つ位置決め用挿入孔60の前側の口径よりも多少大きくなるように形成されている。
そのため、フード部材13が各コネクタ本体17,18に装着された場合には、位置決め用挿入孔60の前側において位置決め用突起61の側面61aが、該側面61aに対向する位置決め用挿入孔60の対向面60aに圧接するようになっている。したがって、位置決め用挿入孔60内に位置決め用突起61が挿入されることにより、各コネクタ本体17,18に装着されたフード部材13が予め定められた位置からずれてしまうことが抑制される。
なお、上記各実施形態は以下のような別の実施形態(別例)に変更してもよい。
・各実施形態において、フード部材13を各コネクタ本体17,18に固定するための固定用金具14,15を設けなくてもよい。ただし、この場合、フード部材13には、各コネクタ本体17,18の各固定用突起21,21aと係合する係合部位を設けることが望ましい。
・各実施形態において、弾性変形部38は、フード部材13における弾性変形部以外の部位と同一材料にて構成されてもよい。この場合、弾性変形部は、充填部37における弾性変形部以外の部位と比して前後方向における厚みが薄くなるように構成することが望ましい。
・各実施形態において、コネクタ10は、3つ以上のコネクタ本体が左右方向に並設されたものに具体化してもよい。この場合、フード部材13には、コネクタ本体の数に応じた収容孔を設けることが望ましい。また、コネクタ本体を1つだけ備えたコネクタ10に具体化してもよい。
・各実施形態において、コネクタ本体17,18は、4つ以上の本体部から構成されたものであってもよいし、1つの本体部から構成されたものであってもよい。
・第1の実施形態において、位置決め用凸部41は、フード部材13において位置決め用凸部41以外の部位を構成する材料よりも可撓性が高い可撓性材料にて構成してもよい。この場合において、位置決め用凸部41の下側部位42を、いわゆる二股形状にしなくてもよい。すなわち、可撓性材料にて形成された位置決め用凸部41は、フード部材13をコネクタ本体17,18に装着した場合に、その両側面41aが位置決め用凹部27の各対向面27aに圧接するため、該位置決め用凹部27の各対向面27aを確実に付勢できる。
・第2の実施形態において、位置決め用突起61は、図8に示すように、その前端側部位(先端側部位)62が複数(図8では4つ)に分岐された構成であってもよい。また、位置決め用突起61は、フード部材13において位置決め用突起61以外の部位を構成する材料よりも可撓性が高い可撓性材料にて構成してもよい。
・第1の実施形態において、フード部材13に位置決め用凹部27を設け、コネクタ本体17,18に位置決め用凸部41を設けてもよい。ただし、この場合、フード部材13の位置決め用凹部27を、その左右方向における幅が後側から前側に向けて広がるように形成するとよい。また、位置決め用凹部27の左右方向における幅を後側から前側に向けて変化させることなく、位置決め用凸部41の左右方向における幅が後側から前側に向けて広がるようにしてもよい。
・第2の実施形態において、フード部材13に位置決め用挿入孔60を設け、コネクタ本体17,18に位置決め用突起61を設けてもよい。ただし、この場合、フード部材13の位置決め用挿入孔60を、その口径が後側から前側に向けて大きくなるように形成するとよい。また、位置決め用挿入孔60の口径を後側から前側に向けて変化させることなく、位置決め用突起61を、その断面の直径が後側から前側に向けて大きくなるように形成してもよい。
・第1の実施形態において、コネクタ本体17,18に設けられた位置決め用凹部27は、その左右方向における幅が後側から前側に向けて変化しない構成であってもよい。この場合、フード部材13に設けられた位置決め用凸部41は、その左右方向における幅が後側から前側に向けて狭くなるように形成されることが望ましい。
・第2の実施形態において、コネクタ本体17,18に設けられた位置決め用挿入孔60は、その口径が後側から前側に向けて変化しない構成であってもよい。この場合、フード部材13に設けられた位置決め用突起61は、その断面の直径が後側から前側に向けて小さくなるように形成されることが望ましい。
・第1の実施形態において、位置決め用凸部41は、前後方向に沿った形状(突条)ではなく、突起であってもよい。
・第2の実施形態において、位置決め用挿入孔60は、断面が任意の形状(例えば、四角形状)をなす挿入孔であってもよい。この場合、位置決め用突起61は、位置決め用挿入孔60の断面形状に対応した形状(例えば、略四角柱形状)をなす突起であることが望ましい。
・第2の実施形態において、本体側位置決め部は、図9に示すように、位置決め用挿入穴65であってもよい。
・第1の実施形態において、フード部材13がコネクタ本体17,18に装着された場合に、位置決め用凸部41は、その両側面41aが位置決め用凹部27の各対向面27aにそれぞれ当接するように構成してもよい。
・第2の実施形態において、位置決め用挿入孔60の前側の口径と位置決め用突起61の断面の直径とが略同一であってもよい。
第1の実施形態におけるコネクタの斜視図。 第1の実施形態におけるコネクタの分解斜視図。 フード部材が各コネクタ本体に装着される前の状態の平面図。 第1の実施形態におけるコネクタの断面図。 位置決め用凸部周辺の一部拡大図。 (a)は位置決め用凸部が位置決め用凹部内に挿入された直後の概念図、(b)はフード部が各コネクタ本体に装着された場合における位置決め用凸部と位置決め用凹部との関係を示す概念図。 第2の実施形態におけるコネクタの一部を拡大した概略断面図。 別例の位置決め用突起を示す斜視図。 別例のコネクタの一部を拡大した概略断面図。
符号の説明
10…コネクタ、11…プリント基板、13…フード部材、17…第1コネクタ本体、18…第2コネクタ本体、19…隙間、22〜24,28,29…本体部、25,26,30…連結部位、27…位置決め用凹部(本体側位置決め部、凹側の位置決め部)、27a,60a…対向面、31…コンタクト、37…充填部、38…弾性変形部、41…位置決め用凸部(フード側位置決め部、凸側の位置決め部)、41a,61a…側面、42…下側部位(先端側部位)、60…位置決め用挿入孔(本体側位置決め部、凹側の位置決め部)、61…位置決め用突起(フード側位置決め部、凸側の位置決め部)、62…前端側部位(先端側部位)、65…位置決め用挿入穴(本体側位置決め部、凹側の位置決め部)、C…クリアランス。

Claims (6)

  1. プリント基板に設置される絶縁性のコネクタ本体と、該コネクタ本体に一体的に組付けされた導電性のコンタクトと、前記コネクタ本体に装着されるフード部材とを備え、
    前記コネクタ本体には、前記フード部材の装着時に位置決めをするための本体側位置決め部が設けられると共に、前記フード部材には、前記本体側位置決め部と凹凸嵌合関係を有するフード側位置決め部が設けられており、
    前記本体側位置決め部及びフード側位置決め部のうち、一方の位置決め部は、前記フード部材の装着方向に沿って側面が延びる凸側の位置決め部であり、他方の位置決め部は、前記凸側の位置決め部が前記フード部材の装着方向に沿って挿入される凹側の位置決め部であり、
    前記両位置決め部は、前記凸側の位置決め部が前記凹側の位置決め部内に挿入されるに従って前記凸側の位置決め部の側面と該側面に対向する前記凹側の位置決め部の対向面との間のクリアランスが次第に狭くなり、前記フード部材が前記コネクタ本体に装着された場合には前記凸側の位置決め部の側面と前記凹側の位置決め部の対向面とが接触するようにそれぞれ形成されたコネクタ。
  2. 前記凸側の位置決め部は、前記フード部材が前記コネクタ本体に装着された場合に、その側面が前記凹側の位置決め部の対向面に圧接するように構成されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記凸側の位置決め部は、その先端側部位が前記装着方向と交差する方向に分岐するように形成されている請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記凸側の位置決め部は、該位置決め部が前記コネクタ本体に形成された場合には該コネクタ本体における前記凸側の位置決め部以外の部位に比して可撓性が高い可撓性材料にて形成される一方、該位置決め部が前記フード部材に形成された場合には該フード部材における前記凸側の位置決め部以外の部位に比して可撓性が高い可撓性材料にて形成されている請求項2又は請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記コネクタ本体は、前記装着方向と交差する方向に連結部位を介して連結される複数の本体部から構成されており、前記本体側位置決め部は、前記連結部位に設けられている請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のコネクタ。
  6. 前記コネクタ本体は、前記装着方向と交差する方向に隙間を介在させて複数並設され、前記フード部材には、前記各コネクタ本体間の隙間を充填するための充填部が設けられており、該充填部には、前記各コネクタ本体の並設方向に弾性変形自在な弾性変形部が形成されている請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載のコネクタ。
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