JP2007179334A - 情報処理装置、および、情報処理方法、プログラム、並びに、記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、および、情報処理方法、プログラム、並びに、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】他の装置と相互に登録を行う。
【解決手段】登録時に授受される情報には、例えば、機器固有のID、プロファイル設定されたUser ID、ユーザが登録用に入力した、例えば、自分自身のホームページのURLや自己紹介文などのテキストデータ、後述する待ち受け画面(Standby Screen)において表示される顔アイコン(実際のユーザの顔写真データでなくてもよいことはいうまでも無い)に利用される画像データ、そのユーザとの通信処理中に表示部21のバックグラウンド(いわゆる壁紙)の表示色としてユーザが設定したユーザカラー情報、コミュニケーションアプリケーション(例えば、チャットやIP電話などのツール)において利用されるID、および、インスタントメッセンジャーのIDなどが含まれていると好適である。本発明は、情報通信端末に適用できる。
【選択図】図26

Description

本発明は、情報処理装置、および、情報処理方法、プログラム、並びに、記録媒体に関し、特に、複数の装置間で情報を通信することが可能な場合に用いて好適な、情報処理装置、および、情報処理方法、プログラム、並びに、記録媒体に関する。
従来、例えば、所定のサーバが提供するサービスにおいて、特定のユーザにのみ所定の情報が提供されるような場合、ユーザ登録を行うことにより、情報の提供が許可されるか否かを区別することができるようになされていた。これに対して、すべてのユーザに対して情報を公開する場合には、登録処理は特に行われなかった。
従来行われていたユーザ登録においては、すべてのユーザに対して情報を公開するようになされている場合に、あえて、公開されている情報を認識しないようにすることはできなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、すべてのユーザに対してブロードキャストされる情報が存在するような場合においても、所定の装置から公開されている情報を、ユーザが認識しないようにすることができるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理装置は、アクセスポイントを介さずに装置同士が直接無線通信を行う通信モードにおいて、通信範囲内に存在する他の装置から送出された、前記他の装置または前記他の装置を保有するユーザに関する情報である第1の情報を取得する第1の情報取得手段と、前記第1の情報取得手段により取得された情報を基に、通信可能な前記他の装置に関する情報の表示を制御する表示制御手段と、前記他の装置を保有するユーザのうちの所定のユーザに関する情報の登録を制御する登録制御手段とを備え、前記第1の情報取得手段により、前記登録制御手段により登録が制御されていない前記ユーザが保有している前記他の装置から送信される前記第1の情報が取得された場合、前記表示制御手段は、前記登録制御手段により登録が制御されていない前記ユーザが保有している前記他の装置に関する情報を表示し、前記第1の情報取得手段により、前記登録制御手段により登録が制御されている前記ユーザが保有している前記他の装置から送信される前記第1の情報が取得された場合、前記表示制御手段は、前記登録制御手段により登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置に関する情報を表示しない。
前記他の装置を保有するユーザのユーザ登録要求を取得する第2の情報取得手段と、前記第2の情報取得手段により、前記登録制御手段により登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置から送信されるユーザ登録要求が取得された場合、前記登録制御手段により登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置に対して、登録の要求を拒否することを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を示す第2の情報の、前記登録制御手段により登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置への送信を制御する送信制御手段とを更に備えさせることができる。
前記登録制御手段には、操作入力に基づいて、登録が制御された前記ユーザの登録の解除を更に制御させるようにすることができる。
本発明の一側面の情報処理方法またはプログラムは、アクセスポイントを介さずに装置同士が直接無線通信を行う通信モードにおいて、通信範囲内に存在する前記他の装置から送出された、前記他の装置または前記他の装置を保有するユーザに関する情報を取得し、前記他の装置を保有するユーザのうちの所定のユーザに関する情報の登録を制御し、登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置から送信された前記情報が取得された場合、登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置に関する情報を表示せず、登録が制御されていない前記ユーザが保有している前記他の装置から送信された前記情報が取得された場合、登録が制御されていない前記ユーザが保有している通信可能な前記他の装置に関する情報の表示を制御するステップを含む。
本発明の一側面においては、アクセスポイントを介さずに装置同士が直接無線通信を行う通信モードにおいて、通信範囲内に存在する前記他の装置から送出された、前記他の装置または前記他の装置を保有するユーザに関する情報が取得され、前記他の装置を保有するユーザのうちの所定のユーザに関する情報の登録が制御され、登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置から送信された前記情報が取得された場合、登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置に関する情報が表示されず、登録が制御されていない前記ユーザが保有している前記他の装置から送信された前記情報が取得された場合、登録が制御されていない前記ユーザが保有している通信可能な前記他の装置に関する情報が表示される。
ネットワークとは、少なくとも2つの装置が接続され、ある装置から、他の装置に対して、情報の伝達をできるようにした仕組みをいう。ネットワークを介して通信する装置は、独立した装置どうしであっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックどうしであっても良い。
また、通信とは、無線通信および有線通信は勿論、無線通信と有線通信とが混在した通信、即ち、ある区間では無線通信が行われ、他の区間では有線通信が行われるようなものであっても良い。さらに、ある装置から他の装置への通信が有線通信で行われ、他の装置からある装置への通信が無線通信で行われるようなものであっても良い。
以上のように、本発明の一側面によれば、通信可能な他の装置に関する情報を表示することができ、特に、所定のユーザに関する情報を登録しておくことにより、登録されたユーザが保有する装置に関する情報を表示させないようにすることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書または図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理装置は、アクセスポイントを介さずに装置同士が直接無線通信を行う通信モード(例えば、アドホックモード)において、通信範囲内に存在する他の装置から送出された、前記他の装置または前記他の装置を保有するユーザに関する情報である第1の情報(例えば、図17のブロードキャスト情報)を取得する第1の情報取得手段(例えば、図14のブロードキャスト情報受信制御部302)と、前記第1の情報取得手段により取得された情報を基に、通信可能な前記他の装置に関する情報の表示を制御する表示制御手段(例えば、ステップS4の処理を実行する、アプリケーションプロセッサ131において実行されているアプリケーション)と、前記他の装置を保有するユーザのうちの所定のユーザに関する情報の登録を制御する登録制御手段(例えば、図14のBlocked List登録制御部307)とを備え、前記第1の情報取得手段により、前記登録制御手段により登録が制御されていない前記ユーザが保有している前記他の装置から送信される前記第1の情報が取得された場合、前記表示制御手段は、前記登録制御手段により登録が制御されていない前記ユーザが保有している前記他の装置に関する情報を表示し、前記第1の情報取得手段により、前記登録制御手段により登録が制御されている前記ユーザが保有している前記他の装置から送信される前記第1の情報が取得された場合、前記表示制御手段は、前記登録制御手段により登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置に関する情報を表示しない。
前記他の装置を保有するユーザのユーザ登録要求を取得する第2の情報取得手段(例えば、図14の登録要求取得部303)と、前記第2の情報取得手段により、前記登録制御手段により登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置から送信されるユーザ登録要求が取得された場合、前記登録制御手段により登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置に対して、登録の要求を拒否することを判定する判定手段(例えば、図14の登録要求許可・拒否判定部306)と、前記判定手段による判定結果を示す第2の情報の、前記登録制御手段により登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置への送信を制御する送信制御手段(例えば、14の登録要求許可・拒否通知送信制御部308)とを更に備えることができる。
本発明の一側面の情報処理方法またはプログラムは、アクセスポイントを介さずに装置同士が直接無線通信を行う通信モード(例えば、アドホックモード)において、通信範囲内に存在する前記他の装置から送出された、前記他の装置または前記他の装置を保有するユーザに関する情報(例えば、図17のブロードキャスト情報)を取得し(例えば、図41のステップS1の処理)、前記他の装置を保有するユーザのうちの所定のユーザに関する情報の登録を制御し(例えば、図42のステップS21の処理)、登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置から送信された前記情報が取得された場合、登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置に関する情報を表示せず、登録が制御されていない前記ユーザが保有している前記他の装置から送信された前記情報が取得された場合、登録が制御されていない前記ユーザが保有している通信可能な前記他の装置に関する情報の表示を制御する(例えば、図41のステップS4の処理)ステップを含む。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1を参照して、本発明を適用した情報通信端末1-1乃至情報通信端末1-3を含む情報通信システムについて説明する。なお、図1において、情報通信端末1-1乃至情報通信端末1-3は、同一の機能を有する装置である。
情報通信端末1-1乃至情報通信端末1-3は、例えば、各種プログラムを実行して、無線および有線を介した情報通信機能、各種情報を記録する機能、音声や映像を再生する機能、記録された各種情報、再生された映像、ユーザの操作入力の補助となる情報(いわゆるGUI(Graphic User Interface))などを表示する機能、各種入力デバイスを備えてユーザの操作入力を受ける機能などを有している。以下の説明においては、情報通信端末1-1乃至情報通信端末1-3を個々に区別する必要がない場合、単に、情報通信端末1と称する。
具体的には、情報通信端末1は、例えば、802.11bの規格に対応したWLAN(Wireless Local Area Network;無線LAN)機能を有して他の装置と接続し、情報を授受することができる。情報通信端末1は、WLANにおいて、アクセスポイントを介して通信を行うインフラストラクチャモードと、アクセスポイントを介さずに機器同士が直接通信を行うアドホックモードのいずれかを選択的に用いることができる。また、情報通信端末1は、例えば、USB(Universal Serial Bus)2.0の規格に対応して有線で他の機器と接続し、情報を授受することができる。なお、情報通信端末1のUSB接続は、MSC(MassStorageClass)とMTP(Media Transfer Protocol)に対応し、選択的に用いることができる。
すなわち、情報通信端末1は、所定のサービスに加入している機器、または、所定のアプリケーションプログラムがインストールされ、所定の設定が施されている機器であれば、情報通信端末1同士でなくとも、有線、または、無線を介して、また、所定のアクセスポイントを介して、または、アクセスポイントを介さずに、情報を授受することが可能である。
情報通信端末1は、例えば、一般的な揮発性メモリ以外に、Flash Memory(例えば、1GB程度の記憶容量を有する)を備えている。また、情報通信端末には、必要に応じて、例えばハードディスクなどの、さらに大容量の記憶部を備えるようにしてもよい。また、情報通信端末1は、表示デバイスとしてLCD(Liquid Crystal display)を備え、入力デバイスとしてキーボードを備えているが、必要に応じて、マウスやジョイスティックなどの他の入力デバイスを接続するようにしてもよいし、LCDとともにタッチパネルを備えるようにしてもよい。
また、情報通信端末1は、例えば、ATRAC(Advanced TRansform Acoustic Coding)3、MP3(MPEG Audio Layer-3)、WMA(Windows(登録商標) Media Audio)などのオーディオコーディック方式に対応して、供給された音声データを記録または再生することができる。そして、情報通信端末1は、いわゆる、Photo Viewer機能を備えており、画像データを記憶するとともに、その画像データを再生表示することができる。さらに、情報通信端末1は、例えば、OpenMG、WMT10(Janus)などの各種のDRM(Digital Rights Management;デジタル著作権管理)に対応し、著作者の許諾を得ない違法なデータの配布・交換などを防止することができる。
また、情報通信端末1は、例えば、IP電話、インスタントメッセンジャー、電子メール、ウェブブラウザ、テキストエディタなどの、各種のアプリケーションプログラムをインストールして実行することができる。
また、情報通信端末1は、ユーザが片手で把持可能な大きさで構成され、ユーザにより携帯が可能なようになされると好適である。
情報通信端末1は、無線通信により、直接、インターネットなどのネットワーク11と接続可能であり、ネットワーク11を介して、各種サーバ12、パーソナルコンピュータ13、または、他の情報通信端末1(図中、情報通信端末1-1と情報通信端末1-2で示される)と情報を授受することができる。
さらに、情報通信端末1は、他の情報通信端末1(図中、情報通信端末1-1と情報通信端末1-2で示される)と、無線通信で、直接、情報を授受することも可能である。
また、情報通信端末1は、パーソナルコンピュータ13とも接続可能であり(図中の情報通信端末1-3)、パーソナルコンピュータ13と情報を授受することができるとともに、パーソナルコンピュータ13が接続されているネットワーク11(例えば、インターネット)を介して、各種サーバや他の情報通信端末と情報を授受することができる。
また、情報通信システムのネットワーク11には、さらに多くの情報通信端末1、サーバ12、または、パーソナルコンピュータ13を接続することができるのは言うまでもない。
次に、図2乃至図8を参照して、情報通信端末1の外形について説明する。図2は、情報通信端末1の正面外形図である。
情報通信端末1は、その正面に、表示部21、WLANモード切替ボタン22、HOMEボタン23、BACKボタン24、オプションボタン25、4方向キー26、決定ボタン27、スピーカ28、および、マイク29を備え、表示部21に向かって左側側面に、WLAN ON/OFFスイッチ30、WLAN状態通知発光部31、電源状態通知発光部32、および、電源スイッチ33を備え、図中、表示部21に向かって右側側面に通信状態通知発光部34を備え、表示部21に向かって下側側面に、ミュージックキー35を備えている。
表示部21は、例えば、LCDなどの平面ディスプレイにより構成され、各種情報を表示可能なようになされている。表示部21に表示される情報のうち、情報通信端末1の状態を示す情報の表示については、図8および図9を用いて説明する。また、情報通信端末1の各種処理時において表示部21に表示される情報についても、適宜、後述する。
WLANモード切替ボタン22は、無線LANのONとOFFを切り替える操作入力を行うためのボタンである。
HOMEボタン23は、表示部21に現在表示されている情報の種類にかかわらず、表示部21に図15を用いて後述するHOMEメニューを表示させるため操作入力を行うためのボタンである。
BACKボタン24は、表示画面を1つ前の画面に戻すための操作入力を行うためのボタンである。
オプションボタン25は、オプションの各種設定のための表示画面を表示させるための操作入力を行うためのボタンである。
4方向キー26は、表示部21に表示された情報において、例えば、カーソルを移動させたり、メニュー、または、ボタンやアイコンなどの選択を変更させるなどの操作入力を行うためのキーである。
決定ボタン27は、選択状態のメニュー、または、ボタンやアイコンなどの選択を決定するための操作入力を行うためのボタンである。
スピーカ28は、例えば、IP電話が用いられた場合などにおいて、通話の音声を出力したり、情報通信端末1に記録された音声データのうち、所定のアプリケーションにより再生される音声を出力するスピーカである。
マイク29は、例えば、IP電話が用いられた場合などにおいて、通話の音声を入力したり、所定のアプリケーションにより取得される音声を集音する。
WLAN ON/OFFスイッチ30は、情報通信端末1の無線通信機能の有効と無効を切り替える場合にユーザにより操作されるスイッチである。
WLAN状態通知発光部31は、例えば、1つまたは複数のLED(light emitting diode)などの発光素子および導光管で構成される、情報通信端末1の無線通信機能の有効と無効をユーザに通知するための発光部であり、例えば、無線通信機能が有効である場合に点灯、無効である場合に消灯される。点滅点灯時、通信状態通知発光部34は、導光管を介してLEDを発光させる。
電源状態通知発光部32は、例えば、1つまたは複数のLED(light emitting diode)などの発光素子で構成される、情報通信端末1の電源が入っているか否かや、充電中であるか、充電が終了されたかなどをユーザに通知するための発光部であり、例えば、電源ON時に点灯、電源OFF時に消灯され、充電時には、電源ON時とは異なる色で点灯されるようになされている。
電源スイッチ33は、情報通信端末1の電源を入り切りするためのスイッチである。
通信状態通知発光部34は、例えば、1つまたは複数のLED(light emitting diode)などの発光素子で構成される、情報通信端末1の通信状態をユーザに通知するための発光部であり、例えば、WLANインフラストラクチャモード時とWLANアドホックモード時とで、異なる色で点灯したり、IP電話の着信時に、さらに異なる色で点滅点灯するなど、無線通信の状態に応じた色で、点灯、点滅、消灯を行うことができる。
ここで、WLANインフラストラクチャモードとは、無線LANアクセスポイントを介して通信を行う方式のことであり、WLANアドホックモードとは、無線LANアクセスポイントを介せずに、直接装置同士でデータを授受する方式のことである。
ミュージックキー35は、情報通信端末1において音声データを再生する場合の、再生開始、再生終了、早送り、巻き戻し、一旦停止、および、正逆方向AMS(Auto Music Scan;頭出し)などの操作入力を行うためのキーである。
次に、図3は、情報通信端末1の、裏側(表示部21の設けられていない側)の外形図である。
情報通信端末1の裏側には、バッテリーカバー41が設けられ、通信状態通知発光部34が設けられている側に、リンガースピーカ42、HOLDスイッチ43、および、ボリュームボタン44が設けられている。
バッテリーカバー41は、情報通信端末1の各部に電源を供給するバッテリを装着する装着部分とバッテリのカバーである。
リンガースピーカ42は、主に、情報通信端末1に蓄積されている音声データのうちの楽曲データや、他の情報通信端末1などからストリーミングされた楽曲データなどを再生出力したり、IP電話が用いられた場合の呼び出し音などを再生出力するスピーカである。
HOLDスイッチ43は、例えば、ポケットやバッグの中にしまわれた情報通信端末1において、いずれかのボタンやスイッチが、ユーザの意に反して操作されてしまうようなことが無いように、すべてのボタンやスイッチ等の入力を無効にする場合に操作されるスイッチである。
ボリュームボタン44は、リンガースピーカ42から出力される音声のボリュームを調節する場合にユーザから操作されるものである。
次に、図4は、情報通信端末1の、上側側面(WLAN ON/OFFスイッチ30が設けられている側)の外形図である。
情報通信端末1の上側側面には、USBコネクタ51およびコネクタジャック52が設けられている。
USBコネクタ51には、USBケーブルが接続され、他の装置と情報を授受することができる。USBコネクタ51としては、少なくともダウンストリーム側のコネクタ(パーソナルコンピュータ13と接続するための、いわゆるシリーズBやシリーズ・ミニB)が設けられている必要があり、さらに、周辺機器を接続するためのアップストリーム用のコネクタ(いわゆるシリーズA)が設けられているものとしてもよい。また、情報通信端末1は、USB接続により、電源の供給を受けることも可能である。
コネクタジャック52は、例えば、10pinの平型メスコネクタなどで構成され、ヘッドホンやマイクなどの音声入出力デバイスを接続することができる。
DCジャック53は、DC電源の供給を受けるものである。一般的には、DCジャック53には、AC/DCアダプタが装着され、家庭用電源(100V交流)がAC/DCアダプタにより所定電圧の直流に変換されて供給されるようになされている。
次に、図5は、情報通信端末1の表示部21が設けられている側から向かって右側面(通信状態通知発光部34が設けられている側)の外形図である。
通信状態通知発光部34、HOLDスイッチ43、および、DCジャック53は、情報通信端末1の右側面において、図5に示されるように配置されている。
次に、図6は、情報通信端末1の表示部21が設けられている側から向かって左側面(WLAN ON/OFFスイッチ30および電源スイッチ33が設けられている側)の外形図である。
WLAN ON/OFFスイッチ30、WLAN状態通知発光部31、電源状態通知発光部32、および、電源スイッチ33は、情報通信端末1の左側面において、図6に示されるように配置されている。
そして、図7は、情報通信端末1の、下側側面(電源スイッチ33やミュージックキー35が設けられている側)の外形図である。
電源状態通知発光部32、電源スイッチ33、通信状態通知発光部34、ミュージックキー35、HOLDスイッチ43、および、ボリュームボタン33は、情報通信端末1の下側側面において、図7に示されるように配置されている。
そして、情報通信端末1は、表示部21、WLANモード切替ボタン22、HOMEボタン23、BACKボタン24、オプションボタン25、4方向キー26、決定ボタン27、スピーカ28、および、マイク29が設けられている正面の筐体61の部分を上側(表示部21の表示面に向かって上側)にスライドさせることができるように構成されており、筐体61の部分がスライドされることにより、キーボード71が現れるようになされている。図8は、筐体61がスライドされた場合の外観図である。
次に、電源およびWLANに関する操作入力と、図2乃至図7を用いて説明したそれぞれの発光部の状態について説明する。
まず、情報通信端末1の電源がOFFである状態においては、電源状態通知発光部32を含むいずれの発光部も点灯しない。そして、電源OFFの状態において、電源スイッチ33が操作され、電源ONの状態となった場合、電源状態通知発光部32は、電源ONであることを示す所定の色で点灯し、ユーザからの、通常操作をうけることができる状態となる。
情報通信端末1の電源がONである状態、すなわち、電源状態通知発光部32が、電源が入っていることを示す色で点灯している状態において、WLANがOFFの状態、すなわち、WLAN状態通知発光部31が消灯している状態から、WLANをONする場合、ユーザは、WLAN ON/OFFスイッチ30を操作する。例えば、WLAN ON/OFFスイッチ30がスライド式のスイッチであり、所定方向にスライドさせることにより、ON/OFFの切り替えが行われる場合、ユーザは、WLAN ON/OFFスイッチ30をスライドさせる。その操作によって、情報通信端末1は、無線通信可能状態となり、WLAN状態通知発光部31が点灯する。
WLAN ON/OFFスイッチ30が操作されて、無線通信が開始された場合、情報通信端末1は、WLANインフラストラクチャモードとWLANアドホックモードとのいずれかの通信モードになる。いずれの通信モードが選択されるかは、設定によって決められていてもよいし、情報通信端末1が最後に無線通信を行ったときの通信モードとなるようにしてもよい。
通信状態通知発光部34は、情報通信端末1の現在の通信モードが、WLANインフラストラクチャモードとWLANアドホックモードとのいずれであるかに基づいて、所定の色で点灯する。また、通信状態通知発光部34は、接続状態に関係なくWLAN状態通知発光部31が点灯した後に点灯するようにしてもよいし、接続が確定した際に点灯するようにしてもよい。また、情報通信端末1が受信する電波の強度に伴って、通信状態通知発光部34の光度が変化するようにしても良い。
情報通信端末1の電源がONである状態、すなわち、電源状態通知発光部32が、電源が入っていることを示す色で点灯している状態で、かつ、通信モードがWLANインフラストラクチャモード状態、すなわち、WLAN状態通知発光部31が点灯しているとともに、通信状態通知発光部34がWLANインフラストラクチャモードであることを示す所定の色で点灯されている状態において、通信モードを、WLANインフラストラクチャモードからWLANアドホックモードに切り替える場合、ユーザは、WLANモード切替ボタン22を操作する。例えば、WLANモード切替ボタン22が押下されることにより、情報通信端末1の通信モードが、WLANインフラストラクチャモードとWLANアドホックモードとで切り替わるようになされている場合、ユーザは、WLANモード切替ボタン22を押下する。その操作によって、通信モードはWLANアドホックモードに切り替えられ、通信状態通知発光部34の点灯色は、WLANインフラストラクチャモードであることを示す所定の色からWLANアドホックモードであることを示す所定の色に変更される。
また、情報通信端末1の通信モードがWLANアドホックモード状態、すなわち、WLAN状態通知発光部31が点灯しているとともに、通信状態通知発光部34がWLANアドホックモードであることを示す所定の色で点灯されている状態において、通信モードがWLANアドホックモードからWLANインフラストラクチャモードに切り替えられる場合にも、ユーザは、WLANモード切替ボタン22を操作する。その操作によって、情報通信端末1の通信モードはWLANインフラストラクチャモードに切り替えられ、通信状態通知発光部34の点灯色は、WLANアドホックモードであることを示す所定の色からWLANインフラストラクチャモードであることを示す所定の色に変更される。
そして、情報通信端末1の電源がONである状態、すなわち、電源状態通知発光部32が、電源が入っていることを示す色で点灯している状態からWLANをOFFする場合、ユーザは、WLAN ON/OFFスイッチ30操作する。例えば、WLAN ON/OFFスイッチ30がスライド式のスイッチであり、所定方向にスライドさせることにより、ON/OFFの切り替えが行われる場合、ユーザは、WLAN ON/OFFスイッチ30をスライドさせる。その操作によって、情報通信端末1のWLANによる通信は終了され、WLAN状態通知発光部31が消灯する。
そして、通信状態通知発光部34が、接続状態に関係なくWLAN状態通知発光部31が点灯した後に点灯するようになされている場合、通信状態通知発光部34は、WLAN状態通知発光部31が消灯するとともに、消灯する。また、通信状態通知発光部34が、接続が確定した際に点灯するようになされている場合、通信状態通知発光部34は、WLANがONであっても無線接続が切れた場合に消灯するようになされ、接続状態でWLANがOFFされたときには、WLAN状態通知発光部31が消灯するとともに、消灯する。
また、電源OFF状態には、2つの状態があり、その1つ目は、ユーザにより電源OFF操作が行われた後操作入力が行われない状態が3日以内である電源OFF状態1(User OFF状態)である。情報通信端末1は、電源OFF状態1において電源ON操作を受けた場合、直ちに起動することができるようになされている(直ちに起動することができるように、後述するプロセッサなどには電源を供給しておく)。
2つ目の状態は、ユーザにより電源OFF操作が行われた後操作入力が行われない状態が3日以上続いた状態であるか、または、バッテリを抜いている状態である、電源OFF状態2(Deep OFF状態)である。情報通信端末1は、電源OFF状態2において電源ON操作を受けた場合、起動するまでに、例えば、30秒などの所定の時間が必要となる(後述するプロセッサなどに電源を供給しない)。
また、情報通信端末1は、USBコネクタ51を介してUSB接続が行われることにより、または、DCジャック53からDC電源が供給される(一般的には、家庭用AC電源などから、AC/DCコンバータを介して、DC電源の供給を受ける)ことにより、充電することができる。充電中において、電源状態通知発光部32は、充電中であることを示す所定の色で点灯するようになされている。
次に、表示部21において基本的に常時表示されている常時表示パネルについて説明する。
常時表示パネル101は、例えば、図9に示されるように、表示部21の下部1辺に沿った所定の領域に設けられており、基本的には、常に表示され、例えば、図10に示されるような、情報通信端末1の状態を示す各種の情報を表示するようになされている。
常時表示パネル101には、例えば、電池残量表示エリア111、WLAN電波強度表示エリア112、WLAN状態表示エリア113、通信利用アプリケーション状態表示エリア114、キーボード入力モード表示エリア115、および、時計表示エリア116が設けられている。
電池残量表示エリア111には、電池の残量を示す情報が表示される。具体的には、電池残量表示エリア111には、例えば、0%、25%、50%、75%、100%の粒度で電池の残量が表示され、充電中は充電中を示すアニメーションが表示される。
WLAN電波強度表示エリア112には、WLANの強度を示す情報が表示される。具体的には、WLAN電波強度表示エリア112には、例えば、0、1、2、3の4段階でWLANの強度が表示される。
WLAN状態表示エリア113には、WLANのモードと接続状態を示す情報が表示される。具体的には、WLAN状態表示エリア113には、例えば、WLANモードが、OFF、インフラストラクチャモード、アドホックモードのいずれであるかを示す情報や、接続状態が、接続中またはOFFLINEのいずれであるかを示す情報などが表示される。
通信利用アプリケーション状態表示エリア114には、WLANのインフラストラクチャモードおよびアドホックモードのいずれかを用いて通信が実行されるアプリケーションの実行状態に関する情報が表示される。具体的には、例えば、インフラストラクチャモードにおいてIP電話アプリケーションが実行されている場合、通信利用アプリケーション状態表示エリア114には、IP電話アプリケーションの実行状態が表示され、インフラストラクチャモードにおいてインスタントメッセンジャーアプリケーションが実行されている場合、通信利用アプリケーション状態表示エリア114には、インスタントメッセンジャーアプリケーションの実行状態が表示され、アドホックモードにおいて、アドホック接続を利用するアプリケーションが実行されている場合、通信利用アプリケーション状態表示エリア114には、例えば、一対一通信中か否かを示す情報など、アドホックモードの接続情報が表示される。
キーボード入力モード表示エリア115には、キーボード上の特殊キー(例えば、ALT、NUM、SHIFT、Fnなど)の入力モードが示される。また、キーのHOLD時には、キーボード入力モード表示エリア115に、HOLDマークが表示される。
そして、時計表示エリア116には、現在時刻情報が表示される。
なお、常時表示パネル101には、上述した以外の情報通信端末1の状態を示す各種の情報を表示するようにしてもよいことは言うまでもない。
次に、図11は、情報通信端末1の内部構成例を示すブロック図である。
情報通信端末1は、主にアプリケーションプログラムの実行などを司るアプリケーションプロセッサ131と、音声データの管理、オーディオコーディック、および、著作権管理などの機能を司るオーディオプロセッサ132とを備えている。アプリケーションプロセッサ131とオーディオプロセッサ132とは、例えば、1つ、または複数のシリアルインタフェース、または、パラレルインタフェースにより接続され、制御信号やデータの授受が行われるようになされている。
アプリケーションプロセッサ131は、クロック発生部141により発生されるクロックに基づいて、各種処理を実行するものである。アプリケーションプロセッサ131により実行される機能の詳細については、図12を参照して後述する。
アプリケーションプロセッサ131には、表示モジュール142、バックライトドライバ143、発光モジュール144、オーディオ変換モジュール145、フラッシュメモリ146、メモリ147、無線通信モジュール148、キーボードモジュール149、および、入力モジュール150が接続されている。入力モジュール150は、オーディオプロセッサ132にも接続されている。
表示モジュール142は、表示部21を含んで構成され、表示部21がLCDで構成されている場合は、LCDドライバ、LCDのバックライト、必要に応じて、導光管など、表示部21による情報の表示に必要となるもので構成されており、アプリケーションプロセッサ131の制御に基づいて、各種情報を表示する。
バックライトドライバ143は、表示部21のバックライトのドライバである。
発光モジュール144は、WLAN状態通知発光部31、電源状態通知発光部32、および、通信状態通知発光部34と、これらの発光部に含まれる発光素子のドライバにより構成されており、アプリケーションプロセッサ131の制御に基づいて、WLAN状態通知発光部31、電源状態通知発光部32、および、通信状態通知発光部34のそれぞれを、所定の色で点灯、点滅、または、消灯させる。
オーディオ変換モジュール145は、例えば、PLL回路、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、DSPコアなどを内蔵しており、DSPコアにおいては、ハイパス・フィルタやノッチ・フィルタなどのフィルタリング処理やイコライザなどの処理を行うことができ、アプリケーションプロセッサ131の制御に基づいて、マイク29、または、コネクタジャック52に接続されたマイクにより集音された音声をA/D変換して、フィルタリングなどの所定の処理を施した後、アプリケーションプロセッサ131に供給したり、アプリケーションプロセッサ131から供給されたオーディオデータをD/A変換し、スピーカ28に音声データを出力して再生させるか、または、オーディオ信号処理モジュール152を介して、コネクタジャック52に接続されたヘッドホンなどに音声データを出力して再生させる。
フラッシュメモリ146は、例えば、64MB程度の記憶容量を有しており、アプリケーションプロセッサ131において実行されるプログラムや、プログラムの実行に必要な情報や各種変数が設定されたレジスタなど、電源供給停止後も消去されない情報を記憶する。
メモリ147は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)などで構成され、例えば、64MB程度の記憶容量を有しており、アプリケーションプロセッサ131において実行される処理に必要な情報を記憶する。
無線通信モジュール148は、例えば、802.11bの規格に対応したWLANの機能を実現するユニットであり、アプリケーションプロセッサ131の制御に基づいて、無線通信を実行し、他の装置と直接、または、アクセスポイントおよびネットワークを介して、情報を授受する。
キーボードモジュール149は、キーボード71を含んで構成され、ユーザの操作入力を受け、操作内容を示す信号を、アプリケーションプロセッサ131に供給する。
入力モジュール150は、WLANモード切替ボタン22、HOMEボタン23、BACKボタン24、オプションボタン25、4方向キー26、決定ボタン27、WLAN ON/OFFスイッチ30、電源スイッチ33、ミュージックキー35、HOLDスイッチ43、および、ボリュームボタン44に対応し、ユーザの操作入力を受け、操作内容を示す信号を、アプリケーションプロセッサ131またはオーディオプロセッサ132に供給する。
オーディオプロセッサ132は、クロック発生部151−1またはクロック発生部151-2により発生されるクロックに基づいて、各種処理を実行するものである。オーディオプロセッサ132は、主に、オーディオデータを扱うプロセッサであるので、オーディオデータのコーディック処理などに用いられる基本クロックと、他の信号処理に用いられる基本クロックとの2つのクロック入力を受けるようにすると好適である。オーディオプロセッサ132により実行される機能の詳細については、図13を参照して後述する。
オーディオプロセッサ132には、上述した入力モジュール150に加えて、オーディオ信号処理モジュール152、USBコネクタ51、リアルタイムクロック(RTC)153、大容量フラッシュメモリ154、メモリバス155が接続されており、メモリバス155には、フラッシュメモリ156およびメモリ157が接続されている。また、オーディオプロセッサ132は、コネクタジャック52の挿抜検出信号も供給される。
オーディオ信号処理モジュール152は、例えば、D/Aコンバータ、デジタルフィルタ、音声出力(ヘッドホンまたはスピーカ)アンプなどを内蔵しており、オーディオプロセッサ132、または、オーディオ変換モジュール145から供給された音声データをD/A変換し、必要に応じてフィルタリングを施して増幅し、リンガースピーカ42またはコネクタジャック52に供給して、再生出力する。また、オーディオ信号処理モジュール152は、オーディオプロセッサ132から、オーディオ出力のみならず、いわゆるビープ音やIP電話などの呼び出し音の出力の指令を受け、リンガースピーカ42またはコネクタジャック52からビープ音または呼び出し音を出力する。
リアルタイムクロック(RTC)153は、現在時刻をカウントするクロックであり、現在時刻を、オーディオ信号処理モジュール152に供給する。
大容量フラッシュメモリ154は、例えば、1GB乃至数GBなど、大きな記憶容量を有するフラッシュメモリであり、オーディオプロセッサ132から供給された情報を記憶する。なお、大容量フラッシュメモリ154には、オーディオプロセッサ132を介して供給された、アプリケーションプロセッサ131の処理により生成または取得された情報も記憶される。
大容量フラッシュメモリ154には、例えば、オーディオプロセッサ132の処理により再生可能な楽曲データなどのコンテンツデータ、各種アプリケーションプログラムによって生成されたデータ、例えば、インスタントメッセンジャー、IP電話、チャット、電子メールなどのツールを用いて他のユーザと情報を授受する場合に用いられる、他のユーザの登録情報などが記憶されている。更に、大容量フラッシュメモリ154には、他のユーザが有する装置に対して送付される、自分自身(装置およびユーザ)に関する登録情報も記憶され、ユーザにより、適宜、設定変更可能なようになされている。
フラッシュメモリ156は、例えば、64MB程度の記憶容量を有しており、オーディオプロセッサ132において実行されるプログラムや、プログラムの実行に必要な情報や各種変数が設定されたレジスタなど、電源供給停止後も消去されない情報を記憶する。
メモリ157は、例えば、SDRAMなどで構成され、64MB程度の記憶容量を有しており、オーディオプロセッサ132において実行される処理に必要な情報を記憶する。
また、USBコネクタ51には、例えば、USBケーブルを介して、例えば、図1を用いて説明したように、パーソナルコンピュータ13などの他の装置が接続される。また、USBコネクタ51には、必要に応じて、ドライブ171が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または、半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア172が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じてフラッシュメモリ146またはフラッシュメモリ156にインストールされて、実行可能なようになされている。
USBコネクタ51を介して、例えば、パーソナルコンピュータ13などから供給された信号は、オーディオプロセッサ132に供給され、必要に応じて、アプリケーションプロセッサ131に供給される。また、オーディオプロセッサ132は、USBコネクタ51を介して、例えば、パーソナルコンピュータ13などに所定の信号を出力する。
また、USB接続により供給されるDC電源またはDCジャック53を介して供給されるDC電源、もしくは、情報通信端末1に装着されたバッテリ160から供給されるDC電源は、電源制御部161により、情報通信端末1の各部に供給される。
次に、図12は、アプリケーションプロセッサ131において実行されるソフトウェアの構成を示すソフトウェアスタックである。
図12に示されるように、アプリケーションプロセッサ131において実行されるソフトウェアの構成は、下位側から、ハードウェア層、デバイスドライバ層、OS層、ミドルウェア層、および、アプリケーション層が規定されている。
デバイスドライバ層は、アプリケーションプロセッサ131と、アプリケーションプロセッサ131に接続されているハードウェアを動作させるための専用ソフトウェアであり、具体的には、無線通信モジュール148を動作させるためのデバイスドライバ(WLAN)、表示部21に画像を表示させるための表示モジュール142に含まれるLCDを動作させるためのLCDドライバ(LCD)、キーボードモジュール149を動作させるためのキーボードドライバ(KEY)、アプリケーションプロセッサ131の汎用ポートを動作させるためのデバイスドライバ(GPIO)、発光モジュール144の、WLAN状態通知発光部31、電源状態通知発光部32、および、通信状態通知発光部34のそれぞれに含まれる発光素子を動作させるためのドライバ(LED)が含まれている。
また、デバイスドライバ層には、さらに、その他のデバイスドライバ(Other)として、例えば、バックライトドライバ143を動作させるためのドライバ、各種のメモリドライバ、オーディオ変換モジュール145を動作させるためのデバイスドライバ、情報通信端末1がマウスなどの入力デバイスを有している場合には、そのマウスを動作させるためのマウスドライバ、情報通信端末1が情報を記憶するためにハードディスクを内部に有している場合には、ハードディスクを駆動するためのハードディスクドライバ、情報通信端末1が外部のプリンタと接続されており、プリンタに情報を出力して印刷することができるようになされている場合には、そのプリンタを駆動するためのプリンタドライバなど、必要なデバイスドライバが、適宜、含まれる。
次に、OS層には、アプリケーションプロセッサ131の基本的な動作を制御するオペレーティングシステム(OS)がインストールされている。OSは、デバイスドライバによって動作される各種資源を管理するものであり、例えば、後述するミドルウェア層、または、アプリケーション層において実行されるいずれかのアプリケーションプログラムが発生した命令をデバイスドライバに伝えたり、フラッシュメモリ146やメモリ147、または、オーディオプロセッサ132とのデータの入出力、もしくは、キー入力や画面出力といった入出力機能の管理など、多くのアプリケーションソフトから共通して利用される基本的な機能を提供し、システム全体を管理する。OSには、例えば、Windows(登録商標)95(商標)、Windows(登録商標)98(商標)、Windows(登録商標)NT(商標)、LINUX,OS/2(商標)などがある。また、OSは、後述するアプリケーション層において実行されるいずれかのアプリケーションプログラムの実行コンテキスト(あるアプリケーションプログラムが利用しているレジスタセットやメインメモリイメージ、ファイルハンドルなど)などのソフトウェア資源の一部の管理も行うようになされている。
ミドルウェア層は、OS上で動作し、アプリケーションソフトに対してOSよりも高度で具体的な機能を提供するソフトウェアであるミドルウェアで構成されている。
ミドルウェアは、OSとアプリケーションソフトウェアの中間的な性格を有するものである。多くのアプリケーションソフトウェアで共通して利用される機能を個別に開発するのは非効率であるため、多くのアプリケーションソフトウェアで共通して利用される機能(多くの場合は、基本的な機能)が、ミドルウェアとして提供される。
ここでは、ミドルウェアとして、IP電話などのコミュニケーションアプリケーションの基本的な機能を提供するためのコミュニケーションエンジン、インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークを使って音声データを送受信する技術の基本的な機能を提供するためのVoIP(Voice over IP)エンジン、インスタントメッセンジャーの基本的な機能を提供するためのインスタントメッセンジャーエンジン、デジタルデータの著作権を保護するために、データに暗号化などを施す機能を実現するための、DRM(Digital Rights Management)プロトコル、アドホックモードにおける通信処理を制御するアドホック通信エンジンに加えて、各種アプリケーションプログラムの実行に伴って表示部21に表示されるGUIの部品などの集まりである、グラフィックライブラリなどが用意されている。
アクセスポイントを介さずに直接データを授受するアドホックモードにおいては、常時、あらかじめ定められた第三者に公開可能な情報(図17を用いて後述する)をブロードキャストするようになされている。ブロードキャストされた情報は、通信可能範囲内のすべての情報通信端末1に受信される。また、ブロードキャストされた情報は、その情報を受信した情報通信端末1において、基本的には(後述する所定の処理を行うことにより、ブロードキャストされる情報の授受を拒否しなければ)認識され、ユーザに提示されるようになされている。これに対して、ミュージックストリーミングやファイルトランスファーなどの複数のアプリケーションにおいては、ユーザ登録された通信相手の装置とのみ、データを授受することができるようになされている。アドホック通信エンジンは、アドホックモードにおけるブロードキャスト情報の送受信機能、ユーザ登録機能、および、ブロードキャストされる情報の授受を拒否するための設定機能などを有している。
ユーザ登録機能は、第三者に公開可能な情報であるブロードキャスト情報よりも、機密性の高い情報(例えば、無制限に第三者には知られたくない個人情報など)であるユーザ情報(ユーザ登録情報とも称する)を、他の情報通信端末1と相互に授受し、登録(内部に保存)する機能である。すなわち、相互に許可されなければ、機密性の高い情報であるユーザ情報は授受されず、登録されない。
また、ミュージックストリーミングやファイルトランスファーなどの複数のアプリケーションにおいては、著作権により保護されるコンテンツデータの授受が可能なようになされている。すなわち、情報通信端末1においては、ユーザ登録された通信相手の装置とのみ、著作権により保護されるコンテンツデータの授受が可能なようになされているので、コンテンツデータが無制限に配布されるようなことを防止することができる。
グラフィックライブラリは、アプリケーション層において実行される各種のアプリケーションプログラムの画像処理において使用される汎用性のある関数やデータの集まりである。具体的には、画像処理において使用される汎用性のあるいくつかの関数を書庫のようにまとめ、ソフトウェアの実行に必要な機能を独立したファイルとして共通化したものである。グラフィックライブラリは、一般的には、アプリケーションプログラムとは別に実行時にロードされるものとして、アプリケーションプログラムのサブルーチンと区別される。
そして、最上位層のアプリケーション層においては、各種のアプリケーションプログラムが実行される。情報通信端末1においては、例えば、コミュニケーションアプリケーション、ウェブブラウザ、ファイル交換アプリケーション、パーソナルコンピュータ接続アプリケーション、オーディオプレイヤ、楽曲検索アプリケーション、ミュージックストリーミング、インスタントメッセンジャー、録音ツール、フォトビューア(Photo Viewer)、テキストエディタ(Text Editor)などの個別のアプリケーション、WLAN、メニュー表示ツール、セッティングツール、ステータスバー表示ツール、FEP(Front End Processor)などのユーティリティーに加えて、これらのアプリケーションソフトウェアを管理するアプリケーションマネージャと、開発環境が用意されている。
コミュニケーションアプリケーションは、コミュニケーションエンジンやVoIPエンジンを利用して、いわゆるIP電話機能やボイスチャットなど、他の装置(を利用している他のユーザ)とのコミュニケーションを提供するためのものである。
ウェブブラウザは、ネットワークを介して、Webページを閲覧するためのアプリケーションであり、具体的には、ネットワークを介して、HTMLファイルや画像ファイル、音楽ファイルなどをダウンロードし、レイアウトを解析して表示・再生する機能を実行する機能や、表示されたフォームを使用してユーザがデータをWebサーバに送信したり、Java(登録商標)ScriptやFlash、およびJava(登録商標)などで記述されたアプリケーションソフトを動作させる機能を実現する。
ファイル交換アプリケーションは、ネットワークを通じて、または、直接接続された他の装置とデータファイルを送受信するファイルトランスファー機能を提供するためのものである。パーソナルコンピュータ接続アプリケーションは、パーソナルコンピュータ13と接続して、情報を授受する機能を提供するためのものである。
オーディオプレイヤは、楽曲データを再生する機能を提供するものである。楽曲検索アプリケーションは、内部に記憶されている楽曲データをデータベース化し、ユーザが所望する楽曲データを検索する機能を提供するためのものである。また、ミュージックストリーミングは、他の装置と楽曲データを授受してストリーミング再生を行う機能を提供するものである。
インスタントメッセンジャーアプリケーションは、インターネットやLANなどのネットワーク上で同じソフトを利用している仲間がオンラインかどうかを調べ、オンラインであればチャットやファイル転送などを行うためのものである。
録音ツールは、いわゆるボイスメモなどのように、マイク29によって集音された音声データを記録し、再生する機能を提供するためのものである。フォトビューアは、内部に記録されている画像データ(写真データ)を管理し、例えば、サムネイル画像の一覧表示やスライドショー表示などの各種の表示方法での再生表示を制御するものである。テキストエディタは、キーボード71などによるユーザの操作入力に基づいて、テキストデータの作成機能を提供するものである。
また、個別アプリケーションとしては、これ以外にも、例えば、表計算ソフト、データベース作成ソフト、電子メールアプリケーション、各種ゲームなどを、適宜インストールすることが可能である。
また、WLANは、例えば、802.11bの規格に対応したWLANの機能を実現するためのものであり、メニュー表示ツールは、表示部21に表示されるメニュー画面や待ち受け画面などの表示を制御するためのものである。セッティングツールは、ユーザの操作入力に基づいて、情報通信端末1の各種機能を設定するためのものであり、ステータスバー表示ツールは、図9および図10を用いて説明した常時表示パネルに各種情報を表示させるためのものである。また、FEPは、日本語を入力するために用いられる、かな漢字変換ソフトウェアである。
次に、図13は、オーディオプロセッサ132において実行されるソフトウェアの構成を示すソフトウェアスタックである。
まず、デバイスドライバ層は、オーディオプロセッサ132と、オーディオプロセッサ132に接続されているハードウェアを動作させるための専用ソフトウェアで構成されており、具体的には、USB接続およびUSBストリーミング機能を実現するためのドライバソフトであるUSBドライバ、オーディオプロセッサ132に接続されている大容量フラッシュメモリ154を動作させるためのフラッシュメモリドライバ、オーディオ信号処理モジュール152を動作させるためのオーディオドライバ、および、入力モジュール150のうち、特に、オーディオプロセッサ132が実行する処理に関する操作入力を行うミュージックキー52などを動作させるためのキードライバで構成されている。
また、デバイスドライバ層には、さらに、その他のデバイスドライバとして、例えば、大容量フラッシュメモリ154以外のメモリを動作させるためのメモリドライバ、アプリケーションプロセッサ131の汎用ポートを動作させるためのデバイスドライバ(GPIO)など、必要なデバイスドライバが、適宜、含まれる。
OSは、オーディオプロセッサ132の基本的な動作を制御しているものである。OSには、例えば、uITRONなどの、組込みシステム向けのリアルタイムOSが用いられると好適である。
そして、OS上で、各種アプリケーションが動作する。
情報通信端末1は、USB接続に際して、MSC(Mass Storage Class)とMTP(Media Transfer Protocol)との2つのUSB Modeの切り替えを行うことができる。
MSC(Mass Storage Class)は、接続されたUSB機器(ここでは、パーソナルコンピュータ13に対する情報通信端末1)を記憶装置として認識し制御する機能を提供するためのものである。すなわち、情報通信端末1は、USBマスストレージクラス対応のインターフェイスを採用しているので、パーソナルコンピュータ13のOSからはドライブとして認識される。これにより、パーソナルコンピュータ13から情報通信端末1の内部に記録されているデータ(例えば、画像データや楽曲データなど)を、専用アプリケーションのみならず、例えば、エクスプローラなどのアプリケーションから読み出すことができる。
MTP(Media Transfer Protocol)は、情報通信端末1と、パーソナルコンピュータ13とを接続し、楽曲データ、動画像データ、または、静止画データを双方向に転送するプロトコルである。MTPはUSBマスストレージクラスを含む、あらゆるストレージデバイスとの通信レイヤの上で動作し、著作権保護フラグ付きのコンテンツを安全に転送できる。
ファイルシステムは、オーディオプロセッサ132に接続されている大容量フラッシュメモリ154などに記録されているファイルを管理する。ファイルシステムによって管理されているファイルのうち、楽曲データファイルは、楽曲DB(Data Base)によってデータベース化され、DRM(Digital Rights Management) Lib.(Library)によって著作権保護されている。
DRM Lib.は、デジタルデータの著作権を保護するために、音楽・動画・画像などのデジタル・コンテンツに対し、暗号化などを施して不正コピーや流出を防止する機能を実現するための、各種のアプリケーションプログラムにおいて使用される汎用性のある関数やデータの集まりである。
また、オーディオプロセッサ132に接続されている大容量フラッシュメモリ154などに記録されている楽曲データなどは、例えば、MP3(MPEG Audio Layer-3),ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)3、WMA(Windows(登録商標) Media Audio)、ASF(Advanced Streaming Format)などの圧縮形式で圧縮されるので、それぞれの方式に基づいたオーディオコーディックによって、楽曲データなどが圧縮伸張されるようになされている。
そして、オーディオプレイヤは、アプリケーションプロセッサインターフェースを介して供給される、アプリケーションプロセッサ131上で動作する各種ソフトウェアの制御信号に基づいて、DRM Lib.によって著作権保護され、楽曲DBによって管理されている楽曲データを、オーディオコーディックによって所定の方式で圧縮伸張し、再生出力する処理を制御する。
システム(System)コントローラは、オーディオプロセッサ132により実現される、上述した各種機能を制御するものである。
アプリケーションプロセッサインターフェースは、アプリケーションプロセッサ131とオーディオプロセッサ132とにおける各種情報および制御信号の授受を制御する機能を提供するものである。
次に、図14は、図12のアドホック通信エンジンが有する機能のうち、主に、ユーザ登録に関係する機能について説明するための機能ブロック図である。
なお、アドホック通信エンジンは、例えば、アドホックモードにおいてブロードキャストされる情報を設定したり、ユーザ情報として他の情報通信端末1に送信される情報を設定する機能など、図14に記載した機能以外の機能も有しているが、ここでは、省略する。
ブロードキャスト情報送信制御部301は、オーディオプロセッサ132を介して、大容量フラッシュメモリ154から自装置を保有するユーザに関する情報や、各種設定情報、または、現在再生中の楽曲データなどの、自装置の現在の状況を示す情報などを読み込んで、図17を用いて後述するブロードキャスト情報を生成するとともに、無線通信モジュール148を制御することにより、生成されたブロードキャスト情報のブロードキャスト、すなわち、通信範囲内の他の情報通信端末1への送信を制御する。
ブロードキャスト情報受信制御部302は、通信範囲内の他の情報通信端末1からブロードキャストされ、無線通信モジュール148により受信された、図17を用いて後述するブロードキャスト情報の受信を(OSを介して、デバイスドライバを制御することにより)制御し、受信されたブロードキャスト情報を後述するBlocked List登録制御部307に供給するとともに、例えば、ストリーミングやファイルトランスファーなど、受信されたブロードキャスト情報を利用するアプリケーションなどへ受信されたブロードキャスト情報を通知する。
登録要求取得部303は、無線通信モジュール148により受信された、通信範囲内の他の情報通信端末1から、例えば、ミュージックストリーミングやファイルトランスファーなどのアプリケーションを利用してアドホックモードにおいて(アクセスポイントを介さずに直接)相互に情報を授受するために必要な登録処理を要求する登録要求を取得し、登録要求を取得したことを、表示制御部310および登録要求許可・拒否判定部306に通知する。
登録要求送信制御部304は、後述する操作入力部305により、例えば、ミュージックストリーミングやファイルトランスファーなどのアプリケーションを利用してアドホックモードにおいて(アクセスポイントを介さずに直接)相互に情報を授受するために必要な登録処理を要求する登録要求を、通信範囲内の他の情報通信端末1へ送信することがユーザにより指令されたことの通知を受けた場合、無線通信モジュール148を(OSを介して、デバイスドライバを制御することにより)制御して、登録要求の、ユーザにより指令された通信範囲内の他の情報通信端末1への送信を制御する。
操作入力取得部305は、入力モジュール150から供給される(OSを介して、デバイスドライバから取得される)ユーザの操作入力に対応する信号を取得する。操作入力取得部305は、ユーザの操作入力が、他の情報通信端末1からの登録要求に対する登録要求許可または拒否の選択決定を示す操作入力である場合、ユーザによる操作入力を示す情報を、登録要求許可・拒否判定部306に供給し、ユーザの操作入力が、他の情報通信端末1への登録要求の送出を指令するものであった場合、ユーザによる操作入力を示す情報を、登録要求送出部304に供給する。
また、操作入力取得部305は、表示部21に表示されている各種ダイアログなどの表示を必要に応じて変更させるために、ユーザによる操作入力を示す情報を、表示制御部310に供給する。さらに、操作入力取得部305は、ユーザにより、所定の他の情報通信端末1を保有するユーザを、この後、認識しないものとすることを指令された場合、所定の他の情報通信端末1を保有するユーザを、Blocked List登録制御部307に登録する。
登録要求許可・拒否判定部306は、登録要求取得部303から、登録要求を取得したことの通知を受けた場合、ユーザの操作入力、または、Blocked List登録制御部307の登録に基づいて、他の情報通信端末1から送信された登録要求を許可するか拒否するかを判定し、判定結果を、登録要求許可・拒否通知送信制御部308に供給する。
Blocked List登録制御部307は、ユーザにより、所定の他の情報通信端末1を保有するユーザを、この後、認識しないものとすることを指令された場合、所定の他の情報通信端末1を保有するユーザのBlocked Listへの登録を制御する。Blocked Listに登録されているユーザが保有する他の情報通信端末1から登録要求が送信された場合、登録要求許可・拒否判定部306は、ダイアログの表示などを行わずに、自動的に(バックグラウンド処理において) 登録要求を拒否すると判定し、登録要求許可・拒否通知送信制御部308、ユーザ情報送信制御部311およびユーザ登録情報受信制御部312に、判定結果を通知する。
登録要求許可・拒否通知送信制御部308は、登録要求許可・拒否判定部306から供給された登録要求を許可するか拒否するかの判定結果を、無線通信モジュール148を(OSを介して、デバイスドライバを制御することにより)制御して、登録要求の送信元の他の情報通信端末1への送信を制御する。
登録要求許可・拒否通知受信制御部309は、無線通信モジュール148を(OSを介して、デバイスドライバを制御することにより)制御して、他の情報通信端末1から送信された、登録要求許可・拒否通知の受信を制御し、ユーザ情報送信制御部311およびユーザ登録情報受信制御部312に、登録要求が許可されたか拒否されたかを通知する。
表示制御部310は、例えば、登録要求取得部303から、登録要求を取得したことの通知を受けた場合、もしくは、登録要求許可・拒否通知受信制御部309から、登録要求が許可されたことの通知、または、拒否されたことの通知を受けた場合、これらをユーザに通知するためのダイアログの表示部21への表示を制御する。更に、表示制御部310は、操作入力取得部305により取得されるユーザの操作入力に基づいて、ダイアログボックスの表示または表示の取り消しをはじめとする、表示部21の表示の変更を制御する。
ユーザ情報送信制御部311は、他の情報通信端末1と相互に登録処理が行われる場合、オーディオプロセッサ132を介して、大容量フラッシュメモリ154から自装置を保有するユーザに関する情報や、各種設定情報などを読み込んで、図26を用いて後述するような、ユーザ登録情報を生成し、無線通信モジュール148を(OSを介して、デバイスドライバを制御することにより)制御して、生成されたユーザ登録情報の、相互に登録処理を行う他の情報通信端末1への送信を制御する。
ユーザ登録情報受信制御部312は、他の情報通信端末1と相互に登録処理が行われる場合、無線通信モジュール148を(OSを介して、デバイスドライバを制御することにより)制御して、相互に登録処理を行う他の情報通信端末1から送信される、図26を用いて後述するような、ユーザ登録情報の受信を制御するとともに、受信されたユーザ登録情報を、ユーザ登録制御部313に供給する。
ユーザ登録制御部313は、供給されたユーザ登録情報を、オーディオプロセッサ132を介して、大容量フラッシュメモリ154に供給し、供給したユーザ登録情報の登録を制御する。
これらの機能によって、他の情報通信端末1と相互に登録処理が行われたり、この後、認識しないものとされた所定の他の情報通信端末1を保有するユーザのBlocked Listへの登録が行われる。
また、情報通信端末1において実行される各種アプリケーションプログラムには、例えば、音声データを再生するオーディオプレイヤをはじめとして、録音ツール(いわゆるボイスメモ)、フォトビューア、または、テキストエディタなどの、他の装置との通信処理を利用しないものと、ネットワークを通じて、他の装置とデータファイルを送受信するファイル交換アプリケーション、ネットワークを通じて、他の装置に映像や音声などのマルチメディアデータを送信したり、これらのマルチメディアデータを受信しながら同時に再生を行うミュージックストリーミング、IP電話などの機能を提供するコミュニケーションアプリケーション、チャットなどの機能を提供するインスタントメッセンジャー、ウェブページを閲覧するためのウェブブラウザなど、他の装置との通信処理を利用するものとがある。
また、複数の機能を含むアプリケーションプログラムも存在する。例えば、音声データ(例えば、特に楽曲データ)や、静止画像または動画像データなどを、内部に記録したり、記録されたデータを整理してデータベースを構築したり、データを他の装置と授受したり、内部に記録されたデータやストリーミングされたデータを再生する処理など、他の装置との通信処理を必要としない処理と必要とする処理の両方を含むアプリケーションプログラムも存在する。
図15は、情報通信端末1の表示部21において、例えば、電源投入後すぐに、または、HOMEボタン23が押下された場合に表示されるHome画面451の表示例を示す図である。Home画面451には、情報通信端末1において実行可能なアプリケーションプログラム(または複数のアプリケーションプログラムにより構成される項目)の一覧がメニュー表示されている。図15のHome画面451においては、待ち受け画面(Standby Screen)461、コミュニケーションアプリケーション(Communication)462、音楽ツール(Music)463、ウェブブラウザ(WEB Browser)464、フォトビューア(Photo Viewer)465、テキストエディタ(Text Editor)466、録音ツール(Voice Memo)467、および、各種設定(Tools)468が選択可能な状態として表示されている。情報通信端末1において実行可能なアプリケーションプログラムがHome画面451の1画面内に表示しきれない場合、ユーザが、4方向キー26のUPキーまたはDOWNキーを操作することにより、メニュー一覧がスクロールされ、すべてのアプリケーションが表示されるようになされている。ユーザは、Home画面451を表示部21に表示させて、メニュー表示されたいずれかのアプリケーションプログラムを選択して起動させることができる。
なお、ユーザによるメニューの選択決定の方法としては、例えば、ユーザが4方向キー26のUPキーまたはDOWNキーを操作することにより、選択されている(カーソルが当たっている)メニューの位置が変更されて(カーソル位置が最も上の位置にある状態で、UPキーが押下された場合、または、カーソル位置が最も下の位置にある状態で、DOWNキーが押下された場合にのみ、メニュー一覧の表示がスクロールされる)、ユーザが所望のアプリケーションメニューにカーソル位置を合わせて決定ボタン27を押下することにより、所望のアプリケーションを選択決定する(例えば、起動を命令する)ことができるものであってもよいし、また、ユーザが4方向キー26のUPキーまたはDOWNキーを操作することにより、メニュー一覧全体が移動し、所定の位置(例えば、上から3番目)に表示されているメニューが常に選択状態となるものとし、ユーザが、所望のアプリケーションメニューを所定の位置(例えば、上から3番目)に移動して決定ボタン27を押下することにより、所望のアプリケーションを選択決定する(例えば、起動を命令する)ことができるものであってもよい。
Home画面451のアプリケーションプログラム(または複数のアプリケーションプログラムにより構成される項目)一覧のメニュー表示から選択可能なアプリケーションソフトウェアには、他の装置との通信処理を利用しないものと、他の装置との通信処理を利用するものとの両方が存在する。
他の装置との通信方法には、USBを用いた有線の接続と、WLANを用いた無線の接続とがある。また、WLANを用いた無線の接続には、上述したように、アドホックモードとインフラストラクチャモードとがある。
上述したように、ミュージックストリーミングやファイルトランスファーなどの複数のアプリケーションにおいては、アクセスポイントを介さずに直接データを授受するアドホックモードで、ユーザ登録された通信相手の装置とのみ、データを授受することができるようになされている。換言すれば、ユーザ登録が相互に行われていない装置同士では、ブロードキャストされる情報は相互に送受信されるが、楽曲コンテンツなどの所定の情報を授受することができない。
図16乃至図18を参照して、アドホックモードにおける通信について説明する。
例えば、図16に示されるように、アドホック通信が可能な範囲に、ユーザA乃至ユーザEが保有する情報通信端末1−1乃至情報通信端末1−5が存在し、ユーザDが保有する情報通信端末1−4とユーザEが保有する情報通信端末1−5とがアドホックモードで通信を行っているものとする。
情報通信端末1においては、アドホック通信が可能な範囲に存在するアドホックモードの情報通信端末1同士が自由にファイル転送や楽曲データのストリーミングを行うことができるようになされておらず、お互いに、相手側の装置を登録している場合にのみ、ファイル転送や楽曲データのストリーミングを行うことができるようになされている。
図16におけるユーザA乃至ユーザEが保有する情報通信端末1−1乃至情報通信端末1−5のそれぞれは、アドホックモードにおいて、自分自身(情報通信端末1)の固有の(すなわち、基本的に変更されない)情報、および、自分自身(情報通信端末1)の現在の状況に関する(すなわち、そのときによって異なる)情報を、ブロードキャストで(すなわち、特定の送信先を決めるのではなく、通信範囲内のすべての装置に宛てて)送信する。アドホックモードの情報通信端末1がブロードキャストで送信する情報の一例を図17に示す。
アドホックモードの情報通信端末1は、自局のIPアドレスとport番号、機器固有のID、プロファイル設定されたUser ID、Busy or Ready などの接続可否情報、曲名、アーティスト名など、現在再生中の楽曲(Now Playing曲)情報、再生中の曲のSequence Number + Object Handleなど、著作権保護された楽曲データである場合のストリーム再生に必要な情報、その他の再生動作状態などの情報、ユーザの入力したテキストメモなどの情報をブロードキャストする。
このうち、自局のIPアドレスとport番号、機器固有のID、プロファイル設定されたUser IDは、基本的に変更されない情報であり、現在再生中の楽曲(Now Playing曲)情報、再生中の曲が著作権保護された楽曲データである場合のストリーム再生に必要な情報、その他の再生動作状態などの情報は、そのときによって異なる情報であり、ユーザの入力したテキストメモなどの情報は、基本的に変更されないが、ユーザが登録内容を変更した場合には変更可能な情報である。
また、アドホックモードの情報通信端末1は、例えば、相互に情報通信を行うためのアドホックモードの通信相手として登録されていないユーザに公開してもよい情報であれば、図17を用いて説明した以外にも、ブロードキャストで送信するようにしてもよい。
そして、図16におけるユーザA乃至ユーザEが保有する情報通信端末1−1乃至情報通信端末1−5のそれぞれは、他の装置から、図17を用いて説明したような情報を取得し、それぞれの他の情報通信端末1がアドホックモードの通信相手として登録されているユーザが保有する装置であるか否か、アドホックモードの通信相手として登録されているユーザが保有する他の情報通信端末1との通信状況、および、アドホック通信が可能な範囲に存在する登録されていない他の情報通信端末1のユーザに関する情報を認識することができる。
そして、情報通信端末1は、アドホックモードを用いて他の情報通信端末1と情報を授受するアプリケーションの実行時に、表示部21に、アドホックモードにおいて、アドホックモードの通信相手として登録されている他の情報通信端末1のユーザ、および、アドホック通信が可能な範囲に存在する登録されていない他の情報通信端末1のユーザに関する情報を一覧表示することが可能である。
アドホックユーザの一覧表示画面には、アドホックモードの通信相手として登録されているユーザが保有する他の情報通信端末1との通信状況が、通信可能状態である「Online状態」であるか、ここにいないので通信不可状態である「Offline状態」であるか、他の装置との通信中であるために通信不可状態である「Busy状態」のうちのいずれであるかを表示させることができるとともに、アドホック通信が可能な範囲に存在する登録されていない他の情報通信端末1の状態として「Unknown状態」であることを表示させることができる。
図18に、アドホックモードを用いて他の情報通信端末1と情報を授受するアプリケーションの実行時に、表示部21に表示されるアドホックユーザの一覧表示画面の基本的な表示例を示す。
すなわち、例えば、ユーザAが通信相手としてユーザB、ユーザZ、ユーザD、および、ユーザEを登録している場合、ユーザAのアドホックユーザ一覧表示画面には、図18に示されるように、ユーザBがOnline状態であること、ユーザZがOffline状態であること、ユーザDが他の装置と通信中でありbusy状態であること、および、ユーザEが他の装置と通信中でありbusy状態であること、並びに、登録されていないユーザCがアドホック通信可能な範囲に存在することを示す情報が表示される。そして、ユーザBが通信相手としてユーザA、ユーザD、および、ユーザEを登録している場合、ユーザBのアドホックユーザ一覧表示画面には、図18に示されるように、ユーザAがOnline状態であること、ユーザDが他の装置と通信中でありbusy状態であること、および、ユーザEが他の装置と通信中でありbusy状態であること、並びに、登録されていないユーザCがアドホック通信可能な範囲に存在することを示す情報が表示される。また、同様に、ユーザCが通信相手としてユーザD、および、ユーザEを登録している場合、ユーザCのアドホックユーザ一覧表示画面には、図18に示されるように、ユーザDが他の装置と通信中でありbusy状態であること、および、ユーザEが他の装置と通信中でありbusy状態であること、並びに、登録されていないユーザAおよびユーザBがアドホック通信可能な範囲に存在することを示す情報が表示される。
また、アドホックユーザの一覧表示画面には、ブロードキャストにより取得された各種情報のうちの少なくともユーザIDから特定可能なユーザ名と、通信情報を示す情報(例えば、Online、Offline、Busy、Unknownなど)が表示されるとともに、必要に応じて、他の情報を表示させることができる。ここでは、アドホックユーザ一覧表示画面には、ユーザ名と、通信情報を示す情報とともに、Now Playing曲情報が表示されるようになされている。さらに、アドホックユーザ一覧表示画面には、必要に応じて、ユーザの入力したテキストメモなどの情報が表示されるようにしてもよい。
そして、ブロードキャストにより取得された各種情報のうち、アドホックユーザ一覧表示画面に表示されない情報は、例えば、ユーザ情報プロパティとして確認することが可能なようにしてもよい。
また、アドホックユーザの一覧が表示される状況は、複数存在してもよい。
以下、具体的に、アドホックユーザの一覧表示画面、または、それに類する表示画面の表示例について説明する。
図19は、図15を用いて説明したHome画面451のアプリケーションプログラム(または複数のアプリケーションプログラムにより構成される項目)一覧のメニュー表示から、音楽ツール(Music)463が選択決定された場合に表示部21に表示されるメニュー画面621である。Home画面451において音楽ツール(Music)463が選択決定された場合、図19に示されるように、Music Search631、Streaming632、Now Playing633、All Tracks634、ATRAC AD635、Music Folder636、My Playlist637、Inbox638の各メニューが表示され、ユーザは、4方向キー26および決定ボタン27を用いて、所望のメニューを選択決定することができる。
例えば、メニュー画面においてMusic Search631が選択決定された場合、図12を用いて説明したアプリケーション層の楽曲検索アプリケーションが起動され、検索画面が表示され、ユーザが、所望の検索キーを入力することにより、楽曲データの選曲を行うことができるようになされている。
そして、WLANアドホックモードONの状態で、図19のメニュー画面621において、Streaming632が選択決定された場合、図20に示されるように、アドホックユーザ一覧画面681が表示される。また、WLANアドホックモードOFFの状態で、メニュー画面621において、Streaming632が選択決定された場合、ユーザに対して、WLANアドホックモードONとするように操作を促すメッセージを含むダイアログなどを表示させるようにしてもよい。メニュー画面621において、Streaming632が選択決定されたあと、WLANアドホックモードONとなった場合にも、同様にして、図20に示されるように、アドホックユーザ一覧表示画面681が表示される。
アドホックユーザ一覧表示画面681には、基本的に、図18を用いて説明した場合と同様に、アドホックモードの通信相手として登録されている他の情報通信端末1のユーザ、および、アドホック通信が可能な範囲に存在する登録されていない他の情報通信端末1のユーザに関する情報が一覧表示される。
そして、図15を用いて説明したHome画面451のアプリケーションプログラム(または複数のアプリケーションプログラムにより構成される項目)一覧のメニュー表示から、待ち受け画面(Standby Screen)461が選択決定された場合、図21に示す待ち受け画面701が表示される。
待ち受け画面701は、日時表示エリア711、再生中楽曲データ情報表示エリア712、画像表示エリア713、および、コンタクトアイコン表示エリア714を含んで構成されている。
日時表示エリア711には、現在の年月日、および、時刻などが表示される。
再生中楽曲データ情報表示エリア712には、現在、再生出力中の楽曲データがある場合、その楽曲データに関する情報が表示されるようになされている。
画像表示エリア713には、画像データを表示することが可能なようになされており、ユーザが設定した画像(いわゆる、壁紙)や、現在、再生出力中の楽曲データがある場合、その楽曲データに関連付けられて記憶されている、例えば、アルバムのジャケットの画像などが表示されるようになされている。
コンタクトアイコン表示エリア714には、現在の通信モードにおける通信対象の通信の状態(通信の可否や、通信相手として登録されているか否かなど)が表示されるようになされている。
待ち受け画面701においては、各通信モードにおける通信対象の通信可否の状態が表示されるようになされている。すなわち、情報通信端末1は、有線または無線で他の装置と通信することができるようになされているが、無線を用いて他の情報通信端末1と通信することができるようになされている場合、複数の他の情報通信端末1と通信することが可能である。そこで、情報通信端末1は、WLANがON状態である場合、アドホックモードかインフラストラクチャモードかによって、通信対象の通信可否の状態を待ち受け画面701に表示するようになされている。
WLANアドホックモードにおいて、コンタクトアイコン表示エリア714には、例えば、現在通信可能な範囲に存在する登録済みのユーザ(Online)を示すアイコンを表示するようにしてもよい。また、WLANアドホックモードにおいて、コンタクトアイコン表示エリア714には、現在通信可能な範囲に存在する登録済みのユーザ(Online)およびまだ登録されていないユーザ(Unknown)を示すアイコンを、それぞれ区別して表示するようにしてもよい。さらに、WLANアドホックモードにおいて、コンタクトアイコン表示エリア714には、図18を用いて説明した場合と基本的に同様に、登録済みのユーザのアイコンを、Online状態であるか、Offline状態であるかを区別して表示するとともに、現在通信可能な範囲に存在するまだ登録されていないユーザ(Unknown)を示すアイコンを、それぞれ区別して表示するようにしてもよい。
そして、WLANインフラストラクチャモードにおいて、コンタクトアイコン表示エリア714には、例えば、WLANインフラストラクチャモードを利用して通信処理を行う複数のアプリケーションプログラムで通信可能なユーザを示すアイコンが表示されるものとすることができる。すなわち、例えば、コンタクトアイコン表示エリア714には、現在インスタントメッセンジャーで通信可能なユーザを示すアイコン、コミュニケーションアプリケーションで通信可能なユーザを示すアイコン、電子メールの送付先が登録されているユーザを示すアイコンが表示される。
このような場合、例えば、待ち受け画面701が表示されている状態において、通信モードがWLANインフラストラクチャモードとWLANアドホックモードとで切り替えられた場合、待ち受け画面701のコンタクトアイコン表示エリア714に表示されるアイコンは、通信モードの変更に応じて、自動的に変更される。
すなわち、アプリケーションプロセッサ131は、アプリケーションプロセッサ131に接続されているフラッシュメモリ146、もしくは、オーディオプロセッサ132に接続されているフラッシュメモリ156または大容量フラッシュメモリ154に、アドホックモードにおいてファイル交換やストリーミングなどを実行することが可能な通信相手として登録されているユーザが保持している情報通信端末1の情報や、インフラストラクチャモードにおけるコミュニケーションアプリケーションやインスタントメッセンジャーにおいて通信相手として登録されているユーザが保持している情報通信端末1の情報、または、情報通信端末1の無線通信モジュール148により受信された、図17を用いて説明したアドホックモードにおいてブロードキャストされる情報を基に、通信モードに対応した待ち受け画面701のコンタクトアイコン表示エリア714の表示画像データを生成し、表示モジュール142を制御して表示させるようになされている。
なお、コンタクトアイコン表示エリア714に表示される登録されているユーザを示すアイコンは、図26を用いて後述する、通信相手として相互に登録が行われる場合に授受されるユーザ情報に含まれる画像データを基に作成される。また、現在通信可能な範囲に存在するまだ登録されていないユーザ(Unknown)を示すアイコンは、例えば、図17を用いて説明した情報のうちの一部を示す文字情報を含むアイコンであってもよいし、例えば、「Unknown」「?」などと記載されたアイコンであるものとしてもよい。
そして、図20または図21を用いて説明したような、アドホックモードにおけるユーザ一覧を表示する表示画面において、アドホックモードにおいて未登録のユーザが選択決定された場合、このユーザと相互に登録処理を行うことを確認するメッセージが表示されたダイアログが表示され、ユーザがこれを認めた場合、登録モードへ移行する。
図22乃至図36を参照して、登録モードについて説明する。
あるユーザ(ユーザA)が保有する情報通信端末1−1がアドホックモードで通信を行っている状態であり、図20または図21に示されるような、アドホックモードにおけるユーザ一覧表示画面において、アドホックモードにおいて未登録のユーザであるユーザCが選択決定された場合、図22に示されるような登録要求送信を確認するためのダイアログボックス741が表示される。図22は、図20のアドホックユーザ一覧画面681において、未登録ユーザのうちのいずれかが選択決定された場合の表示画面を示している。
ダイアログボックス741には、対応する未登録ユーザ(ここでは、ユーザC)を登録するために、その未登録ユーザが保有する情報通信端末1−2に登録要求を送信する場合にユーザにより押下される「はい」ボタン751と、対応する未登録ユーザの登録処理を取りやめる場合にユーザにより押下される「いいえ」ボタン752とが設けられている。
ダイアログボックス741の「いいえ」ボタン752が押下された場合、表示は、図20のアドホックユーザ一覧画面681に戻る。一方、ダイアログボックス741の「はい」ボタン751が押下された場合、その未登録ユーザであるユーザCが保有する情報通信端末1に登録要求が送信されるとともに、図23に示されるような、登録要求中であることを示すメッセージが記載されたダイアログボックス761が表示される。
また、登録要求を受信したユーザCが保有する情報通信端末1−2においては、現在の表示画面771の上に、例えば、図24に示されるように、例えば、他のユーザ(ユーザA)が保有する情報通信端末1−1から登録要求を受信したことを示すメッセージが記載されたダイアログボックス775が表示される。ダイアログボックス775には、登録要求を受け入れて、相互にユーザ情報を授受する場合にユーザにより押下される「はい」ボタン781と、登録要求を受け入れない(拒否する)場合にユーザにより押下される「いいえ」ボタン782と、登録要求を送出した他の情報通信端末1を後述するBlocked Listに登録することを指令する場合にユーザにより押下される「一生いいえ」ボタン783とが設けられている。
Blocked Listについての詳細は後述するが、登録要求を送出した他のユーザ(ユーザA)が保有する情報通信端末1−1が、ユーザCが保有する情報通信端末1-2において、後述するBlocked Listに登録されることにより、ユーザCが保有する情報通信端末1-2においては、アドホックモード時に通信範囲内に対応する他のユーザ(ユーザA)が保有する情報通信端末1−1が存在し、ブロードキャスト情報を受信した場合であっても、図20または図21に示されるような、アドホックモードにおけるユーザ一覧表示画面に他のユーザ(ユーザA)は表示されず、また、他のユーザ(ユーザA)が保有する情報通信端末1−1から登録要求が再度送信された場合にも、バックグラウンド処理で自動的に登録要求を拒否する通知が送信されるようになされる。
そして、図25に示されるように、図24のダイアログボックス775において、「はい」ボタン781が選択決定された場合、登録要求を送信したユーザ(ユーザA)が保有する情報通信端末1−1と登録要求を受信したユーザ(ユーザC)が保有する情報通信端末1−2とは、相互にユーザ情報を授受し、それぞれ内部に記憶する(ユーザ登録する)ので、登録要求を送信したユーザ(ユーザA)が保有する情報通信端末1−1においては、相互に登録が完了したことを示すメッセージが記載されたダイアログボックス791が表示され、図24のダイアログボックス775において、「いいえ」ボタン782または「一生いいえ」ボタン783が選択決定された場合、登録要求を送信したユーザ(ユーザA)が保有する情報通信端末1においては、登録が拒否されたことを示すメッセージが記載されたダイアログボックス792が表示される。
未登録のユーザが保有する情報通信端末1同士で、通信相手として相互に登録が行われる場合に授受されるユーザ情報の一例を、図26に示す。
登録時に授受される情報には、例えば、機器固有のID、プロファイル設定されたUser ID、ユーザが登録用に入力した、例えば、自分自身のホームページのURLや自己紹介文などのテキストデータ、図21を用いて説明した待ち受け画面(Standby Screen)701において表示される顔アイコン(実際のユーザの顔写真データでなくてもよいことはいうまでも無い)に利用される画像データ、そのユーザとの通信処理中に表示部21のバックグラウンド(いわゆる壁紙)の表示色としてユーザが設定したユーザカラー情報、コミュニケーションアプリケーション(例えば、チャットやIP電話などのツール)において利用されるID、および、インスタントメッセンジャーのIDなどが含まれていると好適である。
未登録のユーザが保有する情報通信端末1どうしであっても、通信可能な範囲内に存在する他の情報通信端末に宛ててメッセージを送付することは可能なようになされている。情報通信端末1の無線通信モジュール148は、例えば、相手側の情報通信端末1に対して、相互のユーザ登録を促すメッセージなどを送付し、双方了解の後、図26に示されるような情報を送受信し、受信した情報を、アプリケーションプロセッサ131に供給する。アプリケーションプロセッサ131は、供給された情報を、アプリケーションプロセッサ131に接続されているフラッシュメモリ146、もしくは、オーディオプロセッサ132に接続されているフラッシュメモリ156または大容量フラッシュメモリ154に供給して、アドホックモードにおいて、ファイル交換やストリーミングなどを実行することが可能な通信相手として登録されるユーザが保持している情報通信端末1に関する情報として登録する。
アドホックモード時にファイル交換やストリーミングなどを実行することが可能な通信相手として登録された情報通信端末1同士は、図16に示される情報通信端末1−4と情報通信端末1−5のように、必ず1対1で通信を行い、ファイル交換やストリーミング再生を実行することができるようになされている。
なお、ここで、ファイル交換は、基本的に、情報通信端末1の内部に記録されているすべてのデータファイルにおいて実行可能であるが、ファイル交換されるデータファイルに対して著作権保護がなされている場合、通信相手(ファイルの供給先となる)情報通信端末1が、そのデータファイルのデスクランブルキーを保有している場合などを除いて、ファイル交換で取得されたデータファイルをオープン(再生)することはできない。
また、アドホックモード時のストリーミング再生においては、著作権保護されていないコンテンツをストリーミング再生する場合、ストリーミング再生を行う(ファイルの供給先)となる情報通信端末1が、そのストリームファイルの再生を許可されている場合、または、ストリーミング再生を行う(ファイルの供給先)となる情報通信端末1が、そのストリームファイルのデスクランブルキーを保有している場合などを除いて、ファイル交換で取得されたデータファイルをオープン(再生)することはできない。
このように、ブロードキャストされる情報と、相互にユーザ登録される場合に授受される情報とは異なるものである。具体的には、相互にユーザ登録される場合に授受される情報には、ブロードキャストされる情報には含まれない情報であって、例えば、不特定多数には公開したくない個人情報などが含まれる。
ユーザAが保有する情報通信端末1−1とユーザCが保有する情報通信端末1−2とにおいて、相互にユーザ情報が授受され、それぞれユーザ登録された場合、ユーザAが保有する情報通信端末1−1において、登録されたユーザ(ユーザC)は、図27に示されるように、アドホックモードにおけるユーザ一覧表示画面においてOnline状態であるものとして表示される。これに対して、図24のダイアログボックス775において「一生いいえ」ボタン783が選択決定された場合、ユーザAが保有する情報通信端末1−1において、登録要求を送信したユーザ(ユーザC)は、図28に示されるように、アドホックモードにおけるユーザ一覧表示画面に表示されない。
次に、図29および図30を参照して、登録ユーザの登録を削除するための操作について説明する。
図20のアドホックユーザ一覧画面681において、登録ユーザのうちのいずれかが選択されている状態で、オプションボタン25が押下された場合、図29に示されるような、コンテクストメニュー811が表示される。
コンテクストメニュー811が表示されている状態において、4方向キー26が操作され、コンテクストメニュー811のうちの、“Delete”が選択されて、決定ボタン27が押下された場合、図30に示されるように、登録解除を確認するためのダイアログボックス821が表示される。ダイアログボックス821には、登録解除を実行する場合にユーザにより選択されるOKボタン831と、登録解除を取り消す場合にユーザにより選択されるキャンセル(Cancel)ボタン832が設けられている。
ダイアログボックス821において、ユーザにより、OKボタン831が選択決定された場合、コンテクストメニュー811の表示が指令されたときにアドホックユーザ一覧画面681において選択状態であった登録ユーザの登録が解除される。ダイアログボックス821において、ユーザにより、キャンセルボタン832が選択決定された場合、登録解除処理は実行されない。
なお、図29および図30を用いて説明した処理により、例えば、ユーザAが保有している情報通信端末1−1において、ユーザBの登録が削除された場合であっても、ユーザBが保有している情報通信端末1−2においては、ユーザAは登録されたままである。しかしながら、再び、ファイルトランスファーやストリーミングにおいて、相互に情報を授受することができるようにするためには、もう一度、相互に登録操作を行うことが必要になる。
次に、図31乃至図36を参照して、Blocked Listへ登録されているユーザの登録削除操作について説明する。
図15を用いて説明したHome画面451において、各種設定(Tools)468が選択決定された場合、図31に示される設定メニュー画面851が表示される。
設定メニュー画面851において、4方向キー26が操作され、「Setup」が選択された後、決定ボタン27が押下されて決定された場合、図32に示されるSetup画面861が表示される。
Setup画面861において、4方向キー26が操作され、「Adhoc User Setting」が選択された後、決定ボタン27が押下されて決定された場合、図33に示されるAdhoc User Setting画面871が表示される。
Adhoc User Setting画面871において、4方向キー26が操作され、「Blocked List」が選択された後、決定ボタン27が押下されて決定された場合、図34に示されるように、Blocked Listへ登録されているユーザの一覧である、Blocked List表示画面881が表示される。
図34のBlocked List表示画面881において、Blocked List登録ユーザのうちのいずれかが選択されている状態で、オプションボタン25が押下された場合、図35に示されるような、コンテクストメニュー891が表示される。
コンテクストメニュー891が表示されている状態において、4方向キー26が操作され、コンテクストメニュー891のうちの、“Delete”が選択されて、決定ボタン27が押下された場合、図36に示されるように、Blocked List登録解除を確認するためのダイアログボックス901が表示される。ダイアログボックス901には、Blocked List登録解除を実行する場合にユーザにより選択されるOKボタン911と、Blocked List登録解除を取り消す場合にユーザにより選択されるキャンセル(Cancel)ボタン912が設けられている。
ダイアログボックス901において、ユーザにより、OKボタン911が選択決定された場合、コンテクストメニュー901の表示が指令されたときにBlocked List表示画面881において選択状態であったBlocked List登録ユーザのBlocked Listの登録が解除される。ダイアログボックス901において、ユーザにより、キャンセルボタン912が選択決定された場合、Blocked List登録解除処理は実行されない。
このようにして、ユーザ登録およびBlocked Listの登録が実行されるとともに、ユーザ登録およびBlocked Listの登録の解除が実行される。
例えば、図20のアドホックユーザ一覧表示画面681において、Online状態の「User B」が選択決定された場合、Online状態の「User B」が使用している情報通信端末1と、ストリーミングの接続が確定され、相互に、ブロードキャストで公開することが許可されている公開プレイリスト(内部に保有している楽曲のうちの少なくとも一部のリストである)が授受される。そして、ユーザBが使用している情報通信端末1から受信されたユーザB公開プレイリストと、ブロードキャストされている情報のうちのNow Playing情報とを基に、図37に示されるような、ユーザBが現在再生中の曲と、公開Playlistとの一覧である公開Playlist一覧表示画面931が表示される。このとき、ユーザBが使用している情報通信端末1において現在再生されている楽曲(すなわち、Now Playing)を含むプレイリストが公開されている場合、公開Playlist一覧表示画面931は、そのプレイリストが選択された状態で表示される。
そして、図37のユーザBの公開Playlist一覧表示画面931のうち、ユーザが所望するプレイリストが選択決定された場合、図38に示されるように、選択決定されたプレイリストに含まれている楽曲データ、換言すれば、音楽トラックの一覧を表示するトラック表示画面941が表示される。ユーザは、トラック表示画面941に表示されている音楽トラックのうちの所望のものを選択決定することにより、ユーザBから選択決定した楽曲データのストリーミングを受け、再生することができる。
具体的には、情報通信端末1−1のアプリケーションプロセッサ131において実行されているミュージックストリームアプリケーションは、入力モジュール150からユーザの操作入力を示す信号を受け、ユーザにより選択決定されたプレイリストおよび楽曲データを指定するための情報を、無線通信モジュール148を制御して、ユーザBが保有する情報通信端末1−2に供給する。
この際、ユーザBが保有する情報通信端末1−2の表示部21には、ユーザAからの接続許可要請を表示してもよいし、表示しなくても良い。
情報通信端末1−2のアプリケーションプロセッサ131において実行されているミュージックストリームアプリケーションは、無線通信モジュール148を介して、情報通信端末1−1から供給されたユーザAにより選択決定されたプレイリストおよび楽曲データを指定するための情報をオーディオプロセッサ132に供給する。オーディオプロセッサ132は、楽曲DBによって管理されている楽曲データ(ストリームデータ)を、大容量フラッシュメモリ154から読み出して、アプリケーションプロセッサ131に供給し、無線通信モジュール148を制御して、情報通信端末1−1に送信する。
そして、情報通信端末1−1のアプリケーションプロセッサ131において実行されているミュージックストリームアプリケーションは、無線通信モジュール148を介して、情報通信端末1−2から供給された楽曲データ(ストリームデータ)が著作権保護されている場合、DRM Lib.により保持されている関数やデータを用いてスクランブルの解除処理を行うとともに、オーディオ信号処理モジュール152に供給し、オーディオコーディックの機能を用いて、オーディオ信号処理モジュール152を制御して、デコード処理およびDA変換処理を施し、リンガースピーカ42から再生出力させるか、または、コネクタジャック52に装着されたヘッドホンなどから再生出力させる。
このとき、ストリーム再生中の情報通信端末1−1の表示部21には、図39に示される楽曲データ再生表示画面951が表示される。楽曲データ再生表示画面951には、例えば、アルバム等のジャケットのサムネイル画像961や、ストリーミング再生中の楽曲データのタイトル名、アーティスト名、アルバム名などの、コンテンツに関する情報962以外にも、さらに、ストリーミングデータの供給元(ここでは、ユーザB)に関するユーザ情報964、および、画像情報965などを表示するようにしてもよい。
また、図21を用いて説明した待ち受け画面701のコンタクトアイコン表示エリア714において、登録ユーザに対応するアイコン(例えば、「?」などと表示されていないアイコン)が選択決定された場合、図40に示されるように、選択決定されたアイコンに対応するユーザが保有する情報通信端末1に対して情報を授受するために利用可能なアプリケーションの一覧であるアプリケーション一覧表示画面981が表示される。
このように、アドホックモードにおいて、相互に登録されたユーザが保有する情報通信端末1同士は、未登録の情報通信端末1同士では授受することができない、例えば、有料で配布(販売)されている情報や著作権保護されている情報を、相互に送受信することが可能となる。
次に、図41および図42のフローチャートを参照して、アドホックユーザ登録処理について説明する。
ステップS1において、ブロードキャスト情報送信制御部301およびブロードキャスト情報受信制御部302は、アドホックモードにおいて、通信範囲内の他の情報通信端末1とのブロードキャストデータの授受を(OSを介して、デバイスドライバを制御することにより)制御する。
ステップS2において、登録要求取得部303は、通信範囲内の他の情報通信端末1から、登録要求を受信したか否かを判断する。ステップS2において、登録要求を受信したと判断された場合、処理は、後述するステップS10に進む。
ステップS2において、登録要求を受信していないと判断された場合、ステップS3において、アプリケーションプロセッサ131において現在実行されているアプリケーションは、例えば、図20または図21に示されるような、アドホックモードにおけるユーザ一覧表示画面などのような、アドホックユーザの一覧、または、アドホックユーザに関する情報の表示が必要であるか否かを判断する。ステップS3において、アドホックユーザの一覧、または、アドホックユーザに関する情報の表示が必要ではないと判断された場合、処理は、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS3において、アドホックユーザの一覧、または、アドホックユーザに関する情報の表示が必要であると判断された場合、ステップS4において、アプリケーションプロセッサ131において現在実行されているアプリケーションは、受信されたブロードキャスト情報、および、登録されている登録ユーザ情報を基に、図20または図21に示されるような、アドホックモードにおけるユーザ一覧表示画面などの表示画面を生成し、表示部21への表示を制御する。
ステップS5において、操作入力取得部305は、入力モジュール150から供給される(OSを介して、デバイスドライバから取得される)ユーザの操作入力に対応する信号を基に、図20または図21に示されるような、アドホックモードにおけるユーザ一覧表示画面などの表示画面において、未登録ユーザが選択決定されたか否かを判断する。ステップS5において、未登録ユーザが選択決定されていないと判断された場合、処理は、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
未ステップS5において、未登録ユーザが選択決定されたと判断された場合、表示制御部310は、例えば、図22を用いて説明したような、登録要求送信を確認するためのダイアログボックス741の表示を制御するので、ステップS6において、操作入力取得部305は、入力モジュール150から供給される(OSを介して、デバイスドライバから取得される)ユーザの操作入力に対応する信号を基に、ダイアログボックス741の「はい」ボタン751が押下されて、未登録ユーザのアドホックコンタクトリストへの登録が指令されたか否かが判断される。
ステップS6において、未登録ユーザのアドホックコンタクトリストへの登録が指令されなかった、すなわち、ダイアログボックス741の「いいえ」ボタン752が押下されたと判断された場合、処理は、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS6において、未登録ユーザのアドホックコンタクトリストへの登録が指令されたと判断された場合、ステップS7において、操作入力取得部305は、未登録ユーザのアドホックコンタクトリストへの登録が指令されたことを、登録要求送信制御部304に通知するので、登録要求送信制御部304は、アドホックコンタクトリストへの登録が指令された未登録ユーザが保有する他の情報通信端末1への登録要求の送信を制御する。
ステップS8において、登録要求許可・拒否通知受信制御部309は、無線通信モジュール148を(OSを介して、デバイスドライバを制御することにより)制御して、他の情報通信端末1から送信された、登録要求許可・拒否通知の受信を制御し、ステップS7において送信が制御された登録要求が、未登録ユーザが保有する他の情報通信端末1において許可されたか否かを判断する。
ステップS8において、未登録ユーザが保有する他の情報通信端末1において登録が許可されなかった、すなわち、登録拒否通知を受信したと判断された場合、登録要求許可・拒否通知受信制御部309は、登録拒否通知を受信したことを表示制御部310に供給するので、ステップS9において、表示制御部310は、例えば、図25を用いて説明したダイアログボックス792のように、登録拒否通知を受信したことを示すダイアログの、表示部21への表示を制御し、処理は、後述するステップS22に進む。
ステップS8において、未登録ユーザが保有する他の情報通信端末1において登録が許可された、すなわち、登録許可通知を受信したと判断された場合、登録要求許可・拒否通知受信制御部309は、登録許可通知を受信したことを、表示制御部310、ユーザ情報送信制御部311、および、ユーザ登録情報受信制御部312に供給し、処理は、後述するステップS15に進む。
ステップS2において、登録要求を受信したと判断された場合、登録要求取得部303は、登録要求を登録要求許可・拒否判定部306に通知するので、ステップS10において、登録要求許可・拒否判定部306は、Blocked List登録制御部307により登録が制御されているBlocked Listを参照し、受信された登録要求は、Blocked Listへ登録されているユーザに対応する情報通信端末1からの登録要求であるか否かを判断する。
ステップS10において、Blocked Listへ登録されているユーザに対応する情報通信端末1からの登録要求であると判断された場合、ステップS11において、登録要求許可・拒否判定部306は、登録要求許可・拒否通知送信制御部308に、登録を拒否することを通知するので、登録要求許可・拒否通知送信制御部308は、無線通信モジュール148を(OSを介して、デバイスドライバを制御することにより)制御して、登録要求の送信元の他の情報通信端末1へ登録要求拒否通知を送信し、処理は、後述するステップS22に進む。
ステップS10において、Blocked Listへ登録されているユーザに対応する情報通信端末からの登録要求ではないと判断された場合、ステップS12において、表示制御部310は、例えば、図24を用いて説明したような、ユーザに対して、登録要求に対する対応の選択決定を促すためのダイアログボックス775の表示部21への表示を制御する。
ステップS13において、操作入力取得部305は、図24のダイアログボックス775の「はい」ボタン781の押下など、登録を許可する操作入力を受けたか否かを判断する。
ステップS13において、登録を許可する操作入力を受けたと判断した場合、ステップS14において、操作入力取得部305は、登録を許可する操作入力を受けたことを、登録要求許可・拒否判定部306に供給する。登録要求許可・拒否判定部306は、登録要求許可・拒否通知送信制御部308に、登録を許可することを通知するので、登録要求許可・拒否通知送信制御部308は、無線通信モジュール148を(OSを介して、デバイスドライバを制御することにより)制御して、登録要求の送信元の他の情報通信端末1への登録要求許可通知の送信を制御する。
ステップS8において、登録要求が許可されたと判断された場合、または、ステップS14の処理の終了後、ステップS15において、ユーザ情報送信制御部311は、オーディオプロセッサ132を介して、大容量フラッシュメモリ154から、自分自身のユーザ情報を読み出す。
ステップS16において、ユーザ情報送信制御部311は、図26を用いて説明したようなユーザ情報の、相互に登録処理を行う相手となる他の情報通信端末1への送信を制御する。
ステップS17において、ユーザ登録情報受信制御部312は、無線通信モジュール148を(OSを介して、デバイスドライバを制御することにより)制御して、登録相手となる装置から送信される、図26を用いて説明したようなユーザ登録情報の受信を制御するとともに、受信されたユーザ登録情報を、ユーザ登録制御部313に供給する。
ステップS18において、ユーザ登録制御部313は、供給されたユーザ登録情報を、オーディオプロセッサ132を介して、大容量フラッシュメモリ154に供給し、供給したユーザ登録情報の登録を制御する。
ステップS13において、登録を許可する操作入力を受けていないと判断した場合、ステップS19において、操作入力取得部305は、登録を拒否する操作入力を受けたことを、登録要求許可・拒否判定部306に供給する。登録要求許可・拒否判定部306は、登録要求許可・拒否通知送信制御部308に、登録を拒否することを通知するので、登録要求許可・拒否通知送信制御部308は、無線通信モジュール148を(OSを介して、デバイスドライバを制御することにより)制御して、登録要求の送信元の他の情報通信端末1への登録要求拒否通知の送信を制御する。
ステップS20において、操作入力取得部305は、図24のダイアログボックス775の「一生いいえ」ボタン783が押下されたか否かに基づいて、ユーザにより、登録要求を送信した他の情報通信端末1を保有するユーザのBlocked Listへの登録が指令されたか否かを判断する。
ステップS20において、Blocked Listへの登録が指令されたと判断された場合、ステップS21において、操作入力取得部305は、登録要求を送信した他の情報通信端末1を保有するユーザのBlocked Listへの登録を指令する操作入力を受けたことを、登録要求許可・拒否判定部306に供給し、登録要求許可・拒否判定部306は、Blocked List登録制御部307に、対応するユーザのBlocked Listへの登録を指令する。Blocked List登録制御部307は、ブロードキャスト情報受信制御部302により受信が制御された、登録要求を送信した他の情報通信端末1のブロードキャスト情報を取得し、Blocked Listへ、対応するユーザおよびその情報通信端末1に関する情報を登録する。
ステップS9、ステップS11,ステップS18、または、ステップS21の処理の終了後、もしくは、ステップS20において、Blocked Listへの登録が指令されていないと判断された場合(すなわち、図24のダイアログボックス775の「いいえ」ボタン782が押下された場合)、ステップS22において、操作入力取得部305は、アドホックモードの終了が指令されたか否かを判断する。
ステップS22において、アドホックモードの終了が指令されていないと判断された場合、処理は、上述したステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS22において、アドホックモードの終了が指令されたと判断された場合、処理は終了される。
このような処理により、ユーザ登録、または、Blocked Listへの登録が実行されて、アドホックモードにおいて、所望のユーザと情報を授受することが可能となる。
また、登録時に授受される情報は、ブロードキャスト情報と比較して、機密性の高い個人情報を含んでいてもよく、登録後に授受可能な情報は、例えば、コンテンツデータなど、有料で配布されていたり、著作権が保護されているデータであってもよい。
上述した一連の処理は、ソフトウェアにより実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図11に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア172などにより構成される。
また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用した情報通信端末を含む情報通信システムについて説明するための図である。 情報通信端末の正面外形図である。 情報通信端末の、裏側(表示部の設けられていない側)の外形図である。 情報通信端末の、上側側面(WLAN ON/OFFスイッチが設けられている側)の外形図である。 情報通信端末の表示部が設けられている側から向かって右側面(通信状態通知発光部が設けられている側)の外形図である。 情報通信端末の表示部が設けられている側から向かって左側面(WLAN ON/OFFスイッチおよび電源スイッチが設けられている側)の外形図である。 情報通信端末の、下側側面(電源スイッチやミュージックキーが設けられている側)の外形図である。 筐体がスライドされた場合の外観図である。 常時表示パネルについて説明するための図である。 常時表示パネルに表示される情報について説明するための図である。 情報通信端末の内部構成例を示すブロック図である。 アプリケーションプロセッサにおいて実行されるソフトウェアの構成を示すソフトウェアスタック図である。 オーディオプロセッサにおいて実行されるソフトウェアの構成を示すソフトウェアスタック図である。 アドホック通信エンジンが有する機能のうち、主に、ユーザ登録に関係する機能について説明するための機能ブロック図である。 Home画面の表示例を示す図である。 アドホック通信について説明するための図である。 アドホック通信について説明するための図である。 アドホック通信について説明するための図である。 メニュー画面の表示例を示す図である。 アドホックユーザ一覧画面の表示例を示す図である。 待ち受け画面の表示例を示す図である。 アドホックユーザ一覧画面において、未登録ユーザのうちのいずれかが選択決定された場合の表示画面を示す図である。 登録要求中であることを示すメッセージが記載されたダイアログボックスについて説明するための図である。 登録要求を受信したことを示すメッセージが記載されたダイアログボックスについて説明するための図である。 登録が完了したことまたは登録が拒否されたことを示すメッセージが記載されたダイアログボックスについて説明するための図である。 通信相手として相互に登録が行われる場合に授受されるユーザ情報の一例について説明するための図である。 ユーザ一覧表示画面について説明するための図である。 ユーザ一覧表示画面について説明するための図である。 登録ユーザの登録を削除するための操作について説明するための図である。 登録ユーザの登録を削除するための操作について説明するための図である。 Blocked Listへ登録されているユーザの登録削除操作について説明するための図である。 Blocked Listへ登録されているユーザの登録削除操作について説明するための図である。 Blocked Listへ登録されているユーザの登録削除操作について説明するための図である。 Blocked Listへ登録されているユーザの登録削除操作について説明するための図である。 Blocked Listへ登録されているユーザの登録削除操作について説明するための図である。 Blocked Listへ登録されているユーザの登録削除操作について説明するための図である。 ユーザBの公開Playlist一覧表示画面について説明するための図である。 トラック表示画面について説明するための図である。 楽曲データ再生表示画面について説明するための図である。 アプリケーション一覧表示画面について説明するための図である。 アドホックユーザ登録処理について説明するためのフローチャートである。 アドホックユーザ登録処理について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 情報通信端末, 11 ネットワーク, 12 サーバ, 13 パーソナルコンピュータ, 21 表示部, 22 WLANモード切替ボタン, 23 HOMEボタン, 24 BACKボタン, 25 オプションボタン, 26 4方向キー, 27 決定ボタン, 28 スピーカ, 29 マイク, 30 WLAN ON/OFFスイッチ, 31 WLAN状態通知発光部, 32 電源状態通知発光部, 33 電源スイッチ, 34 通信状態通知発光部, 35 ミュージックキー, 41 バッテリーカバー, 42 リンガースピーカ, 43 HOLDスイッチ, 44 ボリュームボタン, 51 USBコネクタ, 52 コネクタジャック, 101 常時表示パネル, 131 アプリケーションプロセッサ, 132 オーディオプロセッサ, 342 表示モジュール, 143 バックライトドライバ, 144 発光モジュール, 145 オーディオ変換モジュール, 146 フラッシュメモリ, 147 メモリ, 148 無線通信モジュール, 149 キーボードモジュール, 150 入力モジュール, 152 オーディオ信号処理モジュール, 153 リアルタイムクロック(RTC), 154 大容量フラッシュメモリ, 155 メモリバス, 156 フラッシュメモ, 157 メモリ, 301 ブロードキャスト情報送信制御部, 302 ブロードキャスト情報受信制御部, 303 登録要求取得部, 304 登録要求送信制御部, 305 操作入力取得部, 306 登録要求許可・拒否判定部, 307 Blocked List登録制御部, 308 登録要求許可・拒否通知送信制御部, 309 登録要求許可・拒否通知受信制御部, 310 表示制御部, 311 ユーザ情報送信制御部, 312 ユーザ登録情報受信制御部, 313 ユーザ登録制御部

Claims (6)

  1. アクセスポイントを介さずに装置同士が直接無線通信を行う通信モードにおいて、通信範囲内に存在する他の装置から送出された、前記他の装置または前記他の装置を保有するユーザに関する情報である第1の情報を取得する第1の情報取得手段と、
    前記第1の情報取得手段により取得された情報を基に、通信可能な前記他の装置に関する情報の表示を制御する表示制御手段と、
    前記他の装置を保有するユーザのうちの所定のユーザに関する情報の登録を制御する登録制御手段と
    を備え、
    前記第1の情報取得手段により、前記登録制御手段により登録が制御されていない前記ユーザが保有している前記他の装置から送信される前記第1の情報が取得された場合、前記表示制御手段は、前記登録制御手段により登録が制御されていない前記ユーザが保有している前記他の装置に関する情報を表示し、
    前記第1の情報取得手段により、前記登録制御手段により登録が制御されている前記ユーザが保有している前記他の装置から送信される前記第1の情報が取得された場合、前記表示制御手段は、前記登録制御手段により登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置に関する情報を表示しない
    情報処理装置。
  2. 前記他の装置を保有するユーザのユーザ登録要求を取得する第2の情報取得手段と、
    前記第2の情報取得手段により、前記登録制御手段により登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置から送信されるユーザ登録要求が取得された場合、前記登録制御手段により登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置に対して、登録の要求を拒否することを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果を示す第2の情報の、前記登録制御手段により登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置への送信を制御する送信制御手段と
    を更に備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記登録制御手段は、操作入力に基づいて、登録が制御された前記ユーザの登録の解除を更に制御する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 他の装置と情報を授受することが可能な情報処理装置の情報処理方法において、
    アクセスポイントを介さずに装置同士が直接無線通信を行う通信モードにおいて、通信範囲内に存在する前記他の装置から送出された、前記他の装置または前記他の装置を保有するユーザに関する情報を取得し、
    前記他の装置を保有するユーザのうちの所定のユーザに関する情報の登録を制御し、
    登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置から送信された前記情報が取得された場合、登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置に関する情報を表示せず、登録が制御されていない前記ユーザが保有している前記他の装置から送信された前記情報が取得された場合、登録が制御されていない前記ユーザが保有している通信可能な前記他の装置に関する情報の表示を制御する
    ステップを含む情報処理方法。
  5. 他の装置との情報の授受を制御する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    アクセスポイントを介さずに装置同士が直接無線通信を行う通信モードにおいて、通信範囲内に存在する前記他の装置から送出された、前記他の装置または前記他の装置を保有するユーザに関する情報を取得し、
    前記他の装置を保有するユーザのうちの所定のユーザに関する情報の登録を制御し、
    登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置から送信された前記情報が取得された場合、登録が制御された前記ユーザが保有している前記他の装置に関する情報を表示せず、登録が制御されていない前記ユーザが保有している前記他の装置から送信された前記情報が取得された場合、登録が制御されていない前記ユーザが保有している通信可能な前記他の装置に関する情報の表示を制御する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムが記録されている記録媒体。
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