JP2007178143A - コンタクトプローブ装置および回路基板検査装置 - Google Patents

コンタクトプローブ装置および回路基板検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】検査対象体に対してプローブ本体の先端部を確実に接触させ得るコンタクトプローブ装置を提供する。
【解決手段】プローブ案内機構に取り付けるための取付け部21と、検査対象体に当接させられる当接部24とがリンク機構RMによって連結され、リンク機構RMは、取付け部21に一端部が連結された一対のアーム22(第1アーム)と、アーム22に一端部が連結されると共に当接部24に他端部が連結された一対のアーム23(第2アーム)とを備えて両アーム22の他端部にプローブ25(プローブ本体)が配設されると共に、プローブ案内機構による取付け部21の案内方向(矢印A1の向き)とは逆向き(矢印B1の向き)への取付け部21に対する当接部24の相対的な移動に伴って取付け部21に対して両アーム22が相対的に回動してチップ部品11のフィレット部12(検査対象体)にその側方からプローブ25を接触させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、プロービング対象体にプローブ本体を接触させて電気的検査を行うためのコンタクトプローブ装置、およびそのコンタクトプローブ装置を備えた回路基板検査装置に関するものである。
この種のコンタクトプローブ装置として、出願人は、回路基板に実装されたチップ部品における半田フィレット部(以下、「フィレット部」ともいう)に対するプロービングが可能なチップ部品用プローブユニット(以下、「プローブユニット」ともいう)を実開平6−16871号公報に開示している。このプローブユニットは、絶縁性スペーサを挟むようにして並べられた2本のプローブが筒状の絶縁性ホルダー内に配設されて全体として棒状に構成されている。このプローブユニットによるプロービングに際しては、移動機構が制御部の制御に従って検査対象体(チップ部品)に向けて絶縁性ホルダーを下降させることにより、両プローブの先端部をフィレット部に当接させる。また、移動機構によって絶縁性ホルダーがさらに下降させられたときには、絶縁性ホルダー内に配設されたコイルスプリングが押し縮められるようにして両プローブが絶縁性ホルダーに対して相対的にスライドさせられる。これにより、コイルスプリングの反発力によってプローブの先端部がフィレット部に押し付けられる。この場合、このプローブユニットでは、両プローブ同士の接触を回避しつつ、極く狭い領域内の所望のプロービング位置(この例では、両フィレット部)に対して両プローブの先端部を接触させるべく、両プローブ間に挟み込まれた絶縁体の厚みによって両プローブの先端部間の距離が調節されている。したがって、回路基板上の検査対象体に向けて絶縁性ホルダーを下降させるだけで、両フィレット部に両プローブの先端部を接触させることが可能となっている。この後、両フィレット部に接触させた両プローブを介して検査対象体についての電気的検査を実行する。これにより、検査対象体についてのプロービングが完了する。
実開平6−16871号公報(第7−10頁、第1−5図)
ところが、出願人が開示しているプローブユニットには、以下の改善すべき課題がある。すなわち、出願人が開示しているプローブユニットでは、検査対象体に対してその上方から両プローブの先端部を接触させる構成が採用されている。一方、今日の回路基板では、ファインピッチ化を図るべく、フィレット部によって占有される面積を小さくするために、回路基板に対してフィレット部の表面がほぼ直交するように半田の材質や半田の量が調整されてチップ部品が実装されている。また、今日では、フィレット部の形成に際して鉛フリー半田(無鉛半田)が一般的に用いられており、通常の半田と比較して鉛フリー半田が硬いことに起因してプローブ(プローブ本体)の先端部をフィレット部に突き刺すのが困難となっている。したがって、このような検査対象体に対するプロービング時において、出願人が開示しているプローブユニットをチップ部品に向けて下降させたときには、プローブの先端部がフィレット部の表面を滑り落ちて回路基板の表面(実装用パターンの表面)に当接するおそれがある。
本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、検査対象体に対してプローブ本体の先端部を確実に接触させ得るコンタクトプローブ装置および回路基板検査装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載のコンタクトプローブ装置は、プローブ案内機構に取り付けるための取付け部と、検査対象体に当接させられる当接部とがリンク機構によって連結され、前記リンク機構は、前記取付け部に一端部が連結された一対の第1アームと、当該第1アームに一端部が連結されると共に前記当接部に他端部が連結された一対の第2アームとを備えて前記両第1アームの少なくとも一方における他端部にプローブ本体が配設されると共に、前記プローブ案内機構による前記取付け部の案内方向とは逆向きへの当該取付け部に対する前記当接部の相対的な移動に伴って当該取付け部に対して前記両第1アームが相対的に回動して前記検査対象体にその側方から前記プローブ本体を接触させる。
なお、本発明における「取付け部に一端部が連結された」との構成には、第1アームの一端部が取付け部に直接連結されている構成のみならず、他の部材(アーム等)を介して第1アームの一端部が取付け部に連結されている構成が含まれる。同様にして、「第1アームに一端部が連結される」との構成には、第2アームの一端部が第1アームに直接連結されている構成のみならず、他の部材(アーム等)を介して第2アームの一端部が第1アームに連結されている構成が含まれ、「当接部に他端部が連結された」との構成には、第2アームの他端部が当接部に直接連結されている構成のみならず、他の部材(アーム等)を介して第2アームの他端部が当接部に連結されている構成が含まれる。また、本発明における「プローブ本体が配設され」との構成には、第1アームとは別体に構成されたプローブ本体が第1アームの他端部に取り付けられる構成のみならず、第1アームの他端部にプローブ本体が一体的に形成される構成が含まれる。
また、請求項2記載のコンタクトプローブ装置は、請求項1記載のコンタクトプローブ装置において、前記両第1アームの前記他端部に前記プローブ本体がそれぞれ配設されている。
さらに、請求項3記載のコンタクトプローブ装置は、請求項1または2記載のコンタクトプローブ装置において、先端部間の距離が基端部間の距離よりも短くなるように前記各第1アームの前記各他端部に前記両プローブ本体が配設されている。
また、請求項4記載の回路基板検査装置は、請求項1から3のいずれかに記載のコンタクトプローブ装置と、前記プローブ案内機構と、前記コンタクトプローブ装置における前記プローブ本体を介して前記検査対象体についての電気的検査を実行する検査部と、前記プローブ案内機構による前記コンタクトプローブ装置の移動および前記検査部による前記電気的検査の実行を制御する制御部とを備えている。
請求項1記載のコンタクトプローブ装置によれば、一対の第1アームおよび一対の第2アームを備えてプローブ案内機構による取付け部の案内方向とは逆向きへの取付け部に対する当接部の相対的な移動に伴って取付け部に対して両第1アームが相対的に回動して検査対象体にその側方からプローブ本体を接触させるリンク機構によって取付け部と当接部とを連結したことにより、検査対象体におけるプロービングポイント(例えばフィレット部)の表面が検査対象の基板に対して直角に近い大きな角度で交差する状態に形成されているときであっても、検査対象体の側方から移動させたプローブ本体を検査対象体に対して確実に接触させることができる。
また、請求項2記載のコンタクトプローブ装置によれば、両第1アームにプローブ本体をそれぞれ配設したことにより、1つのコンタクトプローブ装置を移動させるだけで検体対象体の両側面(例えば、チップ部品等における両フィレット部)にプローブ本体をそれぞれ接触させることができるため、2つのコンタクトプローブ装置を用いることなく、検査対象体についての電気的検査を実行することができる。
さらに、請求項3記載のコンタクトプローブ装置によれば、先端部間の距離が基端部間の距離よりも短くなるように第1アームの他端部に両プローブ本体を配設したことにより、検査対象体の側面に対してプローブ本体をほぼ垂直方向から(大きな角度で)押し当てることができるため、検査対象体の側面(フィレット部等)に対してプローブ本体を確実に電気的に接触させることができる。
また、請求項4記載の回路基板検査装置によれば、上記のいずれかのコンタクトプローブ装置と、プローブ案内機構と、コンタクトプローブ装置におけるプローブ本体を介して検査対象体についての電気的検査を実行する検査部と、プローブ案内機構によるコンタクトプローブ装置の移動および検査部による電気的検査の実行を制御する制御部とを備えたことにより、検査対象体の側面(フィレット部等)に対して確実に接触させたプローブ本体を用いて検査対象体(チップ部品等)についての電気的検査を高精度で実行することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るコンタクトプローブ装置および回路基板検査装置の好適な実施の形態について説明する。
最初に、本発明に係るコンタクトプローブ装置を備えた回路基板検査装置1の構成について、図面を参照して説明する。
回路基板検査装置1は、図1に示すように、プローブユニット2、移動機構3、検査部4および制御部5を備え、チップ部品等の各種検査対象体が実装された検査対象基板10についての電気的検査を実行可能に構成されている。この場合、図2に示すように、検査対象基板10には、本発明における検査対象体の一例であるチップ部品11が実装されている。このチップ部品11は、その両端に形成された電極11aがフィレット部12を介して検査対象基板10上の導体パターン(図示せず)に電気的に接続されている。
一方、プローブユニット2は、本発明に係るコンタクトプローブ装置に相当し、図2に示すように、取付け部21、一対のアーム22,22、一対のアーム23,23および当接部24が絶縁性を有する樹脂材料で一体形成されている。この場合、このプローブユニット2では、一対のアーム22および一対のアーム23によって本発明におけるリンク機構の一例であるリンク機構RMが構成され、このリンク機構RMによって取付け部21と当接部24とが連結されている。取付け部21は、その一端部(同図における上方の端部:図示せず)が移動機構3に取り付けられると共に、その他端部(同図における下端部)に支点(円弧切欠き支点)31,31を介して一対のアーム22が連結されている。アーム22は、本発明における第1アームに相当し、同図において手前側から見た側面視がL字状に形成され、その一端部が取付け部21に連結されると共に、その他端部には、本発明におけるプローブ本体に相当するプローブ25が取り付けられている。この場合、このプローブユニット2では、両プローブ25における先端部25a間の距離が基端部25b間の距離よりも短くなるように両アーム22にプローブ25が取り付けられている。また、両プローブ25の基端部25bは、信号ケーブルを介して検査部4に接続されている。
アーム23は、本発明における第2アームに相当し、その一端部が支点(円弧切欠き支点)32を介してアーム22に連結されると共に、その他端部が支点(円弧切欠き支点)33を介して当接部24に連結されている。この場合、このプローブユニット2では、アーム22におけるプローブ25の取り付け位置近傍にアーム23が連結されている。当接部24は、その一端部(同図における上端部)がアーム23に連結されると共に、その他端部(同図における下端部)には、チップ部品11に対して当接させられた際にチップ部品11の表面が傷付く事態を回避するための弾性体26が配設されている。
移動機構3は、本発明におけるプローブ案内機構に相当し、制御部5の制御に従い、プローブユニット2(取付け部21)をチップ部品11に向けて移動させる。検査部4は、制御部5の制御に従い、プローブユニット2に配設された2本のプローブ25を介してチップ部品11等についての電気的検査を実行する。制御部5は、移動機構3によるプローブユニット2の移動、および検査部4によるチップ部品11の電気的検査を制御する。
次いで、回路基板検査装置1による検査対象基板10の電気的検査方法について、図面を参照して説明する。
まず、チップ部品11等の実装面を上向きにして検査対象基板10を所定の検査位置にセットする。次いで、検査開始が指示された際に、制御部5が移動機構3を制御し、図2に示すように、検査対象のチップ部品11の上方にプローブユニット2を移動させる。続いて、移動機構3は、プローブユニット2をチップ部品11に向けて矢印A1の向き(本発明における「案内方向」)に下降させる。この際には、まず、当接部24の下端部に配設された弾性体26がチップ部品11の表面に当接し、その状態において移動機構3によって取付け部21がさらに下降させられることにより、当接部24が取付け部21に対して矢印B1の向きで相対的に上動させられる(本発明における「案内方向とは逆向きへの取付け部に対する当接部の相対的な移動」との動作の一例)。これに伴い、両アーム23が当接部24に対して矢印C1の向きで回動することにより、両アーム22を取付け部21に対して矢印D1の向きで回動させる(本発明における「取付け部に対して両第1アームが相対的に回動する」との動作の一例)。この結果、両アーム22に配設されたプローブ25が矢印E1で示すように移動させられて、図3に示すように、チップ部品11の側方から両フィレット部12に対して両先端部25aが接触させられる。
この場合、このプローブユニット2では、前述したように、両プローブ25における先端部25a間の距離が基端部25b間の距離よりも短くなるように両アーム22にプローブ25が取り付けられている。したがって、図2,3に示すように、取付け部21に対する両アーム22の回動に伴って矢印E1の向きで移動させられた両プローブ25は、フィレット部12の表面に対して垂直方向から(90°に近い角度で)押し当てられることとなる。この結果、両プローブ25の先端部25aがフィレット部12に対して十分に押し込まれて、両プローブ25が両フィレット部12にそれぞれ電気的に確実に接続される。次いで、制御部5は、検査部4を制御してチップ部品11についての電気的検査を開始させる。これに応じて、検査部4は、両フィレット部12に接触させられている両プローブ25を介してチップ部品11についての電気的検査(一例として、抵抗値の測定)を実行する。
続いて、検査部4によるチップ部品11についての電気的検査が完了した際に、制御部5は、移動機構3を制御してプローブユニット2をチップ部品11の上方に上動させる。この際には、移動機構3によって取付け部21が図3に示す矢印A2の向きで上動させられるのに伴い、各支点31〜33の弾性復帰により、両アーム23が当接部24に対して矢印C2の向きで回動すると共に、両アーム22が取付け部21に対して矢印D2の向きで回動する。この結果、当接部24が取付け部21に対して矢印B2の向きで相対的に移動(下降)させられると共に、アーム22に配設されている両プローブ25が矢印E2の向きでフィレット部12から離間させられる。これにより、両フィレット部12に対するプロービング(チップ部品11についての電気的検査)が完了する。
このように、このプローブユニット2によれば、一対のアーム22および一対のアーム23を備えて移動機構3による取付け部21の案内方向とは逆向きへの取付け部21に対する当接部24の相対的な移動に伴って取付け部21に対して両アーム22が相対的に回動して検査対象体(この例では、チップ部品11)にその側方から両プローブ25を接触させるリンク機構RMによって取付け部21と当接部24とを連結したことにより、フィレット部12の表面が検査対象基板10に対して直角に近い大きな角度で交差する状態に形成されているときであっても、チップ部品11の側方から移動させたプローブ25を両フィレット部12に対して確実に接触させることができる。
また、このプローブユニット2によれば、両アーム22にプローブ25をそれぞれ配設したことにより、1つのプローブユニット2を移動させるだけで両フィレット部12にプローブ25をそれぞれ接触させることができるため、2つのプローブユニットを用いることなく、チップ部品11についての電気的検査を実行することができる。
さらに、このプローブユニット2によれば、先端部25a間の距離が基端部25b間の距離よりも短くなるようにアーム22に両プローブ25を配設したことにより、フィレット部12の表面に対してプローブ25をほぼ垂直方向から(大きな角度で)押し当てることができるため、フィレット部12に対してプローブ25を確実に電気的に接触させることができる。
また、この回路基板検査装置1によれば、上記のプローブユニット2と、移動機構3と、両プローブ25を介して検査対象体についての電気的検査を実行する検査部4と、移動機構3によるプローブユニット2の移動および検査部4による電気的検査の実行を制御する制御部5とを備えたことにより、両フィレット部12に対して確実に接触させたプローブ25を用いてチップ部品11についての電気的検査を高精度で実行することができる。
なお、本発明は、上記した本発明の実施の形態に例示した構成に限定されない。例えば、上記のプローブユニット2では、本発明における取付け部に相当する取付け部21と、本発明における第1プローブに相当するアーム22とを支点31を介して直接連結した構成を採用しているが、例えば、図4に示すプローブユニット2Aのように、本発明における第1プローブの他の一例である両アーム22Bと、取付け部21とをアーム22Aを介して連結する構成を採用することができる。なお、同図に示すプローブユニット2A、および、後に説明するプローブユニット2B〜2E(図5〜8参照)において上記のプローブユニット2と同様の構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。このプローブユニット2Aでは、取付け部21に対して両アーム22Aが支点31を介して連結されると共に、両アーム22Bがアーム22Aに対して支点34を介して連結され、両アーム22A、両アーム22Bおよび両アーム23によって本発明におけるリンク機構の他の一例であるリンク機構RM1が構成されている。この場合、このプローブユニット2Aでは、プロービング時に当接部24が取付け部21に対して相対的に上動させられた際に、両アーム22Bがアーム22Aに対して回動することで、チップ部品11(図示せず)の側方から矢印E1の向きで両プローブ25をフィレット部12に接触させる。したがって、前述したプローブユニット2と同様にして、両プローブ25をフィレット部12に対して確実に接触させることができる。
また、前述したプローブユニット2では、アーム22におけるプローブ25の取付部位近傍にアーム23を連結した構成を採用しているが、第1アームに対する第2アームの連結位置は、これに限定されない。具体的には、例えば図5に示すプローブユニット2Bのように、本発明における第1アームのさらに他の一例であるアーム22Cに対して、その取付け部21との連結部位側(連結部位近傍)において、当接部24Aが取り付けられたアーム23を支点32を介して連結する構成を採用することができる。なお、このプローブユニット2Bでは、両アーム22Cおよび両アーム23によって本発明におけるリンク機構のさらに他の一例であるリンク機構RM2が構成されている。この構成においても、前述したプローブユニット2と同様にして、プロービング時にチップ部品11(図示せず)の側方から矢印E1の向きで両プローブ25を移動させて両プローブ25をフィレット部12に対して確実に接触させることができる。
さらに、本発明における取付け部の形状は、上記のプローブユニット2,2A,2Bのような側面視直線状(棒状)に限定されず、例えば、図6に示すプローブユニット2Cのように、側面視Y字状に構成することもできる。また、本発明における第1アームは、上記のプローブユニット2におけるアーム22やプローブユニット2Bにおけるアーム22Cのような側面視L字状に限定されず、プローブユニット2Cにおけるアーム22Dのように、側面視直線状に構成することができる。なお、このプローブユニット2Cでは、両アーム22Dおよび両アーム23によって本発明におけるリンク機構のさらに他の一例であるリンク機構RM3が構成されている。この構成においても、前述したプローブユニット2と同様にして、プロービング時にチップ部品11(図示せず)の側方から矢印E1の向きで両プローブ25を移動させて両プローブ25をフィレット部12に対して確実に接触させることができる。
また、上記のプローブユニット2,2A〜2Cでは、本発明における両第1アームにプローブ25をそれぞれ配設した構成を採用しているが、例えば図7に示すプローブユニット2Dのように、本発明における第1アームに相当するアーム22,22Eのうちの一方(この例では、アーム22)にのみプローブ25を配設する構成を採用することができる。この構成を採用した場合、プローブ25を配設しない側の第1アーム(アーム22E)における端部Pを例えば面取りするなどして、プロービング時にフィレット部12を傷付ける事態を回避するのが好ましい。
さらに、上記のプローブユニット2,2A〜2Dでは、本発明におけるプローブ本体に相当するプローブ25を各アーム等とは別体に形成して第1アームに取り付ける構成を採用しているが、例えば、図8に示すプローブユニット2Eのように、本発明における第1アームのさらに他の一例であるアーム22Fの先端部を鋭利に尖らせることでアーム22Fの先端部にプローブ45(本発明におけるプローブ本体の他の一例)を一体的に形成する構成を採用することができる。この場合、アーム22F(第1アーム)の先端部にプローブ45を一体的に形成する構成では、両アーム22F、およびアーム22Fに連結される他のアーム等が金属材料等の導電性材料で形成されている。したがって、このプローブユニット2Eでは、両プローブ45を電気的に非接触状態とするために、同図に示すように、例えば取付け部21および当接部24を左右に2分割すると共に、その間に絶縁体27が挟み込まれている。また、プロービング時にフィレット部12に対してプローブ45を確実に接触させるために、両プローブ45における先端部45a間の距離が基端部45b間の距離よりも短くなるように両アーム22Fにプローブ45を形成するのが好ましい。なお、このプローブユニット2Eでは、両アーム22Fおよび両アーム23によって本発明におけるリンク機構のさらに他の一例であるリンク機構RMが構成されている。この構成においても、前述したプローブユニット2と同様にして、プロービング時にチップ部品11(図示せず)の側方から矢印E1の向きで両プローブ25を移動させて両プローブ25をフィレット部12に対して確実に接触させることができる。
また、上記のプローブユニット2,2A〜2Eでは、円弧切欠き支点を介して各アーム等を連結する構成を採用しているが、リンク機構を構成する各支点の形状については、円弧切欠き支点に限定されず、双曲線切欠き支点や楕円切欠き支点などの各種の支点を採用することができる。
回路基板検査装置1の構成を示すブロック図である。 チップ部品11の上方に位置させられた状態のプローブユニット2の側面図である。 チップ部品11に対してプロービングしている状態のプローブユニット2の側面図である。 プローブユニット2Aの構成を示す概念図である。 プローブユニット2Bの構成を示す概念図である。 プローブユニット2Cの構成を示す概念図である。 プローブユニット2Dの構成を示す側面図である。 プローブユニット2Eの構成を示す側面図である。
符号の説明
1 回路基板検査装置
2,2A〜2E プローブユニット
3 移動機構
4 検査部
5 制御部
10 検査対象基板
11 チップ部品
12 フィレット部
21,21A 取付け部
22,22A〜22F,23 アーム
24,24A 当接部
25,45 プローブ
25a,45a 先端部
25b,45b 基端部
31〜34 支点
RM,RM1〜RM3 リンク機構

Claims (4)

  1. プローブ案内機構に取り付けるための取付け部と、検査対象体に当接させられる当接部とがリンク機構によって連結され、
    前記リンク機構は、前記取付け部に一端部が連結された一対の第1アームと、当該第1アームに一端部が連結されると共に前記当接部に他端部が連結された一対の第2アームとを備えて前記両第1アームの少なくとも一方における他端部にプローブ本体が配設されると共に、前記プローブ案内機構による前記取付け部の案内方向とは逆向きへの当該取付け部に対する前記当接部の相対的な移動に伴って当該取付け部に対して前記両第1アームが相対的に回動して前記検査対象体にその側方から前記プローブ本体を接触させるコンタクトプローブ装置。
  2. 前記両第1アームの前記他端部に前記プローブ本体がそれぞれ配設されている請求項1記載のコンタクトプローブ装置。
  3. 前記両プローブ本体は、先端部間の距離が基端部間の距離よりも短くなるように前記各第1アームの前記各他端部に配設されている請求項2記載のコンタクトプローブ装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のコンタクトプローブ装置と、前記プローブ案内機構と、前記コンタクトプローブ装置における前記プローブ本体を介して前記検査対象体についての電気的検査を実行する検査部と、前記プローブ案内機構による前記コンタクトプローブ装置の移動および前記検査部による前記電気的検査の実行を制御する制御部とを備えている回路基板検査装置。
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