JP2007178074A - 給湯システム - Google Patents

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尋一 後藤
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Abstract

【課題】 リモコンの故障等によりリモコンへの電流の増加により配管の凍結防止が正常に動作することができず配管が凍結により破損したり、リモコンが発煙・発火する恐れがあるという課題を有していた。
【解決手段】 リモコン2への電流を検出し、ある値以上になればリモコン2への電源を遮断することで配管凍結機能が正常に動作でき、リモコンの発煙・発火の防止ができるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は給湯器と前記給湯器を遠隔操作するリモコンとが有線で接続され、前記給湯器に配管凍結防止機能を有した給湯システムに関するものである。
従来、この種の給湯システムは、給湯器と前記給湯器を遠隔操作するリモコンとが有線で接続され、そして前記給湯器に配管凍結防止機能を有しており、前記給湯器内外の温度を検知し、検知した温度がある値以下になると配管の凍結防止のため前記配管凍結防止機能が動作し、配管の凍結防止を行うものであった(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の給湯システムを示すものである。図7に示すように、給湯器1と、給湯器1と有線で接続されたリモコン2と、給湯器1に設けられた電源部3と配管凍結防止部4で構成されている。
特開2001−4208号公報
しかしながら、前記従来の構成では、リモコン2の配線工事時の施工不良によるリモコン配線の短絡やリモコンの故障により、リモコンケーブルやリモコンに流れる電流の増加による給湯器1内部の電源部3が破損し配管の凍結防止部4が正常に動作することができず配管が凍結により破損する課題を有していた。
また、近年UL規格等でも15Wを超える電力が取り出しうるポイント周囲には非常に高いレベルの難燃グレードが要求されているが、従来の給湯システムではリモコン2の故障時にリモコン2で15W以上の電力が消費されることがありうるため、故障時にリモコン2に大電流が流れ込むことにより15W以上の電力が消費されることによる発熱でリモコ2が発煙・発火する恐れがあるという課題を有していた。
前記従来の課題に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、リモコンの配線工事時の施工不良によるリモコン配線の短絡やリモコンの故障によりリモコンケーブルやリモコンに流れる電流が増加しても、凍結防止機能が正常に動作でき、リモコンでの発煙や発火を予防する給湯システムを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明の給湯システムは、商用電源を電源とする給湯器と前記給湯器に接続した有線で電源を供給され、前記給湯器を遠隔操作するリモコンを有するものにあって、商用電源を前記給湯器で使用する電圧に変換する電源部と、前記電源部より電源を供給されて配管の凍結防止を行う配管凍結防止部と、前記リモコンに流入するリモコン電流を検出するリモコン電流検出部と、前記リモコン電流検出部で検出したリモコン電流が、ある値を超えれば前記リモコンへの電源供給を遮断するリモコン電源遮断部を備えたものである。
これにより、リモコンに故障が生じても配管凍結防止部の機能は損なわれることなく、またリモコンの発熱等も防止するものである。
本発明の給湯システムは、リモコンに故障が生じても電源部の破損を防ぎ配管凍結防止部の機能を正常に確保できるとともに、リモコンへ大電流が流れ込むことによるリモコンの発熱等を防ぐことができる。
第1の発明は、商用電源を電源とする給湯器と、前記給湯器に接続した有線で電源を供給され、前記給湯器を遠隔操作するリモコンを有する給湯システムにおいて、商用電源を前記給湯器で使用する電圧に変換し供給する電源部と、前記電源部より電源を供給されて配管の凍結防止を行う配管凍結防止部と、前記リモコンに供給する電源の電流を検出するリモコン電流検出部と、前記リモコンに供給する電源を遮断するリモコン電源遮断部を備え、前記リモコン電流検出部で検出した電流値が、ある値以上になると前記リモコン電源遮断部でリモコンに供給する電源を遮断するものである。
これにより、リモコンの配線工事時の施工不良によるリモコン配線の短絡や前記リモコンの故障によりリモコンケーブルや前記リモコンに流れる電流が増加しても、前記リモコン電流検出部で検出した電流値が、ある値以上になると前記リモコン電源遮断部で前記リモコンへの電源供給を遮断するため、前記電源部の破損を防ぐことができ、従って前記配管凍結防止部へ電源供給ができなくなることを防ぐことができる。また、前記リモコンへ大電流が流れ込むことによる前記リモコンの発熱、発煙、発火を防ぐことができる。
第2の発明は、第1の発明の電流検出部とリモコン電源遮断部を、パターンヒューズ部で構成したもので、リモコンの配線工事時の施工不良による前記リモコン配線の短絡や前記リモコンの故障によりリモコンケーブルや前記リモコンに流れる電流が増加しても、パターンヒューズ部に、ある値以上の電流が流れることで前記パターンヒューズ部は断線し前記リモコンへの電源供給を遮断するため、前記電源部の破損を防ぐことができ、前記配管凍結防止部へ電源供給ができなくなることを防ぐことができる。また前記リモコンへ大電流が流れ込むことによる前記リモコンの発熱、発煙、発火を防ぐことができる。
第3の発明は、第1の発明の電流検出部とリモコン電源遮断部を交換が可能な電流ヒューズ素子で構成したもので、リモコンの配線工事時の施工不良による前記リモコン配線の短絡や前記リモコンの故障によりリモコンケーブルや前記リモコンに流れる電流が増加しても、前記電流ヒューズ素子にある値以上の電流が流れることで前記電流ヒューズ素子は断線し前記リモコンへの電源供給を遮断するため、前記電源部の破損を防ぐことができ、前記配管凍結防止部へ電源供給ができなくなることを防ぐことができる。
また、前記リモコンへ大電流が流れ込むことによる前記リモコンの発熱、発煙、発火を防ぐことができる。また前記ヒューズ素子が断線してしまっても、リモコン配線の修正やリモコンの修理でトラブル原因を解決した後は、前記ヒューズ素子の交換だけで前記給湯システムは正常に動作が可能になる。
第4の発明は、第1の発明の電流検出部とリモコン電源遮断部を交換が不要なリセッタブルヒューズ素子で形成したもので、前記リモコンの配線工事時の施工不良による前記リモコン配線の短絡や前記リモコンの故障によりリモコンケーブルや前記リモコンに流れる電流が増加しても、前記リセッタブルヒューズにある値以上の電流が流れることで前記リセッタブルヒューズは自身の発熱による温度上昇でハイインピーダンス状態になりリモコンへの電源供給を遮断するため、電源部の破損を防ぐことができ、配管凍結防止部へ電源供給ができなくなることを防ぐことができる。
また、リモコンへ大電流が流れ込むことによるリモコンの発熱、発煙、発火を防ぐことができるとともに、前記リセッタブルヒューズがハイインピーダンス状態になっても、前記リモコン配線の修正や前記リモコンの修理でトラブル原因を解決した後は、商用電源を一度切り前記リセッタブルヒューズへの電源供給を停止することで前記リセッタブルヒューズは冷却され導通状態に復帰する。従って、前記リセッタブルヒューズの交換をしな
くても前記給湯システムは正常に動作が可能になる。
第5の発明は、第1の発明の電流検出部として、リモコンの電源ラインに直列に抵抗を設け、前記抵抗の両端の電位差を検出することで電流値を検出するもので、前記リモコンの配線工事時の施工不良によるリモコン配線の短絡や前記リモコンの故障により前記リモコンケーブルや前記リモコンに流れる電流が増加しても、前記リモコンへの電源ラインに直列に挿入した前記抵抗の両端の電位差がある値以上になるとリモコン電源遮断部で前記リモコンへの電源供給を遮断するため、前記電源部の破損を防ぐことができ、前記配管凍結防止部へ電源供給ができなくなることを防ぐことができる。
また、前記リモコンへ大電流が流れ込むことによる前記リモコンの発熱、発煙、発火を防ぐことができるとともに、前記抵抗の両端の電位差を検出することで前記リモコンへの電流遮断のトリガーにできるため任意の電流で遮断することが可能になる。
第6の発明は、第1の発明の電流検出部とリモコン電源遮断部を、過電流保護機能を持った電源ICで形成したもので、前記リモコンの配線工事時の施工不良によるリモコン配線の短絡や前記リモコンの故障により前記リモコンケーブルや前記リモコンに流れる電流が増加しても、前記電源ICの出力電流が前記電源ICの許容電流以上の電流になると前記電源ICは出力を遮断するため前記リモコンへの電源供給を遮断でき、前記電源部の破損を防ぐことができ、前記配管凍結防止部へ電源供給ができなくなることを防ぐことができる。
また、前記リモコンへ大電流が流れ込むことによる前記リモコンの発熱、発煙、発火を防ぐことができるとともに、前記電源ICが出力遮断状態になっても、リモコン配線の修正やリモコンの修理でトラブル原因を解決した後は、商用電源をリセットすることで前記給湯システムは正常に動作が可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、本実施の形態の説明において、同一構成で同一作用効果を奏するところには同一符号を付して重複した説明を行わないものとする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における給湯システムの構成図を示すものである。図1において、給湯システムは商用電源を電源とする給湯器1と、この給湯器1を遠隔操作するリモコン2で構成している。
給湯器1は、商用電源を給湯器1で使用する電圧に変換する電源部3と、電源部3から電源を供給されて配管の凍結防止を行う配管凍結防止部4と、リモコン2へ供給する電源の電流を検出するリモコン電流検出部5と、リモコン電流検出部5に、ある値以上の電流が流れたと検出した場合にリモコン2への電源供給を遮断するリモコン電源遮断部6を有する。リモコン2は、給湯器1に有線で接続され、リモコン電流検出部5、リモコン電源遮断部6を介して電源部3より電源を供給される。
以上のように構成された給湯システムについて、以下その動作、作用を説明する。配管凍結防止部4は、冬などの寒い日に給湯器1に接続されている配管内の水が凍結し配管が破裂することを防ぐために電源部3から電源を供給してもらい配管を電力で暖め、配管の凍結防止を行う。配管凍結防止部としては、例えば電気式のヒーター等がある。また、リモコン電流検出部5は電源部3からリモコン2へ供給される電源の電流値を検出し、その検出した電流値がある電流値以上になるとリモコン電源遮断部6はリモコン2への電源
を遮断する。
以上のように、本発明の実施の形態においては、リモコン2の配線工事時の施工不良によるリモコン配線の短絡やリモコン2の故障によりリモコンケーブルやリモコン2に流れる電流が増加しても、リモコン電流検出部5で検出した電流値がある値以上になるとリモコン電源遮断部6でリモコン2への電源供給を遮断するため、リモコン2の故障により流れる過電流等による電源部3の破損を防ぐことができる。
従って、配管凍結防止部4へ電源供給ができなくなるのは防止され、配管凍結防止部4の機能を常に発揮できる状態に確保できる。またリモコン2へ大電流が流れ込むことによるリモコン2の発熱、発煙、発火を防ぐこともできる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における給湯システムの構成図を示すものである。図2において、給湯システムは商用電源を電源とする給湯器1と、この給湯器1を遠隔操作するリモコン2で構成している。給湯器1には、商用電源を給湯器1で使用する電圧に変換する電源部3と、電源部3から電源を供給されて配管の凍結防止を行う配管凍結防止部4と、リモコン2へ供給する電源ラインに設けられたプリント配線板の配線パターンであるパターンヒューズ部7を有する。リモコン2は、給湯器1に有線で接続され、実施の形態1でいうリモコン電流検出部5とリモコン電源遮断部6を兼ねたパターンヒューズ部7を介して電源部3より電源を供給される。
以上のように構成された給湯システムについて、以下その動作、作用を説明する。配管凍結防止部4は、冬などの寒い日に給湯器1に接続されている配管内の水が凍結し配管が破裂することを防ぐために電源部3から電源を供給してもらい、その電力で配管を暖めて配管の凍結防止を行う。配管凍結防止部4としては、例えば電気式のヒーター等がある。また、電源部3からリモコン2へ供給される電流がパターンヒューズ部7の許容電流値以上になると、パターンヒューズ部7は断線し、リモコン2への電源供給を遮断する。
以上のように、本発明の実施の形態においては、リモコン2の配線工事時の施工不良によるリモコン配線の短絡やリモコン2の故障によりリモコンケーブルやリモコン2に流れる電流が増加しても、パターンヒューズ部7に流れる電流が許容電流値以上になると、パターンヒューズ部7は断線しリモコン2への電源供給を遮断するため、リモコン2の故障により流れる過電流等による電源部3の破損を防ぐことができる。
従って、配管凍結防止部4への電源供給ができなくなるのは防止され、配管凍結防止部4の機能を常に発揮できる状態に確保できる。また、リモコン2へ大電流が流れ込むことによるリモコン2の発熱、発煙、発火を防ぐことができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における給湯システムの構成図を示すものである。図3において、給湯システムは商用電源を電源とする給湯器1と、この給湯器1を遠隔操作するリモコン2で構成している。給湯器1には、商用電源を給湯器1で使用する電圧に変換する電源部3と、電源部3から電源を供給されて配管の凍結防止を行う配管凍結防止部4と、リモコン2へ供給する電源ラインに設けられたヒューズ素子8を有する。リモコン2は、給湯器1に有線で接続され、実施の形態1でいうリモコン電流検出部5とリモコン電源遮断部6を兼ねたヒューズ素子8を介して電源部3より電源を供給される。
以上のように構成された給湯システムについて、以下その動作、作用を説明する。配管凍結防止部4は、冬などの寒い日に給湯器1に接続されている配管内の水が凍結し配管
が破裂することを防ぐために電源部3から電源を供給してもらい、その電力で配管を暖めて配管の凍結防止を行う。配管凍結防止部としては、例えば電気式のヒーター等がある。また、電源部3からリモコン2へ供給される電流がヒューズ素子8の許容電流値以上になると、ヒューズ素子8は断線し、リモコン2への電源供給を遮断する。
以上のように、本発明の実施の形態においては、リモコン2の配線工事時の施工不良によるリモコン配線の短絡やリモコン2の故障によりリモコンケーブルやリモコン2に流れる電流が増加しても、ヒューズ素子8に流れる電流が許容電流値以上になると、ヒューズ素子8は断線しリモコン2への電源供給を遮断するため、リモコン2の故障により流れる過電流等による電源部3の破損を防ぐことができる。
従って、配管凍結防止部4へ電源供給ができなくなるのは防止され、配管凍結防止部4の機能を常に発揮できる状態に確保できる。また、リモコン2へ大電流が流れ込むことによるリモコン2の発熱、発煙、発火を防ぐことができるとともに、ヒューズ素子8が断線してしまっても、リモコン配線の修正やリモコンの修理でトラブル原因を解決した後は、ヒューズ素子8の交換だけで給湯システムは正常に動作が可能になる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4における給湯システムの構成図を示すものである。図4において、給湯システムは商用電源を電源とする給湯器1と、この給湯器1を遠隔操作するリモコン2で構成している。給湯器1は、商用電源を給湯器1で使用する電圧に変換する電源部3と、電源部3から電源を供給されて配管の凍結防止を行う配管凍結防止部4と、リモコン2へ供給する電源ラインに設けられたリセッタブルヒューズ9を有する。リモコン2は、給湯器1に有線で接続され、実施の形態1でいうリモコン電流検出部5とリモコン電源遮断部6を兼ねたリセッタブルヒューズ9を介して電源部3より電源を供給される。
以上のように構成された給湯システムについて、以下その動作、作用を説明する。配管凍結防止部4は、冬などの寒い日に給湯器1に接続されている配管内の水が凍結し配管が破裂することを防ぐために電源部3から電源を供給してもらい、その電力で配管を暖めて配管の凍結防止を行う。配管凍結防止部としては、例えば電気式のヒーター等がある。また、電源部3からリモコン2へ供給される電流がリセッタブルヒューズ9の許容電流値以上になると、リセッタブルヒューズ9は自身の発熱による温度上昇でハイインピーダンス状態になり、リモコン2への電源供給を遮断する。
以上のようにリモコン2の配線工事時の施工不良によるリモコン配線の短絡やリモコンの故障によりリモコンケーブルやリモコンに流れる電流が増加しても、リセッタブルヒューズ9に許容電流以上の電流が流れることでリセッタブルヒューズ9は自身の発熱による温度上昇でハイインピーダンス状態になりリモコン2への電源供給を遮断するため、電源部3の破損を防ぐことができ、従って配管凍結防止部4へ電源供給ができなくなるのは防止され、配管凍結防止部4の機能を常に発揮できる状態に確保できる。
また、リモコン2へ大電流が流れ込むことによるリモコン2の発熱、発煙、発火を防ぐことができるとともに、リセッタブルヒューズ9がハイインピーダンス状態になっても、リモコン配線の修正やリモコン2の修理でトラブル原因を解決した後は、商用電源を一度切りリセッタブルヒューズ9への電源供給を停止することでリセッタブルヒューズは自然冷却され導通状態に復帰する。従って、リセッタブルヒューズ9の交換をしなくても給湯システムは正常に動作が可能になる。
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5における給湯システムの構成図を示すものである。図5において、給湯システムは商用電源を電源とする給湯器1と、この給湯器1を遠隔操作するリモコン2で構成している。給湯器1は、商用電源を給湯器1で使用する電圧に変換する電源部3と、電源部3から電源を供給されて配管の凍結防止を行う配管凍結防止部4と、リモコン2へ供給する電源ラインに直列に設けられた抵抗10と、抵抗10の両端の電位差を検出する電位差検出部11と、電位差検出部11で検出した電圧が、ある値以上である場合にリモコン2への電源供給を遮断するリモコン電源遮断部6を有する。
リモコン2は、給湯器1に有線で接続され、実施の形態1でいうリモコン電流検出部5に相当する抵抗10及び電位差検出部11、リモコン電源遮断部6を介して電源部3より電源を供給される。
以上のように構成された給湯システムについて、以下その動作、作用を説明する。配管凍結防止部4は、冬などの寒い日に給湯器1に接続されている配管内の水が凍結し配管が破裂することを防ぐために電源部3から電源を供給してもらい、その電力で配管を暖めて配管の凍結防止を行う。配管凍結防止部としては、例えば電気式のヒーター等がある。
また、電源部3からリモコン2へ供給される電源ラインに直列に挿入された抵抗10によりリモコン2に供給される電流に応じて抵抗10の両端には電位差が発生する。この電位差を電位差検出部11が検出する。そして、電位差検出部11が検出した電圧が、ある値以上になるとリモコン電源遮断部6はリモコン2への電源供給を遮断する。
以上のように、リモコン2の配線工事時の施工不良によるリモコン配線の短絡やリモコン2の故障によりリモコンケーブルやリモコン2に流れる電流が増加しても、リモコン2への電源ラインに直列に挿入した抵抗10の両端の電位差が、ある値以上になるとリモコン電源遮断部6でリモコン2への電源供給を遮断するため、電源部3の破損を防ぐことができる。
従って、配管凍結防止部4へ電源供給ができなくなるのを防ぎ、配管凍結防止部4の機能を常に発揮できる状態に確保できる。また、リモコン2へ大電流が流れ込むことによるリモコン2の発熱、発煙、発火を防ぐことができるとともに、抵抗10両端の電位差を検出することでリモコン電源遮断部6のリモコン2への電流遮断のトリガーにできるため遮断する時の電流値を任意に設定することが可能になる。
(実施の形態6)
図6は、本発明の実施の形態6における給湯システムの構成図を示すものである。図6において、給湯システムは商用電源を電源とする給湯器1と、この給湯器1を遠隔操作するリモコン2で構成している。給湯器1は、商用電源を給湯器1で使用する電圧に変換する電源部3と、電源部3から電源を供給されて配管の凍結防止を行う配管凍結防止部4と、リモコン2へ供給する電源ラインに設けられた過電流保護機能を持った電源IC12を有する。電源IC12は、例えば過電流保護機能付の三端子レギュレータICがあげられる。
リモコン2は、給湯器1に有線で接続され、実施の形態1でいうリモコン電流検出部5、リモコン電源遮断部6を兼ねた電源IC12を介して電源部3より電源を供給される。
以上のように構成された給湯システムについて、以下その動作、作用を説明する。配管凍結防止部4は、冬などの寒い日に給湯器1に接続されている配管内の水が凍結し配管が破裂することを防ぐために電源部3から電源を供給してもらい、その電力で配管を暖め
て配管の凍結防止を行う。配管凍結防止部としては例えば電気式のヒーター等がある。また、電源部3からリモコン2へ供給される電流が電源IC12の許容電流値以上になると、電源IC12は過電流保護機能が作動し出力を遮断するため前記リモコンへの電源供給は遮断される。
以上のように、本発明の実施の形態においては、リモコン2の配線工事時の施工不良によるリモコン配線の短絡やリモコン2の故障によりリモコンケーブルやリモコン2に流れる電流が増加しても、電源IC12に流れる電流が許容電流値以上になると、電源IC12は過電流保護機能が動作し出力を遮断するためリモコン2への電源が遮断される。
従って、リモコン2の故障により流れる過電流等による電源部3の破損を防ぐことができ、配管凍結防止部4へ電源供給ができなくなるのは防止され、配管凍結防止部の機能を常に発揮できる状態に確保できる。また、リモコン2へ大電流が流れ込むことによるリモコン2の発熱、発煙、発火を防ぐことができる。
以上のように、本発明にかかる給湯システムは、リモコンの配線工事時の施工不良によるリモコン配線の短絡やリモコンの故障によりリモコンケーブルやリモコンに流れる電流が増加しても、凍結防止機能が正常に動作でき、リモコンでの発煙や発火を予防する給湯システムを提供することができる。また本発明の給湯システムはガス給湯システム、電気給湯システム、ヒートポンプ給湯システム、石油給湯システム等様々な熱源の給湯システムにも適用できる。ユーザーは帰宅後等に台所リモコンや浴室リモコンで不在時の訪問者の確認ができる。
本発明の実施の形態1における給湯システムの構成図 本発明の実施の形態2における給湯システムの構成図 本発明の実施の形態3における給湯システムの構成図 本発明の実施の形態4における給湯システムの構成図 本発明の実施の形態5における給湯システムの構成図 本発明の実施の形態6における給湯システムの構成図 従来の給湯システムの構成図
符号の説明
1 給湯器
2 リモコン
3 電源部
4 配管凍結防止部
5 リモコン電流検出部
6 リモコン電源遮断部
7 パターンヒューズ部(プリント配線板の配線パターン)
8 ヒューズ素子
9 リセッタブルヒューズ
10 抵抗
11 電位差検出部
12 電源IC

Claims (6)

  1. 商用電源を電源とする給湯器と、前記給湯器に接続した有線で電源を供給され、前記給湯器を遠隔操作するリモコンを有する給湯システムにおいて、商用電源を前記給湯器で使用する電圧に変換し供給する電源部と、前記電源部より電源を供給されて配管の凍結防止を行う配管凍結防止部と、前記リモコンに供給する電源の電流を検出するリモコン電流検出部と、前記リモコンに供給する電源を遮断するリモコン電源遮断部を備え、前記リモコン電流検出部で検出した電流値が、ある値以上になると前記リモコン電源遮断部でリモコンに供給する電源を遮断することを特徴とする給湯システム。
  2. 電流検出部とリモコン電源遮断部を、パターンヒューズ部で構成したことを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
  3. 電流検出部とリモコン電源遮断部を、交換が可能な電流ヒューズ素子で構成したことを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
  4. 電流検出部とリモコン電源遮断部を、リセッタブルヒューズ素子で構成したことを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
  5. 電流検出部は、リモコンの電源ラインに直列に抵抗を挿入し、前記抵抗の両端の電位差を検出することで電流値を検出することを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
  6. 電流検出部とリモコン電源遮断部を、過電流保護機能を持った電源ICで構成したことを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
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