JP2007176517A - 収納テープ同士の連結装置 - Google Patents

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和浩 長尾
Kazuyoshi Oyama
和義 大山
Tsutomu Yanagida
勉 柳田
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満利 石野
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Abstract

【課題】連結された収納テープを部品供給ユニットに装填して使用した場合に、剥離されたカバーテープがサプレッサのスリットを確実に通過できるようにすると共に古い収納テープCと新しい収納テープとの安定した確実な連結をすること。
【解決手段】古い収納テープCと新しい収納テープCのカバーテープCaが重合した部分JGにあっては厚くなるので、連結シート70のAシート70A及びBシート70Bはその対向する部分が、少なくともカバーテープCaが重合した部分JGにあっては両シートの間隔が突部7Aを避けるように広く且つ重合した部分以外の部分は両シートの間隔が狭くなるように、収納テープCの送り方向の両端部に突出部71A、71Bを形成する。
【選択図】図8

Description

本発明は、キャリアテープの収納部に電子部品を収納した状態で、カバーテープで前記収納部の開口部を被覆した収納テープ同士を連結するために、両収納テープのカバーテープを重合させた状態にして連結シートを両カバーテープに跨るように接着して連結する収納テープ同士の連結装置に関する。
この種の収納テープ同士の連結装置は、例えば特許文献1などに開示されているが、連結作業を簡単にするためのものが提案されている。
特開平5−338618号公報
しかしながら、この連結シートにより連結された収納テープを部品供給ユニットに装填して使用した場合に、カバーテープはサプレッサのスリットを介して上方へ導出されて剥離されることとなるが、このカバーテープが剥離される際に前記収納部に収納された電子部品が収納部から飛び出さないように前記スリットの開口幅は極力小さく作製されているために、カバーテープが前記スリットを通過する場合に所定の厚さを有する連結がときに妨げとなり、通過できなくなる事態が発生する。
そこで本発明は、連結された収納テープを部品供給ユニットに装填して使用した場合に、剥離されたカバーテープがサプレッサのスリットを確実に通過できるようにすると共に安定した確実な連結をすることを目的とする。
このため第1の発明は、キャリアテープの収納部に電子部品を収納した状態で、カバーテープで前記収納部の開口部を被覆した収納テープ同士を連結するために、両収納テープのカバーテープを重合させた状態にして連結シートを両カバーテープに跨るように接着して連結する収納テープ同士の連結装置において、前記連結シートを両収納テープのカバーテープを重合させた部分は部品供給ユニットに装填された際に前記キャリアテープから前記カバーテープを剥離する場合の剥離支点となるサプレッサのスリットの開口突部を避けるように形成したことを特徴とする。
第2の発明は、キャリアテープの収納部に電子部品を収納した状態で、カバーテープで前記収納部の開口部を被覆した収納テープ同士を連結するために、両収納テープのカバーテープを重合させた状態にして連結シートを両カバーテープに跨るように接着して連結する収納テープ同士の連結装置において、前記連結シートを両収納テープのカバーテープを重合させた部分は部品供給ユニットに装填された際に前記キャリアテープから前記カバーテープを剥離する場合の剥離支点となるサプレッサのスリットの開口突部を避けるように形成すると共にその他の部分は避けないようにしたことを特徴とする。
第3の発明は、キャリアテープの収納部に電子部品を収納した状態で、カバーテープで前記収納部の開口部を被覆した収納テープ同士を連結するために、両収納テープのカバーテープを重合させた状態にして連結シートを両カバーテープに跨るように接着して連結する収納テープ同士の連結装置において、前記連結シートを少なくとも2枚の相隣り合う連結シートで構成し、両連結シートを両収納テープのカバーテープを重合させた部分は部品供給ユニットに装填された際に前記キャリアテープから前記カバーテープを剥離する場合の剥離支点となるサプレッサのスリットの開口突部を避けるように形成すると共にその他の部分は避けないように形成したことを特徴とする。
第4の発明は、キャリアテープの収納部に電子部品を収納した状態で、カバーテープで前記収納部の開口部を被覆した収納テープ同士を連結するために、両収納テープのカバーテープを重合させた状態にして連結シートを両カバーテープに跨るように接着して連結する収納テープ同士の連結装置において、前記連結シートを少なくとも2枚の相隣り合う連結シートで構成し、両連結シートの両収納テープのカバーテープを重合させた部分は相互の間隔が部品供給ユニットに装填された際に前記キャリアテープから前記カバーテープを剥離する場合の剥離支点となるサプレッサのスリットの開口突部を避けるように相互の間隔が遠くなるように形成すると共にその他の部分は避けないように近くなるように形成したことを特徴とする。
第5の発明は、キャリアテープの収納部に電子部品を収納した状態で、カバーテープで前記収納部の開口部を被覆した収納テープ同士を連結するために、両収納テープのカバーテープを重合させた状態にして連結シートを両カバーテープに跨るように接着して連結する収納テープ同士の連結装置において、部品供給ユニットに装填された際に前記キャリアテープから前記カバーテープを剥離する場合の剥離支点となるサプレッサのスリットの開口突部を避けるように、前記連結シートに切除部を形成したことを特徴とする。
本発明は、連結された収納テープを部品供給ユニットに装填して使用した場合に、剥離されたカバーテープがサプレッサのスリットを確実に通過できるようにすると共に古い収納テープCと新しい収納テープとの安定した確実な連結をすることができる。
以下、添付図面を参照して、収納凹部Cdに搭載した収納テープC内の電子部品をテープ通路を介して部品ピックアップ位置までテープ送り装置により間欠送りして、カバーテープCaが剥離された状態のキャリアテープCcから電子部品をピックアップできるようにした部品供給ユニット1について説明する。この複数本の部品供給ユニット1はプリント基板上に電子部品を装着する電子部品装着装置に着脱自在に組み込まれ、収納テープCを間欠送りすることで、部品供給ユニット1の先端から吸着取出位置に供給され電子部品装着装置の吸着ノズルにより取り出される。
以下図1乃至図7に基づき、デュアルレーンフィーダである前記部品供給ユニット1について説明する。部品供給ユニット1は、2つの駆動源により2つの収納テープCから電子部品を別個に独立して供給できるように構成されている。この部品供給ユニット1はユニットフレーム2と、このユニットフレーム2に回転自在に装着した図外の2つの収納テープリールと、各収納テープリールに巻回した状態で順次繰り出された収納テープCを電子部品のピックアップ位置(吸着取出位置)まで間欠送りする2つのテープ送り機構(テープ送り装置)3と、ピックアップ位置の手前でキャリアテープCcからカバーテープCaを引き剥がすための2つの後述するカバーテープ剥離機構4とから構成される。
前記収納テープリールから繰り出された収納テープCは、ピックアップ位置の手前のテープ経路に配設したサプレッサ5の下側を潜るようにして、ピックアップ位置に送り込まれる。このサプレッサ5にはピックアップ用の開口6が開設されている。また、前記サプレッサ5にはスリット7が形成されており、このスリット7から収納テープCのカバーテープCaがキャリアテープCcから引き剥がされ、収納部8内に収納される。すなわち、キャリアテープCcに収納搭載された電子部品はカバーテープCaを引き剥がされた状態で、ピックアップ用の開口6まで送られ、電子部品装着装置の吸着ノズルによりピッアップされることとなる。
次に図4及び図5に基づき、前記テープ送り機構3について説明する。各テープ送り機構3は、その出力軸に歯車10を設けた正逆転可能なサーボモータ11と、前記歯車10との間にタイミングベルト12が張架された歯車13を一端部に備えて支持体14にベアリング15を介して回転可能に支持された回転軸16と、この回転軸16の中間部に設けられたウォーム歯車17と噛み合うウォームホィール18を備えると共に収納テープCに形成した送り孔Cbに噛み合ってこれを送るスプロケット19とから構成される。そして、ユニットフレーム2の中間仕切体を各ウォームホィール18及び各スプロケット19の支軸20が貫通している。
従って、部品供給ユニット1における一方の収納テープC内の電子部品を供給すべく一方の前記サーボモータ11が駆動して正転すると、タイミングベルト12を介して歯車10及び歯車13が回転することにより回転軸16のみ回転し、ウォーム歯車17及びウォームホィール18を介してスプロケット19が送り方向に所定角度間欠回転することにより、送り孔Cbを介して一方の収納テープCを間欠送りされる。
図1乃至図4に基づき、前記カバーテープ剥離機構4について説明する。各カバーテープ剥離機構4は、その出力軸にウォーム歯車41を設けた駆動モータ42と、支軸46を介して歯車45及び前記歯車41と噛み合う歯車43を回転可能に支持してユニットフレーム2に固定された支持体44と、支軸50を介してゴムローラー部51及び前記歯車45と噛み合う歯車47を回転可能に支持してユニットフレーム2に取付体48を介して固定された支持体49と、バネ55により付勢されて前記ゴムローラー部51に圧接するゴムローラー部52を支軸56を介して回転可能に支持して支軸53を介して揺動可能な揺動体54と、カバーテープCaを案内するローラ57と、ユニットフレーム2に支軸58を介して揺動可能である取付体59の端部に前記ローラ57により案内されたカバーテープCaを案内するローラ60を備えると共にバネ61により図1の時計方向に揺動するよう付勢されてカバーテープCaにテンションを加えるためのテンション印加体62とから構成される。尚、63は前記取付体59の揺動を制限するストッパである。
従って、カバーテープCaを剥離する際には、前記駆動モータ42が駆動すると、ウォーム歯車41を介して歯車43及び45が回転し、この歯車45が回転すると歯車47及びゴムローラー部51が回転するので、ゴムローラー部51及びゴムローラー部52とがカバーテープCaを挟んだ状態でゴムローラー部52が回転し、サプレッサ5のスリット7からキャリアテープCcからカバーテープCaが1ピッチ分引き剥がされながら、弛みを生ずることなく、当該部品供給ユニット1の端部に設けられた収納部8内に収納される。
また、前記サプレッサ5は、図4及び図5に示すように、支持部となる垂直片5Aとスプロケット19の歯に送り孔Cbが噛み合った収納テープCが外れないように押さえる水平片5Bとから概ね断面がL字形状を呈し、前記ユニットフレーム2にその内側において垂直片5Aが後端部の支軸5Cを支点として回動可能に支持され、前記水平片5Bの前端部には係止する方向にバネにより付勢された係止体(図示せず)に係止可能な係止孔5Eを有する垂直な係止片5Dを備えている。
なお、図5に示したように、カバーテープCaの剥離支点となる前記サプレッサ5を支軸5Cを支点として上方へ回動させた状態で、部品供給ユニット1の側方から前記ユニットフレーム2に形成されたテープ通路64に連通する装填用開口65を介して収納テープCを部品供給ユニット1に装填できるように構成される(図1及び図6参照)。66は部品供給ユニット1に装填された前記収納テープCが前記装填用開口65からの離脱を防止する防止部材で、前記テープ通路64の水平な通路の後端部近傍や中間部、斜めの通路の上端部近傍や水平な通路と斜めの通路との境界部に設けられている(図1参照)。なお、この防止部材66が設けられた部分の装填用開口65が狭くならないように、防止部材66が設けられていない部分の装填用開口65と同じ大きさに形成されている(図6及び図7参照)。
尚、67は電源ラインであり、前記サーボモータ11、駆動モータ42などに電源を供給するためのものである。
次に、収納テープCの送り動作及びカバーテープCaの剥離動作について説明する。電子部品装着装置本体1の制御装置(図示せず)は記憶装置に記憶された装着データ(プリント基板上のどの位置に、どの向きで、どの電子部品を装着するかに関するデータ)に従い、対応する所定の部品供給ユニット1のテープ送り機構3を駆動させ、所定の電子部品を収納凹部Cdに収納する収納テープCを1回間欠送りさせる。即ち、一方のサーボモータ11が駆動して正転すると、歯車10及び歯車13が回転して回転軸16が回転し、ウォーム歯車17及びウォームホィール18を介してスプロケット19が送り方向に所定角度間欠回転することにより、送り孔Cbを介して一方の収納テープCを間欠送りする。このとき、他方の回転軸16は回動しないので他方の収納テープCは間欠送りされない。
このテープ送り機構3が駆動すると、これと同期して一方の対応するカバーテープ剥離機構4がカバーテープCaの1回の間欠送り分の剥離(引き剥がし)をする。続いてテープ送り機構3およびカバーテープ剥離機構4が停止すると、ピックアップ位置に電子部品が送り込まれる。そして、前記吸着ノズルによる電子部品のピックアップが行われ、再び次の収納テープCの間欠送りとカバーテープCaの剥離とが行われる。
そして、前記電子部品装着装置の吸着ノズルにより吸着保持された電子部品は、プリント基板P上に装着されることとなるが、ここでは詳細は省略する。
次に、例えば収納テープC内の電子部品が残り少なくなって、当該収納テープC(説明の便宜上、「古い収納テープC」という)に新しい収納テープCを連結して部品供給ユニット1に装填する場合の動作について説明する。初めに、当該部品供給ユニット1を電子部品装着装置のユニットベースから外して作業台上に移す。
そして、ユニットフレーム2から収納テープリールを取外して、この収納テープリールに巻かれてあった古い収納テープCのほぼ終端近くにおいて、キャリアテープCcとカバーテープCaとは同じ面位置で、且つ送り孔Cbが半円となる位置であって収納凹部Cdの送り方向における中央位置で切断する。
次に、これとは別に、収納テープリールに巻かれた新たな収納テープCの始端部において、キャリアテープCcを送り孔Cbが半円となる位置であって収納凹部Cdの送り方向における中央位置で切断すると共にこのキャリアテープCcよりもカバーテープCaが長くなるように切断する。
そして、新たな収納テープCと古い収納テープCとを半円状の送り孔Cb同士で円形状の送り孔Cbとなるように切断側端面を合致させ、古い収納テープCのカバーテープCaの上に新しい収納テープCのカバーテープCaを覆うように重合させる。この合致させて形成された収納凹部Cd内には電子部品Dを装填させずに、両収納テープCを連結シート70で連結する。
即ち、図8乃至図10に示すように、連結シート70はAシート70A、Bシート70B及びCシート70Cとから構成され、Aシート70A、Bシート70Bは両収納テープCのカバーテープCa上に、Cシート70Cは送り孔Cbを避けてキャリアテープCcの端部に表面及び裏面の両面に亘って跨るようにそれぞれ接着する。そして、Aシート70A及びBシート70Bは、両収納テープC、Cの安定した確実な連結のためには、両者の間隔はできる限り小さい、煎じ詰めると一体でもよいが、それは以下の理由でできない。
即ち、カバーテープCaが剥離される際にキャリアテープCcの収納凹部Cdから電子部品Dが飛び出さないように前記スリット7の開口幅は極力小さく作製され、しかもスリット7の一方の開口端部(折り返しの支点とはならない開口端部)の中央部には収納凹部Cdからの電子部品Dが飛び出さないように及びカバーテープCaの左右両側部の糊材が付かないように、突部7Aが形成されている。このために、カバーテープCaが前記スリット7を通過する場合に所定の厚さを有する連結シートがときに妨げとなり、通過できなくなる事態が発生していたが、Aシート70AとBシート70Bとの間に前記突部7Aが位置するように、Aシート70AとBシート70Bが間隔を存してキャリアテープCcに接着されて、カバーテープCaがスリット7を通過する場合に両シート70A及び70Bが邪魔することがないようにすることも考えられる。しかし、古い収納テープCと新しい収納テープCのカバーテープCaが重合した部分JGにあっては厚くなるので、Aシート70AとBシート70Bとの間に前記突部7Aが位置するように該突部7Aを避けてAシート70AとBシート70Bを所定の間隔を存してキャリアテープCcに接着すると、古い収納テープCと新しい収納テープCの安定した連結の妨げとなる。
そこで、Aシート70AとBシート70Bは、古い収納テープCと新しい収納テープCのカバーテープCaが重合した部分JGにあっては厚くなるので、Aシート70AとBシート70Bとの間に前記突部7Aが位置するように、該突部7Aを避けてAシート70AとBシート70Bとの間隔を形成するが、古い収納テープCと新しい収納テープCの安定した連結のために、この重合した部分以外の部分は薄くなるので極力Aシート70AとBシート70Bとの間隔が狭くなるように、Aシート70A及びBシート70Bが形成される。即ち、Aシート70A及びBシート70Bはその対向する部分(隣り合う部分)が、少なくとも古い収納テープCと新しい収納テープCのカバーテープCaが重合した部分JGにあってはAシート70AとBシート70Bとの間隔が前記突部7Aを避けるように広く且つ重合した部分以外の部分は両シートの間隔が狭くなるように、収納テープCの送り方向の両端部に突出部71A、71Bを形成する。
このようにして、連結シート70により新たな収納テープCと古い収納テープCとが送り孔Cbが塞がれることなく連結されて、新たな収納テープCが巻かれた収納テープリールをユニットフレーム2に取付けると共に、当該部品供給ユニット1を電子部品装着装置のユニットベースに取付け固定し、電子部品装着装置の運転に備える。
以上のように構成したから、電子部品Dを1ピッチ送るために、テープ送り機構3が駆動すると、これと同期して対応するカバーテープ剥離機構4がカバーテープCaの1回の間欠送り分の剥離、即ち前記サプレッサ5のスリット7の開口端部を支点としてカバーテープCaをキャリアテープCcから剥離する際に、連結シート70が邪魔をすることが防止できる(図11参照)。
即ち、カバーテープCaが剥離される際にキャリアテープCcの収納凹部Cdから電子部品Dが飛び出さないように前記スリット7の開口幅は極力小さく作製され、しかもスリット7の一方の開口端部(折り返しの支点とはならない開口端部)の中央部には収納凹部Cdからの電子部品Dが飛び出さないように突部7Aが形成されていても、Aシート70A及びBシート70Bはその対向する部分(隣り合う部分)が、少なくとも古い収納テープCと新しい収納テープCのカバーテープCaが重合した部分JGにあってはAシート70AとBシート70Bとの間隔が前記突部7Aを避けるように広く(遠く)なるように且つ重合した部分以外の部分は両シートの間隔が狭く(近く)なるように、収納テープCの送り方向の両端部に突出部71A、71Bを形成したから、Aシート70A及びBシート70BのカバーテープCaへの貼付面積を極力広くすることができ、連結された収納テープCを部品供給ユニット1に装填して使用した場合に、剥離されたカバーテープCaがサプレッサ5のスリット7を確実に通過できるようにすると共に古い収納テープCのカバーテープCaと新しい収納テープCのカバーテープCaとの安定した確実な連結をすることができる。
なお、図12に示すように、Aシート70A及びBシート70Bに代えて、1枚の連結シート72で構成し、少なくとも古い収納テープCと新しい収納テープCのカバーテープCaが重合した部分JGにあっては前記突部7Aを避けるように切除部73を形成してもよい。これによっても、古い収納テープCと新しい収納テープCの安定した連結ができる。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
部品供給ユニットの側面図である。 図1のカバーテープ剥離機構の縦断面図である。 部品供給ユニットの平面図である。 サプレッサを閉じた状態のテープ送り機構の拡大図である。 サプレッサを開いた状態のテープ送り機構の拡大図である。 部品供給ユニットの防止部材が設けられたテープ通路部分の縦断面図である。 部品供給ユニットの防止部材が設けられていないテープ通路部分の縦断面図である。 収納テープ同士の連結シートによる連結後の平面図である。 収納テープ同士の連結シートによる連結後の縦断側面図である。 収納テープ同士の連結シートによる連結後の斜視図である。 部品供給ユニットの要部の拡大平面図である。 収納テープ同士の他の実施形態の連結シートによる連結後の平面図である。
符号の説明
1 部品供給ユニット
5 サプレッサ
7 スリット
7A 突部
70 連結シート
70A Aシート
70B Bシート
71A、71B 突出部
72 連結シート
73 切除部
C 収納テープ
Ca カバーテープ
Cc キャリアシート

Claims (5)

  1. キャリアテープの収納部に電子部品を収納した状態で、カバーテープで前記収納部の開口部を被覆した収納テープ同士を連結するために、両収納テープのカバーテープを重合させた状態にして連結シートを両カバーテープに跨るように接着して連結する収納テープ同士の連結装置において、前記連結シートを両収納テープのカバーテープを重合させた部分は部品供給ユニットに装填された際に前記キャリアテープから前記カバーテープを剥離する場合の剥離支点となるサプレッサのスリットの開口突部を避けるように形成したことを特徴とする収納テープ同士の連結装置。
  2. キャリアテープの収納部に電子部品を収納した状態で、カバーテープで前記収納部の開口部を被覆した収納テープ同士を連結するために、両収納テープのカバーテープを重合させた状態にして連結シートを両カバーテープに跨るように接着して連結する収納テープ同士の連結装置において、前記連結シートを両収納テープのカバーテープを重合させた部分は部品供給ユニットに装填された際に前記キャリアテープから前記カバーテープを剥離する場合の剥離支点となるサプレッサのスリットの開口突部を避けるように形成すると共にその他の部分は避けないようにしたことを特徴とする収納テープ同士の連結装置。
  3. キャリアテープの収納部に電子部品を収納した状態で、カバーテープで前記収納部の開口部を被覆した収納テープ同士を連結するために、両収納テープのカバーテープを重合させた状態にして連結シートを両カバーテープに跨るように接着して連結する収納テープ同士の連結装置において、前記連結シートを少なくとも2枚の相隣り合う連結シートで構成し、両連結シートを両収納テープのカバーテープを重合させた部分は部品供給ユニットに装填された際に前記キャリアテープから前記カバーテープを剥離する場合の剥離支点となるサプレッサのスリットの開口突部を避けるように形成すると共にその他の部分は避けないように形成したことを特徴とする収納テープ同士の連結装置。
  4. キャリアテープの収納部に電子部品を収納した状態で、カバーテープで前記収納部の開口部を被覆した収納テープ同士を連結するために、両収納テープのカバーテープを重合させた状態にして連結シートを両カバーテープに跨るように接着して連結する収納テープ同士の連結装置において、前記連結シートを少なくとも2枚の相隣り合う連結シートで構成し、両連結シートの両収納テープのカバーテープを重合させた部分は相互の間隔が部品供給ユニットに装填された際に前記キャリアテープから前記カバーテープを剥離する場合の剥離支点となるサプレッサのスリットの開口突部を避けるように相互の間隔が遠くなるように形成すると共にその他の部分は避けないように近くなるように形成したことを特徴とする収納テープ同士の連結装置。
  5. キャリアテープの収納部に電子部品を収納した状態で、カバーテープで前記収納部の開口部を被覆した収納テープ同士を連結するために、両収納テープのカバーテープを重合させた状態にして連結シートを両カバーテープに跨るように接着して連結する収納テープ同士の連結装置において、部品供給ユニットに装填された際に前記キャリアテープから前記カバーテープを剥離する場合の剥離支点となるサプレッサのスリットの開口突部を避けるように、前記連結シートに切除部を形成したことを特徴とする収納テープ同士の連結装置。

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