JP2007174551A - 通信システム、基地局及び端末局 - Google Patents
通信システム、基地局及び端末局 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007174551A JP2007174551A JP2005372699A JP2005372699A JP2007174551A JP 2007174551 A JP2007174551 A JP 2007174551A JP 2005372699 A JP2005372699 A JP 2005372699A JP 2005372699 A JP2005372699 A JP 2005372699A JP 2007174551 A JP2007174551 A JP 2007174551A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- station
- priority
- terminal
- transmitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】端末局が優先STAであるか否かを識別する伝送データ分類処理部31と、伝送データ分類処理部31により優先STAであると識別された端末局宛のデータが優先的に伝送する必要がある音声データであるか否かを識別する優先/非優先伝送データ分類処理部32とを設け、優先的に伝送する必要があると識別されたデータを優先的に端末局に伝送する一方、優先的に伝送する必要がないと識別されたデータ、または、非優先STAであると識別された端末局宛のデータを非優先的に端末局に伝送する。
【選択図】図1
Description
優先伝送制御方式としては、送信対象のデータを優先して伝送する必要があるデータと、優先して伝送する必要がないデータとに分類することにより、優先して伝送する必要があるデータを優先的に伝送する方式が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
なお、以下の特許文献1に開示されている優先伝送制御方式では、例えば、UDPポート番号を参照して、送信対象の伝送パケット毎に、当該伝送パケットが優先して伝送する必要がある種別のパケットであるか否かを識別するようにしている。
また、パケットの伝送容量は有限であるため、優先して伝送する必要があるパケットの伝送容量が増加して上限容量に到達すると、パケットの優先伝送により得られる効果が失われるなどの課題があった。
また、この発明は、優先伝送データを詐称する攻撃に対する耐性を高めることができる通信システム、基地局及び端末局を得ることを目的とする。
図1はこの発明の実施の形態1による通信システムを示す構成図であり、図において、端末局1−1〜1−Nは何れかの基地局2−1〜2−Mと接続されて、IEEE802.11に基づくCSMA/CAによるデータの無線通信を実施する。
ここでは、端末局1−1〜1−Nが何れかの基地局2−1〜2−Mと無線通信を実施するものについて説明するが、何れかの基地局2−1〜2−Mと有線通信を実施するようにしてもよい。
図1では、端末局が“STA”で表記されており、N台の端末局が設置されているが、端末局の台数は1台でもよい。
基地局2−1〜2−Mは何れかの端末局1−1〜1−Nと接続されて、データの無線通信を実施する一方、基幹ネットワーク3を介して、認証サーバ4や他の基地局とデータ通信を実施する。
ここでは、基地局2−1〜2−Mが認証サーバ4や他の基地局とデータ通信を実施するものについて説明するが、例えば、基幹ネットワーク3と接続されているIP電話端末やパーソナルコンピュータなどとデータ通信を実施するようにしてもよい。
図1では、基地局が“AP”で表記されており、M台の基地局が設置されているが、基地局の台数は1台でもよい。
認証サーバ4は基地局2−1〜2−Mが何れかの端末局1−1〜1−Nから接続要求を受信したとき、その端末局1−1〜1−Nに対する認証処理を実施して、不正な端末局の接続を防止する。
基地局2−1〜2−Mの有線アクセス制御部22は有線インタフェース部21を介して基幹ネットワーク3にアクセスし、認証サーバ4や他の基地局とデータ通信を実施する。
基地局2−1〜2−Mの無線インタフェース部24はアンテナ23と接続されており、無線LANに対するインタフェース処理を実施する。
基地局2−1〜2−Mの無線アクセス制御部25は無線インタフェース部24を介して、何れかの端末局1−1〜1−Nとデータの無線通信を実施する。
基地局2−1〜2−Mのブリッジ制御部26は有線アクセス制御部22により受信されたデータを無線アクセス制御部25に出力する一方、無線アクセス制御部25により受信されたデータを有線アクセス制御部22に出力する。
基地局2−1〜2−Mの装置制御部27は有線インタフェース部21、有線アクセス制御部22、無線インタフェース部24、無線アクセス制御部25及びブリッジ制御部26の設定や制御などを実施する。
端末局1−1〜1−Nの無線アクセス制御部13は無線インタフェース部12を介して、何れかの基地局2−1〜2−Mとデータの無線通信を実施する。
端末局1−1〜1−Nのアプリケーション部14は送信対象のデータを無線アクセス制御部13に出力する一方、無線アクセス制御部13により受信されたデータを終端する。
ただし、優先/非優先伝送データ分類処理部32は音声通信状態管理部33からデータを非優先伝送データとして伝送すべき指示を受けると、そのデータが優先的に伝送する必要があるデータであっても、そのデータを非優先伝送データとしてバッファ37に格納する。
なお、優先/非優先伝送データ分類処理部32はデータ識別手段を構成している。
バッファ34は優先/非優先伝送データ分類処理部32から出力された優先伝送データを保存するメモリである。
FIFO処理部35はバッファ34に格納されている優先伝送データのうち、優先/非優先伝送データ分類処理部32から先に出力された優先伝送データから順番に取り出して、その優先伝送データを優先無線送信制御部36に出力するFIFO(First In First Out)処理を実施する。
優先無線送信制御部36はFIFO処理部35から出力された優先伝送データを非優先伝送データより優先して無線インタフェース部24に出力する。
ラウンドロビン処理部38はバッファ37にSTA単位に保存されている非優先伝送データを公平に取り出して、その非優先伝送データを非優先無線送信制御部39に出力する。
非優先無線送信制御部39は優先無線送信制御部36が優先伝送データを無線インタフェース部24に出力していないとき、ラウンドロビン処理部38から出力された非優先伝送データを無線インタフェース部24に出力する。
なお、音声通信状態管理部33、バッファ34,37、FIFO処理部35、優先無線送信制御部36、ラウンドロビン処理部38及び非優先無線送信制御部39からデータ伝送手段が構成されている。
図10から図12はこの発明の実施の形態1による基地局の音声通信状態管理部33の処理内容を示すフローチャートである。
例えば、端末局1−Nが基地局2−Mと接続して無線通信を実施する場合、端末局1−Nが接続要求を基地局2−Mに送信する。
基地局2−Mは、端末局1−Nから接続要求を受信すると、不正な端末局の接続を防止するため、認証情報の送信を端末局1−Nに要求する。
これにより、基地局2−Mは、端末局1−Nから認証情報を受信すると、その認証情報を認証サーバ4に転送する。
認証サーバ4は、予め接続を許可する端末局のユーザーアカウント情報を登録しているので、端末局1−Nから送信された認証情報に含まれているユーザーアカウント情報と、予め登録しているユーザーアカウント情報とが一致する場合に限り、接続の許可通知を基地局2−Mに送信する。
一方、端末局1−Nから送信された認証情報に含まれているユーザーアカウント情報と一致するユーザーアカウント情報が登録されていない場合、接続の拒否通知を基地局2−Mに送信する。
ここでは、端末局1−Nが基地局2−Mを介して、認証情報を認証サーバ4に送信するものについて示したが、認証サーバ4が接続を許可する端末局に対して認証情報を送信するようにしてもよい。
即ち、端末局1−Nが他のデータより優先する音声データの通信を許容する端末局であるか否かを識別し、端末局1−Nが音声データの通信を許容する端末局であれば、端末局1−Nを優先STAと認定し、端末局1−Nが音声データの通信を許容しない端末局であれば、端末局1−Nを非優先STAと認定する(図5を参照)。
ここで、音声データの通信を許容する端末局であるか否かの識別方法であるが、例えば、端末局1−Nが認証情報を基地局2−Mに送信する際、認証情報の一部であるユーザーアカウント情報にSTAクラス特定文字列を含めるようにし、基地局2−Mがユーザーアカウント情報に含まれているSTAクラス特定文字列をみて、端末局1−Nが音声データの通信を許容する端末局であるか否か識別するようにする。
なお、図6と図8の記述内容は同一であるが、図6は端末局1−Nの記憶内容を示し、図8は基地局2−Mの記憶内容を示しており、端末局1−Nは、ユーザーアカウント情報にSTAクラス特定文字列を含める際、図6の記憶内容を参照し、基地局2−Mは、ユーザーアカウント情報に含まれているSTAクラス特定文字列をみてSTAクラスを識別する際、図8の記憶内容を参照する。
なお、端末局1−1〜1−Nは、自己の判断でSTAクラス(優先STA、非優先STA)を設定するようにしてもよいが、基地局2−1〜2−MからSTAクラスの通知を受けるようにしてもよい。
ここでは、STAクラス特定文字列をユーザーアカウント情報に含めるものについて示したが、STAクラスを識別することができるものであれば、STAクラス特定文字列に限るものではなく、例えば、ユーザーアカウント情報の代わりにマルチESSIDを使用する場合には、そのマルチESSIDを構成する複数のIDに基づいてSTAクラスを識別するようにしてもよい。
例えば、ID=1〜3であれば優先STAであると識別し、ID=4〜6であれば非優先STAであると識別するようにする。
基地局2−Mの有線アクセス制御部22は、有線インタフェース部21が基地局1−1から送信された端末局1−N宛のデータを受信すると、有線インタフェース部21から端末局1−N宛のデータを取得して、そのデータをブリッジ制御部26に出力する。
基地局2−Mのブリッジ制御部26は、有線アクセス制御部22から端末局1−N宛のデータを受けると、そのデータを無線アクセス制御部25に出力する。
基地局2−Mの無線アクセス制御部25は、ブリッジ制御部26から端末局1−N宛のデータを受けると、無線インタフェース部24を介して、そのデータを端末局1−Nに伝送する。
無線アクセス制御部25の具体的な処理内容は、以下の通りである。
即ち、伝送データ分類処理部31は、端末局1−Nから接続要求を受けたとき、端末局1−Nから送信された認証情報のユーザーアカウント情報に含まれているSTAクラス特定文字列をみて、端末局1−Nが優先STAであるのか、非優先STAであるのかを識別する。
伝送データ分類処理部31は、STAクラス特定文字列が“voice”であって、端末局1−Nが優先STAであると識別すれば、端末局1−N宛のデータを優先/非優先伝送データ分類処理部32及び音声通信状態管理部33に出力する。
一方、STAクラス特定文字列が“data”であって、端末局1−Nが非優先STAであると識別すれば、端末局1−N宛のデータを非優先伝送データとしてバッファ37に格納する。
即ち、音声通信状態管理部33は、端末局1−N宛のデータを解析し、音声データを検出すると音声通信の開始を検出し、その後、音声データが検出されなくなると音声通信の終了を検出する(図10のステップST1)。なお、音声通信を行っている端末局宛の全伝送データを優先伝送データとし、端末局毎の伝送データ量をもって優先/非優先の判断を行なう場合には、その伝送データ量を通話開始および終了の判断に加える。即ち、その伝送データ量が基準データ量以内に収まっている場合には音声通信の開始として検出し、所定量を超えた場合には音声通信の終了として検出する。
即ち、音声通信状態管理部33は、音声通信の開始を検出すると(ステップST2)、無線インタフェース部24における現在の音声通信数が一定以上であるか否かを判定する(図11のステップST11)。
具体的には、音声通信状態管理部33が管理しているパラメータ(優先中の音声通信数を示すパラメータ)を参照して、現在同時に通信されている音声通信数が一定以上であるか否かを判定する。
音声通信状態管理部33は、現在同時に通信されている音声通信数が一定以上である場合、現在、優先的に伝送しているデータの伝送データ量が基準データ量を上回っており、良好な通信品質を確保することができないため、端末局1−N宛のデータを非優先伝送データに決定し、このデータを特定する音声通信識別子を図9の非優先中音声通信状態テーブルに登録する(ステップST12)。図9の優先中音声通信状態テーブル/非優先中音声通信状態テーブルは例えば音声通信状態管理部33の内部メモリに保管されている。
また、音声通信状態管理部33は、端末局1−N宛のデータを非優先伝送データとして伝送すべき指示を優先/非優先伝送データ分類処理部32に出力する(ステップST13)。
また、音声通信状態管理部33は、端末局1−N宛のデータを優先伝送データとして伝送すべき指示を優先/非優先伝送データ分類処理部32に出力する(ステップST16)。
即ち、音声通信状態管理部33は、音声通信の終了を検出すると(ステップST4)、図9の優先中音声通信状態テーブルを参照して、現在、端末局1−N宛のデータを優先伝送データとして伝送しているか否かを判定する(図12のステップST21)。
音声通信状態管理部33は、現在、端末局1−N宛のデータを非優先伝送データとして伝送している場合、このデータを特定する音声通信識別子を図9の非優先中音声通信状態テーブルから削除する(ステップST22)。
また、音声通信状態管理部33は、端末局1−N宛のデータに対する優先伝送データとしての伝送停止を優先/非優先伝送データ分類処理部32に指示する(ステップST25)。
また、音声通信状態管理部33は、優先中の音声通信数をインクリメントして(ステップST28)、その音声データを優先伝送データとして伝送すべき指示を優先/非優先伝送データ分類処理部32に出力する(ステップST29)。
ただし、優先/非優先伝送データ分類処理部32は、音声通信状態管理部33からデータを非優先伝送データとして伝送すべき指示を受けている場合には、そのデータが優先的に伝送する必要がある音声データであっても、そのデータを非優先伝送データとしてバッファ37に格納する。
無線アクセス制御部25の優先無線送信制御部36は、FIFO処理部35から優先伝送データを受けると、非優先無線送信制御部39が非優先伝送データを保有している場合でも、その非優先伝送データより優先して、その優先伝送データを無線インタフェース部24に出力する。
基地局2−Mの無線インタフェース部24は、優先無線送信制御部36から優先伝送データを受けると、その優先伝送データを端末局1−Nに伝送する。
無線アクセス制御部25の非優先無線送信制御部39は、ラウンドロビン処理部38から非優先伝送データを受けると、優先無線送信制御部36が優先伝送データを無線インタフェース部24に出力していないタイミングで、その非優先伝送データを無線インタフェース部24に出力する。
基地局2−Mの無線インタフェース部24は、非優先無線送信制御部39から非優先伝送データを受けると、その非優先伝送データを端末局1−Nに伝送する。
端末局1−Nのアプリケーション部14は、無線アクセス制御部13から優先伝送データ又は非優先伝送データを受けると、その優先伝送データ又は非優先伝送データを終端する。
図13はこの発明の実施の形態2による端末局の無線アクセス制御部13を示す構成図であり、図において、優先/非優先伝送データ分類処理部41はアプリケーション部14からデータを受けると、自局が優先STAであるか否かを識別し、自局が優先STAであれば、そのデータが優先的に伝送する必要があるデータ(例えば、音声データ)であるか否かを識別し、そのデータが優先的に伝送する必要があるデータである場合、そのデータを優先伝送データとしてバッファ44に格納し、そのデータが優先的に伝送する必要があるデータでない場合、または、自局が非優先STAである場合、送信対象のデータを非優先伝送データとしてバッファ46に格納する。
ただし、優先/非優先伝送データ分類処理部41は音声通信状態管理部42からデータを非優先伝送データとして伝送すべき指示を受けると、そのデータが優先的に伝送する必要があるデータであっても、そのデータを非優先伝送データとしてバッファ46に格納する。
なお、優先/非優先伝送データ分類処理部41は自局識別手段及び端末データ識別手段を構成している。
FIFO処理部44はバッファ43に格納されている優先伝送データのうち、優先/非優先伝送データ分類処理部41から先に出力された優先伝送データから順番に取り出して、その優先伝送データを優先無線送信制御部45に出力するFIFO処理を実施する。
優先無線送信制御部45はFIFO処理部44から出力された優先伝送データを非優先伝送データより優先して無線インタフェース部12に出力する。
FIFO処理部47はバッファ46に格納されている非優先伝送データのうち、優先/非優先伝送データ分類処理部41から先に出力された非優先伝送データから順番に取り出して、その非優先伝送データを優先無線送信制御部48に出力するFIFO処理を実施する。
優先無線送信制御部48は優先無線送信制御部45が優先伝送データを無線インタフェース部12に出力していないとき、FIFO処理部44から出力された非優先伝送データを無線インタフェース部12に出力する。
なお、音声通信状態管理部42、バッファ43,46、FIFO処理部44,47、優先無線送信制御部45及び非優先無線送信制御部48から端末データ伝送手段が構成されている。
図15から図18はこの発明の実施の形態2による端末局の音声通信状態管理部42の処理内容を示すフローチャートである。
例えば、端末局1−Nが基地局1−Mと接続されている場合、基地局1−Mにおける無線アクセス制御部25の音声通信状態管理部33からビーコンなどを利用して、現在の通信状況を示す情報(優先伝送中の音声データを特定する音声通信識別子)が送信され、端末局1−Nにおける無線アクセス制御部13の音声通信状態管理部42が当該情報を受信する。
また、基地局1−Mにおける無線アクセス制御部25の音声通信状態管理部33は、優先中の音声通信数が一定以上になると、ビーコンなどを利用して、優先中の音声通信数が一定以上になっている旨を端末局1−Nにおける無線アクセス制御部13の音声通信状態管理部42に通知する。
次に、音声通信状態管理部42は、優先伝送決定処理を実施する(ステップST32)。
音声通信状態管理部42は、一致する音声通信識別子が図14の非優先中音声通信状態テーブルに登録されている場合、その音声通信識別子に対応する音声データを優先伝送データとして伝送するため、その音声通信識別子を図14の優先中音声通信状態テーブルに登録する(ステップST42)。
また、音声通信状態管理部42は、その音声通信識別子に対応する音声データを優先伝送データとして伝送すべき指示を優先/非優先伝送データ分類処理部41に出力する(ステップST43)。
即ち、音声通信状態管理部42は、アプリケーション部14から出力されたデータを特定する音声通信識別子を図14の非優先中音声通信状態テーブルに登録する(ステップST51)。
即ち、音声通信状態管理部42は、その音声通信に係る音声データが優先伝送データとして伝送されているか否かを判断し(図18のステップST61)、非優先伝送データとして伝送されている場合には、その音声データを特定する音声通信識別子を図14の非優先中音声通信状態テーブルから削除する(ステップST62)。
一方、優先伝送データとして伝送されている場合には、その音声データを特定する音声通信識別子を図14の優先中音声通信状態テーブルから削除するとともに(ステップST63)、その音声データに対する優先伝送データとしての伝送停止を優先/非優先伝送データ分類処理部41に指示する(ステップST64)。
しかし、音声通信状態管理部42は、基地局1−Nから優先中の音声通信数が一定以上になっている旨の通知を受信した場合、アプリケーション部14から出力されたデータを非優先伝送データとして伝送すべき指示を優先/非優先伝送データ分類処理部41に出力する。
即ち、優先/非優先伝送データ分類処理部41は、認証情報のユーザーアカウント情報に含まれているSTAクラス特定文字列をみて、自局が優先STAであるのか、非優先STAであるのかを識別する。
例えば、STAクラス特定文字列が“voice”であれば優先STAであると識別し、STAクラス特定文字列が“data”であれば非優先STAであると識別する。
優先/非優先伝送データ分類処理部41は、自局が優先STAであると認識する場合、音声通信状態管理部42の指示が優先伝送データとして伝送すべき旨を示していれば、アプリケーション部14から出力されたデータ(アプリケーション部14から新たに出力されたデータのほか、基地局1−Mから通知された音声通信識別子に対応する優先伝送中の音声データを含む)を優先伝送データとしてバッファ44に格納する。
一方、音声通信状態管理部42の指示が非優先伝送データとして伝送すべき旨を示していれば、アプリケーション部14から出力されたデータを非優先伝送データとしてバッファ46に格納する。
無線アクセス制御部13の優先無線送信制御部45は、FIFO処理部44から優先伝送データを受けると、非優先無線送信制御部48が非優先伝送データを保有している場合でも、その非優先伝送データより優先して、その優先伝送データを無線インタフェース部12に出力する。
端末局1−Nの無線インタフェース部12は、優先無線送信制御部45から優先伝送データを受けると、その優先伝送データを基地局2−Mに伝送する。
無線アクセス制御部13の非優先無線送信制御部48は、FIFO処理部47から非優先伝送データを受けると、優先無線送信制御部45が優先伝送データを無線インタフェース部12に出力していないタイミングで、その非優先伝送データを無線インタフェース部12に出力する。
端末局1−Nの無線インタフェース部12は、非優先無線送信制御部48から非優先伝送データを受けると、その非優先伝送データを基地局2−Mに伝送する。
基地局2−Mのブリッジ制御部26は、無線アクセス制御部25から優先伝送データ又は非優先伝送データを受けると、その優先伝送データ又は非優先伝送データを有線アクセス制御部22に出力する。
基地局2−Mの有線アクセス制御部22は、ブリッジ制御部26から優先伝送データ又は非優先伝送データを受けると、有線インタフェース部21を介して、その優先伝送データ又は非優先伝送データを他の基地局に送信する。
Claims (12)
- 少なくとも1以上の端末局と、上記端末局と通信を実施する少なくとも1以上の基地局とを備えた通信システムにおいて、上記基地局は、データの送信先である端末局が他の端末局よりデータ通信を優先する優先局であるか否かを識別する端末局識別手段と、上記端末局識別手段により優先局であると識別された端末局宛のデータが優先的に伝送する必要があるデータであるか否かを識別するデータ識別手段と、上記データ識別手段により優先的に伝送する必要があると識別されたデータを優先的に端末局に伝送する一方、そのデータ識別手段により優先的に伝送する必要がないと識別されたデータ、または、上記端末局識別手段により優先局でないと識別された端末局宛のデータを非優先的に端末局に伝送するデータ伝送手段とを備えていることを特徴とする通信システム。
- データ送信手段は、現在、優先的に伝送しているデータの伝送データ量が基準データ量を上回っている場合、データ識別手段により優先的に伝送する必要があると識別されたデータである場合でも、そのデータを非優先的に端末局に伝送することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
- 端末局は、自局が他の端末局よりデータ通信を優先する優先局であるか否かを識別する自局識別手段と、上記自局識別手段により自局が優先局であると識別された場合、送信対象のデータが優先的に伝送する必要があるデータであるか否かを識別する端末データ識別手段と、上記端末データ識別手段により優先的に伝送する必要があると識別されたデータを優先的に基地局に伝送する一方、その端末データ識別手段により優先的に伝送する必要がないと識別されたデータ、または、上記自局識別手段により自局が優先局でないと識別された場合の送信対象のデータを非優先的に基地局に伝送する端末データ伝送手段とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信システム。
- 端末データ送信手段は、現在、優先的に伝送しているデータの伝送データ量が基準データ量を上回っている旨の通知を基地局から受信すると、端末データ識別手段により優先的に伝送する必要があると識別されたデータである場合でも、そのデータを非優先的に基地局に伝送することを特徴とする請求項3記載の通信システム。
- データの送信先である端末局が他の端末局よりデータ通信を優先する優先局であるか否かを識別する端末局識別手段と、上記端末局識別手段により優先局であると識別された端末局宛のデータが優先的に伝送する必要があるデータであるか否かを識別するデータ識別手段と、上記データ識別手段により優先的に伝送する必要があると識別されたデータを優先的に端末局に伝送する一方、そのデータ識別手段により優先的に伝送する必要がないと識別されたデータ、または、上記端末局識別手段により優先局でないと識別された端末局宛のデータを非優先的に端末局に伝送するデータ伝送手段とを備えた基地局。
- データ送信手段は、現在、優先的に伝送しているデータの伝送データ量が基準データ量を上回っている場合、データ識別手段により優先的に伝送する必要があると識別されたデータである場合でも、そのデータを非優先的に端末局に伝送することを特徴とする請求項5記載の基地局。
- データ識別手段は、データ送信手段における現在の通信状況を考慮して、端末局識別手段により優先局であると識別された端末局宛のデータが優先的に伝送する必要があるデータであるか否かを識別することを特徴とする請求項5記載の基地局。
- 端末局識別手段は、端末局から接続要求を受信する際、その端末局から優先局であるか否かを示す文字列を含む認証情報を受信し、その認証情報に含まれている当該文字列から上記端末局が優先局であるか否かを識別することを特徴とする請求項5から請求項7のうちのいずれか1項記載の基地局。
- 自局が他の端末局よりデータ通信を優先する優先局であるか否かを識別する自局識別手段と、上記自局識別手段により自局が優先局であると識別された場合、送信対象のデータが優先的に伝送する必要があるデータであるか否かを識別する端末データ識別手段と、上記端末データ識別手段により優先的に伝送する必要があると識別されたデータを優先的に基地局に伝送する一方、その端末データ識別手段により優先的に伝送する必要がないと識別されたデータ、または、上記自局識別手段により自局が優先局でないと識別された場合の送信対象のデータを非優先的に基地局に伝送する端末データ伝送手段とを備えた端末局。
- 端末データ送信手段は、現在、優先的に伝送しているデータの伝送データ量が基準データ量を上回っている旨の通知を基地局から受信すると、端末データ識別手段により優先的に伝送する必要があると識別されたデータである場合でも、そのデータを非優先的に基地局に伝送することを特徴とする請求項9記載の端末局。
- 端末データ識別手段は、端末データ送信手段における現在の通信状況を考慮して、送信対象のデータが優先的に伝送する必要があるデータであるか否かを識別することを特徴とする請求項9記載の端末局。
- 自局識別手段は、接続要求を基地局に送信する際、その基地局に送信する認証情報に含まれている当該文字列から自局が優先局であるか否かを識別することを特徴とする請求項9から請求項11のうちのいずれか1項記載の端末局。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005372699A JP2007174551A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 通信システム、基地局及び端末局 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005372699A JP2007174551A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 通信システム、基地局及び端末局 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007174551A true JP2007174551A (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=38300480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005372699A Pending JP2007174551A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 通信システム、基地局及び端末局 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007174551A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013137011A1 (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | ヤマハ株式会社 | 通信制御装置、通信制御方法、制御方法、通信制御プログラム、記録媒体 |
JP2016219997A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | 株式会社リコー | 通信システム、通信装置、及びプログラム |
JP7323232B1 (ja) | 2022-11-24 | 2023-08-08 | 建ロボテック株式会社 | プログラム、通信装置、情報処理システムおよび情報処理方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001308914A (ja) * | 2000-04-19 | 2001-11-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線パケット通信用基地局装置 |
JP2003023434A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Sharp Corp | 送信権制御方法及び通信システムの中央制御装置 |
JP2003229894A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-15 | Ntt Docomo Inc | 基地局、制御装置、通信システム及び通信方法 |
JP2003298593A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-17 | Nec Infrontia Corp | 無線lan基地局、無線端末およびプログラム |
JP2004186769A (ja) * | 2002-11-29 | 2004-07-02 | Toshiba Corp | 通信システム、通信制御方法、及び通信制御端末 |
JP2005080157A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-03-24 | Fujitsu Ltd | 通信中継方法及び装置 |
JP2005151359A (ja) * | 2003-11-18 | 2005-06-09 | Nec Corp | 通信システムおよび通信方法 |
JP2005340922A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Victor Co Of Japan Ltd | リアルタイム遠隔コミュニケーションシステム及び通信品質制御装置 |
-
2005
- 2005-12-26 JP JP2005372699A patent/JP2007174551A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001308914A (ja) * | 2000-04-19 | 2001-11-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線パケット通信用基地局装置 |
JP2003023434A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Sharp Corp | 送信権制御方法及び通信システムの中央制御装置 |
JP2003229894A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-15 | Ntt Docomo Inc | 基地局、制御装置、通信システム及び通信方法 |
JP2003298593A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-17 | Nec Infrontia Corp | 無線lan基地局、無線端末およびプログラム |
JP2004186769A (ja) * | 2002-11-29 | 2004-07-02 | Toshiba Corp | 通信システム、通信制御方法、及び通信制御端末 |
JP2005080157A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-03-24 | Fujitsu Ltd | 通信中継方法及び装置 |
JP2005151359A (ja) * | 2003-11-18 | 2005-06-09 | Nec Corp | 通信システムおよび通信方法 |
JP2005340922A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Victor Co Of Japan Ltd | リアルタイム遠隔コミュニケーションシステム及び通信品質制御装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013137011A1 (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | ヤマハ株式会社 | 通信制御装置、通信制御方法、制御方法、通信制御プログラム、記録媒体 |
JP2016219997A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | 株式会社リコー | 通信システム、通信装置、及びプログラム |
JP7323232B1 (ja) | 2022-11-24 | 2023-08-08 | 建ロボテック株式会社 | プログラム、通信装置、情報処理システムおよび情報処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5449542B2 (ja) | アクセス制御方法、装置およびシステム | |
TWI270267B (en) | Wireless local area network (WLAN) methods and components that utilize traffic prediction | |
US8660099B2 (en) | Call admission control within a wireless network | |
US7751420B2 (en) | Network switching method and apparatus, wireless access apparatus, and wireless network | |
US7746868B2 (en) | Transporting multi-basic service set (BSS) frames over wired medium preserving BSS-ID | |
US20130223423A1 (en) | Terminal and method for determining priority of connection with a wireless network access point | |
JP3477600B2 (ja) | 無線lanシステム | |
EP1589703A2 (en) | System and method for accessing a wireless network | |
US20070123208A1 (en) | System and method for prioritizing emergency communications in a wireless network | |
WO2020164596A1 (zh) | 一种数据传输方法及装置 | |
US20070275756A1 (en) | Apparatus and method for transmitting/receiving data using multi-channel of wireless LAN in a mobile communication terminal | |
US20080285528A1 (en) | System and Method for WLAN Multi-Channel Redundancy for VoIP Optimization | |
US20060072522A1 (en) | Call parameter selection and self-enforced admission control for optimizing voice over internet protocol performance in wireless networks | |
US8542704B2 (en) | Packet joining method, program, and apparatus | |
TWI410161B (zh) | 路徑連結 | |
JP2007174551A (ja) | 通信システム、基地局及び端末局 | |
US20090185558A1 (en) | IP converged system and call processing method thereof | |
WO2021135413A1 (zh) | 一种节能控制方法及相关设备 | |
CN100488269C (zh) | 一种数字集群系统中呼叫接入的方法 | |
WO2017150601A1 (ja) | ユーザ装置、及びランダムアクセス方法 | |
JP2006067090A (ja) | サービス品質保証方法、サービス品質保証装置、サービス品質保証プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2008193207A (ja) | 無線lanシステムおよびハンドオーバ方法 | |
JP5964804B2 (ja) | 移動式無線機器、無線通信システム及び無線通信方法 | |
JP4318693B2 (ja) | 移動通信システム、基地局装置及び移動通信方法 | |
JP2005269185A (ja) | 無線中継装置および中継方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071004 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080625 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080821 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110301 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110628 |