JP2007173348A - 電子部品の実装方法および電子部品ならびに圧電デバイスの製造方法および圧電デバイス - Google Patents

電子部品の実装方法および電子部品ならびに圧電デバイスの製造方法および圧電デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な方法で電子部品を静電気放電から保護しつつ実装できるようにする。
【解決手段】集積回路10は、コンデンサ素子14の電極16a、16bが実装端子12a、12bに接続してある。集積回路10は、実装端子12(12a、12b、………)が実装基板20の接続端子22(22a、22b、………)に接合される。集積回路10を実装基板20に実装する際、接続端子22a、22bに接続してある部品端子24a、24bを回路ユニット30によって相互に電気的に接続し、接続端子22a、22bを同電位にしておく。集積回路10の実装端子12と実装基板20の接続端子22とを接合したのち、回路ユニット30を上昇させて部品端子24a、24b間の電気的接続を遮断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品の実装方法に係り、特に静電気放電保護回路を有しない集積回路などの電子部品の静電気放電による破壊を防止できる電子部品の実装方法および電子部品並びに圧電デバイスの製造方法および圧電デバイスに関する。
電子部品は、小型化、集積化が行なわれている。特に、電子部品の集積化は、あらゆる分野において進展しており、集積回路の小型化、高集積化が著しい。小型化、高集積化した集積回路は、トランジスタなどの能動素子の動作電圧がより低電圧化されている。また、集積回路は、コンデンサなどの受動素子の薄膜化、素子間を絶縁する絶縁膜の薄膜化が著しい。このため、集積回路は、静電気がわずかに帯電した物体、例えば実装基板に接触しただけで、素子の破壊や誤動作の原因となる。このため、集積回路には、静電気放電による電子部品(集積回路)の破壊を防止するために、一般に集積回路中にダイオードなどからなる静電気放電保護回路(ESD保護回路)が組み込まれている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特公表2005−524232号公報 特公表平9−509532号公報
しかし、特許文献1、2のように、集積回路中にESD保護回路を設けることは、それだけ集積回路の形成工程が多くなり、コストの上昇を招く。また、ESD保護回路の設計は、高度な専門的知識が要求され、設計に多くの時間を必要とする。さらに、ESD保護回路を構成する素子を集積回路中に組み込むために集積回路が大きくなる。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされたもので、簡易な方法で電子部品を静電気放電から保護しつつ実装できるようにすることを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明に係る電子部品の実装方法は、電子部品の実装端子が電気的に接続される基板に設けた複数の接続端子を相互に電気的に接続した短絡回路を設けておき、前記実装端子を前記接続端子に電気的に接続したのち、前記短絡回路を開放する、ことを特徴としている。
電子部品を実装する実装基板などに設けた複数の接続端子を相互に電気的に接続しておくことにより、いずれかの接続端子が帯電したとしても各接続端子を同電位にすることができる。したがって、マウント装置によって電子部品の実装端子を実装基板の接続端子上に配置したとしても、各接続端子が同電位となっているので、電子部品が静電気放電により破壊されるのを防ぐことができる。
短絡回路は、接地しておくことが望ましい。短絡回路を接地しておけば、接続端子に帯電した電荷を確実に放電することができ、複数の実装端子が同時に接続端子に接触しなくても、静電気放電を生ずることがない。そして、短絡回路は、接続端子に接離自在な回路ユニットとして構成することができる。接続端子に接離自在な回路ユニットによって短絡回路を構成すれば、電子部品を実装する任意のときに、容易に接続端子間を電気的に接続することができ、自由度が大きい。また、短絡回路は、少なくとも一部を基板の切捨て部に形成することができる。これにより、余分な工程を経ることなく短絡回路を形成することができる。そして、電子部品を基板に実装したのち、基板の切捨て部を切除することにより、接続端子間の電気的接続を切断することができ、基板に実装した電子部品の機能を発揮させることができる。
また、本発明に係る電子部品の実装方法は、電子部品の複数の実装端子を相互に電気的に接続しておき、前記実装端子を基板の接続端子に電気的に接続したのち、前記複数の実装端子間の電気的接続を切断する、ことを特徴としている。このようになっている本発明は、実装前における電子部品の複数の実装端子が同電位に保持される。したがって、複数の実装端子の一部が帯電している接続端子に接触したとしても、実装端子間を同電位に保つことができ、静電気放電の発生を防ぐことができる。
本発明に係る電子部品は、複数の実装端子を相互に接続した配線パターンを備え、前記配線パターンの少なくとも一部が露出させてあって、前記実装端子を基板の接続端子に電気的に接続したのちに切断可能にしてあることを特徴としている。このようになっている本発明の電子部品は、複数の実装端子の一部が帯電している接続端子に接触したとしても、実装端子間を同電位に保つことができ、静電気放電の発生を防ぐことができる。
本発明に係る圧電デバイスの製造方法は、上記したいずれかの電子部品の実装方法の工程を有することを特徴としている。これにより、集積回路などの電子部品の静電気放電による破壊を防止することができ、圧電デバイスの製造工程における不良率を低下させることが可能で、製造コストを低減することができる。
本発明に係る圧電デバイスは、上記の圧電デバイスの製造方法により製造したことを特徴としている。これにより、上記の作用効果を得ることができる。
本発明に係る電子部品の実装方法および電子部品並びに圧電デバイスの製造方法および圧電デバイスの好ましい実施の形態を、添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子部品の実装方法の説明図であって、(1)は電子部品を実装する前の状態を模式的に示した図、(2)は電子部品を実装したあとの状態を模式的に示した図である。図1において、電子部品である集積回路(IC)10は、複数の素子を集積して形成してある。この集積回路10は、ESD保護回路を備えていないフリップチップであって、実装面となる下側の能動面に複数のバンプからなる実装端子12(12a、12b、12c、………)を有している。また、集積回路10は、内部にコンデンサ素子14が形成してある。このコンデンサ素子14は、実施形態の場合、両側の電極16a、16bが配線パターン18を介してそれぞれ実装端子12a、12bに接続してある。
一方、集積回路10を実装する基板である実装基板(配線基板)20は、実施形態の場合、基板21が例えばガラスエポキシ板などの絶縁基板を複数枚積層して形成してある。そして、実装基板20は、集積回路10の各実装端子12に対応して接続端子22(22a、22b、22c、………)が上面に設けてある。また、実装基板20は、図示しないチップ部品の端子を接続する複数の部品端子24(24a、24b、………)が上面に設けてある。実施形態の場合、部品端子24a、24bは、基板21内に形成した配線パターン26(26a、26b)を介して、対応する接続端子22a、22bに電気的に接続してある。なお、これらの配線パターン26は、実装基板20の表面に形成してあってもよい。
上記のように、ESD保護回路を有していない集積回路10を実装基板20に実装する場合、例えば接続端子22が帯電していると、集積回路10に設けたコンデンサ素子14が静電気放電により破壊されることがある。そこで、コンデンサ素子14の静電気放電による破壊を防止するため、次のようにして集積回路10の実装を行なう。
まず、図1(1)に示したように、集積回路10の実装に先立って、回路ユニット30を用いて部品端子24a、24bを電気的に接続する短絡回路を形成する。回路ユニット30は、実施形態の場合、部品端子24a、24bに対応させたプローブ電極32(32a、32b)を有している。各プローブ電極32は、それぞれの上端が金属製の導電ホルダ34に取り付けてあり、相互に電気的に接続している。このため、各プローブ電極32を対応する部品端子24に接触させると、部品端子24a、24bは、プローブ電極32a、導電ホルダ34、プローブ電極32bを介して相互に電気的に接続される。このため、接続端子22aまたは接続端子22bが帯電していたとしても、配線パターン26を介して各部品端子24に接続してある接続端子22a、22bは同電位になる。したがって、マウント装置(図示せず)などによって集積回路10の各実装端子12を、矢印36のように、実装基板20の対応する接続端子22の上に配置すると、コンデンサ素子14の両電極16が同電位となる。したがって、コンデンサ素子14の電極16a、16b間における静電気放電の発生を防ぐことができる。
その後、図1(2)の矢印37に示したように、回路ユニット30を上昇させ、プローブ電極32を部品端子24から離間させ、部品端子24a、24bを接続していた短絡回路を開放する。そして、集積回路10やチップ部品を配置した実装基板20をリフロー炉などに通して、実装端子12と接続端子22とを接合する。
これにより、静電気放電による素子の破壊を生ずることなく集積回路10を実装基板20に実装することができる。すなわち、集積回路10に静電気放電保護回路を設けなくとも、複数の接続端子を相互に接続するといった、簡易な方法により電子部品(集積回路10)の静電気放電による破壊や性能の劣化を防止することができる。なお、図1(1)の破線に示したように、回路ユニット30を接地しておけば、接続端子24a、24bに帯電した電荷を確実に放電させて接続端子22を接地電位にすることができる。したがって、コンデンサ素子14の実装端子12a、12bが同時に接続端子22a、22bに接触しない場合であっても、コンデンサ素子14の電極16間に静電気放電が発生することがない。
図2は、第2実施形態に係る電子部品の実装方法を説明する図であって、(1)は実装前の状態を模式的に示した図であり、(2)は実装後の状態を模式的に示した図である。この第2実施形態においては、実装基板の配線パターンが第1実施形態と異なっている。すなわち、第2実施形態に係る実装基板40は、基板21が多層構造となっている。そして、接続端子22bと部品端子24bとを電気的に接続している配線パターン26bには、延長ループパターン42が接続してある。この延長ループパターン42は、一部が基板21の基板切捨て部44の部分に形成してある。また、接続端子22aと部品端子24aとを電気的に接続している配線パターン26aには、延長パターン46が接続している。この延長パターン46の先端は、基板切捨て部44まで延在しており、基板切捨て部44中の延長ループパターン42に接続していて、延長ループパターン42とともに短絡回路を構成している。
すなわち、実装基板40は、接続端子22a、22bが配線パターン26、延長ループパターン42、延長パターン46を介して相互に電気的に接続してある。このため、接続端子22a、22bは、いずれか一方が帯電した場合であっても同電位となる。したがって、図2(2)に示したように、集積回路10の実装端子12a、12bを対応する接続端子22a、22bの上に配置したとしても、コンデンサ素子14が静電気放電により破壊するのを防止することができる。そして、実装端子12と接続端子22とを接合したのち、図2(1)の2点差線48において基板21を切断し、基板切捨て部44を切除する。これにより、接続端子22a、22b間の電気的接続が遮断され、実装基板40に実装した集積回路10のコンデンサ素子14の機能を発揮させることができる。なお、延長ループパターン42の切り捨てられる部分を接地しておくことが望ましい。
図3は、第3実施形態に係る電子部品の実装方法の説明図であって、(1)は実装前の状態を模式的に示した図であり、(2)は実装後の状態を模式的に示した図である。この第3実施形態は、集積回路の構造が前記実施形態と異なっている。
すなわち、集積回路10Aは、コンデンサ素子14の両電極16a、16bを接続した実装端子12a、12bが配線パターン50によって短絡してある。配線パターン50は、一部がチップ本体52の非能動面である上面に露出した露出パターン54を有していて、レーザなどによって容易に切断できるようにしてある。
このようになっている集積回路10Aを実装する場合、図3(1)に示した2点鎖線の矢印36のように、集積回路10Aの各実装端子12を、実装基板20の対応する接続端子22の上に配置し、相互に接合する。実装端子12と接続端子22とを接合したならば、図3(2)に示したように、集積回路10Aに設けた配線パターン50の露出パターン54をレーザなどにより切断する。これにより、配線パターン50は、切断部56において実装端子12a側と実装端子12b側とに分断され、コンデンサ素子14の電極16a、16b間に電圧を印加することができる。
この第3実施形態の実装方法によれば、実装基板20の接続端子22aまたは接続端子22bが帯電したとしても、集積回路10Aのコンデンサ素子14の両電極16を同電位にすることができる。したがって、コンデンサ素子14が静電気放電によって破壊されるのを防ぐことができる。しかも、コンデンサ素子14は、実装が行なわれるまで各電極16が配線パターン50によって短絡してあるため、実装端子12a、12bのいずれかが帯電したもの(例えば、帯電したマウント装置や作業者)に触れたとしても、実装端子12a、12bが同電位に保持され、電極16a、16b間において静電気放電を生ずることがない。なお、集積回路10Aの露出パターン54を能動面側に形成して実装端子12a、12bを相互に短絡し、集積回路10Aをワイヤボンディングによって実装基板に実装するようにできる。
図4は、温度補償型発振器の温度補償回路を構成する集積回路の実施形態を模式的に示した説明図である。この集積回路60は、チップ本体61の能動面に6つの実装端子T1〜T6が設けてある。集積回路60は、実施形態の場合、実装端子T1〜T4間において温度補償回路62が形成される。
すなわち、実装端子T1と実装端子T2との間には、周囲温度が基準温度(例えば、25℃)より低温となったときの周波数変動を補償するためのサーミスタTH1が実装基板などを介して接続される。また、実装端子T3と実装端子T4との間には、周囲温度が基準温度より高温となったときの周波数変動を補償するためのサーミスタTH2が実装基板などを介して接続される。そして、集積回路60は、実装端子T2と実装端子T3とに接続したコンデンサ素子C1が形成してあり、実装端子T1と実装端子T3とに接続したコンデンサ素子C2が形成してある。これらのコンデンサ素子C1、C2は、サーミスタTH1とともに基準温度より低温側の温度補償回路を形成する。
また、集積回路60は、実装端子T3と実装端子T4とに接続したコンデンサ素子C3が形成してある。このコンデンサ素子C3は、サーミスタTH2とともに基準温度より高温側の温度補償回路を形成する。さらに、集積回路60は、実装端子T5と実装端子T6とに接続した周波数調整用のコンデンサ素子C4が形成してある。
このようになっている集積回路60は、実装端子T1と実装端子T5との間に水晶振動子64が接続される。水晶振動子64は、セラミックなどの絶縁体からなるパッケージ内に水晶振動片66を有していて、パッケージに設けた外部端子を介して水晶振動片66の一対の励振電極が実装端子T1と実装端子T5とに接続される。なお、水晶振動子64のパッケージに設けた他の外部端子、および集積回路60の実装端子T4、T6は、破線に示したように、本図に図示しない実装基板のグランド配線に接続される。また、集積回路60の実装端子T1には、実装基板に設けた例えばインバータ回路の入力側と帰還抵抗の一側端子(いずれも図示せず)とが接続され、実装端子T5にはインバータ回路の出力側と帰還抵抗の他側端子とが接続される。これにより、温度補償型水晶発振器(Temperature Compensated Crystal Oscillator:TCXO)が形成される。
このようになっている集積回路60を実装基板(図示せず)に実装して温度補償型水晶発振器を形成する場合、前記第1実施形態または前記第2実施形態の実装方法を用いることができる。これにより、集積回路60を構成しているコンデンサ素子C1〜C4が静電気放電により破壊されるのを防ぐことができる。
図5は、前記した第3実施形態の実装方法により温度補償型水晶発振器を形成するための集積回路の一例を示したもので、集積回路の非能動面側から平面図を模式的に示したものである。図5に示した集積回路60Aは、能動面に実装端子T1〜T6が設けてある。また、集積回路60Aは、内部が図4に示した前記集積回路60とほぼ同様に形成してあって、コンデンサ素子C1〜C4を有している。集積回路60Aが図4の前記集積回路60と主に異なる点は、チップ本体61の非能動面68に複数の短絡パターン70(70a〜70d)が形成してある。これらの短絡パターン70は、チップ本体61の内部に設けた配線パターンに接続してあり、コンデンサ素子C1〜C4の静電気放電による破壊を防止できるようにしてある。
すなわち、短絡パターン70aは、コンデンサ素子C1を接続した実装端子T2、T3間を短絡するように形成してある。同様に、短絡パターン70bは、コンデンサ素子C2を接続した実装端子T1と実装端子T3とを短絡し、短絡パターン70cは実装端子T3と実装端子T4とを短絡し、短絡パターン70dは実装端子T5と実装端子T6とを短絡している。また、短絡パターン70a、70b、70cは、実施形態の場合、相互に接続してある。
このようになっている集積回路60Aは、実装端子T1〜T6と実装基板の接続端子とを接合したのち、レーザなどを用いて短絡パターン70a〜70dのそれぞれの一部を切断する。これにより、実装基板またはマウント装置が帯電していたとしても、コンデンサ素子C1〜C4の静電気放電による破壊を防止しつつ集積回路60Aを実装基板に実装することができる。
図6は、他の実施形態に係る集積回路の要部を模式的に示したものである。この集積回路60Bは、チップ本体61の非能動面68に設けた短絡パターンだけが集積回路60Aと異なっている。すなわち、集積回路60Bは、チップ本体61の非能動面68に短絡パターン80(80a〜80f)を有している。各短絡パターン80は、一端がチップ本体61の内部に形成した配線パターンを介して対応する実装端子T1〜T6に接続してある。そして、各短絡パターン80の他端は、非能動面68の中央部の集結点82において相互に接続してある。このようになっている集積回路60Bは、実装後に集結点82における各短絡パターン80の相互の接続を遮断すればよい。したがって、レーザビームのヘッドを複数の切断点に対応させた位置に移動させる必要がなく、短絡パターンを切断するための制御が容易になる。なお、集結点82は、非能動面の任意の位置に形成してよい。
前記実施形態は、本発明の一態様であって、前記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態においては、集積回路60を実装基板20に実装する場合について説明したが、基板となる水晶発振器のパッケージ底部に集積回路60を搭載する場合にも適用することができる。また、前記実施形態においては、圧電デバイスが温度補償型水晶発振器である場合について説明したが、圧電デバイスは電圧制御型水晶発振器(VCXO)や他の発振器などであってもよいし、水晶以外の圧電体を用いた発振器であってもよい。また、前記実施形態においては、コンデンサ素子の静電気放電による破壊を防止する場合について説明したが、静電気放電による破壊を防止する対象は、トランジスタやダイオード、絶縁膜などであってもよい。
本発明の第1実施形態に係る電子部品の実装方法を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る電子部品の実装方法を説明する図である。 本発明の第3実施形態に係る電子部品の実装方法を説明する図である。 圧電発振器の温度補償回路を構成する集積回路の実施形態を模式的に示した説明図である。 第3実施形態の実装方法を適用する集積回路の一例を模式的に示した図である。 他の実施形態に係る集積回路の要部を模式的に示し図である。
符号の説明
10………電子部品(集積回路)、12a〜12c………実装端子、14………コンデンサ素子、20、40………基板(実装基板)、22a〜22c………接続端子、24a、24b………部品端子、26a、26b………配線パターン、30………回路ユニット、42、46………短絡回路(延長ループパターン、延長パターン)、44………基板切捨て部、50………配線パターン、54………露出パターン、56………切断部、60、60A、60B………電子部品(集積回路)、64………水晶振動子、70a〜70d………短絡パターン、80a〜80f………短絡パターン、C1〜C4………コンデンサ素子、T1〜T6………実装端子。

Claims (8)

  1. 電子部品の実装端子が電気的に接続される基板に設けた複数の接続端子を相互に電気的に接続した短絡回路を設けておき、
    前記実装端子を前記接続端子に電気的に接続したのち、前記短絡回路を開放する、
    ことを特徴とする電子部品の実装方法。
  2. 請求項1に記載の電子部品の実装方法において、
    前記短絡回路は、接地してあることを特徴とする電子部品の実装方法。
  3. 請求項1または2に記載の電子部品の実装方法において、
    前記短絡回路は、前記接続端子に接離自在な回路ユニットであることを特徴とする電子部品の実装方法。
  4. 請求項1または2に記載の電子部品の実装方法において、
    前記短絡回路は、少なくとも一部が前記基板の切捨て部に形成してあることを特徴とする電子部品の実装方法。
  5. 電子部品の複数の実装端子を相互に電気的に接続しておき、
    前記実装端子を基板の接続端子に電気的に接続したのち、
    前記複数の実装端子間の電気的接続を切断する、
    ことを特徴とする電子部品の実装方法。
  6. 複数の実装端子を相互に接続した配線パターンを備え、前記配線パターンの少なくとも一部が露出させてあって、前記実装端子を基板の接続端子に電気的に接続したのちに切断可能にしてあることを特徴とする電子部品。
  7. 請求項1ないし5のいずれかの電子部品の実装方法の工程を有することを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
  8. 請求項7に記載の圧電デバイスの製造方法により製造したことを特徴とする圧電デバイス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101546053B (zh) * 2008-03-24 2012-02-29 索尼公司 安装结构体、电光装置及电子设备

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