JP2007172392A - 保守支援システム、保守支援用端末、rfidタグ、製品保守方法および保守支援プログラム - Google Patents

保守支援システム、保守支援用端末、rfidタグ、製品保守方法および保守支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】保守の内容に応じて保守履歴を適切に管理できる保守支援システム、保守支援用端末、RFIDタグ、製品保守方法および保守支援プログラムを提供する。
【解決手段】保守支援システム1では、保守対象製品101に、保守対象製品101を識別するための各情報(10a〜10d)と、保守に関する各情報(10e〜10i)と、複数の保守履歴に関する情報(10j〜10o)などが格納されたRFIDタグ102が付されている。電子端末104はリーダライタ103を経て、入力された新たな保守に関する情報を用いて、保守の重要度に従って、重要度の高いものが優先して格納されるように、RFIDタグ102に格納された保守履歴に関する情報(10j〜10oのいずれか)の更新を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、保守の内容に応じて保守履歴を適切に管理できる保守支援システム、保守支援用端末、RFIDタグ、製品保守方法および保守支援プログラムに関する。
各種の製品には、顧客(典型的には、この製品の使用者)へ納品された後に、点検や修理などの保守(maintenance)が必要となるもの(以下、保守対象製品という。)がある。保守を行うに当たっては、保守を行うべき製品を特定することと、行った保守の履歴を記録することなどが、一般に求められる。
そこで、製品を特定する労力を軽減するため、あらかじめ作成した電子化帳票を利用する方法が考えられた。しかし、この方法では、人手によって、製品に記載されている形式や製造番号を読み取り、端末に入力していたため、多数の文字を入力する手間が掛かるうえ、入力誤りが生じやすい問題点があった。
このため、バーコードを記載したラベルを各製品に貼付しておき、このバーコードをバーコードリーダで読み取って、目的の製品を特定する方法が考えられた。しかし、バーコードは書き換え不能であるため、バーコードラベルの貼付後に行った保守の履歴を記録できない問題点があった。また、1枚のバーコードラベルに記載できるデータ量が小さいため、保守履歴を記録するには、1台の製品に多数のバーコードラベルを貼付する必要があり、この場合、やはりバーコードの読み取り誤りが生じやすい問題点があった。
そこで、記憶できるバーコードよりデータ量が格段に大きく、電磁波を用いてその記憶データを非接触で読み取り(または、読み書き)できるRFID(Radio Frequency Identification)タグが利用されるようになった。
その一例として、従来、サービスマンが、データ記録装置によってRF−IDタグから読み取られて表示された初期データに基づき機器の調整を行い、調整データをデータ記録装置へ入力すると、初期データと調整データとの差が限度内である場合、データ記録装置は、入力された調整データをRF−IDタグに記憶させて初期データを更新する保守点検方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、カードユニットに取り付けられた無線通信機能を有する管理情報格納装置と、無線通信機能を有した可搬式リーダライタと、可搬式端末と、データサーバと、ネットワーク装置とで構成され、データサーバのデータベースに故障/改修履歴などを表す管理情報テーブルを格納した製品管理支援システムが知られている(特許文献2参照)。
特開2002−259595号公報([0013]−[0020],図4) 特開2005−85228号公報([0015],[0045],図2,図6))
しかしながら、前記従来の保守点検方法(特許文献1記載)では、RF−IDタグに、調整データを初期データとして記憶させ、以前に記憶していた初期データを更新してしまうため、RF−IDタグには最新の調整データしか記憶されず、保守点検の履歴を参照できない問題点があった。
また、前記従来の製品管理支援システム(特許文献2記載)では、可搬式リーダライタ、可搬式端末、およびデータサーバが、いずれも通信可能な状態でないと、データベースにアクセスできないため、故障/改修履歴を更新したり表示したりできない問題点があった。
そこで、本発明は、保守の内容に応じて保守履歴を適切に管理できる保守支援システム、保守支援用端末、RFIDタグ、製品保守方法および保守支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明による保守支援システム、保守支援用端末、RFIDタグ、および保守支援プログラムは、保守対象製品ごとに設定した保守規定に基づいて当該保守対象製品に行う保守に関する情報を管理するためのものであって、その手段の詳細については、本発明の実施形態をもって、以降にその説明を行う。
本発明の保守支援システム、保守支援用端末、RFIDタグ、保守支援方法および保守支援プログラムによれば、保守の内容に応じて保守履歴を適切に管理できる。
以下、本発明の実施形態について、添付した図面を参照し詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による保守支援システム1を示す構成図である。
保守支援システム1は、保守対象製品101ごとに付されたRFIDタグ102と、リーダライタ103を有する電子端末104と、ネットワーク105と、ネットワーク105を介して電子端末104がアクセス可能なデータベース106とを含む。保守支援システム1によれば、電子端末104を用いてRFIDタグ102に格納された情報を読み取って、保守対象製品101を特定したり、保守の履歴を閲覧したり、行った保守についての情報を電子端末104へ入力することによってRFIDタグ102に格納された保守の履歴を更新したりする機能が提供される。なお、単に電子端末104と表記した場合、電子端末104の本体とリーダライタ103とを含むものとする。
保守対象製品101は、定期または不定期に保守を必要とする製品である。保守には、修理、調整、オーバーホール、部品交換などのほか、定期または不定期の点検など、保守対象製品101の機能や性能を維持または回復させるための作業を含む。さらに、仕様変更や改造など、保守対象製品101に対するあらゆる作業を含んでもよい。さらに、保守対象製品101は、独立して機能する製品のほか、各種のプラントや生産設備の制御機器や監視機器など、他の要素と協働して機能するものでもよい。
本実施形態において、保守支援システム1の運用者または管理者は、保守役務提供者でもあり、保守対象製品101の使用者は、この保守対象製品101の所有者でもあるとする。保守役務提供者と所有者とは、保守契約を締結している。この保守契約は、有償双務契約であって、保守役務提供者は、保守契約に基づき、保守対象製品101の保守を行う義務を負い、所有者は、費用や報酬などとして、所定の金銭を支払う義務を負う。しかし、この保守支援システム1は、無償で所定の保守役務を提供する場合において、同様に運用できる。
なお、1台の保守対象製品101に付された1つのRFIDタグ102を図示したが、保守支援システム1は、複数の保守対象製品(図示せず)ごとに付された複数のRFIDタグ(図示せず)をさらに含んでいる。また、1台の電子端末104を図示したが、保守支援システム1は、電子端末104と同様の構成を有する複数の電子端末(図示せず)を含んでいてもよい。また、1台の保守対象製品101に、複数のRFIDタグ102を付して、保守支援システム1を構成することも可能である。
RFIDタグ102は、電磁波によって、非接触で記憶内容を読み書き可能な記憶担体である。RFIDタグ102は、典型的には、ICチップ(図示せず)に、金属などの導電体からなるアンテナ(図示せず)を接続したものを、合成樹脂などの誘電体からなる基材(図示せず)で封止して製造する。また、アンテナ(図示せず)を内蔵したICチップ(図示せず)を、RFIDタグ102として用いることもできる。
RFIDタグ102が、カード型の外形を有する場合を図示したが、ラベル型、コイン型、スティック型など、いずれの形状とすることもできる。また、保守対象製品101の筐体の外側にRFIDタグ102を付した場合を図示したが、この筐体の材質または構造によっては、保守対象製品101の内部にRFIDタグ102を配置してもよい。
RFIDタグ102のICチップは、演算機能および制御機能を提供するCPU(Central Processing Unit)と、書き換え不可のデータを格納しているROM(Read Only Memory)と、主記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)と、入出力(I/O; Input/Output)回路と、書き換え可能な不揮発記憶領域を提供するEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)と、これらを接続するバス(いずれも図示せず)とからなるコンピュータを含んでいる。ROMの代わりに、または、ROMに加えて、PROM(Programmable Read Only Memory)などの追記可能なメモリを含んでもよい。
このICチップはさらに、アンテナで受けた電磁波のエネルギーを直流電圧に変換して各部へ供給する電源回路(図示せず)と、入出力回路からの出力データから出力信号を生成してアンテナへ送出するとともにアンテナからの受信信号を復調して受信データを入出力回路に入力する送受信回路(図示せず)とを含んでいる。このように、RFIDタグ102は、パッシブ型であるが、電源回路の代わりに電池を含み、自律的に電波を発射するアクティブ型でもよい。
図2は、RFIDタグ102の記憶領域10を詳細に示すデータ構造図である(適宜、図3参照)。この図において、左側から右側に向かって、下位領域から上位領域を示す。各領域に引出線でその符号および名称を示し、括弧内にこれらの領域ごとに格納される情報の符号および名称を示す。
記憶領域10は、ROMによって提供される書き換え不能領域またはPROMによって提供される追記可能領域と、EEPROMによって提供される書き換え可能領域からなる。記憶領域10には、下位領域から上位領域の順番に、次の(1)から(16)に掲げる各領域が割り当てられている。記憶領域10において、これらの各領域を固定して割り当てた場合について説明するが、書き換え可能な領域の容量が充分に大きい場合には、次の領域の一部を動的に割り当てたり、新たな領域(図示せず)を割り当てたりしてもよい。
(1)RFIDタグ102ごとに異なるものが割り振られ、RFIDタグ102を一意に表すタグ識別子1002b(図3参照)を格納するためのタグ識別子領域10a。
(2)保守対象製品101の製品名称、形式または型番を表す型名1001b(図3参照)を格納するための型名領域10b。
(3)保守対象製品101の製造番号を表すシリアル番号1001c(図3参照)を格納するためのシリアル番号領域10c。
(4)保守対象製品101の納入日時1001d(図3参照)を格納するための納入日時領域10d。
(5)保守対象製品101の保守期限1001e(図3参照)を格納するための保守期限領域10e。
(6)保守対象製品101に対して、保守契約に基づき今後実施可能な保守の回数を示す残保守回数1001gを格納するための残保守回数領域10f。
(7)保守対象製品101に対して、RFIDタグ102を付した以降に、保守を行った回数の累計を示す総保守回数1001fを格納するための総保守回数領域10g。
(8)保守対象製品101に発生した不具合を集計した不具合統計情報を格納するための不具合統計領域10h。
(9)保守対象製品101に対して行った最新の(つまり、現状において最終の)保守日時1003b(図3参照)を格納するための最新保守日時領域10i。
(10)保守対象製品101に対して行った第1の重要な保守の内容(第1重要履歴)を示す保守コード1003c(図3参照)を格納するための第1重要履歴領域10j。
(11)第1重要履歴に係る保守コード1003c(図3参照)を作成した日時(保守日時1003b;図3参照)を格納するための第1重要履歴発生日時領域10k。
(12)保守対象製品101に対して行った第2の重要な保守の内容(第2重要履歴)を示す保守コード1003c(図3参照)を格納するための第2重要履歴領域10l。
(13)第2重要履歴に係る保守コード1003c(図3参照)を作成した日時(保守日時1003b;図3参照)を格納するための第2重要履歴発生日時領域10m。
(14)保守対象製品101に対して行った第3の重要な保守の内容(第3重要履歴)を示す保守コード1003c(図3参照)を格納するための第3重要履歴領域10n。
(15)第3重要履歴に係る保守コード1003c(図3参照)を作成した日時(保守日時1003b;図3参照)を格納するための第3重要履歴発生日時領域10o。
(16)前記した(1)から(15)までのいずれの領域としても割り当てられていない予備領域10p。
なお、予備領域10pが充分大きい場合には、この中に、さらなる重要履歴領域および重要履歴発生日時領域(いずれも図示せず)を割り当てて、4件以上の重要な保守の内容と、その日時とを格納してもよい。
タグ識別子領域10aは、書き換え不能領域または追記可能領域に割り当て、このRFIDタグ102を使用し始める前に、タグ識別子1002bを格納しておくことが好ましい。また、タグ識別子1002bは、一意性を維持するため、一元的に管理し、それぞれのRFIDタグ102に付与する。
型名領域10b、シリアル番号領域10c、および納入日時領域10dは、追記可能領域または書き換え可能領域に割り当てる。同一の保守対象製品101ならば、型名1001bおよびシリアル番号1001cは変わらないため、追記可能領域に型名領域10bおよびシリアル番号領域10cを割り当てることにより、保守対象製品101が誤認される危険を減少させることができる。
他の各領域は、いずれも書き換え可能領域に割り当てる。これにより、保守の期間や回数などの契約内容が変更されたり、保守を行ったりしたとき、その状況を反映させることができる。これらの領域も、保守契約の内容や保守対象製品101の種類などにより、RFIDタグ102の使用期間中に見込まれる保守の回数がきわめて少ない場合は、追記可能領域に割り当ててもよい。
図1に示すデータベース106は、後記する構造化されたデータの集合そのもの、あるいはこれを格納しネットワーク105を介して電子端末104から通信可能なデータベース装置(図示せず)を意味する。データベース106は、データベース管理システム(DataBase Management System; DBMS)(図示せず)によって管理されたリレーショナルデータベースである。
図3は、データベース106におけるデータ実装例を示す実体関連図(ERD:Entity Relationship Diagram)である。
データベース106のクラスは、製品テーブル1001と、タグテーブル1002と、保守履歴テーブル1003とによって表現される。
製品テーブル1001は、保守対象製品101に関する事項が記載されたテーブルである。製品テーブル1001のエンティティ(実体)は、保守対象製品101ごとに作成される。製品テーブル1001には、型名1001bと、シリアル番号1001cと、納入日時1001dと、保守期限1001eと、総保守回数1001fと、残保守回数1001gと、が記載され、この製品テーブル1001の主キーPK(primary key)である製品識別子1001aによって正規化されている。
タグテーブル1002は、RFIDタグ102に関する事項が記載されたテーブルである。タグテーブル1002のエンティティは、RFIDタグ102ごとに作成される。タグテーブル1002には、タグ識別子1002bと、製品テーブル1001の主キーPKである製品識別子1001aと、このRFIDタグ102の発行日1002cと、このRFIDタグ102が有効であるか否かを示す削除フラグ1002dと、が記載され、製品タグ識別子1002aによって正規化されている。
つまり、タグテーブル1002において、製品識別子1001aは、製品テーブル1001に対する外部キーFK(foreign key)でもある。したがって、製品テーブル1001とタグテーブル1002とは、製品識別子1001aによって関連づけられている。
保守履歴テーブル1003は、保守対象製品101に行った保守に関する事項が記載されているテーブルである。保守履歴テーブル1003のエンティティは、保守対象製品101に対する1回の保守ごとに1つずつ作成され、データベース106内で一意の保守識別子1003aが付与される。保守履歴テーブル1003には、製品テーブル1001の主キーPKである製品識別子1001aと、保守日時1003bと、保守コード1003cとが記載され、保守識別子1003aによって正規化されている。
つまり、保守履歴テーブル1003において、製品識別子1001aは、製品テーブル1001に対する外部キーFK(foreign key)でもある。したがって、製品テーブル1001と保守履歴テーブル1003とは、製品識別子1001aによって関連づけられている。
タグテーブル1002のタグ識別子1002bは、RFIDタグ102の記憶領域10のタグ識別子領域10aに格納されているタグ識別子1002bと対応している。したがって、データベース106において、タグ識別子1002bを特定することによって、タグテーブル1002のエンティティを特定できる。そして、特定したタグテーブル1002の外部キーFKである製品識別子1001aによって、製品テーブル1001のエンティティを特定できる。さらに、製品テーブル1001において特定された主キーPKである製品識別子1001aによって、保守履歴テーブル1003における外部キーFKである製品識別子1001aを特定することにより、この保守対象製品101に係る保守履歴テーブル1003のエンティティを特定できる。こうして、データベース106から、この保守対象製品101の保守履歴を抽出できる。
図1に戻り、電子端末104は、演算処理機能、通信機能、表示機能、およびデータ入出力機能を有し、CPUと、ROMと、EEPROMと、RAMと、入出力回路と、これらを接続するバスとを含む可搬型のコンピュータである(いずれも図示せず)。電子端末104はさらに、ネットワーク105との通信機能を提供する通信装置(図示せず)と、各部へ電源供給を行う電池(図示せず)と、タッチパネル104aと、リーダライタ103とを具備している。
タッチパネル104aは、その画面上に文字や図形を表示する表示装置と、この画面上で直接指し示された情報の入力を受け付ける入力装置としての機能を兼ね備えている。
リーダライタ103は、電子端末104本体の制御に従って電磁波を送受信し、RFIDタグ102の記憶領域10を読み書きし、読み書きするデータを電子端末104本体と送受する機能を有する。
電子端末104は、前記した通信装置(図示せず)によって、ネットワーク105を介してデータベース106にアクセスできる。典型的には、この通信装置は無線通信装置であって、電子端末104は、ネットワーク105のサービスエリア内において、通信が可能である。
図4は、電子端末104本体の機能構成を示すブロック図である。この図で示す各機能ブロックは、典型的には、電子端末104において、ROMまたはEEPROMに記憶されたプログラムおよびデータが、RAMにロードされ、CPUによって実行されることにより実現される。
電子端末104の機能ブロックは、保守の具体例と対応する保守コード1003cとを記憶させたコードリスト208と、リーダライタ103を制御してRFIDタグ102からデータを読み取るRFIDタグ読取部201と、タッチパネル104aを制御して文字や図形の表示を可能にする保守情報表示部202と、タッチパネル104aが受け付けた保守などに係る入力内容を処理する保守情報入力部204と、保守情報入力部204による処理内容を基に保守に関する情報を更新する保守情報更新部205と、リーダライタ103を制御して保守情報更新部205によって更新された保守に関する情報を基にRFIDタグ102の記憶領域10の内容を更新記憶させるRFIDタグ書込部206と、データベース106を更新するための情報を作成するDB同期部207と、通信装置を制御してネットワーク105を介したデータベース106へのアクセスを実現するネットワークアクセス部203と、からなる。
1回の保守に係る保守コード1003c(図2および図3参照)は、2バイトからなる。保守コード1003cの上位の1バイトは、保守の理由を示す理由コード501(図5参照)を表し、下位の1バイトは、保守の内容を示す内容コード601(図6参照)を表す。保守の理由または内容の種類のいずれかが、1バイト分、すなわち256種類より多い場合は、保守コード1003cのデータ長を長くし、より詳細な保守の理由または内容を表現するようにしてもよい。
図5は、コードリスト208に含まれる保守理由コードリスト500のテーブルを示す図である。
保守理由コードリスト500は、保守理由ごとに割り当てた理由コード501のフィールドと、保守理由の重要度を示す不具合重要度502のフィールドと、理由コード501に一意に対応し保守理由を保守担当者に解読可能に表した理由文字列503のフィールドとを有している。例えば、保守理由コードリスト500を参照すると、理由コード501が「1」のとき、不具合重要度502は「5」であり(すなわち、重大な不具合が生じたことを示し)、理由文字列503は「電源不具合(要交換)」であることが分かる。
不具合重要度502の値は、保守対象製品101の不具合の軽重を表し、不具合重要度502の値が高いほど、重篤な不具合が生じたことを示し、不具合重要度502の値が0のときは、特に不具合は生じていないが保守を行ったことを示す。不具合重要度502は、例えば、不具合統計領域10hに格納する不具合統計情報の作成に使用される。
図6は、コードリスト208に含まれる保守内容コードリスト600のテーブルを示す図である。
保守内容コードリスト600は、保守内容ごとに割り当てた内容コード601のフィールドと、内容コード601に一意に対応し保守内容を保守担当者に解読可能に表した内容文字列602のフィールドとを有している。例えば、保守内容コードリスト600を参照すると、ある保守について、内容コード601が「1」のとき、内容文字列602は「電源交換」であって、保守対象製品101の電源の交換が行われたことが分かる。
次に、図7から図11の各図を参照して、保守支援システム1において実行される各処理について説明する。
保守支援システム1において、原則として、図7に示す保守情報表示処理(ステップS1; 図8に示す重要履歴表示処理(ステップS2)を含む。)、図9に示す保守情報入力処理(ステップS3)、図10に示す保守情報更新処理(ステップS4)の順で各処理が実行される。これらの各処理は、RFIDタグ102(図1参照)と電子端末104(図1参照)とが、通信可能であるとき実行される。ただし、RFIDタグ102と電子端末104とで通信が行われる処理(例えば、図7に示すステップS101および図10に示すステップS405)以外の処理は、通信状態にかかわらず実行することができる。これらの処理は、典型的には、保守担当者が保守対象製品101の保守を行うのと前後して実行される。
さらに、これらの各処理(ステップS1〜ステップS4)は、電子端末104(図1参照)がネットワーク105(図1参照)に接続不可であるときも、実行できる。ただし、保守を行ったことによりデータベース106を直ちに更新したい場合は、保守情報更新処理(ステップS4;図10参照)は、電子端末104がネットワーク105に接続可能なときに実行する。
図7は、保守情報表示処理(ステップS1)を示すフローチャートである(適宜、図2および図4参照)。
まず、保守情報表示部202は、RFIDタグ読取部201を制御し、リーダライタ103を経て、RFIDタグ102の記憶領域10の各領域に記憶されている各データを読み取る(ステップS101;タグ情報読取処理)。
次に、保守情報表示部202は、型名領域10bに記憶されていたデータを基に、タッチパネル104aに型名1001bを表示させる(ステップS102;型名表示処理)。同様に、保守情報表示部202は、シリアル番号領域10cに記憶されていたデータを基に、タッチパネル104aにシリアル番号1001cを表示させる(ステップS103;シリアル番号表示処理)。
同様に、保守情報表示部202は、タッチパネル104aに、納入日時領域10dに記憶されていたデータを基に、納入日時1001dを表示させ(ステップS104;納入日時表示処理)、保守期限領域10eに記憶されていたデータを基に、保守期限1001eを表示させ(ステップS105;保守期限表示処理)、総保守回数領域10gに記憶されていたデータを基に、総保守回数1001fを表示させ(ステップS106;総保守回数表示処理)、残保守回数領域10fに記憶されていたデータを基に、残保守回数1001gを表示させ(ステップS107;残保守回数表示処理)、最新保守日時領域10iに記憶されていたデータを基に、最新の保守日時1003bを表示させる(ステップS108;最新保守日時表示処理)。
さらに、保守情報表示部202は、不具合統計領域10hに記憶されていたデータを基に、不具合統計情報を表示する(ステップS109;不具合統計表示処理)。不具合統計情報は、保守の原因となった不具合の頻度を集計したものである。具体的には、例えば、不具合重要度502(図5参照)ごとに、その発生回数を累計して作成する。また、保守の理由(理由コード501、図5参照)ごとに、その発生回数を累計して作成し、これを不具合重要度502の順に配列して作成してもよい。
次に、保守情報表示部202は、重要履歴表示処理(ステップS2)を実行する。重要履歴表示処理(ステップS2)については、図8を参照し、後で詳細に説明する。
続いて、保守情報表示部202は、ネットワークアクセス部203を制御し、ネットワーク105に接続可能であるか否かを判断する(ステップS110)。
ネットワーク105に接続可能でないとき(ステップS110のNo)、保守情報表示部202は、処理を終了する。ただし、ネットワーク105に接続可能でないときであっても、重要履歴表示処理(ステップS2)は実行可能なので、タッチパネル104aに3回分の保守に係る重要履歴が表示され、これを確認することができる。
ネットワーク105に接続可能であるとき(ステップS110のYes)、保守情報表示部202は、ネットワークアクセス部203を制御してデータベース106を検索し、この保守対象製品101に係るすべての保守履歴を取得する(ステップS111)。
そして、保守情報表示部202は、データベース106から取得した保守履歴を、タッチパネル104aに表示させる(ステップS112)。
こうして、保守担当者は、電子端末104がネットワーク105に接続不能であっても、RFIDタグ102に記憶されているデータを基に重要な保守履歴の表示がなされるので、これらを参照できる。
図8は、保守情報表示処理(ステップS1)中に実行される重要履歴表示処理(ステップS2)を詳細に示すフローチャートである(適宜、図2、図4、図5および図6参照)。
まず、保守情報表示部202は、第1重要履歴領域10jに記憶されていたデータを基に保守コード1003cを生成して、コードリスト208を参照し、該当する理由文字列503(図5参照)および内容文字列602(図6参照)に変換する(ステップS201;第1重要履歴コード文字列変換処理)。そして、保守情報表示部202は、変換した理由文字列503および内容文字列602を、タッチパネル104aに表示させる(ステップS202;変換文字列表示処理)。
次に、保守情報表示部202は、第1重要履歴発生日時領域10kに記憶されていたデータを基に、第1重要履歴発生日時(保守日時1003b)を表示する(ステップS203;第1重要履歴日時表示処理)。
同様に、保守情報表示部202は、第2重要履歴領域10lに記憶されていたデータを基に保守コード1003cを生成して、コードリスト208を参照し、該当する理由文字列503(図5参照)および内容文字列602(図6参照)に変換する(ステップS204;第2重要履歴コード文字列変換処理)。そして、保守情報表示部202は、変換した理由文字列503および内容文字列602を、タッチパネル104aに表示させる(ステップS205;変換文字列表示処理)。
次に、保守情報表示部202は、第2重要履歴発生日時領域10mに記憶されていたデータを基に、第2重要履歴発生日時(保守日時1003b)を表示する(ステップS206;第2重要履歴日時表示処理)。
同様に、保守情報表示部202は、第3重要履歴領域10nに記憶されていたデータを基に保守コード1003cを生成して、コードリスト208を参照し、該当する理由文字列503(図5参照)および内容文字列602(図6参照)に変換する(ステップS207;第3重要履歴コード文字列変換処理)。そして、保守情報表示部202は、変換した理由文字列503および内容文字列602を、タッチパネル104aに表示させる(ステップS208;変換文字列表示処理)。
次に、保守情報表示部202は、第3重要履歴発生日時領域10oに記憶されていたデータを基に、第3重要履歴発生日時(保守日時1003b)を表示する(ステップS209;第3重要履歴日時表示処理)。
図9は、保守情報入力処理(ステップS3)を示すフローチャートである(適宜、図2、図4、図5、および図6参照)。
保守情報入力処理(ステップS3)は、保守情報入力部204などによって実行される。
まず、保守情報入力部204は、コードリスト208の保守理由コードリスト500を読み取り、保守情報表示部202を制御して、電子端末104のタッチパネル104aに、理由文字列503(図5参照)を一覧表示させる(ステップS301)。
そして、保守担当者によって、タッチパネル104aが操作され、一覧表示された理由文字列503から、今回の保守の理由に該当する文字列(以下、不具合文字列という)を選択され、選択された不具合文字列が入力される(ステップS302)。この不具合文字列は、保守情報入力部204に入力される。
次に、保守情報入力部204は、保守情報表示部202を制御して、タッチパネル104aに、内容文字列602(図6参照)を一覧表示させる(ステップS303)。
そして、保守担当者によって、一覧表示された内容文字列602から、今回行った保守の内容に該当する文字列が選択され、選択された文字列が入力される(ステップS304)。
次に、保守情報入力部204は、コードリスト208の保守理由コードリスト500を参照し、ステップS302で選択入力された不具合文字列を理由コード501に変換する(ステップS305;不具合文字列コード化処理)。同様に、保守情報入力部204は、コードリスト208の保守内容コードリスト600を参照し、ステップS304で選択入力された内容文字列602を内容コード601に変換する(ステップS306;内容文字列コード化処理)。この内容コード601は、保守情報入力部204に入力される。
そして、保守情報入力部204は、ステップS305で変換した理由コード501を上位ビットとし、ステップS306で変換した内容コード601を下位ビットとして、保守コード1003cを作成する(ステップS307;保守コード作成処理)。
次に、保守情報入力部204は、この保守コード1003cが作成された時刻を示すデータを取得し、保守日時1003bを作成する(ステップS308;保守日時作成処理)。このデータは、電子端末104に備えた基準クロック(図示せず)から作成される。あるいは、電子端末104がネットワーク105に接続可能な場合は、このネットワーク105を介して取得してもよい。
図10は、保守情報更新処理を示すフローチャートである(適宜、図2および図4参照)。
保守情報更新処理(ステップS4)は、保守情報更新部205などによって、データベース106に対して実行される。
まず、保守情報更新部205は、ステップS106(総保守回数表示処理;図7参照)において表示された総保守回数1001fに1をインクリメントして総保守回数1001fを更新する(ステップS401;保守回数更新処理)。
次に、保守担当者によって、今回の保守を行ったことによって、残保守回数1001gを変更すべきか否かが、タッチパネル104aに入力操作される(ステップS402)。入力内容は、保守情報入力部204を経て、保守情報更新部205へ出力される。保守担当者が入力操作する代わりに、例えば不具合重要度502の値に応じて、保守情報更新部205が自動的に決定するように構成してもよい。
保守情報更新部205は、この入力内容が残保守回数1001gを変更すべきことを示すとき(ステップS403のYes)、ステップS107(残保守回数表示処理;図7参照)において表示された残保守回数1001gから1をデクリメントして残保守回数1001gを更新し(ステップS404)、次の処理(ステップS405)へ進む。それ以外のとき(ステップS403のNo)、すなわち、この入力内容が残保守回数1001gを変更すべきでないことを示すとき、次の処理(ステップS405)へ進む。
次に、保守情報更新部205は、RFIDタグ102に記憶させ、記憶領域10を更新するデータ(更新データ)を、次の(1)から(5)までの手順により生成する(ステップS405)。
(1)前記した残保守回数1001gから、残保守回数領域10fに格納するデータを生成する。
(2)前記した総保守回数1001fから、総保守回数領域10gに格納するデータを生成する。
(3)不具合統計情報を更新し、更新した不具合統計情報から、不具合統計領域10hに格納するデータを生成する。
不具合統計情報が、不具合重要度502(図5参照)ごとに、保守を行った回数を集計したものである場合は、ステップS305において作成した理由コード501から、コードリスト208(図4参照)の保守理由コードリスト500を参照して、その不具合重要度502を検索し、不具合統計情報において該当する不具合重要度502の値を、1つインクリメントすることにより、不具合統計情報を更新する。
不具合統計情報が、保守の理由ごとに、保守を行った回数を集計したものである場合は、ステップS305において作成した理由コード501を基に、不具合統計情報において該当する保守の理由ごとの回数の値を1つインクリメントすることにより、不具合統計情報を更新する。
(4)保守日時作成処理(ステップS308、図9参照)において作成した保守日時1003bから、最新保守日時領域10iに格納するデータを生成する。
(5)重要履歴に係る各領域(10k〜10o)に格納するデータを、次の(5a)から(5f)までの手順により生成する。
(5a)まず、保守コード作成処理(ステップS307、図9参照)において作成した保守コード1003c(図3参照)を基に、コードリスト208(図4参照)の保守理由コードリスト500(図5参照)を検索し、今回行った保守に係る不具合重要度502を検索する。
(5b)次に、タグ情報読取処理(ステップS101、図7参照)において、RFIDタグ102から読み取ったデータを基に、各重要履歴領域(10j、10l、10n)に格納されていた保守コード1003cの不具合重要度502を検索する。
(5c)今回行った保守に係る不具合重要度502の値と、各重要履歴領域(10j、10l、10n)に格納されていた保守コード1003cの不具合重要度502の値とを比較する。
(5d)今回行った保守に係る不具合重要度502の値が、各重要履歴領域(10j、10l、10n)のいずれかに格納されていた保守コード1003cの不具合重要度502の値より小さいとき、重要履歴に係る各領域(10k〜10o)に格納するデータは、生成しない。つまり、重要履歴に係る各領域(10k〜10o)に格納されているデータは、更新されないこととなる。
(5e)今回行った保守に係る不具合重要度502の値が、各重要履歴領域(10j、10l、10n)のいずれかに格納されていた保守コード1003cの不具合重要度502の値以上であるとき、保守コード作成処理(ステップS307;図9参照)において作成した保守コード1003c(つまり、今回の保守に係るもの)を、各重要履歴領域(10j、10l、10n)のうち、最も不具合重要度502の値が低い重要履歴を格納している領域に格納するデータとする。つまり、いずれかの重要履歴領域(10j、10l、10n)に格納されているデータが、今回の保守に係る保守コード1003cのデータによって更新されることとなる。
(5f)前記した手順(5e)の手順が実行された場合、保守日時作成処理(ステップS308;図9参照)で作成された保守日時1003b(つまり、手順(5e)で用いた保守コード1003cに対応するもの)を、対応する重要履歴発生日時領域(10k、10m、10oのいずれか)を更新するデータとする。
次に、保守情報更新部205は、RFIDタグ書込部206を制御し、ステップS405で作成した更新データを、リーダライタ103を経て、RFIDタグ102に書き込む(ステップS406)。
そして、保守情報更新部205は、DB同期部207およびネットワークアクセス部203を制御し、ネットワーク105に接続可能であるか否かを判定する(ステップS407)。
ネットワーク105に接続可能であるとき(ステップS407のYes)、保守情報更新部205は、データベース106にアクセスし、前記した更新データを用いて、データベース106を更新する(ステップS408)。
ネットワーク105に接続不可であるとき(ステップS407のNo)、保守情報更新部205は、前記した更新データを、同期用データとして、保守情報更新部205内に退避させる(ステップS409)。すでに、以前の更新データがあるときは、これに加えて退避させるか、両方の更新データを併合して退避させておく。この更新データは、電子端末104がネットワーク105に接続可能になったとき、データベース106の更新に用いられる。
図11は、DB同期処理(ステップS5)を示すフローチャートである(適宜、図4参照)。
このDB同期処理(ステップS5)は、保守情報更新処理(ステップS4;図10参照)のステップS407において、電子端末104がネットワーク105に接続不可であったため、ステップS409において退避した更新データ(同期用データ)を用いて、データベース106を更新するための処理であり、電子端末104のDB同期部207などによって実行される。
まず、DB同期部207は、ネットワークアクセス部203を制御し、ネットワーク105に接続可能であるか否かを判断する(ステップS501)。
DB同期部207は、ネットワーク105に接続可能でないとき(ステップS501のNo)、この処理を終了する。保守情報更新部205に退避した同期用データがある場合、定期的にこの処理(ステップS5)が実行されることが好ましい。
DB同期部207は、ネットワーク105に接続可能であるとき(ステップS501のYes)、保守情報更新部205から、ステップS409(図10参照)において退避した同期用データを取得する(ステップS502)。
そして、DB同期部207は、ネットワークアクセス部203を制御し、ネットワーク105を経てデータベース106にアクセスし、取得した同期用データを用いて、データベース106を更新する(ステップS503)。
このDB同期処理は、所定の周期で実行されるようにしてもよいし、保守担当者が電子端末104を操作することによって実行されるようにしてもよい。
本実施形態によれば、例えば次の効果が得られる。
(1)RFIDタグ102のタグ識別子領域10aに、このRFIDタグ102を一意に示すタグ識別子1002bが書き換え不能に格納されているため、他のRFIDタグを誤認することがない。
(2)タグ識別子領域10aに格納されているタグ識別子1002bのほか、型名領域10bに格納されている型名1001b、シリアル番号領域10cに格納されているシリアル番号1001c、または、納入日時領域10dに格納されている納入日時1001dを読み取ることにより、保守対象製品101の誤認を抑制できる。
(3)保守期限領域10eおよび残保守回数領域10fには、各々、保守契約などに基づいた保守期限1001eおよび残保守回数1001gが格納されているため、契約などに基づく保守が行われなかったり、契約外の保守を行ってしまったりする危険を回避できる。
(4)各重要保守履歴領域(10j,10l,10n)に格納されている保守コード1003cと、今回の保守に係る保守コード1003cとの不具合重要度502を考慮して、重要な保守履歴が更新格納されるため、RFIDタグ102を読み取ることにより、重要度の高い複数の保守履歴を参照できる。
(5)各重要保守履歴領域(10j,10l,10n)には、各重要保守履歴が、保守コード1003cの形式で格納されるため、RFIDタグ102の記憶容量が小さくて済む。また、電子端末104によってRFIDタグ102を読み書きするときのデータ伝送量が小さくて済む。
(6)ネットワーク105に接続できない場所に保守対象製品101が所在しても、保守対象製品101を示す情報と保守履歴とがRFIDタグ102に格納されているため、保守対象製品101の特定、保守を行うべきか否かの確認、保守履歴の閲覧が容易に行える。
(7)電子端末104がネットワーク105に接続不能であっても、電子端末104内に同期用データを退避しておくため、後でデータベース106の更新を行うことができる。
本発明の一実施形態による保守支援システムを示す構成図である。 RFIDタグの記憶領域を詳細に示すデータ構造図である。 データベースにおけるデータ実装例を示す実体関連図(ERD:Entity Relationship Diagram)である。 電子端末の本体の機能構成を示すブロック図である。 コードリストに含まれる保守理由コードリストのテーブルを示す図である。 コードリストに含まれる保守内容コードリストのテーブルを示す図である。 保守情報表示処理(ステップS1)を示すフローチャートである。 保守情報表示処理(ステップS1)中に実行される重要履歴表示処理(ステップS2)を詳細に示すフローチャートである。 保守情報入力処理(ステップS3)を示すフローチャートである。 保守情報更新処理(ステップS4)を示すフローチャートである。 DB同期処理(ステップS5)を示すフローチャートである。
符号の説明
1 保守支援システム(保守支援システム)
10 記憶領域
10a タグ識別子領域
10b 型名領域
10c シリアル番号領域
10d 納入日時領域
10e 保守期限領域
10f 残保守回数領域
10g 総保守回数領域
10h 不具合統計領域
10i 最新保守日時領域
10j 第1重要履歴領域
10k 第1重要履歴発生日時領域
10l 第2重要履歴領域
10m 第2重要履歴発生日時領域
10n 第3重要履歴領域
10o 第3重要履歴発生日時領域
10p 予備領域
101 保守対象製品(保守対象製品)
102 RFIDタグ(RFIDタグ)
103 リーダライタ(リーダライタ)
104 電子端末(保守支援用端末)
104a タッチパネル(保守情報表示部、保守情報入力部、表示入力装置)
105 ネットワーク(ネットワーク)
106 データベース(データベース)
201 RFIDタグ読取部
202 保守情報表示部(保守情報表示部、保守履歴表示部)
203 ネットワークアクセス部(ネットワークアクセス部)
204 保守情報入力部(保守情報入力部)
205 保守情報更新部(保守情報更新部)
206 RFIDタグ書込部
207 DB同期部(DB同期部)
208 コードリスト(コードリスト)
500 保守理由コードリスト(コードリスト)
501 理由コード(保守履歴情報)
502 不具合重要度(重要度)
503 理由文字列
600 保守内容コードリスト(コードリスト)
601 内容コード(保守履歴情報)
602 内容文字列
1001 製品テーブル
1001a 製品識別子
1001b 型名(製品情報)
1001c シリアル番号(製品情報)
1001d 納入日時
1001e 保守期限(保守提供情報、保守期限)
1001f 総保守回数(保守提供情報)
1001g 残保守回数(保守提供情報、残保守回数)
1002 タグテーブル
1002a 製品タグ識別子
1002b タグ識別子(タグ識別子)
1002c 発行日
1002d 削除フラグ
1003 保守履歴テーブル
1003a 保守識別子
1003b 保守日時(保守履歴情報)
1003c 保守コード(保守履歴情報)

Claims (24)

  1. 保守対象製品ごとに設定した保守規定に基づいて当該保守対象製品に行う保守に関する情報を管理する保守支援システムであって、
    前記保守対象製品に付され当該保守対象製品を特定する製品情報および前記保守規定に基づく前記保守の提供範囲を示す保守提供情報を格納したRFIDタグと、
    前記RFIDタグから前記製品情報および前記保守提供情報を読み取って、読み取った当該製品情報および保守情報を基に、前記保守対象製品に前記保守を行うべきか否かを判断して判断結果を表示する保守支援用端末と、を具備し、
    前記RFIDタグは、前記保守対象製品に行った前記保守の履歴を示す複数の保守履歴情報を格納可能であり、
    前記保守支援用端末は、新たに入力された前記保守の内容を用いて、前記保守の内容ごとに定められた重要度に従って、前記重要度の高い前記保守履歴情報が優先して前記RFIDタグに格納されるように、前記RFIDタグに格納された前記保守履歴情報の更新を行うことを特徴とする保守支援システム。
  2. 前記保守提供情報は、前記保守の提供範囲として、前記保守対象製品に前記保守を行うべき保守期限または残保守回数を含むことを特徴とする請求項1に記載の保守支援システム。
  3. 前記保守履歴情報は、前記保守を行った内容および日時を含むことを特徴とする請求項1に記載の保守支援システム。
  4. 前記RFIDタグは、前記保守履歴情報を基に前記保守対象製品に発生した不具合を集計して作成した不具合統計情報を格納し、
    前記保守支援用端末は、前記新たに入力された前記保守の内容を用いて、前記不具合統計情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の保守支援システム。
  5. 前記不具合統計情報は、前記保守対象製品の不具合の発生回数を前記重要度、前記不具合の種類、または前記保守の内容ごとに集計して生成したものであることを特徴とする請求項4に記載の保守支援システム。
  6. 前記保守に関する情報を格納しネットワークに接続されたデータベースを具備し、
    前記保守支援用端末は、
    前記ネットワークに接続し前記データベースへのアクセスを媒介するネットワークアクセス部と、
    前記新たに入力された前記保守の内容に基づき、前記データベースを更新する更新データを生成し、当該更新データを用いて前記ネットワークアクセス部を経て前記データベースを更新するDB同期部と、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の保守支援システム。
  7. 前記RFIDタグ内に前記保守履歴情報がコード化されて格納されていることを特徴とする請求項1に記載の保守支援システム。
  8. 保守対象製品に付されたRFIDタグから、前記保守対象製品を特定する製品情報と前記保守対象製品ごとに定めた保守規定に基づく保守提供範囲を示す保守提供情報と前記保守対象製品に行った保守を表す複数の保守履歴情報とを読み取って、読み取った当該製品情報および当該保守提供情報を基に、前記保守を行うべきか否かを判断して判断結果を表示する保守支援用端末であって、
    前記保守対象製品に行った前記保守を表す前記保守履歴情報を入力されると、前記保守の種類ごとに定められた重要度に従って、前記重要度の高い前記保守履歴情報が優先して前記RFIDタグに格納されるように、前記RFIDタグに格納された前記保守履歴情報の更新を行うことを特徴とする保守支援用端末。
  9. 入力された前記保守履歴情報を基に前記保守対象製品に係る前記重要度ごとの不具合を集計した不具合統計情報を生成して前記RFIDタグに格納する保守情報更新部を具備したことを特徴とする請求項8に記載の保守支援用端末。
  10. 前記RFIDタグから前記保守履歴情報を読み取って表示する保守履歴表示部を具備したことを特徴とする請求項8に記載の保守支援用端末。
  11. 前記RFIDタグにおいて前記保守履歴情報はコード化されて格納され、
    前記保守履歴情報を表す文字列と対応するコードとを格納したコードリストを具備し、
    前記保守履歴表示部は、前記コードリストを参照して前記保守履歴情報に対応した前記文字列を表示することを特徴とする請求項10に記載の保守支援用端末。
  12. 前記保守履歴情報を表す文字列と対応するコードとを格納したコードリストを具備し、
    前記コードリストを参照して前記文字列を一覧表示し、当該文字列を選択することによって前記保守履歴情報の入力を可能にする表示入力装置を具備したことを特徴とする請求項8に記載の保守支援用端末。
  13. 保守対象製品に付され前記保守対象製品を特定する製品情報と前記保守対象製品ごとに定めた保守規定に基づく保守提供範囲を示す保守提供情報と前記保守対象製品に行った保守を表す複数の保守履歴情報とを格納したことを特徴とするRFIDタグ。
  14. 前記保守対象製品に係る重要度ごとの不具合を集計した不具合統計情報を格納したことを特徴とする請求項13に記載のRFIDタグ。
  15. 前記RFIDタグを一意に示すタグ識別子を書き換え不能に格納したことを特徴とする請求項13または請求項14に記載のRFIDタグ。
  16. 保守対象製品ごとに設定した保守規定に基づいて当該保守対象製品に行う保守に関する情報を管理する保守支援方法であって、
    RFIDタグに、前記保守対象製品に付され当該保守対象製品を特定する製品情報および前記保守規定に基づく前記保守の提供範囲を示す保守提供情報を格納する処理と、
    保守支援用端末によって、前記RFIDタグから前記製品情報および前記保守提供情報を読み取って、読み取った当該製品情報および保守情報を基に、前記保守対象製品に前記保守を行うべきか否かを判断して判断結果を表示する処理と、
    前記RFIDタグに、前記保守対象製品に行った前記保守の履歴を示す複数の保守履歴情報を格納する処理と、
    前記保守支援用端末によって、新たに入力された前記保守の内容を用いて、前記保守の内容ごとに定められた重要度に従って、前記重要度の高い前記保守履歴情報が優先して格納されるように、前記RFIDタグに格納された前記保守履歴情報の更新を行う処理と、
    を含むことを特徴とする保守支援方法。
  17. 前記保守提供情報は、前記保守の提供範囲として、前記保守対象製品に前記保守を行うべき保守期限または残保守回数を含むことを特徴とする請求項16に記載の保守支援方法。
  18. 前記保守履歴情報は、前記保守を行った内容および日時を含むことを特徴とする請求項16に記載の保守支援方法。
  19. 前記RFIDタグは、前記保守履歴情報を基に前記保守対象製品に発生した不具合を集計して作成した不具合統計情報を格納し、
    前記保守支援用端末は、前記新たに入力された前記保守の内容を用いて、前記不具合統計情報を更新することを特徴とする請求項16に記載の保守支援方法。
  20. 前記不具合統計情報は、前記保守対象製品の不具合の発生回数を前記重要度、前記不具合の種類、または前記保守の内容ごとに集計して生成したものであることを特徴とする請求項19に記載の保守支援方法。
  21. 前記保守支援用端末が、
    前記保守に関する情報を格納しネットワークに接続されたデータベースにアクセスする処理と、
    前記新たに入力された前記保守の内容に基づき、前記データベースを更新する更新データを生成し、当該更新データを用いて、アクセスした前記データベースを更新する処理と、
    を含むことを特徴とする請求項16に記載の保守支援方法。
  22. 前記RFIDタグ内に前記保守履歴情報がコード化されて格納されることを特徴とする請求項16に記載の保守支援方法。
  23. 保守対象製品ごとに設定した保守規定に基づいて当該保守対象製品に行う保守に関する情報を管理するコンピュータによって実行される保守支援プログラムであって、
    前記コンピュータが、
    RFIDタグに、前記保守対象製品に付され当該保守対象製品を特定する製品情報および前記保守規定に基づく前記保守の提供範囲を示す保守提供情報を格納するステップと、
    保守支援用端末によって、前記RFIDタグから前記製品情報および前記保守提供情報を読み取って、読み取った当該製品情報および保守情報を基に、前記保守対象製品に前記保守を行うべきか否かを判断して判断結果を表示するステップと、
    前記RFIDタグに、前記保守対象製品に行った前記保守の履歴を示す複数の保守履歴情報を格納するステップと、
    前記保守支援用端末によって、新たに入力された前記保守の内容を用いて、前記保守の内容ごとに定められた重要度に従って、前記重要度の高い前記保守履歴情報が優先して格納されるように、前記RFIDタグに格納された前記保守履歴情報の更新を行うステップと、
    を実行することを特徴とする保守支援プログラム。
  24. 入力された前記保守履歴情報を基に前記保守対象製品に係る前記重要度ごとの不具合を集計した不具合統計情報を生成し、前記RFIDタグに格納するステップ
    を実行することを特徴とする請求項23に記載の保守支援プログラム。
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