JP2005338908A - 情報記録媒体および情報記録媒体の情報改変判定方法 - Google Patents

情報記録媒体および情報記録媒体の情報改変判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ICタグやRFIDタグなどの情報記録媒体に記録されたデータが、破損、改ざん、偽造により改変されていないか否かの確認を、ホストコンピュータに問い合わせることなく行えるようにした情報記録媒体、および情報記録媒体の情報改変判定方法を提供する。
【解決手段】 二次元コード付きRFIDラベル1の表面2には、ID項目3、ID内容4、二次元コード5が表示され、RFIDタグ6がその内部に組み込まれている。二次元コード5は、データが改変されたか否かの改変判定に用いられる判定項目7のID内容4をもとにして、所定の計算方法で算出されたコード情報から定められる。判定時点に、RFIDタグ6のメモリ内のデータを用いて所定の計算方法で新たに算出されるコード情報と、二次元コード5から読み取られるコード情報とを比較照合し、情報の改変が行われたか否かの判定を行うようにした。
【選択図】 図1


Description

本発明は、ICカードあるいはRFIDタグなどの情報記録媒体に関し、特にデータが改変されたか否かの判定が容易に行える情報記録媒体および情報記録媒体の情報改変判定方法に関する。
物や人の動きを情報の流れとしてとらえ、これらの動きから情報を引き出すための情報化技術の一つとして、バーコードや二次元コードを利用したシステムが広く浸透している。また、最近では、システムLSIの急速な発展により、ICタグや電波を利用して情報を送受信するRFID(Radio Frequency Identification)タグ(電子タグ)が新たな技術として注目を集めている。中でもRFIDタグは、複数のタグの情報を非接触でまとめて読み書き出来るというバーコードや二次元コードにない特長を有しており、これらの特長を生かした物流管理、食品の成分管理、生産情報管理、医療過誤防止などの、幅広い用途への展開が考えられている。
しかしながら、これらが普及するには解決しなければならない技術的な課題も残されている。例えば、RFIDタグは、タグとリーダとの間に介在する障害物の材質などにより、タグに記録された情報の読み取り率が極端に低下する場合がある。また、RFIDタグをシート状に形成した場合、シートの湾曲や折れ曲がりなどによってタグが破損し、読み取りが不可能となる場合がある。したがって、RFIDタグの使用に当たっては、これら様々な要因によって発生する情報内容の消失や誤読への対処が問題となる。また、RFIDタグやICタグを用いた個人情報の管理システムが普及すれば、タグの偽造や個人情報の改ざんによって生ずる社会的影響は計り知れないものがあり、RFIDタグやICタグに記録されたデータの信頼性向上や偽造対策が従来にも増して重要となっている。
そこで、RFIDタグに固有で書き換え不可の固有IDとして、そのタグ製造時に付加された書き換え不能な製造時IDを利用し、この製造時IDと、該タグ内に記録されている購入場所、購入時間、金額、券種などの各種データとを関係付けて登録する。これにより、該タグ内のデータを改ざんした場合には、製造時IDと何ら関係付けられていないデータを有するものとなり、このような製造時IDとデータの不一致から、データ改ざんなどの偽造行為を発見できるようになっている情報記録媒体に関する発明が開示されている。
特開2000−222551号公報
しかしながら、上記発明においては、RFIDの各種データや固有IDの登録先がいずれもシステムを管理するホストコンピュータとなっており、タグのデータが改ざんされたか否かの判断は、当該タグからこれらのデータと固有IDの情報を取得してホストコンピュータに問い合わせることによって可能となっている。このように、データの読み取り処理を行う毎にホストコンピュータに問い合わせてデータ改ざんの判断を行うのでは、処理時間がかかって即応性に欠くという問題があった。また、問い合わせの数が多くなれば、ホストコンピュータに負荷がかかり、処理能力が低下するという問題があった。
そこで、上記の問題点に鑑み、本発明は、RFIDタグなどの情報記録媒体に記録されたデータが、破損、改ざん、偽造などにより改変されていないか否かの確認を、ホストコンピュータに問い合わせることなく行えるようにした情報記録媒体、および情報記録媒体の情報改変判定方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報記録媒体は、各種データのコード情報がメモリ内に記録されたICタグやRFIDタグを備える情報記録媒体であって、前記コード情報の一部または全てからなる第1のコード情報を用いて所定の計算方法によって算出される第2のコード情報が設けられていることを特徴とする。
前記第2のコード情報は、二次元コードやバーコードなどの可視情報として媒体表面に表示することができる。
前記第2のコード情報は、前記ICタグやRFIDタグのメモリ内に記録することができる。
また、本発明の情報記録媒体の情報改変判定方法は、各種データのコード情報がメモリ内に記録されたICタグやRFIDタグを備える情報記録媒体の前記データが改変されたか否かの判定を行う情報記録媒体の情報改変判定方法であって、前記情報記録媒体は、記録時に、前記データの一部または全てからなる第1のコード情報を用いて所定の計算方法によって算出される第2のコード情報が設けられ、判定時に、記録時に設けられた前記第2のコード情報と、前記第1のコード情報を用いて前記所定の計算方法によって新たに算出された第3のコード情報と、を比較照合することにより、前記情報記録媒体に記録されたデータが改変されたか否かの判定を行うことを特徴とする。
以上のごとく、本発明によれば、メモリ内のデータに関するコード情報の一部または全てからなる第1のコード情報を用いて所定の計算方法によって算出される第2のコード情報を有しているので、データが改変されたか否かの判定時に、メモリ内のデータに関するコード情報の一部または全てからなる第1のコード情報を用いて所定の計算方法によって新たに算出される第3のコード情報と、記録時から備わっている第2のコード情報とを比較照合することにより、サーバーに問い合わせることなくメモリ内のデータが書き換えられたか否かの判定が行える。また、第2のコード情報は、メモリ内に記録されている第1のコード情報を用いて所定の計算方法によって算出され、その計算方法を知らずに第2のコード情報の偽造や改変を行うことはできないので、第2のコード情報の偽造や改変が行われても容易に判定可能である。また、第2のコード情報は、メモリ内に記録されている第1のコード情報を用いて所定の計算方法によって算出されるので、第2のコード情報を参考にしてメモリ内のデータを復元、改変、偽造することもできない。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る二次元コード付きRFIDラベルの平面図であり、図2は、台紙付きの二次元コード付きRFIDラベルの断面図、図3は、会員カードへの適用例を示す斜視図である。
図1に示すように、二次元コード付きRFIDラベル1(以下、IDラベルと称す)は、ラベル表面2に会員のID項目3、ID内容4、二次元コード5が表示され、RFIDタグ6がその内部に組み込まれている。ID項目3には、会員名、所在地、有効期限、発行日、発行場所の各項目が表示されており、ID内容4は、個々の会員に対応するID項目3の具体的な情報を表示したものである。これらのID項目3の中で、会員名、所在地、有効期限、発行日は、データが改変されたか否かの改変判定を行うのに用いられる判定項目7であり、発行場所は、データの改変判定に用いない非判定項目8である。二次元コード5は、判定項目7のID内容4をもとにして、後述の計算方法で算出されるコード情報(第2のコード情報)によって定められたものである。このように、ID項目3を判定項目7と非判定項目8に区分するのは、計算に用いないID項目を設けることによって二次元コード5の計算根拠の推定をより困難にするためである。この判定項目と非判定項目は必要に応じて適宜入れ替えてもよく、また非判定項目を設けないようにすることもできる。
RFIDタグ6のメモリ内には、これらのID項目3、ID内容4などを示す後述の(図8参照)RFIDコード情報91(第1のコード情報)などのデータが含まれている。ラベル表面2へのID項目3、ID内容4、二次元コード5の表示およびRFIDタグ6のメモリ内へのデータの記録は、RFIDリーダライタつき熱転写バーコードプリンタ(図示せず)を用いて、ラベル表面2に熱転写印字されるとともにRFIDタグ6のメモリ内にデータ入力されたものである。
図2は、図1に示したIDラベル1のA−A断面図である。IDラベル1は、表面にID項目3、ID内容4、二次元コード5などの印字11が行われた印字用紙12の裏面に粘着剤13が塗布され、その粘着剤13の裏面(印字用紙12と反対側)にはRFIDタグ6が着設された構成となっており、このIDラベル1は、さらに粘着剤13を介して剥離台紙14に仮着されている。ここで、IDラベル1は、剥離台紙14の不要な台紙なしラベルとすることもできる。また、印字用紙12には粘着ラベルとして一般的に使われる材質のものが使用可能であり、例えば用途に応じて上質紙、コート紙などの紙やPET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)などの樹脂フィルムなどを適宜選択することができる。
このようなIDラベル1は、剥離台紙14を剥がした後、表面に会の名称や図柄などの印刷22を行った図3に示す会員カード21のカード台紙23に貼付して使用される。
図4は、本実施形態のIDラベル1を使用した会員カード21の情報改変判定システム(以下判定システムと称す)に関する全体構成を示すブロック図である。図5は、IDラベル1を使用した会員カード21の判定システムに関する管理サーバー31の構成を示すブロック図である。図6は、IDラベル1を使用した会員カード21の判定システムに関する端末装置32の構成を示すブロック図である。
まず、会員の入会時には管理サーバー31に会員情報が登録され、この登録された会員情報(図5の情報管理ファイル49)にもとづいて、RFIDリーダライタつき熱転写バーコードプリンタ(図示せず)で、ラベル表面2にID項目3、ID内容4、二次元コード5などが熱転写印字されるとともに、RFIDタグ6内にデータが記録されたIDラベル1が発行される。これをカード台紙23に貼付して会員カード21を作成し、会員に配布する。このとき、情報管理ファイル49などの会員の登録情報が各端末装置32に送信され、端末装置32の記憶装置70に情報管理ファイル69(図6参照)として記憶される。
会員がサービスを受ける際には、サービスを受けようとする施設や店舗で会員証を提示し、提示を受けた当該施設や店舗の担当者は、施設や店舗に設置された端末装置32においてRFIDタグ6に記録された判定項目7に対応するID内容4を読み取り、後述する計算方法によって算出されたコード情報と二次元コード5のコード情報とが比較照合され、会員カード21のID内容4が不正に書き換えられていないか否か(正規の会員カード21か否か)の判定が行われる。なお、管理サーバー31と端末装置32とは、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワーク33で接続されている。
管理サーバー31は、図5に示すように、制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)41と、ROM41に記憶されている制御プログラムにしたがって動作し、各部を制御するCPU(Central Processing Unit)42と、CPU42が動作する上で必要となる各種データを記憶するRAM(Random Access Memory)43と、各種情報を表示する表示部44と、各種データやコマンドを入力するための入力部45と、二次元コード5を読み書きするための二次元コード読み書き装置46と、RFIDタグ6のメモリ内のデータを読み書きするためのRFID読み書き装置47と、端末装置32との間で通信を行うための通信部48と、情報管理ファイル49などの各種情報を記憶した記憶装置50とが、データバス51を介して接続されている。
端末装置32は、図6に示すように、制御プログラムを記憶するROM61と、ROM61に記憶されている制御プログラムにしたがって動作し、各部を制御するCPU62と、CPU62が動作する上で必要となる各種データを記憶するRAM63と、各種情報を表示する表示部64と、各種データやコマンドを入力するための入力部65と、二次元コード5を読み取るための二次元コード読み取り装置66と、RFIDタグ6のメモリ内のデータを読み書きするためのRFID読み書き装置67と、管理サーバー31や他の端末装置32との間で通信を行うための通信部68と、情報管理ファイル69などの各種情報を記憶した記憶装置70と、改変判定にもとづいて作動するアラーム71とが、データバス72を介して接続されている。
図7は、記憶装置50、70に記憶された情報管理ファイル49、69の内容を示す図である。同図に示すように、情報記録ファイル49、69には、ID項目3欄、ID内容4欄、判定81欄などが各列に割り当てられて設けられている。ID項目3欄には、会員名、所在地、有効期限、発行日、発行場所などが入力され、ID内容4欄には、例えば会員名に対しては「(株)サトー」のごとく、各々のID項目3に対応する具体的な内容が入力されている。また、判定81欄には、「1」または「0」が入力されている。「1」が入力されたID項目3は判定項目7であることを意味し、ID内容4にもとづいて所定の計算方法によって求められるコード情報(第3のコード情報)と、IDラベル1にあらかじめ表示されている二次元コードから読み取られる二次元コード5のコード情報(第2のコード情報)とを比較照合することにより、ID内容4が書き換えられたか否かの判定を行うのに使われる。また、判定81欄に「0」が入力されたID項目3は非判定項目8であり、この判定には使われない。
次に、管理サーバー31において、ID内容4のコード情報から二次元コード5のコード情報を計算し、IDラベル1を発行する方法について、図8および図9を参照しながら説明する。図8は判定項目7のID内容4をシフトJISによってコード表現したRFIDコード情報91(第1のコード情報)と、二次元コード5のコード情報である二次元コード情報92(第2のコード情報)との関係を表す図、図9はIDラベル1発行処理フロー図である。
図8において、ID項目3とID内容4は、情報管理ファイル49、69から書き換え判定を行うID項目3(判定81欄が1のもの)とID内容4とを抜き出したものである。また、RFIDコード情報91は、各ID項目3のID内容4をシフトJISで表現して得られるコード情報を順に配列したものであり、コード加算値93は、各ID項目3に対するRFIDコード情報91の値を1バイト単位で加算した値であり、二次元コード情報92は、このようにして得られたコード加算値93の下二桁をID項目3の順に抽出して配列したものである。
次に、図9のIDラベル1発行処理フロー図にもとづいて、図8に示すコード加算値93および二次元コード情報92(第2のコード情報)の計算方法を具体的に説明する。まず、ステップS1で、管理サーバー31に記録されている情報管理ファイル49の最初のID項目3を読み取る。ステップS2で、当該ID項目3が非判定項目8(判定「0」)か判定項目7(判定「1」)かを判定81欄で確認する。判定「0」の場合は、そのID項目3を非判定項目8と判断し、ステップS1に戻って情報管理ファイル49の次のID項目3を読み取る。一方、判定「1」の場合は、そのID項目3は判定項目7と判断し、次のステップS3に移る。
ステップS3において、当該ID項目3のID内容4にもとづくRFIDコード情報91を読み取り、ステップS4において、ステップS3で読み取ったRFIDコード情報91を1バイト単位に分解して足し合わせ、コード加算値93を得る。すなわち、ID内容4が「(株)サトー」の場合、RFIDコード情報91は「81 69 8A 94 81 6A 83 54 83 67 81 5B」となる。これらの数字は16ビットで表されているので、コード加算値93は、「81+69+94+81+6A+83+54+83+67+81+5B=0590」と計算される。これを各ID項目3に対して繰り返し行い、ステップS5において、全ての判定項目7のID項目3が計算されたと判断した後、ステップS6において、ステップS4で求められたコード加算値93の下二桁の値を順に足し合わせる。このようにして得られる「90 7E EF F4」が二次元コード情報92(第2のコード情報)である。
ステップS7において、このID項目3、ID内容4、二次元コード情報92の内容を、RFIDリーダライタつき熱転写バーコードプリンタ(二次元コード読み書き装置46、RFID読み書き装置47)により熱転写印字およびデータ入力してIDラベル1を発行し、これをカード台紙23に貼り付けて会員カード21とする。
次に、各施設や店舗の端末装置32において、会員カード21のRFIDタグ6に記録されている判定項目7を読み取って、上記ラベル発行処理において説明した計算方法で新たに求められる二次元コード情報92(第3のコード情報)と、会員カードに印字されている二次元コード5から二次元コード読み取り装置66によって読み取られる二次元コード情報92(第2のコード情報)とを比較照合し、会員カード21のID内容3が改変されたか否か(正規の会員カード21か否か)の判定を行う改変判定方法について、図10を参照しながら説明する。
図10は、IDラベル1のID内容4改変判定処理フロー図である。まず、ステップS11で、会員カード21に貼付されたIDラベル1に記録されている最初のID項目3を、端末装置32のRFID読み書き装置67で読み取る。ステップS12で、当該ID項目3が非判定項目8(判定「0」)であるか判定項目7(判定「1」)であるかを端末装置32に記録された情報管理ファイル69で確認する。判定「0」の場合は、そのID項目3は非判定項目8と判断し、ステップS11に戻って情報管理ファイル69の次のID項目3を読み取る。一方、判定「1」の場合は、そのID項目3は判定項目7と判断し、次のステップS13に移る。
ステップS13において、IDラベル1の当該ID項目3のID内容4を表すRFIDコード情報91を読み取り、ステップS14において、S13で読み取ったRFIDコード情報91を1バイト単位に分解して足し合わせる。これをIDラベル1から読み取った各ID項目3に対して繰り返し行い、ステップS15において、全ての判定項目7のID項目3が計算されたと判断した後、ステップS16において、コード加算値93の下二桁の値を順に足し合わせ、判定用に新たに計算された二次元コード情報92(第3のコード情報)を得る。
次に、ステップS17において、ステップS16で得られた二次元コード情報92(第3のコード情報)と、端末装置32の二次元コード読み取り装置66によって会員カード21に表示された二次元コード5から読み取られる二次元コード情報92(第2のコード情報)との比較照合を行い、ステップS18において両者が同じ値であると判定されれば、ID内容4の改変判定処理を終了する。一方、ステップS16で得られた二次元コード情報92(第3のコード情報)と、二次元コード5から読み取られる二次元コード情報92(第3のコード情報)とが異なる場合は、光の点滅やブザー音、文字表示などによるアラーム71を発し、再度ステップS11に戻ってステップS11以下の処理を繰り返すようにする。
なお、本発明は本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において適宜変更可能であることはいうまでもない。
すなわち、本実施の形態においては、RFIDコード情報を1バイト単位に分解して足し合わせてコード加算値を得るようにしたが、2バイト単位で足し合わせることも可能であり、また、RFIDコード情報を足し合わせるだけでなく、積、商、対数など、所望の演算方法を組み合わせて行うこともできる。
また、本実施の形態においては、二次元コード付きRFIDラベルの発行を管理サーバーで行ったが、各施設や店舗に設置されている端末装置で発行するようにしてもよい。その場合には、図6に示した端末装置を構成する二次元コード読み取り装置を二次元コード読み書き装置に変更するとともに、各端末装置で発行された会員カードの情報は、通信部によって管理サーバーに送信し、管理サーバーで一元管理することができる。
また、本実施の形態においては、ID項目に非判定項目を設けたが、これに限定されず、全てを判定項目として判定を行うようにしても良い。
本発明は、RFIDタグやICタグの偽造やデータの改変防止に利用可能である。
本発明の二次元コード付きRFIDラベルの平面図である。 台紙付きの二次元コード付きRFIDラベルの断面図である。 会員カードへの適用例を示す斜視図である。 本実施形態のIDラベルを使用した会員カードの情報改変判定システム(以下判定システムと称す)に関する全体構成を示すブロック図である。 IDラベルを使用した会員カードの判定システムに関するサーバーの構成を示すブロック図である。 IDラベルを使用した会員カードの判定システムに関する端末装置の構成を示すブロック図である。 記憶装置に記憶された情報管理ファイルの内容を示す図である。 判定項目のID内容をシフトJISによってコード表現したRFIDコード情報と、二次元コードのコード情報を表す二次元コード情報の関係を表す図である。 二次元コード付きRFIDラベル発行処理フロー図である。 二次元コード付きRFIDラベルのID内容判定処理フロー図である。
符号の説明
1 二次元コード付きRFIDラベル(IDラベル)
2 ラベル表面
3 ID項目
4 ID内容
5 二次元コード
6 RFIDタグ
7 判定項目
8 非判定項目
11 印字
12 印字用紙
13 粘着剤
14 剥離台紙
21 会員カード
22 印刷
23 カード台紙
31 管理サーバー
32 端末装置
33 ネットワーク
41、61 ROM
42、62 CPU
43、63 RAM
44、64 表示部
45、65 入力部
46 二次元コード読み書き装置
47、67 RFID読み書き装置
48、68 通信部
49、69 情報管理ファイル
50、70 記憶装置
51、72 データバス
66 二次元コード読み取り装置
71 アラーム
81 判定
91 RFIDコード情報
92 二次元コード情報
93 コード加算値

Claims (4)

  1. 各種データのコード情報がメモリ内に記録されたICタグやRFIDタグを備える情報記録媒体であって、
    前記コード情報の一部または全てからなる第1のコード情報を用いて所定の計算方法によって算出される第2のコード情報が設けられていることを特徴とする、情報記録媒体。
  2. 前記第2のコード情報は、二次元コードやバーコードなどの可視情報として媒体表面に表示されていることを特徴とする、請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 前記第2のコード情報は、前記ICタグやRFIDタグのメモリ内に記録されていることを特徴とする、請求項1に記載の情報記録媒体。
  4. 各種データのコード情報がメモリ内に記録されたICタグやRFIDタグを備える情報記録媒体の前記データが改変されたか否かの判定を行う情報記録媒体の情報改変判定方法であって、
    前記情報記録媒体は、記録時に、前記データの一部または全てからなる第1のコード情報を用いて所定の計算方法によって算出される第2のコード情報が設けられ、
    判定時に、記録時に設けられた前記第2のコード情報と、前記第1のコード情報を用いて前記所定の計算方法によって新たに算出された第3のコード情報と、を比較照合することにより、前記情報記録媒体に記録されたデータが改変されたか否かの判定を行うことを特徴とする、情報記録媒体の情報改変判定方法。
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