JP2007171399A - 液晶ディスプレイモジュールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】接着剤層のパターンを位置精度等を高く形成できると共に、パターン自由度が高く生産性を高く得ることができる液晶ディスプレイモジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】2枚のガラス基板1,2を隙間6をあけて接着し、前記隙間6に液晶を注入充填した後に封止することによって液晶ディスプレイモジュールを製造する方法に関する。一方のガラス基板1に接着剤を用いて接着剤層3を形成する工程と、メインシールのパターン7がマスクパターンとして形成されたネガ型フォトマスク4を通して前記接着剤層3に光を照射して露光することによって、メインシールのパターン状に光が照射された部分をBステージ状態の感熱性接着剤層5に変化させる工程と、露光時に光が照射されなかった部分を現像することによって除去する工程と、現像後に残存する前記感熱性接着剤層5に他方のガラス基板2を接触させて加熱することによって接着する工程と、を順に経る。
【選択図】図1
【解決手段】2枚のガラス基板1,2を隙間6をあけて接着し、前記隙間6に液晶を注入充填した後に封止することによって液晶ディスプレイモジュールを製造する方法に関する。一方のガラス基板1に接着剤を用いて接着剤層3を形成する工程と、メインシールのパターン7がマスクパターンとして形成されたネガ型フォトマスク4を通して前記接着剤層3に光を照射して露光することによって、メインシールのパターン状に光が照射された部分をBステージ状態の感熱性接着剤層5に変化させる工程と、露光時に光が照射されなかった部分を現像することによって除去する工程と、現像後に残存する前記感熱性接着剤層5に他方のガラス基板2を接触させて加熱することによって接着する工程と、を順に経る。
【選択図】図1
Description
本発明は、各種液晶ディスプレイモジュールの中でも特に携帯用サブディスプレイのような小型のものを製造するのに好適に使用することができる液晶ディスプレイモジュールの製造方法に関するものである。
液晶ディスプレイモジュールの製造において、表面と背面のガラス基板1,2を接着する工程はメインシールと呼ばれ、後で液晶を注入する部分を除いて液晶充填部としての空間を形成させるものである(例えば、特許文献1参照。)。通常、一方のガラス基板1の上にディスペンサを用いて図4(b)に示すように液状の接着剤によるメインシールのパターン7を形成し、その後、他方のガラス基板2を加圧接着する。そして、パターンの欠けている部分(注入口10)から液晶を注入し、この注入口10はエンドシールと呼ばれる光硬化性樹脂シール剤で目止めすることで、液晶の充填が完遂されるため、メインシールには精度の高い塗布が求められる。特に携帯用サブディスプレイに用いられるような対角1.5インチ以下の小型液晶ディスプレイモジュールを製造する場合には、一方のガラス基板1上に複数個のメインシールのパターン7を一括して形成した後にこれを切断して個片化したり、あるいは、複数個のメインシールのパターン7が一括して形成された一方のガラス基板1に他方のガラス基板2を接着した後に切断して個片化したりする方法を使用すると効率が良い。
特開2004−29552号公報
しかしながら、ディスペンサによる塗布では、ガラス基板1に占める接着剤塗布部分の比率が高いため、一括して複数個のメインシールのパターン7を形成しても、生産性のメリットが得られないという問題がある。すなわち、ディスペンサ工法による生産性が課題となっている。
図4(a)は、接着剤によるメインシールのパターン7が複数形成されたガラス基板1を示すものであり、図中の1点鎖線は個片化のための切断箇所を示している。本発明は、この図に示されているようなパターン形成の生産性を向上し、かつ形成精度を向上することを目的としている。
現状のパターンであれば、生産性は高くないものの、ディスペンサによる塗布も充分な精度を持っていると考えられる。これに対して、さらに塗布精度を向上させることができれば、図3(a)に示すようなメインシールのパターン7を形成することが可能であり、さらなる効果が期待される。
図3(a)も、接着剤によるメインシールのパターン7が複数形成されたガラス基板1を示すものであるが、これを図中の1点鎖線で切断して個片化すると、図3(b)に示すようなガラス基板1が得られる点で、図4に示すものとは異なる。すなわち、図4(b)に示すガラス基板1にあっては、矩形状メインシールのパターン7の周囲四辺の全てに額縁部8が形成されているのに対し、図3(b)に示すガラス基板1にあっては、矩形状メインシールのパターン7の周囲四辺のうち隣り合う二辺の額縁部8を無くしている点で、両者は異なっている。また、図4(a)に示す個片化前のガラス基板1にあっては、各メインシールのパターン7は他のメインシールのパターン7から離して形成しているのに対し、図3(a)に示す個片化前のガラス基板1にあっては、メインシールのパターン7を縦に2つ、横に2つ隣接させて形成することによって1つのグループを形成し、このグループを複数形成している点で、両者は異なっている。また、図4(a)に示すガラス基板1にあっては、切断箇所がガラス基板1のみであるのに対し、図3(a)に示すガラス基板1にあっては、切断箇所は、ガラス基板1だけではなく、隣り合うメインシールのパターン7を形成している接着剤の部分も含まれている点で、両者は異なっている。このように、図3に示すものおいては、一部不要な額縁部8を無くし、接着剤部分での個片化を行うもので、メインシールのパターン7を隣接させて形成することによって、同じ画面でのモジュールを小型化することができ、かつガラス基板1を無駄なく使用することができるものである。また、図3(a)に示すものにおいては、個片化のための切断と同時に、額縁部8の一部が無い図3(b)に示すようなガラス基板1を得ることができるが、図4(a)に示すものから図3(b)に示すようなガラス基板1を得る場合には、個片化のための切断に加えて、図4(b)に示すガラス基板1から、隣接する二辺の額縁部8を切り落とすための切断も必要となる。つまり、図3に示すものでは、切断回数を減少させることが可能である。
図3(a)に示すように、メインシールのパターン7が隣接すると、この箇所には、通常のパターン幅(0.5〜5mm)の2倍のパターン幅を有する太いパターンが形成され、この太いパターンの中央部を長手方向に切断すると、上述した図3(b)に示すように、額縁部8の無い部分を形成することができるものである。そして、額縁部8の有る部分は、外部接続やCOGドライバー実装に必要とされる部分であり、この部分はメインシールのパターン7を離して形成されるものであるから、通常のパターン幅でパターン形成することとなる。
しかしながら、このようにパターン幅を任意にコントロールするのは、ディスペンサを用いて液状の接着剤を塗布する方法では非常に困難であるため、近年においては、精度及びパターン自由度の高い新しい接着剤のパターン形成方法が必要とされている。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、接着剤層のパターンを位置精度及び厚み精度を高く形成することができると共に、パターン自由度が高く生産性を高く得ることができる液晶ディスプレイモジュールの製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る液晶ディスプレイモジュールの製造方法は、2枚のガラス基板1,2を隙間6をあけて接着し、前記隙間6に液晶を注入充填した後に封止することによって液晶ディスプレイモジュールを製造する方法において、一方のガラス基板1に接着剤を用いて接着剤層3を形成する工程と、メインシールのパターン7がマスクパターンとして形成されたネガ型フォトマスク4を通して前記接着剤層3に光を照射して露光することによって、メインシールのパターン状に光が照射された部分をBステージ状態の感熱性接着剤層5に変化させる工程と、露光時に光が照射されなかった部分を現像することによって除去する工程と、現像後に残存する前記感熱性接着剤層5に他方のガラス基板2を接触させて加熱することによって接着する工程と、を順に経ることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1において、露光した後現像する前に、接着剤層3を加熱エージングすることによって、感熱性接着剤層5のBステージ化の程度を調節することを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、露光時の温度が50℃以下であることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、接着剤として、カチオン重合可能な樹脂及び光カチオン重合開始剤を含有する液状又はシート状のものを用いることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る液晶ディスプレイモジュールの製造方法によれば、フォトリソグラフィー法を利用することによって、一方のガラス基板の表面にBステージ状態の感熱性接着剤層によるメインシールのパターンを位置精度及び厚み精度を高く形成することができると共に、パターン自由度が高く生産性を高く得ることができるものであり、また、前記感熱性接着剤層はBステージ状態であるため、2枚のガラス基板の接着性を高く得ることができ、信頼性に優れた液晶ディスプレイモジュールを歩留まり良く製造することができるものである。
請求項2に係る発明によれば、後に熱接着できる程度の反応度合いに留めながら、かつ容易に現像できる程度にまで反応を進めることができるものである。
請求項3に係る発明によれば、熱によるBステージ化の加速を抑制することができるものである。
請求項4に係る発明によれば、現像液に溶解しないBステージ状態の感熱性接着剤層を容易に形成することができるものである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明に係る液晶ディスプレイモジュールの製造方法は、2枚のガラス基板1,2を隙間6をあけて接着し、前記隙間6に液晶を注入充填した後に封止するものであるが、この一例を図1に示す。
図1(a)(b)に示す工程では、まず、一方のガラス基板1の表面に接着剤を用いて接着剤層3を形成する。ここで、ガラス基板1,2としては、透明導電膜を形成し、配向処理を行ったものを用いることができる。また、接着剤としては、ネガ型の感光性を有するものであり、Bステージ状態で現像が可能であり、かつ熱接着することができるものであれば、特に限定されるものではないが、このような接着剤の詳細については後述する。また、接着剤の形態も、特に限定されるものではなく、液状又はシート状(フィルム状)の接着剤を用いることができる。液状の接着剤を用いる場合には、スピンコート法や印刷法等を使用して、一方のガラス基板1の表面に接着剤層3を形成することができる。他方、シート状の接着剤を用いる場合には、ラミネート法等を使用して、一方のガラス基板1の表面に接着剤層3を形成することができる。このように、図1(b)に示す段階においては、一方のガラス基板1の表面全体に接着剤層3を形成することができる。
次に、図1(c)に示す工程では、メインシールのパターン7がマスクパターンとして形成されたネガ型フォトマスク4を通して、前記接着剤層3に紫外線等の光(矢印で示す)を照射して露光する。これによって、光の当たった部分では化学反応が起こり、光の当たらなかった部分では何らの反応も起こらないものである。このようにして、接着剤層3のうち、メインシールのパターン状に光が照射された部分をBステージ状態の感熱性接着剤層5のパターンに変化させる。なお、ネガ型フォトマスク4のマスクパターンの形状は、特に限定されるものではないが、図4(a)に示すものに比べて、図3(a)に示すものと同様の形状のものが好ましい。図3(a)に示すものでは、メインシールのパターン7が隣接している箇所があるために、ガラス基板1の使用量を低減することができると共に、少ない切断回数で額縁部8の無い液晶ディスプレイモジュールを製造することができるからである。また、露光量は、特に限定されるものではないが、0.1〜10J/cm2の範囲であることが好ましい。
次に、図1(d)に示す工程では、先程の露光時にネガ型フォトマスク4で光が遮られて、光が照射されなかった接着剤層3の部分を現像することによって除去する。上述した化学反応の有無により、光の当たった部分と当たらなかった部分とでは現像液耐性が異なるので、適当な現像液・現像条件を選択することで、図1(d)に示すように、光の当たった部分の接着剤層3のみがBステージ状態の感熱性接着剤層5として残り、他の部分の接着剤層3は除去される。この一連の工程がいわゆる“フォトリソグラフィ”と呼ばれるもので、古くより多くの分野で使用されている方法であるが、本発明では、ここでメインシールのパターン7として残存した接着剤層3が、Bステージ状態の感熱性接着剤層5であるところに特徴がある。
次に、図1(e)に示す工程では、現像後に残存する前記感熱性接着剤層5に他方のガラス基板2を接触させて加熱する。そうすると、感熱性接着剤層5がBステージ状態からCステージ状態に移行して、これにより、2枚のガラス基板1,2を接着することができるようになるものである。なお、他方のガラス基板2を接触させる前に、2枚のガラス基板1,2の間の隙間6を十分に確保するために、一方のガラス基板1の表面にスペーサーボールを散布しておいてもよい。
そして、先程の図1(e)に示す工程で得られたものを1点鎖線で示す箇所で切断することによって個片化すると、内部に液晶充填部としての隙間6を有する図1(f)に示すようなガラス基板接着体9を得ることができる。なお、図1(e)に示すものにおいては、通常のパターン幅の2倍のパターン幅を有する太いパターンの中央部を長手方向に切断して個片化している。
その後、メインシールのパターン7の欠けている部分(注入口10)から2枚のガラス基板1,2の間の隙間6に液晶を注入して充填し、この注入口10を光硬化性樹脂シール剤で目止めして封止する。最後に、液晶を充填したガラス基板接着体9の両側にそれぞれ偏向板(図示省略)を直交するように貼り付けた後、さらに片側に反射板(図示省略)を貼り付けることによって、液晶ディスプレイモジュールを得ることができるものである。
上述した一連の工程を順に経るようにすれば、次のような効果を得ることができる。すなわち、フォトリソグラフィー法を利用しているので、一方のガラス基板1にBステージ状態の感熱性接着剤層5によるメインシールのパターン7を位置精度及び厚み精度を高く形成することができると共に、パターン自由度が高く生産性を高く得ることができるものである。より具体的にいえば、感熱性接着剤層5によるパターン形成をフォトリソグラフィー法を使用して行っているので、位置精度を高く得ることができ、また、前記パターン形成は一括して行われるので、生産性を高く得ることができ、また、接着剤層3の厚みは、図1(b)に示す初期の段階で決定することができるので、厚み精度も高く得ることができるものである。また、前記感熱性接着剤層5はBステージ状態であるため、2枚のガラス基板1,2の接着性を高く得ることができ、信頼性に優れた液晶ディスプレイモジュールを歩留まり良く製造することができるものである。また、フォトリソグラフィー法を利用するので、感熱性接着剤層5によるパターンがメインシールのように微細複雑な形状のパターンであっても、容易に形成することができるものである。また、本発明によれば、接着剤の塗布精度が高いので、先に述べたディスペンサを用いた従来法に比べて、接着部のニジミや欠け、接着不良等の無い液晶ディスプレイモジュールを得ることができるものである。
また、本発明においては、露光した後現像する前に、接着剤層3を加熱エージングすることによって、感熱性接着剤層5のBステージ化の程度を調節することができる。すなわち、後に熱接着できる程度の反応度合いに留めながら、かつ容易に現像できる程度にまで反応を進めるというコントロールを加熱エージングですることができるものである。プロセス温度は、特に限定されるものではないが、加熱エージング温度は50〜100℃程度、接着温度は100〜180℃が好ましい。加熱エージング温度が50℃より低いと、露光による反応の程度に比較して、充分な変化を期待することができないおそれがあり、逆に、加熱エージング温度が100℃より高いと、反応が進みすぎて熱接着性が充分に得られないおそれがある。
また、本発明においては、露光時の温度(ワーク温度)が50℃以下(実質上の下限は室温)であることが好ましい。露光時の温度が50℃より高いと、単に光反応だけでなく、熱によるBステージ化の加速も起こってしまい、コントロールが難しくなるおそれがあるためである。なお、露光時とは、露光開始時から露光終了時までを意味する。
次に、本発明に係る液晶ディスプレイモジュールの製造方法の他の一例を図2に示す。この例では、個片化のための切断のタイミングが先の例とは異なる。なお、図2(a)〜(c)に示す工程は、図1(a)〜(c)に示す工程と同じであるので、説明を省略する。
図2(d)に示す工程では、一方のガラス基板1の表面において現像後に感熱性接着剤層5が残存するが、この状態で1点鎖線で示す箇所で切断することによって個片化する。そうすると、図2(e)に示すような感熱性接着剤層形成済みガラス基板11を得ることができる。なお、図2(d)に示すものにおいては、通常のパターン幅の2倍のパターン幅を有する太いパターンの中央部を長手方向に切断して個片化している。
次に、図2(f)に示す工程では、感熱性接着剤層形成済みガラス基板11に他方のガラス基板2を接触させて加熱する。そうすると、感熱性接着剤層5がBステージ状態からCステージ状態に移行して、これにより、2枚のガラス基板1,2を接着することができるようになるものである。なお、他方のガラス基板2を接触させる前に、2枚のガラス基板1,2の間の隙間6を十分に確保するために、一方のガラス基板1の表面にスペーサーボールを散布しておいてもよい。
その後は図1に示すものと同様にして、液晶ディスプレイモジュールを得ることができるものであり、また、図2に示すものにおいても、図1に示すものと同様の効果を得ることができるものである。
次に、本発明に係る液晶ディスプレイモジュールの製造方法の使用に好適に用いることができる接着剤について説明する。接着剤としては、Bステージ状態で現像が可能であり、かつ熱接着することができるものであれば、特に限定されるものではないので、例えば、光2量化反応する基と、熱硬化性を有する反応基の両方の機能を持つ接着剤を用いることができる。このような接着剤を用いると、光2量化で現像性を実現し、その後もう一方の反応基で接着させるという方法を使用することができる。このような接着剤の具体例としては、桂皮酸末端を有するオリゴマーを光2量化可能な反応を起こさせる成分として含有し、さらに熱カチオン重合開始剤とエポキシ樹脂、若しくは熱ラジカル開始剤とアクリルオリゴマーやモノマーも同時に含有する組成物を挙げることができる。その他の例として、カチオン重合可能な樹脂及び光カチオン重合開始剤を含有する液状又はシート状(フィルム状)の接着剤を挙げることができるが、本発明においては、このような接着剤を用いるのが好ましい。このような接着剤を用いることによって、現像液に溶解しないBステージ状態の感熱性接着剤層5を容易に形成することができるものである。
ここで、カチオン重合可能な樹脂としては、エポキシ樹脂、ビニルエーテル樹脂、オキセタン樹脂、フラン系樹脂等を例示することができるが、硬化性やBステージ化の制御の点で、カチオン重合可能な樹脂は、酸素原子を含む環状構造を有する化合物であって、開環重合により硬化するものであることが好ましい。このようなカチオン重合可能な樹脂の具体例としては、エポキシ樹脂、オキセタン樹脂、フラン系樹脂等を挙げることができるが、最も好ましいのはエポキシ樹脂である。光でパターンを形成する用途(ドライフィルムやソルダーレジスト用途)で、一般に用いられている光ラジカル開始剤を含むアクリルオリゴマーやモノマーを含有する組成物は、本発明において接着剤として用いるのは適当ではない。光で発生したラジカルは、低温でも連鎖重合するため、現像に耐えかつ熱接着できる反応度をコントロールすることが困難なためである。
エポキシ樹脂としては、1分子内にエポキシ基を複数有するものであれば特に限定されるものではなく、市販されている液体エポキシ樹脂や固体エポキシ樹脂を適宜使用することができる。エポキシ樹脂の具体例としては、脂環式エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビフェニル骨格を有するビフェニル型エポキシ樹脂、ナフタレン環含有エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン骨格を有するジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、トリフェニルメタン型エポキシ樹脂、ブロム含有エポキシ樹脂、脂肪族系エポキシ樹脂、トリグリシジルイソシアヌレート等を挙げることができ、これらの中から1種のみを使用又は2種以上を選んで併用することができる。また、エポキシ樹脂に加えてその他のカチオン重合性樹脂、例えば、オキセタン樹脂を併用することもできる。
また、光カチオン重合開始剤としては、光によりルイス酸あるいはブレンステッド酸を発生するものであれば特に限定されるものではないが、具体例としては、陰イオンとして、PF6 −、AsF6 −、SbF6 −、SbCl6 2−、BF4 −、SnCl6 −、FeCl4 −、BiCl5 2−などを持つアリールジアゾニウム塩、また、陰イオンとして、PF6 −、AsF6 −、SbF6 −、SbCl6 2−、BF4 −、ClO4 −、CF3SO3 −、FSO3 −、F2PO2 −、B(C6F5)4 −などを持つジアリールヨードニウム塩、トリアリールスルホニウム塩、トリアリールセレノニウム塩、さらに、陰イオンとして、PF6 −、AsF6 −、SbF6 −などを持つジアルキルフェナシルスルホニウム塩、ジアルキル−4−ヒドロキシフェニルスルフォニウム塩、また、α−ヒドロキシメチルベンゾインスルホン酸エステルや、N−ヒドロキシイミドスルホネート、α−スルホニロキシケトンやβ−スルホニロキシケトンなどのスルホン酸エステル、さらに、鉄のアレン化合物、シラノール−アルミニウム錯体、o−ニトロベンジル−トリフェニルシリルエーテルなどを挙げることができ、1種のみを使用してもよいし、複数の開始剤を併用してもよい。これらの光カチオン重合開始剤の中でも、そのカチオン発生効率及び安定性から、トリアリルスルホニウム塩あるいはジアリルヨードニウム塩が最も好ましい。なお、光カチオン重合開始剤の添加量は、特に限定されるものではないが、0.1〜10PHRの範囲であることが好ましい。
光カチオン重合開始剤は、光照射によりカチオン活性種を効率よく生成するが、ラジカル系と異なり、発生したカチオンにより、エポキシ樹脂等のカチオン重合反応が進むためには、ある程度の加熱が必要であり、低温でカチオン活性種を発生させた段階では樹脂の連鎖反応はあまり起こらず、加熱の温度と時間によってその反応程度を容易にコントロールすることができる。この点を本発明者が見出した結果、本発明を完成させることができたものである。
また、本発明においては、光照射プロセスでカチオンを発生させるための光カチオン重合開始剤以外に、加熱によりカチオンを発生する熱カチオン重合開始剤を接着剤に含有するのが好ましい。これにより、Bステージ化や加熱接着のプロセスにおいて、さらにカチオン活性種の量を増加させることができるものである。なお、熱カチオン重合開始剤の添加量は、特に限定されるものではないが、0.1〜5PHRの範囲であることが好ましい。
また、開始剤により効率よくカチオンを発生させるため、いわゆる増感剤を併用することができる。具体例として、ベンゾフェノン、アクリジンオレンジ、ペリレン、アントラセン、フェノチアジン、2,4−ジエチルチオキサントンなどを挙げることができる。
また、カチオン硬化系において、重合速度を高め、未反応のエポキシ樹脂が取り残されることを防ぐ目的で、連鎖移動剤も併用することができる。一般的には、多官能アルコール類が使用され、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、トリメチロールプロパントリオール、ペンタエリスリトール、ポリビニルアルコールなどを例示することができる。
さらに、接着剤の接着性を増すためのカップリング剤、例えば、各種のシラン系カップリング剤、チタネート系カップリング剤、アルミネート系カップリング剤を使用することもできる。光照射によるカチオン発生を阻害しない範囲で、充填材、顔料、染料等の添加剤を用いることも可能である。
また、本発明においては、フェノキシ樹脂、ブチラール樹脂、水酸基を有するエポキシ化ポリブタジエンのうちの少なくとも一つを接着剤に配合することができる。これらのものは、接着剤をシート状に形成する際のワニス塗工工程での成膜性を向上させたり、乾燥後のシート状の接着剤のタック性を低減し、脆さを低減して柔軟性を発現する効果を付与し、また、シート状の接着剤を貼り付けた後、パターン露光・現像する際の、パターン欠けを低減する効果を付与したりする効果がある。また、分子内に水酸基を有するので、カチオン硬化系における連鎖移動効果を有し、重合速度(硬化速度)を高めることができる。液状の接着剤においても、現像性や硬化性の改善に効果がある。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
まず、接着剤を製造するのに使用した原材料について説明する。
ビスフェノール型エポキシ樹脂として、室温で固体の「エピコート1006」(エポキシ当量1100、ジャパンエポキシレジン株式会社製)、室温で液状の「YDF175S」(東都化成株式会社製、ビスフェノールF型)、室温で液状の「840S」(大日本インキ工業株式会社製、ビスフェノールA型)を使用した。
脂環式エポキシ樹脂として、室温で液状の「セロキサイド2021P」(「CEL2021P」と略す。ダイセル化学工業株式会社製)を使用した。
フェノキシ樹脂として、「YP50」(東都化成株式会社製)を使用した。
光カチオン重合開始剤として、「SP−170」(旭電化工業株式会社製)を使用した。
スペーサーシリカとして、市販の球状のもの(2μm径、積水化学工業株式会社製)を使用した。
溶媒として、アノン(シクロヘキサノン)、トルエン、2−ブタノン、連鎖移動添加剤として、プロピレングリコール(工業用試薬)を使用した。
(配合例1、2)
液状の接着剤は、下記[表1]の配合例1に示す配合量(重量部)で製造した。具体的には、光カチオン重合開始剤以外の原材料を秤取し、100℃に加温して攪拌混合した後、室温まで冷却して光カチオン重合開始剤を加えて攪拌混合した。80℃に加温して攪拌混合した後、室温に放冷した後、孔径3μmのメンブランフィルタで濾過し、減圧脱泡することによって、液状の接着剤を得た。
液状の接着剤は、下記[表1]の配合例1に示す配合量(重量部)で製造した。具体的には、光カチオン重合開始剤以外の原材料を秤取し、100℃に加温して攪拌混合した後、室温まで冷却して光カチオン重合開始剤を加えて攪拌混合した。80℃に加温して攪拌混合した後、室温に放冷した後、孔径3μmのメンブランフィルタで濾過し、減圧脱泡することによって、液状の接着剤を得た。
一方、シート状の接着剤は、下記[表1]の配合例2に示す配合量(重量部)で製造した。光カチオン重合開始剤以外の樹脂と溶剤を秤取し、80℃に加温して攪拌混合した後、室温まで冷却して光カチオン重合開始剤を加えて攪拌混合し、孔径3μmのメンブランフィルタで濾過し、減圧脱泡することによって、ワニスを調製した。引き続き、このワニスを用いてシート状の接着剤を次のようにして製造した。ワニスをバーコータで25μm厚のPETフィルム(ベースフィルム)に塗工し、80℃、10分の一次乾燥の後、120℃、10分の二次乾燥を行うことによって、シート状の接着剤を得た。このシート状の接着剤には、タック性はなく、塗膜の厚みは4μmであった。
次に、上記のようにして得られた液状及びシート状の接着剤を用いた液晶ディスプレイモジュールの製造方法の実施例について説明する。
(実施例1)
配合例1に示す液状の接着剤を用いて、10cm角、0.3mm厚のガラス基板上に塗布厚さ3μmとなるようにスピンコートを行った(図1(b)参照)。これに、通常の高圧水銀灯タイプ平行露光機を用いて、ネガ型フォトマスク越しにUV露光した(図1(c)参照)。ネガ型フォトマスクとしては、図3(a)に示すものと同様の形状のマスクパターンが形成されたものを用いた。すなわち、前記マスクパターンは、額縁部の幅が4mm、液晶が注入充填される空間部分が15mm角、メインシールのうち切断しない部分のパターン幅が3mm、メインシールのうち切断する部分のパターン幅が6mm、注入口の開口幅が5mmとなるように、かつ4×4のメインシールのマトリクスが一括して形成できるように設計した。2J/cm2のエネルギー(露光量)が与えられた段階で露光を終了した。その時のワーク温度は40℃であった。この段階で、照射品表面にタックは観察されなかった。さらに照射品を80℃、10分間、加熱エージング処理後、超音波槽で水、イソプロピルアルコール、アセトンの体積比5:3:2の混合溶媒にて現像処理後、80℃、5分で溶剤乾燥を行った(図1(d)参照)。
配合例1に示す液状の接着剤を用いて、10cm角、0.3mm厚のガラス基板上に塗布厚さ3μmとなるようにスピンコートを行った(図1(b)参照)。これに、通常の高圧水銀灯タイプ平行露光機を用いて、ネガ型フォトマスク越しにUV露光した(図1(c)参照)。ネガ型フォトマスクとしては、図3(a)に示すものと同様の形状のマスクパターンが形成されたものを用いた。すなわち、前記マスクパターンは、額縁部の幅が4mm、液晶が注入充填される空間部分が15mm角、メインシールのうち切断しない部分のパターン幅が3mm、メインシールのうち切断する部分のパターン幅が6mm、注入口の開口幅が5mmとなるように、かつ4×4のメインシールのマトリクスが一括して形成できるように設計した。2J/cm2のエネルギー(露光量)が与えられた段階で露光を終了した。その時のワーク温度は40℃であった。この段階で、照射品表面にタックは観察されなかった。さらに照射品を80℃、10分間、加熱エージング処理後、超音波槽で水、イソプロピルアルコール、アセトンの体積比5:3:2の混合溶媒にて現像処理後、80℃、5分で溶剤乾燥を行った(図1(d)参照)。
そして、形成された感熱性接着剤層の状態を顕微鏡観察したところ、ネガ型フォトマスクのマスクパターン通りのパターン形成が観察され、パターン欠けや現像残りは観察されず、感熱性接着剤層の剥離も無く、良好な耐現像性/パターン形成性を持っていた。つまり、パターン形成性が優れていることが確認された。
また、上記のようにして得られたBステージ化パターン上に、42mm角、0.3mm厚のガラス基板をパターンに合致するように4枚搭載し、さらにその上に0.5kgのおもりを載せて、120℃のオーブンで、10分間熱処理した(図1(e)参照)。室温冷却後、ガラス基板は、強固に接着が行われていた。つまり、ガラス基板接着性が優れていることが確認された。
また別に、ネガ型フォトマスクとして2mm角の開口を有するものを用いて、同様のプロセスで2mm角のBステージ状態のパターンを形成し、その上に2mm角のガラス片をフリップチップボンダーを用いて、150℃、60秒加圧した。そして、ボンドテスターによって剪断接着強度を測定したところ、1.96MPa(20kgf/cm2)であった。
(実施例2)
実施例1において、露光量を5J/cm2に延長し、かつ露光後のアフターキュアを行わないようにした以外は、実施例1と全く同様にして、パターン形成性及びガラス基板接着性を評価し、剪断接着強度を測定した。これらの結果を下記[表2]に示す。
実施例1において、露光量を5J/cm2に延長し、かつ露光後のアフターキュアを行わないようにした以外は、実施例1と全く同様にして、パターン形成性及びガラス基板接着性を評価し、剪断接着強度を測定した。これらの結果を下記[表2]に示す。
(実施例3)
実施例1において、露光機としてスポットタイプの高圧水銀灯を用いるようにした以外は、実施例1と全く同様にして、パターン形成性及びガラス基板接着性を評価し、剪断接着強度を測定した。これらの結果を下記[表2]に示す。ただし、この実施例3では、露光開始時のワーク温度は室温(25℃)であったが、露光終了時のワーク温度は75℃まで上昇していた。
実施例1において、露光機としてスポットタイプの高圧水銀灯を用いるようにした以外は、実施例1と全く同様にして、パターン形成性及びガラス基板接着性を評価し、剪断接着強度を測定した。これらの結果を下記[表2]に示す。ただし、この実施例3では、露光開始時のワーク温度は室温(25℃)であったが、露光終了時のワーク温度は75℃まで上昇していた。
(実施例4)
実施例1の液状の接着剤に代えて、前述の工程で製造した樹脂厚4μmのシート状の接着剤を用い、スピンコートに代えて真空ラミネート法により、接着剤層の形成を行うようにした以外は、実施例1と全く同様にして、パターン形成性及びガラス基板接着性を評価し、剪断接着強度を測定した。これらの結果を下記[表2]に示す。
実施例1の液状の接着剤に代えて、前述の工程で製造した樹脂厚4μmのシート状の接着剤を用い、スピンコートに代えて真空ラミネート法により、接着剤層の形成を行うようにした以外は、実施例1と全く同様にして、パターン形成性及びガラス基板接着性を評価し、剪断接着強度を測定した。これらの結果を下記[表2]に示す。
(*1)パターン形成性は、以下の基準に基づいて判定した。
「◎」:マスク通りのパターン形成が観察され、パターン欠けや現像残りが観察されないもの。
「○」:パターン形成はされているが、除去されるべき部分に現像残りが散見されるもの。
「△」:パターンのラインにところどころ欠けが見られるもの。
「×」:現像してもパターンが出てこず、膜が残ったままになっているもの。
「××」:現像で、全てが溶出してしまったもの。
(*2)ガラス基板接着性は、以下の基準に基づいて評価した。
「◎」:強固に接着されており、剥がせず、無理に剥がそうとすると、ガラス基板が割れてしまうもの。
「○」:剥がせるが、かなりの力が必要であるもの。
「×」:少し力を加えると簡単に剥離可能であるもの。
「××」:熱接着しないもの。
1 ガラス基板
2 ガラス基板
3 接着剤層
4 ネガ型フォトマスク
5 感熱性接着剤層
6 隙間
7 メインシールのパターン
2 ガラス基板
3 接着剤層
4 ネガ型フォトマスク
5 感熱性接着剤層
6 隙間
7 メインシールのパターン
Claims (4)
- 2枚のガラス基板を隙間をあけて接着し、前記隙間に液晶を注入充填した後に封止することによって液晶ディスプレイモジュールを製造する方法において、一方のガラス基板に接着剤を用いて接着剤層を形成する工程と、メインシールのパターンがマスクパターンとして形成されたネガ型フォトマスクを通して前記接着剤層に光を照射して露光することによって、メインシールのパターン状に光が照射された部分をBステージ状態の感熱性接着剤層に変化させる工程と、露光時に光が照射されなかった部分を現像することによって除去する工程と、現像後に残存する前記感熱性接着剤層に他方のガラス基板を接触させて加熱することによって接着する工程と、を順に経ることを特徴とする液晶ディスプレイモジュールの製造方法。
- 露光した後現像する前に、接着剤層を加熱エージングすることによって、感熱性接着剤層のBステージ化の程度を調節することを特徴とする請求項1に記載の液晶ディスプレイモジュールの製造方法。
- 露光時の温度が50℃以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶ディスプレイモジュールの製造方法。
- 接着剤として、カチオン重合可能な樹脂及び光カチオン重合開始剤を含有する液状又はシート状のものを用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液晶ディスプレイモジュールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005366823A JP2007171399A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 液晶ディスプレイモジュールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005366823A JP2007171399A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 液晶ディスプレイモジュールの製造方法 |
Publications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007171399A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009177122A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-08-06 | Hitachi Chem Co Ltd | 薄型接合体の製造方法及び薄型接合体 |
CN111295282A (zh) * | 2017-10-11 | 2020-06-16 | 康宁公司 | 具有准静态和动态抗冲击性的显示模块 |
-
2005
- 2005-12-20 JP JP2005366823A patent/JP2007171399A/ja not_active Withdrawn
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