JP2007171340A - 立体的照明反射表示板 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の立体的照明反射表示板は、光源への電力供給用電線で表示板の美観を損ねる上に表示板の設置場所が電線の長さで制約され、刻字の方法によっては表示板の断面方向からの照射光を有効に反射できずに表示文字や絵柄が暗い場合があり、一定明るさの表示板は観察者の注意をひきにくい。本発明の目的は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、表示板の設置場所の制約を無くし、表示板の表示文字や絵柄を明るくし、観察者の注意をひき易い立体的照明反射表示板を提供することにある。
【解決手段】立体的照明反射表示板の一辺に装着した部品収納用金具の中に光源用電池などを収納して電線を無くし、透明アクリル板の発光ダイオード設置面以外の端面に反射板を貼付し、透明アクリル板の刻字部に各種の断面形状と刻字模様を採用し、発光ダイオード光源を点滅制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】立体的照明反射表示板の一辺に装着した部品収納用金具の中に光源用電池などを収納して電線を無くし、透明アクリル板の発光ダイオード設置面以外の端面に反射板を貼付し、透明アクリル板の刻字部に各種の断面形状と刻字模様を採用し、発光ダイオード光源を点滅制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、透明なアクリル板に刻まれた文字などの表示要素に光を照射して、立体的に浮かび上がらせる立体的照明反射表示板に関し、さらに詳しく言えば、表示要素をより立体的かつ鮮明に浮かび上がらせることができる立体的照明反射表示板に関する。
インテリアの間接照明具や店の看板などに用いられる表示板の一つに、本発明者の考案による図5に示す立体的照明反射表示板がある。この立体的照明反射表示板は、例えば文字や数字、絵柄などの表示要素を彫り込んで光分散性物質を塗布した透明アクリル板などの透明な板体に、外部から光を照射することにより、光の乱反射特性を利用して表示要素を立体的に浮かび上がらせるようにしたものであり、立体的表示であるために、ユニークで個性的な表示を簡単にすることができる。
実用新案登録第3096708号
上記の従来の装置は、簡易な構造の立体的照明反射表示板として各種のディスプレーに有効な道具であるが、下記のような問題点がある。
まず、光源への電力を供給する電線が必要であるために、表示板の美観を損ねる上に、表示板の設置場所が電源コンセントからの電線の長さにより制約される。また、刻字の方法によっては、表示板の断面方向から照射する光を表示する文字や絵柄が有効に反射できないことがあり、表示文字や絵柄が暗い場合がある。さらに、表示板は一定の明るさであるために観察者の注意をひきにくい嫌いがある。
本発明の目的は、従来の表示板の上記の問題点を解決するためになされたものであり、表示板の設置場所の制約を無くし、表示板の表示する文字や絵柄を明るくし、観察者の注意をひき易い立体的照明反射表示板を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明による立体的照明反射表示板では次のような手段を採用する。
所定の厚みの透明アクリル板からなる表示板本体と、上記表示板本体の表示面に文字など所定の表示要素が彫り込まれ光分散性物質が塗布された刻字部と、上記刻字部に向けて発光ダイオードを光源として上記表示板の少なくとも一辺の端面方向から光を照射する光源部とを有する立体的照明反射表示板において、立体的照明反射表示板の一辺に部品収納用の金具を装着し、この金具の中に少なくとも光源部用の電池を収納することとする(請求項1)。
上記の立体的照明反射表示板において、透明アクリル板の発光ダイオード設置面以外の一端面または複数の端面に反射板を貼付することとする(請求項2)。
また、上記の立体的照明反射表示板において、透明アクリル板の刻字部の断面形状を三角形断面、四角形断面、半円形断面、波形断面、台形断面の何れかに、刻字部の表示面から見た刻字模様を水平模様、垂直模様、斜め模様、格子模様、斜め格子模様、縁取り模様、深堀模様の何れかにすることとする(請求項3)。
さらに、上記の立体的照明反射表示板において、発光ダイオードの光源を点滅制御することとする(請求項4)。
以下に本発明の実施形態について、図1〜4に基づき説明する。
図1は本発明の表示板の一辺に部品収納用の金具を装着し内部に光源用電池などを収納した立体的照明反射表示板の例を示す図である。この中で、図1aは本発明の全体の概観図、図1bは立体的照明反射表示板の側面より見た図、図1cは反射板の配置を示した図である。
本発明の立体的照明反射表示板は、所定厚みの透明アクリル板11、発光ダイオード12、基板13、部品収納金具14、電池15、刻字部16、反射板17より構成されている。今回の発明と従来技術(実用新案登録第3096708号)との差異は、発光ダイオード12と外部電源とを接続する配線を無くし、その代わりに部品収納金具14の中に電池15を内蔵したこと、および透明アクリル板11の発光ダイオード12設置面以外の一端面または複数の端面に反射板17を貼付したことである。
この反射板17としては、アルミ箔、金箔、銀箔、塗料などの反射率が高い材料が利用できる。電池15の内蔵により、立体的照明反射表示板の設置の自由度が増し、反射板17の設置により、発光ダイオード12の光を使った照明に有効に利用できる。
この電池は部品収納金具14から簡単に取外しができるが、さらに電池15を充電可能な二次電池とし、部品収納金具14に充電用アダプタへの接続端子を設けることもできる。
図2は本発明の透明アクリル板11で、刻字部16の刻字断面を示した図である。この中で、図2aは透明アクリル板全体の刻字断面を示した図、図2bは各種の刻字断面の詳細を示した図である。この図のように、刻字断面は、三角形断面31、四角形断面32、半円形断面33、波形断面34、台形断面35などがある。
図3は本発明の透明アクリル板11で、刻字部16の刻字模様を示した図である。この中で、図3aは透明アクリル板全体の刻字模様を示した図、図3bは各種の刻字模様の詳細を示した図である。この図のように、刻字模様は、水平模様41、垂直模様42、斜め模様43、格子模様44、斜め格子模様45、縁取り模様46(刻字断面は縁部分が深い)、深堀模様47(刻字断面は中心部分が深い三角形)、などがある。
図2と図3の刻字断面および模様の各種類の組合せにより、表示板の光を有効に照明に利用できるほか、表示文字や多様の絵柄を美的感覚も含めて表現することができる。
図4は本発明の発光ダイオード光源を点滅制御する電子回路の例を示す図である。この電子回路は発光ダイオード12、電池15、発振回路51、点滅制御素子52、発光ダイオード直列抵抗53、電源スイッチ54などより構成されている。この電子回路を動作させて立体的照明反射表示板の点滅制御を行うことにより、観察者の注意を引くことができる。
本発明の立体的照明反射表示板を使って行った実施例を以下に示す。
[例1]図1の反射板17の有無による表示板の相対照度の測定を行った。アルミ箔の反射板17で透明アクリル板11の三方の端面を囲んだ場合の照度を100とすると、反射板無しの照度は70となり、明るさに大きな差があった。この例からも反射板の効果が確認できた。
[例2]図2の刻字部の刻字断面と図3の刻字模様の組合せを変えて表示板の相対照度の測定を行った。刻字部の三角形断面31と水平模様41の組合せでの照度を100とすると、三角形断面31と垂直模様42の組合せでの照度は90となり、明るさの差があった。遠方からの観察には、三角形断面31−水平模様41の組合せが有利である。但し、表示板では絵柄の美的感覚も重視されるために、刻字部の組合せは、使用場所によって最適な選定をする必要がある。
[例3]内蔵電池15と従来技術(実用新案登録第3096708号)のアダプタを電源として使用した場合では、電圧が4.5Vと同一であったため、相対照度は変化が無かった。
[例4]点滅の有無についての認識実験では、5名の観察者が全員とも点滅有りの方が点滅無しのよりも認識性が高いとの結果を得た。刻字部の表示に充分な注意を引きつけるために点滅をさせる方法が有効であることが判った。さらに発光ダイオードを点滅させることで、消費電力が減り、発光ダイオードの寿命を長くし電池の消耗が減るために有効である。
本発明は、立体的照明反射表示板の従来技術の問題点を次の点で大幅に改善できた。(1)電源を電池化することにより表示板の設置場所が固定されず持ち運びが可能になった。(2)反射板の設置により、発光ダイオード光を有効に照明に利用できるようになった。(3)透明アクリル板刻字部の刻字断面と刻字模様の種類を有効に組合せることで、表示板の光を有効に照明に利用できるほか、多様の表現をすることができた。(4)点滅式にしたことにより刻字部の表示文字や絵柄の認識効果が上がった。これらの点を考えても、本発明により、セールスポイントが明確になり、マーケットの拡大が期待できる。
11:透明アクリル板
12:発光ダイオード(LED)
13:基板
14:部品収納金具
15:電池
16:刻字部
17:反射板
31:三角形断面
32:四角形断面
33:半円形断面
34:波形断面
35:台形断面
41:水平模様
42:垂直模様
43:斜め模様
44:格子模様
45:斜め格子模様
46:縁取り模様
47:深堀模様
51:発振回路
52:点滅制御素子
53:発光ダイオード直列抵抗
54:電源スイッチ
12:発光ダイオード(LED)
13:基板
14:部品収納金具
15:電池
16:刻字部
17:反射板
31:三角形断面
32:四角形断面
33:半円形断面
34:波形断面
35:台形断面
41:水平模様
42:垂直模様
43:斜め模様
44:格子模様
45:斜め格子模様
46:縁取り模様
47:深堀模様
51:発振回路
52:点滅制御素子
53:発光ダイオード直列抵抗
54:電源スイッチ
Claims (4)
- 所定の厚みの透明アクリル板からなる表示板本体と、上記表示板本体の表示面に文字など所定の表示要素が彫り込まれ光分散性物質が塗布された刻字部と、上記刻字部に向けて発光ダイオードを光源として上記表示板の少なくとも一辺の端面方向から光を照射する光源部とを有する立体的照明反射表示板において、立体的照明反射表示板の一辺に部品収納用の金具を装着し、この金具の中に少なくとも光源部用の電池を収納することを特徴とする立体的照明反射表示板。
- 請求項1に記載の立体的照明反射表示板において、透明アクリル板の発光ダイオード設置面以外の一端面または複数の端面に反射板を貼付することを特徴とする立体的照明反射表示板。
- 請求項1または2に記載の立体的照明反射表示板において、透明アクリル板の刻字部の断面形状を三角形断面、四角形断面、半円形断面、波形断面、台形断面の何れかに、刻字部の表示面から見た刻字模様を水平模様、垂直模様、斜め模様、格子模様、斜め格子模様、縁取り模様、深堀模様の何れかにすることを特徴とする立体的照明反射表示板。
- 請求項1から3の何れかに記載の立体的照明反射表示板において、発光ダイオードの光源を点滅制御することを特徴とする立体的照明反射表示板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005366150A JP2007171340A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 立体的照明反射表示板 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005366150A JP2007171340A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 立体的照明反射表示板 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007005329U Continuation JP3135591U (ja) | 2007-07-11 | 2007-07-11 | 立体的照明反射表示板 |
Publications (1)
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JP2005366150A Pending JP2007171340A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 立体的照明反射表示板 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20140307171A1 (en) * | 2013-04-12 | 2014-10-16 | Funai Electric Co., Ltd. | Display device |
-
2005
- 2005-12-20 JP JP2005366150A patent/JP2007171340A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20140307171A1 (en) * | 2013-04-12 | 2014-10-16 | Funai Electric Co., Ltd. | Display device |
US9451198B2 (en) * | 2013-04-12 | 2016-09-20 | Funai Electric Co., Ltd. | Display device |
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