JP2007171091A - 試料液容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】内部に収容した試料液の濃度変化をより抑制することができる試料液容器を提供する。
【解決手段】試料液容器100の開口部10内における吸引管80の先端部81の通過方向の互に異なる位置に、上記吸引管先端部81が通過可能な隔壁21,22を設け、互に異なる位置に備えられた各隔壁21,22の間に空間25を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】試料液容器100の開口部10内における吸引管80の先端部81の通過方向の互に異なる位置に、上記吸引管先端部81が通過可能な隔壁21,22を設け、互に異なる位置に備えられた各隔壁21,22の間に空間25を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は試料液容器に関し、詳しくは、内部に収容された試料液が吸引管によって吸引される試料液容器に関するものである。
従来より、自動分注装置によって分注される試料液を収容する試料液容器が知られている。このような試料液容器では、容器の開口部を通して容器内にピペッタの先端部が挿入され、容器に収容されている試料液がピペッタで吸引され分注される。また、試料液容器には、試料液から発生した蒸気の開口部からの散逸を制限する蒸気通過制限用の隔壁を備えたものも知られている(特許文献1参照)。
このような、開口部に隔壁を備えた試料液容器は、表面プラズモン共鳴の原理を用いたタンパクと化合物との結合量の測定(特許文献2参照)に用いられる自動分注装置等に使用される。すなわち、このような装置では、上記タンパクあるいは化合物を溶解した試料液から発生した蒸気、例えば水蒸気が開口部を通して散逸すると試料液の濃度が高くなって測定精度が低下するため、上記隔壁を備えた試料液容器が使用されている。
上記隔壁としては、例えば十字状に4分割されたスリットを有するものが知られている。この隔壁は、開口部を通してピペッタが容器内に挿入されるときに上記4分割された隔壁部分それぞれの先端部分が押し下げられて変形しピペッタ先端部を通過させる。その後、ピペッタが試料液を吸引し開口部から外部に抜き出されると、押し下げられていた各隔壁部分の変形が元に戻って開口部の隙間を狭め蒸気の通過を制限する。
さらに、ピペッタ先端部によって隔壁部分が押し下げられるときの抵抗を低減させるために、シリコンシート上にテフロン(登録商標)シートを積層した積層シートを用いて作成した隔壁も知られている。
特開2005−10179号公報
特開2003−172743号公報
ところで、上記表面プラズモン共鳴の原理を用いた測定装置等においては測定精度を高めることが求められている。測定装置の測定精度を高めようとすると、試料液から発生した蒸気の隔壁からの散逸の影響が測定誤差として現れることがある。すなわち、この蒸気の散逸によって生じる試料液の僅かな濃度変化が測定精度を低下させる要因となることがある。そのため、試料容器から発生した蒸気の隔壁からの散逸を少なくしたいという要請がある。
なお、上記要請は、表面プラズモン共鳴の原理を用いたタンパクと化合物との結合量の測定に用いられる自動分注用の試料液容器に限らず、内部に収容された試料液が吸引管によって吸引され取り出される一般の試料液容器に対して共通するものである。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、内部に収容した試料液の濃度変化をより抑制することができる試料液容器を提供することを目的とするものである。
本発明の試料液容器は、内部に収容された試料液が吸引管によって吸引され取り出される試料液容器であって、吸引管の先端部を通す開口部を有し、開口部内における前記吸引管先端部の通過方向の互に異なる位置に、吸引管先端部が通過可能な隔壁を備え、互に異なる位置に備えられた各隔壁の間に空間が形成されていることを特徴とするものである。
前記試料液は、表面プラズモン共鳴の原理を用いたタンパクと化合物との結合量の測定に用いられるものであって、前記タンパクあるいは前記化合物を溶解させたものとすることができる。
前記吸引管は、試料液の自動分注に用いられるピペッタとすることができる。
前記試料液容器は、前記空間中に蒸気を発生させるための液体を貯留する液溜部を備えたものとしたり、あるいは、前記空間に供給するための蒸気を発生させる蒸気発生部と、蒸気発生部で発生させた蒸気を前記空間に導く蒸気供給路とを備えたものとすることが望ましい。
前記試料液容器は、試料液を収容する試料液収容部と、この試料液収容部の外側に形成された試料液を温調するための温調液を収容する温調液収容部と、温調液から発生した蒸気を前記空間へ導く蒸気供給路とを備えたものとすることもできる。
本発明の試料液容器によれば、吸引管の先端部を通す開口部を有し、開口部内における吸引管先端部の通過方向の互に異なる位置に、吸引管先端部が通過可能な隔壁を備え、互に異なる位置に備えられた各隔壁の間に空間が形成されるようにしたので、試料液容器に収容された試料液から発生した蒸気を上記空間に留めることができ、この空間の蒸気圧を高めることができる。そのため、試料液容器に収容された試料液と接する空間における蒸気圧の低下を抑えることができ、試料液中の液体成分の気化を抑制することができる。これにより、試料液容器に収容した試料液の濃度変化を、従来に比してより抑制することができる。換言すれば、試料液から発生した蒸気の外気への散逸を上記空間で制限することができ、この空間を介すことのない隔壁を通しての蒸気放出量に比して、その空間を介した蒸気放出量を少なくすることができるので、試料液中の液体成分の気化が抑えられ試料液容器に収容した試料液の濃度変化を従来に比してより抑制することができる。
なお、試料液が、表面プラズモン共鳴の原理を用いたタンパクと化合物との結合量の測定に用いられるものであって、上記タンパクあるいは上記化合物を溶解させたものとすれば、上記結合量の測定は試料液の濃度変化の影響を受けやすいので、試料液容器に収容した試料液の濃度変化を抑制して、この試料液を用いた測定誤差を低減する顕著な効果を得ることができる。
さらに、試料液容器を、上記空間中に、蒸気を発生させるための液体を貯留する液溜部を備えたものとしたり、あるいは、上記空間に供給するための蒸気を発生させる蒸気発生部と、蒸気発生部で発生させた蒸気を上記空間に導く蒸気供給路とを備えたものとすれば、その空間の蒸気圧をより確実に高めることができ、試料液容器に収容した試料液の濃度変化をより確実に抑制することができる。
また、試料液を収容する試料液収容部と、この試料液収容部の外側に形成された試料液を温調するための温調液を収容する温調液収容部と、温調液から発生した蒸気を上記空間へ導く蒸気供給路とを備えるようにすれば、その空間の蒸気圧をより確実に高めることができ、試料液容器に収容した試料液の濃度変化をより確実に抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態による試料液容器の一例を示す概略構成を示す断面図、図2は上記試料液容器の外観を示す斜視図である。なお、図1は、図2に示す試料液容器をX−Z平面に平行な面で切断した断面を示す図である。
図1に示す本発明の実施の形態の試料液容器100は、内部に収容された試料液1が吸引管であるピペッタ80によって吸引され取り出されるものである。
この試料液容器100は、ピペッタ80の先端部81を通す開口部10を有し、この開口部10内における上記吸引管先端部81の通過方向(図中矢印Z方向)の互に異なる位置に、吸引管先端部81が通過可能な隔壁である蒸気通過制限隔壁21、22を備え、互に異なる位置に備えられた各蒸気通過制限隔壁21、22の間にバッファ空間25が形成されたものである。さらに、上記試料液容器100は、バッファ空間25中に、蒸気を発生させるための液溜部30を備えている。
試料液容器100は、試料液1を収容する容器本体部110と、開口部10が形成されている容器ヘッド部120とから構成されている。容器ヘッド部120は、下側(図中矢印−Z方向)に小径開口を上側(図中矢印+Z方向)に大径開口を有する筒状部121を備えている。この筒状部121には、小径開口と大径開口との境界に蒸気通過制限隔壁22が載置される台座Gが設けられている。上記台座G上には、蒸気通過制限隔壁21、液溜部付スペーサリング122、蒸気通過制限隔壁22、圧入スペーサリング123がこの順に積み重ねられている。
蒸気通過制限隔壁21は、中央に十字形状のスリットを有している。開口部10を通してピペッタ80が試料液容器100内に挿入されるときには、上記十字状スリットによって4分割された隔壁部分のそれぞれの先端部分が押し下げられて変形しピペッタ80の先端部81を通過させる。その後、ピペッタ80が試料液1を吸引し開口部10から外部に抜き出されると、押し下げられて変形していた各隔壁部分が元の平板状態に戻って開口部10の隙間を小さくする。
上記蒸気通過制限隔壁21は、シリコンシートやテフロン(登録商標)シート、あるいはシリコンシート上にテフロン(登録商標)シートを積層した積層シートを用いて作成することができる。
蒸気通過制限隔壁22は、上記蒸気通過制限隔壁21と同等のものであり、上記と同様にピペッタ80の先端部81を通すための十字状スリットが設けられている。
液溜部付スペーサリング122は、バッファ空間25を形成するために配置されたものであり蒸気通過制限隔壁21と蒸気通過制限隔壁22との間隔を定めるためのものである。この液溜部付スペーサリング122の内側には上記液溜部30を成す溝が形成されている。また、液溜部付スペーサリング122の中央には上記開口部10の一部分が形成されており、この開口中に上記液溜部30が存在する。
圧入スペーサリング123は、上記開口部10の一部が中央に形成されており、筒状部121の大径開口に圧入されるものである。この圧入スペーサリング123は、上記圧入によって、台座G上に積み重ねられた蒸気通過制限隔壁21、液溜部付スペーサリング122、および蒸気通過制限隔壁22を下方(図中矢印−Z方向)に押圧し、上記各部を筒状部121の大径開口中に固定する。
なお、容器本体部110は耐食性に優れた材料、例えば樹脂材料で形成されている。
試料液1は、表面プラズモン共鳴の原理を用いたタンパクと化合物との結合量の測定に用いられるものであり、タンパクあるいは化合物を溶解させたものである。なお、上記表面プラズモン共鳴の原理を用いたタンパクと化合物との結合量の測定に関しては特開2004−170364号公報等を参照することができる。
また、上記ピペッタ80は、試料液1の自動分注に用いられるものであり、試料液容器100に収容されている試料液1から自動的に所定量の試料液1を吸引して取り出すために用いられるものである。なお、図2に示すように、互に異なる種類の試料液を収容した複数の試料液容器100が並べられて自動分注に用いられることもある。
以下、試料液容器100が内部に収容した試料液1の濃度変化を抑制する作用について説明する。
ピペッタ80の先端部81が開口部10内に挿入されていないときには、蒸気通過制限隔壁21、および22は変形することなく平板状態である。
試料液容器100内に収容された試料液1から発生した蒸気は、容器本体部110内の本体内空間Pinに滞留している。また、試料液1から発生した蒸気の一部は、蒸気通過制限隔壁21の閉じた十字状スリットを通って、バッファ空間25に移動しこのバッファ空間25内で滞留している。さらに、バッファ空間25に滞留している蒸気の一部は、蒸気通過制限隔壁22の閉じた十字状スリットを通って外部空間Poutに移動する。
ここで、上記各空間における蒸気圧に注目すると、本体内空間Pinの蒸気圧よりバッファ空間25の蒸気圧の方が低くなり、バッファ空間25の蒸気圧より外部空間Poutの蒸気圧の方が低くなる。このように、バッファ空間25は、蒸気圧の変化を抑制するためのバッファとして機能する空間である。
ここで、蒸気圧が等しい2つの空間の間での蒸気の移動量は、蒸気圧が互に異なる2つの空間の間での蒸気の移動量より少ない。したがって、1つの蒸気通過制限隔壁を介して本体内空間Pinと外部空間Poutとを接続した場合の本体内空間Pinから外部空間Poutへの蒸気の移動量に比して、2つの蒸気通過制限隔壁の間に形成されたバッファ空間25を間に介して本体内空間Pinと外部空間Poutとを接続した場合の本体内空間Pinから外部空間Poutへの蒸気の移動量を少なくすることができる。これにより、本体内空間Pinの蒸気圧の低下を抑制することができ、蒸気圧容器本体部110内に収容された試料液1の液体成分の気化を抑えることができるので、この試料液1の濃度変化を抑制することができる。
なお、ピペッタ80の先端部81が開口部10を通して試料液容器100内に挿入され、蒸気通過制限隔壁21、22の十字状スリットが共に押し広げられているときであっても、本体内空間Pinの蒸気圧よりバッファ空間25の蒸気圧の方が低くなるが、バッファ空間25の蒸気圧より外部空間Poutの蒸気圧の方がさらに低くなる。したがって、上記と同様の理由により、試料液容器100に収容した試料液1の濃度変化を抑制することができる。具体的には、試料液容器100に収容した試料液1の濃度変化を、1時間当たり0.01%以下に抑制することができる。
なお、液溜部30に、貯留液31、例えば水を貯留させれば、より確実にバッファ空間25の蒸気圧を高めることができる。すなわち、液溜部30に収容した貯留液31から発生した蒸気によってバッファ空間25の蒸気圧が高めることができ、バッファ空間25の蒸気圧を本体内空間Pinの蒸気圧により近づけることができる。これにより、本体内空間Pinの蒸気のバッファ空間25への移動をより確実に抑制することができ、容器本体部110内に収容された試料液1の液体成分の気化を抑えることができるので、試料液容器100に収容した試料液1の濃度変化をより確実に抑制することができる。
なお、上述のように、試料液容器のバッファ空間中に液溜部を設けなくとも、試料液容器に収容した試料液の濃度変化を抑制する効果を得ることができる。
図3は他の試料液容器の断面図であって上記試料液容器の変形例を示す図である。なお、上記試料液容器における構成要素と共通の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図3に示すように、試料液容器100Aは、開口部10Aが形成されている筒状部121Aと、容器本体部110とを備えている。
試料液容器100Aは、さらに、バッファ空間25Aに供給するための蒸気を発生させる蒸気発生部132と、蒸気発生部132で発生させた蒸気をバッファ空間25Aに導く蒸気供給路136とを備えている。ただし、この容器ヘッド部120Aのバッファ空間25Aには上記試料液容器100に設けられていた液溜部が備えられていない。すなわち、スペーサリング122Aには液溜部を成す溝は形成されていない。
蒸気発生部132は、貯留液を貯留する液溜部133を有し、この液溜部133には貯留液134として、例えば水が貯留されている。
蒸気供給路136は、スペーサリング122Aと、下側(図中矢印−Z方向)に小径開口を上側(図中矢印+Z方向)に大径開口を有し、上記小径開口と大径開口との境界に蒸気通過制限隔壁21が載置される台座Gaを有する筒状部121Aとを貫通している。
なお、上記台座Ga上には、蒸気通過制限隔壁21、スペーサリング122A、蒸気通過制限隔壁22、圧入スペーサリング123がこの順に積み重ねられている。
上記液溜部133に貯留された貯留液134の蒸気が蒸気供給路136を通ってバッファ空間25Aに供給され、この蒸気がバッファ空間の蒸気圧を上昇させ、これにより蒸気圧容器本体部110内に収容された試料液1の液体成分の気化が抑えられるので、試料液1の濃度変化を抑制することができる。試料液容器100Aの他の構成および作用は上述の試料液容器の場合と同様である。
図4は上記とは異なる試料液容器の断面図であって上述の試料液容器の変形例を示す図である。なお、上述の試料液容器における構成要素と共通の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図4に示す試料液容器100Bは、試料液1を収容する試料液収容部である容器本体部110と、開口部10Bが形成されている容器ヘッド部120Bとを備えている。
この試料液容器100Bは、さらに、上記容器本体部110の外側に形成された試料液1を温調するための温調液5を収容する温調液収容部142と、温調液5から発生した蒸気をバッファ空間25Bへ導く蒸気供給路148とを備えている。
温調液収容部142は熱伝導性の優れた材料、例えば金属で形成されたものであり、温調液収容部142が外側から加熱あるいは冷却されて温調液5が温調される。
温調液収容部142は、容器本体部110の底面側および側面側に上記温調液である冷媒5、例えば水を貯留している。
蒸気供給路148は、スペーサリング122Bと、下側(図中矢印−Z方向)に小径開口を上側(図中矢印+Z方向)に大径開口を有し、小径開口と大径開口との境界に蒸気通過制限隔壁22が載置される台座Gbが設けられた筒状部121Bとを貫通している。
なお、上記台座Gb上には、蒸気通過制限隔壁21、スペーサリング122B、蒸気通過制限隔壁22、圧入スペーサリング123がこの順に積み重ねられている。
上記温調液収容部142の貯留部143に貯留された冷媒5の蒸気は、蒸気供給路148を通ってバッファ空間25Bに供給され、この蒸気がバッファ空間25Bの蒸気圧を上昇させて蒸気圧容器本体部110内に収容された試料液1の液体成分の気化が抑えられるので、試料液1の濃度変化を抑制することができる。試料液容器100Bの他の構成および作用は上述の試料液容器の場合と同様である。
なお、上記実施の形態においては、自動分注に用いられるピペッタを用いて試料液が吸引される試料液容器について説明したが、このような場合に限らない。本発明の手法は、内部に収容された試料液が吸引管によって吸引され取り出される試料液容器であれば、どのような試料液容器に対しても適用可能である。例えば吸引管の一例として、自動分注機能を有していない単なるピペットや試料液を通す方向に太さが変化しない単なる管等を挙げることができる。
また、上記実施の形態においては、表面プラズモン共鳴の原理を用いたタンパクと化合物との結合量の測定に用いられる上記タンパクあるいは上記化合物を溶解させた試料液を収容する試料液容器について説明したが、このような場合に限らない。本発明の手法は、試料液容器が収容している試料液の種類にかかわらず適用することが可能である。
10 開口部
21 蒸気通過制限隔壁
22 蒸気通過制限隔壁
25 バッファ空間
80 ピペッタ
81 先端部
100 試料液容器
21 蒸気通過制限隔壁
22 蒸気通過制限隔壁
25 バッファ空間
80 ピペッタ
81 先端部
100 試料液容器
Claims (5)
- 内部に収容された試料液が吸引管によって吸引され取り出される試料液容器であって、
前記吸引管の先端部を通す開口部を有し、
前記開口部内における前記吸引管先端部の通過方向の互に異なる位置に、前記吸引管先端部が通過可能な隔壁を備え、互に異なる位置に備えられた各隔壁の間に空間が形成されていることを特徴とする試料液容器。 - 前記試料液が、表面プラズモン共鳴の原理を用いたタンパクと化合物との結合量の測定に用いられるものであって、前記タンパクあるいは前記化合物を溶解させたものであることを特徴とする請求項1記載の試料液容器。
- 前記空間中に、蒸気を発生させるための液体を貯留する液溜部を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の試料液容器。
- 前記空間に供給するための蒸気を発生させる蒸気発生部と、前記蒸気発生部で発生させた蒸気を前記空間に導く蒸気供給路とを備えていることを特徴とする請求項1または2記載の試料液容器。
- 前記試料液を収容する試料液収容部と、該試料液収容部の外側に形成された前記試料液を温調するための温調液を収容する温調液収容部と、前記温調液から発生した蒸気を前記空間へ導く蒸気供給路とを備えていることを特徴とする請求項1または2記載の試料液容器。
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Citations (2)
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JP2002019855A (ja) * | 2000-07-04 | 2002-01-23 | Olympus Optical Co Ltd | アダプターおよびアダプター付き容器 |
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2005
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