JP2007169907A - 構造物の引き倒し方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】地上に立設された高層の構造物10を引き倒して解体する方法であって、構造物10の倒壊範囲に、クッションマウンド12を設置し、構造物10の倒壊による地盤13への振動を緩和させて構造物10を引き倒す。ここで、構造物10をクッションマウンド12に衝突させて中折れさせ、更に地盤13への衝撃力を緩和することが好ましく、構造物10がクッションマウンド12に衝突する位置は構造物10の重心位置より先端側で重心位置と構造物10の先端との中心位置よりも重心側にするのがよい。
【選択図】図1
Description
前記構造物の倒壊範囲に、倒壊する前記構造物を受けるクッションマウンドを設置し、前記構造物の倒壊による地盤への振動を緩和させて前記構造物を引き倒す。また、前記構造物を前記クッションマウンドに衝突させて中折れさせ、更に前記地盤への衝撃力を緩和することもできる。
これによって、引き倒されてクッションマウンドに衝突した構造物の基部側が跳ね上がるのを防止できる。
地点Aに許容変位を生じさせる直下地盤のばね定数を算出することから、クッションマウンドの力学的な条件を決定し、これに構造物の引き倒し及び解体を実際に実施する上で必要となる作業上及び施工上の条件を加味できるので、実用性の高いクッションマウンドを容易に構築することができる。
これによって、クッションマウンド中で有効に応力が発生している領域をクッションマウンドの底面で確実に支えることができ、クッションマウンドの崩壊を防止することができる。
構造物がクッションマウンドに衝突した際に、コンクリートガラには、ずれ、変形、及び破壊が生じるので、構造物の有する衝撃エネルギーを有効に減衰させることができる。また、上部及び下部衝撃力吸収層では、ずれや変形が容易に生じるため、構造物の有する衝撃エネルギーを更に有効に減衰させることができる。
構造物に空気振動放出孔を形成することで構造物の変形性を大きくすることができ、衝突時の衝撃エネルギーを構造物の変形エネルギーに換えることができると共に、引き倒しの際の構造物の変形に伴って生じた構造物の内側に発生した空気振動を構造物の外部に容易に逃がすことができる。
引き倒しを行なう際に構造物が地盤上で滑るのが防止できる。また、構造物は引き倒される側に固定力を有して残された固定部材を破壊しながら徐々に傾斜しながら自然転倒開始状態になるので、自然転倒を開始する際の構造物の傾斜角度と初速を小さくすることができる。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係る構造物の引き倒し方法の説明図、図2(A)、(B)はそれぞれ同構造物の引き倒し方法に使用するクッションマウンドの説明図、図3(A)、(B)はそれぞれ最大衝撃力が作用した際にクッションマウンド中に有効に応力が発生する領域を示す説明図である。
クッションマウンド12は、処理塔10が引き倒された際に、処理塔10の重心位置Gより先端側で重心位置Gと処理塔10の先端との中心位置よりも重心側の位置、例えば、処理塔10の先端から重心側に処理塔10の高さの1/3の長さに相当する側部の位置がクッションマウンド12に当たるように設置する。これによって、処理塔10を引き倒してクッションマウンド12に衝突させた際に、クッションマウンド12に衝突した処理塔10の基部側が反動で跳ね上がって再度地盤13に衝突することによる副次的な振動が地盤13に生じるのを防止できる。更に、引き倒された処理塔10がクッションマウンド12に当った位置を支点に処理塔10の先側領域に回転モーメントを発生させることができ、処理塔10の構造によっては、容易に中折れを起こさせることができる。
なお、上部衝撃力吸収層を設けず、下部衝撃力吸収層を備えた土台部のみでクッションマウンドを構成することもできる。更に、クッションマウンドを設置する場所の広さに制約が存在しない場合は、高いクッションマウンドを構築できるので、クッションマウンドをコンクリートガラを用いた土台部のみで構成することも可能である。
先ず、処理塔10がクッションマウンド12に衝突したときにクッションマウンド12の直下地盤に加わる最大衝撃力Fを求める。いま、処理塔10が、ある速度でクッションマウンド12に衝突し、衝撃作用時間t経過後にクッションマウンド12に最大衝撃力Fを与える共に停止すると仮定すると、クッションマウンド12には力積が作用したことになる。ここで、この力積は、処理塔10の衝突前後の運動量の差に等しくなると仮定し、更に、クッションマウンド12に加わる衝撃力は衝撃作用時間t内で時間に比例して増加するとすると仮定すると、力積はFt/2と求まる。なお、衝撃作用時間tは、構造物の重量や高さ、クッションマウンドの位置、及びクッションマウンドの材質により変化するが、例えば、以前に構造物をクッションマウンドに引き倒したときの状況を撮影したビデオ映像を解析することにより、0.1〜0.4秒の範囲に見積もることができる。
I=m・(3d2+4h2)/12 ・・・・・(1)
そして、地盤13に垂直に立設していた処理塔10が引き倒されて傾斜し、支点Pの回りで自発的に回転を開始した場合、自発的に回転を開始してからの角度がθになったときの処理塔10の有する角速度ωは、(2)式で与えられる。
ω=[m・(h/2)・( 1−cosθ)/I]1/2 ・・・・・(2)
v=hω・・・・・(3)
そして、処理塔10がクッションマウンド12に衝突する直前に有する運動量mvは、mhωとなり、Ft/2=mhωの関係から、最大衝撃力Fは(4)式で与えられる。
F=2mhω/t ・・・・・(4)
いま、クッションマウンド12の直下地盤に発生した変位U0の振動が周囲に拡がる場合、クッションマウンド12の直下地盤の表面の中心からr離れた地点での振動の変位Uは、一般的には(5)式で表される。
U=U0exp(−λr)r-n・・・・・(5)
ここで、λは伝播中の振動の減衰状態を示す係数で、qを振動が地盤内を伝播する際の内部減衰定数、fを振動の振動数、Vsを振動の伝播速度とした場合、(6)式で表される。
λ=2πqf/Vs ・・・・・(6)
一般に、クッションマウンド12の直下地盤の付近では振動は実体波が支配的となり、直下地盤から離れた場所では表面波が支配的となるので、振動が地盤13を伝播する際の伝播特性を調査することにより、地盤13に適したnを設定できる。
Ub=Ua/[exp(−λr0)r0 -n] ・・・・・(7)
また、クッションマウンド12の直下地盤が弾性体であるとすると、許容衝撃変位Ubは、直下地盤に最大衝撃力Fが作用した際の弾性変形と考えられ、直下地盤のばね定数をKZとすると、F=KZ・Ubの関係が成立するので、ばね定数KZは(8)式で求められる。
KZ=F/Ub ・・・・・(8)
KZ=3πbρVs 2CZ/[4(1−ν)] ・・・・・(9)
ここで、CZは直下地盤13の形状係数でc/bの関数となっている。
従って、(9)式より、クッションマウンド12の直下地盤の形状に関する部分、すなわち、bCZを求めると、bCZは(10)式で示されるようになる。
bCZ=4(1−ν)KZ/(3πρVs 2) ・・・・・(10)
また、(10)式からCZの値は一義的に求まるので、CZの値が決まると、CZを表す関数形に基づいてc/bの値κが求まり、c/b=κの関係から直下地盤の長辺側の長さ2cが決まり、クッションマウンド12の底面が直下地盤と当接していることから、クッションマウンド12の長辺の長さ2cが求まる。
その結果、クッションマウンド12の短辺長2bと長辺長2cの積から、クッションマウンド12の有効底面積が決まる。
従って、クッションマウンドの直下地盤に発生する応力分布がより均一になるのは、クッションマウンドの底面内に含まれる領域Sの面積が最大、すなわち、図3(A)に示すように、クッションマウンド12の底面内に含まれる領域Sの直径が最大になる場合である。
ここで、クッションマウンド12は、底面の短辺の長さ2b及び長辺の長さ2cが決定されているので、高さLの円錐領域を含むように構築すればよく、必要最小限、すなわち、経済的なクッションマウンド12の高さは、円錐領域の高さLにすることとなる。そして、クッションマウンド12の設置位置、材質、高さ、及び有効底面積がそれぞれ決定されたことにより、クッションマウンド12を構築することができる。
コンクリートガラを用いて、短辺の長さが8m、長辺の長さが12mの矩形状の底面と、短辺の長さが4m、長辺の長さが8mの矩形状の上面を有し高さが2mの四角錐台状の土台部からなるクッションマウンド1を地盤上に構築した。また、コンクリートガラを用いて短辺の長さが8m、長辺の長さが12mの矩形状の底面と、短辺の長さが6m、長辺の長さが10mの矩形状の上面を有し高さが1mの四角錐台状の土台部を形成し、その上に砂を用いて短辺の長さが6m、長辺の長さが10mの矩形状の底面と、短辺の長さが4m、長辺の長さが8mの矩形状の上面を有し高さが1mの四角錐台状の上部衝撃吸収層を形成したクッションマウンド2を地盤上に構築した。更に、発泡ポリスチレンのブロックを使用して短辺の長さが5m、長辺の長さが6m、高さが1mの下部衝撃吸収層を地盤上に構築し、下部衝撃吸収層を覆うようにコンクリートガラを用いて、短辺の長さが8m、長辺の長さが12mの矩形状の底面と、短辺の長さが4m、長辺の長さが8mの矩形状の上面を有し高さが2mの四角錐台状の土台部からなるクッションマウンド3を地盤上に構築した。
クッションマウンドの土台部の底面中心から4m離れた地点(クッションマウンドの端)の加速度は、クッションマウンド1では140ガル、クッションマウンド2では32.1ガル、クッションマウンド3では19.3ガルとなった。また、16m離れた地点の加速度は、クッションマウンド1では11.7ガル、クッションマウンド2では5.3ガル、クッションマウンド3では5.8ガル、32m離れた地点の加速度は、クッションマウンド1では8.1ガル、クッションマウンド2では2.3ガル、クッションマウンド3では4ガルであった。
従って、クッションマウンドの高さが一定の場合、砂を用いた上部衝撃吸収層を構築することで、衝撃力を有効に減衰できることが確認できた。更に、土台部の下部に下部衝撃吸収層を設けることでも、衝撃力を有効に減衰できることが判った。
直径が6.5m、高さが37m、重量が276トンの円筒形の反応塔を引き倒すときに、反応塔の基端から25mの長さに相当する側部の位置でクッションマウンドに当たり、このとき、クッションマウンドの底面の中心位置から65m離れた地点Aの許容変位Uaを、地点Aに8.6ガルの加速度が作用するような振動の変位となるようにクッションマウンドの設計を行なった。
先ず、地点Aの変位Uの時間変化は、一般的に、時間をt、振動の角速度をωとすると
U=U0exp[−qωt]sin[(1−ω2)1/2ωt]
で表すことができる、そして、加速度U”は上式を時間について2回微分すれば求まる。ここで、振動が地盤内を伝播する際の内部減衰定数qは0.05程度の値なので、加速度U”は、ω2Uと近似できる。従って、地点Aの許容変位Uaは0.0039cmとなる。
ここで、クッションマウンドの直下地盤では実体波が支配的で、岩盤までの深さが10m程度の場合、比較的早く表面波が現れることから、nの値は、例えば、クッションマウンドの底面の中心位置からの距離が2m以下では1、2mを超え5m以下では0.8、5mを超え10m以下では0.75、10mを超え15m以下では0.7、15mを超えると0.65と推定される。そして、各箇所での振動の変位Uが求まると、加速度U”は、ω2Uと近似できる。各場所での振動の加速度、すなわち設計加速度を、図5で■印で示す。
クッションマウンドの底面の中心位置から20m離れた場所での加速度は44ガル、43m離れた場所での加速度は10ガル、65m離れた地点Aでの加速度は7.7ガルであった。各場所での振動の設計加速度と、実測値の間にはよい一致が認められ、地点Aでの加速度は7.7ガルとなって、地点の許容変位Ua(0.123cm)を発生させる加速度(8.6ガル)未満となり、反応塔の倒壊時の地点Aでの振動が許容変位Ua以下となることが確認できた。
直径が4.5m、高さが18.5m、重量が103.5トンの円筒形の反応塔を密閉した状態、及び反応塔の基端側と先端側に空気振動放出孔をそれぞれ形成した状態で、設置位置、材質、高さ、及び有効底面積を実質的に同一としたクッションマウンド上に引き倒し、そのときの地盤の振動の加速度を測定した。その結果を図6(A)、(B)に示す。
図6(A)に示すように、反応塔を密閉した状態で引き倒した場合、クッションマウンドの底面の中心位置から12、14m離れた場所での加速度は145ガル、19m離れた場所での加速度は40ガルであった。一方、図6(B)に示すように、反応塔に空気振動放出孔を形成した状態で引き倒した場合、クッションマウンドの底面の中心位置から12、14m離れた場所での加速度は40ガル、19m離れた場所での加速度は30ガルとなり、地盤の振動の加速度が小さくなることが確認できた。これによって、空気振動放出孔を形成することで、反応塔を引き倒す際の地盤の振動の変位を小さくできることが判った。
例えば、倒壊範囲から所定距離離れた地点の振動の許容変位を許容される加速度の大きさから設定したが、許容変位の値を直接設定することもできる。クッションマウンドの直下地盤の表面の中心からr離れた地点での振動の変位Uを、直下地盤に発生した変位をU0としてU=U0exp(−λr)r-nで求めたが、r離れた地点までに地盤の構造が変化する場合や地盤に不連続性が存在する場合は、地盤や境界面毎に振動伝播特性をそれぞれ当てはめて、r離れた地点での振動の変位Uを評価することができる。
また、実施例では、土台部の上部に砂を用いた上部衝撃吸収層を有するクッションマウンドを構築したが、上部衝撃吸収層を設けた土台部の下部に発泡ポリスチレンを有する下部衝撃吸収層を設けてもよい。これによって、地盤への衝撃力を更に緩和することができる。
更に、クッションマウンドを設計する際に、最大衝撃力を力積から評価したが、倒壊時に構造物が有する運動エネルギーの値から最大衝撃力を評価することも可能である。
Claims (10)
- 地上に立設された高層の構造物を引き倒して解体する方法であって、
前記構造物の倒壊範囲に、倒壊する前記構造物を受けるクッションマウンドを設置し、前記構造物の倒壊による地盤への振動を緩和させて前記構造物を引き倒すことを特徴とする構造物の引き倒し方法。 - 請求項1記載の構造物の引き倒し方法において、前記構造物を前記クッションマウンドに衝突させて中折れさせ、更に前記地盤への衝撃力を緩和することを特徴とする構造物の引き倒し方法。
- 請求項1及び2のいずれか1項に記載の構造物の引き倒し方法において、前記構造物が前記クッションマウンドに衝突する位置が、該構造物の重心位置より先端側で該重心位置と該構造物の先端との中心位置よりも重心側にあることを特徴とする構造物の引き倒し方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の構造物の引き倒し方法において、前記構造物の倒壊範囲から所定距離離れた地点Aの振動の許容変位を設定し、前記クッションマウンドの位置、材質、高さ、及び有効底面積を決めて、前記構造物の倒壊時の前記地点Aでの振動を前記許容変位以下としたことを特徴とする構造物の引き倒し方法。
- 請求項4記載の構造物の引き倒し方法において、前記クッションマウンドの底面を矩形とした場合、前記構造物が前記クッションマウンドに衝突したときに、該クッションマウンドの直下地盤に加わる最大衝撃力により該直下地盤に前記地点Aの前記許容変位の基になる許容衝撃変位を生じさせる該直下地盤のばね定数の値を前記地盤の振動伝播特性から算出すると共に、前記構造物の大きさ及び倒壊後の該構造物の解体方法を基にして前記クッションマウンドの底面の一辺の必要長さを設定し、前記クッションマウンドの有効底面積を、前記一辺の必要長さと、前記ばね定数の値及び該一辺の必要長さから求まる他辺の長さから決めることを特徴とする構造物の引き倒し方法。
- 請求項5記載の構造物の引き倒し方法において、前記クッションマウンドと前記構造物の衝突では該クッションマウンドの上面の中心位置に前記最大衝撃力が加わり、該クッションマウンド中には該最大衝撃力による応力が該中心位置を頂点として予め設定される中心角を有する円錐領域内に有効に発生すると仮定して、前記直下地盤の表面に前記円錐領域が交差して形成される円が前記クッションマウンドの底面に含まれる最大直径の円になるときの該円錐領域の高さを、前記クッションマウンドの高さにすることを特徴とする構造物の引き倒し方法。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の構造物の引き倒し方法において、前記クッションマウンドは、コンクリートガラを用いて構築される土台部と、該土台部の上部に砂を用いて構築される上部衝撃力吸収層とを有していることを特徴とする構造物の引き倒し方法。
- 請求項7記載の構造物の引き倒し方法において、前記土台部の下部には発泡樹脂を有する下部衝撃力吸収層が設けられていることを特徴とする構造物の引き倒し方法。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の構造物の引き倒し方法において、前記構造物に、該構造物の倒壊時に該構造物内に生じる空気振動を外部に放散する空気振動放出孔を設けることを特徴とする構造物の引き倒し方法。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載の構造物の引き倒し方法において、前記構造物を引き倒す際に、該構造物を前記地盤に固定している固定部材は、該構造物が引き倒される側に設けられている一部を除いてその固定力を解除することを特徴とする構造物の引き倒し方法。
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