JP2007169861A - 膝サポータおよび膝サポータ用補助ベルト - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、装着が容易で、膝を十分保温でき、膝の屈伸を補助でき、ずり落ち難い膝サポータを提供する。
【解決手段】着用者の膝頭と、膝上および膝下の前面を覆う膝当布2と、着用者の膝上を取り囲んで締め付ける膝上固定手段と、着用者の膝下を取り囲んで締め付ける膝下固定手段とを有する膝サポータ1において、膝上固定手段は、膝当布の膝上両側部を接続し、着用者の膝上の裏側を覆う脚裏布3と、膝当布3の膝上両側部から延伸し、膝当布2の上に重ねて巻き付けるようにして、脚裏布3と共に着用者の膝上を締め付ける膝上緊締帯6とを有し、好ましくは、脚裏布3は、着用者の大腿裏側を覆ように延伸し、膝当布2は、脚裏布3と分離されて着用者の大腿前部に延伸する上伸部2aを有し、脚裏布3の大腿側部から延伸し、上伸部2aの上に重ねて巻き付けるようにして着用者の大腿を締め付ける大腿緊締帯7を有する大腿固定手段をさらに設ける。
【選択図】図1
【解決手段】着用者の膝頭と、膝上および膝下の前面を覆う膝当布2と、着用者の膝上を取り囲んで締め付ける膝上固定手段と、着用者の膝下を取り囲んで締め付ける膝下固定手段とを有する膝サポータ1において、膝上固定手段は、膝当布の膝上両側部を接続し、着用者の膝上の裏側を覆う脚裏布3と、膝当布3の膝上両側部から延伸し、膝当布2の上に重ねて巻き付けるようにして、脚裏布3と共に着用者の膝上を締め付ける膝上緊締帯6とを有し、好ましくは、脚裏布3は、着用者の大腿裏側を覆ように延伸し、膝当布2は、脚裏布3と分離されて着用者の大腿前部に延伸する上伸部2aを有し、脚裏布3の大腿側部から延伸し、上伸部2aの上に重ねて巻き付けるようにして着用者の大腿を締め付ける大腿緊締帯7を有する大腿固定手段をさらに設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、膝サポータおよび膝サポータ用補助ベルトに関する。
従来、膝の保温や屈伸の補助を目的とし、膝頭、膝上および膝下を覆う多様な膝サポータが市販されている。
例えば、特許文献1に記載されている膝サポータは、膝上から膝下までの裏側を覆う生地に、膝上を締め付けるバンドと、膝下を締め付けるバンドと、膝頭を覆うバンドとが設けられており、膝上から膝下にかけて両側にばね部材を有している。この膝サポータは、膝上と膝下とをバンドで覆ってから、露出している膝頭を別のバンドで覆うようになっているが、膝頭の周囲に隙間ができ、膝の保温が不十分であるという問題があった。
また、特許文献2に記載されている膝サポータは、膝頭と膝上および膝下の前部を覆う生地に、膝上および膝下をそれぞれ締め付けるバンドを設けてある。この膝サポータでは、膝頭を十分に保温することができるが、大腿の裏側でバンドを貼り合わせる必要があり、筋力やバランス能力の低下した老人などには、装着が容易でないという問題があった。
また、特許文献3に記載されているように、予め筒状に形成されている膝サポータは、膝サポータを押し広げるようにつま先から脚を挿入して、両手で引き上げるようにして装着する必要があり、やはり、老人などには装着が容易ではないという問題があった。
また、特許文献4には、筒状の膝サポータに膝上および膝下をそれぞれ締め付ける羽根を設けた膝サポータが記載されているが、脚を挿入し易いように筒の径を大きくすると、羽根で締め付けたときに筒状の部分がひだ状に折り重ねられて装着感が悪くなるという問題があった。
また、特許文献5には、膝サポータのずり落ちを防止するために膝窩から膝上前部および膝下前部をそれぞれ斜めに締め付ける補助ベルトが記載されているが、ベルトで膝窩を覆うことにより、膝の屈伸を阻害したり違和感をもたらすという問題があった。
特開平7−265354号公報
特開平9−28724号公報
特開平9−285587号公報
特開平7−194649号公報
登録実用新案第3056527号公報
前記問題点に鑑みて、本発明は、装着が容易で、膝を十分に保温でき、膝の屈伸を補助でき、ずり落ち難い膝サポータを提供することを課題とする。
また、本発明は、装着しても違和感のない膝サポータのずり落ちを防止する膝サポータ用補助ベルトを提供することをも課題とする。
前記課題を解決するために、本発明による膝サポータの第1の態様は、着用者の膝頭と、膝上および膝下の前面を覆う膝当布と、着用者の膝上を取り囲んで締め付ける膝上固定手段と、着用者の膝下を取り囲んで締め付ける膝下固定手段とを有し、前記膝上固定手段は、前記膝当布の膝上両側部に接続し、着用者の膝上の裏側を覆う脚裏布と、前記膝当布の膝上両側部から延伸し、前記膝当布の上に重ねて巻き付けるようにして、前記脚裏布と共に着用者の膝上を締め付ける膝上緊締帯と、を有するものとする。
この構成によれば、膝当布と脚裏布とは、膝上部分において着用者の脚が挿入される筒を構成する。この筒は、膝上部分だけの短い筒であり、膝上緊締帯で締め付ける前は着用者の膝上に比べて周長が大きいので容易に脚を挿入することができる。このため、この膝サポータは、着用が容易である。また、膝当布が膝頭と、膝上および膝下とを連続して覆い、膝上緊締帯が膝当布の上から着用者の膝上を締め付けるので、膝頭および膝頭の周囲を隙間なく覆うことができ、保温性に優れる。また、膝上緊締帯は膝当布の上に巻き付けるように、着用者の大腿の前側に固定されるので、着用者自身が容易に装着することができる。
また、本発明の第1の態様の膝サポータにおいて、前記膝当布は、前記脚裏布と分離されて上方に延伸する上伸部を有し、前記膝上緊締帯は、前記上伸部の上にも重ねて巻き付けられてもよい。
この構成によれば、膝上緊締帯を大きくして、着用者の膝上にしっかりと保持されるようにしても、上伸部を脚裏布から分離するので、着用者が脚を挿入する筒を短いものにできる。これによって、膝サポータは、保温性や装着感に優れていながら、容易に装着できる。
また、本発明の第1の態様の膝サポータにおいて、着用者の大腿裏側を覆ように延伸した前記脚裏布と、前記膝当布から、前記脚裏布と分離されて着用者の大腿前部に延伸する上伸部と、前記脚裏布の大腿側部から延伸し、前記上伸部の上に重ねて巻き付けるようにして着用者の大腿を締め付ける大腿緊締帯と、からなり、着用者の大腿を取り囲んで締め付ける大腿固定手段をさらに有してもよい。
この構成によれば、大腿固定手段で着用者の大腿をさらに締め付けるので、膝サポータはより一層ずれ落ちにくくなる。また、大腿固定手段は、膝当布の上伸部と脚裏布とが分離されており、筒状に形成されていないので、着用者が脚を挿入することを阻害しない。また、上伸部は、脚裏布と分離されているので、大腿緊締帯で着用者の大腿を締め付けたときにひだ寄せして折り重ねられることがなく、装着感が良好である。
また、本発明の第1の態様の膝サポータにおいて、前記膝上緊締帯は、前記膝当布の両側部に設けられ、互いにおよび前記膝当布に対して着脱可能な着脱手段を有してもよい。
この構成によれば、着用者は、両膝上緊締帯を膝上前側で固定することになるので作業が容易であり、しっかりと固定できる。さらに膝上緊締帯を膝当布に片側ずつ順番に固定できれるので、装着がより簡単で強く締め付けることができる。
また、本発明の第1の態様の膝サポータにおいて、着用者の膝、膝上および膝下の両側に沿うように、前記膝当布および前記脚裏布の両側部に固定されたばね部材を有してもよい。
この構成によれば、ばね部材の弾性によって膝の屈伸を補助することができる。
また、本発明の第1の態様の膝サポータにおいて、前記膝上固定手段および前記膝下固定手段は、膝窩を露出する開口を形成してもよい。
この構成によれば、膝を曲げたときに、膝の裏に挟み込まれて、屈伸を阻害したり装着者に違和感を与えることがない。
また、本発明による膝サポータの第2の態様は、着用者の膝上および膝下を取り囲んで締め付ける膝サポータ本体と、伸縮性の材料で形成され、着用者の膝頭の下縁に接するように前記本体に貼着される中央部、および、前記中央部から両側に延伸して前記膝サポータ本体の膝上の両側部または裏側に着脱可能な側帯部からなる補助ベルトと、を有するものとする。
この構成によれば、サポータ本体の膝下部分と膝上部分とが、補助ベルトによって互いに引っ張り合うことで膝サポータ本体のずり落ちを防止できる。また、補助ベルトは、膝頭の下縁から膝の側部を通って膝上固定手段に至るので、膝を曲げたときに膝窩に挟み込まれることがなく、屈伸を阻害したり装着者に違和感を与えることがない。また、補助ベルトで着用者の膝下部を引っ張り上げるように圧迫して、関節の痛みを和らげる作用もある。
また、本発明の第2の態様の膝サポータにおいて、前記膝サポータ本体は、前記補助ベルトが貼着される位置に、前記補助ベルトの前記中央部と略合致するように形成された弾性パッドが取り付けられていてもよい。
この構成によれば、補助ベルトによる圧迫を弾性パッドが緩和し、また、転倒時には膝頭を保護することができる。
また、本発明の第2の態様の膝サポータにおいて、前記補助ベルトは、両端部が前記中央部から斜め上方に延伸する略V字型に形成されていてもよい。
この構成によれば、補助ベルトは、膝頭の下縁のから膝の側部を通って大腿に至るように膝サポータ本体にぴったりと装着するために過度の伸縮性が要求されないので、弾性係数の大きな材料で形成できる。これによって、補助ベルトは、少ない延伸量で大きな張力を発揮することができ、効果的に膝サポータのずり落ちを防止できる。
また、本発明によれば、着用者の膝上および膝下を締め付ける膝サポータ本体に着脱可能な膝サポータ用補助ベルトは、伸縮性の材料からなり、着用者の膝頭の下縁に適合するように形成され、裏面に前記膝サポータの表面に着脱自在な着脱手段が設けられた中央部と、前記中央部の両側から大腿側部に向かってそれぞれ斜め上方に延伸し、少なくとも両先端の裏面に前記膝サポータの表面に着脱自在な着脱手段が設けられた側帯部と、からなるものとする。
この構成によれば、膝サポータの膝上部および膝下部が、補助ベルトによって互いに引っ張り合うことで膝サポータのずり落ちを防止できる。補助ベルトは、膝頭の下縁から膝の側部を通って膝上固定手段に至るので、膝を曲げたときに膝窩に挟み込まれることがなく、屈伸を阻害したり装着者に違和感を与えることがない。
以上のように、本発明の膝サポータは、膝上緊締帯を膝当布の膝上布部に巻き付けて膝上を締め付けて固定するので、膝頭周辺に隙間ができず、保温性に優れる。また、本発明の補助ベルトは、膝頭の下縁から膝の側部を通って膝上固定手段に至るので、膝サポータのずり落ちを防止しながら、膝窩に挟み込まれることがなく、屈伸を阻害したり装着者に違和感を与えることがない。
これより、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1および図2に、本発明の一つの実施形態である膝サポータ1を開いた状態を、そして、図3および4に膝サポータ1を人体に装着した状態を示す。
図1および図2に、本発明の一つの実施形態である膝サポータ1を開いた状態を、そして、図3および4に膝サポータ1を人体に装着した状態を示す。
膝サポータ(本体)1は、表面が起毛された伸縮性のあるニット生地を縫製してなり、着用者の膝頭と膝下および膝上の前面とを覆い、さらに大腿前部に延伸する上伸部2aを有する膝当布2と、膝当布2の膝上両側部を接続し、着用者の膝上および大腿の裏側を覆う脚裏布3と、膝当布2および脚裏布3の側部に固定されたコイルボーン(ばね部材)4と、膝当布2の膝下両側部から延伸して着用者の膝下を取り囲んで締め付ける膝下緊締帯5と、膝当布2の膝上両側部から延伸し、膝当布2の膝上部に巻き付けるようにして、膝裏布3と共に、着用者の膝上を取り囲んで締め付ける膝上緊締帯6と、脚裏布3の大腿両側部から延伸し、膝当布2の上伸部2aに巻き付けるようにして、膝裏布3と共に、着用者の大腿を取り囲んで締め付ける大腿緊締帯7とからなる。膝当布2の上伸部2aは、脚裏布3から分離されており、着用者の大腿前部にあてがわれるようになっている。膝下緊締帯5、膝上緊締帯6および大腿緊締帯7は、それぞれ裏面に、膝サポータ1を構成するニット生地の表面に着脱可能な面ファスナ8が縫い付けられている。また、膝当布2の膝下部には、着用者の膝頭の下縁に合致するように形成された弾性パッド9が内面に取り付けられている。
続いて、本実施形態の膝サポータ1の特徴を説明する。
膝サポータ1は、図1および図2のように、膝下緊締帯5、膝上緊締帯6および大腿緊締帯7を開いた状態で、着用者が脚をつま先から挿入し、両手で膝を覆う位置まで引き上げる、いわゆる「穿く」ことで所定の位置にあてがわれる。このとき、膝サポータ1は、膝当布2および脚裏布3の膝上部分だけが短い筒状をなしており、膝上緊締帯6で締め付けられる前は着用者の脚に比べて周長が長い。筒状部分が短いために、着用者は容易につま先から脚を挿入することができ、筒状部分の径が大きいために、小さな力で所定の位置まで引き上げることができる。よって、筋力やバランス感覚が衰えた老人や、手足の不自由な人でも、容易に膝サポータ1を所定の位置に穿くことができる。
膝サポータ1は、図1および図2のように、膝下緊締帯5、膝上緊締帯6および大腿緊締帯7を開いた状態で、着用者が脚をつま先から挿入し、両手で膝を覆う位置まで引き上げる、いわゆる「穿く」ことで所定の位置にあてがわれる。このとき、膝サポータ1は、膝当布2および脚裏布3の膝上部分だけが短い筒状をなしており、膝上緊締帯6で締め付けられる前は着用者の脚に比べて周長が長い。筒状部分が短いために、着用者は容易につま先から脚を挿入することができ、筒状部分の径が大きいために、小さな力で所定の位置まで引き上げることができる。よって、筋力やバランス感覚が衰えた老人や、手足の不自由な人でも、容易に膝サポータ1を所定の位置に穿くことができる。
着用者は、膝サポータ1を膝を覆う所定の位置に穿いた後、膝下緊締帯5、膝上緊締帯6および大腿緊締帯7で、それぞれ、膝下、膝上および大腿を締め付ける必要がある。着用者が膝を曲げて座った状態では、膝下緊締帯5は、脛の裏側、つまり、着用者自身にとって手前側で貼着されることになり、着用者に過度の負担を強いることがない。また、膝上緊締帯6および膝上緊締帯7は、着用者の太ももの上側、つまり、着用者にとって手前側で容易に貼着される。さらに、着用者は、先ず、片側の膝上緊締帯6を膝当布2に対して貼着してから、反対側の膝上緊締帯6を先に貼着した膝上緊締帯6の上に重ねて貼着できる。このため、着用者は、膝上緊締帯6を片側ずつ引っ張って上伸部2aに貼着し、膝上を強い力で締め付けることができる。
また、着用者は、膝上緊締帯6と同様に、大腿緊締帯7を片側ずつ貼着して、大腿を強く締め付けることもできる。さらに、上伸部2aが脚裏布3と分離されているため、大腿緊締帯7を締め付けたときに、上伸部2aはひだ寄せされることなく着用者の大腿前部に拡げられた状態を維持することができる。これによって、上伸部2aが着用者の大腿に均等に密着して良好な装着感が得られる。
コイルボーン4は、その弾性によって膝の屈伸を補助する。また、コイルボーン4は、膝サポータ1を装着する課程において、脚裏布3の上部や大腿緊締帯7が下方に垂れ下がって着用し難くなるのを防ぐ作用もある。
また、図4に示すように、膝サポータ1が人体に装着された状態で、膝下緊締部5および膝上緊締部6は、膝窩を露出させる開口を形成している。これによって、着用者が膝を曲げたときに、膝の裏に挟み込まれるものがなく、違和感等を与えることがない。
さらに、本実施形態の膝サポータ1には、図5に示す補助ベルト10を装着することができる。補助ベルト10は、膝サポータ1と同じ伸縮性のあるニット生地で形成されており、膝サポータ1の弾性パッド9に合致するように形成され、裏面に面ファスナ8が縫い付けられた中央部11と、中央部11の両側からそれぞれ約45°斜め上方に延伸し、中央と先端の裏面に面ファスナ8が縫い付けられた側帯部12とからなる。
図6および図7に示すように、補助ベルト10は、中央部11が膝サポータ1の弾性パッド9の上に貼着され、側帯部12が膝頭の側部を通って大腿裏側に延伸し、脚裏布3に面ファスナ8で貼着される。このとき、補助ベルト10の側帯部12は、長手方向に引き延ばされるようにして張力を与えるように貼着される。
これにより、膝サポータ1は、膝下の部分と膝上の部分とが補助ベルト10を介して互いに引っ張り合うことで、ずり落ちにくくなる。さらに、着用者の下腿を引っ張り上げることで、膝関節の痛みを和らげる効果もある。
また、補助ベルト10は、着用者の膝窩を覆わないので、膝を曲げたときに膝の裏側に挟み込まれることがなく、着用者に違和感を与えたり屈伸を阻害することがない。
尚、補助ベルト10は、中央部11を面ファスナ8によって膝サポータ1に貼着するのではなく、膝当布2に予め縫い付けてあってもよい。また、弾性パッド9は、膝当布2ではなく、補助ベルト10に縫い付けてあってもよい。
さらに、補助ベルト10は、上記の膝サポータ1だけでなく、従来の筒状のニット生地からなる膝サポータなどのずり落ちを防止するために使用することもできる。
本実施形態の膝サポータ1は、脚裏布3と膝上緊締帯6とで膝上を締め付ける膝上固定手段を構成し、独立して、脚裏布3と大腿緊締帯7とで大腿を締め付ける大腿固定手段を構成しているが、独立した大腿固定手段を設けることなく、膝上緊締帯6を上方に延伸して、膝当布2の上伸部2aの上に巻き付けられるようにしてもよい。だだし、膝上緊締部6を大腿緊締部7のように大きくすると、膝上を強く締め付けることが容易でなくなるので、着用者の大腿まで緊締したい場合は、膝上を締め付ける膝上緊締帯6と、大腿を締め付ける大腿緊締帯7とを別に設けることが好ましい。
1 膝サポータ(本体)
2 膝当布
2a 上伸部
3 脚裏布
4 コイルボーン(ばね部材)
5 膝下緊締帯
6 膝上緊締帯
7 大腿緊締帯
8 面ファスナ
9 弾性パッド
10 補助ベルト
11 中央部
12 側帯部
2 膝当布
2a 上伸部
3 脚裏布
4 コイルボーン(ばね部材)
5 膝下緊締帯
6 膝上緊締帯
7 大腿緊締帯
8 面ファスナ
9 弾性パッド
10 補助ベルト
11 中央部
12 側帯部
Claims (10)
- 着用者の膝頭と、膝上および膝下の前面を覆う膝当布と、
着用者の膝上を取り囲んで締め付ける膝上固定手段と、
着用者の膝下を取り囲んで締め付ける膝下固定手段と、を有し、
前記膝上固定手段は、前記膝当布の膝上両側部に接続し、着用者の膝上の裏側を覆う脚裏布と、
前記膝当布の膝上両側部から延伸し、前記膝当布の上に重ねて巻き付けるようにして、前記脚裏布と共に着用者の膝上を締め付ける膝上緊締帯と、を有することを特徴とする膝サポータ。 - 前記膝当布は、前記脚裏布と分離されて上方に延伸する上伸部を有し、
前記膝上緊締帯は、前記上伸部の上にも重ねて巻き付けられることを特徴とする請求項1に記載の膝サポータ。 - 着用者の大腿裏側を覆ように延伸した前記脚裏布と、
前記膝当布から、前記脚裏布と分離されて着用者の大腿前部に延伸する上伸部と、
前記脚裏布の大腿側部から延伸し、前記上伸部の上に重ねて巻き付けるようにして着用者の大腿を締め付ける大腿緊締帯と、からなり、着用者の大腿を取り囲んで締め付ける大腿固定手段をさらに有することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の膝サポータ。 - 前記膝上緊締帯は、前記膝当布の両側部に設けられ、互いにおよび前記膝当布に対して着脱可能な着脱手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の膝サポータ。
- 着用者の膝、膝上および膝下の両側に沿うように、前記膝当布および前記脚裏布の両側部に固定されたばね部材を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の膝サポータ。
- 前記膝上固定手段および前記膝下固定手段は、膝窩を露出する開口を形成することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の膝サポータ。
- 着用者の膝上および膝下を取り囲んで締め付ける膝サポータ本体と、
伸縮性の材料で形成され、着用者の膝頭の下縁に接するように前記本体に貼着される中央部、および、前記中央部から両側に延伸して前記膝サポータ本体の膝上の両側部または裏側に着脱可能な側帯部からなる補助ベルトと、を有することを特徴とする膝サポータ。 - 前記膝サポータ本体は、前記補助ベルトが貼着される位置に、前記補助ベルトの前記中央部と略合致するように形成された弾性パッドが取り付けられていることを特徴とする請求項7に記載の膝サポータ。
- 前記補助ベルトは、両端部が前記中央部から斜め上方に延伸する略V字型に形成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の膝サポータ。
- 着用者の膝上および膝下を締め付ける膝サポータ本体に着脱可能であり、
伸縮性の材料からなり、
着用者の膝頭の下縁に適合するように形成され、裏面に前記膝サポータ本体の表面に着脱自在な着脱手段が設けられた中央部と、
前記中央部の両側から大腿側部に向かってそれぞれ斜め上方に延伸し、少なくとも両先端の裏面に前記膝サポータの表面に着脱自在な着脱手段が設けられた側帯部と、からなることを特徴とする膝サポータ用補助ベルト。
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