JP2007169810A - ジーンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】前面側から見た場合だけでなく、背面側から見た場合であっても、着用者の足を実際よりも細長く見せることのできるジーンズを提供する。
【解決手段】前身頃110と後身頃120を筒状に縫合することによってジーンズの足被覆部を形成し、前身頃110と後身頃120の内股寄りの継ぎ目α1が足被覆部の前面側に現れ、後身頃120の両側端から所定距離を隔てた箇所に後身頃120の長手方向に沿って形成された擬似継ぎ目α2が足被覆部の背面側に現れるようにした。
【選択図】図3
【解決手段】前身頃110と後身頃120を筒状に縫合することによってジーンズの足被覆部を形成し、前身頃110と後身頃120の内股寄りの継ぎ目α1が足被覆部の前面側に現れ、後身頃120の両側端から所定距離を隔てた箇所に後身頃120の長手方向に沿って形成された擬似継ぎ目α2が足被覆部の背面側に現れるようにした。
【選択図】図3
Description
本発明は、着用者の足を実際よりも細長く見せることのできるジーンズに関する。
ジーンズ(ジーンズパンツに同じ。)は、それが量産され始めた19世紀半ば頃には、専ら作業着として着用されていたが、ジーンズ姿の俳優がスクリーンに映し出される機会が多くなった20世紀半ば頃から、街着として着用する人が急速に増え始め、現在では、お洒落に欠かせない重要なアイテムの1つとなっている。ジーンズの各メーカは、ジーンズの穿きやすさや堅牢さだけでなく、そのデザインにも気を配るようになり、デザインに様々な趣向を凝らしたジーンズを発売するようになっている。
例えば、前身頃と後身頃を筒状に縫合することによって足被覆部を形成したジーンズであって、前身頃と後身頃の内股寄りの継ぎ目が足被覆部の前面側に現れるようにデザインされたジーンズ(例えば特許文献1を参照。)が発売されている。これにより、着用者の足を実際よりも細長く見せることができるようになる。
また、前身頃と中身頃と後身頃とを筒状に縫合することによって足被覆部を形成したジーンズであって、前身頃と中身頃の継ぎ目が足被覆部の前面側に現れ、後身頃と中身頃の継ぎ目が足被覆部の背面側に現れるようにデザインされたジーンズ(例えば、特許文献2を参照。)も提案されている。これによっても、着用者の足を実際よりも細長く見せることができるようになる。
これらのジーンズは、自分のスタイルをよく見せたいという消費者の要望にマッチしたものとなっており、今後、さらなる需要の拡大が期待されるものではあったが、以下のような欠点を有していた。すなわち、前者のジーンズでは、着用者の足が実際よりも細長く見えるという視覚効果は、着用者を前面側から見た場合にのみに得られるのであって、着用者を背面側から見た場合には得ることができなかった。
これに対し、後者のジーンズは、前面側から見た場合だけでなく、背面側から見た場合であっても、着用者の足を実際よりも細長く見せることのできるものではあったが、身頃の枚数が多く、複雑な工程を経なければ製造できないものとなっていた。このため、後者のジーンズでは、製造コストが高くなるばかりか、ジーンズ本来の堅牢さが損なわれるおそれもあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、前面側から見た場合だけでなく、背面側から見た場合であっても、着用者の足を実際よりも細長く見せることのできるジーンズを提供することを目的とする。また、使用する身頃の枚数を少なく抑えることができ、製造コストの増加を抑えることのできるジーンズを提供することも本発明の目的である。さらに、堅牢なジーンズを提供することも本発明の目的である。
上記課題は、前身頃と後身頃を筒状に縫合することによって足被覆部を形成したジーンズであって、前身頃と後身頃の内股寄りの継ぎ目α1が足被覆部の前面側に現れ、後身頃の両側端から所定距離を隔てた箇所に後身頃の長手方向に沿って形成された擬似継ぎ目α2が足被覆部の背面側に現れるようにデザインされたジーンズを提供することによって解決される。
これにより、ジーンズの着用者を前面側から見た場合には、継ぎ目α1を内股線と錯覚させ、ジーンズの着用者を背面側から見た場合には、擬似継ぎ目α2を内股線と錯覚させることが可能になる。したがって、前面側から見た場合だけでなく、背面側から見た場合であっても、着用者の足を実際よりも細長く見せることができるようになる。また、身頃の枚数を抑えることができるので、ジーンズの製造コストを削減するだけでなく、ジーンズ本来の堅牢さを維持することも可能になる。
ここで、「内股線」とは、ジーンズの足被覆部を前後方向に扁平となるように押し潰した際に形成される1対の折り目のうち、内股に近い方の折り目に一致する線を意味する。図1の例では、L1が内股線となっている。これに対し、ジーンズの足被覆部を前後方向に扁平となるように押し潰した際に形成される1対の折り目のうち、内股から遠い方の折り目に一致する線を「外股線」と呼ぶ。図1の例では、L2が外股線となっている。
擬似継ぎ目α2は、目視できる程度の筋状のものであれば特に限定されないが、ピンタックによって形成されたものであると好ましい。これにより、擬似継ぎ目α2を目立ちやすくして、内股線と錯覚させやすくすることが可能になる。また、擬似継ぎ目α2の部分であたかも2枚の生地が重なっているかのように見せることも可能になる。したがって、ジーンズを見た人に、該ジーンズが緻密に製造されたものであるという印象を与えることも可能になる。
擬似継ぎ目α2を形成するピンタックは、後身頃に折り目を形成しただけのものであってもよいが、芯糸を他の糸で後身頃のうら面に縫い付けることによって形成されたものであると好ましい。これにより、擬似継ぎ目α2を本物の継ぎ目にさらに似せるだけでなく、ピンタックの形が崩れるのを防止することも可能になる。
芯糸の太さは、特に限定されないが、細くしすぎると、ピンタックが目立たなくなるおそれがある。このため、芯糸の太さは、通常、1000テックス以上に設定される。芯糸の太さは、1500テックス以上であると好ましく、2000テックス以上であるとより好ましい。一方、芯糸を太くしすぎると、ピンタックが目立ちすぎてジーンズの見栄えが悪くなるおそれがある。このため、芯糸の太さは、通常、4000テックス以下に設定される。芯糸の太さは、3500テックス以下であると好ましく、3000テックス以下であるとより好ましい。
内股線から擬似継ぎ目α2までの距離D2(図3を参照。)は、ジーンズのサイズなどによって異なり、特に限定されない。しかし、距離D2を短く設定しすぎると、ジーンズの着用者を背面側から見た場合に、足をそれほど細長く見せることができなくなるおそれがある。このため、距離D2は、通常、1cm以上に設定される。距離D2は、3cm以上であると好ましく、5cm以上であるとより好ましい。一方、距離D2を長く設定しすぎると、ジーンズの背面側の見栄えが悪くなるおそれがある。このため、距離D2は、通常、12cm以下に設定される。距離D2は、10cm以下であると好ましく、8cm以下であるとより好ましい。
内股線から継ぎ目α1までの距離D1(図3を参照。)も、ジーンズのサイズなどによって異なり、特に限定されない。しかし、距離D1を短く設定しすぎると、ジーンズの着用者を前面側から見た場合に、足をそれほど細長く見せることができなくなるおそれがある。このため、距離D1は、通常、1cm以上に設定される。距離D1は、2cm以上であると好ましく、3cm以上であるとより好ましい。一方、距離D1を長く設定しすぎると、ジーンズの前面側の見栄えが悪くなるおそれがある。このため、距離D1は、通常、8cm以下に設定される。距離D1は、6cm以下であると好ましく、5cm以下であるとより好ましい。
また、上記課題は、前身頃と後身頃を筒状に縫合することによって足被覆部を形成したジーンズであって、前身頃と後身頃の内股寄りの継ぎ目α1が足被覆部の背面側に現れ、前身頃の両側端から所定距離を隔てた箇所に前身頃の長手方向に沿って形成された擬似継ぎ目α2が足被覆部の前面側に現れるようにデザインされたジーンズを提供することによっても解決される。このジーンズは、擬似継ぎ目α2が足被覆部の前面側に現れて、継ぎ目α1が足被覆部の背面側に現れること以外は、上記のジーンズと略同様の構成のものとなっている。
以上のように、本発明によって、前面側から見た場合だけでなく、背面側から見た場合であっても、着用者の足を実際よりも細長く見せることのできるジーンズを提供することが可能になる。また、使用する身頃の枚数を少なく抑えることができ、製造コストの増加を抑えることのできるジーンズを提供することも可能になる。さらに、堅牢なジーンズを提供することも可能になる。
本発明のジーンズの好適な実施態様を、図面を用いてより具体的に説明する。図1は、前後方向に扁平に押し潰したジーンズ100を前面側から見た状態を示した図である。図2は、前後方向に扁平に押し潰したジーンズ100を背面側から見た状態を示した図である。図3は、図1のジーンズ100をY−Y面で切断した状態を示した断面図である。図4は、図3の針目β2を形成する様子を後身頃120のうら面側から見た状態を示した斜視図である。
1.ジーンズの全体構成
本実施態様のジーンズ100は、図1と図2に示すように、前身頃110と後身頃120を筒状に縫合することによって足被覆部を形成したものとなっており、前身頃110と後身頃120の内股寄りの継ぎ目α1が足被覆部の前面側に現れ、後身頃120の両側端から所定距離を隔てた箇所に後身頃の長手方向に沿って形成された擬似継ぎ目α2が足被覆部の背面側に現れるようにデザインされたものとなっている。以下においては、説明の便宜上、右足用の足被覆部を中心に説明するが、本実施態様のジーンズ100は、右足用の足被覆部と左足用の足被覆部とが略左右対称な構造となっており、右足用の足被覆部について説明した構成は、左足用の足被覆部についても採用することができる。
本実施態様のジーンズ100は、図1と図2に示すように、前身頃110と後身頃120を筒状に縫合することによって足被覆部を形成したものとなっており、前身頃110と後身頃120の内股寄りの継ぎ目α1が足被覆部の前面側に現れ、後身頃120の両側端から所定距離を隔てた箇所に後身頃の長手方向に沿って形成された擬似継ぎ目α2が足被覆部の背面側に現れるようにデザインされたものとなっている。以下においては、説明の便宜上、右足用の足被覆部を中心に説明するが、本実施態様のジーンズ100は、右足用の足被覆部と左足用の足被覆部とが略左右対称な構造となっており、右足用の足被覆部について説明した構成は、左足用の足被覆部についても採用することができる。
2.継ぎ目α1
継ぎ目α1は、図3に示すように、前身頃110の内股寄りの側端と後身頃120の内股寄りの側端とを重ね合わせ、針目β1で互いに縫合することによって形成している。内股線L1から継ぎ目α1までの距離D1は、特に限定されないが、内股線L1から擬似継ぎ目α2までの距離D2よりも長くなると、ジーンズ100の見栄えが悪くなるために、通常、距離D2よりも短く設定される。本実施態様のジーンズ100において、内股線L1から継ぎ目α1までの距離D1は、約4cmに設定されている。
継ぎ目α1は、図3に示すように、前身頃110の内股寄りの側端と後身頃120の内股寄りの側端とを重ね合わせ、針目β1で互いに縫合することによって形成している。内股線L1から継ぎ目α1までの距離D1は、特に限定されないが、内股線L1から擬似継ぎ目α2までの距離D2よりも長くなると、ジーンズ100の見栄えが悪くなるために、通常、距離D2よりも短く設定される。本実施態様のジーンズ100において、内股線L1から継ぎ目α1までの距離D1は、約4cmに設定されている。
このとき、前身頃110と異なる色の糸が前身頃110のおもて面側に表出するように針目β1を形成すると好ましい。これにより、継ぎ目α1をさらに目立たせることが可能になる。本実施態様のジーンズ100においては、2本の糸でしつけ縫いすることによって針目β1を形成しており、黒色の前身頃110のおもて面側に金色の糸が表出するようにしている。このため、継ぎ目α1が目立つだけでなく、ジーンズ100の見栄えがよく、ジーンズ100に気品が漂うようになっている。
針目β1を形成する糸のうち、前身頃110のおもて面側に表出する糸の太さは、特に限定されないが、細くしすぎると、継ぎ目α1が目立たなくなるばかりか、ジーンズ100が継ぎ目α1の部分で裂けやすくなるおそれもある。このため、前身頃110のおもて面側に表出する糸の太さは、通常、20テックス以上に設定される。前身頃110のおもて面側に表出する糸の太さは、50テックス以上であると好ましく、80テックス以上であるとより好ましい。
一方、針目β1を形成する糸のうち、前身頃110のおもて面側に表出する糸を太くしすぎると、継ぎ目α1が目立ちすぎてジーンズ100の見栄えが悪くなるおそれがある。このため、前身頃110のおもて面側に表出する糸の太さは、通常、1000テックス以下に設定される。前身頃110のおもて面側に表出する糸の太さは、500テックス以下であると好ましく、200テックス以下であるとより好ましい。本実施態様のジーンズ100において、前身頃110のおもて面側に表出する糸の太さは、約100テックスに設定されている。
3.擬似継ぎ目α2
擬似継ぎ目α2は、図3に示すように、芯糸T1を針目β2で後身頃120のうら面に縫い付けることによって形成している。内股線L1から擬似継ぎ目α2までの距離D2は、約6cmに設定されている。本実施態様のジーンズ100において、針目β2は、図4に示すように、針糸T2,T3とルーパ糸T4とでカバーステッチ(片面飾り縫いや二重環下飾り縫いとも呼ばれる。)することによって形成しており、JISL0120「ステッチ形式の分類と表示記号」における表示記号402で規定される縫い方によって形成している。
擬似継ぎ目α2は、図3に示すように、芯糸T1を針目β2で後身頃120のうら面に縫い付けることによって形成している。内股線L1から擬似継ぎ目α2までの距離D2は、約6cmに設定されている。本実施態様のジーンズ100において、針目β2は、図4に示すように、針糸T2,T3とルーパ糸T4とでカバーステッチ(片面飾り縫いや二重環下飾り縫いとも呼ばれる。)することによって形成しており、JISL0120「ステッチ形式の分類と表示記号」における表示記号402で規定される縫い方によって形成している。
芯糸T1や針糸T2,T3やルーパ糸T4の種類は特に限定されず、紡績糸とフィラメント糸のいずれであってもよい。本実施態様のジーンズ100においては、芯糸T1として、太さが約2400テックスのポリエステル糸を用いており、針糸T2,T3とルーパ糸T4として、太さが約20テックスの綿糸を用いている。
また、本実施態様のジーンズ100においては、図3に示すように、擬似継ぎ目α2に沿って針目β3を形成しており、擬似継ぎ目α2をさらに目立ちやすくしている。針目β3は、後身頃120と異なる色の糸が後身頃120のおもて面側に表出するように形成すると好ましい。これにより、擬似継ぎ目α2をさらに目立たせることが可能になる。本実施態様のジーンズ100においては、2本の糸でしつけ縫いすることによって針目β3を形成しており、黒色の後身頃120のおもて面側に茶色の糸が表出するようにしている。このため、擬似継ぎ目α2が目立つだけでなく、ジーンズ100の見栄えがよく、ジーンズ100に気品が漂うようになっている。
針目β3を形成する糸のうち、後身頃120のおもて面側に表出する糸の太さは、特に限定されないが、細くしすぎると、擬似継ぎ目α2が目立たなくなるおそれがある。このため、後身頃110のおもて面側に表出する糸の太さは、通常、20テックス以上に設定される。前身頃110のおもて面側に表出する糸の太さは、50テックス以上であると好ましく、80テックス以上であるとより好ましい。
一方、針目β3を形成する糸のうち、後身頃120のおもて面側に表出する糸を太くしすぎると、擬似継ぎ目α2が目立ちすぎてジーンズ100の見栄えが悪くなるおそれがある。このため、後身頃120のおもて面側に表出する糸の太さは、通常、1000テックス以下に設定される。後身頃120のおもて面側に表出する糸の太さは、500テックス以下であると好ましく、200テックス以下であるとより好ましい。本実施態様のジーンズ100において、後身頃120のおもて面側に表出する糸の太さは、約100テックスに設定されている。
4.継ぎ目α3
前身頃110と後身頃120の外股寄りの継ぎ目α3は、図3に示すように、前身頃110の外股寄りの側端と後身頃120の外股寄りの側端とを重ね合わせ、針目β4で互いに縫合することによって形成している。本実施態様のジーンズ100において、継ぎ目α3は、外股線L2と一致するように設けているが、外股線L2から前後方向にずらした位置に設けてもよい。
前身頃110と後身頃120の外股寄りの継ぎ目α3は、図3に示すように、前身頃110の外股寄りの側端と後身頃120の外股寄りの側端とを重ね合わせ、針目β4で互いに縫合することによって形成している。本実施態様のジーンズ100において、継ぎ目α3は、外股線L2と一致するように設けているが、外股線L2から前後方向にずらした位置に設けてもよい。
5.その他の実施態様
続いて、本発明のジーンズの他の実施態様について説明する。図5は、他の実施態様のジーンズを図1におけるY−Y面に相当する面で切断した状態を示した断面図である。他の実施態様のジーンズを前面側から見た図は、図1と略同様であり、他の実施態様のジーンズを前面側から見た図は、図2と略同様である。
続いて、本発明のジーンズの他の実施態様について説明する。図5は、他の実施態様のジーンズを図1におけるY−Y面に相当する面で切断した状態を示した断面図である。他の実施態様のジーンズを前面側から見た図は、図1と略同様であり、他の実施態様のジーンズを前面側から見た図は、図2と略同様である。
他の実施態様のジーンズは、図5に示すように、前身頃110と後身頃120を筒状に縫合することによって足被覆部を形成したものとなっており、前身頃110と後身頃120の内股寄りの継ぎ目α1が足被覆部の背面側に現れ、前身頃110の両側端から所定距離を隔てた箇所に前身頃110の長手方向に沿って形成された擬似継ぎ目α2が足被覆部の前面側に現れるようにデザインされたものとなっている。他の実施態様のジーンズにおいて、継ぎ目α1や擬似継ぎ目α2などの詳細な構成は、前実施態様のジーンズ100に倣った構成を採用することができる。
6.用途
本発明は、その用途を特に限定されず、いわゆるストレートカットジーンズ、ブーツカットジーンズ、ベルボトムジーンズ、フレアジーンズ、ローライズジーンズ、クロップドジーンズ、ロールアップジーンズといった各種のジーンズに採用することができる。また、ペインターパンツやオーバーオールなど、特殊な形態のジーンズに採用することもできる。
本発明は、その用途を特に限定されず、いわゆるストレートカットジーンズ、ブーツカットジーンズ、ベルボトムジーンズ、フレアジーンズ、ローライズジーンズ、クロップドジーンズ、ロールアップジーンズといった各種のジーンズに採用することができる。また、ペインターパンツやオーバーオールなど、特殊な形態のジーンズに採用することもできる。
100 ジーンズ
110 前身頃
111 前身頃(右足用)
112 前身頃(左足用)
120 後身頃
121 後身頃(右足用)
122 後身頃(右足用)
α1 前身頃と後身頃の内股寄りの継ぎ目
α2 擬似継ぎ目
α3 前身頃と後身頃の外股寄りの継ぎ目
β1 針目(継ぎ目α1装飾用)
β2 針目(継ぎ目α2形成用)
β3 針目(継ぎ目α2装飾用)
β4 針目(継ぎ目α3形成用)
D1 内股線L1から継ぎ目α1までの距離
D2 内股線L1から擬似継ぎ目α2までの距離
L1 内股線
L2 外股線
T1 芯糸
T2 針糸
T3 針糸
T4 ルーパ糸
110 前身頃
111 前身頃(右足用)
112 前身頃(左足用)
120 後身頃
121 後身頃(右足用)
122 後身頃(右足用)
α1 前身頃と後身頃の内股寄りの継ぎ目
α2 擬似継ぎ目
α3 前身頃と後身頃の外股寄りの継ぎ目
β1 針目(継ぎ目α1装飾用)
β2 針目(継ぎ目α2形成用)
β3 針目(継ぎ目α2装飾用)
β4 針目(継ぎ目α3形成用)
D1 内股線L1から継ぎ目α1までの距離
D2 内股線L1から擬似継ぎ目α2までの距離
L1 内股線
L2 外股線
T1 芯糸
T2 針糸
T3 針糸
T4 ルーパ糸
Claims (7)
- 前身頃と後身頃を筒状に縫合することによって足被覆部を形成したジーンズであって、前身頃と後身頃の内股寄りの継ぎ目α1が足被覆部の前面側に現れ、後身頃の両側端から所定距離を隔てた箇所に後身頃の長手方向に沿って形成された擬似継ぎ目α2が足被覆部の背面側に現れるようにデザインされたジーンズ。
- 擬似継ぎ目α2が、ピンタックによって形成された請求項1記載のジーンズ。
- 前記ピンタックが、芯糸を他の糸で後身頃のうら面に縫い付けることによって形成された請求項2記載のジーンズ。
- 芯糸の太さが1000〜4000テックスに設定された請求項3記載のジーンズ。
- 内股線から擬似継ぎ目α2までの距離が1〜12cmに設定された請求項1〜4いずれか記載のジーンズ。
- 内股線から継ぎ目α1までの距離が1〜8cmに設定された請求項1〜5いずれか記載のジーンズ。
- 前身頃と後身頃を筒状に縫合することによって足被覆部を形成したジーンズであって、前身頃と後身頃の内股寄りの継ぎ目α1が足被覆部の背面側に現れ、前身頃の両側端から所定距離を隔てた箇所に前身頃の長手方向に沿って形成された擬似継ぎ目α2が足被覆部の前面側に現れるようにデザインされたジーンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005366736A JP2007169810A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | ジーンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005366736A JP2007169810A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | ジーンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007169810A true JP2007169810A (ja) | 2007-07-05 |
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ID=38296735
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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-
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- 2005-12-20 JP JP2005366736A patent/JP2007169810A/ja active Pending
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