JP2007168230A - データ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム、及び液滴吐出装置 - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム、及び液滴吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】2次元配列されたノズルに応じて効率的に吐出用データを配列することを目的とする。
【解決手段】ラスタデータをシリアル−パラレル変換&分配部12の一時レジスタに格納してキャッシュブロックに分配することによって、2次元配列されたノズルの駆動タイミング毎に組み分けし、各キャッシュブロックに対応するDRAMブロック22にデータを格納する。DRAMブロック22は、キャッシュブロックに対応するビット長、ノズル配列に応じて定めたワード長とし、1印字クロック毎にアドレスを1つシフトする。そして、ワード長分の印字クロック後に各DRAMブロック22からデータを取り出して、パラレル−シリアル変換&統合部16で再度シリアルデータ化する。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム、及び液滴吐出装置にかかり、特に、液滴を吐出するノズルの配列に応じて吐出用データの配列を並び替えるデータ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム、及び液滴吐出装置に関する。
圧電素子を用いて液滴を吐出する液滴吐出装置では、圧電素子のサイズが大きいため、2次元配列して隣り合うノズルをずらして配列し、高解像度化を図るようにするものが提案されている。
例えば、インクジェットプリンタでは、高速化を目的としてプリントヘッドは長尺化(多ノズル化)の傾向に進んでおり、上述のようにノズルを2次元配列して高解像度化を図っている。従って、このようなインクジェットプリンタでは、2次元配列によって各ノズルに対応するデータの出力タイミングがずれてしまうので、タイミングを合わせてデータを並べ替える必要があり、効率的にデータの並べ替えを行わなければ、多大なメモリ量や、非常に高速な演算回路が必要となってしまう。
このような液滴吐出装置に類別されるインクジェットプリンタでは、一般的にはプリンタドライバで画像処理された画像データがラスタデータ又はラスタデータに類似した単純なデータフォーマットであることが多い。従って、プリンタコントローラはラスタデータ等の単純なデータフォーマットで受け取った画像データを、プリントヘッドの2次元配列されたノズル並びに合わせて画像データの並び替えを行う必要がある。
ところで、画像データの並べ替えの技術としては、例えば、特許文献1や特許文献2に記載の技術が提案されている。
特許文献1に記載の技術では、複数の吐出ノズルを有する印刷ヘッドにおいて、水平方向におけるノズルピッチをP(インチ)とした際に、垂直方向におけるノズルピッチが7p/4(インチ)のノズル配置で、縦方向の解像度を8/7倍して1行おきに1/2ドット幅ずれたドット配置にデータを変換することが提案されている。
また、特許文献2に記載の技術では、異なる画像処理係の出力タイミングを調整するためにFIFO(First In First Out)メモリを使って遅延させながらデータの出力タイミングを調整することが提案されている。
特開2003−1808号公報 特開2005−59256号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の技術では、インクジェットプリンタのノズル配列に応じたデータの並べ替えについて詳細に記載されておらず、効率的なデータの並べ替えが可能か否か定かではない。
本発明は、上記考慮して成されたもので、2次元配列されたノズルに応じて効率的に吐出用データを配列することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載のデータ処理装置は、液滴を吐出するノズルが2次元配列されたヘッドを備えた液滴吐出装置の前記ノズルから液滴を吐出するための吐出用データを配列するデータ処理装置であって、液滴の吐出タイミングが同じノズルに対応する前記吐出用データ毎に組み分けする組分手段と、前記組分手段によって組み分けされた前記吐出用データ毎に設けられ、前記組分手段によって組み分けされた各前記吐出用データのデータ数をビット長とし、各吐出タイミングに応じて予め定めた数をワード長として、液滴吐出タイミング毎に前記組分手段によって組み分けされた各前記吐出用データを格納すると共に、以前に格納した前記吐出用データのワード長のアドレスを1つシフトする複数の格納手段と、前記ワード長に対応する時間経過後に、それぞれの前記格納手段から前記吐出用データを取り出して統合する統合手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、組分手段では、液滴の吐出タイミングが同じノズルに対応する吐出用データ毎に組み分けが行われる。
複数の格納手段は、組分手段によって組み分けされた吐出用データ毎に設けられ、組分手段によって組み分けされた各吐出用データのデータ数をビット長とし、各吐出タイミングに応じて予め定めた数を数をワード長として、液滴吐出タイミング毎に組分手段によって組み分けされた各吐出用データが格納されると共に、以前に格納した吐出用データのワード長のアドレスが1シフトされる。
そして、統合手段では、ワード長に対応する時間経過後に、それぞれの格納手段からデータを取り出して統合される。すなわち、組分手段によって組み分けされた各吐出用データの吐出タイミングに応じて格納手段のワード長が予め定められているので、統合手段によって取り出される際(例えば、ワード長に対応するクロック数等で定められる時間経過後)には、吐出タイミングがノズル配列に合わされた状態で取り出されて統合され、吐出用データの配列を2次元配列されたノズルに応じた配列にすることができる。
従って、吐出用データを組み分けして格納し、格納したアドレスを1つずつシフトしてワード長に対応する時間経過後にそれぞれの吐出用データを取り出して統合するだけで、吐出用データの配列を2次元配列されたノズルに応じた配列にすることができるので、2次元配列されたノズルに応じて効率的に吐出用データを配列することができる。
なお、記録ヘッドは、請求項2に記載の発明のように、ノズルがそれぞれ異なるタイミングで液滴を吐出して1ラインを形成するように2次元配列されているものを適用することができる。
また、組分手段は、請求項3に記載の発明のように、記録媒体とヘッドとの相対移動方向に直交する方向の位置が同じノズルに対応する吐出用データ毎に組み分けすることによって、液滴の吐出タイミングが同じノズルに対応する吐出用データ毎に組分けすることが可能である。
また、統合手段は、請求項4に記載の発明のように、それぞれの格納手段に格納されているワード長のアドレスが最大の吐出用データを取り出して統合することによって、吐出用データの配列を2次元配列されたノズルに応じた配列にすることが可能となる。
また、格納手段は、請求項5に記載の発明のように、DRAM、FIFOメモリ、シフトレジスタ、又はフィールドプログラマブルゲートアレイなどを適用するようにしてもよい。
請求項6に記載のデータ処理方法は、液滴を吐出するノズルが2次元配列されたヘッドを備えた液滴吐出装置の前記ノズルから液滴を吐出するための吐出用データを配列するデータ処理方法であって、液滴の吐出タイミングが同じノズルに対応する前記吐出用データ毎に組み分けする組分ステップと、前記組分ステップで組み分けした前記吐出用データ毎に設けられ、前記組分ステップで組み分けした各前記吐出用データのデータ数をビット長とし、各吐出タイミングに応じて予め定めた数をワード長とした複数の格納手段に、液滴吐出タイミング毎に前記組分ステップで組み分けした各前記吐出用データを格納すると共に、以前に格納した前記吐出用データのワード長のアドレスを1つシフトする格納ステップと、前記ワード長に対応する時間経過後に、それぞれの前記格納手段から前記吐出用データを取り出して統合する統合ステップと、を備えることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、組分ステップでは、液滴の吐出タイミングが同じノズルに対応する吐出用データ毎に組み分けを行う。
格納ステップでは、組分ステップで組み分けした吐出用データ毎に設けられ、組分ステップで組み分けした各吐出用データのデータ数をビット長とし、各吐出タイミングに応じて予め定めた数をワード長とした複数の格納手段に、液滴吐出タイミング毎に組分ステップで組み分けした吐出用データをそれぞれ格納すると共に、以前に格納した吐出用データのワード長のアドレスを1シフトする。
そして、統合ステップでは、ワード長に対応する時間経過後に、格納ステップで格納した吐出用データをそれぞれ取り出して統合する。すなわち、組分ステップで組み分けした各吐出用データの吐出タイミングに応じてワード長が予め定められているので、統合ステップで吐出用データを取り出す際(例えば、ワード長に対応するクロック数等で定められる時間経過後)には、吐出タイミングがノズル配列に合わされた状態で取り出されて統合され、吐出用データの配列を2次元配列されたノズルに応じた配列にすることができる。
従って、吐出用データを組み分けして格納し、格納したアドレスを1つずつシフトしてワード長に対応する時間経過後にそれぞれの吐出用データを取り出して統合するだけで、吐出用データの配列を2次元配列されたノズルに応じた配列にすることができるので、2次元配列されたノズルに応じて効率的に吐出用データを配列することができる。
請求項7に記載のデータ処理プログラムは、液滴を吐出するノズルが2次元配列されたヘッドを備えた液滴吐出装置の前記ノズルから液滴を吐出するための吐出用データを配列する処理をコンピュータに実行させるデータ処理プログラムであって、液滴の吐出タイミングが同じノズルに対応する前記吐出用データ毎に組み分けする組分ステップと、前記組分ステップで組み分けした前記吐出用データ毎に設けられ、前記組分ステップで組み分けした各前記吐出用データのデータ数をビット長とし、各吐出タイミングに応じて予め定めた数をワード長とした複数の格納手段に、液滴吐出タイミング毎に前記組分ステップで組み分けした各前記吐出用データを格納すると共に、以前に格納した前記吐出用データのワード長のアドレスを1つシフトする格納ステップと、前記ワード長に対応する時間経過後に、それぞれの前記格納手段から前記吐出用データを取り出して統合する統合ステップと、を備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載のデータ処理方法をコンピュータに実行させるデータ処理プログラムとしてる。すなわち、組分ステップでは、液滴の吐出タイミングが同じノズルに対応する吐出用データ毎に組み分けを行い、格納ステップでは、組分ステップで組み分けした吐出用データ毎に設けられ、組分ステップで組み分けした各吐出用データのデータ数をビット長とし、各吐出タイミングに応じて予め定めた数をワード長とした複数の格納手段に、液滴吐出タイミング毎に組分ステップで組み分けした吐出用データをそれぞれ格納すると共に、以前に格納した吐出用データのワード長のアドレスを1シフトする。
そして、統合ステップでは、ワード長に対応する時間経過後に、格納ステップで格納した吐出用データをそれぞれ取り出して統合する。すなわち、組分ステップで組み分けした各吐出用データの吐出タイミングに応じてワード長が予め定められているので、統合ステップで吐出用データを取り出す際(例えば、ワード長に対応するクロック数等で定められる時間経過後)には、吐出タイミングがノズル配列に合わされた状態で取り出されて統合され、吐出用データの配列を2次元配列されたノズルに応じた配列にすることができる。
従って、吐出用データを組み分けして格納し、格納したアドレスを1つずつシフトしてワード長に対応する時間経過後にそれぞれの吐出用データを取り出して統合するだけで、吐出用データの配列を2次元配列されたノズルに応じた配列にすることができるので、2次元配列されたノズルに応じて効率的に吐出用データを配列することができる。
なお、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のデータ処理装置は、請求項8に記載の発明のように、液滴吐出装置に備えたものとしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、吐出用データを組み分けして、組み分けされた各吐出用データのデータ数をビット長とし、各吐出タイミングに応じて予め定めた数をワード長として格納し、格納したアドレスを1つずつシフトしてワード長に対応する時間経過後にそれぞれの吐出用データを取り出して1つに統合するだけで、吐出用データの配列を2次元配列されたノズルに応じた配列にすることができるので、2次元配列されたノズルに応じて効率的に吐出用データを配列することができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる液滴吐出装置の記録ヘッドのノズル配列の一例を示す図であり、図2は、本発明の実施の形態に係わる液滴吐出装置の記録ヘッドのノズル配列の詳細を示す図である。
本発明の実施の形態に係わる液滴吐出装置の記録ヘッドのノズル配列は、図1に示すように、1024個のノズルが2次元配列とされている。なお、図1中の番号がノズル番号に対応する。また、本実施の形態に係わる液滴吐出装置の記録ヘッドは、記録媒体幅と略同等の幅とされ、記録媒体に対して相対移動することによって記録媒体全面に画像を記録する。
詳細には、図2に示すように、各ノズルは、図1、2中のX座標方向に1/600μmずつずれて配列され、Y座標方向に13/600μmずつずれて配列されており、それぞれ異なるタイミングで液滴を吐出して入力画像データの1ラインを形成するように2次元配列されている。
図3は、本発明の実施の形態に係わる液滴吐出装置のデータ処理装置の構成を示すブロック図である。
液滴吐出装置のデータ処理装置10は、シリアル−パラレル変換&分配部12、複数のDRAMブロック群14、及びパラレル−シリアル変換&統合部16を備えている。
シリアル−パラレル変換&分配部12は、図4に示すように、一時レジスタ18及び複数のキャッシュブロック20で構成されており、一時レジスタ18は1024ビット(BIT)のシリアルデータを一時格納し、一時レジスタ18の各ビットと複数のキャッシュブロック20とがハード結線されている。
シリアル−パラレル変換&分配部12では、図1のY座標毎、すなわち、図5に示すように、2次元配列された各ノズルの駆動タイミング毎に各ノズルに対応するデータを組み分けし、52組のデータにシリアルデータを分ける。この時、各キャッシュブロックのビット長は図5に示すようになり、本実施の形態では、記録媒体と記録ヘッドとの相対移動方向に直交する方向の位置が同じノズルに対応するデータ毎に組分けされる。
キャッシュブロック20は、図1中のY座標方向のノズル配列分のブロック数を有しており、本実施の形態では、52個のキャッシュブロック20を備えている。すなわち、各キャッシュブロック20には、記録ヘッドのY座標毎のシリアルデータが格納され、それぞれ同じ駆動タイミングとなる。
詳細には、一時レジスタ18は、図4に示すように、入力されるシリアルデータの1024の各ビットそれぞれが図1に示すノズル配列に合うようにキャッシュブロック20とハード結線されており、1024ビットのシリアルデータが入力されると、一時レジスタ18に一時格納されて、各キャッシュブロック20に分配される。この時、一時レジスタ18とキャッシュブロック20とがハード結線されているので、一時レジスタ18からキャッシュブロック20へのデータの分配作業は基本的に1クロック以下で処理可能である。
複数のDRAMブロック群14は、複数のDRAM(Dynamic RAM)ブロック22からなり、各DRAMブロック22は、各キャッシュブロック20に対応して設けられている。すなわち、DRAMブロック22は、キャッシュブロック20と同様に52ブロックからなり、キャッシュブロック20に格納されたシリアルデータがそれぞれ対応するDRAMブロック22に入力される。
各DRAMブロック22は、キャッシュブロック20に対応するビット長を持ち、アドレス数(ワード(WORD)長)は、13×N段(Nは、キャッシュブロックNoに対応し、N=1〜52)とされている。ここで、本実施の形態では、ワード長はY座標方向のノズル間ピッチ分(13/600μm)の駆動タイミングを合わせるために13×N段とされており、X座標方向のノズル間ピッチとY座標方向のノズル間ピッチの関係に応じてワード長が設定されている。なお、各DRAMブロック22のビット長、ワード長、及びその合計は、図6に示すようになっている。
また、各DRAMブロック22は、1印字クロック毎にキャッシュブロック20に分配されたラスタデータをそれぞれ対応するDRAMブロック22のアドレス1に入力し、各キャッシュブロック20に分配されたラスターデータを入力すると同時に、以前の印字クロックにより入力されたデータを1アドレスずつシフトして、ワード長分のシフトの終了時にパラレル−シリアル変換&統合部16にラスタデータを出力する。すなわち、キャッシュブロックNo.Nに入力された分配ラスタデータはN印字クロック後にワード長のアドレスが最大のラスタデータがDRAMブロック22から出力される。
No.1〜52の各キャッシュブロック20及び各DRAMブロック22で以上の動作を繰り返して行い、パラレル−シリアル変換&統合部16にデータを出力する。DRAMブロック22への読み書きは6クロック程度必要であり、クロック周波数50MHzとすると、図7に示すように、6.4μsでキャッシュブロック20とDRAMブロック22との全連係動作を終了する。
パラレル−シリアル変換&統合部16は、シリアル−パラレル変換&分配部12と逆の構成とされている。すなわち、複数のキャッシュブロックと一時レジスタで構成されており、図4のシリアル−パラレル変換&分配部12の構成図を用いて説明すると、各キャッシュブロック20と一時レジスタ18の各ビットがハード結線されており、DRAMブロック22から複数のキャッシュブロック20に入力されたデータが一時レジスタ18に入力されることで1つのシリアルデータに統合される。すなわち、DRAMブロック22のワード長の最大アドレスから取り出したデータを再度シリアルデータ化する。出来上がったデータは1024ビットで記録ヘッドのノズル配置に対応したデータ配列となる。
続いて、上述のように構成された本発明の実施の形態に係わる液滴吐出装置のデータ処理装置の作用について説明する。
1024ビットのラスタデータ形式のシリアルデータが入力されると、シリアルーパラレル変換&分配部12の一時レジスタ18に一旦格納される。
一時レジスタ18に格納されたシリアルデータは、No.1〜52のキャッシュブロック20に分配されることによって、駆動タイミングが同じノズルに対応するデータ毎に組み分けされる。すなわち、図5に示すように、No.1〜52のキャッシュブロック20毎にデータが分配される。
各キャッシュブロック20に分配されたデータは、1印字毎に各キャッシュブロック20に対応するDRAMブロック22のアドレス1にデータが入力されると共に、以前の印字クロックにより入力されたデータが1印字クロック毎にDRAMブロック22の1アドレスずつシフトされる。従って、各DRAMブロック22に入力されたデータは、各DRAMブロック22のワード長分の印字クロックでDRAMブロック22からパラレル−シリアル変換&統合部12に出力される。
例えば、図8に示すように、キャッシュブロックNo.2に分配されたラスタデータは、1印字クロック毎にDRAMブロック22のアドレス1にデータが格納され、1印字クロック毎に格納されたデータが1アドレスずつシフトし、26印字クロック後にDRAMブロック22から出力される。すなわち、キャッシュブロックNo.Nに分配されたデータは、1印字クロック毎に対応するDRAMブロックNo.Nのアドレス1にデータが格納され、1印字クロック毎に格納されたデータが1アドレスずつシフトし、13×Nクロック後にDRAMブロックNo.Nから出力される。
次に、DRAMブロック22から出力されたデータは、パラレル−シリアル変換&統合部16のキャッシュブロックに格納され、シリアル−パラレル変換&分配部12の逆変換が行われることによって再び1024ビットのシリアルデータに変換される。
すなわち、駆動タイミングが同一のノズル毎に組み分けされた各データは、DRAMブロック22のワード長によってデータの出力タイミングが調整されることで、駆動タイミングを合わせることができる。
例えば、ノズルNo.3、2、1(図1中の(x、y)=(1、1)、(1、2)、(1、3))について注目して説明すると、ノズルNo.3に対応するデータは、キャッシュブロックNo.1に分配されてDRAMブロックNo.1のアドレス1に格納される。また、ノズルNo.2に対応するデータは、キャッシュブロックNo.2に分配されてDRAMブロックNo.2のアドレス1に格納され、ノズルNo.1に対応するデータは、キャッシュブロックNo.3のアドレス1に格納される。
そして、1印字クロック毎に各DRAMブロック22内で1アドレスずつシフトされ、ノズルNo.3に対応するデータは13印字クロック後にDRAMブロック22から出力され、ノズルNo.2に対応するデータは26印字クロック後にDRAMブロック22から出力され、ノズルNo.1に対応するデータは39印字クロック後にDRAMブロック22から出力される。
ここで、本実施の形態では、記録ヘッドの配列がX座標方向のノズル間ピッチが1/600μmでY座標方向のノズル間ピッチが13/600μmとされているので、13印字クロック毎にデータを出力することによって記録ヘッドのノズル配列に合わせた駆動タイミングとすることができる。すなわち、ノズルNo.3のデータが出力されてから13印字クロック後にノズルNo.2に対応するデータが出力され、その後13印字クロック後にノズルNo.1に対応するデータが出力され、記録ヘッドのノズル配列に応じてデータが出力されることによって、ノズルNo.1〜3で1ラインを形成することができる。
従って、このようにデータ配列の変換を行うことによって、記録ヘッドのノズル配列に対応したデータの並びにすることができる。
なお、上記の実施の形態では、記録ヘッドのノズル配列を図1、2に示す2次元配列としたが、これに限るものではなく、2次元配列であれば、他のノズル配列を適用することができることは言うまでもない。
また、上記の実施の形態では、DRAMブロックNo.1のワード長を13×1として、DRAMブロックNo.Nのワード長を13×Nとしたが、DRAMブロックNo.1のワード長を0、すなわち、シリアル−パラレル変換&分配部12からパラレル−シリアル変換&統合部16に直接出力する構成として、DRAMブロックNo.Nのワード長を13×(N−1)とするようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、DRAMブロック22を用いるようにしたが、これに限るものではなく、例えば、DRAMブロック22の代わりに、FIFO(First In First Out)メモリ、シフトレジスタ、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を適用するようにしてもよい。なお、FPGAを適用する場合には、データ処理装置10自体をFPGAで構成するようにしてもよい。
さらに、上記の実施の形態では、ハードウエア構成として説明したが、ソフトウエアプログラムとしてもよい。
本発明の実施の形態に係わる液滴吐出装置の記録ヘッドのノズル配列の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる液滴吐出装置の記録ヘッドのノズル配列の詳細を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる液滴吐出装置のデータ処理装置の構成を示すブロック図である。 シリアル−パラレル変換&分配部の詳細な構成の一例を示すブロック図である。 キャッシュブロックへの組み分けを説明するための図である。 各DRAMブロックのビット長、ワード長、及びその合計を示す図である。 各DRAMブロックの読み書きシーケンスを示す図である。 キャッシュブロックNo.2に対応するDRAMブロックの動作を説明するための図である。
符号の説明
10 データ処理装置
12 シリアル−パラレル変換&分配部
14 DRAMブロック群
16 パラレル−シリアル変換&統合部
18 一時レジスタ
20 キャッシュブロック
22 DRAMブロック

Claims (8)

  1. 液滴を吐出するノズルが2次元配列されたヘッドを備えた液滴吐出装置の前記ノズルから液滴を吐出するための吐出用データを配列するデータ処理装置であって、
    液滴の吐出タイミングが同じノズルに対応する前記吐出用データ毎に組み分けする組分手段と、
    前記組分手段によって組み分けされた前記吐出用データ毎に設けられ、前記組分手段によって組み分けされた各前記吐出用データのデータ数をビット長とし、各吐出タイミングに応じて予め定めた数をワード長として、液滴吐出タイミング毎に前記組分手段によって組み分けされた各前記吐出用データを格納すると共に、以前に格納した前記吐出用データのワード長のアドレスを1つシフトする複数の格納手段と、
    前記ワード長に対応する時間経過後に、それぞれの前記格納手段から前記吐出用データを取り出して統合する統合手段と、
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記記録ヘッドは、前記ノズルがそれぞれ異なるタイミングで液滴を吐出して入力画像データの1ラインを形成するように2次元配列されていることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記組分手段は、記録媒体と前記ヘッドとの相対移動方向に直交する方向の位置が同じノズルに対応する前記吐出用データ毎に組み分けすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記統合手段は、それぞれの前記格納手段に格納されている前記ワード長のアドレスが最大の前記吐出用データを取り出して統合することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記格納手段は、DRAM、FIFOメモリ、シフトレジスタ、又はフィールドプログラマブルゲートアレイからなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  6. 液滴を吐出するノズルが2次元配列されたヘッドを備えた液滴吐出装置の前記ノズルから液滴を吐出するための吐出用データを配列するデータ処理方法であって、
    液滴の吐出タイミングが同じノズルに対応する前記吐出用データ毎に組み分けする組分ステップと、
    前記組分ステップで組み分けした前記吐出用データ毎に設けられ、前記組分ステップで組み分けした各前記吐出用データのデータ数をビット長とし、各吐出タイミングに応じて予め定めた数をワード長とした複数の格納手段に、液滴吐出タイミング毎に前記組分ステップで組み分けした各前記吐出用データを格納すると共に、以前に格納した前記吐出用データのワード長のアドレスを1つシフトする格納ステップと、
    前記ワード長に対応する時間経過後に、それぞれの前記格納手段から前記吐出用データを取り出して統合する統合ステップと、
    を備えることを特徴とするデータ処理方法。
  7. 液滴を吐出するノズルが2次元配列されたヘッドを備えた液滴吐出装置の前記ノズルから液滴を吐出するための吐出用データを配列する処理をコンピュータに実行させるデータ処理プログラムであって、
    液滴の吐出タイミングが同じノズルに対応する前記吐出用データ毎に組み分けする組分ステップと、
    前記組分ステップで組み分けした前記吐出用データ毎に設けられ、前記組分ステップで組み分けした各前記吐出用データのデータ数をビット長とし、各吐出タイミングに応じて予め定めた数をワード長とした複数の格納手段に、液滴吐出タイミング毎に前記組分ステップで組み分けした各前記吐出用データを格納すると共に、以前に格納した前記吐出用データのワード長のアドレスを1つシフトする格納ステップと、
    前記ワード長に対応する時間経過後に、それぞれの前記格納手段から前記吐出用データを取り出して統合する統合ステップと、
    を備えることを特徴とするデータ処理プログラム。
  8. 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のデータ処理装置を備えた液滴吐出装置。
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WO2009082988A1 (zh) * 2007-12-29 2009-07-09 Peking University Founder Group Co., Ltd. 一种数据的处理方法及装置

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