JP2007166933A - 携帯用のペット用尿取り具 - Google Patents

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Abstract

【課題】散歩中の犬が放尿をし始める直前に尿排出器官の近傍に添えて確実に尿を吸収処理する携帯用のペット用尿取り具を提供すること。
【解決手段】携帯用のペット用尿取り具10は、皿状の容器12に所定長さの柄17を取り付けて構成されている。容器12は、配置面12aと該配置面12aの周囲から僅かに立ち上がる周壁12bとから形成されている。容器12の配置面12a上には尿吸収体27が配置され、尿吸収体27は容器12内に着脱可能に保持する保持手段31により簡単に交換することができるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯用のペット用尿取り具に関し、さらに詳細には特に、犬や猫などのペットが屋外で尿をする時に尿排出器官の近傍に添えて尿を速やかに受ける携帯用のペット用尿取り具に関する。
犬や猫などのペットが屋内で尿をするときにそれを処理するための道具(ペット用トイレ)は、種々のものが存在している。例えば、特許文献1に開示されたペット用糞尿自動処理機などは、家庭内で犬や猫の糞尿を処理し、家庭内の衛生環境を保つ道具として知られている。他方、犬などのペットを散歩させているときに糞などを路上に放置しないことは、愛犬家のマナーであり、そのために愛犬家は、犬を散歩させるときに糞を取るための道具を携帯していることが多い。
実開平6−81245号公報
犬は、その習性から、マーキングと称して、散歩中に頻繁に尿をして歩く。愛犬家は、散歩中における犬の放尿について糞ほどに関心は高くなく、尿を処理することまではしていない。したがって、そのための処理具、即ち犬の尿取り具なるものはまったく存在していない。しかし、最近では、環境問題に対する住民の意識が高くなるに連れて、散歩中の犬の尿についてもきちんと処理することが望まれている。ところが、前述したように散歩中の犬の尿を処理し得る携帯用の処理具が無いために、犬の尿はほとんど処理されることがない。犬が放尿するときの状態は、雌と雄では異なるが、いずれの場合でも犬が放尿をし始める直前に路面と尿排出器官との間、或いは電柱又は壁と尿排出器官との間など非常に狭い場所に即座に処理具をあてがうことができる必要がある。
この発明の目的は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、散歩中に犬が放尿をし始めるとき、その直前に尿排出器官の近傍に添えて確実に尿を吸収処理する携帯用のペット用尿取り具を提供することにある。
本発明に係る携帯用のペット用尿取り具は、前述した技術的課題を解決するために以下のように構成されている。すなわち、本発明に係る携帯用のペット用尿取り具は、尿吸収体と、該尿吸収体を保持する板状の配置部と、一端が前記配置部に接続されて該配置部から延び、他端側がグリップ部とされた所定長さの柄と、前記尿吸収体を前記配置部に着脱可能に保持する保持手段とを備えて構成されていることを特徴とする。
本発明に係る携帯用のペット用尿取り具は、前述した必須の構成要素からなるが、本発明の一実施形態としては、前記携帯用のペット用尿取り具が、前記配置部に旋回可能に取り付けられたカバーを備え、不使用時に前記配置部を覆って前記尿吸収体を非露出状態にすると共に使用時に前記カバーを開けて前記配置部に保持された前記尿吸収体を露出させるようにしてもよい。
また、本発明に係る携帯用のペット用尿取り具における他の実施形態としては、前記配置部に旋回可能に取り付けられた前記カバーの内側にも前記尿吸収体を着脱可能に保持する保持手段を備え、前記尿吸収体が、前記配置部と前記カバーとのヒンジ部を跨いで前記配置部と前記カバーとに着脱可能に保持されていることである。
さらに、本発明に係る携帯用のペット用尿取り具における他の実施形態としては、前記携帯用のペット用尿取り具が、前記配置部に対して開方向に旋回力を付与するバネ部材と、前記カバーに設けられた係止部と、該係止部に係止する撓み可能なフックとを備え、該フックにはワイヤーの一端が接続され、該ワイヤーの他端は前記グリップ部の近傍に設けられた操作部に接続され、前記操作部の操作により前記ワイヤーを引くと、前記フックが前記爪を前記係止部から解除する方向に撓み、前記カバーが前記配置部に対して前記バネ部材の付勢力により旋回して開くようにしてもよい。
本発明に係る携帯用のペット用尿取り具によると、尿を受ける尿吸収体が保持された配置部には柄が取り付けられているので、散歩中に犬が尿をするそぶりを見せたとき、柄の先端に取付けられている配置部を犬の尿排出器官と例えば電柱又は路面の間に即座に配置することができ、極めて容易に犬の尿を配置部に保持した尿吸収体で受けることができる。また、配置部に保持された尿吸収体は、該配置部に着脱自在であるため、家に戻ったあとに配置部から取り外して廃棄し、新しい尿吸収体を簡単にセットすることで、何度でも使用することができる。
また、本発明に係る携帯用のペット用尿取り具によると、その不使用時には配置部を覆う開閉式のカバーを備えているので、散歩中でも、使用時以外に尿が染み込んだ尿吸収体を露出するのを防止することができ、周囲の人に対して不快感を与えることがない。さらに、本発明に係る携帯用のペット用尿取り具では、カバーの内側でも尿吸収体を着脱可能に保持することができるので、尿吸収体を配置部とカバーとのヒンジ部を跨いで取り付けることができ、その結果、尿取り領域が大きくなり、確実に尿を取ることができる。
さらに、本発明に係る携帯用のペット用尿取り具では、柄に取り付けた操作部によりカバーを所謂、ワンタッチで開くことができるので、犬が尿をするそぶりを見せると同時にカバーを開けることができる。その結果、不使用時に尿吸収体を非露出状態にするカバーを設けた場合でも、使用者が直接カバーにまで手を延ばして開ける動作をする必要がないので極めて手軽にかつ迅速に尿を受けることができる。
以下、本発明に係る携帯用のペット用尿取り具を添付の図に示された好適な実施形態についてさらに説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る携帯用のペット用尿取り具を使用時の状態で示す斜視図、図2は、図1に示される携帯用のペット用尿取り具を不使用時の状態で示す側面図、図3は、図1に示される携帯用のペット用尿取り具を構成する尿取り具本体を使用時の状態で示す斜視図である。
この実施形態に係る携帯用のペット用尿取り具(以下、ペット用尿取り具という)10は、尿取り具本体11と、この尿取り具本体11に着脱自在に保持される尿吸収体27とから構成されている。尿取り具本体11は、尿吸収体を保持する配置部を備え、この実施形態において配置部は、図3に示されるようにほぼ平坦な配置面12aと該配置面12aの周囲から湾曲しながら僅かに立ち上がる周壁12bとからなる浅い皿状の容器12で構成されている。図1〜図3では、前後方向を示す矢印Xにおいて右方向を前方、左方向を後方とすると、容器12の配置面12aは、犬が尿をしたときに受け取りやすいように該容器12の前端部12bにおける幅寸法が後端部12cのそれより若干大きい矩形状を呈している。容器12の後端部12cには、該容器12と同様な形状と大きさをした皿状のカバー13が旋回可能に取り付けられている。
すなわち、カバー13は、ほぼ平坦な蓋面13aと該蓋面13aの周囲から湾曲しながら僅かに立ち上がる周壁13bとから形成され、容器12と同様に、カバー13の前端部13cの幅寸法は、後端部13bのそれより若干大きい矩形状を呈していると共に、容器12とカバー13のそれぞれ前端部12c,13cの幅寸法は同じであり、また、容器12とカバー13のそれぞれ後端部12d,13dの幅寸法は同じに形成されている。なお、図1および図2では、カバー13が開いている状態なので前端部13cが後端部13dの左側に位置している。カバー13は、図4に示されているようにヒンジ部により旋回可能に容器12に連結されている。すなわち、カバー13の後端部13dにおける周囲壁13bの外側には、幅方向に長いヒンジ用の突出部14が該周壁13bに一体に形成されている。
この突出部14は、容器12の後端部12dにおける周壁12bを切り欠いた間隔部に挿入されると共に容器12の配置面12aに近接して配置されている。突出部14は、その長さ方向に延びる中心部に金属製の枢軸15が通されており、突出部14の長さ方向両端面から枢軸15の各端部が突出している。この枢軸15の各端部は、突出部14が配置される間隔部を画成している容器12の周壁12dにおける切り欠き面に形成された穴に挿入され、これによりカバー13の後端部13dが容器12の後端部12dに旋回可能にヒンジ止めされている。
このようにカバー13が、容器12に対して旋回可能に連結されている結果、カバー13は、図2に矢印Rで示されているように容器12に対して開閉可能である。カバー13を旋回可能に取り付けている枢軸15には、ねじりコイルバネ16が取り付けられ、その一端は容器12の配置面12aに当接され、他端はL字状に曲げられてカバー13の後端部13dにおける周壁13bに係止されている。これにより、カバー13には、容器12に対して開放しようとするバネ付勢力が常に作用している。
図1〜図3に示されるように、容器12の後端部12d近傍における配置面12aの外面には、長手方向に延びる通路(図示せず)を内部に形成した中空筒状の柄17の一端17aが接続されている。柄17は、容器12の配置面12aから後方向(前端部12cとは反対側の方向)へ延びると同時に容器12の配置面12aに対してほぼ160度前後の角度で配置面12aの上側、即ち図2で見て上方へ向かって斜めに延び、その他端にはゴム製の筒体18を装着するなどしてグリップ部17bが形成されている。
容器12の前端部12cにおける内側には、図5に示されるように湾曲する周壁12bの基部付近から配置面12aに対してほぼ垂直にかつ周壁12bより高く立ち上がったフック19が形成され、周壁12bの上縁より上方へ飛び出した先端部には、爪19aが前方側に形成されている。他方、カバー13の前端部13cにおける周壁13bの内側には、フック19の爪19aに係止する係止部20が形成されている。係止部20は、カバー13が容器12の配置面12a内側を閉鎖すべく後端部13dを中心に旋回し、容器12とカバー13との周壁12b,13bの上縁どうしが当接したときにフック19の爪19aに係止し得る寸法で形成されている。容器12の配置面12aから立ち上がっているフック19の高さ方向ほぼ中間部にはワイヤー21の一端が固着されている。
このワイヤー21は、フック19を保護している仕切り壁22に形成された孔23を通り、さらに配置面12aに相互に間隔をあけて設けられた複数のガイド環24をくぐらせて後方へ延び、後端部12d近傍に形成された孔25から配置面12aの裏面側に出て、さらに、柄17の内部通路を通ってグリップ部17bの近傍まで延びている。グリップ部17bの近傍における柄17には、操作部であるスライドレバー26が設けられており、ワイヤー21の他端が、柄17の内部通路においてスライドレバー26に連結されている。柄17は、その内部通路が容器12の配置面12aに形成された孔25に連通するようにその一端17aを配置面12aの外面に接続してもよいし、或いは、ワイヤー21を孔25から引き出した後に柄17の一端近傍に形成した孔(図示せず)から内部通路に通してもよい。
上述のように構成された尿取り具本体11には、図1に示されるように容器12とカバー13の各内部(配置面12aと蓋面13a)に尿吸収体27が容器12とカバー13とのヒンジ部を跨いで配置される。尿吸収体27は、図6(a)および図6(b)に示されるように透液性表面シート28と、不透液性裏面シート29と、これら両シート間に介在する吸液性コア30とから形成されている。吸液性コア30は、好ましくは、表裏面シート28,29のいずれかの内面にホットメルト接着剤(図示せず)を介して間欠的に接合している。
表面シート28には疎水性の不織布を使用することが好ましいが、この不織布を親水性のものに代えたりすることもできる。裏面シート29には、プラスチックフィルムやプラスチックフィルムと不織布とのラミネート品等を使用することができる。吸液性コア30には、粉砕パルプや粉砕パルプと高吸水性ポリマーとの混合物を使用することができる。かかる混合物は、それをティシューペーパで被覆して使用することもできる。このような尿吸収体27としては、市販されている生理用ナプキンをそのまま使用することができ、或いは市販されている使い捨ての紙おむつを、必要ならば多少加工するなどして使用することもできる。
かかる尿吸収体27は、前述したように相互に開いた容器12とカバー13の内側に配置されるが、そのとき、尿吸収体27が容器12の配置面12aとカバー13の蓋面13aの内側から簡単に外れず、しかし交換できるように着可能に保持するための保持手段31が容器12とカバー13に設けられている。具体的には、図3に示されるように容器12の配置面12aとカバー13の蓋面13aとのそれぞれコーナー近傍に雄型接着布31aが固着されている。他方、尿吸収体27における不透液性裏面シート29の外面には、尿吸収体27を容器12とカバー13とに配置したときに前述した雄型接着布31aに対面する箇所に雌型接着布(図示せず)が設けられ、これにより尿吸収体27は透液性表面シート28を露出面にして容器12とカバー13に着脱可能に保持することができる。
次に、この実施形態に係るペット用尿取り具10の使用方法について説明する。使用者は、犬を散歩に連れて行く前に事前の準備として尿取り具本体11に尿吸収体27をセットする。その手順は、柄17のスライドレバー26を引き、それに締結されたワイヤー21を引っ張ってフック19を撓ませる。すると、フック19の爪19aが、容器12の配置面12aを覆った閉鎖状態にあるカバー13の係止部20から外れ、カバー13は、図1および図3に示されるようにねじりコイルバネ16のバネ付勢力により蓋面13aの外面が柄17に当接するまで大きく開放する。この状態で、使用者は、尿吸収体27を容器12とカバー13とに亘って配置し、その際、尿吸収体27の不透液性裏面シート29の外面に取り付けられた雌型接着布を容器12の配置面12aとカバー13の蓋面13aとに取り付けられた雄型接着布31aに重ね合わせて尿取り具本体11にしっかりと保持させる。
その後、使用者が、自らの手でカバー13を容器12側に倒し、カバー13の前端部13cにある係止部20を容器12の前端部12cに位置するフック19の爪19aに係止させて閉鎖し、尿吸収体27を二つ折りにした状態で内部に保持させる。次いで、犬を散歩させているとき、図7および図8に示されるように犬32が尿をするそぶりを見せたとき、使用者は、柄17のグリップ部17b近傍のスライドレバー26を引く。カバー13は、前述したようにバネ力で迅速に開くので、例えば、犬32がオスの場合には犬電柱又は壁の間の隙間に、開いた容器12とカバー13とを差し入れ、開いた容器12とカバー13に取り付けた尿吸収体27で尿を受ける。また、犬32がメスの場合には路面と尿排出器官との間に、開いた容器12とカバー13とを差し入れて尿吸収体27で尿を受ける。
吸収体27で受けた尿は、透液性表面シート28から内部に浸透して吸液性コア30の粉砕パルプ或いは粉砕パルプと高吸水性ポリマーとの混合物によって吸収される。犬32の尿を吸収した後は、使用者が手動でカバー13を容器12側に旋回させて閉鎖する。このようにしてペット用尿取り具10を携帯すれば、尿吸収体27を露出させることがなく、周囲の人に不快感を与えることもなく、また、異臭の発生も防止できる。散歩が終わって帰宅したときには、カバー13を開けて、尿取り具本体11から尿吸収体27を取り外して破棄する。
このように、上述した携帯用のペット用尿取り具10によると、容器12とそれに連結されたカバー13とは、両者が開いた状態で見ると全体がほぼ「へ」の字型をした比較的に薄い板状となっていることから犬と電柱又は壁との僅かな隙間、或いは犬と路面との僅かな隙間に迅速に差し入れて犬の尿を受けることができるので、犬が尿をするときに確実に吸収体27で受けることができると共にその操作に煩わしさが無く極めて容易に行うことができる。
また、容器12の配置面12aとカバー13の蓋面13aに保持された尿吸収体27は、配置面12aと蓋面13aとに着脱自在であるため、家に戻ったあとに容器12およびカバー13から取り外して廃棄し、新しい尿吸収体27を簡単にセットすることで、携帯用のペット用尿取り具10を何度でも使用することができる。さらに、このペット用尿取り具10によると、その不使用時には容器12を覆う開閉式のカバー13を備えているので、散歩中でも、使用時以外に尿が染み込んだ尿吸収体27を露出するのを防止することができ、周囲の人に対して不快感を与えることがない。しかも、この携帯用のペット用尿取り具10では、カバー13の内側でも尿吸収体27を着脱可能に保持することができるので、尿吸収体27を容器12の配置面12aとカバー13とのヒンジ部を跨いで取り付けることができ、その結果、尿取り領域が大きくなり、確実に尿を取ることができる。
加えて、この携帯用のペット用尿取り具10では、柄17に取り付けたスライドレバー26によりカバー13ワンタッチで開くことができるので、犬が尿をするそぶりを見せると同時にカバー13を直ちに開けることができ、そのため不使用時に尿吸収体を非露出状態にするカバー13を設けた場合でも、使用者が直接カバー13にまで手を延ばして開ける動作をする必要がないので極めて手軽にかつ迅速に尿を取ることができる。
図9には、本発明の他の実施形態に係る携帯用のペット用尿取り具を構成する尿取り具本体41が図2と同様な斜視図で示されている。この尿取り具本体41を示す図9において、前述した実施形態に係る尿取り具本体11と同一又は相当する部分には同一の参照符号を付けてその説明を省略する。この尿取り具本体41では、容器12とカバー13とが、それぞれ前端部12c,13cどうしを旋回可能に連結されて構成されている。
このような構成に伴ってフック19は、容器12の後端部側に設けられており、また係止部20はカバー13の前端部側に設けられている。このような尿取り具本体41によるとカバー13は、容器12の前端部を中心に旋回して前方に開く。この尿取り具本体41では、尿吸収体27は、主にカバー13の蓋面13aに配置される。図2に示される実施形態の尿取り具11では、カバー13を開くと、蓋面13aの外面が柄17にぶつかるため、容器12に対してほぼ160度までしか開かないが、図9に示される実施形態の尿取り具本体41では、カバー18が前端部を旋回中心にして前方へ向かって開くので、カバー13の開放が柄17によって邪魔されず、したがって容器12とほぼ同一平面、即ち容器12に対してほぼ180度の角度まで開くことができる。その結果、この尿取り具本体41に尿吸収体27を取り付けて使用すると、犬と電柱又は壁との狭小間への差し込みが非常に容易で、犬の尿を確実に受けることができる。
上述した実施形態に係る携帯用のペット用尿取り具10では、皿状の容器12が配置面12aとその周囲から僅かに立ち上がった周壁12bとから形成されていた。この周壁12の存在により配置面12aに保持した尿吸収体27が携帯中に配置面27からずれるのを防ぐと同時にカバーにより包囲し易くするのに効果を有するものではあるが、本発明では周壁12bを必ずしも必要としない。また、上述の実施形態に係る携帯用のペット用尿取り具10では、容器12の内部を開閉する旋回可能なカバー13が設けられていたが、本発明ではこのカバー13についても必ず必要とするものではなく、容器12だけでも実施することができる。
さらに、柄17は、容器12に対して着脱可能に接続することも好ましく、また柄17を入れ子式にして、長さを適宜調整することも好ましい。さらに、尿吸収体27を容器12の配置面12aやカバー13の蓋面13aに保持する保持手段として雌型および雄型の接着布を用いたが、粘着テープ等に代えて使用することもできるし、容器12の配置面12aやカバー13の蓋面13aに紐通し孔を形成し、この紐通し孔を通した紐で尿吸収体27を縛って容器12やカバー13に固定することもできる。
なお、前述した尿吸収体27は一例であり、本発明では図6に示されるような構造のものに限定されるものではない。尿吸収体27としては、例えば、一般的に家庭の台所で使用する使い捨ての水切り網袋や不織布からなる袋などにティッシュペーパ或いは使い古した布切れなどを詰めて構成することもできる。
本発明の一実施形態に係る携帯用のペット用尿取り具を使用時における状態で示す斜視図。 図1に示す携帯用のペット用尿取り具を不使用の状態で示す側面図。 図1に示す携帯用のペット用尿取り具における尿取り具本体をその使用時における状態で示す斜視図。 図3に示す尿取り具本体の後端部を部分的に示す拡大断面図。 不使用の状態にある尿取り具本体の前端部を部分的に示す断面図。 尿取り具本体に保持される尿吸収体を示す斜視図と一部破断して示す断面図。 散歩中にオス犬の尿を本発明の携帯用のペット用尿取り具で受けている使用状態の説明図。 散歩中にメス犬の尿を本発明の携帯用のペット用尿取り具で受けている使用状態の説明図。 本発明の他の実施形態に係る携帯用のペット用尿取り具における尿取り具本体を図3と同様に使用時における状態で示す斜視図。
符号の説明
10 携帯用のペット用尿取り具
11,41 尿取り具本体
12 容器
12a 配置面(配置部)
12b 周壁
13 カバー
13a 蓋面
13b 周壁
16 ねじりコイルバネ
17 柄
17a 柄の一端
17b 柄のグリップ部
19 フック
19a 爪
20 係止部
21 ワイヤー
26 スライドレバー(操作部)
27 尿吸収体

Claims (4)

  1. 尿吸収体と、該尿吸収体を保持する板状の配置部と、一端が前記配置部に接続されて該配置部から延び、他端側がグリップ部とされた所定長さの柄と、前記尿吸収体を前記配置部に着脱可能に保持する保持手段とを備える携帯用のペット用尿取り具。
  2. 前記携帯用のペット用尿取り具が、前記配置部に旋回可能に取り付けられたカバーを備え、不使用時に前記配置部を覆って前記尿吸収体を非露出状態にすると共に使用時に前記カバーを開けて前記配置部に保持された前記尿吸収体を露出させる請求項1に記載の携帯用のペット用尿取り具。
  3. 前記配置部に旋回可能に取り付けられた前記カバーの内側にも前記尿吸収体を着脱可能に保持する保持手段を備え、前記尿吸収体が、前記配置部と前記カバーとのヒンジ部を跨いで前記配置部と前記カバーとに着脱可能に保持されている請求項2に記載の携帯用のペット用尿取り具。
  4. 前記携帯用のペット用尿取り具が、前記配置部に対して開方向に旋回力を付与するバネ部材と、前記カバーに設けられた係止部と、該係止部に係止する撓み可能なフックとを備え、該フックにはワイヤーの一端が接続され、該ワイヤーの他端は前記グリップ部の近傍に設けられた操作部に接続され、前記操作部の操作により前記ワイヤーを引くと、前記フックが前記爪を前記係止部から解除する方向に撓み、前記カバーが前記配置部に対して前記バネ部材の付勢力により旋回して開く請求項2または請求項3に記載の携帯用のペット用尿取り具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012196193A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Daisuke Iwasaki ペット用トイレ
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