JP3223153U - 動物用おむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】使い捨ての動物用おむつの装着の際の利便性を向上させながら排出された尿の拡散を防止する動物用おむつを提供する。【解決手段】動物用おむつ10は、液透過性シート1と、液不透過性シート2と、吸水部4と、着接部11〜14とを備える。液透過性シート1は、尿を透過するシートであって、例えば、紙や不織布等により構成され、排出された尿を受け止め、着接部11〜14により動物の局部近傍の腹部に着接される。また、液透過性シート1は、後部に突部3が配置され、この突部3は、動物の尿道口を覆う形状に構成される。液不透過性シート2は、動物用おむつ10の外側に配置され、液透過性シート1を透過した尿の漏洩を防止する。吸水部4は、液透過性シート1に配置され、尿等の水分を吸水して保持する。【選択図】図1

Description

本開示は、動物用おむつに関する。詳しくは、犬等の動物用の使い捨てのおむつに関する。
犬等のペットを室内で飼う家庭が増加している。このような場合、ペットの犬は、排泄場所について躾けられるのが原則である。しかし、全ての犬について躾けがなされる訳ではない。例えば、老犬等においては、尿漏れにより室内で粗相をする場合がある。また、散歩や飼い主に同伴して外出する場合等、環境の変化に伴い犬が不適切な場所で排尿をする場合がある。また、雄犬においては、排尿によりマーキングをする習性があり、室内を汚濁する可能性がある。
このような犬の排尿行為に対処するため、ペット用の尿専用使い捨て紙おむつが提案されている。この尿専用使い捨て紙おむつは、立体ギャザーが装着された尿吸収体を止着テープにより犬の腹部に装着して使用する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−254335号公報
上述の従来技術では、尿吸収体が犬の腹部に配置され、犬の陰部が被覆されないため排出された尿が拡散する可能性があるという問題がある。
本開示は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、装着の際の利便性を向上させながら排出された尿の拡散を防止することを目的としている。
本開示は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の態様は、尿を透過する液透過性シートと、上記液透過性シートを動物の腹部に着接させる着接部とを具備し、上記液透過性シートは、上記動物の尿道口を覆う突部を備える動物用おむつである。
また、この第1の態様において、上記着接部は、上記液透過性シートにおける上記動物の左右の後脚の付け根に当接する位置に接続されて上記動物の背部に捲回される形状に構成され、上記突部は、上記液透過性シートにおける上記着接部の接続部から25mm以上の長さに構成されてもよい。
また、この第1の態様において、上記液透過性シートの上記突部とは異なる位置に配置され、上記透過された尿を吸水して保持する吸水部をさらに具備してもよい。
本開示の態様により、動物の尿道口を覆う突部を備える液透過性シートが着接部により動物の腹部に着接されるという作用をもたらす。
本開示によれば、着接部により液透過性シートを動物の腹部に簡便に装着させる使い捨ての動物用オムツが提供されるとともに動物の尿道口を覆う突部により排尿の際の尿の拡散を防止することができる。
本開示の第1の実施の形態に係る動物用おむつの構成例を示す図である。 本開示の第1の実施の形態に係る動物用おむつの使用時の構成を示す図である。 本開示の第2の実施の形態に係る動物用おむつの構成例を示す図である。
次に、図面を参照して、本開示を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)を説明する。以下の図面において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。また、以下の順序で実施の形態の説明を行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
<1.第1の実施の形態>
[動物用おむつの構成]
図1は、本開示の第1の実施の形態に係る動物用おむつの構成例を示す図である。同図は動物用おむつ10の構成例を表す図である。同図におけるAは動物用おむつ10の裏面側の構成を表し、同図におけるBは動物用オムツ10の表面側の構成を表す。同図におけるCは、動物用オムツ10の断面の構成を表す図であり、同図におけるBのa−a’線に沿う断面図である。同図の動物用おむつ10は、液透過性シート1と、液不透過性シート2と、吸水部4と、着接部11乃至14とを備える。
液透過性シート1は、尿を透過するシートである。この液透過性シート1は、例えば、紙や不織布等により構成され、排出された尿を受け止めるものである。後述する着接部により動物の局部近傍の腹部に着接される。また、液透過性シート1は、後部に突部3が配置される。この突部3は、動物の尿道口を覆う形状に構成される。同図の液透過性シート1は、ハート型に構成される例を表したものである。同図に表したように、突部3をハート型の一部として構成することにより、動物用おむつ10の美感を向上させることができる。
後述する様に着接部13および14は、動物の後脚の付け根に当接して接続される。突部3は、この着接部13および14の液透過性シート1への接続部から25mm以上の長さに構成すると好適である。具体的には、同図におけるAの「d」により表した長さを25mm乃至30mmの長さに構成する。これにより、突部3が中型犬等の動物の尿道口に到達し、尿道口を覆うことができる。
液不透過性シート2は、動物用おむつ10の外側に配置され、液透過性シート1を透過した尿の漏洩を防止するシートである。この液不透過性シート2は、例えば、樹脂等のフィルムにより構成することができ、液透過性シート1と略同じ形状に構成することができる。なお、液透過性シート1の外側、すなわち、動物の腹部に接する側とは異なる側を防水加工することにより、液不透過性シート2を省略することもできる。
吸水部4は、液透過性シート1に配置され、尿等の水分を吸水して保持するものである。この吸水部4には、例えば、生理用ナプキンに使用される高分子吸収体を使用することができる。具体的には、粉末または顆粒状のポリアクリル酸ナトリウムを使用することができる。同図におけるCに表したように、吸水部4は、液透過性シート1の内部に配置することができる。吸水部4に尿が保持されるため、動物が複数回排尿した場合のように尿の量が多い場合であっても、動物用おむつ10からの尿の漏洩を防止することができる。なお、吸水部4は、液透過性シート1の突部3とは異なる位置に配置すると好適である。吸水部4が突部3に配置される場合には、尿を吸水して吸水部4の重量が増加した際に、その重量により突部3が垂下して動物の尿道口が露出する場合がある。吸水部4を液透過性シート1の突部3とは異なる位置に配置することにより、突部3の垂下を防ぐことができる。
着接部11乃至14は、液透過性シート1を動物の腹部に着接させるものである。この着接部11乃至14は、細長の紐状に構成され、一端が液透過性シート1に接続され、他端に面ファスナーが配置される。具体的には、着接部11および12ならびに着接部13および14がそれぞれ対を成して動物の背部に捲回されて、液透過性シート1を着接する。
着接部11および12は、液透過性シート2の前側の側部に一端が接続され、他端に面ファスナー15および16が配置される。着接部11および12をそれぞれ動物の背部に捲回して面ファスナー15および16を接合させることにより、液透過性シート1の前部を固定することができる。同様に、着接部13および14は、液透過性シート1の後ろ側の側部に一端が接続され、他端に面ファスナー17および18が配置される。着接部13および14をそれぞれ動物の背部に捲回して面ファスナー17および18を接合させることにより、液透過性シート1の後部を固定することができる。なお、着接部13および14は、液透過性シート1の後部に接続されるとともに動物の後脚の付け根に当接する位置に接続される。
なお、着接部11等の構成は、この例に限定されない。例えば、面ファスナー15および16等の代わりに、簡易ボタンを使用して着接部11および12等を結合する構成を採ることもできる。また、着接部11および12ならびに着接部13および14をそれぞれ結ぶ構成を採ることもできる。また、着接部11および12ならびに着接部13および14をそれぞれ一体として構成することもできる。具体的には、伸縮性のある紐状に構成された着接部の両端を液透過性シート1の左右の側部にそれぞれ接続する構成を採ることができる。また、着接部11等に長さを調節するアジャスタを配置することもできる。
また、着接部11等を液透過性シート1に対して着脱可能な構成にすることもできる。例えば、着接部11等の一端にクリップを配置し、おむつ10の使用時に液透過性シート1および液不透過性シート2をクリップで挟むことにより着接部11等を液透過性シート1に取り付ける構成を採ることもできる。この場合には、着接部11等を繰り返し使用することができる。
また、液透過性シート1を液不透過性シート2に着脱可能な構成にすることもできる。例えば、着接部11乃至14を液不透過性シート2の側に接続し、おむつ10の使用時に液透過性シート1を液不透過性シート2に取り付ける。使用後には、尿が透過した液透過性シート1を液不透過性シート2から取り外して廃棄する。液透過性シート1は、例えば、面ファスナーや粘着剤により、液不透過性シート2に着設する構成を採ることができる。この場合には、液不透過性シート2および着接部11等を繰り返し使用することができる。
また、3つ以上の着接部を動物の背部に捲回する構成を採ることもできる。例えば、図1の液透過性シート1の中央の側部に着接部をさらに配置することができる。すなわち、それぞれ対を構成する着接部11および12ならびに着接部13および14の間に着接部を追加する構成となる。これにより、大きなサイズのおむつ10を使用する場合において、液透過性シート1を動物の腹部に密着させることができる。
[使用方法]
図2は、本開示の第1の実施の形態に係る動物用おむつの使用時の構成を示す図である。同図におけるAは、動物の例として犬50に動物用おむつ10を装着した例を表した図である。同図に表したように液透過性シート1の突部3が犬50の局部に着接し、尿道口が覆われる。犬50が排尿した際には、尿は液透過性シート1の突部3の部分に受け止められて液透過性シート1を透過しながら吸水部4に到達し、吸水および保持される。
同図におけるBは、使用後の動物用おむつ10の廃棄方法を表した図である。使用後の動物用おむつ10は、畳むことにより小型化することができる。同図におけるBでは、左端の図から順に動物用おむつ10を畳む手順を記載した。同図におけるBの左端の図は動物から取り外した動物用おむつ10を表す。この動物用おむつ10の着接部11乃至14を液透過性シート1の側に折り、液透過性シート1の左側端部7および右側端部6を内側(液不透過性シート2を外側)にして折る。次に、液透過性シート1の前側端部8を内側に折る。次に、突部3を内側に追ってテープ等により留める。このように、使用後の動物用おむつ10を小型化するとともに衛生的に廃棄することができる。なお、動物に装着する前の動物用おむつ10を同様に畳むことにより、小型化することができる。動物用おむつ10がコンパクトになり、持ち運びの際の利便性を向上させることができる。
このように液透過性シート1を着接部11等により犬等の腹部に着接させることにより、背中部分を開放しながら動物用おむつ10を犬等に密着させることができる。犬本来の姿を維持することが可能となる。また、動物用おむつ10を装着した際は、着接部13および14が後脚の前側の付け根に当接する。犬の後脚の後ろ側が開放されているため、動物用おむつ10を装着した場合であっても、犬等の歩行が阻害されない。なお、外歩きの際には、動物用おむつ10は、液透過性シート1を動物の背部の側に配置して装着することもできる。液透過性シート1および液不透過性シート2をハート型に構成することにより、装飾品として使用することができる。
<2.第2の実施の形態>
[動物用おむつの構成]
図3は、本開示の第2の実施の形態に係る動物用おむつの構成例を示す図である。同図は、動物用おむつ10の他の構成例を表す図である。同図においては、着接部13乃至14の記載を省略した。
同図におけるAは、野球のホームベースの形状に構成された動物用おむつ10の例を表したものである。また、同図におけるBは、ダイヤ型に構成された動物用おむつ10の例を表したものである。何れも突部3が配置され、動物に装着された際に動物の尿道口を覆うことができる。
最後に、上述した各実施の形態の説明は本開示の一例であり、本開示は上述の実施の形態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無い。また、他の効果があってもよい。
また、上述の実施の形態における図面は、模式的なものであり、各部の寸法の比率等は現実のものとは必ずしも一致しない。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれることは勿論である。
1 液透過性シート
2 液不透過性シート
3 突部
4 吸水部
10 動物用オムツ
11〜14 着接部

Claims (3)

  1. 尿を透過する液透過性シートと、
    前記液透過性シートを動物の腹部に着接させる着接部と
    を具備し、
    前記液透過性シートは、前記動物の尿道口を覆う突部を備える
    動物用おむつ。
  2. 前記着接部は、前記液透過性シートにおける前記動物の左右の後脚の付け根に当接する位置に接続されて前記動物の背部に捲回される形状に構成され、
    前記突部は、前記液透過性シートにおける前記着接部の接続部から25mm以上の長さに構成される
    請求項1記載の動物用おむつ。
  3. 前記液透過性シートの前記突部とは異なる位置に配置され、前記透過された尿を吸水して保持する吸水部をさらに具備する請求項1記載の動物用おむつ。
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