JP2007166753A - モータ及びモジュールic - Google Patents

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Abstract

【課題】ホール素子の位置決め誤差を低減することを課題とする。
【解決手段】放射状に内側に突出する複数のティース6を備える円筒状のステータ3と、前記各ティース6に巻線が巻回された複数の界磁コイルと、前記ステータ3の内部に同軸状に回転可能に配設されているマグネットロータ1と、前記各界磁コイルに電流を流す駆動回路と、前記マグネットロータの回転位置を検出する複数の位置センサと、前記回転位置に応じて順次選択された前記各界磁コイルに電流を流す駆動回路とを備えるモータであって、前記複数の位置センサを1つのモジュールICに集積した。
【選択図】図1

Description

本発明は、位置センサと駆動回路とを備えるモータ及びモジュールICに関する。
ブラシレスモータは、回転角方向に配列された複数の界磁コイルに順次電流を流すことにより回転磁界を発生し、磁化されたロータを回転させるものである。界磁コイルに電流を流すために駆動ドライバが使用され、ロータの回転角度を検出するために複数のホール素子が使用される。また、CW/CCW信号あるいはPWM信号等のモータ制御信号と、ホール素子出力とをデコードして駆動ドライバに供給する制御回路も必要になる。
駆動ドライバ、ホール素子及び制御回路をプリント基板上に搭載したブラシレスモータが開示されている(特許文献1,2参照)。
特開平6−30551号公報(図1) 特開平6−37122号公報(図2,図5)
ところが、特許文献の技術では、複数のホール素子をプリント基板上に搭載するので、プリント基板と筐体との位置ずれ、ホール素子(位置センサ)とプリント基板との位置ずれ等が発生し、正確なロータの回転角度を検出することが困難である。
そこで、本発明は、位置センサの位置決め誤差を低減することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明のモータは、放射状であって中心方向に向けて突出する複数のティースを備える円筒状のステータと、前記各ティースに巻線が巻回された複数の界磁コイルと、前記ステータの内部に同軸状に回転可能に配設されているマグネットロータと、前記各界磁コイルに電流を流す駆動回路と、前記マグネットロータの回転位置を検出する複数の位置センサと、前記回転位置に応じて順次選択された前記各界磁コイルに電流を流す駆動回路とを備え、前記複数の位置センサ及び前記駆動回路を1つのモジュールICに集積したことを特徴とする。
複数の位置センサを1つのモジュールに集積したことにより、モジュールとステータとの間で位置決めを行えば足りる。すなわち、プリント基板とステータとの間の位置ずれが回避される。さらに、位置センサ相互間の位置ずれが少ない。また、位置センサと駆動回路とが1つのモジュールICに集約されるので実装スペースが削減できる。
また、請求項2に係る発明によれば、前記モジュールは、ICチップにより形成されていることを特徴とする。これによれば、ICチップは素子間の位置精度が高いので、モジュールと位置センサとの間の位置ずれが回避され、位置センサ間の位置ずれも回避される。
また、請求項3に係る発明によれば、前記モジュールICは、複合チップモジュールICであり、前記複合チップモジュールICの一端部に前記複数の位置センサが配設され、反対側の端部に前記駆動回路が配設されていることにより、前記位置センサと前記駆動回路とが離間していることを特徴とする。複合チップモジュールは、同一平面内に複数の素子を配列したものであり、略平行な端部の一端部に配された複数の位置センサと、反対側の端部に配された駆動回路とが離間していることにより、位置センサの放熱が図られる。
また、請求項4に係る発明によれば、請求項3に係るモータにおいて、前記反対側の端部に電極が設けられていることを特徴とする。これによれば、駆動回路からの発熱が電極を介して放熱され、位置センサに対する熱の影響が少なくなる。
請求項5に係る発明は、請求項1に係るモータにおいて、前記モジュールICは、積層されて形成されたビルドアップモジュールICであり、前記ビルドアップモジュールICの一面側に前記複数の位置センサを設け、他面側に前記駆動回路を設けたことを特徴とする。これにより、位置センサと駆動回路とが1つのモジュールICに集約されるので実装スペースが削減できる。
請求項6に係る発明は、請求項5に係るモータにおいて、前記他面側を筐体に接するように設けたことを特徴とする。これによれば、駆動回路の発熱が筐体を介して放熱され、位置センサへの熱の影響が少なくなる。
請求項7に係る発明は、請求項1に係るモータにおいて、前記ステータは、上側巻線部と下側巻線部との双方の絶縁体で嵌合されている磁性体であり、少なくとも前記上側巻線部が前記複数の界磁コイルのリード端末と一体成形されたモールド体を構成しており、 前記モールド体に前記モジュールICが併設されていることを特徴とする。これによれば、リード端末の端末処理が不要になる。
請求項8に係る発明は、請求項1に係るモータにおいて、前記ステータは、上側巻線部と下側巻線部との双方の絶縁体で嵌合されている磁性体であり、少なくとも前記上側巻線部が前記複数の界磁コイルのリード端末と前記モジュールICとが一体成形されたモールド体を構成していることを特徴とする。これによれば、リード端末の端末処理が不要になる。さらに、モジュールICを取り付けるスペースが不要となる。
請求項9に係る発明は、請求項1に係るモータにおいて、前記モジュールICは、前記複数の位置センサが円弧状に設けられ、前記円弧の半径が前記マグネットロータの外周半径に等しいことを特徴とする。これにより、より高精度にマグネットロータの回転位置を検出することができる。
請求項10に係るモジュールICは、回転磁界の回転位置を検出する円弧状に設けられた複数の位置センサと、前記回転位置に応じて複数の外部コイルに順次電流を流す駆動回路と、を備え、一面側に前記複数の位置センサが設けられ、他面側に前記駆動回路が設けられるように積層されたビルドアップ型であることを特徴とする。これによれば、位置センサと駆動回路とが1つのモジュールICに集約されるので実装スペースを削減できる。また、位置センサ間の位置ずれが回避される。
請求項11に係るモジュールICは、回転磁界の回転位置を検出する円弧状に設けられた複数の位置センサと、前記回転位置に応じて複数の外部コイルに順次電流を流す駆動回路と、を備え、一端部に前記複数の位置センサが配置され、反対側の端部に前記駆動回路が配置されていることを特徴とする複合型であることを特徴とする。これによれば、位置センサと駆動回路とが1つのモジュールICに集約されるので実装スペースが削減できる。また、位置センサ間の位置ずれが回避される。
本発明によれば、位置センサの位置決め誤差を低減することができるモータ及びモジュールICを提供することができる。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態であるモータの構成を図1及び図2を参照して説明する。
図1において、モータ10は、三相ブラシレスモータであり、マグネットロータ1と、インシュレータ2と、ステータ3と、モールド体7とを備え、モールド体7には図3(a)に示される制御用モジュールIC32が併設される。
マグネットロータ1は、回転角方向に多極に磁化された円柱形状の磁性体であり、中心軸に貫通された孔1aに軸棒(図示せず)が嵌挿される。ステータ3は、円筒状のものの内面にT字状の複数のティース6が回転角方向に等角度間隔に設けられた一体形状の磁性体であり、各ティース6に絶縁被覆導線が巻回され、複数の界磁コイルが形成される。なお、図1では、ティース6が9本形成されている。
インシュレータ2は、ステータ3に併設される略円筒状の絶縁体であり、ステータ側の内面には、L字状の突起部2aが回転角方向に、突起部2bが逆方向に、各々交互に複数形成されている。また、ステータ3と反対側の内面には、L字状の複数の突起部2cが軸方向に向けて複数形成されている。
モールド体7は、ステータ保持部材5と、上側巻線部であるインシュレータ4とリード端子8とがモールドされており、ステータ3とインシュレータ2,4とが併設されている。ステータ3のティース6と、インシュレータ2の突起部2cと、インシュレータ4の突起部4cとが軸方向に整列し、これらに被覆導線が巻回され、界磁コイルが形成される。
ステータ保持部材5は、円環状の絶縁物であり、4本のリード端末8と複数のパッド13とが形成されている。リード端末8は、ステータ保持部材5の側面に形成された円柱状の突起部により補強されている。また、ステータ3のティース6に形成されている界磁コイルは9個形成されており、隣接する3個の界磁コイルの片端が中性線Nとして互いに接続され、他端にU相,V相,W相の矩形波三相電圧が印加される。また、互いに接続された3個の界磁コイルが3組構成され、U相,V相,W相の端末が互いに並列接続される。パッド13が形成されているステータ保持部材5と、上側巻線部であるインシュレータ4とがモールドされていることから、界磁コイルの端末処理が不要である。
図2は、モータ10の組立図であり、モールド体7と、ステータ3と、インシュレータ2とが互いに嵌合されている。
次に、図3を参照して、モジュールICの構成について説明する。
図3(a)は、モジュールICの正面図であり、図3(b)は、モジュールIC32をモータ10に取り付けるための取付け位置を示す図である。
図3(a)において、モジュールIC32は、複合型モジュールICであり、長方形状の基板20と、基板20の一端部である一辺側の中央部に円弧状に設けられた3個のホール素子21a,21b,21cと、基板20の他の端部である他辺側に設けられた3個の駆動ドライバ22a,22b,22cと、基板20の中央部に設けられた制御回路24と、信号を入出力する複数のピン電極とを備え、ホール素子21a,21b,21cと、制御回路24とは離間されている。このため、制御回路24の発熱がホール素子21a,21b,21cに影響することが低減される。なお、駆動ドライバ22は、スイッチング素子である複数のFET(Field Effect Transistor)を備え、三相ブリッジ回路を構成している。
ホール素子21a,21b,21cは、磁界の強度を検出するものであり、3個のホール素子を用いることにより、三相回転磁界を発生する界磁コイルに対するマグネットロータ1の回転位置を特定する。また、ホール素子21bが他のホール素子21a,21cに対してオフセットされて取り付けられていることにより、ホール素子21a,21b,21cは、円弧状に取り付けられている。なお、この円弧に対するホール素子21a,21b,21cの取付け角度は、ステータ3に複数設けられたティースの角度に対応している。駆動ドライバ22a,22b,22cは、各相の界磁コイルに矩形波電圧を印加するものである。制御回路24は、モータ回転方向を規定するCW/CCW信号(Clock Wise/Counter Clock Wise信号)と、界磁コイルに印加される矩形波電圧のDUTY比を規定するPWM信号(Pulse Width Modulation信号)と、ホール素子21a,21b,21cの出力信号とを用いて、駆動ドライバ22a,22b,22cを選択制御するエンコード信号を生成する。
また、制御回路24に入力されるCW/CCW信号、PWM信号、駆動ドライバから出力されるU相,V相,W相の各矩形波電圧、及び、電源Vcc,GNDは、駆動ドライバ22a,22b,22c側に設けられた複数のピン電極を介して入出力される。また、電源線、接地線及び信号線は、基板20の表面に形成される。
図3(b)を参照して、モジュールIC32の取付け位置について説明する。
モジュールIC32は、モールド体7のリード端子8側に併設され、ホール素子21a,21b,21cの位置が形成する円弧がマグネットロータ1の外周に一致するように位置決めされている。取付け具9は、モータ10の外形を一辺の長さとする略四角形状の板状体であり、中心部が円形に貫通している。また、取付け具9は四隅に固定孔17が設けられている。
ここで、図4を参照して、ホール素子21a,21b,21cの位置ずれについて説明する。
図4(a)は、従来技術のように、プリント基板を用いた場合を示し、図4(b)は、本実施形態のようにモジュールICを用いた場合を示し、図4(c)はICチップを用いた場合を示している。
図4(a)において、プリント基板27の表面にモジュールIC34が搭載されており、モジュールIC34にはホール素子21a,22b,22cが搭載されている。プリント基板27を取付け具9に取り付けるときに位置ずれe1が発生し、プリント基板27にモジュールIC34を半田付けする際に位置ずれe2が発生し、モジュールIC34の基板25とホール素子21a,21b,21cとの間で位置ずれe3が発生する。なお、ホール素子21a,21b,21c間の位置決め誤差は、モジュールICを使用しているので比較的少ない。
図4(b)においては、モジュールIC32と、取付け具9との間に位置ずれe4が発生し、モジュールIC32の基板25とホール素子21a,21b,21cとの間で位置ずれe5が発生する。図4(c)においては、ホール素子23a,23b,23cが基板26に設けられたICチップ36と取付け具9との間の位置ずれe6が発生し、ICチップ36の基板とホール素子23a,23b,23cとの間は、IC製造工程により高精度に位置決めされることから実質的に位置ずれ誤差は発生しない。
以上説明したように、本実施形態によれば、プリント基板が不要になり、スペース及びコストが低減される。また、プリント基板にモジュールIC32を搭載する場合は、(e1+e2+e3)の3つの位置ずれ誤差が発生し、ホール素子21a,21b,21cと駆動回路を搭載したモジュールIC32を使用して、プリント基板を使用しない場合は(e4+e5)の2つの位置ずれ誤差が発生し、ICチップ36を使用する場合は、e6の1つの位置ずれ誤差が発生する。したがって、モジュールIC32を使用した方がプリント基板を使用するよりも位置決め誤差が小さく、ICチップを使用した方がモジュールIC32を使用するよりも位置決め誤差が小さい。
(第2実施形態)
第1実施形態は、上側巻線部であるインシュレータ4と、ステータ保持部材5とをモールドしたが、下側巻線部であるインシュレータ2と、上側巻線部であるインシュレータ4と、ステータ3とをモールドすることができる。
図5の構造図を用いて本実施形態の構造を説明する。モールド体12は、下側巻線部であるインシュレータ2と、上側巻線部であるインシュレータ4と、ステータ3とがモールドされている。モールド体12の内面に形成されているティース6及びインシュレータ2,4の突起部に被覆導線を巻回することにより、複数の界磁コイルが形成される。さらに、ステータ保持部材5とモールド体12のインシュレータ4とが嵌挿され、モールド体内部に、軸棒が嵌挿されたマグネットロータ1が遊挿される。そして、界磁コイルの端末がステータ保持部材5に形成されているパッド13に接続される。なお、組み立て図は、図2と同様である。
なお、モジュールIC34がステータ保持部材5に形成されているパッド13に半田付けされる点は、第1実施形態と同様であるので、実装スペースが低減し、ホール素子21a,21b,21cの位置決め誤差が低減し、放熱が図られる点は前記実施形態と同様である。
(第3実施形態)
第1実施形態は、上側巻線部であるインシュレータ4と、ステータ保持部材5とをモールドし、第2実施形態は、下側巻線部であるインシュレータ2と、上側巻線部であるインシュレータ4と、ステータ3とをモールドしていたが、下側巻線部であるインシュレータ2と、上側巻線部であるインシュレータ4と、ステータ3と、ステータ保持部材5とをモールドすることができる。
図6に本実施形態の外観図を示す。モールド体15は、下側巻線部であるインシュレータ2と、上側巻線部であるインシュレータ4と、ステータ3と、ステータ保持部材5とがモールドされている。なお、本実施形態では、ステータ3は絶縁材で被覆されている。
図7を参照して、本実施形態のモータユニットの構造を説明する。
図7(a)は、モータユニットの外観図である。モータユニット11は、モータ10と、取付け具9’と、筐体であるカバー18と、軸棒14とから構成されるものであり、軸棒14は、ロータ1に嵌挿され、カバーに固定されている。なお、前記実施形態の取付け具9は四隅に固定孔が設けられていたが、本実施形態の取付け具9’の固定孔16は、3箇所に設けられている。また、取付け具9’は、4本のリード電極側が直線状であり、対向側が半円状である。
図7(b)は、モールド体15に取付け具9’が取り付けられ、カバー18が取り外された状態の外観図である。モジュールIC32が半田付けされる複数のパッド13が設けられている。図7(c)は、モータユニット11の正面図であり、図7(d)は、モータユニット11の背面図であり、図7(e)は、モータユニット11の左側面図である。
また、図7(f)は、モータユニット11の断面図である。モールド体15を構成しているステータ保持部材5には、界磁コイルの端末のリードがインシュレータ4を介して引き出されている。また、インシュレータ2側には、他のカバー18’で軸棒14が固定されている。また、モジュールIC32は、パッド13に半田付けされ、カバー18に接触している。モジュールIC34は、筐体であるカバー18に接触しているので駆動回路が効率よく冷却される。なお、モジュールIC34がステータ保持部材5に形成されているパッドに半田付けされる点は、第1実施形態と同様であるので、実装スペースが低減し、ホール素子21a,21b,21cの位置決め誤差が低減し、放熱が図られる点は前記実施形態と同様である。
(第4実施形態)
第1実施形態は、上側巻線部であるインシュレータ4と、ステータ保持部材5とをモールドしたが、さらにモジュールICを含めてモールドすることができる。
本実施形態のモータの構成図を図8に示す。図8において図1と同一のものは同一の符号を付し、説明を省略する。図1と異なる点は、パッド13が設けられて無く、破線で示されるモジュールIC40がステータ保持部材5の内部にモールドされている。すなわち、界磁コイルの末端は、直接モジュールIC40の端子に接続されることになる。さらに、モジュールICを取り付けるスペースが不要となる。
(第5実施形態)
前記各実施形態は、モジュールICに複合チップモジュールを用いたが、ビルドアップモジュールを用いることができる。
図示しないビルドアップモジュールICは、複数の素子が厚さ方向に積層して構成された略直方体状のものであり、この直方体の各辺に複数の電極が設けられている。また、直方体の一面側(上面側)に位置検出素子であるホール素子21a,21b,21cが設けられ、他面側(下面側)に駆動素子が配置されている。下面側に設けられた駆動素子をカバーに接触させることにより放熱が高められる。
本実施形態によれば、巻線部分がモールドされるので、コイルの末端処理が不要になる。なお、モジュールIC40がステータ保持部材5に形成されているパッドに半田付けされる点は、第1実施形態と同様であるので、実装スペースが低減し、ホール素子21a,21b,21cの位置決め誤差が低減し、放熱が図られる点は前記実施形態と同様である。
(変形例)
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形が可能である。
(1)前記各実施形態は、本発明を3極の三相ブラシレスモータに適用したことから、9個のティースを設けたが、任意の極数、任意の相数のブラシレスモータに適用することができ、これに対応して、ティース、界磁コイルの個数が決定される。また、相数によって位置センサ(ホール素子)の数量が決定される。
本発明の一実施形態であるモータの構成図である。 本発明の一実施形態であるモータの外観図である。 モジュールICの外観図及びモータへの取付け位置を示す図である。 位置決め誤差について説明するための図である。 本発明の他の実施形態であるモータの構成図である。 本発明のさらに他の実施形態であるモータの構成図である。 本発明のさらに他の実施形態であるモータの外観図及び構成図である。 本発明のさらに他の実施形態であるモータの構成図である。
符号の説明
1 マグネットロータ
2,4 インシュレータ
2a,2b,2c,4c 突起部
3 ステータ
5 ステータ保持部材
6 ティース
7 モールド体
8 リード端子
9,9’ 取付け具
10,11 モータ
12 モールド体
13 パッド
14 軸棒
15 モールド体
16,17 固定孔
18 カバー(筐体)
20,26 基板
21,21a,21b,21c,23,23a,23b,23c ホール素子(位置センサ)
22,22a,22b,22c 駆動ドライバ(駆動回路)
24 制御回路
25 基板
27 プリント基板
32,34,40 モジュールIC
36 ICチップ
38 プリント基板ユニット
N 中性線
Vcc 電源

Claims (11)

  1. 放射状であって中心方向に向けて突出する複数のティースを備える円筒状のステータと、前記各ティースに巻線が巻回された複数の界磁コイルと、前記ステータの内部に同軸状に回転可能に配設されているマグネットロータと、前記各界磁コイルに電流を流す駆動回路と、前記マグネットロータの回転位置を検出する複数の位置センサと、前記回転位置に応じて順次選択された前記各界磁コイルに電流を流す駆動回路とを備えるモータであって、
    前記複数の位置センサ及び前記駆動回路を1つのモジュールICに集積したことを特徴とするモータ。
  2. 前記モジュールICは、ICチップにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記モジュールICは、複合チップモジュールICであり、
    前記複合チップモジュールICの一端部に前記複数の位置センサが配設され、反対側の端部に前記駆動回路が配設されていることにより、前記位置センサと前記駆動回路とが離間していることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  4. 前記反対側の端部に電極が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のモータ。
  5. 前記モジュールICは、積層されて形成されたビルドアップモジュールICであり、
    前記ビルドアップモジュールICの一面側に前記複数の位置センサを設け、他面側に前記駆動回路を設けたことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  6. 前記他面側を筐体に接するように設けたことを特徴とする請求項5に記載のモータ。
  7. 前記ステータは、上側巻線部と下側巻線部との双方の絶縁体で嵌合されている磁性体であり、
    少なくとも前記上側巻線部が前記複数の界磁コイルのリード端末と一体成形されたモールド体を構成しており、
    前記モールド体に前記モジュールICが併設されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  8. 前記ステータは、上側巻線部と下側巻線部との双方の絶縁体で嵌合されている磁性体であり、
    少なくとも前記上側巻線部が前記複数の界磁コイルのリード端末と前記モジュールICとが一体成形されたモールド体を構成していることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  9. 前記モジュールICは、前記複数の位置センサが円弧状に設けられ、
    前記円弧の半径が前記マグネットロータの外周半径に等しいことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  10. 回転磁界の回転位置を検出する円弧状に設けられた複数の位置センサと、
    前記回転位置に応じて複数の外部コイルに順次電流を流す駆動回路と、
    を備えたモジュールICであって、
    一面側に前記複数の位置センサが設けられ、他面側に前記駆動回路が設けられるように積層されたビルドアップ型であることを特徴とするモジュールIC。
  11. 回転磁界の回転位置を検出する円弧状に設けられた複数の位置センサと、
    前記回転位置に応じて複数の外部コイルに順次電流を流す駆動回路と、
    を備えたモジュールICであって、
    一端部に前記複数の位置センサが配置され、反対側の端部に前記駆動回路が配置されていることを特徴とする複合型であることを特徴とするモジュールIC。
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