JP2007166415A - 携帯端末装置、カメラモジュール、携帯端末装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

携帯端末装置、カメラモジュール、携帯端末装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末装置、カメラモジュール、携帯端末装置の制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置であって、撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、赤外線通信手段が被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、被写体との距離データを検出し、距離データに基づいて撮影手段の制御を行う制御機能を撮影手段内に備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、赤外線照射により被写体との距離を検出し、検出した距離に基づいて撮影動作の制御を行う携帯端末装置、カメラモジュール、携帯端末装置の制御方法及びプログラムに関する。
従来、デジタルスチルカメラ(Digital Still Camera:以下DSCという)などのオートフォーカス(Auto Focus:以下AFという)制御方法として、赤外線LED(発光素子・照射素子)と受光素子を搭載し、被写体の赤外線反射を利用してフォーカス距離を検出する方法や、AFレンズを近距離から遠距離まで移動し、その間の画像をサンプリングし、フォーカス位置を検出する方法があるが、前者は赤外線LEDや受光素子の搭載面積やコストの制限があり、携帯電話等の携帯端末装置に適用する場合は後者の制御方法を選択せざるを得なかった。
しかし、後者の制御方法は、画像のサンプリングを行うため、カメラDSP(Digital Signal Processor)の高速な処理が必要になるとともに、画像サンプリングのためにAFをマクロから無限遠まで動作させるので、大きな電力が必要となってしまう。
また、サンプリングに使用する画像が基準となることにより、低照度時など長時間露光となった場合は画像自体が不鮮明となるため、誤検出をしてしまう可能性もある。更に、この誤検出を回避するために、DSCなどではシャッターボタンの半押しにてフォーカス位置をユーザが確認した後、撮影することが一般的であるが、携帯端末装置では構造上の制約などから半押し機能のあるスイッチの搭載が困難であると共に、半押しからの撮影にて手ぶれを起こしやすい。
また、携帯端末装置では近距離撮影の機会も多いが、少しでもフォーカス距離より近い位置での撮影の際はフォーカス位置が検出できず、遠方の被写体と判断し、無限遠位置にフォーカスを合わせてしまったまま撮影してしまう場合なども多く発生する。
ライトやフラッシュの発光に関しても、DSCなどでは調光センサなどを搭載し、撮影前の事前発光にて適切な発光強度を検出して調整を行う場合が多いが、携帯端末装置では調光センサの実装面積やコストの制約より発光強度は固定されており、発光強度が強すぎて被写体が白とびしてしまい、ライトやフラッシュが逆効果となってしまう場合などが多い。
従来技術例として、被対象物に対して赤外線の照射及び受光を行い、そのタイミング差から被対象物までの距離を演算する演算部を設けた「携帯電話装置」がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−325609号公報
しかしながら、上記特許文献1の携帯電話装置の構成は、被対象物との距離を演算する演算部12を独立した手段として有する(特許文献1の図1参照)ので、演算部を実装するための、実装面積の問題やコストの問題は解決されない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、実装面積やコストを大幅に増やすことなく、カメラ撮影における精度の高い制御を実現する携帯端末装置、カメラモジュール、携帯端末装置の制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置であって、撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、赤外線通信手段が被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、被写体との距離データを検出し、距離データに基づいて撮影手段の制御を行う制御機能を撮影手段内に備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置であって、撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、赤外線通信手段が被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、被写体との距離データを検出し、距離データに基づいて撮影手段の制御を行う制御機能を携帯端末装置の制御手段に備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、制御機能は、撮影手段による撮影動作と同期して行われることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、制御機能は、撮影手段のレンズのオートフォーカス調整、及び、撮影手段用のフラッシュ又はライトの発光強度調整のうち少なくとも1つであることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の発明において、赤外線通信手段は、撮影手段の近傍に搭載されることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段を有する携帯端末装置に搭載され、所定の被写体を撮影するためのカメラモジュールであって、所定の被写体を撮影する場合、赤外線通信手段が被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、被写体との距離データを検出し、距離データに基づいてカメラモジュールの制御を行う制御機能を備えることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、制御機能は、撮影動作と同期して行われることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載の発明において、制御機能は、レンズのオートフォーカス調整、及び、のフラッシュ又はライトの発光強度調整のうち少なくとも1つであることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の発明において、赤外線通信手段の近傍に搭載されることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、撮影手段の近傍に搭載され、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置で行われる携帯端末装置の制御方法であって、撮影手段は、撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、赤外線通信手段が被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、被写体との距離データを検出し、距離データに基づいて撮影手段の制御を行うことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、撮影手段の近傍に搭載され、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置で行われる携帯端末装置の制御方法であって、携帯端末装置の制御手段は、撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、赤外線通信手段が被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、被写体との距離データを検出し、距離データに基づいて撮影手段の制御を行うことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項10又は11記載の発明において、撮影手段及び携帯端末装置の制御手段は、撮影手段による撮影動作と同期して撮影手段の制御を行うことを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項10から12のいずれか1項に記載の発明において、撮影手段及び携帯端末装置の制御手段は、撮影手段の制御として、撮影手段のレンズのオートフォーカス調整、及び、撮影手段用のフラッシュ又はライトの発光強度調整のうち少なくとも1つを行うことを特徴とする。
請求項14記載の発明は、赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、撮影手段の近傍に搭載され、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置に実行させるためのプログラムであって、撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、赤外線通信手段が被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、被写体との距離データを検出し、距離データに基づいて撮影手段の制御を撮影手段に実行させることを特徴とする。
請求項15記載の発明は、赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、撮影手段の近傍に搭載され、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置に実行させるためのプログラムであって、撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、赤外線通信手段が被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、被写体との距離データを検出し、距離データに基づいて撮影手段の制御を携帯端末装置の制御手段に実行させることを特徴とする。
請求項16記載の発明は、請求項14又は15記載の発明において、撮影手段及び携帯端末装置の制御手段に、撮影手段による撮影動作と同期して撮影手段の制御を実行させることを特徴とする。
請求項17記載の発明は、請求項14から16のいずれか1項に記載の発明において、撮影手段及び携帯端末装置の制御手段に、撮影手段の制御として、撮影手段のレンズのオートフォーカス調整、及び、撮影手段用のフラッシュ又はライトの発光強度調整のうち少なくとも1つを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、従来に比べ、実装面積やコストを大幅に増やすことなく、カメラ撮影において、精度の高い制御を実現することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明の携帯端末装置におけるカメラの制御方法(AF制御及びライト/フラッシュ制御)は、赤外線の照射素子及び受光素子を有する赤外線通信モジュール(以下IrDAモジュールという)をカメラ周辺において被写体に向けて搭載し、DSCの赤外線LEDと赤外線受光素子同様の役割をさせる。そして、このIrDAモジュールの赤外線照射及び反射光受光によって取得された赤外線データに基づいて被写体との距離を検出し、検出された被写体の距離データに基づいて、AFのレンズ位置調整やライト/フラッシュの発光強度調整を行うが、これらの制御をカメラモジュール又は携帯端末装置の制御手段(CPU)で実現する。
よって、本発明の携帯端末装置は、もともと搭載されているカメラモジュールに、距離検出機能及び距離検出に基づいたカメラ制御機能を持たせるため、実装面積やコストは従来からの大幅な増大はなく、精度の高いカメラ制御が可能となる。これにより、制御方法の選択の幅が広がり携帯端末装置のデザインなどの要望にあった制御方法の選択が可能となる。
また、本発明の携帯端末装置は、被写体の赤外線反射により被写体までの距離を検出しAF調整を行うため、画像サンプリングのためのマクロ位置から無限遠までのレンズ移動及びサンプリングでのDSP処理がなくなり、少ない消費電力でAF調整が可能となる。
また、本発明の携帯端末装置は、被写体の距離を検出し調整を行うため、フォーカス範囲を多少超えた近距離での撮影に対しても、無限遠とは誤検出せず、より最適なAF位置調整での撮影が可能となる。
また、本発明の携帯端末装置は、画像のサンプリングによるフォーカス位置検出ではなく、被写体距離自体を検出するため、検出ができないという場合は少なく、ワンプッシュでの撮影に対してもAF調整の失敗が少ない撮影が可能となる。
また、本発明の携帯端末装置は、ライトやフラッシュを使用した撮影シーンに対しても、被写体の距離データをもとにカメラDSPまたは端末CPUにて発光制御を行うことができ、撮影に適した発光にて白とびなどの問題回避が可能となる。
本発明の携帯端末装置の実施例として、携帯電話機について説明する。本実施例の携帯電話は、図1に示すように、上側筐体12と下側筐体とを有する折り畳み式携帯電話であり、上側筐体12には、カメラモジュール(撮影手段)4、ライト/フラッシュ(撮影用発光手段)5、IrDAモジュール(赤外線通信手段)9、背面ディスプレイ11が実装されている。これらの位置関係は図1に示すような実装が必要である。特にIrDAモジュール9の実装位置は、画像の中心から下部分に被写体が位置することが多いので、カメラモジュール4の真下が望ましい。
本実施例の携帯電話の構成について図2及び図3を参照して説明する。図2はカメラDSPに被写体距離検出機能及びカメラ制御機能を持たせた場合であり。図3は携帯電話のCPUに被写体距離検出機能及びカメラ制御機能を持たせた場合である。
AFレンズユニット1は、AF機構を備えたレンズユニットであり、センサの光軸上に実装され、カメラDSP3と接続されており、カメラDSP3にてフォーカス制御される。仕様によっては光学ズームなどの機構も搭載される。
センサ2は、AFレンズユニット1を通して入射される光を受けるCCDやCMOSセンサであり、カメラDSP3と接続されており、カメラDSP3にて駆動制御される。
カメラDSP3は、センサ2及び携帯電話のCPUである後段LSI10と接続され、センサ2の制御を行うとともに、センサ2からの画像データの補正や調整を処理する機能を有し、処理した画像データを後段LSI10に出力する。また、図2の構成の場合、カメラDSP3はIrDAモジュール9やライト/フラッシュ5と接続され、IrDAモジュール9の赤外線照射をカメラモジュール4の撮影動作と同期して行うように制御する。また、被写体を反射してきた赤外線の受光データ(赤外線データ)の入力を受け、被写体までの距離の算出を行い、算出された距離データに基づいて、カメラモジュール4やライト/フラッシュ5を制御し、AF調整やライト/フラッシュの発光(出力)制御などを行う。つまり、本実施例では、カメラDSP3が、IrDAモジュール9における赤外線照射の制御、被写体距離検出の機能、AF調整機能やライト/フラッシュ5の発光強度調整機能などを有するように構成できる。
カメラモジュール4は、AFレンズユニット1、センサ2、カメラDSP3を全て含めたモジュールをいい、カメラDSP3は、IrDAモジュール9やライト/フラッシュ5との接続端子を有する。
ライト/フラッシュ5は、カメラモジュール4における撮影時に使用される発光手段であり、カメラモジュール3又は後段LSI10と接続され、発光のタイミングや強度を制御される。
赤外線照射素子6は、赤外線を照射する素子であり、通常のIrDAの赤外線照射以外に、被写体距離検出のための赤外線照射も行うため、照射強度は通常よりも高くできるものが望ましい。また、赤外線照射素子6は制御IC8と接続されており、カメラDSP3又は後段LSI10からの指令を受けた制御IC8の制御により、被写体に対して赤外線照射を行う。
赤外線受光素子7は、赤外線(被写体からの反射光)を受光する素子であり、制御IC8と接続されており、受光した赤外線データを制御IC8に出力する。
制御IC8は、赤外線照射素子6と赤外線受光素子7と接続されており、赤外線照射素子6の制御を行うとともに、赤外線受光素子7が受光した赤外線のデータが入力され、カメラDSP3又は後段LSI10と接続されており、データの出力の処理・制御などを行う。
IrDAモジュール9は、赤外線照射素子6、赤外線受光素子7、制御IC8を含めたモジュールをいう。
後段LSI10は、携帯電話全体のアプリケーション処理やプログラムによる制御を行う端末CPUである。カメラモジュール4(カメラDSP3)、IrDAモジュール9(制御IC8)と接続されており、ユーザの操作に対し、各モジュールに制御の指令を出す。また、図3の構成の場合、後段LSI10はIrDAモジュール9やライト/フラッシュ5と接続され、IrDAモジュール9の赤外線照射をカメラモジュール4の撮影動作と同期して行うように制御する。また、制御IC8から、被写体を反射してきた赤外線の受光データ(赤外線データ)の入力を受け、被写体までの距離の算出を行い、算出された距離データに基づいて、カメラモジュール4のAF調整を行うようにDSP3に指令したり、又は、ライト/フラッシュ5の発光強度調整を行うように指令したりする。つまり、本実施例では、携帯電話のCPUである後段LSI10が、IrDAモジュール9における赤外線照射の制御、被写体距離検出の機能、AF調整機能やライト/フラッシュ5の発光強度調整機能などを有するように構成できる。
次に、本実施例の携帯電話の動作の一例について説明する。
ユーザがシャッターボタンを押すなどの撮影動作を行い、後段LSI10から静止画像撮影の指令がカメラモジュール4に入力されると、カメラモジュール4は静止画像撮影への設定変更を行い、この間に、カメラDSP3又は後段LSI10の制御にてIrDAモジュール9の赤外線照射素子6(赤外線LED)から赤外線を照射し、被写体を反射した赤外線を赤外線受光素子7が受光する。被写体からの赤外線反射データをカメラDSP4又は後段LSI10にて処理し、被写体の距離を検出する。検出した被写体までの距離データをフィードバックし、AFレンズユニット1のレンズ位置調整をカメラDSP3が制御し、レンズ位置が合わせられた時点より撮影を開始する。被写体の位置がAFのフォーカス範囲より近い場合はマクロ位置にAFレンズを移動させ、被写体の距離が調整範囲より遠い場合、又は、一定時間内に赤外線の反射がない場合は、無限遠にレンズを移動する。
また、ライト/フラッシュ5を使用した撮影の際は、この距離データをライト/フラッシュ5を制御するカメラDSP3又は後段LSI10にフィードバックし、発光強度の調整を行い、撮影に同期させたタイミングでの発光を行う。
以上説明したように、本実施例の携帯電話は以下の効果を奏する。
第1の効果は、もともと携帯端末に搭載されているカメラモジュール又はCPUを利用して、被写体距離を算出する機能及び撮影動作を制御する機能を持たせることにより、実装面積やコストを大幅に増やすことなく、精度の高いAF制御を実現できる。
第2の効果は、従来の制御方法に比べ、フォーカス位置検出が簡易的であり、スムーズで消費電力の少ないAF調整が行える。
第3の効果は、被写体距離を検出するため、従来の制御方法に比べ誤検出が少なくなり、今までは検出が困難であった場合にもより最適なAF調整が可能である。
第4の効果は、被写体距離情報をフォードバックしてライト/フラッシュの発光強度調整が可能となるので、より最適な環境での撮影を実現できる。
次に、本発明の他の実施例について詳細に説明する。
上記実施例1では、被写体までの距離データのみからAF調整を行っているが、赤外線反射を用いてAF調整を行った後、画像サンプリングの制御を更に緻密なサンプリングにて行い、両方の制御方法を併用する。これによりAF調整の精度をさらに上げることが可能となる。
DSCなどではセルフタイマーと併用してリモコンでの撮影などの機能を搭載したものもあるが、本実施例では赤外線通信モジュール9をカメラ4と同方向に実装し、DSCと同様にリモートでの撮影制御を可能とする。なお、本実施例で用いられるリモコンは、リモコン単体でも問題はないが、現在の携帯端末ではリモコン機能やアプリの機能としてリモコン制御などが可能であることから、他の端末からの制御なども可能とする。
以上、本発明の実施例について説明したが、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
本発明は、撮影手段及び赤外線通信手段を有する端末装置に適用できる。
本発明の携帯端末装置の外観を示す斜視図である。 本発明の携帯端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の携帯端末装置の構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1 AFレンズユニット
2 センサ
3 カメラDSP
4 カメラモジュール(撮影手段)
5 ライト又はフラッシュ
6 赤外線照射部
7 赤外発光部
8 制御IC
9 IrDAモジュール(赤外線通信手段)
10 後段LSI(制御手段)
11 背面ディスプレイ
12 上側筐体
13 下側筐体

Claims (17)

  1. 赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置であって、
    前記撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、前記赤外線通信手段が前記被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、前記被写体との距離データを検出し、前記距離データに基づいて前記撮影手段の制御を行う制御機能を前記撮影手段内に備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置であって、
    前記撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、前記赤外線通信手段が前記被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、前記被写体との距離データを検出し、前記距離データに基づいて前記撮影手段の制御を行う制御機能を前記携帯端末装置の制御手段に備えることを特徴とする携帯端末装置。
  3. 前記制御機能は、前記撮影手段による撮影動作と同期して行われることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末装置。
  4. 前記制御機能は、前記撮影手段のレンズのオートフォーカス調整、及び、前記撮影手段用のフラッシュ又はライトの発光強度調整のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  5. 前記赤外線通信手段は、前記撮影手段の近傍に搭載されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  6. 赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段を有する携帯端末装置に搭載され、所定の被写体を撮影するためのカメラモジュールであって、
    所定の被写体を撮影する場合、前記赤外線通信手段が前記被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、前記被写体との距離データを検出し、前記距離データに基づいて前記カメラモジュールの制御を行う制御機能を備えることを特徴とするカメラモジュール。
  7. 前記制御機能は、撮影動作と同期して行われることを特徴とする請求項6記載のカメラモジュール。
  8. 前記制御機能は、レンズのオートフォーカス調整、及び、のフラッシュ又はライトの発光強度調整のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項6又は7記載のカメラモジュール。
  9. 前記赤外線通信手段の近傍に搭載されることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のカメラモジュール。
  10. 赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、前記撮影手段の近傍に搭載され、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置で行われる携帯端末装置の制御方法であって、
    前記撮影手段は、前記撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、前記赤外線通信手段が前記被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、前記被写体との距離データを検出し、前記距離データに基づいて前記撮影手段の制御を行うことを特徴とする携帯端末装置の制御方法。
  11. 赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、前記撮影手段の近傍に搭載され、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置で行われる携帯端末装置の制御方法であって、
    前記携帯端末装置の制御手段は、前記撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、前記赤外線通信手段が前記被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、前記被写体との距離データを検出し、前記距離データに基づいて前記撮影手段の制御を行うことを特徴とする携帯端末装置の制御方法。
  12. 前記撮影手段及び前記携帯端末装置の制御手段は、前記撮影手段による撮影動作と同期して前記撮影手段の制御を行うことを特徴とする請求項10又は11記載の携帯端末装置の制御方法。
  13. 前記撮影手段及び前記携帯端末装置の制御手段は、前記撮影手段の制御として、前記撮影手段のレンズのオートフォーカス調整、及び、前記撮影手段用のフラッシュ又はライトの発光強度調整のうち少なくとも1つを行うことを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載の携帯端末装置の制御方法。
  14. 赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、前記撮影手段の近傍に搭載され、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置に実行させるためのプログラムであって、
    前記撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、前記赤外線通信手段が前記被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、前記被写体との距離データを検出し、前記距離データに基づいて前記撮影手段の制御を前記撮影手段に実行させることを特徴とするプログラム。
  15. 赤外線を用いて所定のデータの通信を行う赤外線通信手段と、前記撮影手段の近傍に搭載され、カメラにより被写体の撮影を行う撮影手段と、を有する携帯端末装置に実行させるためのプログラムであって、
    前記撮影手段により所定の被写体を撮影する場合、前記赤外線通信手段が前記被写体に対して赤外線照射を行って取得した赤外線データに基づいて、前記被写体との距離データを検出し、前記距離データに基づいて前記撮影手段の制御を前記携帯端末装置の制御手段に実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 前記撮影手段及び前記携帯端末装置の制御手段に、前記撮影手段による撮影動作と同期して前記撮影手段の制御を実行させることを特徴とする請求項14又は15記載のプログラム。
  17. 前記撮影手段及び前記携帯端末装置の制御手段に、前記撮影手段の制御として、前記撮影手段のレンズのオートフォーカス調整、及び、前記撮影手段用のフラッシュ又はライトの発光強度調整のうち少なくとも1つを実行させることを特徴とする請求項14から16のいずれか1項に記載のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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