JP2007166338A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 原稿の浮き量に応じた出力の制御ができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】 複合機1は、複写禁止コードが埋め込まれた原稿の両面を同時に読み取る表面読み取り手段2、裏面読み取り手段3と、前記読み取られた画像を出力する印字手段12と、表面読み取り手段2、裏面読み取り手段3により読み取られた原稿の表面画像から前記複写禁止コードの有無を検知した結果と前記原稿の裏面画像から前記複写禁止コードの有無を検知した結果に基づいて前記読み取られた原稿の浮き量を検出し、この検出結果に基づいて前記印字手段12による画像出力を制御する制御手段9とを有する。複合機は、前記浮き量検出結果に基づいて前記原稿の浮き量を制御する浮き量制御手段をさらに有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機密文書の情報漏洩を防止することができる画像処理装置及び画像処理方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータやプリンタ、複写機の普及によって、プリントアウトされた機密文書の不正コピーによる情報漏洩の問題が出てきている。機密文書の不正コピーの防止・抑制のための従来技術として、機密文書のプリント時に、画像中にコピー禁止情報を埋め込んでからプリント出力し、コピー時には原稿を読み取った画像中から画像中に埋め込まれているコピー禁止情報を検知し、コピー禁止情報が含まれている場合には正常なコピー動作を中止する、といった不正コピー禁止機能を持った複合機が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
また、その不正コピー禁止機能を発展させ、機密文書のプリント時には画像中にコピー禁止情報、および特定の条件のもとではコピーを許可するためのコピー許可条件情報(例えば、暗証番号)の2種類の情報を埋め込んでプリント出力し、コピー時には読み取った画像中から画像中に埋め込まれているコピー禁止情報およびコピー許可条件情報の2種類の情報を検知し、コピー許可条件に合致しているか判断し、コピー許可条件に合致していない場合にはコピー動作を中止するが、合致している場合にはコピー動作を行う、という高度な不正コピー禁止機能を持った複合機も検討されている。ここで、コピー禁止情報・コピー許可条件情報の埋込み方法としては、例えば次のような方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
すなわち、文書画像の背景全面に微小なパターンで比較低濃度の背景地紋画像を合成する。背景地紋画像は潜像文字領域と背景領域の2つの領域で構成されており、それぞれの領域は異なる微小パターンで構成されている。潜像文字領域は、比較的小さいドットパターンで構成され、背景領域は、2種類の微小な斜線パターンの配列で構成されている。この2種類の斜線パターンがそれぞれビット0、ビット1を表現し、その2種類の斜線パターンを所定サイズの2次元配列とした2次元コード画像が背景部に互いに隣接して繰り返し配置されるようになっている。コピー許可条件情報としては、この2次元コードに埋め込む。
コピー禁止情報としては、2次元配列の内部が全てビット0に対応する斜線パターンで構成する特殊コード、もしくは2次元配列の内部が全てビット1に対応する斜線パターンで構成する特殊コードによって埋め込む。機密文書の不正コピー抑制のための他の従来例として、機機密文書のプリント時に、プリントを行ったユーザに関する情報や日時情報等を埋め込んでからプリント出力し、プリント出力された原稿をスキャナ等で読み込み、読み取られた画像中に埋め込まれたユーザ・クライアントPC・プリンタ・日時を解析して、情報漏洩元を特定する画像処理装置が検討されている。この機能は、前記従来例の複合機の追加機能として構成することも可能である。
特開2003−280469号公報 特開2003−283790号公報
しかしながら、両面同時読取機構を備えるスキャナでは裏面の読取センサとして小型で自動原稿送り(DADF)に組み込みやすいCIS(コンタクト・イメージ・センサ:Contact Image Sensor)を使用する場合が多い。このCIS方式のスキャナでは、LEDを光源とした光を順に原稿に照射し、反射してきた光をCISセンサで順次受取してスキャンします。LED、レンズ、センサが一体化して同じ長さの棒状にまとめて密着していることから密着センサ方式とも呼ばれる。しかし、このCISセンサは焦点深度が浅いため、原稿との距離がぶれると読み取り画像がボケる傾向がある。読み取り画像がボケるとジョブ禁止原稿か否かの判定精度が悪化するという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、原稿の浮き量に応じた出力の制御ができる画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、コードが埋め込まれた原稿の両面を読み取る画像読取手段と、前記読み取られた画像を出力する画像出力手段と、前記画像読取手段により読み取られた原稿の表面画像から前記コードの有無を検知した結果と前記原稿の裏面画像から前記コードの有無を検知した結果に基づいて前記画像読取手段により読み取られた原稿の浮き量を検出する浮き量検出手段と、前記浮き量検出手段の検出結果に基づいて前記画像出力手段による画像出力を制御する制御手段とを有する。本発明によれば、原稿の浮き量に応じた出力の制御が可能となる。上記コードには例えば複写禁止コードなどが含まれる。
本発明の画像処理装置は、前記浮き量検出手段の検出結果に基づいて前記原稿の浮き量を制御する浮き量制御手段をさらに有する。本発明によれば、原稿が浮いて読み取り画像がぼけてコードがきちんと認識できないことにより禁止原稿か否かの判定精度が悪化するという問題を解決できる。前記画像読取手段のうち前記原稿の一方の面を読み取り手段は、コンタクト・イメージ・センサを用いて構成されている。
本発明の画像処理方法は、コードが埋め込まれた原稿の両面を読み取る画像読取ステップと、前記読み取られた画像を出力する画像出力ステップと、前記画像読取ステップで読み取られた原稿の表面画像から前記コードの有無を検知した結果と前記原稿の裏面画像から前記コードの有無を検知した結果に基づいて前記読み取られた原稿の浮き量を検出する浮き量検出ステップと、前記浮き量検出ステップの検出結果に基づいて前記画像出力ステップでの画像出力を制御する制御ステップとを有する。本発明によれば、原稿の浮き量に応じた出力の制御が可能となる。
本発明の画像処理方法は、前記浮き量検出手段の検出結果に基づいて前記原稿の浮き量を制御するステップをさらに有する。本発明によれば、原稿が浮いて読み取り画像がぼけてコードがきちんと認識できないことにより禁止原稿か否かの判定精度が悪化するという問題を解決できる。
本発明によれば、原稿の浮き量に応じた出力の制御ができる画像処理装置及び画像処理方法を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の実施例に係る複合機1のブロック図である。画像処理装置としての複合機1は、プリント機能、コピー機能、およびスキャン機能等の複数機能を持つ。この複合機1は、LAN(Local Area Network)などのネットワークに接続されたクラインアントPC(パーソナルコンピュータ)に接続されている。図1に示すように、複合機1は、表面読み取り手段2、裏面読み取り手段3、画像蓄積手段4、データベース5、ジョブ禁止コード検出手段6、7、ユーザインターフェース手段8、制御手段9、コード画像生成手段10、画像重畳手段11及び印字手段12を有する。画像重畳手段11又は印字手段12が画像出力手段である。
表面読み取り手段2は、原稿の表面を読み取り、読み取った画像データを画像蓄積手段4へ出力する。裏面読み取り手段3は、原稿の裏面を読み取り、読み取った画像データを画像蓄積手段4へ出力する。画像蓄積手段4は、読み取った画像データを蓄積する。ジョブ禁止コード検出手段6は、表面読み取り手段2で読み取った画像から禁止コードかどうかを検知する。ジョブ禁止コード検出手段7は、表面読み取り手段3で読み取った画像から禁止コードかどうかを検知する。ユーザインターフェース手段8は、タッチパネルディスプレイ等の入出力デバイスを有しており、ユーザから各種操作や埋め込み情報の入力を受け付ける部分である。
制御手段9は、複合機1全体を制御するものである。制御手段9は、固定情報、ジョブ情報及びページ単位情報をそれぞれ固定情報コード、ジョブ情報コード及びページ情報コードとしてコード化する。固定情報には、複合機のマシン識別ID、ネットワークアドレス(IPアドレス、MACアドレス)などが含まれる。ジョブ情報には、ジョブ識別ID、送信元PCネットワークアドレス、ユーザID、出力開始日時、総ページ数などが含まれる。ページ情報には、ページ番号などが含まれる。部情報は、何部中の何部かの情報である。また、制御手段9は、浮き量検出手段としても機能する。コード画像生成手段10は、制御手段9がコード化したそれぞれのコードを画像の所定の領域に配置してコード画像を生成する。画像重畳手段11は、画像蓄積手段4に蓄積された各ページの文書画像とコード画像を読み出して合成する。印字手段12は、画像重畳手段11が合成した合成画像データを用紙上に印字記録して出力する。
図2は、本実施例に係る複合機1の原稿送り装置付近の断面図である。表面縮小光学系である表面読み取り手段2は、光源21、ミラー22、レンズ23及びCCD(Charge-Coupled Devices)24により構成されている。原稿送り装置で原稿Pが引き込まれると、原稿Pの表面に光源21からの光が照射され、ミラー22で反射された光をレンズ23を介してCCD24に画像が取り込まれる。
裏面密着読取系である裏面読み取り手段3は、CIS方式のスキャナで構成され、白色LED31、32、CISセンサ・セルホックレンズアレイ33、分光分布調整光学フィルタ34及びこれらを覆う筐体35を含む。参照符号36は詳細は後述するが浮き量調整手段である。原稿送り装置で原稿Pが引き込まれると、原稿Pの裏面に白色LED31、32からの光が照射され、CISセンサ・セルホックレンズアレイ33により画像データとして取り込まれる。このCISセンサ33は焦点深度が浅いため、原稿との距離がぶれると読み取り画像がボケる傾向がある。読み取り画像がボケるとジョブ禁止原稿か否かの判定精度が悪化する。
そこで、制御手段9は、表面読み取り手段2により読み取られた原稿の表面画像から複写禁止コードの有無を検知した結果と裏面読み取り手段3により読み取られた原稿の裏面画像から複写禁止コードの有無を検知した結果に基づいて表面読み取り手段2及び裏面読み取り手段3により読み取られた原稿の浮き量を検出し、この検出結果に基づいて画像重畳手段11又は印字手段12による画像出力を制御する。制御手段9は、原稿の浮き量を検出するとき、表面画像からの複写禁止コードの検出精度と、裏面画像からの複写禁止コードの検出精度を比べて、あらかじめ設定された閾値を参照しながら表裏面のうちどちらの面がどれくらい浮いているかを検出する。
次に、背景地紋画像生成処理について説明する。図3は、コードを説明する模式図である。図4は、パターン番号配列を説明する模式図である。コード画像生成手段10の動作について説明する。コード画像生成手段10には、制御手段9から付加情報(複写禁止情報、条件情報、潜像情報)が入力される。コード画像生成手段10は、入力された潜像情報を元に潜像画像を生成する。潜像情報とは 、パターン画像の中にどのような潜像文字を埋め込むかを示す情報であり、具体的には、潜像の文字列、フォント種類、フォントサイズ、潜像文字列の方向(角度)等の情報からなっている。コード画像生成手段10は、潜像情報を、指定されたフォント種類、フォントサイズで、指定された方向に潜像文字列の描画を行い、2値の潜像画像として生成する。
ここで、潜像画像の解像度はプリンタの解像度を後述するパターンのサイズで割った解像度となる。例えば、プリンタ解像度が600dpi、パターンのサイズが12画素×12画素の場合、潜像画像の解像度は50dpiとなる。コード画像生成手段10は、入力された複写禁止情報および条件情報の符号化を行う。
先ず、複写禁止情報がプリント出力を行った文書を複写機で複写させないようにすることを示す場合、図3(A)、(B)に示す2種類の複写禁止コードを生成する。ここで、図3(A)の複写禁止コードは、コード内部が全てビット0となっており、図3(B)の複写禁止コードは、コード内部が全てビット1となっていることが特徴である。複写禁止 情報が入力されない場合、もしくはプリント出力を行った文書を複写機で複写させないようにすることを示すものではない場合、図3(A)および(B)に示す2種類のコードの生成は行われない。
次に、条件情報が入力されている場合、その条件情報に対して誤り訂正符号を行い、図3(C)に示すようなデジタルコードを生成する。図3(C)のコードは、ビット0およびビット1の配列によって、符号化された条件情報のビット列を表している。コードの外周は、コードの位置決めを容易にするために特殊なビットパターンとなっている。 次に、生成したコードを図4(A)に示すように複数個繰り返し配置し、潜像画像の大きさと同じ大きさのパターン番号配列を生成する。ここで、図の斜線ハッチングされた矩形が図3(A)の複写禁止コード、縦線ハッチングされた矩形が図3(B)の複写禁止コード、ドットハチングされた矩形が図3(C)のデジタルコードとなっている。
もし、複写禁止コードが生成されなかった場合には、図中の複写禁止コードの部分にはデジタルコードを配置する。また、もしデジタルコードが生成されなかった場合には、図中のデジタルコードの部分には複写禁止コードを配置する。この時点で、パターン番号配列の各要素の値は0または1になっている。次に、潜像画像を参照し、潜像画像中の黒画素の座標に対応するパターン番号配列の要素のパターン番号を2に変更する。これを潜像画像中の全ての黒画素について行うと、パターン番号配列は、複写禁止コード、デジタルコードが並べて配置された背景にパターン番号2で潜像文字が描かれた状態となる。この状態を図4(B)に示す。図中の黒色の「COPY」の部分が、パターン配列番号を2に変更された部分を示す。このパターン番号配列をコード画像生成手段10へ出力する。
コード画像生成手段10は、入力されたパターン番号配列の各要素を参照し、そのパターン番号に対応したパターンをパターン格納部から読み出してパターン画像に変換することで、背景地紋画像を生成する。生成された背景地紋画像は、画像蓄積手段4へ格納される。
図5は、パターン格納部に格納されるパターンの例を示す模式図で、(A)はパターン番号0に対応するパターン、(B)はパターン番号1に対応するパターン、(C)はパターン番号2に対応するパターンである。ここで、パターン番号配列はプリンタ解像度をパ ターンサイズで割った画像の解像度に相当し、それをもとに生成されるパターン画像は、パターン番号配列の一要素を1つのパターンに置き換えて生成するので、生成されたパターン画像はプリンタの解像度に一致する。また、パターン画像は、複写禁止コード、デジタルコードのビット値に応じた斜線パターンに変換され、潜像文字が孤立ドットパターンに変換された画像になっている。
このようにして生成されたパターン画像が背景地紋画像として、画像蓄積手段4へ格納され、文書画像データに合成されて、用紙上にプリント出力される。図6は、プリント出力およびコピー出力の例を示す模式図である。プリント出力された画像の例を図6(A)に示す(説明の都合上、文書画像は画像要素が何も無い真っ白な画像の場合の例を示している)。図6(A)中の矩形で囲まれた領域 を拡大したものが図6(C)である。図6(B)は、図6(A)をコピー機でコピーした 場合のコピー出力画像を示す。
次に、本発明の実施例に係る複合機1の動作について説明する。図7は、本発明の実施例に係る複合機1の動作フローチャートである。ユーザによりスタートボタン押下されると(ステップS101)、表面読み取り手段2により原稿の表面がスキャンされ、裏面読み取り手段3により原稿の裏面がスキャンされる(ステップS102)。制御手段9は、ジョブ禁止コード検出手段6から表面のジョブ禁止コード検出結果を取得し、ジョブ禁止コード検出手段7から裏面のジョブ禁止コード検出結果を取得する(ステップS103)。制御手段9は、表面読み取り手段2により読み取られた原稿の表面画像から複写禁止コードの有無を検知した結果と裏面読み取り手段3により読み取られた原稿の裏面画像から複写禁止コードの有無を検知した結果に基づいて表面読み取り手段2及び裏面読み取り手段3により読み取られた原稿の浮き量を検出する(ステップS104)。
制御手段9は、DADFの調整が必要でないと判断した場合(ステップS105で「N」)、画像を印字手段12に出力し(ステップS106)、全原稿のコピーが終了した場合に処理を終了する(ステップS107)。一方、制御手段9は、DADFの調整が必要であると判断した場合に(ステップS105で「Y」)、ユーザインターフェース手段8にアラームを出力する(ステップS108)。このようにして、制御手段9は、原稿の浮き量の検出結果に基づいて画像重畳手段11又は印字手段12による画像出力を制御する。ここでは、コピージョブを例に挙げているが、スキャンジョブやFAX送信ジョブでも同様である。また原稿浮き量判定は、原稿1ページのスキャン終了後に行っても、原稿1ページのスキャン中にリアルタイムで行っても良い。
図8は、本発明の実施例に係る他の複合機のブロック図である。図8に示すように、複合機100は、上記複合機1に、浮き量制御手段としての表面原稿浮き制御手段13及び裏面原稿浮き制御手段14を追加したものである。表面原稿浮き制御手段13は、表面原稿の浮き量を制御するものである。裏面原稿浮き制御手段14は、裏面原稿の浮き量を制御するものである。この表面原稿浮き制御手段13及び裏面原稿浮き制御手段14は、実際には、図2で示した浮き量調整手段36によって構成される。
そして、制御手段9は、表面読み取り手段2により読み取られた原稿の表面画像から複写禁止コードの有無を検知した結果と裏面読み取り手段3により読み取られた原稿の裏面画像から複写禁止コードの有無を検知した結果に基づいて表面読み取り手段2及び裏面読み取り手段3により読み取られた原稿の浮き量を検出し、この検出結果に基づいて原稿の浮き量の調整が必要であると判断した場合には、表面原稿浮き制御信号を表面原稿浮き制御手段13へ出力し、裏面原稿浮き制御信号を裏面原稿浮き制御手段14へ出力する。表面原稿浮き制御手段13及び裏面原稿浮き制御手段14は、制御手段9からの制御信号に応じて原稿の浮き量を制御する。これにより、原稿が浮いて読み取り画像がぼけて禁止コードがきちんと認識できないことにより禁止原稿か否かの判定精度が悪化するという問題を解決できる。
なお、本発明の画像処理方法は、複合機1により実現される。複合機1は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を用いて実現される。本発明の画像処理方法は、コンピュータを制御して実行するプログラムとして実現することができる。このプログラムは、磁気ディスクや光ディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して配信したりすることにより、提供することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。例えば上記実施例ではコードの例として複写禁止を示すコードを例にとって説明したが、本発明ではコードは複写禁止を示すコードに限定されることなく、例えば読み取り画像に対して何らかの制限を付与するようなコードであればいずれのコードも含まれる。
本発明の実施例に係る複合機1のブロック図である。 本実施例に係る複合機1の原稿送り装置付近の断面図である。 コードを説明する模式図である。 パターン番号配列を説明する模式図である。 パターンの例を示す模式図である。 プリント出力およびコピー出力の例を示す模式図である。 本発明の実施例に係る複合機1の動作フローチャートである。 本発明の実施例に係る他の複合機のブロック図である。
符号の説明
1 複合機
2 表面読み取り手段
3 裏面読み取り手段
4 画像蓄積手段
5 コード画像生成手段
6、7 ジョブ禁止コード検出手段
8 ユーザインターフェース手段
9 制御手段
10 重畳画像生成手段
11 画像重畳手段
12 印字手段

Claims (5)

  1. 所定のコードが埋め込まれた原稿の両面を読み取る画像読取手段と、
    前記読み取られた画像を出力する画像出力手段と、
    前記画像読取手段により読み取られた原稿の表面画像から前記コードの有無を検知した結果と前記原稿の裏面画像から前記コードの有無を検知した結果に基づいて前記画像読取手段により読み取られた原稿の浮き量を検出する浮き量検出手段と、
    前記浮き量検出手段の検出結果に基づいて前記画像出力手段による画像出力を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記浮き量検出手段の検出結果に基づいて前記原稿の浮き量を制御する浮き量制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像読取手段のうち前記原稿の一方の面を読み取り手段は、コンタクト・イメージ・センサを用いて構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 所定のコードが埋め込まれた原稿の両面を読み取る画像読取ステップと、
    前記読み取られた画像を出力する画像出力ステップと、
    前記画像読取ステップで読み取られた原稿の表面画像から前記コードの有無を検知した結果と前記原稿の裏面画像から前記コードの有無を検知した結果に基づいて前記読み取られた原稿の浮き量を検出する浮き量検出ステップと、
    前記浮き量検出ステップの検出結果に基づいて前記画像出力ステップでの画像出力を制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  5. 前記浮き量検出手段の検出結果に基づいて前記原稿の浮き量を制御するステップをさらに有することを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。
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