JP2007165958A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音楽再生をしながらスライドショー再生をするときに、音声入り画像データがあっても適切に音声出力処理を行なう。
【解決手段】音声情報が入った画像データと音声情報が入っていない画像データを含む複数の画像データが保存された記録手段22と、前記複数の画像データによる再生画像を表示する表示手段11と、前記複数の画像データを読み出して、それらの再生画像を前記表示手段に順次表示させる画像再生手段15と、複数の前記再生画像の表示中に音楽を再生する音声再生手段17と、画像再生手段により、前記複数の画像データのうち、音声情報が入った画像データの再生画像が再生された際に、前記音声再生手段により、音楽を再生するか画像データの音声情報を再生するかを選択可能な選択手段21とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子カメラなどで撮影された写真画像を表示するための画像表示装置に関する。
従来より、画像をディスプレイ装置に表示して鑑賞する方法として、複数の画像を、手動または自動で順番に切り替えて表示させるスライドショー再生がある(たとえば特許文献1参照)。
特開2003−304479号公報
演出効果を高めるために、スライドショー再生中に音楽を流すことが考えられている。スライドショー再生対象の画像データに音声が含まれていなければ音楽を流すことに支障がないが、音声入り画像データが含まれていると音声出力制御が困難となる。
本発明は、音楽再生をしながらスライドショー再生をするときに、音声入り画像データがあっても適切に音声出力処理を行なえる画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明の画像表示装置は、
音声情報が入った画像データと音声情報が入っていない画像データを含む複数の画像データが保存された記録手段と、
前記複数の画像データによる再生画像を表示する表示手段と、
前記複数の画像データを読み出して、それらの再生画像を前記表示手段に順次表示させる画像再生手段と、
複数の前記再生画像の表示中に音楽を再生する音声再生手段と、
画像再生手段により、前記複数の画像データのうち、音声情報が入った画像データの再生画像が再生された際に、前記音声再生手段により、音楽を再生するか画像データの音声情報を再生するかを選択可能な選択手段と
を備えたことを特徴とする。
音楽再生と音声入り画像の音声の再生とを適切に制御することができる。
図1は、本発明の実施形態による画像表示装置の構成を示すブロック図である。図1において、画像表示装置1には、入出力機器として、ディスプレイ装置11、スピーカ12、CDプレーヤ13、入力部14(キーボード、マウス)が設けられている。これらは、画像表示装置1の本体部分と分離して設けられ、ケーブルを介して本体部分と接続されて信号のやりとりが行なわれるが、これらのうち一部の入出力機器またはすべてが、本体部分と一体化して設けられる構成としてもよい。
また、画像表示装置1には、記憶装置として、ハードディスク22が設けられている。ハードディスク22には、CDプレーヤ13等から入力される音声(音楽)データ、電子カメラ30から入力される画像データを格納することができる。
ディスプレイ装置11は、画像信号出力部16を介して画像信号処理部15に接続されている。ディスプレイ装置11は、画像信号処理部15で処理されて画像信号出力部16を介して出力される画像信号に基づいた画像を、表示画面に表示する。スピーカ12は、音声信号出力部18を介して音声信号処理部17に接続されており、音声信号処理部17で処理されて音声信号出力部18を介して出力される音声信号に基づいた音声を出力する。CDプレーヤ13は、音声信号入力部19を介して音声信号処理部17に接続されている。音声信号入力部19には、他の音響機器を接続することもでき、接続された機器からの音声データを入力する。CDプレーヤは、挿入されたCD(コンパクト・ディスク)に記録された音声情報(音楽デー)を再生することができる。その再生データは、音声信号入力部19を介して音声信号処理部17に入力され、音声信号処理部17で処理された後、ハードディスク22に保存される場合もあり、音声信号出力部18を介して音声信号が出力され、スピーカ12から音声出力される場合もある。
入力部14はキーボード、マウス等から構成されており、USBインタフェース部20を介してCPU21に接続されている。CPU21を介して、各種設定や動作に関する操作を行なうことができる。また、USBインタフェース部20を介して、電子カメラ30を接続することもできる。そして、電子カメラ30で撮影された画像データを画像表示装置1に転送し、CPU21を介してハードディスク22に保存することができる。
CPU21は、画像信号処理部15、音声信号処理部17、ハードディスク22の動作の制御を行なう。ROM23は、CPU21が動作するための制御プログラムが格納されている読出し専用のメモリである。CPU21は、ROM22から制御プログラムを読み出して実行することにより動作する。RAM24は、画像データや音声データ、その他のデータを一時的に格納しておくための書き換え可能なメモリである。
前述のように、電子カメラ30において撮影された写真画像を画像表示装置1に取り込むことができる。電子カメラ30と画像表示装置1とは、USBケーブル31を介して接続可能であり、USBケーブル31を介して電子カメラ30内に保存されている画像データを画像表示装置1に転送することができる。画像表示装置1では、USBインタフェース部20を介してCPU21に画像データが入力され、CPU21は画像データをハードディスク22に保存する。電子カメラ30からの画像データを転送されてきた形式のままでハードディスク22に保存してもよいが、必要に応じて、画像信号処理部15に画像データを送り、画像データを加工した後にハードディスク22に保存してもよい。
電子カメラ30では、音声信号を記録することもできる。これらの音声信号は、動画あるいは静止画と関連付けられて記録される。画像(動画、静止画)データ中に音声データを含ませて記録するのが一般的である。このような音声データが入った(あるいは音声データと関連付けられた)画像データ(以下、音声入り画像データという)も、上記同様にして、画像表示装置1に転送して、ハードディスク22に保存することができる。
CDプレーヤ13でCDから再生された音楽データは、音声信号入力部19を介して音声信号処理部17に入力される。音声信号処理部17では、音楽データに圧縮等の処理を施し、処理された音楽データをハードディスク22に保存する。
なお、音声信号処理部17は、入力された音声データをアナログ音声信号に変換し、音声信号出力部18を介してスピーカ12に出力し、音声を出力させることもできる。音声信号処理部17に入力される音声データとしては、CDプレーヤ13から出力される音楽データと、ハードディスク22に保存された音楽データ、あるいは画像データ中に含まれる音声データがある。
ハードディスク22に保存された画像データは、ディスプレイ装置11に画像表示することができる。ハードディスク22から読み出された画像データは、画像信号処理部15でディスプレイ装置11で表示するのに適合する画像信号に変換され、画像信号出力部16を介してディスプレイ装置11に出力される。そして、ディスプレイ装置11は、入力された画像信号に基づいた画像を表示画面に表示する。次の画像データをハードディスク22から読み出して、画像信号処理部15へ出力すると、ディスプレイ装置11で表示される画像は次の画像データに基づく画像に切り替わる。このように、順次ハードディスク22に保存されている画像データを読み出して画像信号処理部15へ出力していくと、ディスプレイ装置11での表示画像を順次切り替えていくスライドショー再生ができる。
ハードディスク22には、保存された画像データを管理するためのデータベースファイルが作成される。画像データが新たに保存されると、データベースファイルに情報が追加される。
図2は、このようにして作成された画像管理データベースファイルの内容を示す図である。図2において、データベースの項目としては、1つの画像データに対して、画像ファイル名、撮影日時、グループ名、順位、関連音楽データ名がある。
画像データが電子カメラ30から転送されハードディスク22に保存されたとき、図2の画像管理データベースファイルにその画像データの情報が追加される。このとき、画像管理データベースファイルに書き込まれる情報は、画像ファイル名と撮影日時である。画像ファイル名は、画像データがハードディスク22に保存されるときのファイル名であり、電子カメラ30で保存されたときのファイル名をそのまま用いる。撮影日時は、画像が電子カメラ30で撮影されて保存されたときの日時であり、この情報は画像ファイル中に書き込まれている。したがって、画像ファイル名と撮影日時は、画像データが電子カメラ30から転送された時点で特定されるので、画像管理データベースファイルに書き込むことができる。
画像管理データベースの項目の「グループ名」は、スライドショー再生を行なうときの、再生対象となる画像データのグループを示している。同じグループ名が設定されている画像データは、そのグループのスライドショー再生時にディスプレイ装置11に順次画像表示される。このグループ名は、操作者によって設定される。この設定動作は、操作者によって設定操作の要求が、入力部14よりなされたときに、ROM23内に格納された設定用プログラムがCPU21によって呼び出され、実行されることにより開始される。CPU21は、設定用プログラムに従い、ハードディスク22から画像管理データベースファイルを読み出し、その内容をディスプレイ装置11で表示できるような表示形式データにして画像信号処理部15に出力する。画像信号処理部15は、CPU21から入力したデータをディスプレイ装置11で表示可能な画像信号に変換して、画像信号出力部16を介してディスプレイ装置11に出力する。そして、ディスプレイ装置11の表示画面に設定画面が表示される。操作者は、その設定画面を見ながら、入力部14を操作することにより、グループ名を設定し、そのグループに含ませる画像データを選択して設定することができる。
画像管理データベースの項目の「順位」は、あるグループをスライドショー再生するときに、グループ内の画像を順次表示する際の順番を示している。すなわち、順位1の画像から順に表示する処理が行われる。この順位も、設定画面から設定するわけであるが、設定操作を省略して、撮影日時順や、ファイル名順に自動的に順位が設定されることとしてもよい。本実施形態では、撮影日時順に順位が自動的に設定されて画像管理データベースに書き込まれることとする。
画像管理データベースの項目の「関連音楽データ名」は、その画像が表示されるときに再生される音楽データ名を示している。この関連音楽データ名は、設定画面にて、ハードディスク22に保存されている音楽データから選択して設定することができる。このような画像データと音楽データとの関連付けの設定は、各画像データごとに1つの音楽データを設定するか、各グループごとに1つの音楽データを設定するかのいずれかの設定ができる。あるグループをスライドショー再生する際に、そのグループに対して1つの音楽データが関連付けされている場合は、スライドショー再生が終了するまで、その関連付けされた1つの音楽データが再生され続ける。各画像ごとに異なる音楽データが関連付けされている場合は、画像の表示を切り替えるごとに再生される音楽データも切り替わる。画像管理データベースでは、図2に示されるように、各画像ごとに関連音楽データ名が書き込まれているが、グループに1つの音楽データが設定された場合は、そのグループに属する画像の関連音楽データ名の項は、すべて同じ関連音楽データ名が書き込まれる。
以下、スライドショー再生時の動作について説明する。スライドショー再生は、ROM23に格納されたスライドショー再生用プログラムがCPU21によって読み出され、実行されることによって行なわれる。スライドショー再生プログラムが実行されると、CPU21は、画像信号処理部15、画像信号出力部16を介して、ディスプレイ11にスライドショー再生のためのグループ選択画面を表示する。操作者は、この画面を見ながら入力部14を操作することにより、再生したいグループを選択する。今、グループ1が選択された場合の動作説明を行なう。
図3は、スライドショー再生時の動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、グループに対して1つの音楽データが関連付けられたグループがスライドショー再生対象として選択された場合の動作を示している。まず、グループ選択がなされると(ステップS301)、図2に示した画像管理データベースファイルを開き、選択されたグループの各画像の情報を読み出す(ステップS302)。前述のように、ここではグループ1が選択されたわけであるから、図2の画像管理データベースファイル中より、グループ名が「1」である画像の情報を読み出す。対象となる画像は、画像01〜画像06である。図2の画像管理データベースファイルから、グループ1の各画像の関連音楽データ名を読出す。ここでは、グループ1の画像01〜06は、関連音楽データ名がすべて「AA」なので、グループに対して1つの音楽データが関連付けされていることがわかる。したがって、スライドショー再生が終了するまで音楽データAAを再生し続ければよいことがわかる。次に、スライドショー再生で、表示すべき6枚の画像(画像01〜画像06)に関して、各画像の表示時間を決定する(ステップS303)。この表示時間の決定について、以下に詳細に説明する。
本実施形態では、スライドショーでの画像表示時には、各画像の表示時間を一定にする設定もできるが、表示時間を自動制御する設定も可能である。このような表示時間の自動制御の設定がなされたときは、以下のようにして表示時間を制御する。
まず、画像は、撮影日時順(撮影日時が古い順)に順次表示する。撮影日時は、画像管理データベースに書き込まれている。画像管理データベースの「順位」の項目は、画像の表示順を示しているが、グループ1の場合、順位は撮影日時順になっている。各画像の表示時間を一定にする設定のときは、「順位」で設定された順に表示をしていくが、各画像の表示時間を自動制御する設定のときは、「順位」の設定にかかわらず、撮影日時順に表示する。各画像の表示時間は、撮影日時に基づいて決定される。今表示されている画像と次に表示される画像との撮影日時の間隔が長いほど、今表示されている画像の表示時間が長くなるようにする。
図4は、図2のグループ1の画像を表示する際の、各画像の表示時間の決定方法を説明するための図である。グループ1の画像01〜画像06の6枚の画像の撮影日時順は画像01〜画像06であるから、表示順もこの順になる。各画像の次の画像との撮影日時の間隔は、図4の「次の画像との撮影日時間隔」に示される通りである。画像06は、最後に表示する画像であるから、次の画像はない。そして、撮影日時の間隔に基づいて各画像の表示時間を決めていく。まず、最初に表示する画像01と最後に表示する画像06の表示時間は、予め設定された時間とする。その時間をここでは6秒とする。最長表示時間と最短表示時間も設定可能であるとする。これは、撮影日時間隔が数年のように長すぎる場合は、表示時間が長くなりすぎる問題があるし、連写などで、撮影日時間隔が非常に短い場合は、表示時間が短くなりすぎる問題があるからである。ここでは、最長表示時間を6秒の2倍の12秒、最短表示時間は6秒の1/2の3秒とする。
画像01の表示時間は設定通り6秒であるが、画像02との撮影日時間隔は306秒である。次の画像02は、画像03との撮影日時間隔が433秒であり、画像01の306秒の約1.4倍であるから、表示時間もその倍率に応じて長くする。画像02の表示時間は
6.0*433/306=8.49・・・
(*は乗算記号、/は除算記号。以下同じ。)
という計算の結果、8.5秒とする。
次の画像03は、画像04との撮影日時間隔が65秒であるから、画像02の場合と同様の計算により
6.0*65/306=1.27・・・
であるから1.3秒となるが、設定されている最短表示時間の3秒より短いため、画像03の表示時間は3秒となる。画像04は、画像05との撮影日時間隔が2293秒であるから、画像02の場合と同様の計算により
6.0*2293/306=44.96・・・
であるから45.0秒となるが、設定されている最長表示時間の12秒より長いため、画像04の表示時間は12秒となる。画像05は、画像06との撮影日時間隔が219秒であるから、画像02の場合と同様の計算により
6.0*219/306=4.29・・・
であるから4.3秒となる。以上のようにして、各画像の表示時間が決定される。
図3のフローチャートの説明に戻ると、ステップS303にて、各画像の表示時間が決定されると、図2の画像管理データベースファイルから、グループ1の各画像の関連音楽データ名を読出す。ステップ302で確認したように、ここでは、グループ1の画像01〜06は、関連音楽データ名がすべて「AA」なので、スライドショー再生が終了するまで音楽データAAを再生し続ければよいので、この音楽データの再生を開始する(ステップS304)。すなわち、音楽データ名「AA」の音楽データがハードディスク22から読み出されて音声信号処理部17へ入力され処理されて、音声信号出力部18を介してスピーカ12から音声出力される。次に、図2の画像管理データベースファイルから、グループ1の画像のうち最初に表示されるべき画像(撮影日時が最も早い画像)の画像名が読み出される(ステップS305)。ここでは、画像01である。この画像01の画像データを読み出して、ディスプレイ装置11に画像表示する(ステップS306)。すなわち、画像01の画像データがハードディスク22から読み出されて、画像信号処理部15へ入力されて処理され、画像信号出力部16を介して画像信号が出力され、ディスプレイ装置11に画像が表示される。画像が表示された状態で、図4に示すように設定された画像の表示時間が経過するまで待つ(ステップS307)。これは、CPU21に内蔵されているタイマによって時間の経過を計ることにより行なう。画像01の場合、6秒が経過したら、図2の画像管理データベースファイルより、次に表示すべき画像データがあるか否かを調べる(ステップS308)。次に表示すべき画像データがある場合は、その画像データを読出し(ステップS309)、ステップS306とステップS307の処理を再度行い、次の画像データの表示を図5のように設定された時間だけ行なう処理を繰り返す。ここでは、次に表示すべき画像データとして画像02があるので、画像02の画像データを読み出して、8.5秒間表示する処理を行なう。次に表示すべき画像データがない場合は、ステップS304で開始した音楽データの再生を終了させ(ステップS310)、ディスプレイ装置11への画像表示を終了させ(ステップS311)、このグループのスライドショー再生を終了させる。グループ1の場合、最後に表示する画像06の表示が終了すると、スライドショー再生が終了となる。
本実施形態では、音楽データの再生の際、曲のサビ部分のみを再生することができる。前述のように、画像データと音楽データの関連付けは、1つの画像データに1つの音楽データを関連付けすることができる。この場合、スライドショー再生の際に、画像表示が切り替わるごとに再生される音楽データも切り替わることとなる。スライドショー再生においては、1つの画像の表示時間が設定できるが、通常数秒に設定することが多い。これに対して、音楽データは1曲数分である場合が多く、画像表示中に曲の最初の一部分しか再生できないことになる。したがって、曲の特徴部分であるサビ部分を順次再生することにより、音楽再生の効果を上げることができる。
本実施形態では、曲のサビ部分の再生を行なうために、予めサビ部分の抽出と保存の処理を行なうことができる。曲のサビ部分の抽出は、CPU21によってROM23内に格納されているサビ部分抽出プログラムが読み出され実行されることによって行われる。サビ部分抽出プログラムが起動すると、ハードディスク22に保存されている音楽データのうち、サビ部分の抽出が行なわれていない音楽データが読み出され、サビ部分の抽出処理が順次行なわれる。サビ部分抽出プログラムに関しては、特開2004-233965号公報に記載されているので、ここでは詳しく説明しない。
このようなサビ部分抽出プログラムによって、曲のサビ部分の区間がどこであるかが抽出される。サビ部分の区間は、曲の始まりの部分から何秒目の位置から何秒目の位置までかによって示される。このサビ部分の区間の情報を保存するわけであるが、その保存のしかたに以下の2つの方法がある。
第1の方法では、サビ部分の区間がどこからどこまでであるかを示す情報を元の音楽データと関連付けして保存する。図5(a)は、音楽データとその音楽データのサビ部分の区間を示す情報を格納したデータファイルの内容を示す図である。音楽データ名に対応して、サビ部分の開始位置と終了位置(曲の始まりの何秒目から何秒目までか)が書き込まれている。このデータファイルはハードディスク22に保存され、サビ部分抽出プログラムによって、サビ部分が抽出された後に、このデータファイルにサビ部分の情報が追加されていく。
第2の方法では、元の音楽データ中からサビ部分の区間の音楽データのみを抽出して、サビ部分の音楽データとして保存する。つまり、サビ部分のみの音楽データを新規に作成して、ハードディスク22に保存する。このとき、元の音楽データと関連がわかるようにする。図5(b)は、元の音楽データとサビ部分の音楽データとの対応を示すデータファイルの内容を示す図である。このデータファイルは、それぞれの音楽データ名(ファイル名)とその音楽データのサビ部分の音楽データ名(ファイル名)との関係を示す情報が書き込まれている。このデータファイルはハードディスク22に保存され、サビ部分抽出プログラムによって、サビ部分が抽出され、サビ部分の音楽データが作成され保存された後、このデータファイルに元の音楽データとサビ部分の音楽データとの対応情報が追加されていく。
なお、本実施形態では、上記のようにサビ部分抽出プログラムを用いて自動的に各音楽データのサビ部分の抽出と保存を行なうこととしたが、操作者が予め各音楽データを聴きながら、サビ部分を探してその区間を決定し、図5(a)のデータファイルに書き込んでもよい。また、同様にして操作者がサビ部分を探してその区間を決定し、音楽データの編集プログラムを用いて、音楽データのうちのサビ部分と決定した区間を切り取ってファイル名をつけて保存し、図5(b)のデータファイルに書き込んでもよい。このように、サビ部分を決定には、種々の方法が考えられる。
次に、曲のサビ部分の再生を利用したスライドショー再生の動作の説明をする。図6は、スライドショー再生時の動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、グループの各画像ごとに1つの音楽データが関連付けられたグループがスライドショー再生対象として選択された場合の動作を示している。まず、グループ選択がなされると(ステップS601)、図2に示した画像管理データベースファイルを開き、選択された各画像の情報を読み出す(ステップS602)。ここでは、グループ4が選択されたとする。図2の画像管理データベースファイル中より、グループ名が「4」である画像の情報を読み出す。対象となる画像はグループ4の画像14、15、16である。そして、グループ4の各画像の関連音楽データ名を読み出す。画像14、15、16の関連画像データ名はそれぞれDD、EE、FFであるから、各画像に対して異なる画像データが関連付けられていることがわかる。したがって、スライドショー再生において、画像表示が切り替わるごとに再生する音楽データも切り替えなければならない。このような音楽再生を行なう場合、本実施形態では、前述のようなサビ部分の再生を行なうこととなる。次に、各画像の表示時間の決定を行なう(ステップS603)。この処理は、図3のステップS303と同様の処理を行なってもよいが、ここでは、図3のときと異なり、各画像の表示時間を一定にする設定がなされていたとして、表示時間は、すべての画像で一定時間と決定する。
次に、図2の画像データベースファイルから、グループ4の画像のうち最初に表示されるべき画像(順位が1の画像)の画像名を読み出す(ステップS605)。ここでは、画像14である。この画像14の画像データを読み出して、ディスプレイ装置11に画像表示する(ステップS606)。次に、表示した画像と関連付けられている音楽データのデータ名を読み出す(ステップS607)。これは、図2の画像管理データベースファイルから読み出すことができる。今表示されている画像14は、図2の画像管理データベースファイルから、音楽データDDと関連付けられていることがわかる。そして、図5のデータファイルを読むことによって、音楽データDDのサビ部分の情報を読み出す(ステップS608)。図5(a)のデータファイルが作成されている場合は、音楽データDDのサビ部分は、曲の始めから88秒の位置から111秒の位置までであることがわかる。図5(b)のデータファイルが作成されているときは、音楽データDDのサビ部分に対応する音楽データは、音楽データDDsであることがわかる。このような情報に基づいて、音楽データのサビ部分の再生を行なう(ステップS609)。図5(a)のデータファイルが作成されている場合は、ハードディスク22に保存されている音楽データDDを読出し再生を開始するが、早送りをしてサビ部分の開始位置から再生を行なう。図5(b)のデータファイルが作成されている場合は、ハードディスク22に保存されているサビ部分の音楽データである音楽データDDsを読み出して、再生を行なう。
このようにして、画像を表示し、その画像と関連付けられた音楽データのサビ部分を再生している状態で、予め設定された画像の表示時間が経過するのを待つ(ステップS610)。表示時間が経過したら、サビ部分の音楽データの再生を中止し(ステップS611)、次に表示すべき画像データがあるか否かを調べる(ステップS612)。ここでは、次に表示すべき画像データとして画像15があるので、画像15の画像データを読み出して(ステップS613)、ステップS606に戻り、ステップS611までの処理を繰り返す。次に表示すべき画像データがない場合は、ディスプレイ装置11への画像表示を終了させ(ステップS614)、このグループのスライドショー再生を終了させる。グループ4の場合、最後に表示する画像16の表示が終了すると、スライドショー再生が終了となる。
ハードディスク22に記録された画像データには、画像情報以外に音声情報が入っているものもある。以下に、音声情報が入った画像データが存在する場合に対応可能な実施形態について説明する。
音声情報が入っている画像データの再生の際は、以下のようにすれば、画像表示をしながら、音声データの再生が可能である。ハードディスク22から画像データが読み出されて、画像信号処理部15でディスプレイ装置11に表示するための画像信号に変換されるとき、音声データ部分は音声信号処理部17へ送る。そして、音声信号処理部17で、スピーカ12で音声出力するための音声信号に変換する。このようにして、音声入りの画像データの場合、ディスプレイ装置11に画像表示するとともに、スピーカ12から音声出力を行なうことができる。
図3のフローチャートで説明したように、本実施形態では、複数の画像データからなるグループに対して1つの音楽データを関連付けすることができる。このとき、複数の画像データの中に音声入り画像データが含まれていた場合の動作モードを予め設定しておく。動作モードは、基本的には、音声入り画像データの音声データを再生するかしないかの2つがある。音声データを再生しない動作モードの場合、音声入り画像データが読み出されて画像表示がなされても、音声信号処理部15では、音声入り画像データの音声データは無視し、それまで再生していた音楽データの再生を続ける。音声データを再生するモードでは、音声入り画像データが読み出されて画像表示がなされると、音声信号処理部15では、音楽データの再生を止め、入力された音声入り画像データの音声データを再生する。そして、次の画像データ(音声入りデータでない)に切り替わったら、音声データの再生を止め、音楽データの再生を再度行なう。
図7は、スライドショー再生において、音声入り画像データの再生に対応するための動作フローチャートである。このフローチャートは、グループに対して1つの音楽データが関連付けられたグループがスライドショー再生対象として選択された場合の動作を示している。まず、グループ選択がなされると(ステップS701)、図2に示した画像管理データベースファイルを開き、選択されたグループの各画像の情報を読み出す(ステップS702)。ここではグループ3が選択されたとする。図2の画像管理データベースファイル中より、グループ名が「3」である画像の情報を読み出す。対象となる画像は、画像08、11、12である。図2の画像管理データベースファイルから、グループ3の各画像の関連音楽データ名を読出す。ここでは、グループ3の画像08、11、12は、関連音楽データ名がすべて「CC」なので、グループに対して1つの音楽データが関連付けされていることがわかる。次に、各画像の表示時間の決定を行なう(ステップS703)。この処理は、図3のステップS303と同様の処理を行なってもよいが、ここでは、図3のときと異なり、各画像の表示時間を一定にする設定がなされていたとして、表示時間は、すべての画像で一定時間と決定する。図2の画像管理データベースファイルから、グループ3の各画像の関連音楽データ名を読出す。ステップS702で確認したように、ここでは、グループ3の画像は、関連音楽データ名がすべて「CC」なので、この音楽データCCの再生を開始する(ステップS704)。
次に、図2の画像データベースファイルから、グループ3の画像のうち最初に表示されるべき画像(順位が1の画像)の画像名を読み出す(ステップS705)。ここでは、画像08である。この画像08の画像データを読み出して、ディスプレイ装置11に画像表示する(ステップS706)。次に、画像信号処理部15で画像表示処理を行なった際に、この画像データは音声データが入っているか否かを判断する(ステップS707)。そして、音声データが入っている場合は、前述の動作モードの設定を確認をし、音声データを再生するモードか否かを判断する(ステップS708)。音声データを再生するモードであれば、音声データは、画像信号処理部15から音声信号処理部17へ送られ、音声信号処理部17で、現在再生している音楽データの再生を中断し(ステップS709)、画像データに入っていた音声データの再生を開始する(ステップS710)。そして、予め設定された画像の表示時間が経過するのを待つ(ステップS711)。ステップS707で画像データに音声データが入っていないと判断された場合、あるいは、ステップS708で音声データを再生するモードではないと判断された場合は、そのままステップS711に進み、画像の表示時間が経過するのを待つ。
表示時間が経過したら、図2の画像管理データベースより、次に表示すべき画像があるか否かを調べる(ステップS712)。次の画像データがある場合は、現在、画像データに入っていた音声データを再生中であるか否かを確認する(ステップS713)。音声データを再生中であれば、その再生を中止し(ステップS714)、音楽データCCの再生を再開する(ステップS715)。音楽データ再生の再開は、ステップS709で再生を中断した際に、中断した位置を記憶しておいて、その位置から再生を再開すればよい。そして、次の画像データを読出し(ステップS716)、ステップS706へ戻って画像表示を行い、ステップS715までの処理を繰り返す。ステップS713で、音声データ再生中でなければ、音楽データの再生が続けられていることになるから、何もしないでステップS716へ進み、次の画像データの表示処理を行なう。ステップS712で、次の画像データがない場合は、音声信号処理部17での音声出力の処理を終了し(ステップS717)、画像信号処理部15での画像信号出力の処理も終了し(ステップS718)、スライドショー再生を終了する。
以上のような図7のフローチャートにおける処理において、画像データに音声データが入っていた際に、その音声データを再生するモードのときの動作は、再生されており音楽データの再生を中断させて、画像データに入っていた音声データを再生することとした。しかしながら、音声データを再生するモードのときの動作としては、次のような動作を行なってもよい。その動作モードは、音声出力が2チャンネルのステレオで行なえることが前提となる。すなわち、スピーカ12が2つあり、音声信号処理部17、音声信号出力部18の入出力も2系統ある場合である。音楽データの再生中は、ステレオ音声で再生する。音声入り画像データが読み出されて画像表示がなされると、音楽のデータの一方のチャンネルの出力を止め、一方のチャンネルのみから出力する。この場合、音楽データの音声信号はモノラルに変換して出力する。そして、音楽データが出力されない一方のチャンネルからは、音声入り画像データの音声データを再生出力する。この音声データがステレオである場合はモノラルに変換して出力する。
このような動作モードに設定された場合は、図7のフローチャートにおいて、ステップS709では、音楽データの再生を中断するのではなく、一方のチャンネルからのみ出力する処理を行なう。また、ステップS710では、画像データに入っていた音声データの再生は、音楽データの再生に使っていない他方のチャネルから出力する。また、ステップS715では、音楽データの再生を2チャンネルを用いたステレオ再生に戻すことになる。画像データに入っている音声データの再生を行なうときのモードを、以上説明した2つのモードから選択できるようにして、ステップS709の前でその選択されているモードを確認し、以降の動作を切り替えるように構成してもよい。
本実施形態では、図6のフローチャートによる動作(曲のサビ部分を再生する場合)、図7のフローチャートによる動作(音声入り画像データの再生の場合)においては、各画像の表示時間を一定として画像表示することとしたが、図3のフローチャートのステップS303で説明したように、各画像の表示時間を次に表示する画像との撮影日時間隔によって制御してもよい。
本発明の実施形態の画像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画像表示装置で作成される画像管理データベースの内容を示す図である。 本発明の実施形態の画像表示装置でのスライドショー再生時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像表示装置でのスライドショー再生時の各画像の表示時間の決定方法を説明するための図である。 本発明の実施形態の画像表示装置での音楽データとそれらの音楽データのサビ部分との対応を示すデータファイルの内容を示す図である。 本発明の実施形態の画像表示装置でのスライドショー再生時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像表示装置でのスライドショー再生時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1:画像表示装置、11:ディスプレイ装置、12:スピーカ、13:CDプレーヤ、14:入力部、15:画像信号処理部、16:画像信号出力部、17:音声信号処理部、18:音声信号出力部、19:音声信号入力部、20:USBインタフェース部、21:CPU、22:ハードディスク、23:ROM、24:RAM、30:電子カメラ。

Claims (3)

  1. 音声情報が入った画像データと音声情報が入っていない画像データを含む複数の画像データが保存された記録手段と、
    前記複数の画像データによる再生画像を表示する表示手段と、
    前記複数の画像データを読み出して、それらの再生画像を前記表示手段に順次表示させる画像再生手段と、
    複数の前記再生画像の表示中に音楽を再生する音声再生手段と、
    画像再生手段により、前記複数の画像データのうち、音声情報が入った画像データの再生画像が再生された際に、前記音声再生手段により、音楽を再生するか画像データの音声情報を再生するかを選択可能な選択手段と
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記選択手段は、音声情報が入った画像データの再生画像が再生された際に、前記音声再生手段により、音楽を再生するのを止めて画像データの音声情報を再生することを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記音声再生手段は、ステレオ再生が可能であり、
    前記選択手段は、音声情報が入った画像データの再生画像が再生された際に、一方のチャネルで音楽を再生し、他方のチャネルで画像データの音声情報を再生することを特徴とする画像表示装置。
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