JP2007164481A - ジョブスプール実行制御装置 - Google Patents

ジョブスプール実行制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007164481A
JP2007164481A JP2005359971A JP2005359971A JP2007164481A JP 2007164481 A JP2007164481 A JP 2007164481A JP 2005359971 A JP2005359971 A JP 2005359971A JP 2005359971 A JP2005359971 A JP 2005359971A JP 2007164481 A JP2007164481 A JP 2007164481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
priority
execution
spool
jobs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005359971A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Tsutsumi
勝紀 筒見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2005359971A priority Critical patent/JP2007164481A/ja
Publication of JP2007164481A publication Critical patent/JP2007164481A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は複合機が行うジョブスプール実行制御装置、又は印刷装置のホスト機器が行うジョブスプール実行制御装置に関し、特にCPUの稼働率や、ジョブの投入条件等により、ジョブ優先度や最大実行可能数のジョブ数を動的に変動可能とし、緊急時の印刷処理にも対応でき、かつ効率のよい印刷処理を行うジョブスプール実行制御装置を提供するものである。
【解決手段】 印刷ジョブ、FAX送信ジョブ、AP実行ジョブ、及びメール送信ジョブがスプールキューにスプールされ、ジョブ制御部はプライオリティによる同時実行可能なジョブ数を計算し、実行可能ジョブ数が限界に達している場合でも、優先度が高いジョブ実行を可能とし、対応するジョブ実行タスクによってジョブ実行を行わせる。また、ジョブ投入を行った端末装置やユーザによって優先度を補正し、またジョブ制御部11の稼動率によって優先度を補正し、より優先度の高いジョブ実行を可能とする構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は複合機(以下、MFP(多機能印刷装置・マルチファンクションプリンタ)が行うジョブスプール実行制御装置、又は印刷装置のホスト機器が行うジョブスプール実行制御装置に関する。
今日、プリンタ機能や、スキャナ機能、複写機能等の多機能を併せ持つMFPが広く使用されている。このようなMFPは、外部のホスト機器から供給される印刷データやスキャナで読み込んだ原稿データを印刷処理するためジョブスプール制御を行う。また、通常の印刷装置に印刷データを供給するパーソナルコンピュータ(PC)等のホスト機器も、印刷装置に印刷データを供給するジョブ処理や、ファクシミリデータの送信処理、メール処理、アプリケーション処理等の各種ジョブ処理を行う。
従来、上記のような各種ジョブのスプール制御は、スプールファイルに格納されたジョブの中から優先度の高いジョブを検出し、他に優先して実行している。また、例えば最大実行可能数の設定を行い、既に最大実行可能数のジョブが実行中である場合、実行中のジョブのいずれかが終了するまで、次のジョブの実行を保留している。
また、特許文献1には、データの予約、及び優先順位が設定できる画像印刷装置を開示する。この画像印刷装置は、記憶部に画像データを入力し、予約設定部により印刷予約を行う。また、優先順位設定部によって予約された印刷順位を変更することが可能であり、 変更後の優先順位に従って印刷処理が行われる。
特開平8−335147号公報(段落0098〜0104)
しかしながら、上記従来のジョブスプール制御においては、ジョブの最大実行可能数も設定されており、既に最大実行可能数のジョブを実行している場合、後から優先度の高いジョブが投入されても実行することができない。
また、特許文献1に示す画像印刷装置では上記優先度の高いジョブが投入された場合、印刷順位の変更も可能であるが、ジョブの実行にCPUの使用率は加味されていない。例えば、CPUを多く使用するアプリケーションであっても、CPUをあまり使用しないアプリケーションであっても同等に扱われ、CPUをオーバーワークさせないジョブ実行数の制限を考慮するものではない。
また、印刷装置に対して印刷データを送信するホスト機器、又はユーザに関する情報に関わりなく優先度が決められており、例えばシステムの管理者が緊急に印刷を要する場合等において、問題となる。
そこで、本発明はCPUの稼働率や、ジョブの投入条件等により、ジョブ優先度や最大実行可能数のジョブ数を動的に変動可能とし、緊急時の印刷処理にも対応でき、かつ効率のよい印刷処理を行うジョブスプール実行制御装置を提供するものである。
上記課題は本発明の記録装置によれば、複数の優先度が指定されたジョブが入力する入力手段と、前記優先度と共に複数のジョブを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された複数のジョブの中で、最も優先度の高いジョブを検出する検出手段と、実行可能ジョブ数の上限値と、該実行可能ジョブ数の上限値に対応して高い優先度のジョブを実行させるための実行禁止領域を設定する設定手段と、前記高い優先度のジョブほど前記実行禁止領域を狭くし、前記優先度の高いジョブほどジョブ実行の可能性を高くする制御手段とを有するジョブスプール実行制御装置を提供することによって達成できる。
ここで、複数のジョブは、例えば印刷ジョブ、FAX送信ジョブ、メール送信ジョブ等であり、複数のジョブがスプールされた時、実行可能ジョブ数の上限値に対応して変化する実行禁止領域を設定し、より優先度の高いジョブの実行を優先して行う構成である。
このように構成することにより、緊急を要するジョブや、管理者が投入するジョブ等について実行の可能性を高くするものである。
また、前記ジョブの優先度は、例えばジョブを入力する端末装置に従って補正される。このように構成することにより、優先度の高い端末装置から投入されたジョブの実行可能性を高くすることができる。
また、前記ジョブの優先度は、例えばジョブを入力するユーザに従って補正される。このように構成することにより、優先度の高いユーザから投入されたジョブの実行可能性を高くすることができる。
さらに、前記ジョブの優先度は、例えば制御手段の稼働率に従って補正される。このように構成することにより、制御手段(CPU)を効率よく使用することができる。
また、前記ジョブは、例えばコンピュータによって処理されるジョブであり、前記ジョブはスプール手段にスプールされた後、前記優先度又は補正された優先度に従って前記制御手段によりジョブ実行される。
また、前記ジョブは、例えば多機能印刷装置によって処理されるジョブであり、前記ジョブはスプール手段にスプールされた後、前記優先度又は補正された優先度に従って前記制御手段によりジョブ実行される。
本発明によれば、緊急度の高いジョブや、管理者が投入したジョブ、管理者が投入したジョブについて、実効の可能性を高くすることができる。また、実行可能ジョブ数が限界に達している場合でも、優先してジョブ実行を行うことができる。
また、制御手段(CPU)の稼働率によって優先度が補正されるため、制御手段(CPU)を効率よく使用することができる。
さらに、本発明のジョブスプール実行制御装置を、多機能印刷装置に適用することによって、各機能のジョブ処理を効率よく行うことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態を実現するためのシステム構成図であり、例えばプリンタ装置1に接続されたホスト機器であるパーソナルコンピュータ(PC)のジョブスプール制御を示す。
同図に示すように、本例においてジョブの種類としては、印刷ジョブ、FAX送信ジョブ、アプリケーション(AP)実行ジョブ、メール送信ジョブを対象とする。先ず、印刷ジョブ投入部2は、印刷処理機能を有するアプリケーションによって実行され、印刷データの情報を印刷ジョブスプール部3を介してスプールキュー4に格納する。尚、このスプールキュー4は、例えばホスト機器のハードディスク(HD)に構築されている。
また、印刷ジョブがスプールキュー4に格納される際、ジョブ投入ユーザ名、ジョブ投入端末名、ジョブ投入日時、ジョブプライオリティ、及びジョブ種識別情報の各情報も記録される。ここで、ジョブ投入ユーザ名としては、例えば後述する“Administrator”、“tanaka”等のユーザ名の情報であり、ジョブ投入端末名としては、例えば端末装置A、B、・・・の情報であり、ジョブ投入日時としては、例えば“12:05:15”等の日時情報である。
また、ジョブプライオリティの情報としては、例えば“0”〜“99”の情報であり、上記ジョブ投入ユーザ名や、ジョブ投入端末名等に設定された情報である。また、ジョブ種識別情報は、上記印刷ジョブ、FAX送信ジョブ、AP実行ジョブ、メール送信ジョブを識別するための情報である。さらに、スプールキュー4にスプールされたジョブには、それを管理識別するためのユニークなID(ジョブID)が自動的に付加される。
FAX送信ジョブ、AP実行ジョブ、及びメール送信ジョブについても、スプールキュー4に格納される処理は上記印刷ジョブと同様であり、例えばFAX送信ジョブの場合、FAX送信ジョブ投入部5は送信するファクシミリデータを入力し、FAX送信ジョブスプール制御部6を介してスプールキュー4に格納する。また、AP実行ジョブの場合、アプリケーション(以下、APで示す)実行投入部7は処理を行うアプリケーションを入力し、APジョブスプール制御部8を介してスプールキュー4に格納する。さらに、メール送信ジョブの場合、メール送信ジョブ投入部9は送信を行うメール送信データを入力し、メール送信ジョブスプール制御部10を介してスプールキュー4に格納する。
ジョブ制御部11はスプールキュー4にスプールされたジョブを後述する優先順位に従って、対応する各管理部に出力する。すなわち、ジョブ制御部11は決定したジョブIDのジョブ種に対応した実行タスク管理部にジョブの実行を指示する。
例えば、次に実行すべきタスクが印刷ジョブであれば、印刷ジョブ実行タスク管理部12にジョブIDと共に印刷実行を依頼し、当該ジョブのステータスを実行中とし、管理する。この場合、印刷ジョブ実行タスク管理部12は新規に印刷ジョブ実行タスク16を生成し、上記ジョブIDに示される印刷ジョブの印刷を指示する。新規に生成された印刷ジョブ実行タスク16は上記ジョブIDに示される印刷ジョブの描画情報をスプールキュー4から読み出し、印刷制御部20を介してプリンタ装置1に出力する。
他のジョブについても同様であり、FAX送信ジョブの場合、FAX送信ジョブ実行タスク管理部13にジョブIDと共にFAX送信を依頼し、新規なFAX送信ジョブ実行タスク17を生成し、FAX送信データをFAX送信制御部21を介してモデム24に出力し、更に公衆回線25を介して宛先のファクシミリ装置26に出力する。
また、AP実行ジョブ、及びメール送信ジョブについても同様であり、対応するAPジョブ実行タスク管理部14、APジョブ実行タスク18、AP実行制御部22を使用してAP実行ジョブのアプリケーション処理を行い、メール送信実行タスク管理部15、メール送信実行タスク19、メール送信制御部23を使用してメール送信処理を行う。
次に、本例の処理動作について説明する。
図2は本例の処理を説明するフローチャートである。同図において、先ず初期設定情報の読み込み処理を行う(ステップ(以下、Sで示す)1)。この初期設定情報の読み込み処理は、最大同時実行数(MAX)の設定、及び実行禁止領域数(a)の設定処理である。最大同時実行数(MAX)は、CPUが同時に実行可能な最大ジョブ実行数であり、例えば本例において“100”の設定を行う。また、実行禁止領域数(a)は、後述するプライオリティに対応して実行を禁止する定数である。
次に、変数の初期化処理を行い(S2)、現在のジョブ実行数(n)を初期値“0”に設定する。
次に、イベント発生まで待機し、新規ジョブの投入を待つ(S3)。ここで、新規ジョブが投入されると、処理(S4)に進む。この処理は、スプールされた全未実行ジョブの中から最もプライオリティの高いジョブを検出し、ジョブIDを記憶する処理である。
次に、検出したジョブIDのジョブ情報を読み込む(S5)。すなわち、スプールキュー4に記録した前述のプライオリティ(“0”〜“99”)の情報を読み込む。例えば、この時最もプライオリティの高いジョブが“50”であるとすれば、プライオリティ“50”を設定する。
次に、プライオリティの補正処理を行う(S6)。この補正処理は投入条件によるプライオリティの補正処理であり、具体的には図3に示すフローチャートに従って実行される。先ず、ジョブ情報から、対応するジョブIDの投入ユーザ名、及び投入端末名の情報を取得する(S6−1)。
次に、取得した投入ユーザ名の情報から、投入ユーザ別プライオリティ変動テーブル(以下、単にユーザ別変動テーブルで示す)を検索し、対応するユーザの掛け率(K)の情報を取得する。そして、以下の計算式から新プライオリティ(P’)を求める(S6−2)。
P’=P×(掛け率/100)
例えば、図3に示す投入ユーザ名“tanaka”の場合、掛け率“10”であり、プライオリティ(P)を“50”とすれば、
新プライオリティ(P’)=“5”(P’=50×(10/100))となる。
次に、求めた新プライオリティ(P’)に対し、更に投入端末名の情報から、投入端末別プライオリティ変動テーブル(以下、単に端末別変動テーブルで示す)を検索し、対応する端末装置の掛け率(K)の情報を取得する。そして、以下の計算式によって新たなプライオリティ(P’’)を求める(S6−3)。
P’’=P’×(掛け率/100)
例えば、図3に示す投入端末名“A”の場合、掛け率“100”であり、新プライオリティ(P’’)=“5”(P’=5×(100/100))となる。このようにして、取得した新たなプライオリティ(P’’)の情報は、次の処理(S7)のプライオリティによる実行可能数の計算処理に使用される。
図4は、プライオリティによる実行可能数の計算処理に使用するグラフを示す図である。同図に示す横軸がプライオリティの数値であり、上記計算で得たプライオリティ(P’’)が使用される。また、縦軸は最大同時実行数(MAX)、及び実行禁止領域数(a)であり、前述の初期時において設定された値である。この場合、最大同時実行数(MAX)の値は“100”であり、実行禁止領域数(a)の値は“50”である。
上記設定において、投入許可限界実行数(m)は以下の計算式で求める(S7)。
m=(MAX−a)+a×(P+1)/100
例えば、上記例の場合、具体的数値を代入すると、投入許可限界実行数(m)は
m=((100−50)+50×(5+1)/100)=3.5となる。
次に、CPUの稼働率による実行可能数の補正処理を行う(S8)。この処理を具体的に説明するフローチャートが図5である。先ず、CPU稼働率をシステムから取得する(S8−1)。この場合、CPU稼働率(CPUA)は百分率(%)で示される。
次に、CPU稼働率に従った補正後の投入許可限界実行数(m’)を以下の計算式によって求める(S8−2)。
m’=m×(100/CPUA)
例えば、CPU稼働率が50%であれば、投入許可限界実行数(m’)はm/2となり、CPU稼働率が1%であれば、投入許可限界実行数(m’)はmとなる。このようにして求めた投入許可限界実行数(m’)は、次の判断(S9)に使用される。
この判断は、補正後の投入許可限界実行数(m’)が、現在のジョブ実行数(n)を超えているか否かであり、投入許可限界実行数(m’)が現在のジョブ実行数(n)を超えている場合(S9がYes)、当該ジョブを実行する。一方、投入許可限界実行数(m’)が現在のジョブ実行数(n)を超えていない場合(S9がNo)、当該ジョブを実行しない。
例えば、前述のように補正前のmが“3.5”の場合、CPU稼働率を1%とすれば補正後のm’も“3.5”であり、最初の判断(S9)では、nは初期値の“0”であり、判断(S9)はYesとなる。したがって、この場合ジョブ実行数nを+1し(1インクリメント)し(S10)、対応するジョブのジョブIDからジョブ種識別情報を取得し、対応するジョブ実行タスク管理部にジョブの実行を依頼する(S11)。
例えば、当該ジョブが印刷ジョブであれば、印刷ジョブ実行タスク管理部12にジョブIDと共に印刷実行を依頼し、印刷ジョブ実行タスク管理部12は新規に印刷ジョブ実行タスク16を生成し、ジョブIDに示される印刷ジョブの描画情報をスプールキュー4から読み出し、印刷制御部20を介してプリンタ装置1に出力する。
他のジョブについても同様であり、例えばFAX送信ジョブの場合、FAX送信ジョブ実行タスク管理部13にジョブIDと共にFAX送信を依頼し、新規なFAX送信ジョブ実行タスク17を生成し、FAX送信データをFAX送信制御部21を介してモデム24に出力する。
また、ジョブ実行が終了すると(S3)、完了したジョブのジョブIDをイベントの情報から取り出し(S12)、当該ジョブをスプールキュー4から削除、又は実行完了状態とする(S13)。また、ジョブ実行数nを−1し(1デクリメント)する(S14)。
したがって、上記処理を繰り返し実行する間、ジョブ実行数nは変動し、例えばジョブ実行数nが“5”であると、前述の補正後のm’“3.5”の場合、判断(S9)はNoとなる。
一方、この状態においても、緊急性の高いジョブが投入されると、以下のようにジョブの実行が行われる。すなわち、緊急性の高いジョブはプライオリティ(P)が大きく、例えばプライオリティ“80”とする。また、プライオリティの補正処理(S6)において、新プライオリティ(P’’)が低下したとしても、元のプライオリティ(P)が大きく、当該ジョブが実行される可能性は高い。
また、システム管理者(“Administrator”)が投入するジョブの場合も実行の可能性は高い。すなわち、プライオリティの補正処理(S6)において、プライオリティが低下することなく(図3のユーザ別変動テーブル参照)、CPU稼働率によってのみ投入許可限界実行数(m)が変わるだけであり、ジョブ実行の可能性は高い。さらに、プライオリティの高い端末装置から投入されたジョブについても、同様に実行の可能性は高くなる。
以上のように、本例によれば実行可能ジョブ数が限界に達している場合でも、高優先のジョブ実行が可能であり、例えば緊急を要するジョブや、システム管理者が投入するジョブ、優先度の高い端末からの投入ジョブの実行が高くなる。また、プライオリティの高いジョブほど優先してジョブ実行を行うことができる。
尚、上記説明において、最大同時実行数(MAX)や、実行禁止領域数(a)、更に掛け率等について具体的数値を用いて説明したが、上記各数値は任意に設定可能である。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
本例は本発明のジョブスプール実行制御方法をMFPに適用するものである。以下、具体的に説明する。
図6は本例のジョブスプール実行制御方法に使用するMFPのシステム構成図である。MFP30は、スキャナ部31、MFPメイン部32、プリンタ部39で構成されている。スキャナ部31は読取機構部31aを有し、読取機構部31aの駆動により原稿台に載置された原稿画像が読み取られ、MFPメイン部32に原稿データが送信される。
MFPメイン部32は、MFP制御部33、読取機構制御部34、表示操作制御部35、LAN通信制御部36、記憶装置制御部37、及び記憶装置部(HDD)38で構成されている。読取機構制御部34は前述のスキャナ部31に設けられた読取機構部31aの機構制御を行い、スキャナ部31で読み取られた原稿データはMFP制御部33に送られる。
表示操作制御部35は、表示操作部40に設けられたキー等の操作に基づく操作信号をMFP制御部33に出力する。また、MFP制御部33から出力される表示データを表示操作部40に表示する。さらに、記憶装置制御部37は、記憶装置部(HDD)38へのデータ書き込み、及び記憶装置部(HDD)38に記憶されたデータの読み出し制御を行う。
また、LAN通信制御部36を使用して、パーソナルコンピュータ(PC)との通信を行い、パーソナルコンピュータ(PC)で作成した印刷データを受信する。
一方、プリンタ部33はプリンタ制御部41、及び印刷機構部42で構成され、プリンタ制御部41の制御処理に基づいて印刷結果を出力する。尚、印刷機構部42は印字ヘッドの他、画像形成部や現像部、転写部等の機構部で構成されている。
上記構成のMFP30において、MFP制御部33は前述の実施形態1と同様の処理を行う。すなわち、本例のMFP30も、前述の図1に示す場合と同様の処理を行う。すなわち、本例においても、MFP制御部33は図1に示したジョブ制御部11と同じような機能を有し、LAN通信制御部36の制御によって入力する印刷ジョブや、スキャナ部31で読み取られた原稿データの印刷ジョブのジョブスプールの実行制御を行う。
例えば、実行すべきタスクが印刷ジョブであれば、印刷ジョブ実行タスク管理部にジョブIDと共に印刷実行を依頼し、印刷ジョブ実行タスク管理部は新規に印刷ジョブ実行タスクを生成し、上記ジョブIDに示される印刷ジョブの印刷を指示する。そして、新規に生成された印刷ジョブ実行タスクは上記ジョブIDに示される印刷ジョブの描画情報を記憶装置部(HDD)38から読み出し、プリンタ部39に出力する。
また、例えばスキャナからの原稿データの印刷ジョブであれば、不図示の原稿ジョブ実行タスク管理部にジョブIDと共に原稿データの印刷実行を依頼し、原稿ジョブ実行タスク管理部は新規に原稿ジョブ実行タスクを生成し、ジョブIDに示される原稿ジョブの印刷を指示する。そして、新規に生成された原稿ジョブ実行タスクは上記ジョブIDに示される原稿ジョブの描画情報を記憶装置部(HDD)38から読み出し、プリンタ部39に出力する。
尚、図6にはファクシミリ送信や、メール送信の構成が示されていないが、当該機能を付加しても同様に対応するジョブの実行が可能である。
本例においても、MFP制御部33はプライオリティに従ってジョブの実行を行い、緊急性の高いジョブが投入された場合や、システム管理者(“Administrator”)のジョブ投入の場合、極めて高い確率で実行される。
本実施形態のシステム構成図である。 実施形態1の処理動作を説明するフローチャートである。 プライオリティの補正処理を説明するフローチャートである。 プライオリティによる実行可能数の計算処理に使用するグラフを説明する図である。 CPUの稼働率による補正処理を説明するフローチャートである。 実施形態2の処理を説明する図であり、MFPの例を説明する図である。
符号の説明
1・・・プリンタ装置
2・・・印刷ジョブ投入部
3・・・印刷ジョブスプール制御部
4・・・スプールキュー
5・・・FAX送信ジョブ投入部
6・・・FAX送信ジョブスプール制御部
7・・・アプリケーション(AP)実行ジョブ投入部
8・・・アプリケーション(AP)ジョブスプール制御部
9・・・メール送信ジョブ投入部
10・・メール送信ジョブスプール制御部
11・・ジョブ制御部
12・・印刷ジョブ実行タスク管理部
13・・FAX送信ジョブ実行タスク管理部
14・・アプリケーション(AP)ジョブ実行タスク管理部
15・・メール送信実行タスク管理部
16・・印刷ジョブ実行タスク
17・・FAX送信ジョブ実行タスク
18・・APジョブ実行タスク
19・・メール送信実行タスク
20・・印刷制御部
21・・FAX送信制御部
22・・AP実行制御部
23・・メール送信制御部
24・・モデム
25・・公衆回線
26・・ファクシミリ装置
30・・MFP
31・・スキャナ部
32・・MFPメイン部
33・・MFPメイン部
34・・読取機構制御部
35・・表示操作制御部
36・・LAN通信制御部
37・・記憶装置制御部
38・・記憶装置部(HDD)
39・・プリンタ部
40・・表示操作部
41・・プリンタ制御部
42・・印刷機構部

Claims (6)

  1. 複数の優先度が指定されたジョブが入力する入力手段と、
    前記優先度と共に複数のジョブを記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に記憶された複数のジョブの中で、最も優先度の高いジョブを検出する検出手段と、
    実行可能ジョブ数の上限値と、該実行可能ジョブ数の上限値に対応して高い優先度のジョブを実行させるための実行禁止領域を設定する設定手段と、
    前記高い優先度のジョブほど前記実行禁止領域を狭くし、前記優先度の高いジョブほどジョブ実行の可能性を高くする制御手段と、
    を有することを特徴とするジョブスプール実行制御装置。
  2. 前記ジョブの優先度は、該ジョブを入力する端末装置に従って補正されることを特徴とする請求項1記載のジョブスプール実行制御装置。
  3. 前記ジョブの優先度は、該ジョブを入力するユーザに従って補正されることを特徴とする請求項1、又は2記載のジョブスプール実行制御装置。
  4. 前記ジョブの優先度は、前記制御手段の稼働率に従って補正されることを特徴とする請求項1、2、又は3記載のジョブスプール実行制御装置。
  5. 前記ジョブは、コンピュータによって処理されるジョブであり、前記ジョブはスプール手段にスプールされた後、前記優先度又は補正された優先度に従って前記制御手段によりジョブ実行されることを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載のジョブスプール実行制御装置。
  6. 前記ジョブは、多機能印刷装置によって処理されるジョブであり、前記ジョブはスプール手段にスプールされた後、前記優先度又は補正された優先度に従って前記制御手段によりジョブ実行されることを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載のジョブスプール実行制御装置。
JP2005359971A 2005-12-14 2005-12-14 ジョブスプール実行制御装置 Withdrawn JP2007164481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005359971A JP2007164481A (ja) 2005-12-14 2005-12-14 ジョブスプール実行制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005359971A JP2007164481A (ja) 2005-12-14 2005-12-14 ジョブスプール実行制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007164481A true JP2007164481A (ja) 2007-06-28

Family

ID=38247298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005359971A Withdrawn JP2007164481A (ja) 2005-12-14 2005-12-14 ジョブスプール実行制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007164481A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102651791A (zh) * 2011-02-28 2012-08-29 夏普株式会社 图像形成装置
CN103024235A (zh) * 2011-09-20 2013-04-03 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置以及作业控制方法
JP2013061750A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置及びジョブ制御プログラム
JP2013061751A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置及びジョブ制御プログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102651791A (zh) * 2011-02-28 2012-08-29 夏普株式会社 图像形成装置
US8863142B2 (en) 2011-02-28 2014-10-14 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
CN102651791B (zh) * 2011-02-28 2015-04-01 夏普株式会社 图像形成装置
JP2013061750A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置及びジョブ制御プログラム
JP2013061751A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置及びジョブ制御プログラム
CN103024235A (zh) * 2011-09-20 2013-04-03 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置以及作业控制方法
US8891103B2 (en) 2011-09-20 2014-11-18 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus which controls the number of jobs that can be executed simultaneously

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3906667B2 (ja) 画像処理装置
JP4513038B2 (ja) 画像形成システム、画像形成装置及び制限変更プログラム
JP4508234B2 (ja) 画像形成装置、および、画像形成プログラム
JP6197341B2 (ja) 画像形成装置、電源制御システム、電源制御方法、及びプログラム
JP2010052384A (ja) 画像形成装置、印刷制御方法、及びプログラム
US10255008B2 (en) Printing apparatus and method for controlling the execution of print jobs
US10126992B2 (en) Image processing apparatus, control method thereof, and storage medium
US8159699B2 (en) Printing apparatus, program, and method for performing copy number printing on document having matching file name and number of printed copy stored
JP2007164481A (ja) ジョブスプール実行制御装置
JP4449445B2 (ja) 画像形成装置
JP2017174254A (ja) プルプリントシステム、サーバー用プログラムおよびプリンタードライバー
JP2007317058A (ja) 情報処理装置
US20090083473A1 (en) Function-providing system
US20200195795A1 (en) Image forming apparatus and non-transitory computer-readable recording medium storing home screen display program
JP2008152402A (ja) 情報処理装置、印刷システム及びプログラム
US9304723B2 (en) Image forming apparatus that restricts a storage size of a generated log image
JP5538334B2 (ja) 画像形成装置及びジョブ制御プログラム
JP3853743B2 (ja) デジタル複合機の部門管理制御システムおよび部門管理制御プログラム
JP2009232316A (ja) 画像形成装置
JP2008245191A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の履歴制御プログラム
JP2011250210A (ja) 画像形成装置
JP2010214710A (ja) プリントシステムおよび画像処理装置
JP2006248028A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
US10362008B2 (en) Information processing system capable of performing communication at high security level, method of controlling the same, information processing apparatus, and storage medium
JP2019155846A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090303