JP2007164320A - 情報処理装置、サーバ装置、印刷システム、データ処理方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents

情報処理装置、サーバ装置、印刷システム、データ処理方法、記憶媒体、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 印刷内容を構成する描画情報を解析し、描画情報に基づいて適切なデータ量の追跡情報を効率よく抽出することである。
【解決手段】 所定の描画情報からプリンタドライバ203がプリンタ1500が印刷可能な印刷データを生成するホストコンピュータ3000は、ジョブ追跡機能部400が所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する。そして、抽出処理により追跡情報を追跡情報格納サーバ1000に送信することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、所定の描画情報からからプリンタドライバが印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置とサーバ装置とが通信可能な印刷システムにおけるデータ処理に関するものである。
近年、企業の顧客情報等の機密情報漏えい事件が頻発している。一度情報漏えい事件が公になると、情報漏えいを起した企業に対する信用を失うことに加え、損害賠償や対応に莫大な出費を強いられる事例が多発している。
従来の情報漏えい事件とは比べものにならないほど大規模な情報漏えい事件が発生しており、より適切な情報漏えい対策が情報を管理する側に求められている。
この背景には、情報のデジタル化、ネットワーク化、モバイル化が進展したことに伴い、一度に大量の情報にアクセスすることが可能になると共に、情報の可搬性が飛躍的に向上したことなどがあり、今後もこれらの傾向は加速していくことは必至である。
従来、情報漏えい対策として広く用いられている手法として、機密情報またはこれを格納するストレージサーバなどにアクセス権を設定することで機密情報にアクセスできる人を限定する方法がある。
しかしながら、近年の情報漏えい事件は機密情報へのアクセスを許可された人物の意図的な内部犯行が圧倒的に多い傾向にあり、もはやアクセス権を設定することによる情報漏えい抑止効果だけでは充分な情報漏えい対策とは言えない。
一方、情報漏えいから守るべき情報として、大企業の顧客情報に代表されるような量的に膨大な情報のみではなく、情報量は少ないが質的に重要な情報も考慮に入れる必要がある。
このような情報は、印刷物として容易に持ち出すことが可能であり、印刷についても情報漏えい抑止を意識した対策が望まれている。
また、ネットワーク印刷システムにおいても、印刷された内容を蓄積し情報追跡を可能にする情報漏えい抑止方法が提案されている。
例えば、印刷する文書や印刷データに印刷許可情報を設定しておき、印刷を行う場合にこの印刷許可情報を参照するもの(例えば、特許文献1参照)。
ネットワークに接続されたデバイスを利用するためにユーザ認証を行う方法(例えば、特許文献2参照)。
プリントサーバにより印刷データを再印刷可能な状態で保管すると共に、ジョブ名、クライアント名、ユーザ名などの情報を取得する。そして、タイムスタンプを付加したり、更には印刷データからビットマップを生成したりして印刷ログとして保管する方法(例えば、特許文献3参照)。
上記に加えプリンタ側でも印刷ログを取得しておき、これをサーバに格納する方法(例えば、特許文献4参照)。
また、同様にプリントサーバはクライアントから印刷データを受信すると同時に、ユーザを一意に特定できる情報も受信し、この印刷データとユーザ情報を元に印刷ログを生成し検索、閲覧、再印刷を可能とする方法(例えば、特許文献5参照)。
このように様々な情報漏えい抑止の手段が提案されている。
特開2004−252784号公報 特開2003−288327号公報 特開2002−149371号公報 特開2003−330677号公報 特開2004−118243号公報
しかしながら、上記従来例の印刷許可情報を埋め込むもの(特許文献1)、ユーザ認証を行うもの(特許文献2)などでは特別なアプリケーション、特別なプリンタなどのネットワークデバイスを必要とするものであり限定された用途での運用に留まるに過ぎない。
つまり、日常的な業務で個人情報などの機密性の高い情報を扱うオフィスなどでの運用においては、特別な印刷アプリケーションや特別なプリンタなどのネットワークデバイスを導入することにより適用できる環境が狭まってしまうとい問題がある。
これとは対照的に前記特許文献3〜5の方法ではこのような制限はなく、一般オフィスでの運用には大きな支障はなく、プリントサーバを介した印刷に限定すれば印刷内容情報の収集や蓄積、追跡が行えることになる。
しかし、これらの特許文献3〜5の方法では印刷を行う経路がプリントサーバを介した印刷に限定されてしまう。
つまり、クライアントPCから直接プリンタなどの印刷デバイスに印刷データを送信するような送信形態やローカルポート接続、ネットワークプロトコルによる接続等には対応できない。
更には、プリントサーバを経由した印刷のため、プリントサーバは通常の印刷処理に加え印刷内容情報の収集や生成を行う必要がある。このため、複数のクライアントPCからほとんど同時に同じプリンタに対して印刷要求が発行される場合に印刷パフォーマンスの低下が予想される。また、当然ではあるが、プリントサーバを設置することが必須となるため物理的にこれらを設置するスペースを確保する必要がある。
また、印刷データを再印刷可能な状態で保管される際、情報漏えい抑止印刷システムで抽出蓄積される情報のレベルは、管理者などによるシステム設定によって決定され、使用用途により固定であった。
一般に以下のような情報、例えば印刷内容に含まれる文字列、印刷内容のページイメージを印刷内容から抽出し蓄積していた。
さらに、情報漏えい抑止印刷システムで抽出蓄積される情報として、印刷内容から文字描画情報を抽出したい場合、描画情報より入手可能な文字列のみを扱う例があった。しかし、アプリケーションやオペレーションシステムによる文字描画情報のイメージ化やパス化などにより、抽出を失敗することがあった。
また、ページイメージを抽出する方法ではデータ量が大きく、転送や蓄積に文字描画情報より向かない。
さらに、情報漏えい抑止印刷システムで抽出蓄積される情報として、厳密な文字描画情報抽出を行いたい場合は、従来、印刷内容に寄らず上記2つのデータを常に同時転送する方法しかなかった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、印刷内容を構成する描画情報を解析し、描画情報に基づいて適切なデータ量の追跡情報を効率よく抽出することができる仕組みを提供することである。
また、適切なデータ量の追跡情報をサーバ装置に転送して蓄積して、追跡情報の検索、閲覧を行える仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
所定の描画情報からプリンタドライバが印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置であって、
前記所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する抽出手段と、
前記抽出手段により追跡情報をサーバ装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
また、所定の描画情報からからプリンタドライバが印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置であって、
前記所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する抽出手段と、
前記抽出手段により追跡情報をされた情報を蓄積する蓄積手段と、
前記抽出手段が抽出した追跡情報または前記蓄積手段から読み出される追跡情報をサーバ装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明のサーバ装置は以下に示す構成を備える。
所定の描画情報から印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置と通信可能なサーバ装置であって、
情報処理装置が描画情報の属性に適応して抽出される追跡情報を取得して蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段により蓄積された前記追跡情報を検索して閲覧する検証手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の印刷システムは以下に示す構成を備える。
所定の描画情報からからプリンタドライバが印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置とサーバ装置とが通信可能な印刷システムであって、
前記情報処理装置は、
前記所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する抽出手段と、
前記抽出手段により追跡情報をサーバ装置に送信する送信手段と、
を有し、
前記サーバ装置は、
情報処理装置が描画情報の属性に適応して抽出される追跡情報を取得して蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段により蓄積された前記追跡情報を検索して閲覧する検証手段と、
を有することを特徴とする。
また、所定の描画情報からからプリンタドライバが印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置とサーバ装置とが通信可能な印刷システムであって、
前記情報処理装置は、
前記所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する抽出手段と、
前記抽出手段により追跡情報をされた情報を蓄積する第1の蓄積手段と、
前記抽出手段が抽出した追跡情報または前記第1の蓄積手段から読み出される追跡情報をサーバ装置に送信する送信手段とを有し、
前記サーバ装置は、
情報処理装置が描画情報の属性に適応して抽出される追跡情報を取得して蓄積する第2の蓄積手段と、
前記第2の蓄積手段により蓄積された前記追跡情報を検索して閲覧する検証手段と、
を有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明のデータ処理方法は以下に示す構成を備える。
所定の描画情報から印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置におけるデータ処理方法であって、
前記所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより追跡情報をサーバ装置に送信する送信ステップと、
を有することを特徴とする。
また、所定の描画情報から印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置におけるデータ処理方法であって、
前記所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより追跡情報をされた情報を蓄積部に蓄積する蓄積ステップと、
前記抽出ステップが抽出した追跡情報または前記蓄積部から読み出される追跡情報をサーバ装置に送信する送信ステップと、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷内容を構成する描画情報を解析し、描画情報に基づいて適切なデータ量の追跡情報を効率よく抽出することができる。
また、適切なデータ量の追跡情報をサーバ装置に転送して蓄積して、追跡情報の検索、閲覧を行える。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す情報処理装置、印刷装置を含む印刷システムの構成例を示すブロック図である。なお、本印刷システムはネットワーク5000につながったホストコンピュータ3000、プリンタ1500、追跡情報格納サーバ1000、及び管理クライアント4000から構成される。また、印刷内容から抽出される情報(印刷ログ情報)を蓄積させるための情報漏えい抑止印刷システムは、本システム例に限られることはない。
図1において、ホストコンピュータ3000はユーザから印刷要求を受け付け、プリンタドライバを介して印刷要求の内容に従った印刷データを生成しプリンタ1500へ送信する。
更に、ホストコンピュータ3000はこの印刷要求に合致した追跡用データの抽出と生成を行い、ネットワーク5000を介して追跡情報格納サーバ1000へ送信する。なお、追跡用データは、情報漏えい抑止のために、追跡情報格納サーバ1000が備える所定の記憶装置内の記憶領域で蓄積されて、管理者等からの要求に基づいて検索、閲覧されて検証されるデータである。
プリンタ1500は、受け取った印刷データに従い印刷処理を実行する。
追跡情報格納サーバ1000は、ホストコンピュータ3000から受け取る追跡用データを自身に登録して保管してもよいし、または他の情報機器内に構築された記憶領域にデータベースとして登録し保管してもよい。
管理クライアント4000は、システム管理者が必要に応じて前記データベース内に登録された追跡用データを検索、閲覧するために使用する。
尚、管理クライアント4000は追跡情報格納サーバ1000と同一の情報機器であっても良い。
図2は、図1に示したホストコンピュータ3000及びプリンタ1500の構成を示すブロック図である。
なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN,WAN等のネットワークを介して接続され、処理が行われるシステムであっても本発明を適用できる。
また、ホストコンピュータ3000とプリンタ1500には、図示しないネットワークコントローラ(NIC)を備え、図1に示したネットワーク5000を介して、追跡情報格納サーバ1000、管理クライアント4000と通信可能に構成されている。
図2において、ホストコンピュータ3000は、ROM3のプログラム用ROMあるいは外部メモリ11に記憶された文書処理プログラム等に基づいて、印刷処理の実行を制御するCPU1を備えている。具体的には以降で後述される本発明の各実施形態に係わる処理を含む、図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理およびそれに基づく印刷処理の実行を制御するCPU1を備えている。
このCPU1がシステムバス4に接続される各デバイスの制御を総括する。また、ROM3のプログラム用ROMあるいは外部メモリ11には、CPU1の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)等が記憶されている。また、ROM3のフォント用ROMあるいは外部メモリ11には上記文書処理の際に使用するフォントデータ等が記憶されている。さらに、ROM3のデータ用ROMあるいは外部メモリ11には上記文書処理等を行う際に使用する各種データが記憶されている。RAM2は、CPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
キーボードコントローラ(KBC)5は、キーボード9や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)6は、CRTディスプレイ(CRT)10による表示を制御する。
7はディスクコントローラ(DKC)を示し、外部メモリ11とのアクセスを制御する。外部メモリ11には、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ制御コマンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)等を記憶する。外部メモリ11は、ハードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等で構成される。プリンタコントローラ(PRTC)8は、双方向性インタフェース(インタフェース)21を介してプリンタ1500に接続されて、プリンタ1500との通信制御処理を実行する。
なお、CPU1は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて、予め登録された種々のウィンドウを開き、種々のデータ処理を実行する。ユーザは印刷を実行する際、印刷の設定に関するウィンドウを開き、プリンタの設定や、印刷モードの選択を含むプリンタドライバに対する印刷処理方法の設定を行うことができる。
プリンタ1500において、プリンタCPU12は、ROM13に記憶された制御プログラム等、あるいは外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続される印刷部17に印刷出力情報としての画像信号を出力する。
また、このROM13のプログラムROMには、CPU12の制御プログラム等が記憶される。また、ROM13のフォント用ROMには上記印刷出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等が記憶される。また、ROM13のデータ用ROMには、ハードディスク等の外部メモリ14がないプリンタの場合には、コンピュータ上で利用される情報等が記憶されている。
CPU12はね入力部18を介してコンピュータとの通信処理が可能となっている。これにより、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ3000に通知できる。RAM19は、CPU12の主メモリや、ワークエリア等として機能するRAMである。また、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
なお、RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。
前述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ14は、メモリコントローラ(MC)20によりアクセスを制御される。外部メモリ14は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、1501は前述した操作部で、操作のためのスイッチおよびLED表示器等である。
また、プリンタ1500は図示しないNVRAMを有し、操作部1501からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
印刷部17は本実施形態では電子写真方式のエンジンとしている。従って、印刷データはトナーのドットによって最終的に紙などの媒体上に記録される。
なお、本発明における印刷の方式はこのような電子写真方式に限られないことはもちろんである。例えば、インクジェット方式など、ドットを形成して印刷を行ういずれの方式の印刷装置にも本発明を適用することができる。
図3は、図1に示したホストコンピュータ3000における印刷処理のための一構成を示す図である。
図3において、アプリケーション201、グラフィックエンジン202、プリンタドライバ203、およびシステムスプーラ204は、外部メモリ11に保存されたファイルとして存在する。そして、これらは、OSやそのモジュールを利用するモジュールによってRAM2にロードされて実行されるプログラムモジュールである。
また、アプリケーション201およびプリンタドライバ203は、外部メモリ11のFDや不図示のCD−ROM、あるいは不図示のネットワークを経由して外部メモリ11のHDに追加することが可能となっている。
外部メモリ11に保存されているアプリケーション201はRAM2にロードされて実行される。しかし、このアプリケーション201からプリンタ1500に対して印刷を行う際には、同様にRAM2にロードされ実行可能となっているグラフィックエンジン202を利用して出力(描画)を行う。
グラフィックエンジン202は、プリンタなどの印刷装置ごとに用意されたプリンタドライバ203を外部メモリ11からRAM2にロードし、アプリケーション201の出力をプリンタドライバ203に設定する。
また、グラフィックエンジン202はアプリケーション201から受け取るGDI(Graphic Device Interface)関数をDDI(Device Driver Interface)関数に変換してプリンタドライバ203へ出力する。
プリンタドライバ203は、グラフィックエンジン202から受け取ったDDI関数に基づいて、プリンタが認識可能な制御コマンド、例えばPDL(Page Description Language)に変換する。
変換されたプリンタ制御コマンドは、OSによってRAM2にロードされたシステムスプーラ204を経てインタフェース21経由でプリンタ1500へ印刷データとして出力される仕組みとなっている。
すなわち、グラフィックエンジン202は、プリンタなどの印刷装置ごとに用意されたプリンタドライバ203を外部メモリ11からRAM2にロードし、アプリケーション201の出力をプリンタドライバ203に設定する。
また、グラフィックエンジン202はアプリケーション201から受け取るGDI(Graphic Device Interface)関数をDDI(Device Driver Interface)関数に変換する。そして、プリンタドライバ203へ出力する。
プリンタドライバ203は、グラフィックエンジン202から受け取ったDDI関数に基づいて、プリンタが認識可能な制御コマンド、例えばPDL(Page Description Language)に変換する。そして、変換されたプリンタ制御コマンドは、OSによってRAM2にロードされたシステムスプーラ204を経てインタフェース21経由でプリンタ1500へ印刷データとして出力される仕組みとなっている。
ここで、GDI関数とは、ホストコンピュータ3000に搭載されたOS(オペレーティングシステム)上で解釈可能な描画用のコードデータであり、API(Application Programming Interface)である。GDI関数はアプリケーション201でも解釈可能である。
また、DDI関数は、OSがプリンタドライバ向けにグラフィックエンジン202で変換したものである。ここで、OSとは例えばMicrosoft社のWindows(登録商標)などが利用できる。
また、本実施形態の印刷システムは、プリンタドライバ203内にジョブ追跡機能部400を有する。
ジョブ追跡機能部400は、プリンタドライバ203のビルドインモジュールであってもよいし、個別のインストーレーションによって追加されるライブラリモジュールの形式であっても構わない。
また、プリンタドライバ203は、ジョブ追跡機能部400の実行により、追跡用データの抽出・生成を行い、追跡用データをジョブ追跡管理部500へ送る。
ジョブ追跡管理部500は、追跡用データを受け取り、これを図1に示した追跡情報格納サーバ1000へ転送する。
なお、ジョブ追跡管理部500は、受け取った追跡用データを必要に応じて加工したり、選別したりしてもよい。
更に、追跡用データを受け取ると同時に追跡情報格納サーバ1000へ送信してもよい。
また、ジョブ追跡管理部500は、一時的にハードディスク等の記憶領域内に貯め置きし、別途指定される追跡情報蓄積部への送信スケジュールに従い追跡情報格納サーバ1000へ送信したりしても良い。
この様に構成された印刷システムにおいて、ホストコンピュータ3000は、所定の描画情報からプリンタドライバ203がプリンタ1500が印刷可能な印刷データを生成する。また、ホストコンピュータ3000は、ジョブ追跡機能部400が所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する。そして、抽出処理により追跡情報を追跡情報格納サーバ1000に送信する。
また、ジョブ追跡機能部400は、描画情報の属性が文字である場合は、文字情報を抽出して追跡情報を生成する。
さらに、ジョブ追跡機能部400、描画情報の属性が文字以外である場合は、該描画情報量と該描画情報を展開した展開情報量とを、例えば図12に示したステップS407において、比較して生成すべき追跡情報を決定する。
また、ジョブ追跡機能部400は、抽出される追跡対象情報に所定の加工処理を施してデータ量を削減した追跡情報を生成可能としている。
さらに、所定の加工処理は、描画情報量が展開した展開情報量よりも大きい場合は、前記描画情報をモノクロ低解像度化処理(例えば図12に示したステップS409)を施す。
また、所定の加工処理は、描画情報量が展開した展開情報量よりも大きい場合は、前記描画情報をモノクロ化処理(例えば図12に示したステップS410)を施すことを特徴とする。
さらに、抽出手段は、描画情報の属性が文字以外である場合は、描画情報で文字を形成できない描画情報を抽出対象外(図12に示すステップS405で、YESと判定された場合には、ステップS401に戻る処理)とする。
図3に示した追跡情報格納サーバ1000は、所定の描画情報から印刷装置が印刷可能な印刷データを生成するホストコンピュータ3000と通信可能に構成されている。
そして、情報処理装置が描画情報の属性に適応して抽出される追跡情報を取得して蓄積する、例えばハードディスク等の不揮発性の蓄積手段を備える。
さらに、蓄積手段により蓄積された前記追跡情報を検索して閲覧する検証機能を備える。
図4〜図8は、図1に示した印刷システムにおけるデータ処理形態を説明するブロック図である。
〔第1のデータ処理形態〕
図4は、本実施形態における第1のデータ処理形態例を示す。
図4において、ホストコンピュータ3000内にジョブ追跡管理部500を配し、印刷データはプリンタドライバ203からプリンタ1500へ直接転送される。また、追跡用データはジョブ追跡機能部400からホストコンピュータ3000内のジョブ追跡管理部500を介して追跡情報格納サーバ1000へと送られる。
なお、図4に示すデータ処理形態は、最小構成であり、以降の説明で特に断りが無い限り本構成例での実施を説明するものとする。
〔第2のデータ処理形態〕
図5は、本実施形態における第2のデータ処理形態例を示す。
本例は、ジョブ追跡管理部500をホストコンピュータ3000とは別の追跡管理コンピュータ6000に配したものである。印刷データは図4と同じく、プリンタドライバ203から直接プリンタ1500へ転送される。
また、追跡用データはジョブ追跡機能部400から追跡管理コンピュータ6000内のジョブ追跡管理部500を介して追跡情報格納サーバ1000へと送られる。本構成を採ることで追跡用データの追跡情報格納サーバ1000を、例えばネットワーク負荷が軽くなる日や時間帯にスケジューリングすることが可能となり、追跡情報格納サーバ1000への負荷を制御することが可能になる。
〔第3のデータ処理形態〕
図6は、本実施形態における第3のデータ処理形態例を示す。
本例は、図4に示す第1のデータ処理形態に対し、プリントサーバ7000をホストコンピュータ3000とプリンタ1500の間に入れたものである。
印刷データはプリンタドライバ203からプリントサーバ7000の該当するプリンタキュー(プリントスプーラ)を通ってプリンタ1500へ転送される。
また、追跡用データは図4に示す第1のデータ処理形態と同じく、ジョブ追跡機能部400からホストコンピュータ3000内のジョブ追跡管理部500を介して追跡情報格納サーバ1000へと送られる。
本構成を採ることで、プリントサーバ7000を用いる運用形態にも適応されることが出来る。また、プリントサーバ7000内にプリンタドライバ203を置くことで、ホストコンピュータ3000へのプリンタドライバの配布や同期、設定情報の共有化などが可能となる。
更には、ジョブ追跡機能に係わる各種設定をプリントサーバ7000上で一括管理することも可能となり、ジョブ追跡機能の各種設定を実行する権限の無いユーザが設定変更行えなくなるような機構も併せ持つこととなる。
〔第4のデータ処理形態〕
図7は、本実施形態における第4のデータ処理形態例を示す。
本例は、図5と図6の構成を併用したものであり、プリントサーバ7000をホストコンピュータ3000とプリンタ1500の間に入れ、ジョブ追跡管理部500をホストコンピュータ3000とは別の追跡管理コンピュータ6000に配したものである。
また、印刷データは、図6と同じく、プリンタドライバ203からプリントサーバ7000の該当するプリンタキュー(プリントスプーラ)を通ってプリンタ1500へ転送される。また、追跡用データは図5と同じく、ジョブ追跡機能部400から追跡管理コンピュータ6000内のジョブ追跡管理部500を介して追跡情報格納サーバ1000へと送られる。本構成を採ることで、図5、図6の利点を併せ持つことが可能となる。
〔第5のデータ処理形態〕
図8は、本実施形態における第5のデータ処理形態例を示す。
本例は、図7の追跡管理コンピュータ6000とプリントサーバ7000とを同一のコンピュータ上で実現するようにプリントサーバ兼追跡管理コンピュータ8000を設けたものである。
印刷データはプリンタドライバ203からプリントサーバ兼追跡管理コンピュータ8000の該当するプリンタキュー(プリントスプーラ)を通ってプリンタ1500へ転送される。
また、追跡用データはジョブ追跡機能部400からプリントサーバ兼追跡管理コンピュータ8000内のジョブ追跡管理部500を介して追跡情報格納サーバ1000へと送られる。
本構成を採ることで図7では追跡管理コンピュータ6000、プリントサーバ7000の2台のコンピュータであったが、これをプリントサーバ兼追跡管理コンピュータ8000の1台に集約することで、設置スペースやコストの削減を行うことが可能となる。
〔ジョブ追跡印刷処理〕
図9は、本発明に係る情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本処理は、ジョブ追跡機能の全体処理手順に対応する。なお、S701〜S704は各ステップを示す。
印刷ジョブが開始された後、ステップS701で、プリンタドライバ203はGDIから描画命令(DDIコマンド)を受信する。その後、ステップS702で、プリンタドライバ203とジョブ追跡機能部400は受信した描画命令に呼応した追跡用データの収集や生成を行い、これをジョブ追跡管理部500へと転送する。以下、S702について詳述する。
プリントスプーラは受け取った印刷命令(DDI関数)を解析し、ページ単位に中間コードに変換してスプールファイルに出力する。また、プリンタドライバの一機能であるデスプーラは、スプールファイルに記述された中間コードのページ描画ファイルの印刷処理を行うように指示する。
デスプーラはスプールファイルに含まれる中間コードのページ描画ファイルをスプールファイルに含まれる加工設定情報を含むジョブ設定ファイルに従って加工する。具体的には、中間コードのページ描画命令を読み込む。そして、GDI関数を再生成し、もう一度グラフィックエンジン202経由でGDI関数を出力する。
デスプーラは、出力したGDI関数による描画結果をジョブ追跡機能処理部に対して送信するために、ビットマップ展開するための領域(デバイスコンテキスト)をRAMに確保する。そして、描画を行う。生成された追跡情報はジョブ追跡機能処理部402によってジョブ追跡管理部500が読み取り可能な形式に変換され、転送される。変換形式は例えばXML形式などの互換性の高い形式であっても構わないし、独自の規約に従った形式であっても構わない。
より詳しくは、例えば、受信した描画命令が印刷開始命令であればジョブに関する属性情報や印刷が行われている環境情報などを追跡用データとし、ページ開始命令であればそのページに関する属性情報等を追跡用データとする。
従来から、ジョブ追跡機能部400に対して、テキスト情報の抽出とページイメージ抽出が指示できた。ジョブ追跡機能部400に対してテキスト情報の抽出が指示されている場合、テキスト描画コマンドから文字列情報など抽出する。また、追跡用データとし、同じくイメージ抽出が指示されているのであれば、各描画命令を確保してあるメモリ領域等にビットマップイメージとして描く。
さらに、本実施形態では、印刷内容のページ描画を構成する描画命令に応じて追跡用データを生成している。この抽出方法に関しては、図Xを用いて後で説明する。
このようにして受信した描画命令及びジョブ追跡機能部400に指示された各種設定に依存した処理を実行することで、追跡用データの収集・生成を行い、これをジョブ追跡管理部500へと転送する。
上記の様に追跡用データの収集・生成・転送が行われた後、ステップS703にて、プリンタドライバ203は、ステップS701で受信した描画命令に合致する印刷データ(プリンタ1500が認知可能な制御コマンド)の生成を行う。そして、これをシステムスプーラ204へ書き出し、プリンタ1500へ転送する。
次に、ステップS704で、ジョブ終了命令が処理されたかどうかを判断する。ここで、処理されていないと判断した場合は、ステップS701へ戻る。
一方、ステップS704で、ジョブ終了命令が処理された場合は、本処理を終了する。
このようにして、描画コマンドの受信(S701)、ジョブ追跡機能部400が追跡用データの生成・転送(S702)、印刷データ生成・転送(S703)の各処理をジョブ終了命令が処理されるまで繰り返し実行する。
〔ジョブ追跡機能UI〕
図10,図11は、図2に示したホストコンピュータ3000のCRT10に表示されるジョブ追跡機能UIの一例を示す図である。
図10,図11は、ジョブ追跡に関する設定を行うユーザインタフェースの一例を示す。なお、図11は、図10に示した設定ボタン512が押下された場合に、CPU1の制御でCRT10上に表示される。
図10は、図3に示したプリンタドライバ203内のアドインUI制御部401に配された、チェイシングに関するユーザインタフェースの初期画面(プリンタのプロパティ画面)の一例である。
この画面例では、ダイアログ内のプロパティシート「ジョブ追跡機能」においてチェイシングに関する設定が行えるようになっている。なお、ジョブ追跡機能タブ上で、ジョブ追跡を行うかどうかをチェックボックス511で行う。
また、この図10、図11で示すジョブ追跡に関する設定画面をプリンタドライバ203とは別の専用ツール上に表示し、設定情報をプリンタドライバ203内のアドインUI制御部401に伝えることで実現しても構わない。
更に、このダイアログ510は本システムの運用目的からして、該当プリンタに対して設定変更を行うことが許可されたユーザのみに表示するのが望ましい。なお、本ダイアログを開くためにパスワード等による認証を設けたり、実行ユーザ権限を限定したりすることが考えられる。
図10において、「ジョブ追跡を行う」のためのチェックボックス511はジョブ追跡機能の有効、無効を指示するチェックボックスである。ユーザはこのチェックボックスを操作することで本機能のON、OFFの制御が可能になる。
図11において、ジョブ追跡機能の詳細設定を行うダイアログ520は、図10の設定ボタン512を選択することで開く。このジョブ追跡設定ダイアログでは主に追跡用データの送信先の情報及びジョブ追跡機能処理部402で生成する追跡用データの内容を決定することになる。
管理クライアント名521には、ホストコンピュータ3000上のジョブ追跡管理部500が動作しているコンピュータ識別名称、例えば「MClientName)を入力する。
また、識別名称522には、ジョブ追跡管理部500内の他の接続と区別するためのキー、例えば「MAgentPipe」を入力し、タイムアウト値523にはジョブ追跡管理部500との通信において使用するタイムアウト時間をあらかじめ設定しておく。以上の3つが追跡データを追跡情報格納サーバ1000に送信するための情報である。
尚、本ユーザインタフェースを表示しているコンピュータでジョブ追跡管理部500が動作しているのであれば、管理クライアント名521には自身のコンピュータ識別名称を設定する。また、他のコンピュータでジョブ追跡管理部500が動作しているのであれば、そのジョブ追跡管理部500が動作しているコンピュータ識別名称を入力することになる。
「テキスト抽出をする」のためのチェックボックス524は、追跡用データにテキスト文字列情報を含めるかどうかを指示するチェックボックスである。
このチェックボックス524をONにすることで、プリンタドライバ203はテキスト文字列情報を追跡用データとして抽出する。
これにより、テキスト文字列情報を追跡データに付加しておくことで追跡情報格納サーバ1000に格納された後のテキスト検索を容易に実現することが可能となる。
「イメージを抽出する」のためのチェックボックス525は、追跡用データにページビットマップ情報を含めるかどうかを指示するチェックボックスである。このチェックボックス525をONにすることで、プリンタドライバ203は印刷データとは別にページビットマップを生成する。
これにより、ページビットマップを追跡用データ付加しておくことで追跡情報格納サーバ1000に格納された後の画像閲覧が可能となる。
また、本実施形態におけるジョブ追跡の設定には、上記の他に、ビット数カラー526、ビット数白黒527、解像度528、圧縮方法529、エンコード方法530において生成するページイメージの属性や形式を詳細に指定できるようになっている。
なお、従来の追跡項目では、「テキスト抽出をする」と「イメージを抽出する」のチェックボックス524、525は存在している。
これに対して、本実施形態では、「抽出対象を自動設定」するラジオボタン540するが追加されている例である。
「抽出対象を自動設定」するラジオボタン540は、描画命令に基づき抽出する情報を決定し、効果的な文字情報の抽出を行うかどうかを指示するボックスである。このラジオボタン540をONにすることで、後述する図12に示す処理をページ描画に含まれる描画命令を解析して、その解析結果に基づいて異なる態様の追跡用データを生成する。
550はOKボタンで、560はキャンセルボタンである。
〔ページ描画に含まれる描画命令に基づいて追跡用データ抽出〕
図12は、本発明に係る情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本処理は、ページ描画に含まれる描画命令に基づいて、追跡用データを生成処理手順に対応する。なお、S401〜S410は各ステップを示す。また、本処理は、図11に示したラジオボタン540がONに指示されている場合に実行される処理である。
図12は、ジョブ追跡機能部400が例えば、CPU1を用いて実行する。図12は、図9におけるS702を詳述したものである。先ず、ステップS401で、ページ描画処理を終了しているかどうかを判断する。ここで、終了していると判断した場合は、ステップS407へ進む。
一方、ステップS401で、ページ描画終了でないと判断した場合は、ステップS402に進み、ページを構成する描画命令のうち、まだ処理していないものを一つ取得し、現在の描画命令とする。
次に、ステップS403で、現在の描画命令が文字描画命令かどうかを判断する。ここで、文字描画命令であると判断した場合、文字情報を抽出するために、ステップS404へ進む。そして、現在の描画命令が文字描画命令の場合、その文字情報を抽出対象にし、テキスト文字列情報を追跡用データとして抽出する。そして、抽出した文字情報を追跡情報格納サーバ1000に転送して、ステップS401へ戻る。
一方、ステップS403で、文字以外の描画命令であると判断した場合は、ステップS405へ進み、オブジェクトが簡単なグラフィクスであるかを判断する。
ここで、簡単なグラフィックスであると判断した場合、例えば点数が極端に少ないパス描画や、矩形や楕円などの単純幾何学描画などの文字描画が構成てきないものの場合は、ステップS401へ戻る。
一方、ステップS405で、簡単なグラフィックスでないと判断した場合、ステップS406へ進み、描画オブジェクトをファイルに格納する。
具体的には、複雑なパス描画や、イメージ描画、またはクリップによる描画などの文字描画が構成できる描画命令の場合、現在の文字描画が構成できる描画命令を記憶手段に一時保管する処理を行う。
ステップS401で、ページ描画終了が判定された場合は、ステップS407へ進み、上記記憶手段(図2に示したRAM2)に格納データ量がゼロかどうかを判断する。
ここで、ステップS406で一時保管した文字描画が構成できる描画命令セットが一時保管されていない場合は、本処理を終了する。なお、ステップS407で、データ量がゼロであるとは、文字情報のみ抽出されており、特にそのほかの情報を抽出する必要がないことになる。
一方、ステップS407で、一時保管した文字描画が構成できる描画命令セットが一時保管されている場合は、ステップS408に進む。そして、ステップS408で、ステップS406で一時保管した文字描画が構成できる描画命令セットと、それを展開したページイメージのデータ量の大きさを比較する。
なお、比較の際、個々の描画命令の外接矩形を用いてページのページイメージに展開した場合の描画がなされている有効描画領域を用いることにより、描画がない空白領域のデータ量をページイメージのデータ量より削除可能である。
また、ステップS406で一時保管した文字描画が構成できる描画命令セットと、それを展開したページイメージのそれぞれの描画命令種類ごとの圧縮前と圧縮後の比を有しておく。これにより、近似的ではあるが、圧縮後のデータ量を予想することにより、このデータ量の比較に役立ててもよい。
ここで、格納データ量よりも展開ページイメージのデータ量が小さいと判断した場合、ステップS409へ進む。そして、ステップS409で、ステップS406で一時保管した文字描画が構成できる描画命令セットを、白黒低解像度ページイメージデータに展開し追跡用データとして抽出して、追跡情報格納サーバ1000に転送した後、本処理終了する。
これにより、文字情報の確認のみに用いたい場合、モノクロ化することでデータ削減を実現できる。
一方、ステップS408で、展開ページイメージのデータ量が大きいと判断した場合は、ステップS410へ進む。そして、ステップS410で、ステップS406で一時保管した文字描画が構成できる描画命令セットのうち、高解像度データや色の表現情報が大きいものを、低解像度のモノクロ化する。そして、追跡用データとして抽出して、追跡情報格納サーバ1000に転送した後、本処理を終了する。
これにより、一時保管した文字描画が構成できる描画命令セットのうち、高解像度データや色の表現情報が大きいものを、低解像度のモノクロ化することによりデータ削減を実現できる。
〔第2実施形態〕
以下、図13に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図13は、本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図9,図12に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本発明の第1実施形態を示す情報処理装置、印刷装置を含む印刷システムの構成例を示すブロック図である。 図1に示したホストコンピュータ及びプリンタの構成を示すブロック図である。 図1に示したコンピュータにおける印刷処理のための一構成を示す図である。 図1に示した印刷システムにおけるデータ処理形態を説明するブロック図である。 図1に示した印刷システムにおけるデータ処理形態を説明するブロック図である。 図1に示した印刷システムにおけるデータ処理形態を説明するブロック図である。 図1に示した印刷システムにおけるデータ処理形態を説明するブロック図である。 図1に示した印刷システムにおけるデータ処理形態を説明するブロック図である。 本発明に係る情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示したホストコンピュータのCRTに表示されるジョブ追跡機能UIの一例を示す図である。 図2に示したホストコンピュータのCRTに表示されるジョブ追跡機能UIの一例を示す図である。 本発明に係る情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
203 プリンタドライバ
400 ジョブ追跡機能部
500 ジョブ追跡管理部
1000 追跡情報管理サーバ
1500 プリンタ
3000 ホストコンピュータ

Claims (21)

  1. 所定の描画情報からプリンタドライバが印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置であって、
    前記所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する抽出手段と、
    前記抽出手段により追跡情報をサーバ装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 所定の描画情報からからプリンタドライバが印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置であって、
    前記所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する抽出手段と、
    前記抽出手段により追跡情報をされた情報を蓄積する蓄積手段と、
    前記抽出手段が抽出した追跡情報または前記蓄積手段から読み出される追跡情報をサーバ装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記抽出手段は、描画情報の属性が文字である場合は、文字情報を抽出して追跡情報を生成することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記抽出手段は、描画情報の属性が文字以外である場合は、該描画情報量と該描画情報を展開した展開情報量とを比較して生成すべき追跡情報を決定することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  5. 前記抽出手段は、抽出される追跡対象情報に所定の加工処理を施して追跡情報生成することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  6. 前記所定の加工処理は、描画情報量が展開した展開情報量よりも大きい場合は、前記描画情報をモノクロ低解像度化処理を施すことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  7. 前記所定の加工処理は、描画情報量が展開した展開情報量よりも大きい場合は、前記描画情報をモノクロ化処理を施すことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  8. 前記抽出手段は、描画情報の属性が文字以外である場合は、描画情報で文字を形成できない描画情報を抽出対象外とすることを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  9. 所定の描画情報から印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置と通信可能なサーバ装置であって、
    情報処理装置が描画情報の属性に適応して抽出される追跡情報を取得して蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段により蓄積された前記追跡情報を検索して閲覧する検証手段と、
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  10. 所定の描画情報からからプリンタドライバが印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置とサーバ装置とが通信可能な印刷システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する抽出手段と、
    前記抽出手段により追跡情報をサーバ装置に送信する送信手段と、
    を有し、
    前記サーバ装置は、
    情報処理装置が描画情報の属性に適応して抽出される追跡情報を取得して蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段により蓄積された前記追跡情報を検索して閲覧する検証手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  11. 所定の描画情報からからプリンタドライバが印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置とサーバ装置とが通信可能な印刷システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する抽出手段と、
    前記抽出手段により追跡情報をされた情報を蓄積する第1の蓄積手段と、
    前記抽出手段が抽出した追跡情報または前記第1の蓄積手段から読み出される追跡情報をサーバ装置に送信する送信手段とを有し、
    前記サーバ装置は、
    情報処理装置が描画情報の属性に適応して抽出される追跡情報を取得して蓄積する第2の蓄積手段と、
    前記第2の蓄積手段により蓄積された前記追跡情報を検索して閲覧する検証手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  12. 所定の描画情報から印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置におけるデータ処理方法であって、
    前記所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより追跡情報をサーバ装置に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とするデータ処理方法。
  13. 所定の描画情報から印刷装置が印刷可能な印刷データを生成する情報処理装置におけるデータ処理方法であって、
    前記所定の描画情報から属性に応じた追跡対象情報を抽出して追跡情報を生成する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより追跡情報をされた情報を蓄積部に蓄積する蓄積ステップと、
    前記抽出ステップが抽出した追跡情報または前記蓄積部から読み出される追跡情報をサーバ装置に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とするデータ処理方法。
  14. 前記抽出ステップは、描画情報の属性が文字である場合は、文字情報を抽出して追跡情報を生成することを特徴とする請求項12または13に記載のデータ処理方法。
  15. 前記抽出ステップは、描画情報の属性が文字以外である場合は、該描画情報量と該描画情報を展開した展開情報量とを比較して生成すべき追跡情報を決定することを特徴とする請求項12または13に記載のデータ処理方法。
  16. 前記抽出ステップは、抽出される追跡対象情報に所定の加工処理を施して追跡情報生成することを特徴とする請求項12または13に記載のデータ処理方法。
  17. 前記所定の加工処理は、描画情報量が展開した展開情報量よりも大きい場合は、前記描画情報をモノクロ低解像度化処理を施すことを特徴とする請求項12または13に記載のデータ処理方法。
  18. 前記所定の加工処理は、描画情報量が展開した展開情報量よりも大きい場合は、前記描画情報をモノクロ化処理を施すことを特徴とする請求項12または13に記載のデータ処理方法。
  19. 前記抽出ステップは、描画情報の属性が文字以外である場合は、描画情報で文字を形成できない描画情報を抽出対象外とすることを特徴とする請求項12または13に記載のデータ処理方法。
  20. 請求項12〜19のいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  21. 請求項12〜19のいずれかに記載のデータ処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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