JP2007163490A - 瞬時解放機能付き時鐘打ち機構を有する時計 - Google Patents

瞬時解放機能付き時鐘打ち機構を有する時計 Download PDF

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Abstract


【課題】 時計ムーブメントと、この時計ムーブメントにより自動的に解放されるリピータ用時鐘打ち機構とを有する時計を提供する。
【解決手段】 時鐘打ち機構14は、クリック26に係合する解放レバー24を有し、前記クリック26は、前記解放レバー24上に回転可能に搭載され、ラチェットのツメ・ホイール28の歯列27とかみ合い、自動解放の間、前記時計ムーブメント12の日の裏装置18により駆動される解放カム16により、前記解放レバー24は、ツメ・ホイール28の方向に回転し、前記クリック26は、ツメ・ホイール28を回転駆動し、前記時鐘打ち機構14は、巻き上げカム34を有し、前記巻き上げカム34は、解放レバー24の肩部36と共動し、解放レバー24の巻き上げを復帰バネ38に抗して制御し、前記解放レバー24は、ロック装置42により巻き上げ位置に保持され、前記解放カム16は、ロック装置42をロック解除することにより、時鐘打ち機構を解放する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、時鐘打ち機構を有する時計に関する。
本発明は、特に、時計ムーブメントと、前記時計ムーブメントにより自動的に解放されるリピータ用時鐘打ち機構とを有する時計に関し、前記時鐘打ち機構は、クリックに係合する解放レバーを有し、前記クリックは、前記解放レバー上に回転可能に搭載され、ラチェットのツメ・ホイールの歯列とかみ合い、自動解放の間、前記時計ムーブメントの日の裏装置により駆動される解放カムにより、前記解放レバーは、ツメ・ホイールの方向に回転し、前記クリックは、ツメ・ホイールを回転駆動する。
このような時計、特に複雑機能を具備する時計は、例えばリピータ(二度打ち)時計あるいはグランド・ストライク(時鐘打ち)時計として、長い間公知である。複雑時計の分野における従来技術を理解するには、非特許文献1を参照されたい。非特許文献1は、特に時鐘打ち機構を具備した時計に関する数章(97−205頁)を含む。
Francois Lecoultre entitled "Les montres compliquees" (ISBN 2-88175-000-1) Francois Lecoultre entitled "Les montres compliquees" (ISBN 2-88175-1)
時鐘打ち機構を有する時計の中でも、グランド・ストライク時計は、時鐘打ち自動解放モードを有する。かくして、日の裏装置は、4本のアームを具備する星型の解放カムを回転駆動する。この解放カムは、解放レバーと共動するように具備され、これにより、解放レバーを巻き上げそれを引き続き所定の時間に解放する。これによりクリックを介して時鐘打ち機構を解放する。
この種の機構の1つの欠点は、解放レバーを巻き上げるのに用いられるエネルギーは、解放レバーを巻き上げる解放カムからの力であるために、時計ムーブメントから直接取り出されることである。従って、時計ムーブメントの部材を駆動するのに利用できるエネルギーが小さくなってしまうことである。さらにまた、時鐘打ち機構により、時計ムーブメントにかかる機械的応力は、解放カムを介して時計ムーブメントに悪影響を与える、即ち、その精度と寿命に悪影響を与える。
本発明の目的は、上記の欠点を簡単且つ信頼高い方法で解決することである。
それ故に、本発明は、上記の種類の時計において、前記時鐘打ち機構は、巻き上げカムを有し、前記巻き上げカムは、解放レバーの肩部と共動し、解放レバーの巻き上げを復帰バネに抗して制御し、前記解放レバーは、ロック装置により巻き上げ位置に保持され、前記解放カムは、ロック装置をロック解除することにより、時鐘打ち機構を解放する。
本発明の時計によれば、解放カムは解放レバーの巻き上げ力を使わない。この解放カムは、時鐘打ち機構を解放する前に、予め巻かれており、その結果、解放カムは、時鐘打ち機構を解放するために、ロック装置に作用するだけである。
巻き上げカムは、最小半径部分と最大半径部分との間に段差を有する、半径が増大する回転渦巻き形状を有する。巻き上げ位置において、前記解放レバーの肩部は、巻き上げカムの最大半径部分に当たり、前記ロック装置は、前記巻き上げカムの回転をロックする。前記巻き上げカムは、ロック用アームに対し回転するよう取り付けられ、前記ロック装置は、ロック用フックを有し、前記ロック用フックは、ロック用アームと共動して、巻き上げカムの回転を制限する。かくして、巻き上げカムは、解放レバーを巻き上げるために、1回転駆動されるだけである。ロッキング・フックは、時鐘打ち機構を解放するために、ロック解除の位置に向かって駆動されるだけである。かくして、本発明の時鐘打ち機構は、従来の機構と共動する既存の部品を含む時計についても容易に実現できる機構で、解放される。
好ましくは、前記ロック装置は、解放レバーを有し、前記解放レバーは、復帰バネに抗して、解放カムにより巻き上げられ、前記解放レバーは、ロック用フックを、解放レバーが解放カムにより解放された時に、ロック解除の方向に回転させる。この特徴により、ロック装置の部品の間の同軸性と寸法のばらつきの欠点を補い、信頼性の高い解放機構を実現する。
本発明の別の特徴によれば、前記時鐘打ち機構の自動解放を無効にするよう動作する消音機構を具備する。前記消音機構は、ロック・フィンガを有し、前記ロック・フィンガは、その消音位置において、解放レバーの振動を制御し、解放レバーが、ロック用フックをロック解除の方向に回転させるのを、阻止する。本発明の時計のこの特徴により、消音機構を、時鐘打ち機構の部品あるいは時計ムーブメントの部品に損傷を与えることなく、いつでも駆動することができる。
前記巻き上げアームは、回転板に対し回転するよう固定され、前記回転板は、時鐘打ち機構が解放された時に、時鐘打ち輪列により回転駆動される。前記回転板は、収納可能なフック装置と係合し、前記フック装置は、収納位置において、回転板を回転可能に中間歯車に係合し、前記中間車は、時鐘打ち機構が解放された時に、時鐘打ち輪列により回転駆動され、前記フック装置は、バネによりフック位置に引かれ、前記フック装置は、ロック装置により、収納位置で動作する。前記フック装置は、回転板上に回転可能に搭載されたレバーにより形成され、前記レバーは、駆動フックとアームとを有し、前記駆動フックは、中間車に回転するよう固定されるラチェット・ホイールに係止され、前記アームは、ロック装置と共動するロック用アームを形成する。これらの特徴により、時鐘打ち動作が解放レバーを巻き上げる。このような巻き上げに必要な力は、時鐘打ち機構の香箱スプリングの力から得られ、これが、時鐘打ち機構を解放する。
好ましくは、前記回転板は、板バネにより解放方向に回転するよう駆動され、時鐘打ち機構が解放された時に、巻き上げカムの回転運動を開始させる。前記回転板は、ノッチが形成された渦巻き形状をしており、前記板バネは、弾性アームにより形成され、前記弾性アームである板バネは、自由端に、前記ノッチに当たるローラを有する。これらの特徴により、解放カムがロック装置のロックを解除すると、時鐘打ち機構の瞬時解放が行われる。
本発明の好ましい特徴によると、前記時鐘打ち機構は、手動制御部材を有し、前記手動制御部材は、ロック装置と共動して、時鐘打ち機構を手動で解放する。かくして、手動解放用のつめ付き車を有するクリックを更に具備する必要はない。本発明の時計は、従来の時計よりも使用する部品が少ない。その理由は、時鐘打ち機構の部品の大部分は、手動解放と自動解放の両方に共通するからである。
本発明の変形例によると、前記解放レバーは、クリックを具備するトグルレバーに係合する。前記トグルレバーは、自動解放の間、解放レバーに回転可能に接続され、手動解放が、トグルレバーを解放レバーに対し、手動制御部材を駆動することにより、回転することにより引き起こされる。この変形例は、手動解放と自動解放の両方にクリックを1個を用いる。
図1は、本発明により製造された時計10をフローチャート形式で示す図である。時計10は、機械的な時計ムーブメント12とリピータ用(二度打ち)の時鐘打ち機構14とを有する時計である。この時計ムーブメント12により、時計10は、指針により現在の時刻を表示し、リピータ用の時鐘打ち機構14が、現在の時刻を、ハンマーでゴングを打って、再度表示する。
従来公知のように、時計10は、少なくとも1枚の地板(図示せず)を有するケース(図示せず)を含む。この地板上に、時計ムーブメント12と時鐘打ち機構14が搭載される。
本発明の一実施例によれば、本発明の時計10のリピータ用の時鐘打ち機構14は、グランド・ストライク型である。すなわち、リピータ時計は、1時間単位と15分単位を、自動解放Aあるいは手動制御Mによる要求により、時鐘打ちする。自動解放Aは、解放カム16の手段により得られる。この解放カム16は、時計ムーブメント12の日の裏装置18により回転駆動され、解放部材20を機械的に駆動して、時鐘打ち機構14に係合した時鐘打ち輪列21を解放する。要求による手動解放は、手動制御Mによる手動制御部材22の手段により得られ、これで、解放部材20を機械的に駆動する。
図2以降を参照して、本発明の理解に必要な時鐘打ち機構14の構成部品を示す。図2−4は、時鐘打ち機構が解放される直前の初期状態にある時鐘打ち機構14を示す。
グランド・ストライク型の時鐘打ち機構の構造と動作の完全な説明は、非特許文献2に開示されている。
時鐘打ち機構14は、クリック26を具備する解放レバー24を有する。このクリック26は、解放レバー24に軸A1を中心に回転可能に搭載され、つめフィンガ25を有する(図8)。つめフィンガ25の自由端は、ラチェット・ツメ・ホイール28の歯列27にかみ合う(図8)。解放レバー24は、全体的に矩形の本体30を有する。この本体30は、一端で解放軸A2を中心に回転可能に搭載され、解放軸A2の反対側の自由端32でクリック26を搭載する。
解放レバー24の先端が若干傾くことは、解放カム16の回転により自動的に制御される。解放カム16は、4本のアームを有する星形部材33の形状をしている。これにより、15分毎に、時鐘打ち(が解放)される。解放カム16は、日の裏装置18の中心ホイールを具備する軸真に、矩形の接続部分を介して、回転可能に取り付けられ、1時間に1回転する。
本発明によれば、時鐘打ち機構14は、巻き上げカム34を有する。この巻き上げカム34は、解放レバー24の肩部36と共動して、解放レバー24の巻き上げを、復帰バネ38に抗して、制御する。復帰バネ38は、解放レバー24をツメ・ホイール28の方向に付勢する、即ちツメ・ホイール28とかみ合うクリック26の方向に付勢する。
ここに開示した実施例によれば、解放レバー24の肩部36は、巻き上げアーム40の自由端に配置される。この巻き上げアーム40は、解放レバー24の本体30から横方向に延びる。
本発明の他の特徴によれば、解放レバー24は、ロック装置42により、その巻き上げ位置に保持される。解放カム16は、時鐘打ち機構を、ロック装置42の解除を解くことにより、解放する。
巻き上げカム34は、巻回軸A3の周囲に回転可能に搭載される。巻き上げカム34が、時鐘打ち機構を解放する方向D(すなわち、図4の時計方向)に回転する時に、半径が増加する渦巻きの形状をしている。巻き上げカム34の外周エッジ44が、かくして制御表面を形成する。巻き上げカム34が解放方向Dに回転した時に、この制御表面が、解放レバー24の肩部36と接触することにより、共動して、解放レバー24を復帰バネ38の復帰力に抗して、押し戻す。巻き上げカム34の外周エッジ44は、最小半径部分と最大半径部分の間に段差46を有し、そこに、解放レバー24が、解放時に落ち込む。巻き上げられた位置においては、解放レバー24の肩部36とロック装置42とが、巻き上げカム34の回転を止め(ロックす)る。
巻き上げカム34は、回転板48に回転が伝えられるよう固定される。この回転板48は、巻き上げ軸A3の周囲に、時鐘打ち機構が解放されたときに、時鐘打ち輪列21により、回転駆動される。このために、回転板48は、収納可能なフック装置50と適合する。このフック装置50は、フック位置において、回転板48を中間車52に対し回転するよう接続する。この中間車52は、時鐘打ち機構が解放されるときに、時鐘打ち輪列21により回転駆動される。
フック装置50は、レバー54により形成される。このレバー54は、回転板48上の軸A4の周囲に回転可能に搭載される。レバー54は、駆動フック56とロック用アーム60とを有する。駆動フック56は、中間車52の下に配置されるラチェット歯車58に係合し、中間車52に回転が伝えられるよう固定される。ロック用アーム60は、ロック装置42に含まれるロック用フック62と共動し、巻き上げカム34の回転を阻止し、駆動フック56が収納位置にあるよう制御する。駆動フック56は、そのフック(係合)位置の方向に、フック用バネ64により引かれる。このフック用バネ64は、回転板48に固定される弾性アーム(板バネ)の形態を採る。
ロック用フック62は、軸A5の周囲に回転可能に搭載される。ロック用フック62は、制御アーム63を有する。この制御アーム63は、軸A5に対しフック部分の反対側に延びる。ロック用フック62は、ロック位置の方向に回転するよう、形成され、そのロック位置にあるよう、ロック用アーム60を復帰スプリング(図示せず)で、制止する。
好ましくは、回転板48は、板バネ66により解放方向に回転するよう引きつけられ、時鐘打ち機構が解放された時に、巻き上げカム34の回転運動を開始させる。板バネ66は弾性アームから形成される。この弾性アーム66は、固定端68と自由端70とを有する。自由端70は、ローラ72を有する。このローラ72は、自由に回転し、回転板48の外周エッジ76に形成されたノッチ74に当たる。好ましくは、回転板48の外周エッジ76は、渦巻き形状をしており、解放方向Dに向かって回転する時に半径が増加し、板バネ66に当たるノッチ74を形成する。
外周エッジ76は、ローラ72用の回転通路を形成する。ローラ72は、人工ルビー製で、外周エッジ76との摩擦を最小にする。
本発明の一実施例によれば、ロック装置42は、解放レバー78を有する。この解放レバー78は、復帰バネ80に抗して、解放カム16により巻回され、ロック用フック62を、解放カム16が解放レバー78を解放した時には、解放(ロック解除)位置に向けて回転させる。
解放レバー78は、支持表面81を有する。この支持表面81は、ロック用フック62の制御アーム63に配置されたピン83に、向かい合って配置される。その結果、解放レバー78が解放カム16により解放されると、支持表面81は、ピン83に当たり、ロック用フック62をロック解除の位置の方向に、回転させる。
ここに示した実施例によれば、中間車52は、時鐘打ち輪列21に、2個の中間車82、84の手段により回転するよう接続される。この中間車82、84は、同軸で軸方向に重なり合って配置されている。下の中間車82は、中間車52とかみ合い、上の中間車84は、時鐘打ち輪列21の駆動車86とかみ合う。駆動車86は、ツメ・ホイール28と同軸に配置される。
手動制御部材22は、ロック装置42と共動し、時鐘打ち機構を手動で解放する。このために、手動制御部材22は、「クロワッサン」の形状をした駆動レバー88を有する。この駆動レバー88は、回転軸A6から一方の側に延びる。駆動レバー88は、回転軸A6の他方の側では、解放フィンガ90として伸びる(図3)。この解放フィンガ90は、解放レバー78の下を通り、ロック用フック62の一方の面に配置されたスタッド92と共動し、ロック用フック62をロック解除の位置に制御する。
手動制御部材22は、時計10のケースの外側からアクセス可能なプッシュボタン(図示せず)により駆動される。プッシュボタンが駆動されると、駆動レバー88は、図3では反時計方向に、図4では時計方向に、回転する。その結果、解放フィンガ90は、スタッド92に当たり、ロック用フック62をスプリングに抗して、ロック解除の位置の方向に向けて、回転させる。
本発明の時鐘打ち機構14の動作を、図4−7を参照して以下説明する。これらの図は、時鐘打ち機構14の構成要素により占められる連続する位置を示している。
図4は、自動解放直前の初期状態の時鐘打ち機構14を示す。
この初期状態において、解放カム16の星形部材33の内の1本のアームは、その自由端で解放レバー78と接触している。この解放レバー78は、復帰バネ80に抗して巻かれている。解放レバー24も、復帰バネ38に抗して巻かれている。その肩部36は、巻き上げカム34の最大半径部分に当たっている。巻き上げカム34は、回転板48との回転が、ロック用アーム60の動きを制限するロック用フック62により、阻止されている。
ロック用アーム60は、板バネ66により、ロック用フック62に当たるよう保持される。この板バネ66は、回転板48を解放方向Dに回転させる。
ロック用アーム60の動きを制限することにより、ロック用フック62は、フック用バネ64に抗して、収納位置にある駆動フック56を制御する。その結果、ラチェット車58は、回転板48に対し、自由に回転する。
図5は、自動解放直後の第1中間状態にある時鐘打ち機構14を示す。この第1中間状態においては、解放カム16は、時計方向に回転を継続し、初期状態(図4)に対し数度回転して、解放レバー78を解放する。
解放レバー78が解放されると、解放レバー78は、平衡安定状態に、復帰バネ80により、戻る。この平衡安定状態に達する前に、解放レバー78は、平衡安定状態を通過し、その結果、解放レバー78は、ロック用フック62をロック解除の方向に駆動し、ピン83を押し、ロック用アーム60を解放する。その後、ロック用フック62は、ロック位置に復帰バネの作用により、戻る。
ロック用アーム60が解放されると、回転板48は、解放方向Dに板バネ66により回転する。巻き上げカム34が回転板48と一緒に回転するので、段差46は解放方向Dに回転し、解放レバー24の肩部36が、巻き上げカム34の最小半径の場所に落ち込む(図5)。
肩部36が落ち込むことにより、解放レバー26は、ツメ・ホイール28の方向に回転し、その結果クリック26は、ツメ・ホイール28の歯に噛み合い、ツメ・ホイール28を回転させる。ツメ・ホイール28の回転は、その後時鐘打ち輪列21を解放し、従来と同様に、対応する渦巻きに応じて、時間、分、15分の情報を読みとり、ハンマーをそれに応じて、ゴングに当てる。
ツメ・ホイール28は、その軸を中心に回転するので、ツメ・ホイール28により駆動車86の回転が引き起こされる。この駆動車86が、この回転運動を中間車52に、中間車82、84を介して伝達する。
それと並行して、ロック用アーム60の解放により、レバー54は、軸A4を中心にフック用バネ64の動きにより回転する。その結果、駆動フック56は、ラチェット歯車58の歯と係合する。駆動フック56があるために、回転板48と巻き上げカム34は、ラチェット車58と中間車52に回転するよう連結される。かくして、中間車52の回転により巻き上げカム34が回転し、この巻き上げカム34が肩部36と共動して、解放レバー24を巻き上げて時鐘打ち機構の次の解放に備える。
図6は、解放後の第2中間状態にある時鐘打ち機構14を示す。この中間状態においては、解放レバー24は、巻き上げのプロセスの途中にあり、巻き上げカム34は、完全には1回転していない。
巻き上げカム34は、解放方向Dにロック用アーム60がロック用フック62により停止される(図7に示す)まで、回転し続ける。この状態は、時鐘打ち機構14は最終状態である。その後ロック用アーム60は、巻回軸A3に対し、最初の角度位置を再び占める。これは、解放レバー24の巻上げ状態に対応する。その後解放レバー24は、次の解放に備える。
ロック用アーム60を停止することにより、ロック用フック62は、レバー54をその軸A4を中心に反時計方向に回転させる。その結果、駆動フック56は、ラチェット車58から解放される。これにより、回転板48は、中間車52から切り離され、中間車52は、時鐘打ち輪列21とは無関係に回転し続ける。
回転板48の回転中は、板バネ66が具備するローラ72は、回転板48の外周エッジ76の上を、それがノッチ74内の最初の位置(図4)に戻るまで、回転する。
手動解放も上記した方法と同様に動作する。手動制御部材22を動かすことにより、ロック用フック62のロックが解除され、ロック用アーム60を解放し、時鐘打ち機構を解放する。
本発明の時鐘打ち機構14においては、自動解放の間、時計ムーブメント12から取り出す力は最小である。その理由は、解放カム16は、解放レバー78の復帰バネ80の力に打ち勝つだけでよいからである。解放レバー24を巻き上げるのに必要な力は、時鐘打ち輪列21から得られる。その理由は、駆動車86の回転が、巻き上げカム34を完全に1回転させるからである。従来構成においては、解放カム16のアームが解放レバー78に当たるところでは、約12−14gの力が必要であった。しかし本発明では、2−3gの力が、解放カム16のアームである星形部材33が解放レバー78に当たるところで必要なだけである。
本発明の変形例(図示せず)によれば、解放レバー78を省略することができる。この場合、解放カム16が、直接ロック用フック62の回転を制御する。
解放レバー78を使用することは、回転部品を互いに配置する際、特に、解放カム16とロック用フック62をそれぞれの軸に対し中心に配置する際に、ある程度の「ばらつき」を補正できる利点がある。
本発明による時計の利点の1つは、解放レバーが予め巻き上げられているために、時鐘打ち機構の瞬時解放から得られることである。
好ましくは、本発明の時鐘打ち機構14は、消音機構94(図7)を有する。この消音機構94は、時鐘打ち機構の自動解放を無効にする。この消音機構94は消音レバー96を有する。この消音レバー96は、中立角度位置とロック角度位置(図7に点線で示す)の間で、軸A7の周囲で回転する
消音レバー96は、回転軸A7の両側に、ロック・フィンガ98と駆動フィンガ100とを有する。駆動フィンガ100は、時計10の外側からアクセス可能な、駆動フィンガ100に作用するプッシュボタン(図示せず)により駆動される。
消音レバー96がロック位置で動作する(図7に点線で示す)と、ロック・フィンガ98は、解放レバー78の対応表面102に当たり、その振れを制限する。より具体的には、ロック・フィンガ98は、、解放レバー78が解放カム16により解放された時に、解放レバー78が平衡位置を越えて回転するのを、阻止する。その結果、ロック用フック62のロックを解除するために、解放レバー78がピン83に当たるのを阻止する。
消音機構94の利点の1つは、時鐘打ち機構を解放する間あるいはその直後の如何なる時でも、駆動できる点である。実際に、消音機構94は、単に解放レバー78の動きを、その回転を阻止することなく、制限しているので、解放レバー78は、解放カム16のアームである星形部材33が通過すると、巻き上げられる。これは、消音モードへ入ることにより、一般的な動作を変更することはない。
図8−11は、本発明の手動制御を可能にする機構の実施例を表す。この実施例によれば、解放レバー24は、クリック26を具備するトグルレバー104に繋がれる。
トグルレバー104は、接続ロッドの形態を採る。接続ロッドであるトグルレバー104は、解放レバー24の上部表面106上に、補助回転軸A8の周囲で回転可能に搭載される。補助回転軸A8は、解放レバー24の自由端32に配置される。トグルレバー104は、解放レバー24の本体30の延長方向に、解放レバー24の回転軸A2の反対側で、直線状に延びる。
クリック26は、トグルレバー104の自由端108で、その軸A1の周囲で補助軸A8の反対側に、回転可能に搭載される。
解放レバー24との回転結合を行うために、トグルレバー104は、底面110上に、即ち解放レバー24の上部表面106の反対側に、停止部材112を有する。この停止部材112が、解放レバー24の自由端32に配置された軸方向表面114に当たる(図11)。
好ましくは、スプリング(図示せず)が、トグルレバー104を、停止部材112が解放レバー24に当たる方向に、すなわち図8の時計方向に、補助軸A8の周囲に回転させる。
本発明の一実施例によれば、クリック26は、軸A1に対しつめフィンガ25の反対側に、駆動アーム116を有する。この駆動アーム116は、手動制御部材22により駆動される。
図8は、解放前の初期状態の時鐘打ち機構14を示す。
手動解放の間、図10に示すように、手動制御部材22の駆動レバー88は、駆動レバー116の自由端に当たり、ボール/ソケット・ジョイント(これは補助軸A8の周囲に回転するが)を、解放レバー24に対し曲げ、クリック26がツメ・ホイール28を回転駆動する。かくして、解放レバー24は、初期の巻上げ位置に留まる。
駆動レバー88にかかる力が解放されると、トグルレバー104は、補助軸A8を中心に初期状態に戻る方向に回転する(図8)。トグルレバー104の回転は、解放レバー24に当たる停止部材112により、停止する。
自動解放の間、図9に示すように、解放レバー24は、軸A2を中心に、トグルレバー104で、ツメ・ホイール28の方向に回転する。停止部材112が軸方向表面114に当たるので、トグルレバー104は、解放レバー24と共に回転し、その結果、クリック26は、ツメ・ホイール28とかみ合う。
本発明のこの実施例は、上記の従来技術の時鐘打ち機構を含むあらゆる種類の時鐘打ち機構14で実行可能である。その利点は、1個のクリック26を自動解放と手動解放の両方に利用できる点にある。これに対し、従来の時鐘打ち機構は、自動解放用の解放レバーにより制御される第1クリックと、手動解放用の手動制御部材により制御される第2クリックとを具備しなければならない。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。
本発明のリピータ時計の主要構成部品を表すブロック図。 解放直前の初期状態の図1の時計の時鐘打ち機構の主要部品を表す斜視図。 解放直前の初期状態の図2の時鐘打ち機構の底面図。 解放直前の初期状態の図2の時鐘打ち機構の上面図。 解放直後の中間状態の図2の時鐘打ち機構を表す図4に類似する図。 解放直後の中間状態の図2の時鐘打ち機構を表す図4に類似する図。 解放後の最終状態の図2の時鐘打ち機構を表す図4に類似する図。 本発明の時鐘打ち機構の変形例を表し、クリックがボール/ソケットのジョイントにより具備されるつめ付き車とかみ合った状態を表す上面図。 自動解放の間の変形例を表す図8に類似する図。 手動解放の間の変形例を表す図8に類似する図。 トグルレバーと時鐘打ち機構の解放レバーと接続するその停止部材底部を示す詳細斜視図。
符号の説明
10 時計
12 時計ムーブメント
14 時鐘打ち機構
16 解放カム
18 日の裏装置
20 解放部材
21 時鐘打ち輪列
22 手動制御部材
24 解放レバー
25 つめフィンガ
26 クリック
27 歯列
28 ツメ・ホイール
30 本体
32 自由端
33 星形部材
34 巻き上げカム
36 肩部
38 復帰バネ
40 巻き上げアーム
42 ロック装置
44 外周エッジ
46 段差
48 回転板
50 フック装置
52 中間車
54 レバー
56 駆動フック
58 ラチェット歯車
60 ロック用アーム
62 ロック用フック
63 制御アーム
64 フック用バネ
66 板バネ
68 固定端
70 自由端
72 ローラ
74 ノッチ
76 外周エッジ
78 解放レバー
80 復帰バネ
81 支持表面
83 ピン
82,84 中間車
86 駆動車
88 駆動レバー
90 解放フィンガ
92 スタッド
94 消音機構
96 消音レバー
98 ロック・フィンガ
100 駆動フィンガ
102 表面
104 トグルレバー
106 上部表面
108 自由端
110 底面
112 停止部材
114 軸方向表面
116 駆動アーム

Claims (18)

  1. 時計ムーブメント(12)と、前記時計ムーブメント(12)により自動的に解放されるリピータ用時鐘打ち機構(14)とを有する時計(10)において、
    前記時鐘打ち機構(14)は、クリック(26)に係合する解放レバー(24)を有し、
    前記クリック(26)は、前記解放レバー(24)上に回転可能に搭載され、ラチェットのツメ・ホイール(28)の歯列(27)とかみ合い、
    自動解放の間、前記時計ムーブメント(12)の日の裏装置(18)により駆動される解放カム(16)により、前記解放レバー(24)は、ツメ・ホイール(28)の方向に回転し、前記クリック(26)は、ツメ・ホイール(28)を回転駆動し、
    前記時鐘打ち機構(14)は、巻き上げカム(34)を有し、
    前記巻き上げカム(34)は、解放レバー(24)の肩部(36)と共動し、解放レバー(24)の巻き上げを復帰バネ(38)に抗して制御し、
    前記解放レバー(24)は、ロック装置(42)により巻き上げ位置に保持され、
    前記解放カム(16)は、ロック装置(42)をロック解除することにより、時鐘打ち機構を解放する
    ことを特徴とする時計。
  2. 巻き上げカム(34)は、最小半径部分と最大半径部分との間に、段差(46)を有する、半径が増大する回転渦巻き形状を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の時計。
  3. 巻き上げ位置において、前記解放レバー(24)の肩部(36)は、巻き上げカム(34)の最大半径部分に当たり、
    前記ロック装置(42)は、前記巻き上げカム(34)の回転を、ロックする
    ことを特徴とする請求項2記載の時計。
  4. 前記巻き上げカム(34)は、ロック用アーム(60)に対し回転するよう取り付けられ、
    前記ロック装置(42)は、ロック用フック(62)を有し、
    前記ロック用フック(62)は、ロック用アーム(60)と共動して、巻き上げカム(34)の回転を制限する
    ことを特徴とする請求項3記載の時計。
  5. 前記ロック装置(42)は、解放レバー(78)を有し、
    前記解放レバー(78)は、復帰バネ(80)に抗して、解放カム(16)により巻き上げられ、
    前記解放レバー(78)は、ロック用フック(62)を、解放レバー(78)が解放カム(16)により解放された時に、ロック解除の方向に回転させる
    ことを特徴とする請求項4記載の時計。
  6. 前記時鐘打ち機構の自動解放を無効にするよう動作する消音機構(94)を具備し、
    前記消音機構(94)は、ロック・フィンガ(98)を有し、
    前記ロック・フィンガ(98)は、その消音位置において、解放レバー(78)の振動を制御し、解放レバー(78)が、ロック用フック(62)をロック解除の方向に回転させるのを、阻止する
    ことを特徴とする請求項5記載の時計。
  7. 前記巻き上げアーム(34)は、回転板(48)に対し回転するよう固定され、
    前記回転板(48)は、時鐘打ち機構が解放された時に、時鐘打ち輪列(21)により回転駆動される
    ことを特徴とする請求項2−6のいずれかに記載の時計。
  8. 前記回転板(48)は、収納可能なフック装置(50)と係合し、
    前記フック装置(50)は、収納位置において、回転板(48)を回転可能に中間歯車(52)に係合し、
    前記中間車(52)は、時鐘打ち機構が解放された時に、時鐘打ち輪列(21)により回転駆動され、
    前記フック装置(50)は、バネ(64)によりフック位置に引かれ、
    前記フック装置(50)は、ロック装置(42)により、収納位置で動作する
    ことを特徴とする請求項7記載の時計。
  9. 前記フック装置(50)は、回転板(48)上に回転可能に搭載されたレバー(54)により形成され、
    前記レバー(54)は、駆動フック(56)とアーム(60)とを有し、
    前記駆動フック(56)は、中間車(52)に回転するよう固定されるラチェット・ホイール(58)に係止され、
    前記アーム(60)は、ロック装置(42)と共動するロック用アーム(60)を形成する
    ことを特徴とする請求項8記載の時計。
  10. 前記回転板(48)は、板バネ(66)により解放方向に回転するよう駆動され、時鐘打ち機構が解放された時に、巻き上げカム(34)の回転運動を開始させる
    ことを特徴とする請求項7−9のいずれかに記載の時計。
  11. 前記回転板(48)は、ノッチ(74)が形成された渦巻き形状をしており、
    前記板バネ(66)は、弾性アームにより形成され、
    前記弾性アームである板バネ(66)は、自由端(70)に、前記ノッチ(74)に当たるローラ(72)を有する
    ことを特徴とする請求項10記載の時計。
  12. 前記解放レバー(24)の肩部(36)は、巻き上げアーム(40)の自由端に配置され、
    前記巻き上げアーム(40)は、前記解放レバー(24)の主体(30)から延びる
    ことを特徴とする請求項1−11のいずれかに記載の時計。
  13. 前記時鐘打ち機構(14)は、手動制御部材(22)を有し、
    前記手動制御部材(22)は、ロック装置(42)と共動して、時鐘打ち機構を手動で解放する
    ことを特徴とする請求項1−12のいずれかに記載の時計。
  14. 前記解放レバー(24)は、クリック(26)を具備するトグルレバー(104)に係合し、
    前記トグルレバー(104)は、自動解放の間、解放レバー(24)に回転可能に接続され、
    手動解放が、トグルレバー(104)を解放レバー(24)に対し、手動制御部材(22)を駆動することにより、回転することにより引き起こされる
    ことを特徴とする請求項1−12のいずれかに記載の時計。
  15. 前記トグルレバー(104)の回転軸(A8)は、前記解放レバー(24)の自由端で、解放レバー(24)の回転軸(A2)の反対側に配置される
    ことを特徴とする請求項14に記載の時計。
  16. 前記トグルレバー(104)は、前記解放レバー(24)を、解放レバー(24)の回転軸(A2)の反対側に、伸ばす
    ことを特徴とする請求項14または15のいずれかに記載の時計。
  17. 前記クリック(26)は、つめフィンガ(25)と駆動アーム(116)とを有し、
    前記つめフィンガ(25)の自由端は、ツメ・ホイール(28)の歯列(27)とかみ合い、
    前記駆動アーム(116)は、手動制御部材(22)と共動し、
    手動制御部材(22)は、前記駆動アーム(116)に当たり、前記トグルレバー(104)を、ツメ・ホイール(28)の方向に、回転させる
    ことを特徴とする請求項14−16のいずれかに記載の時計。
  18. 前記トグルレバー(104)は、停止部材(112)を有し、
    前記停止部材(112)は、解放レバー(24)の軸方向表面(114)に当たり、前記トグルレバー(104)を、解放レバー(24)に対し回転した時に、接続する
    ことを特徴とする請求項14−17のいずれかに記載の時計。
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