JP2002131452A - 時計装置 - Google Patents
時計装置Info
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- JP2002131452A JP2002131452A JP2000327912A JP2000327912A JP2002131452A JP 2002131452 A JP2002131452 A JP 2002131452A JP 2000327912 A JP2000327912 A JP 2000327912A JP 2000327912 A JP2000327912 A JP 2000327912A JP 2002131452 A JP2002131452 A JP 2002131452A
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Abstract
と。 【解決手段】 数取カム2とクシバ3との係合状態によ
り数取カマ4がクシバにおける所定のラック歯3aと噛
合して数打ち時報動作が行われる時計装置において、当
該時計装置は、時報動作を停止する停止手段と、所定の
時間帯のみ時報動作を停止する時間帯停止手段とを備
え、更に、時報動作が通常に行われる第1形態、時報動
作が停止された第2形態、及び所定の時間帯における時
報動作が停止された第3形態を任意設定可能に切替える
切替え手段を備えた構成の時計装置である。
Description
行う機械式の時計装置に関し、複数の時報動作の形態を
任意設定可能に構成したものである。
知らせる時計が広く知られている。数打ちによれば、鈴
体の鳴る回数により、時刻を把握することができる。
体の音が睡眠の妨げになる場合があることから、夜間の
時報動作を停止するものも提案されている。
暗くなれば報時を停止する電子制御式の時計装置があ
る。
止する機能は、ギアやカム等の部品を用いて構成するこ
とも可能である。例えば、本願出願人が提案した実公昭
61−46475号には、時報動作の形態を2種類設定
し、使用者の好みに応じて選択可能とした機械式の時計
装置が記載されている。
報動作の形態について、電子制御式の場合は、制御の手
法により比較的容易に多様化することが可能である。こ
の点、ギアやカム等の部品を用いて構成された機械式の
場合は、時報動作の形態を多様化しようとすると、部品
点数の増加や構成の複雑化を招くという不利がある。
が織り成す動きや音、手に取った際の重量感等、電子制
御式の時計装置にはない面白味があり、現在では、電子
制御式の時計装置が主流となる一方で、優れた機械式の
時計装置を望む声も高まっている。
ものであり、より実用的な機械式の時計装置を提供する
ことを目的としている。
た発明は、数取カムとクシバとの係合状態により数取カ
マがクシバにおける所定のラック歯と噛合して数打ち時
報動作が行われる時計装置において、当該時計装置は、
前記時報動作を停止する停止手段と、所定の時間帯のみ
前記時報動作を停止する時間帯停止手段とを備え、更
に、前記時報動作が通常に行われる第1形態、前記時報
動作が停止された第2形態、及び前記所定の時間帯にお
ける前記時報動作が停止された第3形態を任意設定可能
に切替える切替え手段を備えた時計装置であり、このよ
うな構成によると、場合に応じて第1形態、第2形態、
及び第3形態を切替えることにより、より実用的な使用
が可能となる。
に停止したり、所定の時間帯における時報動作のみを停
止したりすることが可能である。
1において、前記停止手段及び前記時間帯停止手段は、
24時間で1回転する24時間車と、前記24時間車に
係合する鳴止めレバーとを備え、前記時報動作は、前記
鳴止めレバーが前記24時間車の回転に連動して停止さ
れる時計装置であり、このような構成によると、時報動
作が停止される所定の時間帯は、24時間周期で設定す
ることが可能である。従って、夜間のみ時報動作を停止
させることも可能である。
2において、前記鳴止めレバーは、前記切替え手段によ
る切替えに伴って、前記24時間車に対し係合及び係合
解除される時計装置であり、このような構成によると、
切替え手段を簡易に構成することが可能である。
基いて詳細に説明する。
置1は、数取カム2とクシバ3との係合状態により数取
カマ4がクシバ3における所定のラック歯3aと噛合し
て数打ち時報動作が行われるように構成している。
る停止手段と、所定の時間帯のみ時報動作を停止する時
間帯停止手段とを備えたものである。
れる状態は第1形態(図1参照)、停止手段により時報
動作が停止された状態は第2形態(図2参照)、時間帯
停止手段により所定の時間帯における時報動作が停止さ
れた状態は第3形態(図3参照)となっている。
木220をゼンマイ230の力で駆動する打鈴機構20
0を備えたものであり、正時及び半時になるとゼンマイ
230の力が解放されて撞木220が鈴体210を衝打
する構成となっている。このとき、鈴体210の衝打数
は、ラック歯3aと数取カマ4の噛合状態により設定さ
れる。打鈴機構200は、かかる時計装置1の支持体1
00の背部に設けられている。
るカム体であり、その全周には12段の段差が設けられ
ている。
のラック歯3a及び数取カム2と係合する突片3bを有
する部材であり、その基端を支持体100に枢支され、
自重で数取カム2に向かって付勢されている。
aを有する部材であり、その基端を支持体100に枢支
されるとともに、バネ4bによって所定の方向に付勢さ
れている。そして、分針カム5によって操作される上げ
カム6により、バネ4bによる付勢方向とは反対方向に
押し上げられ、突片4aがラック歯3aと噛合する。
し、正時及び半時に対応する段差を設けたカム体であ
り、正時及び半時になると上げカム6を落下させるもの
である。
6aを有する部材であり、その基端を支持体100に枢
支され、分針カム5に摺動するよう、自重によって付勢
されている。
200のゼンマイ230の解放を停止するストッパー4
b,6bをそれぞれ設けている。
220との間にギア240及び風切車250を設けてな
るものであり、各ストッパー4b,6bは、ギア240
に設けたピン241と当接し、ゼンマイ230の解放、
すなわち撞木220による鈴体210の衝打を抑制する
構成となっている。支持体100には、各ストッパー4
b,6bを貫通する穴部110を設けている。
した送りカムであり、かかる送りカム7は、ラック歯3
aに係止されるピン7aを備え、打鈴機構200による
鈴体210の衝打とともに回転し、ピン7aが、鈴体2
10が1回衝打される毎にラック歯3aを自重とは反対
方向へ1つずつ送る構成となっている。
られたピン241は、正時前には数取カマ4のストッパ
ー4bに当接しており、正時直前になると、上げカム6
で数取カマ4が押し上げられて、そのストッパー4bか
ら外脱する。すると、打鈴機構200のギア240が僅
かに回転し、そのピン241は、上げカム6のストッパ
ー6bに当接する(図4及び図5参照)。また、数取カ
マ4に係止されていたクシバ3は、上げカム6で数取カ
マ4が押し上げられて、その突片4aから外脱し、数取
カム2の時刻に対応した段に係合する。
ることにより、上げカム6のストッパー6bに当接して
いたピン241が外脱し(図6参照)、ゼンマイ230
が解放され打鈴機構200による数打ち時報動作がなさ
れる。
ラック歯3aが自重とは反対方向へ1つずつ送られ、数
取カマ4が噛合したラック歯3aを全て送りきると、ク
シバ3及び数取カマ4が所定の位置に復帰し、数取カマ
4のストッパー4bには、打鈴機構200のギア240
に設けられたピン241が当接する。このようにピン2
41が当接したところで、数打ち時報動作が終了する。
よる時報動作は常に1回なされる構成となっている。つ
まり、打鈴機構200のギア240に設けられたピン2
41が数取カマ4のストッパー4b及び上げカム6のス
トッパー6bから外脱するものの、分針カム5による上
げカム6の落下幅、並びに数取カマ4の押し上げ量が正
時の場合よりも小さいため、ラック歯3aと数取カマ4
との噛合がなされない。その結果、鈴体の衝打数は常に
1回となる。
び第3形態は、切替手段により任意設定可能に構成され
ている。
4時間で1回転する24時間車8と、この24時間車8
に係合する鳴止めレバー10とを備えたものであり、支
持体100の穴部110に貫通された鳴止めレバー10
の先端部10bが、打鈴機構200の風切車250と当
接し、その回転を抑制することにより、時報動作を停止
するように構成したものである。また、かかる切替は、
切替レバー11を操作してなされる。
先端部10bを風切車250と当接する構成のものであ
り、更に、時間帯停止手段は24時間車8にこの鳴止め
レバー10を係合してなる構成のものである。
分の1に減速する中間歯車9に噛合され、時針車が2回
転するとともに1回転する。
及び中間歯車9の軸部に遊嵌された部材である。また、
各軸部の間を板バネ12によって24時間車8側に付勢
され、24時間車8に対して係合及び係合解除される構
成となっている。
る溝部8aを設けており、鳴止めレバー10には、溝部
8aに駐止される突部10aを設けている。
間車8の回転に伴い、24時間車8の溝部8aに対して
駐止及び外脱される。鳴止めレバー10の突部10aが
溝部8aに駐止された際、鳴止めレバー10は、その先
端部10bが風切車250に当接する位置へともたらさ
れる。また、鳴止めレバー10の突部10aが溝部8a
から外脱された際、鳴止めレバー10は、その先端部1
0bが風切車250から離れる位置へもたらされる。
端を支持体100に枢支された部材であり、24時間車
8と鳴止めレバー10との間に介在される構成となって
いる。
形態、及び第3形態にそれぞれ対応する第1停止位置、
第2停止位置、及び第3停止位置を有する。尚、各停止
位置における位置決めは、切替レバー11に設けられた
穴部11a及び板バネ12に設けられた突部12aによ
ってなされる。
けられた切替レバー11の支柱11cにネジ止めされて
おり、切替レバー11は、支柱11c及び板バネ12に
対して回転する(図7参照)。
24時間車8と鳴止めレバー10との間に介在され、2
4時間車8と鳴止めレバー10との係合は解除されてい
る。その結果、鳴止めレバー10の先端部10bは風切
車250に当接することはなく、時報動作は通常に行わ
れる。
24時間車8と鳴止めレバー10との間に突部11bを
押し入れることにより、24時間車8に対して鳴止めレ
バー10を傾斜させる。その結果、鳴止めレバー10の
先端部10bは風切車250に常に当接し、時報動作は
常に停止される。
24時間車8と鳴止めレバー10との間から離脱し、2
4時間車8と鳴止めレバー10とを係合させる。その結
果、鳴止めレバー10の先端部10bは、24時間車8
の溝部8a及び鳴止めレバー10の突部10aに応じ、
風切車250に対して所定の時間帯のみ当接する。その
結果、時報動作は所定の時間帯のみ停止される。しかる
に、時報動作は、鳴止めレバー10が24時間車8の回
転に連動して停止される。
第3形態において、クシバ3の突片3bに当接する突片
10cを設けている。つまり、これらの突片3b,10
c同士を当接させることにより、クシバ3が不要に落ち
込むのを防止して、時報動作の停止を解除した後の数打
ち回数に狂いが生じるのを回避している。
装置1の使用者は、切替レバー11を切替えることによ
り、第1形態、第2形態、及び第3形態を択一的に選択
することができる。
機構200を用いたが、或いは、モータ駆動のものを用
いてもよい。この場合、鳴止めレバー10の先端部8b
は、モータの駆動スイッチを操作する構成とする。
動作を停止する停止手段と、所定の時間帯のみ時報動作
を停止する時間帯停止手段とを備え、更に、時報動作が
通常に行われる第1形態、時報動作が停止された第2形
態、及び所定の時間帯における時報動作が停止された第
3形態を任意設定可能に切替える切替え手段を備えたの
で、場合に応じて第1形態、第2形態、及び第3形態を
切替えることができ、使用者の好みで時報動作を完全に
停止したり、所定の時間帯における時報動作のみを停止
したりすることができる。
及び時間帯停止手段は、24時間で1回転する24時間
車と、24時間車に係合する鳴止めレバーとを備え、時
報動作は、鳴止めレバーが24時間車の回転に連動して
停止されるので、時報動作が停止される所定の時間帯
は、24時間周期で設定することができ、夜間のみ時報
動作を停止させることができる。
切替えに伴って、24時間車に対し係合及び係合解除さ
れるものであり、切替え手段は簡易に構成することがで
きる。
は、機械式のものであって、時報動作の形態について
は、時報動作が通常に行われる第1形態、時報動作が停
止された第2形態、及び所定の時間帯における時報動作
が停止された第3形態がある。そして、これらの第1形
態、第2形態、及び第3形態は、切替え手段にて任意に
切替えることができ、かかる時計装置は、より実用的に
使用することができる。
時計装置を示す斜視図である。
時計装置を示す斜視図である。
時計装置を示す斜視図である。
示す斜視図である。
示す斜視図である。
示す斜視図である。
示す側面断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 数取カムとクシバとの係合状態により数
取カマがクシバにおける所定のラック歯と噛合して数打
ち時報動作が行われる時計装置において、 当該時計装置は、前記時報動作を停止する停止手段と、
所定の時間帯のみ前記時報動作を停止する時間帯停止手
段とを備え、 更に、前記時報動作が通常に行われる第1形態、前記時
報動作が停止された第2形態、及び前記所定の時間帯に
おける前記時報動作が停止された第3形態を任意設定可
能に切替える切替え手段を備えたことを特徴とする時計
装置。 - 【請求項2】 前記停止手段及び前記時間帯停止手段
は、24時間で1回転する24時間車と、前記24時間
車に係合する鳴止めレバーとを備え、 前記時報動作は、前記鳴止めレバーが前記24時間車の
回転に連動して停止されることを特徴とする請求項1記
載の時計装置。 - 【請求項3】 前記鳴止めレバーは、前記切替え手段に
よる切替えに伴って、前記24時間車に対し、係合及び
係合解除されることを特徴とする請求項2記載の時計装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000327912A JP3648148B2 (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 時計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000327912A JP3648148B2 (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 時計装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002131452A true JP2002131452A (ja) | 2002-05-09 |
JP3648148B2 JP3648148B2 (ja) | 2005-05-18 |
Family
ID=18804844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000327912A Expired - Fee Related JP3648148B2 (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 時計装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3648148B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007163490A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Montres Breguet Sa | 瞬時解放機能付き時鐘打ち機構を有する時計 |
JP2008534942A (ja) * | 2005-03-31 | 2008-08-28 | ゼニス インターナショナル エス.アー. | アラーム機構を有するタイムピース |
-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000327912A patent/JP3648148B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008534942A (ja) * | 2005-03-31 | 2008-08-28 | ゼニス インターナショナル エス.アー. | アラーム機構を有するタイムピース |
JP2007163490A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Montres Breguet Sa | 瞬時解放機能付き時鐘打ち機構を有する時計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3648148B2 (ja) | 2005-05-18 |
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