JP2007163047A - ヒータコアの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 クラッド材を用いることなく、チューブの幅方向の大きさに関わらずチューブを薄肉化できると共にロー付け性を改善できるヒータコアの製造方法を提供する。
【解決手段】 ベア材の素板を所定形状のチューブ3に成形する成形工程と、この成形工程後に、チューブ3より電位が卑の材料で、且つ、ベア材のインナーフィン12を使用し、このインナーフィン12のチューブ3との接合面にロー材層を形成するロー材層形成工程と、このロー材層形成工程後に、チューブ3内にインナーフィン12を仮組み付け状態としてロー付けを行うロー付け工程とからなる。
【選択図】 図5
【解決手段】 ベア材の素板を所定形状のチューブ3に成形する成形工程と、この成形工程後に、チューブ3より電位が卑の材料で、且つ、ベア材のインナーフィン12を使用し、このインナーフィン12のチューブ3との接合面にロー材層を形成するロー材層形成工程と、このロー材層形成工程後に、チューブ3内にインナーフィン12を仮組み付け状態としてロー付けを行うロー付け工程とからなる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、チューブ内を流れる温水とチューブの外周を流れる空気等との間で熱交換を行うヒータコアの製造方法に関する。
この種の従来のヒータコアのチューブとして、図14に示すものがある。図14に示すように、このチューブ100は、断面が偏平楕円形状である外壁部101と、この外壁部101内の流路102を2つに仕切る仕切壁103とから構成されている。仕切壁103は、互いに突き合わされた2枚の仕切片103a,103bから構成されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
このような構成のチューブ100は、図15に示すように、芯材とこの両面にそれぞれ配置された犠材層及びロー材層とからなる3層クラッド材の素板を使用し(特許文献3参照)、細長い素板の幅方向の両端を折り曲げて仕切片103a,103bを形成し、次に、素板をその犠材層側を内側として偏平楕円形状に折り曲げ、両端の仕切片103a,103bを互いに合わせる。そして、折り曲げによって互いに突き合わされた面同士をろロー付け等によって接合すれば完了する。外側のロー材層は、アウターフィン等との接合に使用される。又、チューブ100の内面は、犠材層とされ、チューブ内面の腐食が犠材層の犠牲防食効果によって防止される。
特開平6−123671号公報
特開平10−305341号公報
特開2000−190089号公報
しかしながら、前記した従来例では、チューブ100の中央の1箇所に仕切壁103があるため、チューブ100を厚み方向に押し潰す外力に対しては仕切壁103が補強リブとして機能する。そのため、小さい幅Wのチューブについては薄肉化が可能であるが、大きな幅Wのチューブ100については外壁部101によって強度を維持する必要があるため、幅方向の大きなチューブ100では薄肉化できないという問題がある。
又、前記した従来例では、チューブ100にクラッド材を使用する。クラッド材は、所望厚みのロー材層を形成するのに高度な製造技術が必要であり、ロー材層が所定未満のチューブでは適切なロー付けができない。又、素板を偏平楕円形状に成形する成形工程にあって、チューブ100のロー材層を損傷する恐れがあり、ロー材層が損傷されると適切なロー付けができない。従って、ロー付け性の改善が望まれている。
そこで、本発明は、クラッド材を用いることなく、チューブの幅方向の大きさに関わらずチューブを薄肉化できると共にロー付け性を改善できるヒータコアの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、ベア材の素板を所定形状のチューブに成形する成形工程と、この成形工程後に、前記チューブより電位が卑の材料で、且つ、ベア材のインナーフィンを使用し、このインナーフィンの前記チューブとの接合面にロー材層を形成するロー材層形成工程と、このロー材層形成工程後に、前記チューブと前記インナーフィンとを仮組み付け状態としてロー付けを行うロー付け工程とからなることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のヒータコアの製造方法であって、ロー材層形成工程では、ロー材の転写によってロー材層を形成することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載のヒータコアの製造方法であって、前記インナーフィンは、前記チューブとの接合箇所に孔が形成されているものを使用したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3記載のヒータコアの製造方法であって、前記チューブの外表面にロー材層を形成するチューブ側ロー材層形成工程を有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載のヒータコアの製造方法であって、共に断面コ字形状を有するヘッダプレートとヘッダカバーとからなり、これらヘッダプレートとヘッダカバーの一方が他方に内嵌されることで管形状を有し、該ヘッダプレートの外面とヘッダカバーの外面のそれぞれにロー材層が形成されたヘッダタンク部を備え、該ヘッダプレートには、該ヘッダタンク部内側に向かって突出するバーリング部と、このバーリング部に前記チューブと連通し、該チューブを外面で支持するチューブ挿入口とが形成され、チューブ側ロー材層形成工程では、該チューブの該アウターフィンと接合する平面にのみロー材層を形成し、ロー付け工程では、ヒータコアの全体を仮組み付け状態としてロー付けを行うことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、チューブより電位が卑である材料のインナーフィンを使用し、チューブ内面の腐食をインナーフィンの犠牲防食効果によって防止でき、又、チューブの他部材との接合面には成形工程後のロー材層形成工程によってロー材層を形成するため、チューブ材にはクラッド材ではなくベア材を使用できる。また、チューブの厚み方向の外力に対してインナーフィンが複数箇所で補強リブとして機能する。更に、チューブにクラッド材を使用せずに、チューブの成形工程後のロー材層形成工程によってチューブにロー付け層を形成するため、クラッド材のロー材層が低品質であったり、チューブの成形工程時等にあってロー材層を損傷したりしてロー付け性を悪化させたりする恐れがない。以上より、クラッド材を用いることなく、チューブの幅方向の大きさに関わらずチューブを薄肉化できると共にロー付け性を改善できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、所望厚みのロー付け層を容易に形成できる。
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、チューブ内を通る温水が孔の乱流効果によって熱交換性を促進するため熱交換性能が向上する。
請求項4の発明によれば、請求項1〜請求項3の発明の効果に加え、ロー材層の形成が容易である。特に、ロー材層の形成を転写で行う場合には容易にできる。
請求項5の発明によれば、請求項1〜請求項4の発明の効果に加え、ロウ材の使用量を抑え、ヒータコアの製造コストを削減することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の一実施形態を示し、図1はヒータコア1の正面図、図2はヒータコア1の側面図、図3は図1のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面図、図5はチューブ3の切欠斜視図、図6はチューブの斜視図、図7はインナーフィン12の斜視図、図8はロー付けを行う転写装置20の概略構成図である。
図1及び図2に示すように、ヒータコア1は、上下一対のヘッダタンク部2,2と、この一対のヘッダタンク部2,2間に並設された複数のチューブ3と、隣り合うチューブ3間に介在された複数のアウターフィン4とを備えている。
各ヘッダタンク部2は、図3及び図4に詳しく示すように、チューブ挿入孔15が等間隔に形成されたヘッダプレート5と、このヘッダプレート5に被せられるヘッダカバー6と、ヘッダプレート5とヘッダカバー6の内部スペースの両端を塞ぐ一対の閉鎖プレート7,7とを備えている。
各ヘッダプレート5及びヘッダカバー6は、アルミニウム材にて断面コ字形状に形成され、管状に組合わされている。各ヘッダプレート5のチューブ挿入孔15の内面全周には、タンク室側に向けてバーリング部15aが設けられている。一方のヘッダタンク部2には、ヘッダプレート5とヘッダカバー6の中央に仕切プレート8が設けられている。この仕切プレート8によって内部スペースが入口タンク室9と出口タンク室(図示せず)に区分されている。入口タンク室9には入口パイプ10が接続され、出口タンク室(図示せず)には出口パイプ11が接続されている。
ヘッダプレート5とヘッダカバー6との間は、加締めとロー付けによって接合されている。ヘッダプレート5及びヘッダカバー6と閉鎖プレート7との間、ヘッダプレート5及びヘッダカバー6と仕切プレート8との間は、それぞれロー付けによって接合されている。なお、ヘッダタンク部2は、図3及び図4に示すように、ヘッダプレート5及びヘッダカバー6の各外面5a,6a、閉鎖プレート7及び仕切プレート8の両面7a,7b,(図示せず),(図示せず)にロー材層が形成されている。
チューブ3は、図5に示すように、アルミニウム材等のベア材で形成され、略偏平楕円形状を有している。チューブ3の内部にはインナーフィン12が配置されている。インナーフィン12は、チューブ3より電位が卑なる材料で、且つ、ベア材にて形成され、矩形波形状を有している。チューブ3の内面とインナーフィン12との間は、ロー付けで接合されている。
アウターフィン4は、アルミニウム材等のベア材で形成され、波形形状を有している。アウターフィン4とチューブ3との間は、ロー付けで接合されている。
上記構成において、入口パイプ10より入口タンク室9に流入した温水は、入口タンク室9に連通するチューブ3内を通過して他方のヘッダタンク部2に流入し、その後に、出口タンク室(図示せず)に連通するチューブ3内を通過して出口タンク室(図示せず)に入り、出口パイプ11より排出する。チューブ3内を通過する温水とチューブ3の外周を通過する空気との間で熱交換を行うことによって空気を加熱する。
次に、ヒータコア1の製造方法を説明する。先ず、各部材のベア材の素板を折曲成形する成形工程を行う。
具体的には、チューブ3は、図6に示すように、ベア材の素板を略偏平楕円形状に折曲成形することによって作成する。折曲した箇所の互いの端面同士を合わせ、この合わせ箇所をシーム溶接等により接合する。インナーフィン12は、図7に示すように、ベア材の素板を矩形波形状に成形することによって作成する。アウターフィン4も、ベア材の素板を波形状に成形することによって作成する。
次に、ロー材層形成工程を行う。ロー材層形成工程では、各部材の接合面にロー材層を形成する。
具体的には、ヘッダタンク部2は、図3及び図4に示すように、ヘッダプレート5及びヘッダカバー6の各外面5a,6a、閉鎖プレート7及び仕切プレート8の両面7a,7b,(図示せず),(図示せず)にロー材層を形成する。チューブ3は、図6にてハッチングエリアで示すように、平坦な両面3a,3bにロー材層を形成する。アール面3cにはロー材層を形成しない。インナーフィン12は、図7にてハッチングエリアで示すように、両外側に突出する平坦な外面12a,12bにロー材層を形成する。チューブ3及びインナーフィン12は、図8に示すように、転写装置20を用いてロー材を転写することによってロー材層を形成する。
転写装置20は、上下一対の転写ロール20a,20bと、この各転写ロール20a,20bにロー材を供給するためのロー材供給部20c,20dとを備えている。ロー材供給部20c,20dから各転写ロール20a,20bにロー材を供給すると、各転写ロール20a,20bにロー材が染み込む。この染み込んだロー材がチューブ3又はインナーフィン12に転写される。一対の転写ロール20a,20bへのロー材の染み込み量、及び、チューブ3又はインナーフィン12との隙間ギャップを一定寸法に管理することによってロー材の転写厚みを容易に所定厚みに設定できる。ヘッダタンク部2、および閉鎖プレート7、および仕切プレート8のロー材層を転写によって形成しても良い。
次に、ロー付け工程を行う。ロー付け工程では、先ず、組み付け治具(図示せず)等を用いて、図1に示す状態にヒータコア1を仮組み付けする。具体的には、各チューブ3内にインナーフィン12を配置し、インナーフィン12を内蔵したチューブ3とアウターフィン4を積層してコア部を作成し、作成したコア部を組み付け治具で仮固定する。ヘッダプレート5、ヘッダカバー6、閉鎖プレート7、仕切プレート8、入口パイプ10及び出口パイプ11を互いに組み付けて一対のヘッダタンク部2,2を作成し、作成したヘッダタンク部2,2を組み付け治具で仮固定する。そして、一対のヘッダプレート5,5のチューブ挿入孔15にコア部の各チューブ3の両端を挿入し、一対のヘッダタンク部2,2とコア部を組み付け治具で仮固定する。
次に、このように仮組み付けしたヒータコア1を加熱炉(図示せず)に入れ、ヒータコア1を所定時間、所定温度だけ加熱する。すると、ヒータコア1の各部材のロー材層が溶融し、固化したロー材によって互いの部材の接合面が接合される。ここで、チューブ3のアール面3cにはロー材層が存在しないが、ヘッダプレート5のバーリング部15aよりチューブ平面3A、および又はヘッダプレート外面5aのロー材が供給されるため、チューブ3とヘッダプレート5のチューブ挿入孔15の内面との間は全周に亘ってロー付けされる。以上により、完了する。
本発明では、チューブ3より電位が卑である材料のインナーフィン12を使用し、チューブ3内面の腐食をインナーフィン12の犠牲防食効果によって防止でき、又、チューブ3の他部材との接合面には成形工程後のチューブ側ロー材層形成行程によってロー材層を形成するため、前記実施形態のようにチューブ3にはクラッド材ではなくベア材を使用できる。また、チューブ3の厚み方向の外力に対してインナーフィン12が複数箇所で補強リブとして機能する。更に、チューブ3にクラッド材を使用せずに、チューブ3の成形工程後のチューブ側ロー材層形成行程によってチューブ3にロー材層を形成するため、クラッド材のロー材層が低品質であったり、チューブ3の成形工程時等にあってロー付け層を損傷したりしてロー付け性を悪化させたりする恐れがない。以上より、クラッド材を用いることなく、チューブ3の幅方向の大きさに関わらずチューブ3を薄肉化できると共にロー付け性を改善できる。
この実施形態では、ロー材層形成工程にあっては、ロー材の転写によってロー材層を形成するので、所望厚みのロー付け層を容易に形成できる。従って、ロー付け性の向上になる。尚、ロー材の塗布等によってロー材層を形成しても良い。
この実施形態では、チューブ側ロー材層形成行程では、チューブ3とインナーフィン12の各平面箇所にロー材層を形成するので、ロー材層の形成が容易である。特に、ロー材層の形成を転写で行う場合には容易にできる。
この実施形態では、ヘッダタンク部2の各部材及びアウターフィン4は、ベア材を使用し、ロー材層形成工程では、ヘッダタンク部2の各部材、チューブ3及びアウターフィン4の接合面にもロー材層を形成し、ロー付け工程では、ヒータコア1の全体を仮組み付け状態としてロー付けを行うので、ヒータコア1の全部品にベア材を使用するため、全ての部品にベア材を用いてヒータコア1を作成できる。尚、ヘッダタンク部2の各部材は、クラッド材を使用しても良い。
図9は第1変形例のインナーフィン12Aを用いたチューブ3の斜視図である。この第1変形例のインナーフィン12Aは、三角波形状を有している。
図10は第2変形例のインナーフィン12Bを用いたチューブ3の斜視図である。この第2変形例のインナーフィン12Bは、台形波形状を有している。
図11は第3変形例のインナーフィン12Cを用いたチューブ3の斜視図である。この第3変形例のインナーフィン12Cは、前記第1実施形態と同様に方形波形状を有しているが、チューブ3との接合箇所の適所には、孔21が形成されている。
図12は第4変形例のインナーフィン12Dを用いたチューブ3の斜視図である。この第4変形例のインナーフィン12Dは、前記第1変形例と同様に三角波形状を有しているが、チューブ3との接合箇所の適所には、孔22が形成されている。
第3及び第4変形例では、インナーフィン12C,12Dには、チューブ3との接合箇所に孔21,22が形成されているので、チューブ3内を通る温水が孔21,22の乱流効果によって熱交換性を促進するため、熱交換性能が向上する。
図13は第1変形例のチューブ3Aの斜視図である。この第1変形例のチューブ3Aは、ベア材の素板を略偏平楕円形状に折曲成形する際に、折曲した端部3a,3aの端面同士を突き合わせるのではなく、端部3a,3bの内面同士が突き合わされている。そして、この突き合わせた端部3a,3aの内面間が接合されている。又、インナーフィン12Bは、前記第2変形例と同様に、台形波形状のものである。
1 ヒータコア
2 ヘッダタンク部
3,3A チューブ
4 アウターフィン
5 ヘッダプレート(ヘッダタンク部の部材)
6 ヘッダカバー(ヘッダタンク部の部材)
7 閉鎖プレート(ヘッダタンク部の部材)
8 仕切プレート(ヘッダタンク部の部材)
12,12A〜12D インナーフィン
21,22 孔
2 ヘッダタンク部
3,3A チューブ
4 アウターフィン
5 ヘッダプレート(ヘッダタンク部の部材)
6 ヘッダカバー(ヘッダタンク部の部材)
7 閉鎖プレート(ヘッダタンク部の部材)
8 仕切プレート(ヘッダタンク部の部材)
12,12A〜12D インナーフィン
21,22 孔
Claims (5)
- ベア材の素板を所定形状のチューブ(3),(3A)に成形する成形工程と、
この成形工程後に、前記チューブ(3),(3A)より電位が卑の材料で、且つ、ベア材のインナーフィン(12),(12A)〜(12D)を使用し、このインナーフィン(12),(12A)〜(12D)の前記チューブ(3),(3A)との接合面にロー材層を形成するロー材層形成工程と、
このロー材層形成工程後に、前記チューブ(3),(3A)と前記インナーフィン(12),(12A)〜(12D)とを仮組み付け状態としてロー付けを行うロー付け工程とからなることを特徴とするヒータコア(1)の製造方法。 - 請求項1記載のヒータコア(1)の製造方法であって、
ロー材層形成工程では、ロー材の転写によってロー材層を形成することを特徴とするヒータコア(1)の製造方法。 - 請求項1又は請求項2記載のヒータコア(1)の製造方法であって、
前記インナーフィン(12C),(12D)は、前記チューブ(3)との接合箇所に孔(21),(22)が形成されているものを使用したことを特徴とするヒータコア(1)の製造方法。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のヒータコア(1)の製造方法であって、
前記チューブ(3),(3A)の外表面にロー材層を形成するチューブ側ロー材層形成工程を有することを特徴とするヒータコア(1)の製造方法。 - 請求項4記載のヒータコア(1)の製造方法であって、
共に断面コ字形状を有するヘッダプレート(5)とヘッダカバー(6)とからなり、これらヘッダプレート(5)とヘッダカバー(6)の一方が他方に内嵌されることで管形状を有し、該ヘッダプレート(5)の外面(5a)とヘッダカバー(6)の外面(6a)のそれぞれにロー材層が形成されたヘッダタンク部(2)を備え、
該ヘッダプレート(5)には、該ヘッダタンク部(2)内側に向かって突出するバーリング部(15a)と、このバーリング部(15a)に前記チューブ(3),(3A)と連通し、該チューブ(3),(3A)を外面で支持するチューブ挿入口(15)とが形成され、
チューブ側ロー材層形成工程では、該チューブ(3),(3A)の該アウターフィン(4)と接合する平面にのみロー材層を形成し、
ロー付け工程では、ヒータコア(1)の全体を仮組み付け状態としてロー付けを行うことを特徴とするヒータコア(1)の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005360623A JP2007163047A (ja) | 2005-12-14 | 2005-12-14 | ヒータコアの製造方法 |
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Publications (1)
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JP2005360623A Pending JP2007163047A (ja) | 2005-12-14 | 2005-12-14 | ヒータコアの製造方法 |
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JP (1) | JP2007163047A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021140611A1 (ja) * | 2020-01-09 | 2021-07-15 | 三菱電機株式会社 | プレート式熱交換器、プレート式熱交換器を備えたヒートポンプ装置、および、ヒートポンプ装置を備えたヒートポンプ式暖房システム |
-
2005
- 2005-12-14 JP JP2005360623A patent/JP2007163047A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021140611A1 (ja) * | 2020-01-09 | 2021-07-15 | 三菱電機株式会社 | プレート式熱交換器、プレート式熱交換器を備えたヒートポンプ装置、および、ヒートポンプ装置を備えたヒートポンプ式暖房システム |
JPWO2021140611A1 (ja) * | 2020-01-09 | 2021-07-15 | ||
JP7270776B2 (ja) | 2020-01-09 | 2023-05-10 | 三菱電機株式会社 | プレート式熱交換器、プレート式熱交換器を備えたヒートポンプ装置、および、ヒートポンプ装置を備えたヒートポンプ式暖房システム |
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