JP2007161401A - 搬送レールユニットおよび搬送機構ユニット用接続機構並びにライブラリ装置 - Google Patents

搬送レールユニットおよび搬送機構ユニット用接続機構並びにライブラリ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】製品コストや管理コストの抑制に寄与する搬送レールユニットを提供する。
【解決手段】第1駆動機構33は第1位置まで移動体29の推進力を生み出す。第1位置の手前の第2位置から第1位置まで移動体29が前進する際に移動体29はリンク機構44aの第1および第2アーム46a、47aを屈折させる。屈折に応じて弾性反発力が蓄積される。第1位置まで移動体29が前進した際に弾性反発力は移動体29の推進力を生み出す。リンク機構44bでは支軸49b回りで第1アーム46bが回転する。リンク機構44bは移動体29の前進を受け入れる。こうして第1駆動装置33から第2駆動装置34に移動体29は受け渡される。
【選択図】図13

Description

本発明は、移動体の移動を案内するレールと、レール上の第1位置まで移動体の推進力を生み出す駆動機構とを備える搬送レールユニットに関し、特に、1対のスプロケットに巻きかけられるチェーンベルトと、スプロケットの間でチェーンベルトに平行に延びるレールと、レールに案内されてレール上を移動する搬送台とを備える搬送機構ユニットに利用されることができる搬送レールユニットに関する。
いわゆる磁気テープライブラリ装置は広く知られる。磁気テープライブラリ装置の本体装置には磁気テープ駆動装置および収納棚が組み込まれる。収納棚の各セルには磁気テープカートリッジが収容される。磁気テープカートリッジは収納棚および磁気テープ駆動装置の間で搬送される。磁気テープ駆動装置は例えば磁気テープカートリッジに情報を記録する。
本体装置には拡張用キャビネットが連結されることができる。拡張用キャビネットには同様に収納棚が組み込まれる。磁気テープカートリッジは収納棚から本体装置内の磁気テープ駆動装置に搬送される。こういった搬送にあたって、本体装置および拡張用キャビネットにはいわゆるパススルー機構すなわち搬送レールユニットが取り付けられる。搬送レールユニットでは搬送台がレール上を往復する。
特開平6−89445号公報 特開平8−273166号公報 特開2002−197770号公報
従来の磁気テープライブラリ装置では拡張用キャビネットの増設数に応じて専用の搬送レールユニットが用意された。増設数に応じて長さの異なる複数種類の搬送レールユニットが用意されなければならなかった。その結果、製品コストおよび管理コストの上昇が避けられなかった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、製品コストや管理コストの抑制に寄与する搬送レールユニットを提供することを目的とする。本発明は、そういった搬送レールユニットの実現に大いに貢献することができる搬送機構ユニットや搬送機構ユニット用接続機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、移動体の移動を案内するレールと、レール上の第1位置まで移動体の推進力を生み出す第1駆動機構と、第1位置の手前の第2位置から第1位置まで移動体が前進する際に移動体の重量を受け止めて変位し、その変位に応じて弾性反発力を蓄積し、第1位置までレール上で移動体が前進した際に弾性反発力に基づき移動体の推進力を生み出す第2駆動機構とを備えることを特徴とする搬送レールユニットが提供される。
こういった搬送レールユニットでは、移動体が第1駆動機構との連結から解放されても、移動体は弾性反発力に応じて前進し続けることができる。こういった第2駆動機構が第1駆動機構同士の間に確立されれば、第1駆動機構同士の間で移動体の受け渡しは実現されることができる。したがって、搬送レールユニット同士が連結されても、移動体はレールからレールへ前進することができる。こうした搬送レールユニット同士の連結に基づき様々な長さの搬送機構が実現されることができる。長さごとに個別に搬送機構が準備される必要はない。搬送機構は共通化されることができる。こういった共通化は製造コストや管理コストの抑制に大いに貢献することができる。
第2発明によれば、移動体の移動を案内するレールと、結合軸で相互に連結され、結合軸回りに第1角度で屈折する第1屈折姿勢、および、第1角度よりも大きい第2角度で屈折する第2屈折姿勢の間で変化する第1および第2アームを有して、第1および第2アームの間に確立される関節同士を向き合わせる1対のリンク機構とを備え、個々のリンク機構は、第1角度から第2角度に向かって結合軸回りで第1および第2アームを相互に引き離す弾性力を発揮する第1弾性部材と、結合軸から第1距離で離れ結合軸の軸心に平行な回転軸回りで回転可能に前記レールに第1アームを連結する軸部材と、第1距離よりも大きな第2距離で結合軸から離れる位置で、前記移動体から受ける力の作用点を第2アーム上に確立する接触部材と、結合軸の軸心および作用点を含む第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、回転軸の軸心および作用点を含む第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の外側から作用点に力が作用する際に回転軸回りに特定の角位置で第1アームの回転を規制する規制片と、第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の内側から作用点に力が作用する際に当該特定の角位置から回転軸回りに回転する第1アームに基づき弾性反発力を蓄積する第2弾性部材と、第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の内側から作用点に力が作用する際に回転軸回りに当該特定の角位置で第1アームを保持するロック部材とを備え、ロック部材には、一方のリンク機構のロック部材で第1アームの保持を確立する際に他方のリンク機構のロック部材で第1アームの保持を解除する制御機構が連結されることを特徴とする搬送レールユニットが提供される。
いま、一方のリンク機構から他方のリンク機構に向かって移動体が移動すると、一方のリンク機構では、結合軸の軸心および作用点を含む第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、回転軸の軸心および作用点を含む第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の外側から作用点に力が作用する。第1アームは回転軸回りで規制片に押し当てられる。第1アームの回転は規制される。第1弾性部材の弾性力に抗して第1および第2アームは第1屈折姿勢に向かって屈折していく。第1弾性部材には弾性反発力が蓄積される。
移動体が接触部材同士の間に挟み込まれると、第1弾性部材の弾性反発力に基づき一方のリンク機構から移動体に推進力が作用し続ける。このとき、他方のリンク機構では、第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の内側から作用点に力が作用する。ロック部材の拘束から第1アームが解放されると、第1アームは当該特定の角位置から回転軸回りに回転する。こうして他方のリンク機構では移動体の移動は受け入れられる。リンク機構同士の間で移動体の受け渡しは実現される。
こういった1対のリンク機構は1対の駆動装置の間で移動体の受け渡しを受け持つことができる。駆動装置同士の連結にあたって支障は生じない。駆動装置の台数に応じて様々な長さの搬送機構が実現されることができる。長さごとに個別に搬送機構が準備される必要はない。搬送機構は共通化されることができる。こういった共通化は製造コストや管理コストの抑制に大いに貢献することができる。ここで、前述の接触部材は、作用点を通過し結合軸に平行に延びる回転軸回りで回転する回転ローラで構成されればよい。
こういった搬送レールユニットの実現にあたって例えば特定の搬送機構ユニット用接続機構が提供されることができる。こういった搬送機構ユニット用接続機構は、結合軸で相互に連結され、結合軸回りに第1角度で屈折する第1屈折姿勢、および、第1角度よりも大きい第2角度で屈折する第2屈折姿勢の間で変化する第1および第2アームを有して、第1および第2アームの間に確立される関節同士を向き合わせる1対のリンク機構を備えればよい。個々のリンク機構は、第1角度から第2角度に向かって結合軸回りで第1および第2アームを相互に引き離す弾性力を発揮する第1弾性部材と、結合軸から第1距離で離れ結合軸の軸心に平行な回転軸回りで回転可能に第1アームを支持する支持部材と、第1距離よりも大きな第2距離で結合軸から離れる位置で第2アーム上に力の作用点を確立する接触部材と、結合軸の軸心および作用点を含む第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、回転軸の軸心および作用点を含む第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の外側から作用点に力が作用する際に回転軸回りに特定の角位置で第1アームの回転を規制する規制片と、第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の内側から作用点に力が作用する際に当該特定の角位置から回転軸回りに回転する第1アームに基づき弾性反発力を蓄積する第2弾性部材と、第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の内側から作用点に力が作用する際に回転軸回りに当該特定の角位置で第1アームを保持するロック部材とを備えればよい。ロック部材には、一方のリンク機構のロック部材で第1アームの保持を確立する際に他方のリンク機構のロック部材で第1アームの保持を解除する制御機構が連結されればよい。
第3発明によれば、筐体内に記録媒体駆動装置および記録媒体用の収納棚を収容する本体装置と、本体装置に組み込まれて記録媒体駆動装置および収納棚の間で記録媒体を搬送する第1搬送機と、本体装置に関連付けられて、筐体内に記録媒体用の収納棚を収容する拡張用キャビネットと、拡張用キャビネットに組み込まれて拡張用キャビネット内で記録媒体を搬送する第2搬送機と、本体装置に取り付けられる第1レールと、拡張用キャビネットに取り付けられて、第1レールに連結される第2レールと、連続する第1および第2レールに案内される搬送台と、第1レール上の搬送台に連結されて、第1レール上の第1位置で第1搬送機に搬送台を向き合わせる第1駆動装置と、第2レール上の搬送台に連結されて、第2レール上の第2位置で第2搬送機に搬送台を向き合わせる第2駆動装置とを備えることを特徴とするライブラリ装置が提供される。
こういったライブラリ装置では本体装置および拡張用キャビネットに共通に1台の搬送台が組み込まれれば足りる。しかも、本体装置および拡張用キャビネットの間ではレールや駆動装置は分割されることができる。レールや駆動装置は本体装置や拡張用キャビネットごとに管理されることができる。拡張用キャビネットの台数に拘わらずレールや駆動装置は共通化されることができる。こういった共通化は製造コストや管理コストの抑制に大いに貢献することができる。
第4発明によれば、1対のスプロケットと、少なくとも一方のスプロケットを回転駆動する駆動源と、それらスプロケットに巻きかけられるチェーンベルトと、スプロケットの間でチェーンベルトに平行に延びる本体レールと、本体レールに案内されて本体レール上を移動する搬送台と、チェーンベルトの移動経路に進入する第1位置、および、チェーンベルトの移動経路から離脱する第2位置の間で変位自在に搬送台に取り付けられるラックと、第1位置に向かってラックを押し付ける弾力を発揮する弾性部材とを備えることを特徴とする搬送機構ユニットが提供される。
こういった搬送機構ユニットでは、搬送台がチェーンベルトに連結される際にラックがチェーンベルトに衝突してもラックはチェーンベルトの移動経路から逃げることができる。その後、ラックは弾性部材の弾力に基づき再びチェーンベルトの移動経路に進入することができる。こうしてラックとチェーンベルトとの噛み合いは確実に達成されることができる。
以上のように本発明によれば、製品コストや管理コストの抑制に寄与する搬送レールユニットは提供される。そういった搬送レールユニットの実現に大いに貢献することができる搬送機構ユニットや搬送機構ユニット用接続機構は提供される。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は磁気テープライブラリ装置11の外観を概略的に示す。この磁気テープライブラリ装置11は本体装置12を備える。本体装置12は、例えば床面から立ち上がる直方体の内部空間を区画する筐体12aを備える。本体装置12には1台以上の拡張用キャビネット13a、13b、13cが連結される。本体装置12に隣接する第1拡張用キャビネット13aから順番に第2拡張用キャビネット13b、第3拡張用キャビネット13c、…が1列に配列される。個々の拡張用キャビネット13a、13b、13cは、同様に、例えば床面から立ち上がる直方体の内部空間を区画する筐体14a、14b、14cを備える。
図2に示されるように、個々の筐体14a、14b、14cでは、床面から立ち上がる複数本の支柱15a、15bで骨格が構成される。骨格にフロントパネルやリアパネル、サイドパネル、天井パネルが支持される。これらパネルの働きで筐体14a、14b、14cの内部空間は仕切られる。
本体装置12では筐体12aの内部空間に1台以上の記録媒体駆動装置すなわち磁気テープ駆動装置16が組み込まれる。磁気テープ駆動装置16には例えば1巻の磁気テープカートリッジが取り込まれることができる。磁気テープ駆動装置16は磁気テープカートリッジ内の磁気テープに磁気情報を書き込むことができる。同様に、磁気テープ駆動装置16は磁気テープカートリッジ内の磁気テープから磁気情報を読み出すことができる。磁気情報の書き込みや読み出しにあたって磁気テープ駆動装置16にはバックアップサーバ(図示されず)から指令信号が供給される。磁気テープカートリッジは磁気テープ駆動装置16のスロットに対して出し入れされる。磁気テープ駆動装置16内では、磁気テープカートリッジ内の磁気テープは磁気テープカートリッジ内のリールから磁気テープ駆動装置16のリールに巻き取られる。磁気テープカートリッジには例えばLTO(Linear Tape−Open)カートリッジが用いられればよい。
筐体12aの内部空間には例えば複数の収納棚17が組み込まれる。ここでは、所定の間隔で相互に向き合う2台の収納棚17、17が組み込まれる。個々の収納棚17には複数のセルが区画される。1セルには例えば1個の磁気テープカートリッジといった記録媒体すなわち収納物が収納される。
同様に、筐体12aの内部空間には搬送ロボット18が組み込まれる。この搬送ロボット18は、床面に平行な水平方向に延びる搬送レール19を備える。搬送レール19は、床面から直立する1対の支柱21、21に連結される。搬送レール19は支柱21に沿って垂直方向に変位することができる。こういった垂直変位にあたって搬送レール19の水平姿勢は維持される。こうして搬送レール19は任意の移動空間内で移動する。磁気テープ駆動装置16や収納棚17は搬送レール19の移動空間に向けてスロットやセルの開口を臨ませる。
垂直移動の実現にあたって搬送レール19には任意の駆動機構(図示されず)が連結される。駆動機構は、例えば、先端で搬送レール19に結合されるベルトと、ベルトを巻き上げる巻き上げ機とから構成されればよい。巻き上げ機には例えば電動モータといった動力源が組み込まれる。こうした電動モータには例えばサーボモータが用いられればよい。
搬送レール19上には移動体22が搭載される。移動体22は搬送レール19に沿って水平方向に変位することができる。こういった水平移動の実現にあたって移動体22には任意の駆動機構(図示されず)が連結される。駆動機構は、例えば、移動体22に結合されつつ搬送レール19上で1対のプーリに巻き付けられる環状ベルトと、一方のプーリの回転を制御する動力源とから構成されればよい。動力源には電動モータが用いられればよい。こうした電動モータには例えばサーボモータが用いられればよい。
移動体22上には垂直軸回りで回転自在に把持機構すなわちハンド23が搭載される。回転の実現にあたってハンド23には任意の駆動機構(図示されず)が連結される。駆動機構は、例えば、ハンド23の回転軸および移動体22上のプーリに巻き付けられる環状ベルトと、プーリの回転を制御する動力源とから構成されればよい。動力源には電動モータが用いられればよい。こうした電動モータには例えばサーボモータが用いられればよい。
ハンド23は1対の爪24、24を備える。2つの爪24、24は、搬送レール19の垂直移動、移動体22の水平移動およびハンド23の回転に基づき特定の磁気テープ駆動装置16のスロットやセルの入り口に向き合わせられる。爪24、24は、水平方向に第1距離で相互に離れる第1位置と、水平方向に第1距離よりも大きい第2距離で離れる第2位置との間で移動する。爪24、24が第1位置に位置すると、爪24、24同士の間には磁気テープカートリッジの行き来を許容する空間が確保される。爪24、24が第2位置に位置すると、爪24、24同士の間に磁気テープカートリッジは挟み込まれる。こうして磁気テープカートリッジは把持機構すなわちハンド23に保持される。
こういった爪24の移動の実現にあたって爪24には駆動機構(図示されず)が連結される。駆動機構には、例えば、いわゆるラックピニオン機構が利用されればよい。ラックピニオン機構のピニオンには任意の動力源が接続されればよい。動力源には電動モータが用いられればよい。こうした電動モータには例えばサーボモータが用いられればよい。
同時に爪24はハンド23内に組み込まれるガイドレール(図示されず)に沿って前後移動することができる。こういった前後移動の実現にあたって爪24、24には駆動機構が連結される。駆動機構には、同様に、いわゆるラックピニオン機構が利用されればよい。爪24、24が前進すると、磁気テープ駆動装置16やセルとの間で磁気テープカートリッジの受け渡しは実現される。爪24、24が後退すると、磁気テープ駆動装置16やセルから引き取った磁気テープカートリッジはハンド内に取り込まれる。
筐体12aの内部空間にはコントローラ25がさらに組み込まれる。コントローラ25は、搬送レール19の垂直移動、移動体22の水平移動、ハンド23の回転および爪24の移動を制御する。こういった制御にあたってコントローラ25にはバックアップサーバから指令信号が供給される。こういった制御を通じてハンド23上の爪24は特定の磁気テープ駆動装置16のスロットやセルの入り口に向き合わせられる。搬送ロボット18の働きで磁気テープ駆動装置16およびセルの間で磁気テープカートリッジは搬送されることができる。
拡張用キャビネット13a、13b、13cでは筐体14a、14b、14cの内部空間に複数の収納棚17が組み込まれる。同様に、拡張用キャビネット13a、13b、13cでは筐体14a、14b、14cの内部空間に搬送ロボット18が組み込まれる。収納棚17や搬送ロボット18は前述の収納棚17や搬送ロボット18と同様に構成されればよい。ただし、拡張用キャビネット13a、13b、13cでは磁気テープ駆動装置16やコントローラ25の組み込みは省略される。
本体装置12および第1〜第3拡張用キャビネット13a、13b、13cには搬送機構ユニット26が組み付けられる。この搬送機構ユニット26は、本体装置12および第1拡張用キャビネット13aに取り付けられる第1搬送レールユニット27と、第2および第3拡張用キャビネット13b、13cに個別に取り付けられる第2搬送レールユニット28、28とを備える。第1および第2搬送レールユニット27、28、28には共通に1台の搬送台29が搭載される。搬送台29は、第1および第2搬送レールユニット27、28、28の働きで本体装置12と第1〜第3拡張用キャビネット13a、13b、13cとの間を行き来することができる。
図3を併せて参照し、第1搬送レールユニット27は、本体装置12の支柱15bおよび第1拡張用キャビネット13aの支柱15bに取り付けられる第1レール31を備える。第1レール31は搬送台29の移動を案内する。第2搬送レールユニット28、28は、同様に、第2拡張用キャビネット13bや第3拡張用キャビネット13cの支柱15bに取り付けられる第2レール32、32を備える。第2レール32、32は搬送台29の移動を案内する。第2拡張用キャビネット13bの第2レール32は第1レール31に連結される。第2レール32は第1レール31に連続する。搬送台29は第1および第2レール31、32の間を行き来することができる。第3拡張用キャビネット13cの第2レール32は第2拡張用キャビネット13bの第2レール32に連結される。第2レール32、32同士は連続する。搬送台29は第2レール32、32同士の間を行き来することができる。
第1搬送レールユニット27には第1駆動装置33が組み込まれる。第1駆動装置33は第1レール31上の搬送台29に連結される。搬送台29は第1駆動装置33の働きで第1レール31上を移動する。第1駆動装置33の働きで搬送台29が第1レール31上の第1受け渡し位置P1に位置決めされると、本体装置12内で搬送台29は搬送ロボット18のハンド23に向き合わせられることができる。同様に、搬送台29が第1レール31上の第2受け渡し位置P2に位置決めされると、第1拡張用キャビネット13a内で搬送台29は搬送ロボット18のハンド23に向き合わせられることができる。
個々の第2搬送レールユニット28、28には第2駆動装置34、34が組み込まれる。第2駆動装置34は第2レール32上の搬送台29に連結される。搬送台29は第2駆動装置34の働きで第2レール32上を移動する。第2駆動装置34の働きで搬送台29が第3受け渡し位置P3や第4受け渡し位置P4に位置決めされると、第2拡張用キャビネット13bや第3拡張用キャビネット13c内で搬送台29は搬送ロボット18のハンド23に向き合わせられることができる。
以上のような磁気テープライブラリ装置11では個々の磁気テープカートリッジに情報は書き込まれる。情報の書き込みにあたって磁気テープカートリッジは磁気テープ駆動装置16に取り込まれる。本体装置12内の搬送ロボット18は本体装置12内の収納棚17から磁気テープ駆動装置16に向かって磁気テープカートリッジを搬送する。情報の書き込みが完了すると、搬送ロボット18は収納棚17に磁気テープカートリッジを返却する。続いて新たな磁気テープカートリッジが収納棚17から取り出される。磁気テープカートリッジは磁気テープ駆動装置16に挿入される。新たな磁気テープカートリッジに情報は書き込まれる。
第1拡張用キャビネット13aでは搬送ロボット18は収納棚17のセルから磁気テープカートリッジを取り出す。搬送台29は第1レール31上で第2受け渡し位置P2に位置決めされる。搬送台29は第2受け渡し位置P2で搬送ロボット18のハンド23から磁気テープカートリッジを受け取る。第1駆動装置33の働きで搬送台29は第2受け渡し位置P2から第1受け渡し位置P1に移動する。搬送台29は第1受け渡し位置P1で本体装置12内の搬送ロボット18に磁気テープカートリッジを引き渡す。こうして第1拡張用キャビネット13a内の磁気テープカートリッジは磁気テープ駆動装置16まで届けられる。その後、情報の書き込みが完了すると、磁気テープカートリッジは搬送ロボット18の働きで第1受け渡し位置P1の搬送台29に引き渡される。搬送台29は第1受け渡し位置P1から第2受け渡し位置P2に移動する。第1拡張用キャビネット13aでは搬送ロボット18の働きで磁気テープカートリッジは収納棚17に返却される。同様に、第3受け渡し位置P3や第4受け渡し位置P4で搬送台29は搬送ロボット18との間で磁気テープカートリッジの受け渡しを実現する。その結果、第2拡張用キャビネット13b内や第3拡張用キャビネット13c内の磁気テープカートリッジに情報は書き込まれることができる。
ここで、第1駆動装置33の構造を詳述する。図4に示されるように、第1駆動装置33は1対のスプロケット36を備える。スプロケット36、36同士は水平方向に相互に隔てられる。スプロケット36、36にはチェーンベルト37が巻きかけられる。一方のスプロケット36には駆動源すなわち電動モータ38が接続される。接続にあたってスプロケット36の回転軸および電動モータ38の駆動軸には伝達ベルト39が巻きかけられる。伝達ベルト39の利用にあたってスプロケット36の回転軸や電動モータ38の駆動軸にはプーリ41、42が固定されればよい。プーリ41、42同士の直径比に応じて電動モータ38の駆動力は所定の減速比でスプロケット36に伝達される。こうして一方のスプロケット36が回転すると、1対のスプロケット36、36の間でチェーンベルト37の移動軌跡は第1レール31に平行に1直線を描く。第2駆動装置34は第1駆動装置33と同様に構成される。チェーンベルト37の移動軌跡は第2レール32に平行に1直線を描く。
第1搬送レールユニット27には搬送機構ユニット用接続機構43が組み込まれる。例えば図5に示されるように、この接続機構43は第2レール32に近い一端で第1レール31下に配置される。すなわち、接続機構43は、第1駆動装置33と第2駆動装置34との間に区画される間隙に隣接して配置される。接続機構43は第1駆動装置33と第2駆動装置34との間で搬送台29の受け渡しを実現する。その結果、搬送台29は第1搬送レールユニット27と第2搬送レールユニット28との間で行き来することができる。
ここで、接続機構43の構造を詳述する。接続機構43は1対のリンク機構44a、44bを備える。個々のリンク機構44a、44bは、結合軸45a、45bで相互に連結される第1アーム46a、46bおよび第2アーム47a、47bを備える。第1および第2アーム46a、46b、47a、47bは結合軸45a、45b回りで屈折する。第1屈折姿勢では第1および第2アーム46a、46b、47a、47bの間に結合軸45a、45b回りで第1角度の屈折角αが確立される。同様に、第2屈折姿勢では第1および第2アーム46a、46b、47a、47bの間に第2角度の屈折角αが確立される。第2角度は第1角度よりも大きく設定される。1対のリンク機構44a、44b同士は、第1および第2アーム46a、46b、47a、47bの間に確立される関節同士を向き合わせる。第1および第2アーム46a、46b、47a、47bの間には例えば巻きばねといった第1弾性部材48が組み込まれる。この第1弾性部材48は、第1角度から第2角度に向かって結合軸45a、45b回りで第1および第2アーム46a、46b、47a、47bを相互に引き離す弾性力を発揮する。
第1アーム46a、46bの先端は支軸49a、49bで回転可能に第1レール31に連結される。支軸49a、49bは結合軸45a、45bに平行に延びる。支軸49a、49bは結合軸45a、45bから第1距離で離れる。第1レール31は本発明に係る支持部材として機能する。
第1アーム46a、46bには規制片51a、51bが関連付けられる。規制片51a、51bは例えば第1レール31に固定されればよい。規制片51a、51bの働きで支軸49a、49b回りに第1アーム46a、46bの揺動範囲は規制される。第1アーム46a、46bが支軸49a、49b回りで順方向から規制片51a、51bに接触すると、第1アーム46a、46bは限界角位置に位置決めされる。
第1アーム46a、46bおよび第1レール31の間には例えば巻きばねといった第2弾性部材52が挟み込まれる。この第2弾性部材52は、支軸49a、49b回りで順方向に限界角位置に向かって第1アーム46a、46bを駆動する弾性力を発揮する。第2弾性部材52は規制片51a、51bに対して第1アーム46a、46bを押し付ける。したがって、支軸49a、49b回りで順方向に反対向きの逆方向に限界角位置から第1アーム46a、46bが回転すると、第2弾性部材52には第1アーム46a、46bの回転に基づき弾性反発力が蓄積される。
第1アーム46a、46bにはさらにロック部材53が関連付けられる。このロック部材53は1対のリンク機構44a、44bに共通に設置される。ロック部材53は第1ロック位置と第2ロック位置との間で往復移動することができる。ロック部材53が第1ロック位置に位置決めされると、ロック部材53は一方のリンク機構44aで限界角位置の第1アーム46aに係り合う。このリンク機構44aではロック部材53の働きで第1アーム46aは限界角位置に保持される。その一方で、ロック部材53が第2ロック位置に位置決めされると、ロック部材53は他方のリンク機構44bで限界角位置の第1アーム46bに係り合う。このリンク機構44bで第1アーム46bは限界角位置に保持される。ロック部材53は常にいずれか一方のリンク機構44a(44b)で第1アーム46a(46b)に係り合う。常にいずれか一方のリンク機構44a(44b)で第1アーム46a(46b)はロック部材53の拘束から解除される。
ロック部材53には電磁ソレノイド54が連結される。電磁ソレノイド54は例えばパルス信号の供給に応じて前進位置と後退位置との間で交互に軸芯54aを移動させる。軸芯54aが前進位置に位置決めされると、ロック部材53は第1ロック位置に位置決めされる。その一方で、例えば軸芯54aが後退位置に位置決めされると、ロック部材53は第2ロック位置に位置決めされる。パルス信号は例えば前述のコントローラ25から供給される。こういった電磁ソレノイド54の制御にあたってコントローラ25には1対の動き検出センサ55a、55bが接続される。これらの動き検出センサ55a、55bは例えば発光素子と受光素子とを備える。発光素子から発光される光が物体から反射すると、反射光は受光素子で検出される。こうして物体の存在が検出される。後述されるように、動き検出センサ55a、55bは特定の位置で第1レール31に固定される。
第2アーム47a、47bの先端には回転軸56a、56bが支持される。この回転軸56a、56bは結合軸45a、45bに平行に延びる。回転軸56a、56bは第1距離よりも大きい第2距離で結合軸45a、45bから離れる。回転軸56a、56bには回転自在に回転ローラ57a、57bが支持される。回転ローラ57a、57bは例えばゴムといった弾性材料から成形される。回転ローラ57a、57bは本発明に係る接触部材として機能する。1対のリンク機構44a、44bは任意の垂直面に対して相互に面対称に構成される。
図6に示されるように、搬送台29は台座61を備える。台座61には、下向きに延びる左右1対ずつの垂直軸62a、62a、62b、62bが取り付けられる。左1対の垂直軸62a、62a同士の間隔と右1対の垂直軸62b、62b同士の間隔とは一致する。個々の垂直軸62a、62bには垂直軸62a、62b回りで回転自在にローラ63が装着される。4つのローラ63は同形に成形される。ローラ63の重心は垂直軸62a、62bに直交する1仮想平面内に配置される。
台座61には可動台64が搭載される。この可動台64は1対の垂直軸62a、62a(62b、62b)同士を結ぶ平面に平行に前後方向に移動することができる。可動台64には下向きに垂直方向に延びる案内ピン65が取り付けられる。
可動台64にはセル66が区画される。セル66は磁気テープカートリッジ67を受け入れることができる。各搬送ロボット18のハンド23はセル66に対して磁気テープカートリッジ67を押し込むことができる。各搬送ロボット18のハンド23はセル66から磁気テープカートリッジ67を引き取ることができる。
台座61には下向きに垂直方向に広がる遮蔽板68が取り付けられる。この遮蔽板68は、左右の垂直軸62a、62b(62a、62b)同士を結ぶ平面に平行に広がる。遮蔽板68は、前述の動き検出センサから発光される光を反射する。
台座61には左右の垂直軸62a、62b(62a、62b)同士を結ぶ平面に平行に延びるラック69、69がさらに搭載される。ラック69、69の歯は下向きに広がる。図7に示されるように、個々のラック69は、台座61から垂直方向に立ち上がる垂直ピン71、71に装着される。したがって、ラック69は垂直ピン71、71に案内されつつ垂直方向に変位することができる。
垂直ピン71の上端にはフランジ72が形成される。このフランジ72とラック69との間には例えば巻きばねといった弾性部材73が挟み込まれる。弾性部材73は、台座61に対して垂直方向にラック69を押し付ける弾性力を発揮する。ラック69に垂直方向に沿って上向きの力が作用すると、弾性部材73の弾性力に抗してラック69は上向きに変位する。このとき、弾性部材73には弾性反発力が蓄積される。その結果、ラック69が上向きの力から解放されると、ラック69は弾性部材73の弾性反発力に応じて台座61に向かって下降する。
図8に示されるように、台座61と可動台64との間には例えば巻きばねといった弾性部材74が挟み込まれる。この弾性部材74は、案内軸75、75に沿って可動台64を前進駆動する弾性力を発揮する。案内ピン65に後向きの力が作用すると、弾性部材74の弾性力に抗して可動台64は後ろ向きに移動する。このとき、弾性部材74には弾性反発力が蓄積される。その結果、案内ピン65が後向きの力から解放されると、可動台64は弾性部材74の反発力に応じて前進する。
図9に示されるように、第1レール31や第2レール32、32にはレールの長手方向に延びる1対のV字溝76、76が区画される。これらのV字溝76、76は1対の平行な垂直面に形成される。V字溝76には搬送台29のローラ63が受け止められる。第1レール31や第2レール32は左1対のローラ63、63同士の間や右1対のローラ63、63同士の間に進入する。こうして搬送台29の移動は第1および第2レール31、32で案内される。垂直方向に搬送台29の移動は規制される。
こうして第1および第2レール31、32上に搬送台29が搭載されると、可動台64の案内ピン65は第1および第2レール31、32に区画される案内溝77に進入する。図10に示されるように、案内溝77には第1直線域77aと第2直線域77bとが区画される。第1直線域77aは前述の第1〜第4受け渡し位置P1〜P4で第1直線に沿って延びる。第2直線域77bは前述の第1〜第4受け渡し位置P1〜P4の間の中間領域で第1直線に平行な第2直線に沿って延びる。第1直線域77aはレール31、32上で最大限に前方に位置する。すなわち、第1直線域77aは対応する搬送ロボット18に最大限に接近する。第2直線域77bは第1直線域77aよりも後退する。
搬送台29が第1〜第4受け渡し位置P1〜P4に位置決めされると、搬送台29の案内ピン65は案内溝77の第1直線域77aに収容される。搬送台29では弾性部材74の働きで可動台64は最大限に前進する。この前進位置の可動台64と搬送ロボット18のハンド23との間で磁気テープカートリッジの受け渡しは実現される。その一方で、任意の受け渡し位置P1〜P4から隣接する受け渡し位置P1〜P4に向かって搬送台29が移動すると、案内ピン65は案内溝77の第2直線域77bに向かって移動する。案内溝77は駆動カムとして機能する。搬送台29では弾性部材74の弾性力に抗して可動台64は後退する。こうして可動台64は後退位置に移動する。支柱15bを回避することができる。可動台64と支柱15bとの衝突は阻止されることができる。
図11に示されるように、第1レール31や第2レール32の端面ではV字溝76の先端に平底溝78が接続される。この平底溝78の底78aは、V字溝76の底に接続される頂点から徐々に広がってレール31、32の端面に至る二等辺三角形に区画される。V字溝76の底の深さと平底溝78の底78aの深さは一致する。こういった平底溝78によれば、溝の幅方向にローラ63の変位は許容されることができる。その一方で、例えば図12から明らかなように、ローラ63は、垂直軸62a、62bに直交する1水平面内に最大径を有する。垂直軸62a、62bに沿ってその水平面から遠ざかるにつれてローラ63の直径は減少する。その結果、隣接するレール31、32、32同士の間でレベル(高さ)が相違しても、ローラ63は確実にレール31、32、32同士の間で行き来することができる。
次に、接続機構43の動作を詳述する。いま、第1レール31から第2レール32に搬送台29が移動する場面を想定する。移動に先立って接続機構43の1対のリンク機構44a、44bでは第1弾性部材48の働きに応じて第1および第2アーム46a、47a(46b、47b)の間で第2屈折姿勢が確立される。加えて、第2弾性部材52の働きに応じて第1アーム46a、46bは支軸49a、49b回りで対応の規制片51a、51bに押し付けられる。ロック部材53は第1ロック位置に保持される。ロック部材53はリンク機構44aで限界角位置の第1アーム46aに係り合う。
第1駆動装置33の順方向駆動に応じて搬送台29は第1レール31上を前進する。このとき、搬送台29のラック69は第1駆動装置33のチェーンベルト37に噛み合う。図13に示されるように、搬送台29と回転ローラ57aとの接触に先立って搬送台29の遮蔽板68は動き検出センサを55aを通過する。動き検出センサ55aでは受光素子で反射光は受光される。その結果、動き検出センサ55aはコントローラ25に向けて検知信号を供給する。コントローラ25は検知信号の供給に応じて電磁ソレノイド54にパルス信号を供給する。こうしてパルス信号が供給されると、電磁ソレノイド54の軸芯54aは後退位置に後退する。ロック部材53は第2ロック位置に移動する。ロック部材53はリンク機構44bで規制片51b上に第1アーム46bを拘束する。その一方で、リンク機構44aでは第1アーム46aの拘束は解除される。
続いて搬送台29は接触開始位置で回転ローラ57aに接触する。搬送台29が前進し続けると、接続機構43では、図14に示されるように、搬送台29から回転軸56aに向かって力81が作用する。すなわち、回転軸56aの軸心は力の作用点として機能する。この力81は、結合軸45aの軸心および回転軸56aの軸心を含む第1仮想平面82を境に第1アーム46aを含む空間の外側であって、支軸49aの軸心および回転軸56aの軸心を含む第2仮想平面83を境に第1および第2アーム46a、47aを含む空間の外側から回転軸56aの軸心に作用する。この力81は結合軸45a回りの回転力84と第2アーム47aの圧縮力85に分解されることができる。したがって、回転力84に応じて回転ローラ57aは結合軸45a回りで下向きに移動していく。こうして回転ローラ57aは搬送台29の重量を受けて変位していく。変位の増加に応じて第1弾性部材48には弾性反発力が蓄積されていく。
このとき、第2アーム47aの圧縮力85は結合軸45aに作用する。この圧縮力85は支軸49a回りの回転力86と第1アーム46aの伸張力87とに分解されることができる。回転力86に応じて第1アーム46aは規制片51aに押し付けられる。その結果、第1アーム46aがロック部材53の拘束から解放されていても、第1アーム46aは限界角位置に保持されることができる。
その後、図15に示されるように、搬送台29の遮蔽板68は動き検出センサ55bを通過する。その結果、動き検出センサ55bはコントローラ25に向けて検知信号を供給する。コントローラ25は検知信号の供給に応じて電磁ソレノイド54にパルス信号を供給する。こうしてパルス信号が供給されると、電磁ソレノイド54の軸芯54aは前進位置に前進する。ロック部材53は第1ロック位置に移動する。ロック部材53はリンク機構44aで規制片51a上に第1アーム46aを拘束する。その一方で、リンク機構44bでは第1アーム46bの拘束は解除される。このとき、搬送台29は完全にリンク機構44aの回転ローラ57aに乗り上げる。リンク機構44aでは第1および第2アーム46a、47aの間で第1屈折姿勢が確立される。第1弾性部材48には最大限に弾性反発力が蓄積される。搬送台29は第1駆動装置33のチェーンベルト37との間で噛み合いを維持する。
図16に示されるように、搬送台29が解放位置に到達すると、搬送台29は回転ローラ57aの最高点を通過する。その結果、第1弾性部材48の弾性反発力に応じて回転ローラ57aは結合軸45a回りで上昇し始める。同時に、搬送台29のラック69は第1駆動装置33のチェーンベルト37から離脱する。搬送台29は第1駆動装置33の拘束から解放される。このとき、搬送台29には第1弾性部材48の弾性反発力に基づき回転ローラ57aから推進力が加えられる。搬送台29は第2レール32に向かって前進し続ける。続いて搬送台29は第2駆動装置34との連結に先立ってリンク機構44bの回転ローラ57bに接触する。
ここで、図17に示されるように、推進力89の力成分91は回転ローラ57bから回転軸56bの軸心すなわち作用点に作用する。すなわち、この力成分91は、結合軸45bの軸心および回転軸56bの軸心を含む第1仮想平面82を境に第1アーム46bを含む空間の外側であって、支軸49bの軸心および回転軸56bの軸心を含む第2仮想平面83を境に第1および第2アーム46b、47bを含む空間の内側から回転軸56bの軸心に作用する。この力成分91は結合軸45b回りで回転力92を生み出す。同時に、この力成分91は支軸49b回りで回転力93を生み出す。このとき、リンク機構44bでは、第1弾性部材48の弾性力に基づき結合軸45b回りに回転力94が生み出される。この回転力94は力成分91の回転力92を上回る。したがって、リンク機構44bでは第2屈折姿勢は維持される。その一方で、リンク機構44bでは、第2弾性部材52の弾性力に基づき支軸49b回りに回転力95が生み出される。この回転力95は力成分91の回転力93を下回る。その結果、リンク機構44bでは、図18に示されるように、支軸49b回りで逆方向に限界角位置から第1アーム46bが回転する。第1アーム46bは規制片51bから離れていく。こうして第2弾性部材52には第1アーム46bの回転に基づき弾性反発力が蓄積されていく。第1アーム46bの回転に応じて回転ローラ57bは下向きに変位していく。推進力に基づき搬送台29は前進し続ける。
その後、回転ローラ57aからの推進力に基づき搬送台29が前進し続けると、搬送台29のラック69は第2駆動装置34のチェーンベルト37に噛み合う。搬送台29は第2駆動装置34から推進力を受け取る。こうして搬送台29は第2レール32まで導かれる。搬送台29が完全に回転ローラ57bを通り過ぎると、第2弾性部材52の弾性反発力に応じて第1アーム46bは限界角位置に復帰する。リンク機構44a、44bでは第1および第2アーム46a、47a、46b、47bの間で第2屈折姿勢が確立される。ロック部材53は前進位置に保持される。
このとき、図19に示されるように、たとえラック69の前進と第2駆動装置34のチェーンベルト37の回転との間でタイミングがずれても、チェーンベルト37の衝突に応じてラック69は垂直方向に変位することができる。こういった変位に基づき搬送台29はその場に留まりつつチェーンベルト37の動きをやり過ごすことができる。こうしてラック69の前進がチェーンベルト37の回転に合わせ込まれると、弾性部材73の弾性反発力に応じてラック69は下降する。ラック69はチェーンベルト37に噛み合う。
以上のような接続機構43では、搬送台29が第1駆動装置33から第2駆動装置34に受け渡される際に、搬送台29のラック69は第1および第2駆動装置33、34のいずれからも完全に切り離される。したがって、第1駆動装置33および第2駆動装置34の間で同期が確保されなくても、確実に搬送台29は第1駆動装置33から第2駆動装置34に受け渡されることができる。
次に、第2レール32から第1レール31に搬送台29が移動する場面を想定する。第2駆動装置34の逆方向駆動に応じて搬送台29は第2レール32上を後退していく。搬送台29のラック69は第2駆動装置34のチェーンベルト37に噛み合う。このとき、リンク機構44aではロック部材53の働きで規制片51a上に第1アーム46aは拘束される。リンク機構44bでは第1アーム46bの拘束は解除される。
続いて搬送台29は接触開始位置で回転ローラ57bに接触する。搬送台29が後退し続けると、接続機構43では、図20に示されるように、搬送台29から回転軸56bに向かって力81が作用する。第1および第2リンク機構44a、44bは相互に面対称に構成されることから、前述と同様に、回転軸56bの軸心は力の作用点として機能する。この力81は、結合軸45bの軸心および回転軸56bの軸心を含む第1仮想平面82を境に第1アーム46bを含む空間の外側であって、支軸49bの軸心および回転軸56bの軸心を含む第2仮想平面83を境に第1および第2アーム46b、47bを含む空間の外側から回転軸56bの軸心に作用する。この力81は結合軸45b回りの回転力84と第2アーム47bの圧縮力85に分解されることができる。したがって、回転力84に応じて回転ローラ57bは結合軸45b回りで下向きに移動していく。同時に、第2アーム47bの圧縮力85は結合軸45bに作用する。この圧縮力85は支軸49b回りの回転力86と第1アーム46bの伸張力87とに分解されることができる。回転力86に応じて第1アーム46bは規制片51bに押し付けられる。その結果、第1アーム46bがロック部材53の拘束から解放されていても、第1アーム46bは限界角位置に保持されることができる。
その後、搬送台29が後退し続けると、搬送台29は完全にリンク機構44bの回転ローラ57bに乗り上げる。リンク機構44bでは第1および第2アーム46b、47bの間で第1屈折姿勢が確立される。第1弾性部材48には最大限に弾性反発力が蓄積される。
続いて、図21に示されるように、搬送台29の遮蔽板68は動き検出センサ55bを通過する。その結果、動き検出センサ55bはコントローラ25に向けて検知信号を供給する。コントローラ25は検知信号の供給に応じて電磁ソレノイド54にパルス信号を供給する。こうしてパルス信号が供給されると、電磁ソレノイド54の軸芯54aは後退位置に後退する。ロック部材53は第2ロック位置に移動する。ロック部材53はリンク機構44bで規制片51b上に第1アーム46bを拘束する。その一方で、リンク機構44aでは第1アーム46aの拘束は解除される。
図22に示されるように、搬送台29が解放位置に到達すると、搬送台29は回転ローラ57bの最高点を通過する。その結果、第1弾性部材48の弾性反発力に応じて回転ローラ57bは結合軸45b回りで上昇し始める。同時に、搬送台29のラック69は第2駆動装置34のチェーンベルト37から離脱する。搬送台29は第2駆動装置34の拘束から解放される。このとき、搬送台29には第1弾性部材48の弾性反発力に基づき回転ローラ57bから推進力が加えられる。搬送台29は第1レール31に向かって後退し続ける。続いて搬送台29は第1駆動装置33との連結に先立ってリンク機構44aの回転ローラ57aに接触する。
このとき、前述と同様に、リンク機構44bから搬送台29に推進力は作用し続ける。その一方で、リンク機構44aでは、図23に示されるように、支軸49a回りで逆方向に限界角位置から第1アーム46aが回転する。第1アーム46aは規制片51aから離れていく。こうして第2弾性部材52には第1アーム46aの回転に基づき弾性反発力が蓄積されていく。第1アーム46aの回転に応じて回転ローラ57aは下向きに変位していく。推進力に基づき搬送台29は後退し続ける。
その後、回転ローラ57bからの推進力に基づき搬送台29が後退し続けると、搬送台29のラック69は第1駆動装置33のチェーンベルト37に噛み合う。搬送台29は第1駆動装置33から推進力を受け取る。こうして搬送台29は第1レール31まで導かれる。搬送台29が完全に回転ローラ57aを通り過ぎると、第2弾性部材52の弾性反発力に応じて第1アーム46aは限界角位置に復帰する。リンク機構44a、44bでは第1および第2アーム46a、47a、46b、47bの間で第2屈折姿勢が確立される。
続いて、図24に示されるように、搬送台29の遮蔽板68は動き検出センサ55aを通過する。その結果、動き検出センサ55aはコントローラ25に向けて検知信号を供給する。コントローラ25は検知信号の供給に応じて電磁ソレノイド54にパルス信号を供給する。こうしてパルス信号が供給されると、電磁ソレノイド54の軸芯54aは前進位置に前進する。ロック部材53は第1ロック位置に復帰する。ロック部材53はリンク機構44aで規制片51a上に第1アーム46aを拘束する。その一方で、リンク機構44bでは第1アーム46bの拘束は解除される。
以上のような接続機構43では、搬送台29が第2駆動装置34から第1駆動装置33に受け渡される際に、搬送台29のラック69は第1および第2駆動装置33、34のいずれからも完全に切り離される。したがって、第2駆動装置34および第1駆動装置33の間で同期が確保されなくても、確実に搬送台29は第2駆動装置34から第1駆動装置33に受け渡されることができる。接続機構43は、前述のように第1および第2駆動装置33、34の間で搬送台29の受け渡しを実現するだけでなく、第2駆動装置34、34同士の間で搬送台29の受け渡しを実現する。個々の第2搬送レールユニット28、28には搬送機構ユニット用接続機構43が個別に組み込まれる。
次に、搬送機構ユニット26の初期化の手順を簡単に説明する。この初期化では搬送台29は第1レール31上のホームポジションに位置決めされる。図25のフローチャートに示されるように、ステップS1でコントローラ25は本体装置12や第1〜第3拡張用キャビネット13a〜13cで第1および第2駆動装置33、34のチェーンベルト37を逆方向に駆動する。その結果、第1レール31および第2レール32、32上のいずれかに位置する搬送台29はホームポジションに向かって移動し始める。
ステップS2でコントローラ25は接続機構43でロック部材53の位置を確認する。こういった確認にあたって予め個々の接続機構43では例えば電磁ソレノイド54に位置センサが関連付けられればよい。位置センサは第1ロック位置のロック部材53および第2ロック位置のロック部材53を判別することができる。ステップS2で第1位置のロック部材53が確認されると、コントローラ25の処理はステップS3に移行する。ステップS2で第2位置のロック部材53が確認されると、ステップS4でコントローラ25は電磁ソレノイド54にパルス信号を供給する。こうしたパルス信号の供給に応じて電磁ソレノイド54は軸芯54aを突き出させる。ロック部材53は第1位置に移動する。ロック部材53はリンク機構44aで規制片51a上に第1アーム46aを拘束する。その一方で、リンク機構44bでは第1アーム46bの拘束は解除される。
こうしてロック部材53が第1位置に確保されると、コントローラ25は検知信号の受信まで待機する。ここでは、ホームポジションに搬送台29が位置すると、特定の検知センサから検知信号がコントローラに供給される。その他、検知信号は動き検出センサ55a、55bからコントローラ25に供給される。
ステップS3でコントローラ25がいずれかの検知信号を受信すると、コントローラ25は検知信号の発信源を特定する。ステップS5では、検知信号が動き検出センサ55bから出力されたか否かが判断される。ステップS6では、検知信号が動き検出センサ55aから出力されたか否かが判断される。ホームポジション上の搬送台29が確認されると、検知センサから検知信号がコントローラ25に供給される。すなわち、ステップS5、S6の判定に基づきコントローラ25の処理は終了する。初期化は完了する。
検知信号が動き検出センサ55bからコントローラ25に供給されると、ステップS7でコントローラ25は電磁ソレノイド54に向けてパルス信号を出力する。パルス信号の供給に応じて電磁ソレノイド54は軸芯54aを引っ込める。ロック部材53は第2ロック位置に移動する。ロック部材53はリンク機構44bで規制片51b上に第1アーム46bを拘束する。その一方で、リンク機構44aでは第1アーム46aの拘束は解除される。
第1および第2駆動装置33、34はチェーンベルト37を逆方向に駆動することから、ホームポジションに向かって第2レール32から第2レール32に搬送台29が移行する場合や、第2レール32から第1レール31に搬送台29が移行する場合に、真っ先に動き検出センサ55bから検知信号は検出される。したがって、個々の接続機構43でロック部材53が第2ロック位置に位置決めされれば、図17や図23から明らかなように、接続機構43の働きで搬送台29は第2レール32から第2レール32に移行することができ第2レール32から第1レール31に移行することができる。反対に、ロック部材53が第1ロック位置に保持されると、ホームポジションに向かって第2レール32から第2レール32に搬送台29が移行することができず第2レール32から第1レール31に搬送台29が移行することができない。
続くステップS8でコントローラ25は所定の経過時間以内に動き検出センサ55aから検知信号を受け取るか否かを監視する。所定の経過時間内に検知信号が検出されなければ、ステップS9でコントローラ25はチェーンベルト37を反転させる。第1および第2駆動装置33、34はチェーンベルト37を順方向に駆動する。続くステップS10でコントローラ25は再びチェーンベルト37を反転させる。第1および第2駆動装置33、34は再びチェーンベルト37を逆方向に駆動する。ホームポジションに向かって第2レール32から第2レール32に搬送台29が移行する場合や、第2レール32から第1レール31に搬送台29が移行する場合には、必ず所定の経過時間内に相次いで動き検出センサ55b、55aを通過しなければならない。したがって、動き検出センサ55bの検知信号の受信から所定の経過時間内に動き検出センサ55aから検知信号を受信しない場合には、搬送台29と受け側のチェーンベルト37との結合に不備が想定される。そういった不備が解消されるまで、コントローラ25は受け側のチェーンベルト37に対して搬送台29を前後運動させる。その結果、搬送台29と受け側のチェーンベルト37との間で結合が確立されると、搬送台29は動き検出センサ55aを通過する。ステップS8で検知信号が確認された後にコントローラ25の処理はステップS11に移行する。
ステップS11でコントローラ25は接続機構43でロック部材53の位置を確認する。ステップS11で第1位置のロック部材53が確認されると、コントローラ25はステップS12で電磁ソレノイド54に向けて2度にわたってパルス信号を供給する。したがって、電磁ソレノイド54では軸芯54aが一度引っ込んだ後に再び突き出る。ロック部材53は第1ロック位置と第2ロック位置とを往復する。その後、ロック部材53は第1ロック位置に保持される。その一方で、ステップS11で第2位置のロック部材53が確認されると、コントローラ25はステップS13で電磁ソレノイド54にパルス信号を供給する。第2ロック位置のロック部材53は第1位置に移動する。その後、コントローラ25の処理はステップS3に戻る。次に検知信号の受信まで待機する。
前述のように搬送台29が相次いで動き検出センサ55b、55aを通過する場合には、ロック部材53は第2ロック位置に位置する。したがって、コントローラ25の処理はステップS11からステップS13に進む。その結果、ロック部材53は第1ロック位置に位置決めされる。その後、搬送台29がホームポジションに到達すれば、ステップS5、S6の判定に基づきコントローラ25の処理は終了する。搬送台29が再び接続機構43にさしかかると、前述の処理が再び実施される。
いま、初期化の開始にあたって搬送台29が動き検出センサ55b、55a同士の間に位置する場面を想定する。このとき、リンク機構44aでは、第1および第2アーム46a、47aで第2屈折姿勢が維持された上で支軸49a回りに第1アーム46aは規制片51aから離れる。したがって、ステップS2、S4でロック部材53が第1ロック位置に位置決めされると、ロック部材53は第1アーム46aおよび規制片51aの間に進入してしまう。その後、動き検出センサ55aから検知信号がコントローラ25に供給されると、ステップS5、S6を経由してステップS11でロック部材53の位置が確認される。ここでは、第1ロック位置でロック部材53が確認されることから、ステップ12でコントローラ25は電磁ソレノイド54に2回にわたってパルス信号を供給する。最初のパルス信号の供給に基づき電磁ソレノイド54は軸芯54aを引き込む。ロック部材53は第1ロック位置から第2ロック位置に後退する。こうしてロック部材53は第1アーム46aおよび規制片51aの間の空間から後退する。第1アーム46aは弾性部材52の弾性反発力に基づき規制片51aに押し当てられる。再び電磁ソレノイド54にパルス信号が供給されると、ロック部材53は第1ロック位置に前進する。ロック部材53は規制片51a上で第1アーム46aを拘束する。
なお、前述の実施形態では、第1レール31や第2レール32が本発明に係る支持部材として機能する。その他、本発明に係る支持部材は第1レール31や第2レール32から別体に構成されてもよい。こういった支持部材は第1レール31や第2レール32に固定されればよい。その他、第1および第2駆動装置33、34や動き検出センサ55a、55bには例えば本体装置12や拡張用キャビネット13a、13b、13cから電力が供給されればよい。第1および第2搬送レールユニット27、28にはコントローラ25と個々の動き検出センサ55a、55bや第1および第2駆動装置33、34との間で信号のやり取りを実現する信号配線が確立されればよい。このとき、第1搬送レールユニット27および第2搬送レールユニット28の間や第2搬送レールユニット28、28同士の間では例えばコネクタに基づき信号配線同士が連結されればよい。
磁気テープライブラリ装置の外観を概略的に示す斜視図である。 本体装置および第1〜第3拡張用キャビネットの内部構造を概略的に示す平面図である。 第1搬送レールユニットの外観を概略的に示す斜視図である。 第1駆動装置の構造を概略的に示す第1搬送レールユニットの側面図である。 搬送機構ユニット用接続機構の構造を概略的に示す拡大側面図である。 搬送台の構造を概略的に示す拡大斜視図である。 ラックの構造を詳細に示す搬送台の背面図である。 搬送台の平面図である。 搬送台および第1(第2)レールの関係を概略的に示す側面図である。 可動台の動きを概念的に示す平面図である。 第1(第2)レールの端部を概略的に示す拡大斜視図である。 レール同士の接続関係を概略的に示す側面図である。 第1レールから接続機構に進入する搬送台の様子を概略的に示す第1搬送レールユニットの側面図である。 搬送台が第1駆動装置から第2駆動装置に受け渡される際に、回転ローラに作用する力と支軸回りの回転力との関係を概念的に示すベクトル図である。 接続機構に案内されて動き検出センサを通過する搬送台を概略的に示す第1搬送レールユニットの側面図である。 第1および第2駆動装置から解放される搬送台の様子を概略的に示す第1搬送レールユニットの側面図である。 回転ローラ同士の力関係を概念的に示すベクトル図である。 接続機構に案内されて第2駆動装置に連結される搬送台の様子を概略的に示す第1搬送レールユニットの側面図である。 搬送台の前進と第2駆動装置の回転との間でタイミングがずれた際に、接続機構に案内されて第2駆動装置に連結される搬送台の様子を概略的に示す第1搬送レールユニットの側面図である。 搬送台が第2駆動装置から第1駆動装置に受け渡される際に、回転ローラに作用する力と支軸回りの回転力との関係を概念的に示すベクトル図である。 搬送台が第2レールから接続機構に進入した際に、接続機構に案内されて動き検出センサを通過する搬送台を概略的に示す第1搬送レールユニットの側面図である。 第1および第2駆動装置から解放される搬送台の様子を概略的に示す第1搬送レールユニットの側面図である。 接続機構に案内されて第1駆動装置に連結される搬送台の様子を概略的に示す第1搬送レールユニットの側面図である。 動き検出センサを通過する搬送台の様子を概略的に示す第1搬送レールユニットの側面図である。 搬送機構ユニットの初期化の手順を概略的に示すフローチャートである。
符号の説明
11 ライブラリ装置(磁気テープライブラリ装置)、12 本体装置、12a 筐体、13a(13b、13c) 拡張用キャビネット、16 記録媒体駆動装置(磁気テープ駆動装置)、17 収納棚、18 第1および第2搬送機(搬送ロボット)、26 搬送機構ユニット、27 搬送レールユニット、28 搬送レールユニット、29 移動体(搬送台)、31 レール(第1レール)、32 レール(第2レール)、33 第1駆動機構(第1駆動装置)、34 第1駆動機構(第2駆動装置)、36 スプロケット、37 チェーンベルト、38 駆動源(電動モータ)、43 搬送機構ユニット用接続機構(第2駆動機構)、44a(44b) リンク機構、45a(45b) 結合軸、46a(46b) 第1アーム、47a(47b) 第2アーム、48 第1弾性部材、49a(49b) 軸部材すなわち回転軸(支軸)、51a(51b) 規制片、52 第2弾性部材、53 ロック部材、54 制御機構としての電磁ソレノイド、56a(56b) 作用点(回転軸)、57a(57b) 接触部材(回転ローラ)、69 ラック、73 弾性部材、82 第1仮想平面、83 第2仮想平面、P1 第1位置としての第1受け渡し位置、P3 第2位置としての第3受け渡し位置。

Claims (7)

  1. 移動体の移動を案内するレールと、レール上の第1位置まで移動体の推進力を生み出す第1駆動機構と、第1位置の手前の第2位置から第1位置まで移動体が前進する際に移動体の重量を受け止めて変位し、その変位に応じて弾性反発力を蓄積し、第1位置までレール上で移動体が前進した際に弾性反発力に基づき移動体の推進力を生み出す第2駆動機構とを備えることを特徴とする搬送レールユニット。
  2. 移動体の移動を案内するレールと、結合軸で相互に連結され、結合軸回りに第1角度で屈折する第1屈折姿勢、および、第1角度よりも大きい第2角度で屈折する第2屈折姿勢の間で変化する第1および第2アームを有して、第1および第2アームの間に確立される関節同士を向き合わせる1対のリンク機構とを備え、個々のリンク機構は、第1角度から第2角度に向かって結合軸回りで第1および第2アームを相互に引き離す弾性力を発揮する第1弾性部材と、結合軸から第1距離で離れ結合軸の軸心に平行な回転軸回りで回転可能に前記レールに第1アームを連結する軸部材と、第1距離よりも大きな第2距離で結合軸から離れる位置で、前記移動体から受ける力の作用点を第2アーム上に確立する接触部材と、結合軸の軸心および作用点を含む第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、回転軸の軸心および作用点を含む第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の外側から作用点に力が作用する際に回転軸回りに特定の角位置で第1アームの回転を規制する規制片と、第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の内側から作用点に力が作用する際に当該特定の角位置から回転軸回りに回転する第1アームに基づき弾性反発力を蓄積する第2弾性部材と、第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の内側から作用点に力が作用する際に回転軸回りに当該特定の角位置で第1アームを保持するロック部材とを備え、ロック部材には、一方のリンク機構のロック部材で第1アームの保持を確立する際に他方のリンク機構のロック部材で第1アームの保持を解除する制御機構が連結されることを特徴とする搬送レールユニット。
  3. 請求項2に記載の搬送レールユニットにおいて、前記接触部材は、前記作用点を通過し前記結合軸に平行に延びる回転軸回りで回転する回転ローラを備えることを特徴とする搬送レールユニット。
  4. 筐体内に記録媒体駆動装置および記録媒体用の収納棚を収容する本体装置と、本体装置に組み込まれて記録媒体駆動装置および収納棚の間で記録媒体を搬送する第1搬送機と、本体装置に関連付けられて、筐体内に記録媒体用の収納棚を収容する拡張用キャビネットと、拡張用キャビネットに組み込まれて拡張用キャビネット内で記録媒体を搬送する第2搬送機と、本体装置に取り付けられる第1レールと、拡張用キャビネットに取り付けられて、第1レールに連結される第2レールと、連続する第1および第2レールに案内される搬送台と、第1レール上の搬送台に連結されて、第1レール上の第1位置で第1搬送機に搬送台を向き合わせる第1駆動装置と、第2レール上の搬送台に連結されて、第2レール上の第2位置で第2搬送機に搬送台を向き合わせる第2駆動装置とを備えることを特徴とするライブラリ装置。
  5. 1対のスプロケットと、少なくとも一方のスプロケットを回転駆動する駆動源と、それらスプロケットに巻きかけられるチェーンベルトと、スプロケットの間でチェーンベルトに平行に延びる本体レールと、本体レールに案内されて本体レール上を移動する搬送台と、チェーンベルトの移動経路に進入する第1位置、および、チェーンベルトの移動経路から離脱する第2位置の間で変位自在に搬送台に取り付けられるラックと、第1位置に向かってラックを押し付ける弾力を発揮する弾性部材とを備えることを特徴とする搬送機構ユニット。
  6. 結合軸で相互に連結され、結合軸回りに第1角度で屈折する第1屈折姿勢、および、第1角度よりも大きい第2角度で屈折する第2屈折姿勢の間で変化する第1および第2アームを有して、第1および第2アームの間に確立される関節同士を向き合わせる1対のリンク機構を備え、個々のリンク機構は、第1角度から第2角度に向かって結合軸回りで第1および第2アームを相互に引き離す弾性力を発揮する第1弾性部材と、結合軸から第1距離で離れ結合軸の軸心に平行な回転軸回りで回転可能に第1アームを支持する支持部材と、第1距離よりも大きな第2距離で結合軸から離れる位置で第2アーム上に力の作用点を確立する接触部材と、結合軸の軸心および作用点を含む第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、回転軸の軸心および作用点を含む第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の外側から作用点に力が作用する際に回転軸回りに特定の角位置で第1アームの回転を規制する規制片と、第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の内側から作用点に力が作用する際に当該特定の角位置から回転軸回りに回転する第1アームに基づき弾性反発力を蓄積する第2弾性部材と、第1仮想平面を境に第1アームを含む空間の外側であって、第2仮想平面を境に第1および第2アームを含む空間の内側から作用点に力が作用する際に回転軸回りに当該特定の角位置で第1アームを保持するロック部材とを備え、ロック部材には、一方のリンク機構のロック部材で第1アームの保持を確立する際に他方のリンク機構のロック部材で第1アームの保持を解除する制御機構が連結されることを特徴とする搬送機構ユニット用接続機構。
  7. 請求項6に記載の搬送機構ユニット用接続機構において、前記接触部材は、前記作用点を通過し前記結合軸に平行に延びる回転軸回りで回転する回転ローラを備えることを特徴とする搬送機構ユニット用接続機構。
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