JP2007160639A - インク供給機構及びそれを備えた記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な加圧ユニットを追加することなく、簡単な構造にてインクを円滑に供給することが可能なインク供給機構及びそれを備えた記録装置を提供する。
【解決手段】往復移動されるキャリッジ23と、このキャリッジ23に設けられたインクジェット記録ヘッド21へ供給されるインクを貯留したインクカートリッジ17と、インクジェット記録ヘッド21による印刷で消費されるインクを保持しておくインク保持部35とを備える。キャリッジ23の所定位置への移動によって圧縮されてインク保持部35へインクを送り出すとともに、キャリッジ23の所定位置から外れた位置への移動によって復元してインクカートリッジ17からインクを引き込むインクポンプ部34を設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、印刷を行う記録ヘッドへインクを供給するインク供給機構及びそれを備えた記録装置に関する。
図16は、インクジェットプリンタの従来例を示したものである。このインクジェットプリンタ110は、プリンタ本体の所定位置に装備されたインクカートリッジ106と、ガイド部材101に支持されて図示しない駆動手段により用紙幅方向に往復移動されるキャリッジ102と、このキャリッジ102に設けられたインクジェット記録ヘッド103と、このキャリッジ102に搭載されて印刷時にインク貯蔵室111内のインクを記録ヘッド103に供給するサブタンク104と、インクカートリッジ106内のインクをインク貯蔵室111に供給するためにインクカートリッジ106とインク貯蔵室111とを連通させたインク供給チューブ105と、を備えた構成である。
そして、インク供給チューブ105を介してのインクカートリッジ106からインク貯蔵室111へのインク供給は、専用のポンプユニット107によって行うのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
上記ポンプユニット107は、例えばインクカートリッジ106内を密封可能なハードケース116とインク袋117との空間118に空気を送り込んでインク袋117を加圧することで、インク袋117内のインクをインク供給チューブ105に送り出すように構成されている。
特開2001−270133号公報
ところが、インクカートリッジ106からサブタンク104のインク貯蔵室111へのインク供給を専用のポンプユニット107を用いた従来の構成では、ポンプユニット107の動作を高精度に制御するポンプ制御手段120が必要であり、ポンプユニット107やポンプ制御手段120の装備のために構成が複雑化したり、ポンプユニット107やポンプ制御手段120の設置スペース確保のためにインクジェットプリンタ110の小型化が困難になったりするという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、複雑な加圧ユニットを追加することなく、簡単な構造にてインクを円滑に供給することが可能なインク供給機構及びそれを備えた記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のインク供給機構は、往復移動されるキャリッジと、このキャリッジに設けられた記録ヘッドへ供給されるインクの流路とを備えたインク供給機構であって、前記キャリッジの所定位置への移動によって圧縮されて前記記録ヘッドへインクを送り出すとともに、前記キャリッジの所定位置から外れた位置への移動によって復元して前記流路の上流側からインクを引き込むインクポンプ部を備えたことを特徴とする。
この構成のインク供給機構によれば、キャリッジを所定位置へ移動させることにより、極めて容易にかつ確実にインクポンプ部を圧縮させて記録ヘッドへインクを送り出すことができる。
これにより、複雑な加圧ユニットを追加することなく、簡単な構造にて記録ヘッドへインクを円滑に供給することができる。
また、上記インク供給機構において、前記インクポンプ部は、圧縮バネによって外方へ膨出される可撓性を有するフィルムによって覆われたインク溜まり部を有し、前記インク溜まり部を押圧することにより前記インク溜まり部内のインクが吐出されることが好ましい。
この構成によれば、インクポンプ部を圧縮することにより、外方に膨出したインク溜まり部を確実に押圧して記録ヘッドへインクを吐出させることができる。また、圧縮を解除すると、圧縮バネによってインク溜まり部が確実に外方へ膨出するので、インク溜まり部へ流路の上流側からインクを確実に引き込むことができる。
また、上記インク供給機構において、前記流路の上流側から前記インクポンプ部側へのみインクが流れる逆止弁と、前記インクポンプ部側から前記記録ヘッド側へのみインクが流れる逆止弁とを備えることが好ましい。
この構成によれば、インクポンプ部からインクを送り出す際の流路の上流側へのインクの逆流を防止することができ、また、インクポンプ部へインクを引き込む際の記録ヘッド側からのインクの逆流を防止することができる。
また、上記インク供給機構において、前記インクポンプ部が前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジの移動経路上に前記インクポンプ部を圧縮する圧縮機構部が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、キャリッジを所定位置へ移動させることにより、キャリッジに設けられたインクポンプ部をキャリッジの移動経路上の圧縮機構部へ確実に当接させてインクポンプ部によるインクの送り出しを確実に行うことができる。
また、上記インク供給機構において、前記圧縮機構部は、前記インクポンプ部に当接される押し当て板と、前記押し当て板を前記インクポンプ部側へ付勢する圧縮バネとを備えることが好ましい。
この構成によれば、押し当て板が圧縮バネによってインクポンプ部側へ付勢された構造であるので、圧縮不足や圧縮過剰などの不具合なくインクポンプ部を必要な圧縮力にて圧縮させることができる。
また、上記インク供給機構において、前記インクポンプ部と前記記録ヘッドとの間に、前記インクポンプ部から供給されたインクによって加圧されて膨出してインクを保持する弾性壁を有するインク保持室を備えたインク保持部を設けることが好ましい。
この構成によれば、インクポンプ部から送り込まれるインクをインク保持部のインク保持室にて確実に保持することができ、記録ヘッドへ確実にインクを供給することができる。
また、上記インク供給機構において、前記インク保持部と前記記録ヘッドとの間に、前記インク保持部側のインクの圧力変動の前記記録ヘッド側への伝達を遮断する自己封止ユニットを備えることが好ましい。
この構成によれば、自己封止ユニットによって記録ヘッドへのインクの圧力変動の伝達が防止されるので、インクの圧力変動による印刷不良をなくすことができる。
また、本発明の記録装置は、搬送されるシート状の媒体へ前記記録ヘッドにて印刷を施す記録装置であって、前記流路の上流側から前記記録ヘッドへインクを供給するインク供給機構として、上記本発明のインク供給機構のいずれかを備えたことを特徴とする。
この構成の記録装置によれば、キャリッジを所定位置へ移動させることにより、極めて容易にかつ確実にインクポンプ部を圧縮させて記録ヘッドへインクを送り出すことができる。
これにより、簡単な構造にて記録ヘッドへインクを円滑に供給し、用紙への印刷を良好に行うことができ、また、複雑な加圧ユニットを追加することがないので、装置の小型化を図ることができる。
本発明によれば、複雑な加圧ユニットを追加することなく、簡単な構造にてインクを円滑に供給することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係るインク供給機構及び記録装置を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタの外観斜視図、図2は図1に示したインクジェットプリンタのプリンタカバーを開いた状態の斜視図、図3は図2に示したインクジェットプリンタからプリンタケースを取り外した状態の斜視図、図4は図3に示したインクジェットプリンタのインクカートリッジからキャリッジ上のインクジェット記録ヘッドまでの部品の接続構造を示す要部斜視図、図5は図4に示したインクカートリッジからキャリッジ上のインクジェット記録ヘッドまでの構成を別の向きから見た斜視図、図6は図4に示したインクジェットプリンタの概略構成図、図7は逆止弁の構造を説明する断面図、図8は逆止弁の構造を説明する平面図、図9は、逆止弁の動きを説明する断面図、図10はインク保持部の構造を説明する断面図、図11はインク保持部の動きを説明する断面図、図12は自己封止ユニットの構造を説明する断面図、図13は自己封止ユニットの動きを説明する断面図である。
まず、本実施形態のインクジェットプリンタの構造について説明する。
図1に示すように、インクジェットプリンタ(記録装置)1は、複数種のカラーインク液を使用してロール紙にカラー印刷するものであり、プリンタ本体を覆うプリンタケース2の前面には、ロール紙カバー5及びインクカートリッジカバー7が開閉自在に装備されている。更に、プリンタケース2の前面には、電源スイッチ3と共にフィードスイッチやインジケータ等も配置されている。
ロール紙カバー5を開くと、図2に示すように、印刷用紙であるロール紙11を収容した用紙収容部13が開放状態になって、用紙の交換が可能になる。
また、インクカートリッジカバー7を開くと、カートリッジ装着部15が開放状態になり、カートリッジ装着部15へのインクカートリッジ17の着脱が可能になる。
インクカートリッジ17は、カートリッジケース18内に複数個のカラーインクパック19を収容したものである。本実施形態のインクジェットプリンタ1の場合は、インクカートリッジカバー7を開く動作に連動して、カートリッジ装着部15の前方にインクカートリッジ17が所定距離だけ引き出される構成になっている。
プリンタケース2内の用紙収容部13の上方には、図3及び図4に示すように、インクジェット記録ヘッド(記録ヘッド)21を搭載したキャリッジ23が装備されている。キャリッジ23は、ロール紙11の幅方向に沿って延在するガイド部材25によって用紙幅方向に移動自在に支持されると共に、ロール紙11の幅方向に延在する無端ベルト26aと無端ベルト26aを駆動するキャリッジモータ26bとによって、プラテン28の上方をロール紙11の幅方向に往復移動可能になっている。
図示のように、カートリッジ装着部15の上方が、往復移動するキャリッジ23の待機位置(ホームポジション)となっている。そして、この待機位置の下方には、キャリッジ23の下面に露出するインクジェット記録ヘッド21のインクノズルを覆うキャップ27と、キャップ27を介してインクジェット記録ヘッド21の各インクノズル内のインクを吸引廃棄するインク吸引機構29とが装備されている。
インクカートリッジ17内の各インクパック19は、図4に示すように、インクカートリッジ17をカートリッジ装着部15に装着した際に、カートリッジ装着部15側に装備されたインク供給針がインクパック19のインク供給口に差込接続される。カートリッジ装着部15のインク供給針には、図5にも示すように、プリンタケース2内に固定されたインク流路31が接続され、このインク流路31には、可撓性のインク供給チューブ33の一端が接続されている。
インク供給チューブ33の他端は、図4に示すように、キャリッジ23上に装備されたインクポンプ部34に接続されている。このインクポンプ部34は、インク保持部35に接続され、このインク保持部35は、インクジェット記録ヘッド21に接続された自己封止ユニット36に接続されている。
即ち、本実施形態の場合、図6に示すように、キャリッジ23には、インクジェット記録ヘッド21の他に、インクポンプ部34、インク保持部35及び自己封止ユニット36が搭載された構成になっている。
これにより、インクカートリッジ17内の各インクパック19のインク液は、カートリッジ装着部15のインク供給針から、インク流路31、インク供給チューブ33、インクポンプ部34、インク保持部35及び自己封止ユニット36を経て、インクジェット記録ヘッド21上の各インクノズルに供給されるようになっている。
また、キャリッジ23の移動経路上における端部の所定位置には、インクポンプ部34側に、圧縮機構部37が設けられており、キャリッジ23のインクポンプ部34が圧縮機構部37に当接可能とされている。
また、インクジェットプリンタ1は、制御部38を備えており、この制御部38は、インクジェット記録ヘッド21、キャリッジ23を往復移動させるキャリッジモータ26bなどを制御する。
次に、上記インクジェットプリンタ1のインク供給機構について詳述する。
流路31のインクカートリッジ17側における端部には、逆止弁39が設けられ、インクカートリッジ17とインクポンプ部34との間において、逆止弁39によってインクカートリッジ17側からインクポンプ部34側へのみインクが流れるようになっている。
さらに、インクポンプ部34とインク保持部35との間にも逆止弁40が設けられ、インクポンプ部34側からインク保持部35側へのみインクが流れるようになっている。
逆止弁39、40は、図7に示すように、円筒体41と弁体42とを備えている。円筒体41には、その内部を上流側Ruと下流側Rdに区画する隔壁43が形成されており、この隔壁43に弁体42が取り付けられている。
図8に示すように、隔壁43には、その中央に、取付孔43aが形成されており、この取付孔43aの周囲に、複数の連通孔43bが間隔をあけて形成されている。弁体42は、例えば、ゴムなどの弾性材料から形成されたもので、円板状に形成された弁板42aと、この弁板42aの一方側の面における中心に一体的に連結された棒状の取付部42bとを有している。また、この取付部42bには、弁板42aとの連結側近傍に、球状部42cが形成されている。
そして、この弁体42は、その取付部42bを、隔壁43の取付孔43aに、下流側Rdから挿入することにより、球状部42cが取付孔43aに係合されて固定され、弁板42aが隔壁43に密着され、これにより、隔壁43の連通孔43bが弁板42aによって閉塞されている。
この逆止弁39、40では、円筒体41の下流側Rdの液圧が上流側Ruの液圧以上である場合には、弁板42aによって隔壁43の連通孔43bが閉塞された状態に維持される(図7参照)。これに対して、円筒体41の上流側Ruの液圧が下流側Rdの液圧よりも高くなると、図9に示すように、連通孔43bにて弁板42aに作用する上流側Ruの液圧によって弁板42aが変形し、隔壁43から弁板42aが離間して連通孔43bの閉塞が解除される。これにより、隔壁43の連通孔43bを通って上流側Ruから下流側Rdへインクが流れる。
インクポンプ部34は、図6に示すように、インク供給チューブ33及び逆止弁40を介してインク保持部35に連通する容器51を備えている。この容器51は、その側方部分が開放されており、この開放された側方部分は、可撓性及び液密性を有するフィルム52によって覆われている。そして、このインクポンプ部34は、容器51及びフィルム52によって囲われた部分がインク溜まり部53とされている。
フィルム52には、その中央部分に押さえ板54が設けられており、この押さえ板54と容器51の底部51aとの間には、圧縮バネ55が設けられており、この圧縮バネ55によってフィルム52が外方へ膨出されている。
上記インクポンプ部34が当接可能な圧縮機構部37は、サイドフレーム61に固定されたブラケット62と、このブラケット62によって囲われた空間内に配置された押し当て板63とを備えており、押し当て板63とサイドフレーム61との間には、押し当て板63をインクポンプ部34側へ付勢する圧縮バネ64が設けられている。なお、ブラケット62には、インクポンプ部34側に係止片65が取り付けられており、この係止片65によって圧縮バネ64によってインクポンプ部34側へ付勢される押し当て板63の縁部が係止され、ブラケット62から押し当て板63が脱落しないようになっている。
図10に示すように、インク保持部35は、保持部本体71の内部を上下に分割する壁体71aが形成されており、この壁体71aで分割された下方側の空間が流路72とされている。そして、この流路72の上流側端部72aに、逆止弁40を介してインクポンプ部34が連結され、下流側端部72bに、自己封止ユニット36が連結されている。これにより、この流路72には、逆止弁40を介してインクポンプ部34側からインクが送り込まれ、そして、この流路72から自己封止ユニット36へインクが送り出される。
また、壁体71aによって分割された上方の空間には、周縁が液密的に壁体71aに固定された弾性壁73が設けられている。この弾性壁73は、例えば、ゴムなどの弾性材料をシート状に形成したもので、壁体71aとの間にインク保持室74を形成する。また、壁体71aには、連結孔71bが形成されており、この連結孔71bを介して、流路72とインク保持室74とが連通されている。また、保持部本体71の上部には、空気孔75が形成されており、上方側の空間内が大気開放され、弾性壁73が円滑に変形されるようになっている。
そして、上記インク保持部35では、流路72内を流れるインクが正圧となると、流路72内のインクが連結孔71bを介してインク保持室74内へ流れ込む。これにより、図11に示すように、流路72から連結孔71bを介して流れ込むインクによって、弾性壁73が外側へ膨出してインク保持室74が拡大し、インク保持室74内にインクが保持された状態となる。また、流路72内を流れるインクが負圧となると、インク保持室74内のインクが連結孔71bから流路72内に流れ込むことにより、インク保持室74が収縮する。そして、インク保持室74内のインクが全て流路72内に流れ込むことにより、弾性壁73が保持部本体71に密着した状態(図10に示す状態)となる。
なお、隔壁71aに形成された連結孔71bは、流路72内が負圧状態のときに弾性壁73の流路72側への膨出がほとんど生じない程度に小さい面積とされている。
図12に示すように、自己封止ユニット36は、ユニット本体81に、供給路82、中間路83及び排出路84が形成されている。そして、供給路82に形成された供給口82aに、インク保持部35の流路72の下流側端部72bが接続され、排出路84に形成された排出口84aに、インクジェット記録ヘッド21が接続されている。
供給路82と中間路83とを区画する壁部85には、流入口85aが形成されており、この流入口85aにて供給路82内のインクが中間路83内へ流入される。また、中間路83と排出路84とを区画する壁部86には、連通口86aが形成されており、この連通口86aにて中間路83内のインクが排出路84内へ流入される。
中間路83内には、壁部86に支点部87が形成されており、この支点部87には、揺動棒91が揺動可能に支持されている。この揺動棒91には、その一端部に、壁部85側へ向かって屈曲する作動棒部92が一体に形成されており、この作動棒部92の先端には、壁部85に当接して流入口85aを閉鎖する閉鎖板93が形成されている。また、この閉鎖板93と壁部86との間には、圧縮バネ94が設けられ、この圧縮バネ94の付勢力によって閉鎖板93が壁部85側へ向かって付勢されている。また、揺動棒91の他端部には、壁部86側へ屈曲され、この壁部86の連通口86aに挿通された押圧棒部95が形成されている。
また、ユニット本体81の排出路84側の側壁81aには、開口部96が形成されている。この開口部96には、その開口縁部に、液密性及び可撓性を有するフィルム97が液密的に連結されている。このフィルム97の排出路84側における中央部分には、押圧板98が固定されている。そして、この押圧板98に、揺動棒91の押圧棒部95の先端部が当接されている。また、押圧板98と壁部86との間には圧縮バネ99が取り付けられており、この圧縮バネ99の付勢力によって押圧板98が外側へ押し出されている。
そして、この自己封止ユニット36では、閉鎖板93が、圧縮バネ94及び閉鎖板93に作用する圧力によって壁部85に押し付けられ、流入口85aが閉鎖される。
ここで、供給路82側の液圧をP1、中間路83及び排出路84側の液圧をP2、圧縮バネ94の付勢力をF1、流入口85aの断面積をS1、閉鎖板93の面積をS2とすると、次式が成立するときに、流入口85aは閉鎖板93によって閉鎖される。
P1×S1<F1+P2×S2
つまり、供給路82側の最大液圧をP1maxとした際に、次式が成立する。
P1max×S1=F1+P2×S2
このことより、自己封止ユニット36は、供給路82側の液圧P1の最大値がP1maxを超えないように設定することにより、供給路82側の液圧P1によって流入口85aが開放されることがない。
また、インクジェット記録ヘッド21側にてインクが消費されると、フィルム97によって覆われた部分の容積が次第に減少する。
そして、自己封止ユニット36では、図13に示すように、フィルム97によって覆われた部分の容積の減少にともない押圧板98によって揺動棒91の押圧棒部95が押圧されると、揺動棒91が支点部87による連結箇所を中心として揺動することにより、閉鎖板93が壁部85から離間する。これにより、供給路82から流入口85aを通って中間路83及び排出路84へインクが流れ込み、インクジェット記録ヘッド21へ供給される。
このとき、圧縮バネ99の付勢力をF2、側壁81aの開口部96の面積をS3、揺動棒91の支点部87から作動棒部92までの寸法をa、揺動棒91の支点部87から押圧棒部95までの寸法をbとすると、次式が成立している状態にて、流入口85aが開口された状態に維持される。
P2×S3>F2+F1×a/b
このことより、インクジェット記録ヘッド21におけるインクの吐出力は、P2以上とする必要がある。
そして、この自己封止ユニット36をインクジェット記録ヘッド21の上流側に設けることにより、例えば、キャリッジ23の加減速などによって供給側におけるインクの圧力変動が発生したとしても、この圧力変動のインクジェット記録ヘッド21への伝達が自己封止ユニット36にて遮断される。
これにより、圧力変動が伝達されることによるインクジェット記録ヘッド21での意図しないインクの吐出、インクだれあるいは吐出不良による印字抜けなどの不具合が防止される。
そして、上記のようなインク供給機構では、キャリッジ23が圧縮機構部37へ向かって移動され、インクポンプ部34が圧縮機構部37に当接されると、圧縮機構部37の押し当て板63によってインクポンプ部34の押さえ板54が圧縮バネ55の付勢力に抗して押し込まれ、インク溜まり部53が圧縮される。
これにより、圧縮されたインク溜まり部53内に貯留されていたインクが逆止弁40を介してインク保持部35に送り込まれる。
ここで、圧縮機構部37の圧縮バネ64は、インクポンプ部34の圧縮バネ55及びインク保持部35を構成する弾性壁73の弾性力よりも僅かに強くされており、これにより、圧縮機構部37の押し当て板63によってインクポンプ部34の押さえ板54が確実に押し込まれる。
なお、インクポンプ部34の圧縮時にインク保持室74のインク保持量がほぼ満タンの所定量であった場合あるいは圧縮途中にインク保持室74のインク保持量が所定量に達した場合は、インクポンプ部34からインク保持部35へインクが送り込まれなくなる。このため、この場合は、インクポンプ部34のインク溜まり部53が圧縮されず、圧縮機構部37の押し当て板63が圧縮バネ64の付勢力に抗して押し込まれることとなる。
上記構造のインクジェットプリンタ1では、インクジェット記録ヘッド21による印刷作業中に、キャリッジ23の1往復毎に、インク保持部35におけるインクの保持量を監視し、インク保持部35におけるインク量に基づいて保持量増加動作を行う。
以下、制御部38によるインク保持量の監視処理について図14のフローチャートに基づいて説明する。
制御部38は、印刷の指令が入ると、3原色(マゼンタ、シアン、イエロー)の各インクについてのインク保持部35におけるインク保持量Qm、Qc、Qyのうちの一番量の少ないインク保持量Qを選択する(ステップS01)。
そして、制御部41は、インク保持量Qと所定量のインク保持量閾値Qlimitとの比較を行う(ステップS02)。
なお、インク保持量閾値Qlimitとしては、キャリッジ23の1往復でのベタ印刷に必要なインク量にマージンを加算したインク量とするのが好ましいが、実際に1往復で印刷する予定のインク量としても良い。
その結果、制御部38は、インク保持量Qがインク保持量閾値Qlimit以下であると判断した場合には、保持量増加動作を行う(ステップS03)。
これに対して、制御部38は、インク保持量Qがインク保持量閾値Qlimitよりも多いと判断した場合には、印刷指令に基づいて1往復分の印刷を行う(ステップS04)。
そして、制御部38は、次の1往復の印刷を行う際のインク保持量閾値Qlimitとの比較処理(ステップS02)のパラメータとなる1往復の印刷動作後の各色の各インクについてのインク保持部35におけるインク保持量Qm、Qc、Qyを算出する(ステップS05)。
ここで、このインク保持量Qm、Qc、Qyの算出の仕方としては、今回の印刷前におけるインク保持量Qm、Qc、Qyに対して、今回の印刷にて使用したインク使用量Qmout、Qcout、Qyoutを差し引くことにより求める。
なお、インク使用量Qmout、Qcout、Qyoutは、実際にキャリッジ23が1往復して印刷した際に用いたインク量である。
次に、上記保持量増加動作(ステップS03)について図15を参照しながら説明する。
制御部38は、インク保持量Qとインク保持量閾値Qlimitとの比較(ステップS02)の結果、図15(a)に示すように、インク保持室74が萎んでインク保持量Qがインク保持量閾値Qlimit以下であると判断した場合は、キャリッジモータ26bを駆動させることにより、キャリッジ23を圧縮機構部37へ向かって移動させ、キャリッジ23のインクポンプ部34を圧縮機構部37に当接させる。
このようにすると、図15(b)に示すように、圧縮機構部37の押し当て板63によってインクポンプ部34の押さえ板54が圧縮バネ55の付勢力に抗して押し込まれ、インク溜まり部53が圧縮される。
これにより、圧縮されたインク溜まり部53内に貯留されていたインクが逆止弁40を介してインク保持部35の流路72に送り込まれ、この流路72から連結孔71bを介してインク保持室74内に流れ込み、弾性壁73が外側へ膨出してインク保持室74が拡大する。つまり、インクポンプ部34から送り込まれるインクがインク保持部35のインク保持室74内に加圧された状態にて保持される。これにより、全色のインク保持部35におけるインク保持量Qがインク保持量閾値Qlimitよりも多くなった状態とされる。
このとき、インク保持量Qがインク保持量閾値Qlimitより多い状態の色のインクを保持しているインク保持部35あるいはインクポンプ部34のインク溜まり部53の圧縮途中にインク保持量Qがインク保持量閾値Qlimitより多い状態となった色のインクを保持しているインク保持部35では、インクポンプ部34からインク保持部35へのインクの流入が行われないためインクポンプ部34のインク溜まり部53が圧縮されず、圧縮機構部37の押し当て板63が圧縮バネ64の付勢力に抗して押し込まれる。
その後、制御部38は、印刷動作に移行すべく、キャリッジモータ26bを駆動させる。これにより、キャリッジ23が圧縮機構部37から離間すると、図15(c)に示すように、圧縮機構部37によるインクポンプ部34の押圧が解除されることにより、押さえ板54が圧縮バネ55の付勢力によって外方へ押し出され、圧縮されていたインク溜まり部53が膨出する。
これにより、インク溜まり部53内が負圧となり、インクカートリッジ17内のインクが逆止弁39を介して流路31、インク供給チューブ33へ引き込まれ、インク溜まり部53内へ流れ込む。
また、上記インクジェットプリンタ1では、インクジェット記録ヘッド21における各インクノズル内のインク液の粘度増大やインクメニスカスの壊れによってドット抜け等の印刷不良の防止のために、インクジェット記録ヘッド21に対してクリーニング処理が行われる。
具体的には、前回のクリーニング処理後の経過時間、あるいはその間の各インクノズルからのインク液の吐出量等のデータに基づいて、インクジェット記録ヘッド21の使用状況が一定の条件に達すると自動的に開始される自動クリーニング処理と、オペレータが印刷結果を見てドット抜けや印刷汚れ等の不具合の発生に気が付いたときにクリーニングボタンを操作することにより手動で開始されるマニュアルクリーニング処理とがある。
このクリーニング処理が開始されると、キャリッジ23がホームポジションに移動し、この状態にて、インク吸引機構29の廃インク送給ポンプが作動する。
これにより、各インクジェット記録ヘッド21のインクが吸い込まれ、インクカートリッジ17内の廃インク貯留空間(図示略)内へ送り込まれる。
そして、制御部38は、上記のようなインクジェット記録ヘッド21のインクの吸引動作を行った後に、保持量リセット処理を行う。
ここで、吸引動作によってインク保持部35のインクがインクジェット記録ヘッド21側へ引き込まれたことにより、インク保持部35の流路72内が負圧となり、弾性壁73が保持部本体71の壁体71aに密着され、インク保持室74内のインクが空の状態となる。
つまり、制御部38は、このように、吸引動作後のインク保持部35の弾性壁73が保持部本体71の壁体71aに密着してインク保持室74が空となった状態にて、各色のインク保持量Qm、Qc、Qyを0にする保持量リセット処理を行う。
そして、この状態から制御部38は、前述したインク保持量監視処理を行う。これにより、インク保持部35におけるインク保持室74内に、印刷に必要なインク保持量を確実に保持させることができる。
以上、説明したように、上記実施形態によれば、キャリッジ23の所定位置への移動によって圧縮されてインク保持部35へインクを送り出すとともに、キャリッジ23の所定位置から外れた位置への移動によって復元してインクカートリッジ17からインクを引き込むインクポンプ部34を備えたので、キャリッジ23を所定位置へ移動させることにより、極めて容易にかつ確実にインクポンプ部34を圧縮させてインク保持部35へインクを送り出すことができる。
これにより、簡単な構造にてインクジェット記録ヘッド21へインクを円滑に供給し、用紙への印刷を良好に行うことができ、また、複雑な加圧ユニットを追加することがないので、装置の小型化を図ることができる。
また、インクポンプ部34が、圧縮バネ55によって外方へ膨出される可撓性を有するフィルム52によって覆われたインク溜まり部53を有し、インク溜まり部53を押圧することによりインク溜まり部53内のインクが吐出される構造であるので、インクポンプ部34を圧縮することにより、外方に膨出したインク溜まり部53を確実に押圧してインク保持部35へインクを吐出させることができる。また、圧縮を解除すると、圧縮バネ55によってインク溜まり部53が確実に外方へ膨出するので、インク溜まり部53へインクカートリッジ17側からインクを確実に引き込むことができる。
しかも、インクカートリッジ17側からインクポンプ部34側へのみインクが流れる逆止弁39と、インクポンプ部34側からインク保持部35側へのみインクが流れる逆止弁40とを設けたので、インクポンプ部34からインクを送り出す際のインクカートリッジ17側へのインクの逆流を防止することができ、また、インクポンプ部34へインクを引き込む際のインク保持部35側からのインクの逆流を防止することができる。
さらには、キャリッジ23の移動経路上にインクポンプ部34を圧縮する圧縮機構部37を設けたので、キャリッジ23を所定位置へ移動させることにより、キャリッジ23に設けられたインクポンプ部34を圧縮機構部37へ確実に当接させてインクポンプ部34によるインクの送り出しを確実に行うことができる。
また、圧縮機構部37を、インクポンプ部34に当接される押し当て板63と、押し当て板63をインクポンプ部34側へ付勢する圧縮バネ64とを備えた構造としたので、圧縮不足や圧縮過剰などの不具合なくインクポンプ部34を必要な圧縮力にて圧縮させることができる。
また、インク保持部35の構造を、インクポンプ部34から供給されたインクによって加圧されて膨出してインクを保持する弾性壁73を有するインク保持室74を備えた構造としたので、インクポンプ部34から送り込まれるインクをインク保持室74にて確実に保持することができ、インクジェット記録ヘッド21へ確実にインクを供給することができる。
さらに、インク保持部35とインクジェット記録ヘッド21との間に、インク保持部35側のインクの圧力変動のインクジェット記録ヘッド21側への伝達を遮断する自己封止ユニット36を備えたので、自己封止ユニット36によってインクジェット記録ヘッド21へのインクの圧力変動の伝達による印刷不良をなくすことができる。
なお、上記実施形態では、インクジェット記録ヘッド21の移動経路上における印刷可能領域外に圧縮機構部37を設けても良いが、インクジェット記録ヘッド21が印刷可能領域の端部に到達した際に圧縮機構部37がインクポンプ部34に当接するような位置に圧縮機構部37を設置しても良い。
また、上記実施形態では、シート状の媒体として、用紙を例にとって説明したが、本発明は、樹脂製のフィルム等からなる媒体も適用可能である。
本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタの外観斜視図である。 図1に示したインクジェットプリンタのプリンタカバーを開いた状態の斜視図である。 図2に示したインクジェットプリンタからプリンタケースを取り外した状態の斜視図である。 図3に示したインクジェットプリンタのインクカートリッジからキャリッジ上のインクジェット記録ヘッドまでの部品の接続構造を示す要部斜視図である。 図4に示したインクカートリッジからキャリッジ上のインクジェット記録ヘッドまでの構成を別の向きから見た斜視図である。 図4に示したインクジェットプリンタの概略構成図である。 逆止弁の構造を説明する断面図である。 逆止弁の構造を説明する平面図である。 逆止弁の動きを説明する断面図である。 インク保持部の構造を説明する断面図である。 インク保持部の動きを説明する断面図である。 自己封止ユニットの構造を説明する断面図である。 自己封止ユニットの動きを説明する断面図である。 本実施形態のインクジェットプリンタにおけるインク保持量の監視処理を説明するフローチャートである。 インク保持量の監視処理における保持量増加動作を説明する図である。 従来のインクジェットプリンタのインク供給部周辺の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…インクジェットプリンタ(記録装置)、17…インクカートリッジ、21…インクジェット記録ヘッド(記録ヘッド)、23…キャリッジ、34…インクポンプ部、35…インク保持部、36…自己封止ユニット、37…圧縮機構部、39,40…逆止弁、52…フィルム、53…インク溜まり部、55…圧縮バネ、63…押し当て板、64…圧縮バネ、73…弾性壁、74…インク保持室。

Claims (8)

  1. 往復移動されるキャリッジと、このキャリッジに設けられた記録ヘッドへ供給されるインクの流路とを備えたインク供給機構であって、
    前記キャリッジの所定位置への移動によって圧縮されて前記記録ヘッドへインクを送り出すとともに、前記キャリッジの所定位置から外れた位置への移動によって復元して前記流路の上流側からインクを引き込むインクポンプ部を備えたことを特徴とするインク供給機構。
  2. 前記インクポンプ部は、圧縮バネによって外方へ膨出される可撓性を有するフィルムによって覆われたインク溜まり部を有し、前記インク溜まり部を押圧することにより前記インク溜まり部内のインクが吐出されることを特徴とする請求項1に記載のインク供給機構。
  3. 前記流路の上流側から前記インクポンプ部側へのみインクが流れる逆止弁と、前記インクポンプ部側から前記記録ヘッド側へのみインクが流れる逆止弁とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインク供給機構。
  4. 前記インクポンプ部が前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジの移動経路上に前記インクポンプ部を圧縮する圧縮機構部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインク供給機構。
  5. 前記圧縮機構部は、前記インクポンプ部に当接される押し当て板と、前記押し当て板を前記インクポンプ部側へ付勢する圧縮バネとを備えたことを特徴とする請求項4に記載のインク供給機構。
  6. 前記インクポンプ部と前記記録ヘッドとの間に、前記インクポンプ部から供給されたインクによって加圧されて膨出してインクを保持する弾性壁を有するインク保持室を備えたインク保持部を設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインク供給機構。
  7. 前記インク保持部と前記記録ヘッドとの間に、前記インク保持部側のインクの圧力変動の前記記録ヘッド側への伝達を遮断する自己封止ユニットを備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のインク供給機構。
  8. 搬送されるシート状の媒体へ前記記録ヘッドにて印刷を施す記録装置であって、
    前記流路の上流側から前記記録ヘッドへインクを供給するインク供給機構として、請求項1から7のいずれか1項に記載のインク供給機構を備えたことを特徴とする記録装置。
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