JP2007159714A - 男性用使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時に組み立てた袋状のパッドの上端開口部から男性器官が外れるのを抑えられるようにした男性用使い捨ておむつを提供する。
【解決手段】液透過性の内面シート2と、液不透過性の外面シート3と、これら両シート間に配設される液吸収体4とが一体に形成されて中央吸収体部5を備えた縦長矩形状のおむつ本体1を構成する。中央吸収体部5の長手方向に沿った両側に横漏れ防止用のガードフラップ6を対設すると共に、前記おむつ本体1の一方の端部近傍に、おむつ本体1の両端部を男性器官に当てて保持するための保持具10を取り付ける。剥離紙9によって被覆されたずれ防止用の粘着部8を設けても良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に「尿とりパッド」と称される男性用使い捨ておむつに関する。
高齢者男性の失禁対策或いは介護のために、男性器官に装着して尿とりパッドとして使用される男性用使い捨ておむつが従来知られている。例えば、特許文献1に開示されている男性用使い捨ておむつは、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シート間に配置される吸収体とを具備し、実質的に縦長に形成されてなり、幅方向中央部に位置する中央吸収部、及びこの中央吸収部の長手方向の両側にそれぞれ位置する一対のサイドフラップを有する男性用使い捨ておむつであって、一方のサイドフラップに撥水性部材が敷設され、この撥水性部材の表面に細帯状のおむつ組み立て用の固着部がおむつの長手方向に沿って設けられており、その固着部は一端がおむつの一端縁の近傍に位置し、且つその他端がおむつの長手方向に対する中心線よりもおむつの他端側に位置するように設けられ、上記中央吸収部におけるバックシートの表面におむつ固定用の粘着部が設けられ、上記固着部及び粘着部はそれぞれ剥離紙により被覆されている構成のものである。そして、この男性用使い捨ておむつは、剥離紙を剥がして固着部を露出させた後、長手方向の真ん中近傍を中心線としておむつの一端側を内側に斜めに折り畳み、次いでおむつの他端側を先に折り畳んだ端部の折曲縁部に沿うように折り返して固着部を貼り付けることで先の尖ったほぼ三角形状の袋体に組み立て、更に剥離紙を剥がして前記粘着部を露出させることにより他のおむつ又は下着に貼り付けて使用に供する。
特許文献2においても、特許文献1のものと構成が基本的に類似する形態の男性用使い捨ておむつが開示されている。更に、特許文献3に開示されている男性用使い捨ておむつは、液透過性のトップシート、液不透過性のバックシート及びこれら両シート間に配置される吸収体により形成された中央吸収体部と、この中央吸収体部の長手方向の両側に位置する一対のサイドフラップと、中央吸収体部の長手方向の両側縁に位置し、トップシート及びバックシートにより形成された一対の端縁部とを有する吸収性本体からなり、この吸収性本体の長手方向の中央部を折り曲げ部として長手方向に二つ折りにされ、互いに当接するサイドフラップが固着されてほぼカップ形状の袋体に構成されたものである。
特許第3519192号公報 特許第3558734号公報 特開平9−19452号公報
上記従来例の男性用使い捨ておむつは、使用時には三角形状又はカップ形状に組み立てられた袋体(パッド)を男性器官に装着し、且つパッドに設けた粘着部を介して他のおむつや下着に貼着することでずれ防止を図るようにしている。しかしながら、男性器官を挿入するパッドの上端開口部が上方に向けて拡大しているため、歩行等の動きに伴って男性器官が外れる事態が発生し、パッドにより確実に尿受けできないという問題点があった。パッドの上端開口部には弾性部材を介在させてギャザー状に形成した収縮部が位置するようにして、上端開口部の上方への拡がりを小さく抑えるように配慮してあるが、現実には男性器官の外れを防ぐまでには到っていない。又、パッドを他のおむつや下着に貼り付けるための粘着部は、パッドの交換時には容易に剥がせるようにするため粘着力を比較的弱めに設定してある。このため、静止状態においてはパッドのずれ防止を発揮できるとは言え、身動き状態ではパッドがずれたり粘着部が剥離したりすることがある。このような事態が生じると、男性器官が外れてパッドにより確実に尿受けできないことになる。
本発明は、このような従来の男性用使い捨ておむつにおける問題点を解決するためになされ、使用時に組み立てられたパッドの上端開口部から男性器官が外れるのを抑えられるようにした男性用使い捨ておむつを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の男性用使い捨ておむつは、液透過性の内面シートと、液不透過性の外面シートと、これら両シート間に配設される液吸収体とが一体に形成されて中央吸収体部を備えた縦長矩形状のおむつ本体が構成され、前記中央吸収体部の長手方向に沿った両側に横漏れ防止用のガードフラップが対設され、前記おむつ本体の一方の端部近傍に、おむつ本体の両端部を男性器官に当てて保持するための保持具が取り付けられていることを特徴とする。
請求項2の男性用使い捨ておむつは、請求項1に記載の男性用使い捨ておむつにおいて、前記保持具は塑性変形可能な材料で紐状又は帯板状に形成され、前記おむつ本体の幅方向に沿って取り付けられていることを特徴とする。
請求項3の男性用使い捨ておむつは、請求項2に記載の男性用使い捨ておむつにおいて、前記保持具は、長さ50〜180mm、幅1〜10mm、厚さ0.5〜4mmであることを特徴とする。
上記請求項1の発明によれば、縦長矩形状のおむつ本体において保持具が取り付けられてない側の端縁部を男性器官(陰茎)の裏側に当てて略半円弧状に丸め、この状態を保持して保持具が取り付けられている側の端部を内側に折り込んでおむつ本体を二つ折り状態にし、更に保持具側の端縁部を男性器官の表側に当てて略半円弧状に丸めると共に、保持具を男性器官の円周方向に沿って塑性変形させ、この保持具によりおむつ本体の対向する略半円弧状端部を押さえ込むようにして男性器官に巻き付けることでおむつ本体を装着することができる。これにより、ほぼ筒形袋状の尿とりパッドが組み立てられ、このパッドは上端開口部が男性器官に対して保持具を介して保持されているため男性器官が外れ難くなり、且つ歩行等の動きに伴ってパッドが位置ずれしても男性器官は殆ど外れない。従って、このパッドにより確実に尿受けすることができる。又、おむつ本体の両側部には横漏れ防止用のガイドフラップが設けられており、ほぼ二つ折りされてパッドが組み立てられた時に、おむつ本体の両側部が内側に折り込まれて二重構造となり、且つ一対のガイドフラップも二つ折り状態でそれぞれ二重構造を呈するため、パッドの両側部から尿漏れすることはない。更に、保持具は男性器官に対して直接じかに接触するものではなく、おむつ本体の端部の上から巻き付けるものであるから、痛さを感じることはなく男性器官を傷付けることもない。
上記請求項2の発明によれば、前記保持具は塑性変形可能な材料で紐状又は帯板状に形成され、おむつ本体の幅方向に沿って取り付けられているため、保持具の巻き付けに際して弱い力で簡単に丸めることができ、且つパッドの交換に際しては保持具を弱い力で簡単に開くことができる。これにより、おむつ本体の装着及び交換作業を容易に行うことができ、取り扱い上便利である。
上記請求項3の発明によれば、前記保持具は、長さ50〜180mm、幅1〜10mm、厚さ0.5〜4mmに設定されているため、二つ折りしたおむつ本体の両端部をそれぞれ略半円弧状に丸めて男性器官に当てがい、その外周を保持具により固定するのに充分な寸法を備えており、紐状又は帯板状を呈することからおむつ本体の使用者に大きな違和感を与えることはなく、邪魔になることも殆どない。
次に、本発明の一実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る男性用使い捨ておむつの実施形態を示すもので、(a)は内面側から見た平面図であり、(b)は外面側から見た平面図である。図2は図1(a)におけるX−X線に沿った断面図であり、図3は図1(b)におけるY−Y線に沿った断面図である。図4は本発明に係る男性用使い捨ておむつを男性器官に装着する時の状態を模式的に示す斜視図であり、図5は本発明に係る男性用使い捨ておむつを男性器官に装着してパッドを組み立てた状態を模式的に示す斜視図である。
図1において、1はおむつ本体を示しており、液透過性の内面シート2と、液不透過性の外面シート3と、これら両シート間に配設される液吸収体4とが一体に形成されて中央吸収体部5を備えた縦長矩形状に構成されている。おむつ本体の1の大きさは、例えば長手方向350〜530mm、幅方向160〜210mmに設定されている。
液透過性の内面シート2は、例えば織布、不織布、多孔性の軟質樹脂フィルム等を使用することができ、周縁部には撥水処理を施して尿が染み出さないようにすることが望ましい。液不透過性の外面シート3は、例えばポリエチレン等の軟質樹脂フィルムを用いることができ、好ましくは熱可塑性樹脂を延伸加工し且つエンボス処理を施すことにより感触の良いものとし、更に好ましくは通気性を具備するように形成する。液吸収体4は、例えばパルプを主材として高分子吸水ポリマーを併用したものが好ましく、その他熱可塑性樹脂、セルロース繊維、高分子吸収ポリマーの混合物を熱処理したものが良い。高分子吸水ポリマーは、自重の20倍以上の液体を吸収して保持する性能を有し、ゲル化する性質を有する粒子状のものが好ましい。
おむつ本体1の外周部は、内面シート2と外面シート3とを合着することにより塞がれており、液吸収体4により吸収した尿がおむつ本体1の外周部から漏れ出ないようにしてある。又、図1(a)及び図2に示すように内面シート2の両側部における立上部分の先端に横漏れ防止用のガイドフラップ6が、おむつ本体1の長手方向に沿って対設されており、これらのガイドフラップ6内に糸状の細い弾性体7を、当該ガイドフラップ6の長手方向に沿って複数本(図示の例では2本)挿着することによりギャザー状の伸縮部6aをそれぞれ形成してある。弾性体7は例えば細いゴム糸を使用することができ、ギャザー状の伸縮部6aの収縮力によって両側のガイドフラップ6を、図2に仮想線で示すようにそれぞれ外側に向けて斜めに立ち上げた状態にすることができる。このギャザー状の伸縮部6aは、ガイドフラップ6の全長にわたって設けられずに、図1(a)に示すようにガイドフラップ6の上下端部(約50〜60mm)をそれぞれ除いた中央領域に設けられている。
おむつ本体1の外面側には、図1(b)及び図3に示すようにおむつ本体1の上端寄りの中央近傍における外面シート3の表面にずれ防止用の粘着部8が、約50mm×50mmの大きさに設けられ、その上に薄い剥離紙9が貼着されている。粘着部8は例えばゴム系ホットメルト接着剤等の粘着材を塗布することにより形成することができ、粘着材の粘着力はおむつ本体1の交換時の容易性を考慮して比較的弱いものを選択することが好ましい。尚、粘着部8を設けないで実施する場合もある。
おむつ本体1の上端寄りの端縁近傍における外面シート3の表面には、おむつ本体1の端部を男性器官に当てて保持するための保持具10がおむつ本体1の幅方向に沿って取り付けられている。この保持具10は、塑性変形可能な材料で紐状又は帯板状に形成され、この場合はポリエチレンの溶融固化物を延伸して塑性変形性を付与した延伸物からなり、180度折り曲げてから10分経過後の戻り角度が20度以下であり、且つ90度折り曲げてから10分経過後の戻り角度が15度以下になるまで延伸したものである。この延伸物としては、例えば三井化学株式会社製の糸状又は帯状塑性変形性ポリエチレン材料(特許第3582854号)を使用することができる。
上記保持具10は、例えば長さ50〜180mm、幅1〜10mm、厚さ0.5〜4mmであることが好ましく、より好ましくは長さ120〜160mm、幅3〜8mm、厚さ2〜3mmである。又、外面シート3に対する保持具10の取り付けは、接着剤又は両面接着テープを介して容易に行うことができる。尚、保持具10はおむつ本体1の外面側に詳しくは外面シート3の表面に取り付ける他に、おむつ本体1の内面側に詳しくは内面シート2の表面に取り付け、或いはおむつ本体1の内部に詳しくは外面シート3と内面シート2との間に挟んで取り付けるようにしても良い。
本発明に係る男性用使い捨ておむつは上記の実施形態のように構成されており、図4及び図5を参照しながらその使用方法について説明する。図4は、男性用使い捨ておむつを男性器官に装着する時の状態を模式的に示しており、先ずおむつ本体1における保持具10が取り付けられていない側の端縁部を外側に折り曲げて、中央吸収体部5の端縁がほぼ折り返しの稜線位置となるようにし、中央吸収体部5が内側となるようにして折曲端部を男性器官11の裏側に当てて略半円弧状に丸める。この時、おむつ本体の1の両側部は、男性器官11に当てた端部からおむつ本体1のほぼ中央部にかけて内側にそれぞれ折り返される。この両側部の折り返しは、男性器官11に当てた端部近傍は大きく、おむつ本体1の中央部に向かって徐々に小さくなる。
次に、おむつ本体1における保持具10が取り付けられている側の端部を内側に折り返して、図5に示すようにおむつ本体1をほぼ二つ折りにすると共に、その端縁部を男性器官11の表側に当てて略半円弧状に丸める。この時、折り曲げた端部側の両側部は男性器官11に当てた端部からおむつ本体1のほぼ中央部にかけて内側にそれぞれ折り返される。この折り返しは、男性器官11に当てた端部近傍は大きく、おむつ本体1の中央部に向かって徐々に小さくなり、しかも上記先の折り返し部分に外側から重なって両側部が二重構造となる。
この後、端縁部において外面シート3の表面に設けられている前記保持具10を男性器官11の円周方向に沿って塑性変形させ、この保持具10によりおむつ本体1の対向する略半円弧状端部を同時に押さえ込むようにして男性器官11に巻き付けることでおむつ本体1を装着する。この時、保持具10の長さが50mm未満であると充分な巻き付けができず、180mmを超えると巻き付けによる両端部が交差して邪魔になるため、長さは50mm〜180mmであることが好ましい。又、保持具10の幅が1mm未満であると充分な保持力が得られず、10mmを超えると装着時に塑性変形し難くなるため、幅は1mm〜10mmの範囲内であることが好ましい。そして、保持具10の厚さが0.5mm未満であると、装着後に変形し易くて保持力を維持できず、4mmを超えると装着時に塑性変形し難くなるため、厚さは0.5mm〜4mmの範囲内であることが好ましい。保持具10の幅と厚さは、長さに関連して適宜設定するものとする。
このようにして、おむつ本体1を保持具10を介して男性器官11に装着すると、ほぼ筒形袋状の尿とりパッド12を組み立てることができる。このパッド12の前面側における外面シート3のほぼ中央部には前記粘着部8が位置しており、剥離紙9を剥がして粘着部8を露出させ、図示しない他のおむつ又は下着に貼着してパッド12を固定する。尚、パッド12は保持具10を介して男性器官11に保持されているため、必ずしも粘着部8により他のおむつ又は下着にパッド12を貼着して固定する必要はない。
本実施形態におけるパッド12は、従来のものとは異なって上端開口部が男性器官11の円周方向に沿って当てられると共に、塑性変形可能な保持具10により保持されているため男性器官11の外れを抑えることができ、使用者の動きによって粘着部8が剥がれてパッド12が移動しても、男性器官11が外れるのを防ぐことができる。これにより、パッド12内で尿受けを確実に行うことができる。
二つ折りにされたパッド12の両側部は、前記のように内側への折り返し部分が互いに重なり合って二重構造になっており、且つその二重構造の内側部分において前記ギャザー状の横漏れ防止用の一対のガイドフラップ6が、二つ折り状態でそれぞれ二重構造を呈するため、パッド12の両側部から尿漏れすることはない。
前記保持具10は、男性器官11に対して直接じかに接触するものではなく、二つ折りされたおむつ本体1の端部の上から巻き付けるものであるから、痛さを感じることはなく男性器官を傷付けることもない。又、おむつ本体1の使用者に大きな違和感を与えることはなく、邪魔になることもない。この保持具10は塑性変形可能な材料で紐状又は帯板状に形成され、おむつ本体1の幅方向に沿って取り付けられているため、保持具10の巻き付けに際して弱い力で簡単に変形させることができ、且つパッド12の交換に際しては保持具10を弱い力で簡単に変形を戻して開くことができる。これにより、おむつ本体1の装着及びパッド12の交換作業を容易に行うことができ、取り扱い上便利である。
前記保持具10の効果を確認するために、本発明に係る男性用使い捨ておむつと従来品(特許文献1記載に相当するもの)との比較テストを行った。この比較テストにおいて、おむつ本体はいずれも長さ490mm、幅210mmのものを作製し、実施例1は長さ100mm×幅4mm×厚さ2mmの保持具を、実施例2は長さ100mm×幅2mm×厚さ2mmの保持具を、実施例3は長さ150mm×幅8mm×厚さ2mmの保持具をそれぞれ取り付けたもので行った。同一人に装着して行ったテスト結果を表1に示す。
Figure 2007159714
上記表1のテスト結果によると、本発明に係る実施例1ないし実施例3においては、いずれもパッドから男性器官が外れず、パッド内に尿受けすることができ、両側部からの尿漏れも無く、且つおむつ本体の装着がし易いとの評価が得られた。これにより、本発明に係る男性用使い捨ておむつは、保持具10によるパッドの保持効果が充分得られることが判明した。これに対し、保持具なしの比較例ではパッドから男性器官が外れており、パッド内に尿受けすることができず、パッド外での尿漏れ現象が観察された。又、比較例のおむつ本体は、実施例1ないし実施例3のものに比べると、装着のし易さの点で多少劣るとの評価であった。
本発明は、男性用使い捨ておむつに利用することが可能であり、特に尿とりパッドとして良好に適用することができる。
本発明に係る男性用使い捨ておむつの実施形態を示すもので、(a)は内面側から見た平面図であり、(b)は外面側から見た平面図である。 図1(a)におけるX−X線に沿った概略断面図である。 図1(b)におけるY−Y線に沿った概略断面図である。 本発明に係る男性用使い捨ておむつを男性器官に装着する時の状態を模式的に示す斜視図である。 本発明に係る男性用使い捨ておむつを男性器官に装着してパッドを組み立てた状態を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 おむつ本体
2 内面シート
3 外面シート
4 液吸収体
5 中央吸収体部
6 ガイドフラップ
6a 伸縮部
7 弾性体
8 粘着部
9 剥離紙
10 保持具
11 男性器官
12 パッド

Claims (3)

  1. 液透過性の内面シートと、液不透過性の外面シートと、これら両シート間に配設される液吸収体とが一体に形成されて中央吸収体部を備えた縦長矩形状のおむつ本体が構成され、前記中央吸収体部の長手方向に沿った両側に横漏れ防止用のガードフラップが対設され、前記おむつ本体の一方の端部近傍に、おむつ本体の両端部を男性器官に当てて保持するための保持具が取り付けられていることを特徴とする男性用使い捨ておむつ。
  2. 前記保持具は塑性変形可能な材料で紐状又は帯板状に形成され、前記おむつ本体の幅方向に沿って取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の男性用使い捨ておむつ。
  3. 前記保持具は、長さ50〜180mm、幅1〜10mm、厚さ0.5〜4mmであることを特徴とする請求項2に記載の男性用使い捨ておむつ。
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