JP2007159689A - 傘 - Google Patents

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Abstract

【課題】中央軸の外周面に対して螺旋状の案内部を形成し、案内部に基づくろくろ部の周回運動に伴って骨部を回転させることにより、傘についた水滴を容易に除去させることが可能な傘を提供する。
【解決手段】傘1の中央軸2の外周面に対して螺旋状に形成された案内凸部10を設けるとともに、ロクロ6の中央回転部15の内周面に対して案内凸部10と係合する案内凹部17を設け、ロクロ6を上昇又は下降させる際のロクロ6の周回運動に従って外骨7及び内骨8を所定方向に回転させるように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、中央軸の軸方向に対するろくろ部の移動に従って骨部が開閉する傘に関し、特に中央軸の外周面に対して螺旋状の案内部を形成し、案内部に基づくろくろ部の周回運動に伴って骨部を回転させることにより、傘についた水滴を容易に除去することが可能な傘に関する。
通常、雨天時に使用した傘を持って建物内に入ると、濡れた傘から雨の雫が落ち、床を濡らしてしまうこととなる。特に、人の出入りの多い店舗のような場所では入口付近が水浸しになり、体裁が悪いだけでなく転倒して怪我人を出すこともある。
また、ポリエチレンやビニール等の袋に傘を入れることによって水滴が落下することを防止することが行われているが、これらの袋は使い捨てであることが多く、省資源、使用後のごみ処理など環境破壊の観点からも好ましいものではなかった。
そこで、傘に付着した水滴を除去する為に、傘の水滴を自動的に除去する水滴除去装置を各店舗の店頭に備え付けることが考えられる。そして、そのような水滴除去装置として、例えば、実開平5−59185号公報には、傘を回転させる回転部とエアーを吹き出す吹き出し部とを有し、装置にセットされた傘を回転させるとともにエアーを吹き付けることによって傘の水滴を除去する雨傘水滴除去装置について記載されている。
実開平5−59185号公報(第4頁〜第6頁、図6)
しかしながら、前記した特許文献1に記載された雨傘水滴除去装置を用いる方法においては、店舗に来店した客に対して一人ずつ雨傘水滴除去装置を用いて傘の水滴を除去するように強要することは非常に困難であり、更に、水滴の除去作業に対して必要な時間が長くなっていた。また、装置を設置する店舗側の負担も大きかった。
一方で、傘の中央軸と傘布が貼り付けられた骨部や柄との接合部の接合強度はそれ程強固でなく、傘を中央軸中心に回転させることによって回転方向の応力が接合部に負荷されると、中央軸から骨部が外れてしまったり、同じく中央軸から柄が外れてしまう虞があった。更に、この問題点は、傘の使用者が手動で傘を回転させる場合も同様となっていた。
本発明は、前記従来の問題点を解消するためになされたものであり、傘に付着した水滴を専用の装置を使用することなく容易に各人が除去することが可能となるとともに、中央軸と骨及び柄との接合部に対して大きな応力を負荷させることなく、耐久性を向上させた傘を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る傘(例えば、傘1)は、一端に柄(例えば、柄3)が接続された中央軸(例えば、中央軸2)と、前記中央軸の外周面に対して所定のピッチ間隔で螺旋状に形成された案内部(例えば、案内凸部10)と、前記中央軸に対して中央軸を中心に回転可能に支持された骨部(例えば、外骨7、内骨8)と、前記案内部に従って前記中央軸を周回するとともに中央軸の軸方向に沿って移動するろくろ部(例えば、ロクロ6)と、を有し、前記骨部は前記ろくろ部の中央軸の軸方向への移動に伴って開閉するとともに前記ろくろ部の周回運動に伴って前記中央軸を中心に回転すること特徴とする。
また、請求項2に係る傘は、請求項1に記載の傘(例えば、傘1)において、前記ろくろ部(例えば、ロクロ6)は円筒形状を有するとともに内周面に対して前記案内部(例えば、案内凸部10)と係合する被案内部が形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る傘では、骨部はろくろ部の中央軸の軸方向への移動に伴って開閉するとともに、中央軸の外周面に対して所定のピッチ間隔で螺旋状に形成された案内部に沿ったろくろ部の周回運動に伴って中央軸を中心に回転するので、傘に付着した水滴を専用の装置を使用することなく容易に各人が除去することが可能となる。
また、水滴を除去する際にも、中央軸と骨及び柄との接合部に対して大きな応力を負荷させることなく、傘の耐久性を向上させることができる。
また、請求項2に係る傘では、ろくろ部は円筒形状を有するとともに内周面に対して案内部と係合する被案内部が形成されているので、複雑な構造や制御を必要とせず、簡易な構成に基づいて傘の骨部を回転させることが可能となる。
以下、本発明に係る傘について具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る傘1の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。図1は本実施形態に係る傘1の外観を示す外観図、図2は本実施形態に係る傘1の内部構造を示した概略構成図である。
図1に示すように本実施形態に係る傘1は、中央軸2と、中央軸2の一端に形成され傘1を支える為に使用者が握る柄3と、中央軸2の他端に形成された石突き部4と、石突き部4の下縁に形成され中央軸2に対して回転自在に支持された回転支持部5と、回転支持部5の下方で中央軸2に摺動自在に外挿されたロクロ6と、一端を回転支持部5に固定することにより中央軸2に対して放射状に計8本配置された外骨7と、両端部をそれぞれロクロ6と外骨7に対して連結された内骨8と、外骨7の外表面に対して貼り付けられた傘布9とから構成されている。
中央軸2は、スチールやアルミによって成形された断面円形のパイプ材から構成されている。また、中央軸2の外周面には所定のピッチ間隔h(例えばh=1cm)で螺旋状に形成された案内凸部10が設けられている。ここで、案内凸部10は高さが約2mmの凸形状を有しており、中央軸2と一体に形成されている。そして、後述するようにロクロ6の内部には案内凸部10に係合する案内凹部17が形成されており、ロクロ6は案内凸部10に従って中央軸2を上下方向に移動しつつ中央軸2を周回することとなる。
また、回転支持部5は外骨7及び内骨8(本実施形態では各8本ずつある)を中央軸2に対して支持する支持部材であり、中央軸2を中心に回転可能に取り付けられている。従って、外骨7及び内骨8についても回転支持部5を介して中央軸2を中心に回転可能に支持される。
また、外骨7及び内骨8はスチールやアルミ等により成形された棒状部材であり、外骨7に対して内骨8は節部11を介して角度が自由に変更可能なように支持されている。また、ロクロ6に対しても内骨8は角度が自由に変更可能なように支持されている。
そして、ロクロ6が中央軸2に沿って図示実線で示すように開傘位置Uまで上方向に移動すると、ロクロ6に対する内骨8の角度が徐々に大きくなり、それに伴って内骨8が徐々に外骨7を押し上げて傘1を開いた状態とする。一方、ロクロ6が中央軸2に沿って図示鎖線で示すように閉傘位置Dまで下方向に移動すると、ロクロ6に対する内骨8の角度が徐々に小さくなり、それに伴って内骨8が徐々に外骨7を押し下げて傘1を閉じた状態とする。尚、ロクロ6の開傘位置Uと閉傘位置Dに対応する中央軸2の位置にはロクロ6を係止固定するハジキを設けることが好ましい。
次に、ロクロ6について図3を用いて説明する。図3は本実施形態に係るロクロ6を中央軸2の中心軸に沿って切断した断面図である。
図3に示すようにロクロ6は、中央回転部15と中央回転部15の外周に設けられた外周空転部16とから構成されている。
ここで、中央回転部15は円筒形状を有しており、その上縁には内骨8がそれぞれ接続されている。また、中央回転部15の内周面には案内凹部17が螺旋状に形成されている。この案内凹部17は、中央軸2の外周面に形成された案内凸部10に対応した形状に形成されており、案内凸部10と案内凹部17とが係合することによって、ロクロ6は案内凸部10に沿って中央軸2を周回しながら上昇又は下降する。更に、中央回転部15の外周面には係合溝18が形成されており、係合溝18に対して後述する外周空転部16の係合片19が挿入されることによって、外周空転部16は中央回転部15に対して回転可能に支持される。
一方、外周空転部16は中央回転部15と同じく円筒形状を有しており、中央回転部15の外周を被覆する。また、外周空転部16の上縁には内側方向に延出する係合片19が形成されている。そして、係合片19が中央回転部15の係合溝18に挿入されることによって、外周空転部16は中央回転部15に対して回転可能に支持される。
次に、上記構成を有する傘1の作用効果について以下に説明する。
先ず、使用者が傘を開く為にロクロ6の外周面を握って上方向に押し上げると、中央回転部15が案内凸部10に沿って中央軸2を矢印A方向(図2参照)に周回しつつ上昇する。その結果、内骨8が外骨7を押し上げて傘を徐々に広げるとともに、中央回転部15の周回動作に伴って外骨7及び内骨8は中央軸2を中心に矢印A方向に回転する。それによって、傘布9に付着した水滴を除去することが可能となる。
一方、使用者が傘を閉じる為にロクロ6の外周面を握って下方向に引き下げると、中央回転部15が案内凸部10に沿って中央軸2を矢印B方向(図2参照)に周回しつつ下降する。その結果、内骨8が外骨7を引き下げて傘を徐々に閉じるとともに、中央回転部15の周回動作に伴って外骨7及び内骨8は中央軸2を中心に矢印B方向に回転する。それによって、傘布9に付着した水滴を除去することが可能となる。
更に、使用者は上記した傘1を開く動作と閉じる動作を繰り返し行うことによって、外骨7及び内骨8を連続して回転させることが可能となる。また、中央回転部15が回転する際においても外周空転部16は中央回転部15に対して空転する(即ち、外周空転部16は中央軸2に対して回転しない)ので、使用者はロクロ6を持つ手を持ち替えなくとも傘の開閉を行うことが可能となる。
尚、上記実施形態では手動で開閉を行う傘1を例にして説明したが、本願発明はバネの弾性力を利用し、柄に設けられたボタンを押すことによって傘を開く所謂ジャンプ傘に対してもその適用が可能である。尚、その場合には、使用者は傘を開く際にロクロ6を持つ必要がないので、外周空転部16を設けない構成とすることも可能である。
以上説明した通り本実施形態に係る傘1では、傘1の中央軸2の外周面に対して螺旋状に形成された案内凸部10を設けるとともに、ロクロ6の中央回転部15の内周面に対して案内凸部10と係合する案内凹部17を設け、ロクロ6を上昇又は下降させる際のロクロ6の周回運動に従って外骨7及び内骨8を所定方向に回転させるように構成するので、傘に付着した水滴を専用の装置を使用することなく容易に各人が除去することが可能となる。
また、水滴を除去する際にも、中央軸と骨及び柄との接合部に対して大きな応力を負荷させることなく、傘の耐久性を向上させることができる。
また、ロクロ6の内周面には、中央軸2の外周に形成された案内凸部10に係合する案内凹部17が形成され、案内凸部10と案内凹部17との係合に基づいてロクロ6は中央軸2の周囲を周回するので、複雑な構造や制御を必要とせず、簡易な構成に基づいて傘1の外骨7及び内骨8を回転させることが可能となる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では中央軸2の外周面に対して凸上の案内凸部10を設け、ロクロ6の内周面に対して凹状の案内凹部17を設けることとしているが、中央軸2の外周面に対して凹状の案内凹部を設け、ロクロ6の内周面に対して凸上の案内凸部を設けることとしても良い。
また、案内凸部10は中央軸2の全体ではなく、ロクロ6が移動する範囲のみに形成することとしても良い。
本実施形態に係る傘の外観を示す外観図である。 本実施形態に係る傘の内部構造を示した概略構成図である。 本実施形態に係るロクロを中央軸の中心軸に沿って切断した断面図である。
符号の説明
1 傘
2 中央軸
3 柄
6 ロクロ
7 外骨
8 内骨
10 案内凸部
15 中央回転部
16 外周空転部
17 案内凹部

Claims (2)

  1. 一端に柄が接続された中央軸と、
    前記中央軸の外周面に対して所定のピッチ間隔で螺旋状に形成された案内部と、
    前記中央軸に対して中央軸を中心に回転可能に支持された骨部と、
    前記案内部に従って前記中央軸を周回するとともに中央軸の軸方向に沿って移動するろくろ部と、を有し、
    前記骨部は前記ろくろ部の中央軸の軸方向への移動に伴って開閉するとともに前記ろくろ部の周回運動に伴って前記中央軸を中心に回転すること特徴とする傘。
  2. 前記ろくろ部は円筒形状を有するとともに内周面に対して前記案内部と係合する被案内部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の傘。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010012238A (ja) * 2008-06-04 2010-01-21 Katsutoshi Matsuda
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