JP2007159678A - ユニットルーム - Google Patents
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Abstract
【課題】スッキリとした外観の天井面を形成させることができて、室内で良好に水浴びすることのできるユニットルームを提供する。
【解決手段】天井3に開口された作業口4を覆蓋する天井作業口蓋5に室内側に吐水する吐水口6,6,6を設け、この吐水口6,6へ給水・給湯するための天井裏配管7の少なくとも一部を可撓性配管で構成する。
【選択図】図1
【解決手段】天井3に開口された作業口4を覆蓋する天井作業口蓋5に室内側に吐水する吐水口6,6,6を設け、この吐水口6,6へ給水・給湯するための天井裏配管7の少なくとも一部を可撓性配管で構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、洗い場の天井に、吐水口付きの天井作業口蓋を設けたユニットルームに関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、洗い場上方の天井パネルに長孔を設け、この長孔に、シャワーノズルを取り付けできるシャワーノズルカバーと作業孔カバーを取り外し自在に設けたものが存在する。
実公平7−27320号公報
上記特許文献1に開示されている構造では、天井裏への配管施工が難しく、また、シャワーノズルカバーを取り外す場合等には配管を取り外さなければならず、メンテナンス等を実施しにくいものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、天井作業口蓋を容易に開閉して天井裏の作業をすることができ、しかも、天井の美観を損なわずに洗い場で水浴びし易いユニットルームを提供せんとするものであり、その請求項1は、天井に開口された作業口を覆蓋する天井作業口蓋に室内側に吐水する吐水口を設け、該吐水口へ給水・給湯するための天井裏配管の少なくとも一部を可撓性配管で構成したことである。
また、請求項2は、前記吐水口への給湯を保温し得る保温タンクを天井裏に設けたことである。
また、請求項3は、前記天井作業口蓋に室内側を照らす照明が組み込まれていることである。
また、請求項2は、前記吐水口への給湯を保温し得る保温タンクを天井裏に設けたことである。
また、請求項3は、前記天井作業口蓋に室内側を照らす照明が組み込まれていることである。
本発明のユニットルームは、天井に開口された作業口を覆蓋する天井作業口蓋に室内側に吐水する吐水口を設け、該吐水口へ給水・給湯するための天井裏配管の少なくとも一部を可撓性配管で構成したことにより、可撓性配管が天井作業口蓋に接続されているため、天井作業口蓋を開ける際に天井裏の配管を取り外す必要がなく、容易に天井作業口蓋を開けて作業口から天井裏の作業をすることができ、作業,点検等が容易なものとなる。
また、前記吐水口への給湯を保温し得る保温タンクを天井裏に設けたことにより、天井裏スペースを利用して保温タンクを設置することができ、保温タンクに溜めた湯を即時に吐水口から吐出させて、初期冷水をなくして快適に水浴びすることができるものとなる。
また、前記天井作業口蓋に室内側を照らす照明が組み込まれていることにより、天井作業口蓋から洗い場に向かって良好に照明光を発することができ、快適に洗い場で水浴びすることができるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、ユニットルームの天井部分の縦断面構成図であり、ユニットルーム1は、壁パネル2,2で壁面が形成され、壁パネル2,2の上端に天井パネルで天井3が形成されて、この天井3の中央部には作業口4が開口されており、この作業口4の外周には、天井裏へ開放された上向き支持段部4aが形成されている。
この上向き支持段部4aに、外周に突出した当接片5aを載せて天井作業口蓋5が作業口4に覆設されており、この天井作業口蓋5の下面には、複数の吐水口6,6,6が設けられている。
図1は、ユニットルームの天井部分の縦断面構成図であり、ユニットルーム1は、壁パネル2,2で壁面が形成され、壁パネル2,2の上端に天井パネルで天井3が形成されて、この天井3の中央部には作業口4が開口されており、この作業口4の外周には、天井裏へ開放された上向き支持段部4aが形成されている。
この上向き支持段部4aに、外周に突出した当接片5aを載せて天井作業口蓋5が作業口4に覆設されており、この天井作業口蓋5の下面には、複数の吐水口6,6,6が設けられている。
この天井作業口蓋5の上面に形成されている接続口5bには、天井裏に配管された天井裏配管7が接続されており、この天井裏配管7は蛇腹管などの可撓性配管で構成されている。この天井裏配管7には給湯管8が接続されており、給湯管8は天井裏および壁パネル2の裏側で複数の支持金具9に支持されて固定されている。この給湯管8の上流側にはミキシング部10が設けられており、このミキシング部10に接続されてユニットルーム1の室内側に水栓操作部11が設けられている。
この水栓操作部11を室内側から操作することにより、ミキシング部10で適温の湯にして、給湯管8を通し、さらに天井裏配管7を通して、天井作業口蓋5の吐水口6,6,6から室内にシャワーを噴出させることができ、ユニットルーム1内で天井からのシャワーで良好に水浴びすることができるように構成されている。
なお、作業口4は天井3の中央部に設けられているため、下方側の洗い場で広い範囲に亘りシャワーを浴びて水浴びすることができるものである。
なお、作業口4は天井3の中央部に設けられているため、下方側の洗い場で広い範囲に亘りシャワーを浴びて水浴びすることができるものである。
なお、本例では、天井裏配管7が可撓性配管で構成されているため、天井裏の配管を取り外すことなく良好に天井作業口蓋5を開閉することができるものとなり、天井作業口蓋5を開けて作業口4から天井裏を良好に作業できるものである。
なお、別途、作業口4を設ける必要がなく、天井3の中央部に開けた作業口4に、吐水口6が一体化された天井作業口蓋5をスッキリとした状態で設置して、天井の美観を向上させることができるものとなる。
なお、別途、作業口4を設ける必要がなく、天井3の中央部に開けた作業口4に、吐水口6が一体化された天井作業口蓋5をスッキリとした状態で設置して、天井の美観を向上させることができるものとなる。
図2は、変更例を示すものであり、図2では、天井裏に保温タンク12を設置したもので、天井裏配管7の上流側の給湯管8内に保温タンク12を接続して、この保温タンク12に設けられているヒーター12aで保温タンク12内の湯を適温に保温しておくことができ、吐水口6からシャワーを噴出させる初期において保温タンク12内の湯を吐出させることができ、初期段階で冷水が吐水口6から噴出されて不快感を生ずることがなく、初期から適温の湯を吐出させて快適に水浴びすることができるものとなる。
なお、保温タンク12は天井裏に省スペースで設置することができ、また、作業口4を開けて良好にメンテナンスすることができるものである。
なお、保温タンク12は天井裏に省スペースで設置することができ、また、作業口4を開けて良好にメンテナンスすることができるものである。
次に、図3の拡大断面構成図で示すものは、天井作業口蓋5の変更例を示すものであり、図3の天井作業口蓋5は、内部に照明が組み込まれたものであり、さらに発電装置が組み込まれたものとなっている。
天井作業口蓋5は、上カバー51と下カバー52が合わせられて中空状に形成されており、上カバー51の上面には上面板53が覆設され、この上面板53と上カバー51間にステータコイル55と複数のLED56,56,56が内装されており、上カバー51の中央部は上方に突出して内部に軸流式水車54が内装され、この軸流式水車54とステータコイル55で発電装置が構成されている。
天井作業口蓋5は、上カバー51と下カバー52が合わせられて中空状に形成されており、上カバー51の上面には上面板53が覆設され、この上面板53と上カバー51間にステータコイル55と複数のLED56,56,56が内装されており、上カバー51の中央部は上方に突出して内部に軸流式水車54が内装され、この軸流式水車54とステータコイル55で発電装置が構成されている。
なお、軸流式水車54にはマグネットが一体的に回転できるように設けられており、軸流式水車54の上面に天井裏配管7が接続される接続口5bが形成されている。
また、下カバー52の下面にはアクリル層が溶着されて天井作業口蓋5の下面がフラットとなり美観を呈するように構成されており、アクリル層の上面側に散水板58が取り付けられており、散水板58には複数の吐水口6,6,6が形成されているとともに、複数の照明部58a,58aが上下に貫通状に形成されている。この複数の照明部58aには、それぞれ光ファイバーケーブル57が差し込まれており、光ファイバーケーブル57の上端はそれぞれLED56に連結されている。
また、下カバー52の下面にはアクリル層が溶着されて天井作業口蓋5の下面がフラットとなり美観を呈するように構成されており、アクリル層の上面側に散水板58が取り付けられており、散水板58には複数の吐水口6,6,6が形成されているとともに、複数の照明部58a,58aが上下に貫通状に形成されている。この複数の照明部58aには、それぞれ光ファイバーケーブル57が差し込まれており、光ファイバーケーブル57の上端はそれぞれLED56に連結されている。
このような構成では、接続口5bから流入される給湯により軸流式水車54がマグネットとともに回転し、これによりステータコイル55で発電されてLED56が点灯されるものであり、LED56からの光が光ファイバーケーブル57を通って照明部58aから室内側へ照射されるものである。従って、天井3の中心部から室内側に向かって複数の照明部58a,58aから照明光が照射されて室内を明るく照らすことができ、快適に吐水口6からのシャワーを浴びて室内で水浴びすることができるものとなる。
このように天井作業口蓋5に吐水口6とともに照明部58aをコンパクトに組み込むことで、スッキリとした天井を形成させることができ、別途、照明ランプを設ける必要もなく、室内がスッキリとしたものとなり、特に室内側に露出する下面はアクリル層で、極めて優れた美観を呈することとなり、天井作業口蓋5を天井3と面一状にしてスッキリとした設置状態が得られるものである。
なお、図4の要部縦断面図で示すように、天井作業口蓋5の当接片5aと天井3の上向き支持段部4aの対応する位置にそれぞれセンサー部13を設けておき、このセンサー部13を例えばタッチセンサーで構成して、このセンサー部13からの信号を受けて開閉する電磁弁式ミキシング機構10Aを設けておけば、天井作業口蓋5を開けた時にセンサー部13により開放状態を検知して、この場合にはミキシング機構10Aの電磁弁を閉じて、天井作業口蓋5を開けた時に吐水口6からシャワー水が吐出しないように構成することができる。
なお、天井作業口蓋5を閉じた状態では、ミキシング機構10A内の電磁弁が開かれて、良好に吐水口6からシャワー水を噴出させることができるものとなる。
なお、天井作業口蓋5を閉じた状態では、ミキシング機構10A内の電磁弁が開かれて、良好に吐水口6からシャワー水を噴出させることができるものとなる。
なお、さらに図5に示すように、天井作業口蓋5の当接片5aの一方側に回転ヒンジ部5cを設けておき、この回転ヒンジ部5cを中心として天井作業口蓋5を開閉できるように構成しておくこともでき、天井裏に余裕がある場合には、このような回転ヒンジ部5cを介し開閉できるように構成しておけば、漏水に対しより安全性が確保されるものとなる。
なお、図6に示すように、天井3の作業口4に室内側に下向きの下向き支持段部4bを形成させておき、この下向き支持段部4bに対し室内側へ天井作業口蓋5を回転ヒンジ部5cで開閉できるような構造としておいても良く、このような構造では、室内側から容易に天井作業口蓋5を開閉させることができるものとなる。
回転ヒンジ部5cによる開閉機構の他に、図7に示すように、スライド式で天井作業口蓋5を開閉できるように構成しても良く、図7に示すように、作業口4の側方の天井3の裏側に凹み状に収納凹部3aを形成させ、この収納凹部3aには防水トレイ3bを敷設させておき、作業口4を開ける際には、室内側から天井作業口蓋5を上方へ持ち上げて、その状態で横方向へスライドさせて、収納凹部3a内の防水トレイ3b上に載せておくことができるものである。
なお、スライド式の場合は、吐水口6を天井作業口蓋5の下面に埋め込み状に形成しておくと、天井作業口蓋5の下面がフラットとなり、スライドさせて開閉させることが容易なものとなり、また、室内側からの美観も向上されるものである。
なお、スライド式の場合は、吐水口6を天井作業口蓋5の下面に埋め込み状に形成しておくと、天井作業口蓋5の下面がフラットとなり、スライドさせて開閉させることが容易なものとなり、また、室内側からの美観も向上されるものである。
1 ユニットルーム
2 壁パネル
3 天井
3a 収納凹部
3b 防水トレイ
4 作業口
4a 上向き支持段部
4b 下向き支持段部
5 天井作業口蓋
5a 当接片
6 吐水口
7 天井裏配管(可撓性配管)
8 給湯管
9 支持金具
10 ミキシング部
10A 電磁弁式ミキシング機構
11 水栓操作部
12 保温タンク
12a ヒーター
13 センサー部
51 上カバー
52 下カバー
53 上面板
54 軸流式水車
55 ステータコイル
56 LED
57 光ファイバーケーブル
58 散水板
58a 照明部
2 壁パネル
3 天井
3a 収納凹部
3b 防水トレイ
4 作業口
4a 上向き支持段部
4b 下向き支持段部
5 天井作業口蓋
5a 当接片
6 吐水口
7 天井裏配管(可撓性配管)
8 給湯管
9 支持金具
10 ミキシング部
10A 電磁弁式ミキシング機構
11 水栓操作部
12 保温タンク
12a ヒーター
13 センサー部
51 上カバー
52 下カバー
53 上面板
54 軸流式水車
55 ステータコイル
56 LED
57 光ファイバーケーブル
58 散水板
58a 照明部
Claims (3)
- 天井に開口された作業口を覆蓋する天井作業口蓋に室内側に吐水する吐水口を設け、該吐水口へ給水・給湯するための天井裏配管の少なくとも一部を可撓性配管で構成したことを特徴とするユニットルーム。
- 前記吐水口への給湯を保温し得る保温タンクを天井裏に設けたことを特徴とする請求項1に記載のユニットルーム。
- 前記天井作業口蓋に室内側を照らす照明が組み込まれていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のユニットルーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005357049A JP2007159678A (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | ユニットルーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005357049A JP2007159678A (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | ユニットルーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007159678A true JP2007159678A (ja) | 2007-06-28 |
Family
ID=38243259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005357049A Pending JP2007159678A (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | ユニットルーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007159678A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015171672A (ja) * | 2014-03-11 | 2015-10-01 | 三菱電機株式会社 | 水処理装置及び水処理方法 |
-
2005
- 2005-12-09 JP JP2005357049A patent/JP2007159678A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015171672A (ja) * | 2014-03-11 | 2015-10-01 | 三菱電機株式会社 | 水処理装置及び水処理方法 |
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