JP2007159610A - 登録装置、認証装置、登録認証装置、登録方法、認証方法、登録プログラムおよび認証プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の被認証者それぞれに対して、もっともよい条件で撮影された眼画像によって認証処理または登録処理を行うことのできる登録装置、認証装置、登録認証装置、登録方法、認証方法、登録プログラムおよび認証プログラムを提供する。
【解決手段】被認証者30の複数の眼画像を撮影する撮影部2と、撮影部2で撮影された複数の眼画像それぞれを評価する眼画像評価部80と、複数の眼画像のうち、眼画像評価部80においてもっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行う認証処理部17とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】被認証者30の複数の眼画像を撮影する撮影部2と、撮影部2で撮影された複数の眼画像それぞれを評価する眼画像評価部80と、複数の眼画像のうち、眼画像評価部80においてもっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行う認証処理部17とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、被認証者の眼の画像を用いて個人認証を行う認証装置に関し、さらに詳しくは、認証情報の登録装置、認証装置、登録認証装置、認証情報の登録方法、認証方法、認証情報の登録プログラムおよび認証プログラムに関する。
近年、入退出管理装置や個人情報等の重要な情報が記憶された情報装置等、高いセキュリティ性が求められる装置におけるアクセス時の本人認証の方法として、人体の指紋、虹彩、眼底血管、顔の特徴、手や腕の血管パターン等、その被認証者固有の情報、いわゆるバイオメトリクス情報を用いた様々な認証方法が実用化されてきている。
その中でも、本人認証率の高さや、他人受入率の低さ等の信頼性の高さから、眼の虹彩部分の皺の模様の違いを利用した認証方法(以下、このような方法を虹彩認証方法と記す)が提案され、特に高いセキュリティ性を必要とする機器において実用化されている(例えば、特許文献1を参照。)。
このような虹彩認証方法は、被認証者の眼の部分の画像(以下、この画像を眼画像と記す)から虹彩の部分を選択的にコード化し、得られた情報を認証情報として、あらかじめ登録された情報(以下、登録認証情報と記す)との不一致度を算出し、この不一致度と所定の閾値とを比較することによって、互いに一致すると判定された場合には、被認証者があらかじめ登録された者であると認証する方法である。
このような方法においては、被認証者の登録または認証を行う際に、鮮鋭な眼画像を撮影する必要があるとともに、虹彩のできるだけ広い領域を撮影することが必要であった。しかしながら、一般的に、虹彩は、被認証者のまばたき等によって、その撮影される領域の大きさが著しく変化してしまうので、被認証者に対して、眼画像を撮影するときに、いかに目を大きく開けさせるかが課題となっていた。
このような課題を解決するために、例えば、眼画像から虹彩の直径等をステータス情報として算出し、そのステータス情報が所定の閾値に満たない場合、例えば、虹彩の直径が所定の閾値に満たない場合には、「目を大きく開けてください」等のガイダンスを出力し、被認証者に目を見開かせることによって、虹彩のできるだけ広い領域を撮影しようとする技術が提案されてきている(例えば、特許文献2を参照。)。
特許第3307936号公報
特開2001−236499号公報
しかしながら、前述のような技術においては、眼画像における虹彩の直径等の値を、所定の閾値を超えたか否かによって、その眼画像を認証処理に用いるか否かを決定する。一般的に、目の見開き方には個人差がある。よって、ある者にとっては、その所定の閾値を超えるためには、目を大きく見開く必要がない場合もあり、別の者にとっては、いくら大きく目を見開いても、その所定の閾値を超えることができず、認証できない場合もあり得る。すなわち、前述のような技術においては、目の見開き方の個人差を考慮することができなかったので、必ずしも複数の被認証者それぞれに対して、もっともよい条件で撮影された眼画像によって認証処理または登録処理を行うことができないという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、複数の被認証者それぞれに対して、もっともよい条件で撮影された眼画像によって認証処理または登録処理を行うことのできる登録装置、認証装置、登録認証装置、登録方法、認証方法、登録プログラムおよび認証プログラムを提供することを目的とする。
本発明の登録装置は、被認証者の複数の眼画像を撮影する撮影部と、撮影部で撮影された複数の眼画像それぞれを評価する眼画像評価部と、登録認証情報を記憶する記憶部と、複数の眼画像のうち、眼画像評価部においてもっともよいと評価された眼画像を登録認証情報として記憶部に記憶させる登録処理を行う登録処理部とを備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、撮影部で撮影された複数の眼画像のうち、もっともよいと評価された眼画像に対して登録処理を行うことができるので、複数の被認証者それぞれに対して、もっともよい条件で撮影された眼画像によって登録処理を行うことのできる登録装置を提供することができる。
また、眼画像評価部は、複数の眼画像それぞれから被認証者の目が見開かれているか否かを示す開目度の算出を行う開目度算出部を有する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、目の見開き方の個人差を考慮した登録装置を実現できる。
さらに、開目度算出部は、複数の眼画像それぞれに撮影された虹彩が露出していると仮定した場合の面積に対する、実際に撮影された虹彩の面積の割合によって、開目度を算出する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、開目度を数値化することができるので、客観的に比較評価することができる。
また、眼画像評価部は、複数の眼画像から、被認証者の目がもっとも見開かれている眼画像を選択する開目度判定部を備え、登録処理部は、開目度判定部によって選択された眼画像に対して登録処理を行う構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、被認証者の目がもっとも見開かれた眼画像を用いて登録処理を行うことができる。
また、撮影部で撮影された被認証者の複数の眼画像それぞれの画質を判定する画質判定部、および、複数の眼画像それぞれに眼が撮影されているか否かを判定する眼検出部を備え、眼画像評価部は、画質判定部で画質がよいと判定され、眼検出部で眼が撮影されていると判定された眼画像を用いて評価を行う構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、眼画像全体の画質をも評価して、画質がよいと判定された眼画像について処理を行うので、さらに良好な画像を用いて登録処理を行うことが可能となる。
また、登録処理部は、撮影部で撮影された眼画像の少なくとも虹彩を含む部分から認証情報を作成する認証情報作成部と、認証情報作成部で作成された認証情報を登録認証情報として記憶部に記憶させる認証情報登録部とを備えた構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、認証率の高い虹彩認証方法を用いて被認証者を認証処理するための登録処理を行うことができ、セキュリティ性の高い構成を実現できる。
また、被認証者に対して目を見開かせるような誘導を行う誘導部を備えた構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、被認証者の虹彩がより広い範囲で撮影された眼画像を迅速に撮影することが可能となる。
次に、本発明の認証装置は、被認証者の複数の眼画像を撮影する撮影部と、撮影部で撮影された複数の眼画像それぞれを評価する眼画像評価部と、複数の眼画像のうち、眼画像評価部においてもっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行う認証処理部とを備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、撮影部で撮影された複数の眼画像のうち、もっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行うことができるので、複数の被認証者それぞれに対して、もっともよい条件で撮影された眼画像によって認証処理を行うことのできる認証装置を提供することができる。
また、眼画像評価部は、複数の眼画像それぞれから被認証者の目が見開かれているか否かを示す開目度の算出を行う開目度算出部を有する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、目の見開き方の個人差を考慮した認証装置を実現できる。
さらに、開目度算出部は、複数の眼画像それぞれに撮影された虹彩が露出していると仮定した場合の面積に対する実際に撮影された虹彩の面積の割合によって、開目度を算出する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、開目度を数値化することができるので、客観的に比較評価することができる。
また、眼画像評価部は、複数の眼画像から、被認証者の目がもっとも見開かれている眼画像を選択する開目度判定部を備え、認証処理部は、開目度判定部によって選択された眼画像に対して認証処理を行う構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、被認証者の目がもっとも見開かれた眼画像を用いて認証処理を行うことができる。
さらに、撮影部で撮影された被認証者の複数の眼画像それぞれの画質を判定する画質判定部、および、複数の眼画像それぞれに眼が撮影されているか否かを判定する眼検出部を備え、眼画像評価部は、画質判定部で画質がよいと判定され、眼検出部で眼が撮影されていると判定された眼画像を用いて評価を行う構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、眼画像全体の画質をも評価して、画質がよいと判定された眼画像について処理を行うので、さらに良好な画像を用いて認証処理を行うことが可能となる。
また、認証処理部は、撮影部で撮影された眼画像の少なくとも虹彩を含む部分から認証情報を作成する認証情報作成部と、あらかじめ登録された者の登録認証情報を記憶する記憶部と、認証情報作成部で作成された認証情報と、記憶部に記憶された登録認証情報との不一致度を算出する不一致度算出部と、不一致度算出部において算出された不一致度と所定の閾値との比較によって被認証者があらかじめ登録された者であると認証できるか否かを判定する認証結果判定部とを備えた構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、認証率の高い虹彩認証方法を用いて被認証者を認証処理することのできるセキュリティ性の高い構成を実現できる。
また、被認証者に対して目を見開かせるような誘導を行う誘導部を備えた構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、被認証者の虹彩がより広い範囲で撮影された眼画像を迅速に撮影することが可能となる。
次に、本発明の登録認証装置は、被認証者の複数の眼画像を撮影する撮影部と、撮影部で撮影された複数の眼画像それぞれを評価する眼画像評価部と、登録認証情報を記憶する記憶部と、複数の眼画像のうち、眼画像評価部においてもっともよいと評価された眼画像を登録認証情報として記憶部に記憶させる登録処理を行う登録処理部と、複数の眼画像のうち、眼画像評価部においてもっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行う認証処理部と、認証処理および登録処理のいずれを選択するかの情報が入力される入力部と、入力部への入力によって、眼画像評価部でもっともよいと評価された眼画像を認証処理部および登録処理部に出力する切替部とを備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、撮影部で撮影された複数の眼画像のうち、もっともよいと評価された眼画像に対して登録処理および認証処理を行うことができるので、複数の被認証者それぞれに対して、もっともよい条件で撮影された眼画像によって登録処理および認証処理を行うことのできる登録認証装置を提供することができる。
次に、本発明の登録方法は、被認証者の複数の眼画像を撮影する第1のステップと、第1のステップで撮影された複数の眼画像それぞれを評価する第2のステップと、複数の眼画像のうち、第2のステップにおいてもっともよいと評価された眼画像を登録認証情報として登録する第3のステップとを備えたことを特徴としている。
このような方法によれば、第1のステップで撮影された複数の眼画像のうち、もっともよいと評価された眼画像に対して登録処理を行うことができるので、複数の被認証者それぞれに対して、もっともよい条件で撮影された眼画像によって登録処理を行うことのできる登録方法を提供することができる。
次に、本発明の認証方法は、被認証者の複数の眼画像を撮影する第1のステップと、第1のステップで撮影された複数の眼画像それぞれを評価する第2のステップと、複数の眼画像のうち、第2のステップにおいてもっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行う第3のステップとを備えたことを特徴としている。
このような方法によれば、第1のステップで撮影された複数の眼画像のうち、もっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行うことができるので、複数の被認証者それぞれに対して、もっともよい条件で撮影された眼画像によって認証処理を行うことのできる認証方法を提供することができる。
次に、本発明の登録プログラムは、コンピュータに、被認証者の複数の眼画像を撮影する第1のステップと、第1のステップで撮影された複数の眼画像それぞれを評価する第2のステップと、複数の眼画像のうち、第2のステップにおいてもっともよいと評価された眼画像を登録認証情報として登録する第3のステップとを実行させることを特徴としている。
このようなプログラムによれば、第1のステップで撮影された複数の眼画像のうち、もっともよいと評価された眼画像に対して登録処理を行うことができるので、複数の被認証者それぞれに対して、もっともよい条件で撮影された眼画像によって登録処理を行うことのできる登録プログラムを提供することができる。
次に、本発明の認証プログラムは、コンピュータに、被認証者の複数の眼画像を撮影する第1のステップと、第1のステップで撮影された複数の眼画像それぞれを評価する第2のステップと、複数の眼画像のうち、第2のステップにおいてもっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行う第3のステップとを実行させることを特徴としている。
このようなプログラムによれば、第1のステップで撮影された複数の眼画像のうち、もっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行うことができるので、複数の被認証者それぞれに対して、もっともよい条件で撮影された眼画像によって認証処理を行うことのできる認証プログラムを提供することができる。
以上述べたように、本発明によれば、複数の被認証者それぞれに対して、もっともよい条件で撮影された眼画像によって認証処理または登録処理を行うことのできる登録装置、認証装置、登録認証装置、登録方法、認証方法、登録プログラムおよび認証プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態における認証装置1について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の構成を示すブロック図である。
まず、本発明の第1の実施の形態における認証装置1について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の構成を示すブロック図である。
図1に示したように、認証装置1は、被認証者30の眼とその近傍に光線を照射する光源部7、被認証者30に対して眼画像の撮影を促すとともに、目を見開かせるための誘導等を行う誘導部31、誘導部31によって誘導された被認証者30の眼画像を複数枚撮影する撮影部2、撮影部2で撮影された複数の眼画像それぞれの画質判定等を行って、良好と判定された眼画像を認証処理部17に送る処理(以下、この処理をキャプチャ処理と記す)を行うキャプチャ処理部3、キャプチャ処理部3でキャプチャ処理された眼画像を用いて後述するような所定の方法で虹彩認証処理を行う認証処理部17、認証処理部17に入力され、虹彩検出部11で虹彩が検出された複数の眼画像に対して、後述する評価を行い、その結果、もっともよいと評価された眼画像を認証処理部17の認証情報作成部に出力する眼画像評価部80、認証処理部17による認証結果を出力する出力部23、ならびに、光源部7、誘導部31、撮影部2、キャプチャ処理部3、眼画像評価部80および認証処理部17それぞれの動作を制御する制御部6を備える。
光源部7としては、被認証者30の眼のコントラストのよい、鮮明な虹彩画像を撮影するために、眼に対して近赤外波長(約700nmから1000nm程度の波長)を有する光線を照射することのできる光源を用いることができる。
また、撮影部2の一例としては、撮像素子としてCCDを用いた白黒カメラを用いることができる。本発明の第1の実施の形態における認証装置1における撮影部2に装着されるレンズ系としては、被認証者30の眼の領域を拡大して撮影することのできる望遠レンズを搭載することが望ましい。
誘導部31としては、液晶ディスプレイ等の表示部またはスピーカ等の音声発生部を有し、被認証者30に対して、認証を行うことを報知するとともに、眼を撮影部2の画角内に位置させたり、目を見開かせたりするような誘導を行うための情報を報知することのできる構成であればよい。
出力部23としては、例えば、液晶やEL等を用いた公知の表示装置を用いることができるし、音声で被認証者30に認証結果等を報知することのできるスピーカ等の装置、または、外部に接続された装置に対して認証結果等の情報を送信することのできる通信装置等を各種使用することも可能である。出力部23における表示装置やスピーカ等の装置については、誘導部31のものと共用することもできるし、出力部23および誘導部31それぞれに設けることも可能である。
認証装置1において、キャプチャ処理部3は、撮影部2から出力された画像からその画像の画質を判定する画質判定部9、および、撮影部2から出力された画像の中に眼とみなされる円形状の物体が撮影されているか否かを判定する眼検出部10を有する。
画質判定部9における画質の判定は、例えば、画質のよい鮮鋭な画像には所定の高周波成分の情報量が多いことを利用して、画像を周波数解析し、その所定の高周波成分の情報量を積算して、その積算値が多いほど画質がよいと判定する方法を利用することができるが、本発明はこの方法に限定されるものではない。例えば、画像全体の平均輝度情報を用いて、その平均輝度情報が所定の閾値範囲内にある場合に画質がよいと判定する方法や、他の公知の画質評価方法、またはこれらを組み合わせた方法を用いることができる。
眼検出部10は、眼画像の中から、虹彩や瞳孔等の円形状の物体が撮影されているか否かを判定する。眼検出部10における判定方法としては、例えば撮影部2で撮影された眼画像中に、瞳孔や黒目の部分と推定される丸い領域(例えば、丸くて周辺と比較して輝度の低下した領域)が存在するか否かを、眼画像と所定の大きさの輝度の低い領域を有する画像とのパターンマッチング処理を行うことで検知する方法や、眼画像の中から瞳孔候補の位置を検出する瞳孔候補検出部と、瞳孔候補の中心座標を中心とし所定の半径を持つ円の円周上における眼画像の輝度の最大値と最小値との差を求める輝度差算出部とを備え、輝度差算出部の出力が所定の閾値以内の場合にその瞳孔候補が瞳孔であると判定する方法等を用いることができる。
認証装置1に搭載された認証処理部17は、キャプチャ処理部3から出力された画像から、眼の虹彩の部分を検出する虹彩検出部11、虹彩検出部11で検出された虹彩の部分の画像から所定の方法を用いて認証情報を作成する認証情報作成部19、あらかじめ登録された者の両目の登録認証情報が記憶されている記憶部21、記憶部21に記憶された登録認証情報と認証情報作成部19で作成された認証情報とを比較して不一致度を算出する不一致度算出部20、および、不一致度算出部20によって算出された不一致度の値(以下、この値をHD値またはハミング値とも記す)と所定の閾値とを比較することによって、被認証者30があらかじめ登録された者であるか否かを判定する認証結果判定部22を有する。
また、認証装置1においては、図1に示すように、その認証処理部17の虹彩検出部11からの出力が、眼画像評価部80に送られ、眼画像評価部80においては、複数の眼画像の中からもっともよい評価の眼画像が認証情報作成部19に送られる。
ここで、認証装置1に搭載された認証処理部17の虹彩検出部11の処理について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の認証処理部17に搭載された虹彩検出部11の処理について説明するための図である。例えば、図2に示したような眼画像60がキャプチャ処理部3から虹彩検出部11に入力されたとする。まず、虹彩検出部11は、眼画像60の虹彩61と白目の部分との境界(図2における紙面水平方向の虹彩61のエッジ部分)を虹彩輪郭160として決定する。この虹彩輪郭160の決定は、例えば、虹彩61が略円形状であることを利用して、中心座標を移動させながら半径を変化させて、輝度値の周回積分を行い、その値がもっとも大きく変化する位置を虹彩輪郭160として決定する方法によって行うことができ、この方法によれば、虹彩61の虹彩輪郭160を円弧としたときの中心座標および半径が算出される。
また、認証装置1の認証処理部17に搭載された虹彩検出部11は、眼画像60における虹彩61とまぶたとの境界(図2における紙面垂直方向の虹彩61のエッジ部分)をまぶた輪郭161として決定する。まぶた輪郭161の形状の決定は、虹彩61とまぶたとの間の輝度差の大きな部分の形状と、様々な形状を有するスプライン曲線とをマッチング処理することにより、もっともフィットするスプライン曲線の形状を、まぶた輪郭161の形状として決定することにより行うことができる。上述した処理によって、虹彩検出部11で検出された、虹彩61の虹彩輪郭160を円弧としたときの中心座標および半径、さらに、まぶた輪郭161を表現するスプライン曲線の関数のデータは、虹彩61の形状情報として眼画像評価部80に送られる。このとき、虹彩検出部11から眼画像評価部80に、切り出された虹彩61の部分画像も出力される。
次に、認証装置1に搭載された眼画像評価部80について説明する。図1に戻って、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の眼画像評価部80は、虹彩検出部11から送られた、虹彩61の部分画像が一時的に書き込まれる一時記憶部82、一時記憶部82に虹彩61の部分画像を書き込む書込部81、一時記憶部82に記憶された虹彩61の部分画像または虹彩検出部11から送られた形状情報から、被認証者30の目がどの程度見開かれているかを示す開目度を算出する開目度算出部71、一時記憶部82に記憶された虹彩61の複数の部分画像のうち、開目度がもっとも高い部分画像を判定する開目度判定部72、および、開目度判定部72で開目度がもっとも高いと判定された部分画像を一時記憶部82から読み出して認証情報作成部19に送る読出部83を備える。
認証装置1に搭載された眼画像評価部80においては、虹彩検出部11において検出された虹彩61の形状情報、または、虹彩61の部分画像が開目度算出部71に送られ、開目度算出部71において、被認証者30が目を見開いている度合い、すなわち開目度が算出される。図3は、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の眼画像評価部80の開目度算出部71の処理内容を説明するための図である。ここで、例えば、キャプチャ処理部3から、図3に示したような虹彩61の一部がまぶたによって覆われたような眼画像60が認証処理部17に入力されたとする。
このとき、認証処理部17の虹彩検出部11では、前述のように、虹彩61の部分が切り出され、虹彩検出部11から開目度算出部71に、図3に示した眼画像60のうち、虹彩61の形状情報または部分画像が送られる。開目度算出部71では、虹彩検出部11で検出された虹彩61の形状情報、すなわち、虹彩輪郭160の中心座標および半径、さらに、まぶた輪郭161を表現するスプライン曲線の関数から、実際に眼画像60において撮影されている虹彩61の面積を算出することができる。具体的には、開目度算出部71では、虹彩61の形状情報にもとづいて、虹彩61がまぶたに覆われずに、全部露出していると仮定した場合の面積を算出するとともに、実際に眼画像60に撮影された虹彩61の面積を算出する。そして、開目度Rを、
開目度R=(実際に眼画像60に撮影された虹彩61の面積)/(全部露出していると仮定した場合の虹彩の面積)
として算出し、開目度判定部72に出力する。
開目度R=(実際に眼画像60に撮影された虹彩61の面積)/(全部露出していると仮定した場合の虹彩の面積)
として算出し、開目度判定部72に出力する。
また、虹彩検出部11から開目度算出部71に対して、虹彩61の部分画像が出力されている場合には、開目度算出部71は、図3における眼画像60の紙面に向かって水平方向の虹彩61の領域の画素数D1、および、眼画像60における紙面に向かって垂直方向の虹彩61の領域の画素数D2をそれぞれカウントし、その比率、すなわち、
R=D2/D1
の値を開目度Rとして決定し、開目度判定部72に出力することも可能である。
R=D2/D1
の値を開目度Rとして決定し、開目度判定部72に出力することも可能である。
ここで、一般に水平方向の画素数D1は、被認証者30がまぶたを開閉する程度によらずほぼ一定である一方、垂直方向の画素数D2は、目の開閉によって変化する。例えば、垂直方向の画素数D2は、被認証者30が十分に目を見開いている場合には、開目度Rの値が約1.0、すなわち、水平方向の画素数D1と略等しい値となり、逆に被認証者が目を十分に見開いていない場合には、開目度Rは1.0よりも小さい値となる。
認証装置1の眼画像評価部80の開目度算出部71は、被認証者30の眼を撮影した複数の眼画像それぞれに対して、上述のような方法で開目度を算出して、開目度判定部72に送る。
次に、開目度判定部72では、開目度算出部71から送られた、被認証者30の眼を撮影した複数の眼画像それぞれについての開目度Rの値を比較して、もっとも目が見開かれている眼画像を選択して、その選択された眼画像を示す情報を読出部83に送る。
図4は、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の眼画像評価部80の開目度判定部72の機能について説明するための図である。図4に示したように、例えば、被認証者Aについて、撮影開始から時間t1〜t5において、例えば一定間隔で複数回撮影された眼画像それぞれから開目度101〜105が得られたとし、被認証者Bについて、時間t1〜t5において撮影された眼画像それぞれから開目度201〜205が得られたとする。このような条件において、開目度判定部72は、被認証者毎に、もっとも高い開目度が得られた眼画像を選択する。具体的には、開目度判定部72は、被認証者Aについて、開目度101〜105が開目度算出部71からすべて入力された後に、もっとも高い値を有する開目度103に対応する眼画像を選択してもよいし、時間t1〜t3において入力される開目度101〜103の値が増加し、その後に、時間t4における開目度104の値が減少した場合には、直前の時間t3における眼画像の開目度103がもっとも高くなるとみなして、開目度103に対応する眼画像を選択することも可能である。後者の方法によれば、前者の方法と比べてより迅速に判定を行うことができるが、前者の方法を用いた方が、後者の方法よりも開目度のばらつき等による微細な変化の影響を受けにくい判定を行うことが可能である。
認証装置1の眼画像評価部80の開目度判定部72は、被認証者Bについても、前述の方法と同様の方法で、時間t1〜t5において撮影された眼画像それぞれについて得られた開目度201〜205から、もっとも高い値を有する開目度203に対応する眼画像を選択することができる。
これにより、本発明の第1の実施の形態における認証装置1によれば、被認証者30それぞれについて、もっとも開目度の高い眼画像を用いて認証処理を行うことができる。
例えば、従来の技術のように、図4に示した閾値Th1を設けて、この閾値Th1を超えた眼画像を認証処理に用いるとすると、被認証者Bについては、開目度203に対応する眼画像を認証処理に用いることが可能であるが、被認証者Aについては、開目度102〜105に対応する眼画像のいずれもが認証処理に用いられる可能性がある。この場合、開目度103と開目度105とはともに閾値Th1を超えているものの、その値は大きく異なり、対応する眼画像を用いて認証した結果も異なる可能性がある。本発明の第1の実施の形態における認証装置1によれば、被認証者Aについて、もっとも高い値を有する開目度103に対応する眼画像を用いて認証処理を行うことができるので、もっとも高精度に認証処理を行うことが可能である。
認証装置1の眼画像評価部80の読出部83は、開目度判定部72によってもっとも開目度が高いと判定された眼画像を一時記憶部82から読み出して、認証処理部17の認証情報作成部19に送る。
認証装置1の眼画像評価部80の一時記憶部82としては、半導体メモリやハードディスクドライブ装置等、様々な公知の記憶媒体を用いることが可能であり、その書込部81および読出部83もそれぞれ一時記憶部82の記憶媒体の種類に応じたものを用いることが可能である。
図1に戻って、認証装置1においては、記憶部21には、あらかじめ登録された者の両目または片目の登録認証情報が記憶されており、不一致度算出部20は、認証情報作成部19で作成された認証情報と、記憶部21に記憶された登録認証情報とを用いてそのハミング値を不一致度を示す情報として算出し、その不一致度を示すHD値を認証結果判定部22に送る。認証結果判定部22は、不一致度算出部20において算出された不一致度の値(HD値)にもとづいて、所定の閾値を用いて被認証者30があらかじめ登録された者であるか否かを判定する。認証結果判定部22は、認証結果を示す情報、すなわち、被認証者30があらかじめ登録された者である場合は「認証可能」を示す情報を出力部23に出力し、被認証者30があらかじめ登録された者でない場合には、「認証不可能」を示す情報を出力部23に出力する。
なお、認証処理部17の各構成要素のうち、虹彩検出部11における虹彩61の部分の検出方法、認証情報作成部19における認証情報の作成方法、不一致度算出部20における不一致度の算出方法、および、認証結果判定部22における、不一致度算出部20において算出された不一致度を用いた認証結果の判定方法としては、例えば特許文献1に記載した方法を用いることができる。
次に、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の動作について説明する。
図5は、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の動作ステップを示すフローチャートである。図5に示したように、本発明の第1の実施の形態における認証装置1は、まず、制御部6が誘導部31に対して、被認証者30の眼を撮影部2の撮影範囲内に位置させ、かつ、目を見開かせるような誘導を行う(S1)。
この誘導部31が被認証者30に対して行う誘導の一例について説明する。誘導部31は、被認証者30に対して、「眼の撮影を行いますので、目を見開いてカメラのレンズを見つめてください」)というように、撮影を行うことを報知するとともに、目を大きく見開いて撮影部2に向けさせるような情報を誘導情報として報知する。この誘導部31によって報知された誘導情報を、画面を見ることにより、または、音声によって聞くことによって、被認証者30は、自らの目を見開かせながら撮影部2の撮影範囲内に配置させる。なお、被認証者30に目を見開かせるための誘導は、前述の例のように、眼画像の撮影を行う前に行ってもよいし、実際に撮影を行って、眼画像がキャプチャされてから(後述するステップS5の後に)行うこともでき、この方が、図4に示したような山なりの曲線を得やすくなるので望ましい。この場合には、ステップS1においては、被認証者30に対して、単に眼を撮像される位置に配置させるような(例えば、「カメラの前に立ってください」等の)誘導を行えばよい。
次に、制御部6は、光源部7を点灯させて、被認証者30の眼の付近を照射する(S2)。なおステップS1とステップS2との順序はどちらが先でもよいし、同時に開始されてもよい。
次に、制御部6は撮影部2に被認証者30の眼を連続的に撮影させる(S3)。
次に、制御部6は、キャプチャ処理部3に対して、前述したキャプチャ処理をさせる(S4)。
ステップS4において、キャプチャ処理部3で画像がキャプチャ処理できた場合には、ステップS6に進み、キャプチャ処理できなかった場合には、ステップS3に戻って、制御部6は、撮影部2に対して再度、被認証者30の撮影を行わせる(S5)。
ステップS5において、キャプチャ処理部3で眼画像60のキャプチャ処理ができたと判定された場合には、キャプチャ処理部3から認証処理部17に眼画像が送られ、虹彩検出部11は、キャプチャ処理部3から送られた眼画像から虹彩とみなされる部分を検出し、その虹彩61の形状情報または部分画像が開目度算出部71に送られるとともに、虹彩61の部分画像が書込部81に送られる(S6)。
続いて、書込部81は、虹彩検出部11から送られた虹彩61の部分画像を一時記憶部82に書込み(S7)、開目度算出部71は、虹彩検出部11から送られた虹彩61の形状情報または部分画像から、前述の開目度を算出し、その結果を開目度判定部72に送る(S8)。
開目度判定部72では、前述のような方法で、複数の眼画像のうちから、もっとも開目度の高い虹彩が撮影された眼画像を選択する処理、すなわち開目度判定処理を行う(S9)。
開目度が最大である画像が存在すると判定された場合には、次のステップS11に進み、開目度が最大である画像が存在しないと判定された場合には、ステップS3に戻って、引き続き制御部6は撮影部2に被認証者30の眼画像を撮影させる(S10)。
ステップS10において、開目度が最大である画像が存在すると開目度判定部72で判定された場合には、読出部83はその画像を読み出す(S11)。
引き続き、認証情報作成部19では、認証情報の作成が行われ(S12)、不一致度算出部20において、記憶部21に記憶された登録認証情報との不一致度算出処理が行われ、その結果が認証結果判定部22に送られる。認証結果判定部22においては、不一致度算出部20における不一致度算出処理の結果と所定の閾値とを比較することにより被認証者30があらかじめ登録された者であるか否かの認証処理を行う(S13)。そして、その結果を出力部23に出力して、処理を終了する(S14)。
以上述べたように、本発明の第1の実施の形態における認証装置1によれば、高い信頼性を有する虹彩認証方法を用いて、被認証者30が生体であるか否かを判定することができ、さらに、もっとも目を見開かれた眼画像を用いて認証処理を行うことができるので、本人排除率を低くすることができるとともに、他人受入率を低くすることのできる構成を実現することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態における登録装置90について説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態における登録装置90の構成を示すブロック図である。登録装置90は、被認証者30をあらかじめ登録された者であるとしてその虹彩領域の画像から得られる認証情報を登録認証情報として登録することのできる装置である。
次に、本発明の第2の実施の形態における登録装置90について説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態における登録装置90の構成を示すブロック図である。登録装置90は、被認証者30をあらかじめ登録された者であるとしてその虹彩領域の画像から得られる認証情報を登録認証情報として登録することのできる装置である。
図6に示したように、登録装置90と第1の実施の形態で説明した認証装置1(図1を参照)との違いは、認証処理部17の代わりに、登録処理部47を備えているところである。他の構成要素はほぼ共通するので、共通する構成要素には同じ符号を付して、その説明を省略する。
登録装置90の登録処理部47は、キャプチャ処理部3から出力された眼画像から虹彩領域を検出して眼画像評価部80に送る虹彩検出部11、眼画像評価部80の読出部83から送られた虹彩領域の画像を用いて認証情報を作成する認証情報作成部19、および、認証情報作成部19で作成された認証情報を、登録認証情報として、記憶部21に記憶させる認証情報登録部48を備える。
次に、本発明の第2の実施の形態における登録装置90の動作について説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態における登録装置90の動作について説明するためのフローチャートである。
図7に示したように、登録装置90の動作ステップは、図5に示した認証装置1の動作ステップと比較して、ステップS1からステップS12までの各ステップが共通するので、その説明を省略する。
登録装置90は、ステップS11において、開目度が最大である画像が存在すると開目度判定部72で判定された画像が読出部83から読み出された後に、認証情報作成部19が認証情報の作成を行い(S12)、その後、認証情報登録部48が、認証情報作成部19で作成された認証情報を記憶部21に登録認証情報として記憶させる登録処理を行って、処理を終了する(S21)。このとき、ユーザに対して登録処理が終了したことを知らせるために、出力部(図示せず)から登録処理が終了したことを示す情報を出力してもよい。
以上述べたように、本発明の第2の実施の形態における登録装置90によれば、眼画像評価部80において、開目度がもっとも大きいと判定された眼画像を登録処理に供することができるので、この登録装置90で登録した登録認証情報を用いれば、認証時の認証率を向上させることができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態における登録認証装置70について説明する。図8は、本発明の第3の実施の形態における登録認証装置70の構成を示すブロック図である。登録認証装置70は、被認証者30をあらかじめ登録された者であるとしてその虹彩領域の画像から得られる認証情報を登録認証情報として登録することができるとともに、被認証者30の認証処理をも行うことのできる装置である。
次に、本発明の第3の実施の形態における登録認証装置70について説明する。図8は、本発明の第3の実施の形態における登録認証装置70の構成を示すブロック図である。登録認証装置70は、被認証者30をあらかじめ登録された者であるとしてその虹彩領域の画像から得られる認証情報を登録認証情報として登録することができるとともに、被認証者30の認証処理をも行うことのできる装置である。
図8に示したように、登録認証装置70が、第1の実施の形態において説明した認証装置1(図1を参照)と異なるところは、認証処理部17の代わりに、登録認証処理部51を備えたところと、外部から、認証処理を行うか登録処理を行うかの選択についての情報が入力される入力部63を備えたところ、さらに、制御部62が認証装置1の制御部6が行う制御に加えて、若干異なる制御を行うところである。他の構成要件については、認証装置1および登録装置90と共通するので、共通する構成要件には同一の符号を付して、その説明を省略する。
入力部63としては、プッシュスイッチやタッチパネル等の広く知られた入力デバイスを用いることができる。
登録認証処理部51は、キャプチャ処理部3から出力された眼画像から虹彩領域を検出して眼画像評価部80に送る虹彩検出部11、眼画像評価部80の読出部83から送られた虹彩領域の画像を用いて認証情報を作成する認証情報作成部19、登録された者の両目の登録認証情報が記憶される記憶部21、入力部63から入力された情報に従って、制御部62によって切り替え制御される切替部49、切替部49に接続され、認証情報作成部19で作成された認証情報を、登録認証情報として、記憶部21に記憶させる認証情報登録部48、同じく切替部49に接続され、記憶部21に記憶された登録認証情報と認証情報作成部19で作成された認証情報とを比較して不一致度を算出する不一致度算出部20、および、不一致度算出部20によって算出されたHD値と所定の閾値とを比較することによって、被認証者30があらかじめ登録された者であるか否かを判定する認証結果判定部22を有する。
次に登録認証装置70の動作について、説明する。図9は、本発明の第3の実施の形態における登録認証装置70の動作ステップを示すフローチャートである。なお、図9においても、第1の実施の形態または第2の実施の形態において説明した動作ステップと同様の動作ステップについては、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図9に示すように、まず、ユーザ(被認証者30または管理者等)から、登録処理を行うのか、認証処理を行うのかの入力が入力部63になされる(S30)。入力部63から入力された情報は、制御部62のバッファ等の記憶部(図示せず)に一時的に記憶される。
続いて、第1の実施の形態および第2の実施の形態において説明したステップS1〜ステップS12までの処理が行われる。次に、ステップS30において、入力部63から登録処理または認証処理のいずれが選択されたかによって、制御部62は、切替部49を切り替えて、認証情報作成部19で作成された認証情報を、登録処理が選択された場合には認証情報登録部48に、認証処理が選択された場合には不一致度算出部20に、それぞれ出力する(S31)。
続いて、ステップS30で、認証処理が選択された場合には、ステップS13の認証処理、および、ステップS14の出力処理が行われ、登録処理が選択された場合には、ステップS21の登録処理が行われて、処理を終了する。
以上述べたように、本発明の第3の実施の形態における登録認証装置70によれば、眼画像評価部80において、開目度がもっとも大きいと判定された眼画像を登録処理および認証処理に供することができるので、この登録認証装置70で登録した登録認証情報を用いれば、認証時の認証率を向上させることができるとともに、登録認証装置70で認証処理を行うことにより、さらに認証時の認証率を向上させることができる。
なお、本発明の実施の形態において説明した認証装置1、登録装置90および登録認証装置70それぞれにおいては、キャプチャ処理部3、認証処理部17、登録処理部47、登録認証処理部51および眼画像評価部80のそれぞれの機能について、ハードウェアおよびソフトウェアのいずれによっても実現することができることはいうまでもない。それぞれの機能をハードウェアで実現した場合には、より高速化を図ることができるし、ソフトウェアでそれぞれの機能を実現するような記述を行ってコンピュータで実行させることにより、修正の容易な、汎用性の高い構成を実現することができる。
また、本発明の実施の形態における認証装置1、登録装置90および登録認証装置70それぞれにおいては、認証処理に用いる方法として、虹彩認証方法を用いた例で説明を行ったが、本発明はこの方法に限定されない。被認証者の目を撮影した画像を用いた認証方法、例えば、網膜認証等にも適用することが可能であることはいうまでもない。
さらに、本発明の実施の形態における認証装置1、登録装置90および登録認証装置70それぞれにおいては、眼画像評価部における眼画像の評価方法として、被認証者の目の開目度を用いて評価を行う方法を用いて説明したが、本発明はこの例に限定されるものではない。例えば、眼画像を評価する方法として、瞳孔と虹彩とのコントラストや、虹彩と白目の部分のコントラスト等を用いて眼画像を評価する方法をも利用することも可能である。
以上述べたように、本発明によれば、複数の被認証者それぞれに対して、もっともよい条件で撮影された眼画像によって認証処理または登録処理を行うことができるという優れた効果を有するので、被認証者の眼の画像を用いて個人認証を行う認証装置、さらに詳しくは、認証情報の登録装置、認証装置、登録認証装置、認証情報の登録方法、認証方法、認証情報の登録プログラムおよび認証プログラム等として有用である。
1 認証装置
2 撮影部
3 キャプチャ処理部
6,62 制御部
7 光源部
9 画質判定部
10 眼検出部
11 虹彩検出部
17 認証処理部
19 認証情報作成部
20 不一致度算出部
21 記憶部
22 認証結果判定部
23 出力部
30 被認証者
31 誘導部
47 登録処理部
48 認証情報登録部
49 切替部
51 登録認証処理部
60 眼画像
61 虹彩
63 入力部
70 登録認証装置
71 開目度算出部
72 開目度判定部
80 眼画像評価部
81 書込部
82 一時記憶部
83 読出部
90 登録装置
101〜105,201〜205 開目度
160 虹彩輪郭
161 まぶた輪郭
2 撮影部
3 キャプチャ処理部
6,62 制御部
7 光源部
9 画質判定部
10 眼検出部
11 虹彩検出部
17 認証処理部
19 認証情報作成部
20 不一致度算出部
21 記憶部
22 認証結果判定部
23 出力部
30 被認証者
31 誘導部
47 登録処理部
48 認証情報登録部
49 切替部
51 登録認証処理部
60 眼画像
61 虹彩
63 入力部
70 登録認証装置
71 開目度算出部
72 開目度判定部
80 眼画像評価部
81 書込部
82 一時記憶部
83 読出部
90 登録装置
101〜105,201〜205 開目度
160 虹彩輪郭
161 まぶた輪郭
Claims (19)
- 被認証者の複数の眼画像を撮影する撮影部と、
前記撮影部で撮影された前記複数の眼画像それぞれを評価する眼画像評価部と、
登録認証情報を記憶する記憶部と、
前記複数の眼画像のうち、前記眼画像評価部においてもっともよいと評価された眼画像を前記登録認証情報として前記記憶部に記憶させる登録処理を行う登録処理部とを備えたことを特徴とする登録装置。 - 前記眼画像評価部は、前記複数の眼画像それぞれから前記被認証者の目が見開かれているか否かを示す開目度の算出を行う開目度算出部を有することを特徴とする請求項1に記載の登録装置。
- 前記開目度算出部は、前記複数の眼画像それぞれに撮影された虹彩が露出していると仮定した場合の面積に対する、実際に撮影された虹彩の面積の割合によって、前記開目度を算出することを特徴とする請求項2に記載の登録装置。
- 前記眼画像評価部は、前記複数の眼画像から、前記被認証者の目がもっとも見開かれている眼画像を選択する開目度判定部を備え、
前記登録処理部は、前記開目度判定部によって選択された眼画像に対して登録処理を行うことを特徴とする請求項2または請求項3のいずれか1項に記載の登録装置。 - 前記撮影部で撮影された前記被認証者の前記複数の眼画像それぞれの画質を判定する画質判定部、および、前記複数の眼画像それぞれに眼が撮影されているか否かを判定する眼検出部を備え、
前記眼画像評価部は、前記画質判定部で画質がよいと判定され、前記眼検出部で眼が撮影されていると判定された眼画像を用いて評価を行うことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の登録装置。 - 前記登録処理部は、
前記撮影部で撮影された眼画像の少なくとも虹彩を含む部分から認証情報を作成する認証情報作成部と、
認証情報作成部で作成された前記認証情報を登録認証情報として前記記憶部に記憶させる認証情報登録部とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の登録装置。 - 前記被認証者に対して目を見開かせるような誘導を行う誘導部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の登録装置。
- 被認証者の複数の眼画像を撮影する撮影部と、
前記撮影部で撮影された前記複数の眼画像それぞれを評価する眼画像評価部と、
前記複数の眼画像のうち、前記眼画像評価部においてもっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行う認証処理部とを備えたことを特徴とする認証装置。 - 前記眼画像評価部は、前記複数の眼画像それぞれから前記被認証者の目が見開かれているか否かを示す開目度の算出を行う開目度算出部を有することを特徴とする請求項8に記載の認証装置。
- 前記開目度算出部は、前記複数の眼画像それぞれに撮影された虹彩が露出していると仮定した場合の面積に対する実際に撮影された虹彩の面積の割合によって、前記開目度を算出することを特徴とする請求項9に記載の認証装置。
- 前記眼画像評価部は、前記複数の眼画像から、前記被認証者の目がもっとも見開かれている眼画像を選択する開目度判定部を備え、
前記認証処理部は、前記開目度判定部によって選択された眼画像に対して認証処理を行うことを特徴とする請求項9または請求項10のいずれか1項に記載の認証装置。 - 前記撮影部で撮影された前記被認証者の前記複数の眼画像それぞれの画質を判定する画質判定部、および、前記複数の眼画像それぞれに眼が撮影されているか否かを判定する眼検出部を備え、
前記眼画像評価部は、前記画質判定部で画質がよいと判定され、前記眼検出部で眼が撮影されていると判定された眼画像を用いて評価を行うことを特徴とする請求項8から請求項11までのいずれか1項に記載の認証装置。 - 前記認証処理部は、
前記撮影部で撮影された眼画像の少なくとも虹彩を含む部分から認証情報を作成する認証情報作成部と、
あらかじめ登録された者の登録認証情報を記憶する記憶部と、
前記認証情報作成部で作成された認証情報と、前記記憶部に記憶された登録認証情報との不一致度を算出する不一致度算出部と、
前記不一致度算出部において算出された不一致度と所定の閾値との比較によって前記被認証者が前記あらかじめ登録された者であると認証できるか否かを判定する認証結果判定部とを備えたことを特徴とする請求項8から請求項12までのいずれか1項に記載の認証装置。 - 前記被認証者に対して目を見開かせるような誘導を行う誘導部を備えたことを特徴とする請求項8から請求項13までのいずれか1項に記載の認証装置。
- 被認証者の複数の眼画像を撮影する撮影部と、
前記撮影部で撮影された前記複数の眼画像それぞれを評価する眼画像評価部と、
登録認証情報を記憶する記憶部と、
前記複数の眼画像のうち、前記眼画像評価部においてもっともよいと評価された眼画像を前記登録認証情報として前記記憶部に記憶させる登録処理を行う登録処理部と、
前記複数の眼画像のうち、前記眼画像評価部においてもっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行う認証処理部と、
認証処理および登録処理のいずれを選択するかの情報が入力される入力部と、
前記入力部への入力によって、前記眼画像評価部でもっともよいと評価された眼画像を前記認証処理部および前記登録処理部に出力する切替部とを備えたことを特徴とする登録認証装置。 - 被認証者の複数の眼画像を撮影する第1のステップと、
前記第1のステップで撮影された前記複数の眼画像それぞれを評価する第2のステップと、
前記複数の眼画像のうち、前記第2のステップにおいてもっともよいと評価された眼画像を登録認証情報として登録する第3のステップとを備えたことを特徴とする登録方法。 - 被認証者の複数の眼画像を撮影する第1のステップと、
前記第1のステップで撮影された前記複数の眼画像それぞれを評価する第2のステップと、
前記複数の眼画像のうち、前記第2のステップにおいてもっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行う第3のステップとを備えたことを特徴とする認証方法。 - コンピュータに、
被認証者の複数の眼画像を撮影する第1のステップと、
前記第1のステップで撮影された前記複数の眼画像それぞれを評価する第2のステップと、
前記複数の眼画像のうち、前記第2のステップにおいてもっともよいと評価された眼画像を登録認証情報として登録する第3のステップとを実行させることを特徴とする登録プログラム。 - コンピュータに、
被認証者の複数の眼画像を撮影する第1のステップと、
前記第1のステップで撮影された前記複数の眼画像それぞれを評価する第2のステップと、
前記複数の眼画像のうち、前記第2のステップにおいてもっともよいと評価された眼画像に対して認証処理を行う第3のステップとを実行させることを特徴とする認証プログラム。
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