JP2008052317A - 認証装置および認証方法 - Google Patents

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誠司 東山
Yoshito Aoki
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Abstract

【課題】被認証者に煩わしさを感じさせることなく、迅速な処理が可能な認証装置を提供する。
【解決手段】撮像素子45を有し、被認証者30の少なくとも眼を撮影する撮影部4と、撮影部4のフォーカス位置を変化させるフォーカス位置変化部46と、フォーカス位置変化部46で撮影部4のフォーカス位置を変化させながら撮像素子45から複数のフォーカス位置における画像信号を読み出す撮像素子制御部49と、撮像素子45から読み出された被認証者30の眼の画像信号を用いて、被認証者30の虹彩認証処理を行う認証処理部17とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、被認証者の画像を用いて個人認証を行う認証装置および認証方法に関する。
近年、入退出管理装置や個人情報等の重要な情報が記憶された情報装置等、高いセキュリティ性が求められる装置におけるアクセス時の本人認証の方法として、人体の指紋、虹彩、眼底血管、顔の特徴、手や腕の血管パターン等、その被認証者固有の情報、いわゆるバイオメトリクス情報を用いた様々な認証方法が実用化されてきている。
その中でも、本人認証率の高さや、他人受入率の低さ等の信頼性の高さから、眼の虹彩部分の皺の模様の違いを利用した認証方法(以下、このような方法を「虹彩認証方法」と記す)が提案され、特に高いセキュリティ性を必要とする機器において実用化されている(例えば、特許文献1を参照。)。
このような虹彩認証方法は、被認証者の眼の部分の画像(以下、この画像を「眼画像」と記す)から虹彩の部分を選択的にコード化し、得られた情報を認証情報として、あらかじめ登録された情報(以下、「登録認証情報」と記す)との不一致度を算出し、この不一致度と所定の閾値とを比較することによって、互いに一致すると判定された場合には、被認証者があらかじめ登録された者であると認証する方法である。
虹彩認証方法においては、認証情報を作成する画像処理を行うために、解像度の高い鮮明な被認証者の眼(特に虹彩)の画像を撮影する必要があり、そのために様々な技術が提案されてきた。
例えば、装置の低コスト化を図るために、光学系として、固定焦点のレンズ系を用いて、被認証者に対して、レンズ系の合焦範囲内に移動させるための誘導を行うことによって、合焦範囲に誘導された被認証者の鮮明な眼画像を得ることができる第1の技術が提案されている(例えば、特許文献2を参照。)。
また、オートフォーカスの可能なレンズ系を搭載し、画像の高周波成分の積分値の値が最大値になるように、フォーカス制御することにより、被認証者の鮮明な眼画像を得ることができる第2の技術も提案されている(例えば、特許文献3を参照。)。
特許第3307936号公報 特開2002−92605号公報 特開2002−94865号公報
しかしながら、前述のような技術においては、以下のような課題があった。まず、第1の技術においては、被認証者に非常に限られた狭い合焦範囲に移動させる必要があるので、被認証者に煩わしさを感じさせてしまう可能性があった。
次に、第2の技術においては、被認証者に上述のような煩わしさを感じさせないという利点を有するものの、オートフォーカス制御に時間を要してしまい、被認証者に対して認証を終えるまでの待ち時間が長いという印象を与えてしまうおそれがあった。
すなわち、オートフォーカス制御はピントのあった画像を撮影するためのものでありオートフォーカス制御をすることにより、ピントがあっていないために認証が成功しなくなることを防止しているが、ピントがずれていても結果的に認証ができればよいため必ずしも写真がきれいに撮れるレベルまでピントを合わせる必要はない。
すなわち、従来は必要以上にピントを合わせる必要があるためのフォーカス制御に時間がかかり、またフォーカス制御のための回路またはそれに代わるプログラム等が必要となる。
これらの課題は虹彩認証に限らず顔の認証など、人体の全部または一部の画像を捉えて認証を行うために撮影するときに発生しうる課題である。
本発明はこれらの課題に鑑みてなされたものであり、被認証者に煩わしさを感じさせることなく、迅速な処理が可能な認証装置および認証方法を提供することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明の認証装置は、被認証者を撮影する撮影部と、撮影部のフォーカス位置を変化させるフォーカス位置変化部と、撮影部で取得して得た被認証者の認証情報を用いて、被認証者の認証処理を行う認証処理部とを備え、フォーカス位置変化部によって撮影部のフォーカス位置を変化させ、フォーカス位置の所定の移動距離ごとに撮影部から認証情報を取得し、同じ被認証者についての認証処理を1回または複数回行うことを特徴とする。
このような構成によれば、フォーカス位置変化部で、撮影部のフォーカス位置を変化させながら、画像信号を読み出し認証処理をすることができるので、被認証者に上記で述べた煩わしさを感じさせることなく、迅速な処理が可能な認証装置を提供することができる。
また、撮影対象特徴量入力手段とフォーカス位置設定手段をさらに有し、撮影対象特徴量入力手段により入力した撮影対象に関する情報にもとづいてフォーカス位置設定手段がフォーカス位置の移動量を設定することを特徴とするようにしてもよい。
このようにすることにより、撮影対象に適したフォーカス位置の移動量を設定することができる。
また、撮影対象特徴量入力手段とフォーカス位置設定手段をさらに有し、撮影対象特徴量入力手段により入力した撮影対象に必要な解像度が粗いほどフォーカス位置設定手段がフォーカス位置の移動量を長く設定することを特徴としてもよい。
このようにすることにより、撮影対象に必要な解像度に適したフォーカス位置の移動量を設定することができる。
また、認証処理部は、撮影部が少なくとも最初に取得した被認証者の認証情報を用いて、認証処理を行うようにしてもよい。
このようにすることにより、最初の認証情報で認証が成功すればその段階で認証が終了するため、さらに迅速な処理が可能な認証装置を提供することができる。
また、画像評価部をさらに備え、その画像評価部は、撮影部が取得した被認証者の最初の認証情報を用いて、画像評価を行うようにしてもよい。
このようにすることにより、最初の認証情報で画像評価をした後に認証が成功すればその段階で認証が終了するため、さらに迅速な処理が可能な認証装置を提供することができる。
認証処理部は、被認証者が登録された者であると判定したときに、認証結果を出力し、フォーカス位置変化部は、認証結果が出力されたときに、撮影部のフォーカス位置の変化を停止させるようにしてもよい。
このようにすることによりそれ以降の認証処理を不要とするため、迅速な処理が可能な認証装置を提供することができる。
また、フォーカス位置変化部は、フォーカス位置を所定の速度で変化させるようにしてもよい。
このようにすることにより、さらに、適切な速度でフォーカス位置を変化させることができる。
また、フォーカス位置を変化させる所定の速度は一定の速度であるようにしてもよい。
このような構成によれば、さらに、フォーカス位置を変化させるための機構を停止させる必要がないので、機械部分が磨耗や破損等する可能性を低くすることができる。
また、フォーカス位置を変化させる所定の速度は加速または減速する速度であるようにしてもよい。
このようにすることにより、フォーカス位置の変化量を適切な値にすることができる。
また、フォーカス位置変化部が、所定の速度を減速させたときに、撮影部から認証情報を取得するようにしてもよい。
このようにすることにより、速度が減速された状態で撮影されるため、撮影中のフォーカス位置の移動が原因となるピントのボケが少ないという効果がある。
また、フォーカス位置変化部は、フォーカス位置の変更と停止を繰り返し行うようにしてもよい。
このようにすることにより、フォーカス位置の変更を一時的に停止することができる。
さらに、フォーカス位置変化部が、フォーカス位置の変化を停止させたときに、撮影部から認証情報を取得するようにしてもよい。
このようにすることにより、フォーカス位置の変化がない状態で撮影をするため、その位置がちょうどピントがあっているフォーカス位置であれば鮮明な画像で認証を行うことができるという効果がある。
また、フォーカス位置変化部は、フォーカス位置の変化を、撮影部のレンズの被写界深度から求められる移動量で行うようにしてもよい。
このようにすることにより、被写界深度が深い位置ではフォーカス位置の距離を大きくすることができるため、全体として、より効率のよい認証を行うことができる。
また、絞り制御部をさらに備え、フォーカス位置変化部は、フォーカス位置の変化を、絞り制御部で設定したレンズの絞り値から求められるレンズの被写界深度から求められる移動量で行うようにしてもよい。
このようにすることにより、絞り値に対し適切なフォーカス位置の変化量を求めてフォーカス位置を変化させることができる。
また、照明制御部をさらに備え、フォーカス位置変化部は、フォーカス位置の変化を、照明制御部で設定した照明量に応じて絞り制御部で設定したレンズの絞り値から求められるレンズの被写界深度から求められる移動量で行うようにしてもよい。
このようにすることにより、照明量に応じて適切な絞り値が設定でき、この絞り値に応じて適切なフォーカス位置の変化をさせることができる。
また、フォーカス位置の移動量を求めるための被写界深度が認証が可能なフォーカス位置の範囲を表す被写界深度であることを特徴としてもよい。
このようにすることにより、認証に適したフォーカス位置の変化をさせることができる。
また、フォーカス位置変化部は、撮影部のフォーカス位置を、所定の範囲内において変化させるようにしてもよい。
このような構成によれば、さらに、フォーカス調整可能な全範囲にわたってフォーカス位置を移動させる場合と比較して、さらに迅速に処理を行うことができる。
また、フォーカス位置変化部は、所定の範囲内での移動を、繰り返して行うようにしてもよい。
このような構成によれば、さらに、鮮明な画像を撮影できる可能性を高めることができる。
また、所定の範囲は、撮影部で撮影された被認証者の画像の画素数が、認証処理部での認証処理を行うのに必要な画素数と同等またはそれよりも多い範囲であることを特徴としてもよい。
このような構成によれば、さらに、認証できない範囲は、レンズ系の合焦範囲であっても撮影しないので、より認証に適した構成を実現できる。
また、被認証者を撮影距離範囲内に移動させるための誘導を行う誘導部を備え、フォーカス位置変化部は、被認証者が、撮影距離範囲内に誘導されたときに、撮影部のフォーカス位置を変化させることを特徴としてもよい。
このような構成によれば、さらに、誘導にともなって、ある程度被認証者にも移動させることによって、さらに迅速に処理を行うことが可能である。
また、フォーカス位置変化部は、撮影部から離れた位置から撮影部に接近する方向にフォーカス位置を変化させるようにしてもよい。
このようにすることにより、フォーカス位置を変化させる前半で認証が成功する可能性が高いため、多くの場合で認証時間をさらに短くすることができる。
また、フォーカス位置変化部は、所定の範囲内において、被認証者に接近する方向に撮影部のフォーカス位置を変化させた後に、被認証者から遠ざかる方向に撮影部のフォーカス位置を変化させるようにしてもよい。
このような構成によれば、さらに、被認証者が眼を閉じていたりして、眼の撮影に失敗したような場合にも、再度鮮明な眼画像を撮影することができる。
また、フォーカス位置変化部は、所定の移動距離を、所定の範囲内での移動を繰り返す毎に、短くするようにしてもよい。
このような構成によれば、特徴がはっきりしていてボケた画像でも認証できる人の場合に対しては、早く認証を終わらせることができて、特徴がはっきりしない場合でも、最終的にはボケの少ない画像で認証をした場合と同様の結果が得られるという効果がある。
虹彩認証の場合を例に挙げると、虹彩模様がはっきりしていて認証しやすい人にとっては比較的ボケた画像でも始めの所定の範囲内での移動で認証できるので認証時間が短くてよく、そうでない人もその後の所定の範囲内での移動で認証できることで、早く認証できる人が増える。
また、撮影部は、被認証者に接近する方向に撮影部のフォーカス位置を変化させるときに、認証情報を取得した複数のフォーカス位置と、被認証者から遠ざかる方向に撮影部のフォーカス位置を変化させるときに認証情報を取得したときの複数のフォーカス位置とが異なるようにしてもよい。
このような構成によれば、さらに、より合焦度の高い画像を撮影することができる。
また、フォーカス位置変化部は、撮影部が被認証者を所定の回数撮影した後に、撮影部のフォーカス位置を変化させるようにしてもよい。
このような構成によれば、さらに、認証に慣れている被認証者は、ある程度感覚的に装置までの距離を調整することができるので、そのような被認証者の撮影、認証に適した構成を実現できる。
また、認証処理部は、撮影部で撮影された画像の少なくとも虹彩を含む部分から認証情報を作成する認証情報作成部と、あらかじめ登録された者の登録認証情報を記憶する記憶部と、認証情報作成部で作成された認証情報と、記憶部に記憶された登録認証情報との不一致度を算出する不一致度算出部と、不一致度算出部において算出された不一致度と所定の閾値との比較によって被認証者があらかじめ登録された者であると認証できるか否かを判定する認証結果判定部とを備えたことを特徴としてもよい。
このような構成によれば、さらに、認証率の高い認証方法を用いた認証装置を実現することができる。
また、撮影部で撮影された被認証者の眼画像を評価する眼画像評価部を備え、認証処理部は、眼画像評価部で評価された結果にもとづいて、眼画像を用いて認証処理を行うようにしてもよい。
このような構成によれば、さらに、眼画像評価部で評価された結果にもとづいて認証処理を行うので、より認証の効率を高くすることができる。
また、眼画像評価部は、撮影部で撮影された被認証者の眼画像の画質を判定する画質判定部、および、眼画像に眼が撮影されているか否かを判定する眼検出部を備え、認証処理部は、画質判定部で画質がよいと判定され、眼検出部で眼が撮影されていると判定された眼画像を用いて認証処理を行うようにしてもよい。
このような構成によれば、さらに、画質がよく、眼が撮影されていると判定された画像によって認証処理を行うので、不要な認証処理を減らすことができる。
また、本発明の認証方法は、被認証者を撮影する撮影部を備えた認証装置を用いた認証方法であって、撮影部のフォーカス位置を所定の移動距離ごとに変化させる第1のステップと、第1のステップでのフォーカス位置で撮影部から被認証者の認証情報を取得する第2のステップと、第2のステップで取得された被認証者の認証情報を用いて、被認証者を認証する第3のステップとを備えたことを特徴とする。
このような方法によれば、撮影部のフォーカス位置を変化させながら、画像信号を読み出すことができるので、被認証者に煩わしさを感じさせることなく、迅速な処理が可能な認証方法を提供することができる。
以上のように本発明では、フォーカス制御回路を省くことができるという効果がある。
また、フォーカスの微調整のためのフォーカス制御が不要であるという効果を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
本発明は被認証者を撮影して認証を行う認証装置または認証方法に用いることができる発明であるが、一例として虹彩認証の場合を例に挙げて説明する。
他の認証方法についても同様に実施をすることができる。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態における認証装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態における認証装置1の機能を説明するための図である。
認証装置1は、撮影部4のレンズ部42のフォーカス位置を変化させ被認証者30の眼130を撮影し虹彩認証処理を行うことのできる装置である。具体的には、図1における、認証装置1から、距離α離れた位置から、距離β離れた位置までの間を、幅Wずつフォーカス位置をずらし、撮影を行う。図1に示した例においては、フォーカス位置A(ここで、フォーカスのあう位置は、被写界深度(被写体深度)を含めて幅を有するので、以下、フォーカス位置は、幅を有するものとして説明を行う)で撮影した画像で認証を行い、あらかじめ登録された情報と一致するなどの所定の終了条件にならなかった場合は、フォーカス位置B、フォーカス位置Cおよびフォーカス位置Dと順次撮影を行い、それぞれにおいて取得した認証情報を用いて認証を行う。
図1に示したように、認証装置1は、被認証者30の眼130を撮影するための、レンズ部42および撮像素子45を有する撮影部4、レンズ部42のフォーカス位置を変化させるフォーカス位置変化部46、撮像素子45からの画像信号の読み出しを制御する撮像素子制御部49、撮像素子45から読み出した画像信号を用いて虹彩認証処理を行う認証処理部17、認証処理部17で認証処理された結果が出力される出力部23、被認証者30の眼130に光線を照射するための光源部7(図1には図示せず)、被認証者30に撮影を開始することを知らせるための誘導を行う誘導部50(図1には図示せず)、誘導部50を制御する誘導制御部53(図1には図示せず)、ならびに、撮影部4、フォーカス位置変化部46、撮像素子制御部49、誘導制御部53、光源部7、眼画像評価部3および認証処理部17を制御する制御部31、フォーカス位置の移動量を求めるフォーカス位置変化設定部61、フォーカス位置の移動量を決めるために撮影対象の特徴を入力するための撮影対象特徴量入力部62を備える。
撮影部4の一例としては、白黒カメラを用いることができ、そのレンズ部42としては、フォーカス調整の可能なレンズ系であって、被認証者30の眼130の領域を拡大して撮影することのできる望遠レンズを搭載することが望ましい。
フォーカス位置変化部46は、レンズ部42のフォーカス位置の移動を行う。本実施の形態においては、フォーカス位置変化部46は、レンズ部42のフォーカス位置を、所定の間隔ずつ(例えば図1における幅Wずつ)移動させる。この移動内容の詳細は、後述する。
撮像素子45としては、CCDやCMOSセンサ等の公知の撮像素子を用いることができる。
撮像素子制御部49は、撮像素子45からの画像信号の読み出しタイミングの制御等を行う。この制御内容の詳細は、後述する。
出力部23としては、例えば、液晶やEL等を用いた公知の表示装置を用いることもできるし、音声で被認証者30に認証結果等を報知することのできるスピーカ等の装置、または、外部に接続された装置に対して認証結果等の情報を送信することのできる通信装置等を各種使用することが可能である。また、出力部23を誘導部50と共用させることも可能である。
光源部7としては、被認証者30の眼130のコントラストのよい、鮮明な虹彩画像を撮影するために、眼130に対して近赤外領域の波長(約700nmから約1000nm程度の波長)を有する光線を照射することのできるLEDアレイ等の光源を用いることができる。
なお、認証装置1における、フォーカス位置変化部46、撮像素子制御部49、眼画像評価部3、認証処理部17および誘導制御部53それぞれの機能は、専用回路等を設けることにより、ハードウェア(例えば集積回路)によって実現してもよいし、それぞれの機能がソフトウェアで記述され、コンピュータによって実行してもよい。
ここで、認証装置1の構成について説明する。図2は、本発明の実施の形態における認証装置1の構成を説明するためのブロック図である。
図2に示したように、認証装置1は、その撮影部4に、さらに、絞り部44を有し、絞り部44を制御する絞り制御部48を備える。絞り制御部48は、制御部31によって制御される。
眼検出部10は、眼画像の中から、虹彩や瞳孔等の円形状の物体が撮影されているか否かを判定する。眼検出部10における判定方法としては、例えば撮影部4で撮影された眼画像中に、瞳孔や黒眼の部分と推定される丸い領域(例えば、丸くて周辺と比較して輝度の低下した領域)が存在するか否かを、眼画像と所定の大きさの輝度の低い領域を有する画像とのパターンマッチング処理を行うことで検知する方法や、眼画像の中から瞳孔候補の位置を検出する瞳孔候補検出部と、瞳孔候補の中心座標を中心とし所定の半径を持つ円の円周上における眼画像の輝度の最大値と最小値との差を求める輝度差算出部とを備え、輝度差算出部の出力が所定の閾値以内の場合にその瞳孔候補が瞳孔であると判定する方法等を用いることができる。
認証処理部17は、眼画像評価部3から出力された画像から、眼の虹彩の部分を検出する虹彩検出部11、虹彩検出部11で検出された虹彩の部分の画像から所定の方法を用いて認証情報を作成する認証情報作成部19、あらかじめ登録された者の両眼の登録認証情報が記憶されている記憶部21、記憶部21に記憶された登録認証情報と認証情報作成部19で作成された認証情報とを比較して不一致度を算出する不一致度算出部20、および、不一致度算出部20によって算出された不一致度の値(以下、この値を「HD値」または「ハミング値」とも記す)と所定の閾値(以下、「HDth」とも記す)とを比較することによって、被認証者30があらかじめ登録された者であるか否かを判定する認証結果判定部22を有する。
ここで、虹彩検出部11の処理について説明する。まず、虹彩検出部11は、眼画像の虹彩と白眼の部分との境界を虹彩輪郭として決定する。この虹彩輪郭の決定は、例えば、虹彩が円形状であることを利用して、中心座標を移動させながら半径を変化させて、輝度値の周回積分を行い、その値がもっとも大きく変化する位置を虹彩輪郭として決定する方法によって行うことができ、この方法によれば、虹彩の虹彩輪郭を円弧としたときの中心座標および半径が算出される。
また、虹彩検出部11は、眼画像における虹彩とまぶたとの境界をまぶた輪郭として決定する。まぶた輪郭の形状の決定は、虹彩とまぶたとの間の輝度差の大きな部分の形状と、様々な形状を有するスプライン曲線とをマッチング処理することにより、もっともフィットするスプライン曲線の形状を、まぶた輪郭の形状として決定する。このようにして虹彩検出部11で切り出された虹彩の画像は、認証情報作成部19に送られる。認証情報作成部19では、虹彩の画像から所定の方法で認証情報が作成される。
記憶部21には、あらかじめ登録された者の両眼または片眼の登録認証情報が記憶されており、不一致度算出部20は、認証情報作成部19で作成された認証情報と、記憶部21に記憶された登録認証情報とを用いてそのハミング値を、不一致度を示す情報として算出し、認証結果判定部22に送る。
認証結果判定部22は、不一致度算出部20において算出された不一致度の値(HD値)と所定の閾値HDthとを用いて被認証者30があらかじめ登録された者であるか否かを判定する。認証結果判定部22は、認証結果を示す情報、すなわち、被認証者30があらかじめ登録された者である場合は「認証OK」を示す情報を出力部23に出力し、被認証者30があらかじめ登録された者でない場合には、「認証NG」を示す情報を出力部23に出力する。
光源部7は光源54と光源の明るさを制御する照明制御部55からなる。
照明制御部55が光源54を制御するための信号を絞り制御部48へ入力して絞り制御部48が光源54の明るさ(照明制御部55の制御量)に応じた絞り制御を行うことができるようにしている。
なお、認証処理部17の各構成要素のうち、虹彩検出部11における虹彩の部分の検出方法、認証情報作成部19における認証情報の作成方法、不一致度算出部20における不一致度の算出方法、および、認証結果判定部22における、不一致度算出部20において算出された不一致度を用いた認証結果の判定方法としては、例えば特許文献1に記載した方法を用いることができる。
次に、本発明の実施の形態における認証装置1の動作について説明する。図3は、本発明の実施の形態における認証装置1の動作ステップについて説明するためのフローチャートである。
図3に示したように、まず認証装置1は、フォーカス位置変化初期設定を行う(S1)、このステップでは撮影対象特徴量入力部62で撮影対象の実寸の入力を受け付ける。
撮影対象物の実寸の入力を受け付けた後に、撮像素子45から入力した画像の明るさを画質判定部9で判定する。
上記のようにして求めた撮影対象物の実寸と画像の明るさによって、フォーカス位置変化設定部61はフォーカス位置の移動量を求める。
フォーカス位置の移動量は、撮影対象物に必要な解像度が粗いほど長くなり、撮影対象物に必要な解像度が細かいほど短くなる。
また、フォーカス位置の移動量は、画像が明るいほど長くなり、画像が暗いほど短くなる。
なお、撮影対象物としては、顔、目、虹彩などがあるが、本実施の形態では虹彩認証処理を行うのが目的であるため撮影対象物は虹彩であり、虹彩認証に必要な解像度を入力することとなる。
ステップS1でフォーカス位置の移動量が初期設定された後に、制御部31がフォーカス位置変化部46に、レンズ部42のフォーカス位置を、所定の位置に移動させる(S2)。なお、このとき、制御部31は、光源部7に被認証者30の眼の照射を開始させることで、より鮮鋭な眼画像を撮影することができる。また、ステップS2の前に、誘導制御部53は、誘導部50を制御して、「これから認証を行います」等の、認証処理を開始する旨の情報を被認証者30に報知してもよい。
次に、制御部31は、撮影部4に被認証者30の眼画像の撮影を開始させる。具体的には、制御部31は、撮像素子制御部49に命じて、撮像素子45から画像信号を読み出させる(S4)。
そして、制御部31は、眼画像評価部3に眼画像の眼検出を行わせ(S6)、眼検出された眼画像が認証処理部17に送られる。認証処理部17では、眼画像評価部3から送られた眼画像を用いて、虹彩認証処理を行う(S8)。具体的には、認証処理部17の虹彩検出部11で、眼画像からまぶたおよび白眼の部分を除いた虹彩部分の画像が切り出されて、認証情報作成部19に送られる。
認証情報作成部19では、所定の方法で、虹彩部分の画像から認証情報が作成され、不一致度算出部20に送られる。
不一致度算出部20においては、認証情報作成部19で作成された認証情報と、記憶部21にあらかじめ記憶された登録認証情報とが比較されて、その不一致度を表すHD値が算出され、認証結果判定部22に送られる。
認証結果判定部22では、不一致度算出部20において算出されたHD値と、あらかじめ定められた閾値HDthとを比較して、被認証者30が、あらかじめ登録された者であると認証できるか否かを判定する(S10)。
認証処理部17における、認証結果が「認証OK」であれば、ステップS14に進み「認証OK」である旨の出力を出力部23から行い、そうでない場合には、制御部31は、あらかじめフォーカス調整に割り当てられた所定の時間と、実際にフォーカス調整を行っている時間との比較を行って、タイムアウトか否かを判定する(S12)。
制御部31が、タイムアウトであると判定した場合には、ステップS14に進んで、タイムアウトである旨を出力部23から出力する。一方で、制御部31がタイムアウトでないと判定した場合には、ステップS2に戻って、再び、フォーカス位置の移動が行われる。このとき、後述するような位置にフォーカス位置が移動するように、フォーカス位置変化部46は、レンズ部42を移動させる。
このように、ステップS10において、「認証OK」であると判定されなくてさらに、ステップS12において、「タイムアウト」であると判定されない状態のときは、ステップS2からステップS12が繰り返して行われる。
ここで、ステップS2において、フォーカス位置変化部46が行うフォーカス位置の移動について詳細に説明する。図4は、本発明の実施の形態における認証装置1のフォーカス位置変化部46が行うフォーカス位置の移動について説明するための図である。
図4に示した例においては、横軸にフォーカス位置(撮像素子45にピントがあった像を結ぶための撮影対象の位置。撮影対象が右に行くほど、装置から離れるものとする)、縦軸に時間をとったグラフとして示している。
図4に示したように、フォーカス位置変化部46は、所定の範囲H1内において、まずは認証装置1から離れる方向にフォーカス位置110〜116を移動させて、次に、認証装置1に近づく方向にフォーカス位置116〜122を移動される。このとき、複数のフォーカス位置110〜122それぞれのフォーカス位置が一致しないように、フォーカス位置変化部46はフォーカス位置の移動を行う。これにより、フォーカス位置を遠ざけるときと、近づけるときとで、同じフォーカス位置になるように移動を行った場合よりも、より細かくフォーカス位置を変化させることができるので、より鮮明な画像を撮影できる可能性を高くすることができる。さらに、フォーカス位置変化部46は、被認証者30に対して近づく方向にフォーカス位置を移動させた後に、遠ざける方向に移動させるが、この動作をさらに繰り返して行うことで、被認証者30が眼130を閉じている場合等にも、追って鮮明な画像を撮影可能な構成を実現できる。
(実施の形態2)
図5はフォーカス位置変化部46によるフォーカス位置の移動の一例を示す説明図である。
図5のW1は虹彩が鮮明でない人の眼を認識できる範囲を示し、W2は虹彩が鮮明な人の眼を認識できる範囲を示している。
1〜13の数字は画像を撮影する位置を示しており、1から順に撮影をする。
1〜3では虹彩が鮮明な人の場合でも「認識NG」となる。
4では虹彩が鮮明な人で眼をつぶるなどの問題が無ければ「認証OK」となりここで認証が終了する。虹彩が鮮明でないか眼をつぶるなどした場合は「認証NG」となる。
以上のように1〜7の間隔がW2よりも短いために、虹彩が鮮明な人の眼がH1の範囲内にあり、眼をつぶるなどの問題が無ければ1〜7の間で「認証OK」となり認証が終了する(説明の便宜のため、フォーカス位置にかかわらず被写界深度が一定であるとの前提で説明する。)。
8は6と7の中間にある。9〜13も同様にすでに画像を読み込んだフォーカス位置の中間を選んでいる。
1〜13全体では間隔はW1よりも小さくなっている。
従って、虹彩が鮮明でない人の場合でも眼の位置がH1の範囲内にあり、眼をつぶるなどの問題が無ければ1〜7の間で「認証OK」となる。
(実施の形態3)
また他の応用例を図6、図7で説明する。
図6はW1よりも短い間隔で読み込みを行う例を示している。
1,3,5,7,9,11,13ではデータを読み込んだ後すぐに認証をし、2,4,6,8,10,12のデータは一時記憶する。
1,3,5,7,9,11,13のデータの中に「認証OK」となるデータがあれば「認証OK」となった段階で認証が終了し、一時記憶したデータは使用しない。
例えば、1〜13の一つおきの間隔がW2よりも短く、虹彩が鮮明な人の眼がH1の範囲内にあり、眼をつぶるなどの問題が無ければ1,3,5,7,9,11,13のいずれかで「認証OK」となる。
また、虹彩が鮮明でなくても50%以上の確率で、1,3,5,7,9,11,13のいずれかで「認証OK」となる。
1,3,5,7,9,11,13で「認証OK」とならない場合は一時記憶させておいた2,4,6,8,10,12を認証処理する。
虹彩が鮮明でない人も1〜13のすべてについて認証処理をすると、眼をつぶるなどの問題が無ければ「認証OK」となる。
以上のように、撮影した画像の一部を撮影に続いて認証して、残りの画像を必要に応じて認証するようにすることにより、フォーカス位置の往復の回数を減らすことができ、装置の寿命をより長くすることができる。
(実施の形態4)
図8は照明の明るさや絞り値が一定の場合のフォーカス位置と被写界深度の関係(一例)を示したものである。
被写界深度はピントがあうフォーカス位置からのずれの許容度を示している。
すなわち、被写界深度が大きいほど認証に用いることができる画像(認証に用いても支障がない程度しかボケていない画像)を撮影できるフォーカス位置の範囲が広くなる。
図8に現れているとおり、撮影装置に近いほど被写界深度が小さいため撮影装置に近い位置ではフォーカス位置変化部が変化させるフォーカス位置の変化を小さくして、撮影装置から遠い位置ではフォーカス位置変化部が変化させるフォーカス位置の変化を大きくすることによって効率よく(できるだけ少ない撮影回数で)認証を終了させることができる。
すなわち、フォーカス位置の被写界深度から求められる移動量でフォーカス位置を変化させることにより、さらに効率よく認証をすることができる。
(実施の形態5)
図9はレンズの絞り値と被写界深度の関係を表したものである。
図9からわかるようにレンズの絞り値を表すF値が大きいほど被写界深度が深くなる。
従って、絞り値から被写界深度を求め、その被写界深度から求められる移動量でフォーカス位置を変化させることにより、絞り値に応じた移動を行うことができる。
(実施の形態6)
照明を明るくすると、絞り部44でF値を大きくしても撮像素子45に十分な光が当たるためF値を大きくすることができる。
一方照明が暗い場合は、絞り部44のF値を小さくして撮像素子45に当たる光の量を増やす必要がある。
従って、照明制御部55が照明を制御している信号を用いて絞り制御部48が絞り部44を制御し絞り部44のF値を用いて被写界深度を求めて、その被写界深度を用いてフォーカス位置の移動量を求めることができる。
このようにすることにより、照明の明るさに応じた移動を行うことができる。
なお、照明制御部55が照明を制御している信号を用いる代わりに下記のように認証装置を制御してもよい。
すなわち、実施の形態1のように撮像素子45から入力した画像の明るさを画質判定部9で判定してその結果を用いて絞り制御部48が絞り部44を制御し、絞り部44のF値を用いて被写界深度を求めるようにしてもよい。
(実施の形態7)
図10はフォーカス位置の決め方を説明した図である。
1,2,3,4はそれぞれ撮影するときのフォーカス位置を示す。
グラフの曲線はそれぞれフォーカス位置1,2,3,4において本人を認証した場合に登録したデータとの不一致度を表している。眼の位置でこの曲線が認証NGと認証OKを分ける基準よりも下であれば認証を行うことができるが、この基準よりも上であれば本人であっても認証NGとなる。
従って図10では眼の位置がAの範囲に含まれているときはフォーカス位置が1のときに認証が可能となり、B,C,Dの範囲に含まれているときはフォーカス位置がそれぞれ2,3,4のときに認証が可能となる。
従って、眼の位置がAからDの間にあり、フォーカス位置1,2,3,4で撮影して認証を行えば認証が可能となる。
従って、A,B,C,Dの間に隙間が開かないようにフォーカス位置1,2,3,4を定めればよいこととなる。
実際には、A,B,C,Dの範囲は実験やシミュレーションで求めることができる。
実験などで求めたフォーカス位置1,2,3,4を記憶しておいて、フォーカス位置変化部46がこの値を参照してフォーカス位置を変化させて撮影を行うことにより、認証が可能なフォーカス位置の範囲を表す被写界深度(A,B,C,Dの幅)からフォーカス位置の移動量を決めたこととなり、認証が可能となるようにフォーカス位置を定めることができるという効果がある。
(実施の形態8)
図11はフォーカス位置の決め方の説明図である。
上記の実施の形態3まではフォーカス位置の間隔が均一である場合について説明したが、均一である必要はない。
第1の工程ではフォーカス位置を被認証者に近づける方向に変化させる場合と遠ざける方向に変化させる場合とがある。
第1の工程ではフォーカス位置をγ(=δ)、γ(=δ)、・・・、γ(=δ15)にしている。
γ、δは認証装置からの距離を表す。
第2の工程ではフォーカス位置をδ14、δ12、δ10、・・・、δにしている。
なお、δは第1の工程でのフォーカス位置と第2の工程でのフォーカス位置をフォーカス位置の順(認証装置からの距離の順)にiの番号をつけている。
すなわち、δ<δi+1となる。
同様に、γ<γi+1となる。
従って、第1工程でのフォーカス位置の間隔の最大値は、
MAX(γi+1−γ
0<i<7
と表すことができ、
第1工程と第2工程の両方をあわせたフォーカス位置の間隔の最大値は、
MAX(δi+1−δ
0<i<14
と表すことができる。
上記の第1の工程でのフォーカス位置の間隔の最大値よりも上記の第1の工程と第2の工程の両方をあわせたフォーカス位置の間隔の最大値の方が小さければ、第1の工程で認証が成功しない場合でも第2の工程で認証が成功する可能性がある。
なお、フォーカス位置変化部46は、図4における、所定の範囲H1を、被認証者30の眼画像における、虹彩領域の画素数にもとづいて定めることも可能である。具体的には、例えば、認証処理部17で、虹彩認証処理を行うときに必要な画素数が、100画素であったとすると、撮影された画像の虹彩領域の画素数が100画素以上となる領域において、フォーカス位置を変化させる移動を行うことにより、無駄な領域にフォーカス位置を移動させることなく、迅速に認証処理を行うことが可能である。
さらに、本実施の形態においては、フォーカス位置変化部46が、間欠的にフォーカス位置を変化させて、眼画像の撮影を行う構成を用いて説明を行ったが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、フォーカス位置変化部46は、フォーカス位置を連続的に変化させ、撮像素子制御部49が、図4に示したフォーカス位置で眼画像を撮影できるようなタイミングで、撮像素子45から画像信号を読み出すことも可能である。
また、フォーカス位置変化部46は、必ずしも認証処理の期間中、ずっとフォーカス位置の移動を続ける必要はなく、例えば、認証処理の開始から一定時間は、フォーカス位置を変化させず、所定の開始位置に固定しておいて、その後、フォーカス位置を変化させることも可能である。ある程度認証処理に慣れた被認証者30は、感覚的に、認証装置1からどの程度の距離にあれば、認証されやすいかの距離感を有しているので、そのような被認証者30に対しては、フォーカス位置を変化させる必要なく、認証処理を行うことができる可能性もある。
さらに、図4に示した例においては、フォーカス位置変化部46は、ほぼ等間隔で、フォーカス位置を変化させる例を示したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、フォーカス位置の移動が開始されてからしばらくの間は、広い間隔でフォーカス位置を変化させて、その後は、より短い間隔で、フォーカス位置を変化させることも可能である。
このようにすることにより、認証が開始されてからしばらくの間は、広い間隔でフォーカス位置を変化させることにより、多くの場合は早く認証を終わらせることができ、その後、より短い間隔で、フォーカス位置を変化させることにより、よりピントが合った条件で認証を行うことができるという効果がある。
また、誘導部50は、被認証者30に対して、これから認証処理を開始する旨を報知するという例を用いて説明を行ったが、本発明はこの例に限定されない。例えば、誘導部50は、被認証者30に対して、ある程度適切な距離に誘導するような情報を報知することにより、より迅速に認証処理を行うことが可能である。
すなわち、被認証者30が、撮影距離範囲内(所定の範囲内または所定の範囲内に含まれる範囲内(例えば所定の範囲内でさらに認証に適した範囲))に誘導されたときに、フォーカス位置を変化させるようにすればよい。
「撮影距離範囲内に誘導されたとき」とは、「実際に被認証者が撮影距離範囲内に誘導されたことを確かめた後」でもよいし、「誘導した後に一定時間を置いた後(誘導されたか否かを確かめない。)」でもよい。
なお、前述のように、認証装置1の眼画像評価部3および認証処理部17それぞれの機能については、ハードウェアおよびソフトウェアのいずれによっても実現することができる。それぞれの機能を専用回路や集積回路等のハードウェアで実現した場合には、より高速化を図ることができるし、ソフトウェアでそれぞれの機能を実現するような記述を行ってコンピュータで実行させることにより、修正の容易な、汎用性の高い構成を実現することができる。
また、本発明の実施の形態における認証装置1においては、認証処理に用いる方法として、虹彩認証方法を用いた例で説明を行ったが、本発明はこの方法に限定されない。例えば、網膜認証や顔認証等にも適用することが可能である。
なお、フォーカス位置変化部46が、フォーカス位置の変化を、レンズの被写界深度から求められる移動量で行うようにしてもよい。
この場合は、撮影1回あたりの移動量を正常な認証処理が可能な範囲内で大きくすることができるため、撮影回数を減らすことができるという効果がある。
また、この場合、被写界深度はレンズの絞り値から求めるようにしてもよい。
この場合は絞り制御部48がレンズの絞り部44を制御するために出力している信号を利用できるという効果がある。
さらに、レンズの絞り値は照明制御部55で設定した照明量に応じて設定してもよい。
このようにするためには、図2のように光源54の明るさを制御する照明制御部55から光源への出力を絞り制御部48へ入力して絞り量の計算をするようにすればよい。
または、照明制御部55から制御部31を通じて絞り制御部48へ照明の明るさに関する情報が伝わるようにしてもよい。
この場合は照明量に合わせて絞り量とフォーカス位置の変化量が決められるため、適切な明るさの画像で撮影できて、撮影回数も減らすことができるという効果がある。
なお、撮像素子から画像データを読取るときはフォーカス位置を動かしていてもよいし、止めていてもよい。
図12はフォーカス位置を往復させ動かしながら画像データを読取る場合の説明図であり、丸印が画像データの読み取りのタイミングを表す。
このようにした場合はフォーカス位置の移動を速くすることができるという利点がある。
図13は画像データを読取るときにはフォーカス位置の移動を止める場合の説明図であり、丸印が画像データの読み取りのタイミングを表す。
このようにした場合はフォーカス位置でピントが合えば鮮明な画像で認証を行うことができるという利点がある。
図14は画像データの読み取りの前にフォーカス位置の移動の速度を落とす場合の説明図である。
このようにすることにより、完全にフォーカス位置の移動を止めて撮像素子から画像データを読取る場合に比べて早くフォーカス位置の移動ができて、フォーカス位置の移動速度が一定の場合に比べてピントのボケも少ないという利点がある。
なお、フォーカス位置変化部46は、撮影部4から離れた位置から撮影部4に接近する方向にフォーカス位置を変化させるようにしてもよい。
通常、被認証者30が認証可能な範囲に入った場合でもその範囲内でも撮影装置から離れた位置にいる可能性が高いことから、上記のように撮影部4から離れた位置からはじめて、近い位置までフォーカス位置を変化させる方が早い段階で認証が終了する可能性が高くなる。
また、撮影部4から離れた位置からはじめて、近い位置までフォーカス位置を変化させて認証が成功しなかった場合は、次に逆方向にフォーカス位置を変化させて認証を行えばよい。
なお、上記の実施の形態では虹彩認証装置の例を説明したが、虹彩に限らず顔認証など、体の一部の画像を捉えて認証する認証装置であれば本発明の効果を有する。
なお、上記の実施の形態では撮像素子から読み出された画像信号を画像の質に関係なく認証処理部で認証しているが、認証処理部で処理する前に画像の質を判定して画像の質のよいもの(認証が成功する可能性があるものまたは認証が成功する可能性の高いもの)のみを認証処理部で認証するようにしてもよい。
例えば、図2に示す認証装置1であれば撮像素子45から読み出された画像信号を眼画像評価部3で判定をして、画質がよいと判定された画像について認証処理部17が虹彩認証処理を行うようにしてもよい。
この場合、認証装置1は、撮影部4で撮影された眼画像の画質判定等を行って、良好と判定された画像を認証処理部17に送る処理(キャプチャ処理)を行うために、撮影部4から出力された画像からその画像の画質を判定する画質判定部9、および、撮影部4から出力された画像の中に眼とみなされる円形の物体が撮影されているか否かを判定する眼検出部10を有する。
画質判定部9における画質の判定は、例えば、認証処理を行うのに十分に画質のよい鮮鋭な画像には所定の高周波成分の情報量が多いことを利用して、画像を周波数解析し、その所定の高周波成分の情報量を積算して、その積算値が多いほど画質がよいと判定する方法を利用することができるが、本発明はこの方法に限定されるものではない。例えば、画像全体の平均輝度情報を用いて、その平均輝度情報が所定の閾値範囲内にある場合に画質がよいと判定する方法や、他の公知の画質評価方法、またはこれらを組み合わせた方法を用いることができる。
このようにすることにより認証処理部の処理時間を短くすることが出来、特に認証処理部の処理速度で装置全体の処理速度が決まる場合は効果的である。
なお、上記の実施の形態では撮影対象特徴量入力手段に撮影の対象に必要な解像度を入力したが、撮影の対象の解像度に代えて撮影の対象の種類に関する情報または撮影の対象の特徴(例えば虹彩が鮮明か否か)を知ることができる情報を入力してもよい。
このようにすることにより撮影対象の種類や撮影対象の特徴に応じたフォーカス位置の移動量を設定することができる。
本発明は、被認証者の眼、顔などの被認証者の画像の全部または一部を用いて個人認証を行う認証装置および認証方法として有用である。
本発明の実施の形態における認証装置の機能を説明するための図 本発明の実施の形態における認証装置の構成を説明するためのブロック図 本発明の実施の形態における認証装置の動作ステップについて説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態における認証装置のフォーカス位置変化部が行うフォーカス位置の移動について説明するための図 本発明の実施の形態における認証装置のフォーカス位置変化部の動作と不一致度の関係の説明図 本発明の実施の形態における認証装置のフォーカス位置変化部の動作を説明する図 本発明の実施の形態における認証装置のフォーカス位置変化部の動作と撮像素子制御部の動作との関係を説明する図 本発明の実施の形態における認証装置のフォーカス位置と被写界深度の関係の説明図 本発明の実施の形態におけるF値と被写界深度の関係の説明図 本発明の実施の形態における認証装置のフォーカス位置変化部の動作を説明する図 本発明の実施の形態における認証装置のフォーカス位置変化部の動作を説明する図 本発明の実施の形態における認証装置のフォーカス位置変化部の動作と撮像素子制御部の動作との関係を説明する図 本発明の実施の形態における認証装置のフォーカス位置変化部の動作と撮像素子制御部の動作との関係を説明する図 本発明の実施の形態における認証装置のフォーカス位置変化部の動作と撮像素子制御部の動作との関係を説明する図
符号の説明
1 認証装置
3 眼画像評価部
4 撮影部
7 光源部
9 画質判定部
10 眼検出部
11 虹彩検出部
17 認証処理部
19 認証情報作成部
20 不一致度算出部
21 記憶部
22 認証結果判定部
23 出力部
30 被認証者
31 制御部
42 レンズ部
44 絞り部
45 撮像素子
46 フォーカス位置変化部
48 絞り制御部
49 撮像素子制御部
50 誘導部
53 誘導制御部
54 光源
55 照明制御部
61 フォーカス位置変化設定部
62 撮影対象特徴量入力部
130 眼
110〜122 フォーカス位置

Claims (29)

  1. 被認証者を撮影する撮影部と、
    前記撮影部のフォーカス位置を変化させるフォーカス位置変化部と、
    前記撮影部で取得して得た前記被認証者の認証情報を用いて、前記被認証者の認証処理を行う認証処理部とを備え、前記フォーカス位置変化部によって前記撮影部の前記フォーカス位置を変化させ、前記フォーカス位置の所定の移動距離ごとに前記撮影部から前記認証情報を取得し、同じ被認証者についての認証処理を1回または複数回行った後に認証結果を出力することを特徴とする認証装置。
  2. 撮影対象特徴量入力手段とフォーカス位置設定手段をさらに有し、
    前記撮影対象特徴量入力手段により入力した撮影対象に関する情報にもとづいて
    前記フォーカス位置設定手段が前記フォーカス位置の移動量を設定することを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  3. 撮影対象特徴量入力手段とフォーカス位置設定手段をさらに有し、
    前記撮影対象特徴量入力手段により入力した撮影対象に必要な解像度が粗いほど
    前記フォーカス位置設定手段が前記フォーカス位置の移動量を長く設定することを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  4. 前記認証処理部は、前記撮影部が少なくとも最初に取得した前記被認証者の前記認証情報を用いて、認証処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  5. 画像評価部をさらに備え、前記画像評価部は、前記撮影部が取得した前記被認証者の最初の前記認証情報を用いて、画像評価を行うことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  6. 前記認証処理部は、前記被認証者が登録された者であると判定したときに、認証結果を出力し、
    前記フォーカス位置変化部は、前記認証結果が出力されたときに、前記撮影部の前記フォーカス位置の変化を停止させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の認証装置。
  7. 前記フォーカス位置変化部は、前記フォーカス位置を所定の速度で変化させることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の認証装置。
  8. 前記フォーカス位置を変化させる前記所定の速度は一定の速度であることを特徴とする請求項7に記載の認証装置。
  9. 前記フォーカス位置を変化させる前記所定の速度は加速または減速する速度であることを特徴とする請求項7に記載の認証装置。
  10. 前記フォーカス位置変化部が、前記所定の速度を減速させたときに、前記撮影部から前記認証情報を取得することを特徴とする請求項9に記載の認証装置。
  11. 前記フォーカス位置変化部は、前記フォーカス位置の変更と停止を繰り返し行うことを特徴とする請求項7に記載の認証装置。
  12. 前記フォーカス位置変化部が、前記フォーカス位置の変化を停止させたときに、前記撮影部から前記認証情報を取得することを特徴とする請求項11に記載の認証装置。
  13. 前記フォーカス位置変化部は、前記フォーカス位置の変化を、前記撮影部のレンズの被写界深度から求められる移動量で行うことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の認証装置。
  14. 絞り制御部をさらに備え、
    前記フォーカス位置変化部は、前記フォーカス位置の変化を、前記絞り制御部で設定したレンズの絞り値から求められるレンズの前記被写界深度から求められる移動量で行うことを特徴とする請求項13に記載の認証装置。
  15. 照明制御部をさらに備え、
    前記フォーカス位置変化部は、前記フォーカス位置の変化を、前記照明制御部で設定した照明量に応じて前記絞り制御部で設定したレンズの絞り値から求められるレンズの前記被写界深度から求められる移動量で行うことを特徴とする請求項14に記載の認証装置。
  16. 前記フォーカス位置の移動量を求めるための前記被写界深度が認証が可能なフォーカス位置の範囲を表す被写界深度であることを特徴とする請求項13に記載の認証装置。
  17. 前記フォーカス位置変化部は、前記撮影部の前記フォーカス位置を、所定の範囲内において変化させることを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  18. 前記フォーカス位置変化部は、前記所定の範囲内での移動を、繰り返して行うことを特徴とする請求項17に記載の認証装置。
  19. 前記所定の範囲は、前記撮影部で撮影された前記被認証者の画像の画素数が、前記認証処理部での認証処理を行うのに必要な画素数と同等またはそれよりも多い範囲であることを特徴とする請求項17に記載の認証装置。
  20. 前記被認証者を撮影距離範囲内に移動させるための誘導を行う誘導部を備え、
    前記フォーカス位置変化部は、前記被認証者が、前記撮影距離範囲内に誘導されたときに、前記撮影部の前記フォーカス位置を変化させることを特徴とする請求項17に記載の認証装置。
  21. 前記フォーカス位置変化部は、前記撮影部から離れた位置から前記撮影部に接近する方向に前記フォーカス位置を変化させることを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  22. 前記フォーカス位置変化部は、前記所定の範囲内において、前記被認証者に接近する方向に前記撮影部の前記フォーカス位置を変化させた後に、前記被認証者から遠ざかる方向に前記撮影部の前記フォーカス位置を変化させることを特徴とする請求項17に記載の認証装置。
  23. 前記フォーカス位置変化部は、前記所定の移動距離を、前記所定の範囲内での移動を繰り返す毎に、短くすることを特徴とする請求項18または請求項22に記載の認証装置。
  24. 前記撮影部は、前記被認証者に接近する方向に前記撮影部の前記フォーカス位置を変化させるときに、前記認証情報を取得した複数のフォーカス位置と、前記被認証者から遠ざかる方向に前記撮影部の前記フォーカス位置を変化させるときに前記認証情報を取得したときの前記複数のフォーカス位置とが異なるようにしたことを特徴とする請求項18、請求項22または請求項23に記載の認証装置。
  25. 前記フォーカス位置変化部は、前記撮影部が前記被認証者を所定の回数撮影した後に、前記撮影部の前記フォーカス位置を変化させることを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  26. 前記認証処理部は、
    前記撮影部で撮影された画像の少なくとも虹彩を含む部分から前記認証情報を作成する認証情報作成部と、
    あらかじめ登録された者の登録認証情報を記憶する記憶部と、
    前記認証情報作成部で作成された前記認証情報と、前記記憶部に記憶された登録認証情報との不一致度を算出する不一致度算出部と、
    前記不一致度算出部において算出された不一致度と所定の閾値との比較によって前記被認証者が前記あらかじめ登録された者であると認証できるか否かを判定する認証結果判定部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  27. 前記撮影部で撮影された前記被認証者の眼画像を評価する眼画像評価部を備え、
    前記認証処理部は、前記眼画像評価部で評価された結果にもとづいて、前記眼画像を用いて認証処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  28. 前記眼画像評価部は、前記撮影部で撮影された前記被認証者の前記眼画像の画質を判定する画質判定部、および、前記眼画像に眼が撮影されているか否かを判定する眼検出部を備え、
    前記認証処理部は、前記画質判定部で画質がよいと判定され、前記眼検出部で眼が撮影されていると判定された眼画像を用いて認証処理を行うことを特徴とする請求項27に記載の認証装置。
  29. 被認証者を撮影する撮影部を備えた認証装置を用いた認証方法であって、
    前記撮影部のフォーカス位置を所定の移動距離ごとに変化させる第1のステップと、
    前記第1のステップでの前記フォーカス位置で前記撮影部から前記被認証者の認証情報を取得する第2のステップと、
    前記第2のステップで取得された前記被認証者の認証情報を用いて、前記被認証者を認証する第3のステップとを備えたことを特徴とする認証方法。
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