JP2007159241A - ロータ及びモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】高トルク化を図ることができるロータを提供する。
【解決手段】ロータ1は、径方向に対して傾斜した方向に着磁された4種類の傾斜方向磁石4〜7と、周方向に着磁された2種類の周方向磁石8,9とによってハルバッハ配列とされる。各傾斜方向磁石4〜7の周方向幅は、周方向磁石8,9の周方向幅の半分に設定される。そして、傾斜方向磁石4〜7及び周方向磁石8,9における径方向幅がtの場合、各傾斜方向磁石4〜7における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、θ≦11.5×ln(t)+1を満たすように設定される。更に、傾斜角度θは、θ={11.5×ln(t)−9}±2を満たすように設定される。
【選択図】図1
【解決手段】ロータ1は、径方向に対して傾斜した方向に着磁された4種類の傾斜方向磁石4〜7と、周方向に着磁された2種類の周方向磁石8,9とによってハルバッハ配列とされる。各傾斜方向磁石4〜7の周方向幅は、周方向磁石8,9の周方向幅の半分に設定される。そして、傾斜方向磁石4〜7及び周方向磁石8,9における径方向幅がtの場合、各傾斜方向磁石4〜7における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、θ≦11.5×ln(t)+1を満たすように設定される。更に、傾斜角度θは、θ={11.5×ln(t)−9}±2を満たすように設定される。
【選択図】図1
Description
本発明は、磁石がハルバッハ配列とされたロータ及びモータに関するものである。
従来、ロータが備える磁石をハルバッハ配列としたモータがある(例えば、特許文献1参照)。このようなロータは、磁石の着磁方向が単に径方向のみではなく他の方向にも設定されることで磁束密度の分布を理想的なものとすることができ、そのロータを備えたモータの高トルク化を図ることが可能となる。
特開2002−354721号公報
ところで、上記のようなロータとしては、磁石が、径方向に対して傾斜した方向に着磁された4種類の傾斜方向磁石と、周方向(詳しくは接線と平行な方向)に着磁された2種類の周方向磁石とされ、各傾斜方向磁石の周方向幅が周方向磁石の周方向幅の半分に設定されたものが考えられる(図1参照)。しかしながら、このようなロータについては、周方向磁石及び傾斜方向磁石における径方向幅(厚さ)tや、傾斜方向磁石における着磁方向(径方向に対する傾斜角度θ)を適切な値に設定しないと、逆にトルクが低下してしまうといった虞があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、高トルク化を図ることができるロータ及びモータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、径方向に対して傾斜した方向に着磁された4種類の傾斜方向磁石と、周方向に着磁された2種類の周方向磁石とによってハルバッハ配列とされ、各前記傾斜方向磁石の周方向幅が前記周方向磁石の周方向幅の半分に設定されたロータであって、前記傾斜方向磁石及び前記周方向磁石における径方向幅がtの場合、各前記傾斜方向磁石における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、θ≦11.5×ln(t)+1を満たすように設定された。
同構成によれば、このロータを備えたモータのトルクを、傾斜方向磁石が単に径方向に着磁されたもの(前記傾斜角度が0°と同じ)とされた場合に比べて、ほぼ高くすることができる(図2及び図3参照)。言い換えると、傾斜角度に基づいて、傾斜方向磁石が単に径方向に着磁されたもの(前記傾斜角度が0°と同じ)とされた場合よりトルクが低下してしまうといったことが抑制される。
請求項2に記載の発明では、径方向に対して傾斜した方向に着磁された4種類の傾斜方向磁石と、周方向に着磁された2種類の周方向磁石とによってハルバッハ配列とされ、各前記傾斜方向磁石の周方向幅が前記周方向磁石の周方向幅の半分に設定されたロータであって、前記傾斜方向磁石及び前記周方向磁石における径方向幅がtの場合、各前記傾斜方向磁石における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、θ={11.5×ln(t)−9}±4を満たすように設定された。
同構成によれば、このロータを備えたモータのトルクを、最大値を含む高い範囲とすることができる(図2及び図3参照)。
請求項3に記載の発明では、径方向に対して傾斜した方向に着磁された4種類の傾斜方向磁石と、周方向に着磁された2種類の周方向磁石とによってハルバッハ配列とされ、各前記傾斜方向磁石の周方向幅が前記周方向磁石の周方向幅の半分に設定されたロータであって、前記傾斜方向磁石及び前記周方向磁石における径方向幅がtの場合、各前記傾斜方向磁石における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、θ={11.5×ln(t)−9}±2を満たすように設定された。
請求項3に記載の発明では、径方向に対して傾斜した方向に着磁された4種類の傾斜方向磁石と、周方向に着磁された2種類の周方向磁石とによってハルバッハ配列とされ、各前記傾斜方向磁石の周方向幅が前記周方向磁石の周方向幅の半分に設定されたロータであって、前記傾斜方向磁石及び前記周方向磁石における径方向幅がtの場合、各前記傾斜方向磁石における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、θ={11.5×ln(t)−9}±2を満たすように設定された。
同構成によれば、このロータを備えたモータのトルクを、略最大値とすることができる(図2及び図3参照)。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のロータにおいて、4種類の前記傾斜方向磁石と2種類の前記周方向磁石をそれぞれ3個ずつ備えた。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のロータにおいて、4種類の前記傾斜方向磁石と2種類の前記周方向磁石をそれぞれ3個ずつ備えた。
同構成によれば、4種類の傾斜方向磁石と2種類の周方向磁石をそれぞれ3個ずつ備えることから実験(図2及び図3参照)と同様のロータとなり、高い信頼性で請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のロータと、巻線を有するステータとを備えたモータを要旨とする。
同構成によれば、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明の効果を得ることができる。
同構成によれば、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明の効果を得ることができる。
本発明によれば、高トルク化を図ることができるロータ及びモータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図3に従って説明する。
モータは、図示しないステータと図1に示すロータ1とを備える。ステータは、略円筒状に形成され、径方向内側に延びる複数のティースと、それらティースに巻回された巻線とを備える。ステータは、その巻線に電源装置からの電源が供給されるとロータ1を回転させるための回転磁界を発生するように構成される。
モータは、図示しないステータと図1に示すロータ1とを備える。ステータは、略円筒状に形成され、径方向内側に延びる複数のティースと、それらティースに巻回された巻線とを備える。ステータは、その巻線に電源装置からの電源が供給されるとロータ1を回転させるための回転磁界を発生するように構成される。
ロータ1は、ステータの内側に回転可能に支持される。ロータ1は、回転軸2と、回転軸2が内嵌された略円筒状のロータコア3と、ロータコア3の外周にハルバッハ配列となるように固定された複数の傾斜方向磁石4〜7及び複数の周方向磁石8,9とを備える。
傾斜方向磁石4〜7は、径方向に対して(0°より大きく90°より小さい角度で)傾斜した方向に着磁されている。又、傾斜方向磁石4〜7は、4種類であって、詳しくは、着磁方向が径方向外側斜め時計回り方向の第1の傾斜方向磁石4、着磁方向が径方向外側斜め反時計回り方向の第2の傾斜方向磁石5、着磁方向が径方向内側斜め反時計回り方向の第3の傾斜方向磁石6、及び着磁方向が径方向内側斜め時計回り方向の第4の傾斜方向磁石7の4種類がある。尚、各傾斜方向磁石4〜7における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θ(0°より大きく90°より小さい角度)が同じに設定されている。
周方向磁石8,9は、周方向(詳しくは接線と平行な方向)に着磁されている。又、周方向磁石8,9は、2種類であって、詳しくは、着磁方向が接線と平行で時計回り方向の第1の周方向磁石8、及び着磁方向が接線と平行で反時計回り方向の第2の周方向磁石9の2種類がある。尚、本実施の形態の各(第1〜第4の)傾斜方向磁石4〜7及び各(第1及び第2の)周方向磁石8,9は、それぞれ3個ずつ設けられている。
又、前記傾斜方向磁石4〜7の周方向幅は前記周方向磁石8,9の周方向幅の半分に設定されている。即ち、各(第1〜第4の)傾斜方向磁石4〜7の周方向幅は回転軸2を中心とした15°に対応した幅とされ、各(第1及び第2の)周方向磁石8,9の周方向幅は回転軸2を中心とした30°に対応した幅とされている。又、傾斜方向磁石4〜7と周方向磁石8,9における径方向幅(厚さ)tは同じ(一定)とされている。そして、各傾斜方向磁石4〜7及び各周方向磁石8,9は、第1の周方向磁石8、第1の傾斜方向磁石4、第2の傾斜方向磁石5、第2の周方向磁石9、第3の傾斜方向磁石6、第4の傾斜方向磁石7の順を3回繰り返すように(即ち全体で6極を構成するように)ロータコア3の外周に固定されている。尚、本実施の形態におけるロータ1の直径Aは、40mmに設定されている。
ここで、上記のように構成されたモータのトルクを、図2に従って説明する。図2は、実験より得たものであって、傾斜方向磁石4〜7及び周方向磁石8,9の径方向幅t毎の傾斜角度−トルク特性図である。図2に示すように、前記径方向幅tが12mmの場合、傾斜角度θが20°(図中、白丸で図示)の状態でトルクが最大となる。又、径方向幅tが12mmの場合、傾斜角度θが30°(図中、×印で図示)より小さい状態で、傾斜方向磁石4〜7が単に径方向に着磁されたもの(前記傾斜角度θが0°と同じ)とされた場合に比べて、トルクが高くなる。又、径方向幅tが8mmの場合、傾斜角度θが15°(図中、白丸で図示)の状態でトルクが最大となる。又、径方向幅tが8mmの場合、傾斜角度θが25°(図中、×印で図示)より小さい状態で、傾斜方向磁石4〜7が単に径方向に着磁されたもの(前記傾斜角度θが0°と同じ)とされた場合に比べて、トルクが高くなる。又、径方向幅tが4mmの場合、傾斜角度θが5°(図中、白丸で図示)の状態でトルクが最大となる。又、径方向幅tが4mmの場合、傾斜角度θが17°(図中、×印で図示)より小さい状態で、傾斜方向磁石4〜7が単に径方向に着磁されたもの(前記傾斜角度θが0°と同じ)とされた場合に比べて、トルクが高くなる。又、径方向幅tが2mmの場合、傾斜角度θが0°(図中、白丸で図示)の状態でトルクが最大となる。又、径方向幅tが2mmの場合、傾斜角度θが10°(図中、×印で図示)付近より小さい状態でトルクが略最大となる。尚、このことから、径方向幅tは2mmより大きい方が好ましいことがわかる。
そして、上記実験結果より傾斜方向磁石4〜7が単に径方向に着磁されたもの(前記傾斜角度θが0°と同じ)とされた場合に比べて、トルクが高くなる、又はトルクが低下してしまうことが抑制される上限の点を図3に示す径方向幅−傾斜角度特性図に(図中、×印で)描き、それらの近似曲線Z1の式を算出すると、
θ=11.5×ln(t)+1
となる。
θ=11.5×ln(t)+1
となる。
そこで、本実施の形態では、傾斜方向磁石4〜7及び周方向磁石8,9における径方向幅がt[mm]の場合、各傾斜方向磁石4〜7における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、
θ≦11.5×ln(t)+1
を満たすように設定されている。
θ≦11.5×ln(t)+1
を満たすように設定されている。
又、上記実験結果よりトルクが最大値となる点を図3に示す径方向幅−傾斜角度特性図に(図3中、白丸で)描き、それらの近似曲線Z2の式を算出すると、
θ=11.5×ln(t)−9
となる。又、この近似曲線Z2から最も離れる点は、径方向幅tが4mmの場合であって、近似曲線Z2から2°離れている。
θ=11.5×ln(t)−9
となる。又、この近似曲線Z2から最も離れる点は、径方向幅tが4mmの場合であって、近似曲線Z2から2°離れている。
そこで、本実施の形態における前記傾斜角度θは、
θ={11.5×ln(t)−9}±2
を満たすように設定されている。尚、図3には、θ={11.5×ln(t)−9}±2を満たす範囲Z3を一対の破線にて図示している。
θ={11.5×ln(t)−9}±2
を満たすように設定されている。尚、図3には、θ={11.5×ln(t)−9}±2を満たす範囲Z3を一対の破線にて図示している。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)傾斜方向磁石4〜7及び周方向磁石8,9における径方向幅がtの場合、各傾斜方向磁石4〜7における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、θ≦11.5×ln(t)+1を満たすように設定される。よって、このロータ1を備えたモータのトルクを、傾斜方向磁石4〜7が単に径方向に着磁されたもの(前記傾斜角度θが0°と同じ)とされた場合に比べて、ほぼ高くすることができる(図2及び図3参照)。言い換えると、傾斜角度θに基づいて、傾斜方向磁石4〜7が単に径方向に着磁されたもの(前記傾斜角度θが0°と同じ)とされた場合よりトルクが低下してしまうといったことが抑制される。
(1)傾斜方向磁石4〜7及び周方向磁石8,9における径方向幅がtの場合、各傾斜方向磁石4〜7における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、θ≦11.5×ln(t)+1を満たすように設定される。よって、このロータ1を備えたモータのトルクを、傾斜方向磁石4〜7が単に径方向に着磁されたもの(前記傾斜角度θが0°と同じ)とされた場合に比べて、ほぼ高くすることができる(図2及び図3参照)。言い換えると、傾斜角度θに基づいて、傾斜方向磁石4〜7が単に径方向に着磁されたもの(前記傾斜角度θが0°と同じ)とされた場合よりトルクが低下してしまうといったことが抑制される。
(2)傾斜方向磁石4〜7及び周方向磁石8,9における径方向幅がtの場合、各傾斜方向磁石4〜7における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、θ={11.5×ln(t)−9}±2を満たすように設定される。よって、このロータ1を備えたモータのトルクを、略最大値とすることができる(図2及び図3参照)。
(3)4種類(第1〜第4)の傾斜方向磁石4〜7と2種類(第1及び第2の)の周方向磁石8,9とする6種類をそれぞれ3個ずつ備えることから実験(図2及び図3参照)と同様のロータ1となり、高い信頼性で上記効果(1)(2)を得ることができる。
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、傾斜角度θがθ={11.5×ln(t)−9}±2を満たすように設定されるとしたが、これに限定されず、例えば、傾斜角度θがθ≦11.5×ln(t)+1を満たし、θ={11.5×ln(t)−9}±2を満たさないように設定してもよい。このようにしても、上記実施の形態の効果(1)と同様の効果を得ることができる。
・上記実施の形態では、傾斜角度θがθ={11.5×ln(t)−9}±2を満たすように設定されるとしたが、これに限定されず、例えば、傾斜角度θがθ≦11.5×ln(t)+1を満たし、θ={11.5×ln(t)−9}±2を満たさないように設定してもよい。このようにしても、上記実施の形態の効果(1)と同様の効果を得ることができる。
又、例えば、傾斜角度θが、θ={11.5×ln(t)−9}±4を満たすように設定してもよい。このようにしても、このロータを備えたモータのトルクを、最大値を含む高い範囲とすることができる(図2及び図3参照)。尚、図3には、θ={11.5×ln(t)−9}±4を満たす範囲Z4を一対の2点鎖線にて図示している。
・上記実施の形態では、4種類(第1〜第4)の傾斜方向磁石4〜7と2種類(第1及び第2の)の周方向磁石8,9とする6種類をそれぞれ3個ずつ備えるとしたが、それぞれ他の数ずつ(即ち6種類の倍数であって3倍以外)備えるように変更してもよい。尚、勿論、この場合、傾斜方向磁石4〜7及び周方向磁石8,9の周方向幅を変更する必要がある。
・上記実施の形態では、ロータ1の直径Aは、40mmに設定されるとしたが、これに限定されず、変更してもよい。
1…ロータ、4〜7…傾斜方向磁石、8,9…周方向磁石、θ…傾斜角度、t…径方向幅。
Claims (5)
- 径方向に対して傾斜した方向に着磁された4種類の傾斜方向磁石と、周方向に着磁された2種類の周方向磁石とによってハルバッハ配列とされ、各前記傾斜方向磁石の周方向幅が前記周方向磁石の周方向幅の半分に設定されたロータであって、
前記傾斜方向磁石及び前記周方向磁石における径方向幅がtの場合、各前記傾斜方向磁石における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、
θ≦11.5×ln(t)+1
を満たすように設定されたことを特徴とするロータ。 - 径方向に対して傾斜した方向に着磁された4種類の傾斜方向磁石と、周方向に着磁された2種類の周方向磁石とによってハルバッハ配列とされ、各前記傾斜方向磁石の周方向幅が前記周方向磁石の周方向幅の半分に設定されたロータであって、
前記傾斜方向磁石及び前記周方向磁石における径方向幅がtの場合、各前記傾斜方向磁石における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、
θ={11.5×ln(t)−9}±4
を満たすように設定されたことを特徴とするロータ。 - 径方向に対して傾斜した方向に着磁された4種類の傾斜方向磁石と、周方向に着磁された2種類の周方向磁石とによってハルバッハ配列とされ、各前記傾斜方向磁石の周方向幅が前記周方向磁石の周方向幅の半分に設定されたロータであって、
前記傾斜方向磁石及び前記周方向磁石における径方向幅がtの場合、各前記傾斜方向磁石における着磁方向は径方向に対する傾斜角度θが、
θ={11.5×ln(t)−9}±2
を満たすように設定されたことを特徴とするロータ。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のロータにおいて、
4種類の前記傾斜方向磁石と2種類の前記周方向磁石をそれぞれ3個ずつ備えたことを特徴とするロータ。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のロータと、
巻線を有するステータとを備えたことを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005349735A JP2007159241A (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | ロータ及びモータ |
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- 2005-12-02 JP JP2005349735A patent/JP2007159241A/ja not_active Abandoned
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