JP2007159056A - 符号化装置及び方法、及び撮像装置 - Google Patents

符号化装置及び方法、及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 インターバル撮影時に、予測符号化方法を用いて、撮影した動画像データを効率良く符号化すること。
【解決手段】 予め設定された一定時間毎に、予め設定された撮影時間、動画像の撮影を行う撮影モードで撮影して得られた画像データを圧縮符号化する符号化方法であって、1回の前記撮影時間内に動画像の撮影をして得られる画像データを1単位として設定し、前記画像データを入力し、入力される画像データを、前記1単位毎に符号化が完結するように、フレーム間符号化方法を用いて符号化する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、符号化装置及び方法、及び撮像装置に関し、更に詳しくは、インターバル撮影により得られた画像データを符号化する符号化装置及び方法、及び撮像装置に関する。
従来、動画像を撮影して磁気テープ等の記録媒体に記録するビデオカメラが知られている。この様なビデオカメラは、通常の撮影機能に加え、様々な撮影機能を持っていることが多い。その一つに、所定間隔毎に決められた時間撮影を行うインターバル撮影機能があり、インターバル撮影機能を応用した監視カメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、近年では、MPEG2に代表されるように、フレーム間の相関を用いた符号化方式を用いて動画像データを符号化して、符号化したデータを磁気テープや光ディスクなどに記録するビデオカメラが提案されている。
この様な符号化方式では、同一フレーム内の画像データのみで復号可能な符号化方式と、参照フレームとの予測誤差を符号化するフレーム間予測符号化とを用いて符号化を行う。例えば、MPEG2では、フレーム内符号化データであるIピクチャ、前方予測符号化データであるPピクチャ、及び、双方向予測符号化データであるBピクチャを組み合わせて符号化を実現する。
予測符号化されたデータは、そのフレームのデータ単独では復号できない。そのため、MPEG2符号化を利用したDVDビデオにおいては、動画像データ中に一定間隔でIピクチャを挿入しておき、このIピクチャからランダムに再生できるようにしている。また、この一定間隔で挿入されるIピクチャのみを再生することで、高速再生も実現できる。
また、MPEG2では、符号化の単位としてGOP(Group Of Pictures)という構成が導入されている。GOPは一般に1フレームのIピクチャと所定数のP,Bピクチャで構成される。GOPの先頭はIピクチャであり、一定間隔でPピクチャが挿入され、I,Pピクチャの間にBピクチャが挿入される。一般には、15フレームを1GOPとし、IまたはPピクチャの出現間隔を3フレームとすることが多い。
NTSC方式では1秒間に30フレームの画像で構成されるので、1GOPが15フレームの場合、1GOPで記録される時間は0.5秒となる。
特開2001−103422号公報
MPEG2に代表されるフレーム間予測符号化を用いて画像データを符号化して記録するビデオカメラにおいて、インターバル撮影を実現する際、以下の問題がある。
インターバル撮影においては、1秒から数秒に1フレーム、あるいは数フレームの割合で撮影、記録を行うため、通常撮影と比べ、符号化するフレーム間の相関が低い。
そのため、予測符号化を行った際の差分値が大きくなり、発生する符号量が多くなってしまう。MPEG方式ではストリームのデータレートの上限が規定されており、また、データレートが高い場合、装置によっては再生できなくなることも考えられる。
従って、規定されたデータレートを超えないよう、符号量を抑えるために、通常撮影時に比べて量子化幅を大きくしなければならない。そのため、通常撮影時に比べて画質が低下してしまうという問題があった。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、インターバル撮影時に、予測符号化方法を用いて、撮影した動画像データを効率良く符号化することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の符号化装置は、予め設定された一定時間毎に、予め設定された撮影時間、動画像の撮影を行う撮影モードで撮影して得られた画像データを入力する入力手段と、1回の前記撮影時間内に動画像の撮影をして得られる画像データを1単位として設定する設定手段と、前記入力手段により入力される画像データを、前記1単位毎に符号化が完結するように、フレーム間符号化方法を用いて符号化する符号化手段とを有する。
また、本発明の撮像装置は、予め設定された一定時間毎に、予め設定された撮影時間、動画像の撮影を行う撮影モードで撮影を行う撮影手段と、上記記載の符号化装置と、前記符号化装置により符号化された画像データを記録する記録手段とを有する。
また、予め設定された一定時間毎に、予め設定された撮影時間、動画像の撮影を行う撮影モードで撮影して得られた画像データを符号化する本発明の符号化方法は、1回の前記撮影時間内に動画像の撮影をして得られる画像データを1単位として設定する設定工程と、前記画像データを入力する入力工程と、前記入力工程により入力される画像データを、前記1単位毎に符号化が完結するように、フレーム間符号化方法を用いて符号化する符号化工程とを有する。
本発明によれば、インターバル撮影時に、予測符号化方法を用いて、撮影した動画像データを効率良く符号化することができる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態における画像記録再生装置の概略機能構成を示すブロック図である。この画像記録再生装置は、例えば、ビデオカメラなどの撮像装置やパソコンのように、画像データを生成可能な画像生成装置等から供給される画像データをデジタル化して記録媒体に記録し、記録されたデジタルデータを再生して表示部等に出力することができる。
図1において、10は被写体を取り込みデジタル画像データに変換するカメラ処理部、20は画像データを圧縮符号化し、符号化した画像データを生成する符号化処理部である。30は符号化された画像データを所定単位にまとめてストリームデータを生成するストリーム生成処理部、40は生成されたストリームデータを管理情報とともに記録メディアにデジタル記録する記録処理部である。50は各ブロックの制御や情報収集・作成を司るマイコン等に代表される制御部、55はストリームデータが記録される、ハードディスクやメモリ等の公知の記録媒体である。
60は、記録媒体55から管理情報と共にストリームデータを読み出す再生処理部、70は読み出したストリームデータから符号化された画像データを抽出するストリーム解析部である。また、80は抽出された符号化画像データを伸長復号する復号処理部、90は復号された画像データを逐次表示する画像表示部である。
51は制御部50にユーザが所望の指令を入力する為のユーザ入力部、52はストリームデータの管理情報等を保持するメモリ部である。
次に、上記図1に示す構成を有する画像記録再生装置で実行される、本第1の実施形態におけるインターバル撮影モードでの記録動作について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。
インターバル撮影モードが指示されるとこの処理が開始され、ユーザはユーザ入力部51より制御部50に対してインターバル撮影を行う所望の記録間隔を設定する(ステップS110)。次に、ユーザは同様にユーザ入力部51から制御部50に対してインターバル撮影を行う所望の撮影時間長を設定する(ステップS120)。制御部50は、インターバル撮影で生成される符号化データに対して、後述するストリームデータ(GOP)の構成や管理情報の構成を決定する(ステップS130)。以上の前処理が終了すると、インターバル撮影が行われる(ステップS140)。
図3は、ステップS140で行われるインターバル撮影の詳細を示すフローチャートである。インターバル撮影が開始されると、制御部50は、図2のステップS110で設定された記録間隔に達したかどうかを判定する(ステップS142)。達していなければステップS142に戻って記録間隔の判定を繰り返す。設定された記録間隔が経過すると、制御部50は記録を開始する(ステップS143)。
記録開始の前処理として、制御部50はまず、メモリ52より前回のインターバル撮影で使われたカメラ制御情報を読み出す。カメラ制御情報は、例えば、明るさ(露出値、ゲイン)、絞り(アイリス)、電荷蓄積時間(電気シャッタ)、合焦(フォーカス)、焦点距離(ズーム)等である。メモリ52にカメラ制御情報が記憶されていない場合は、制御部50は、記録媒体55に記録された後述する管理情報を再生処理部60に読み出させ、その管理情報の中からカメラ制御情報を取得する。制御部50は、カメラ制御情報から、今回のカメラ処理部10の制御初期値を決定し、その初期値よりカメラ処理部10の制御が開始される。
以上の撮影開始前処理後、インターバル撮影により取得された被写体の画像は逐次カメラ処理部10に取り込まれ、デジタル画像データが生成される。生成されたデジタル画像データは、符号化圧縮部20で圧縮符号化され(ステップS144)、符号化された画像データとしてストリーム生成部30に送られる。符号化された画像データは、ストリーム生成部30で、所定単位(GOP)でまとめられ、ストリームデータとして記録処理部40へ送出される(ステップS145)。
ここで、ストリーム生成部30により生成されるストリームデータについて、図4を用いて詳細に説明する。
ステップS144で各インターバル撮影により逐次入力される画像データは、符号化圧縮部20により符号化され、ビデオストリームとして、図4(a)に示すように、IBBPBBPBBPBBPBBとなるようにピクチャ単位で並べられる。Iピクチャ420はフレーム内符号化される画像データを表し、Pピクチャ423、426、429、432はIあるいはPピクチャを参照してフレーム間符号化される画像データを表す。更に、Bピクチャ421、422、424,425、427、428、430、431、433、434は時間的に前後にある2つのIあるいはPピクチャを参照してフレーム間符号化される画像データを表す。ただし、Bピクチャの中で433、434は後続する参照ピクチャが存在しないので前方方向のPピクチャ432のみを参照してフレーム間符号化されている。
ここで生成するストリームデータのGOPを構成するフレーム数は、図2のステップS120において設定された撮影時間長から、制御部50が算出する。例えば、動画撮影方式がNTSC方式で、撮影時間長が0.5秒である場合には、30(フレーム/秒)×0.5(秒)=15(フレーム)と言うように求めることができる。そして制御部50は、求めたフレーム数毎にIピクチャが生成されるように符号化処理部20を制御する。
即ち、1GOPを15フレームで構成する場合、図4(a)に示すようにIBBPBBPBBPBBPBBの15枚単位で、図4(b)に示す1つのグループであるGOP410を構成するストリームデータとしてまとめられる。また、本第1の実施形態では、IあるいはPピクチャのフレーム間隔を3枚とする。このようなストリームデータ構成をN=15、M=3のGOPシステムと言い、DVDビデオシステムやデジタルテレビ放送システムで一般的に利用されている。
ステップS145でストリームデータが生成されると、制御部50では、生成されたストリームデータやカメラ制御情報を含むメタデータを、サンプルと呼ぶ単位で管理する管理情報を生成し、メモリ部52の管理情報を逐次更新する(ステップS146)。
ここで、ステップS146で生成され、更新される管理情報について図4〜図6を参照して説明する。
ここでは、図4(b)に示すGOP410を1つのサンプルデータとして管理する。その様子を図4(c)に示している。また、120秒間隔で0.5秒のインターバル撮影が実行されるものとして説明する。
制御部50は、まず、初めの0.5秒のインターバル撮影期間401に取得されたGOP単位のストリームデータを1つのサンプルデータとして管理する。そして、続く119.5秒の撮影停止期間402を経た0.5秒のインターバル撮影期間403に取得されたストリームデータを別の1つのサンプルデータとして管理する。つまり、各インターバル撮影期間中に取得されるGOP単位のストリームデータを、1つのサンプルデータとして管理する。
また、ストリームデータの付加情報となるカメラ制御情報に関しても、ストリームデータの図4(c)と同様に、メタデータとして図4(d)に示すようにサンプルデータ461〜463として管理される。
上記サンプルデータの管理方法を、以下にQuickTimeやMPEG4の形式で具体的に説明する。
QuickTimeやMPEG4では、図5に示すように管理情報を階層構造で管理している。各階層での代表的な管理情報をヘッダ情報(201、211、214、216、218、231、231、234、236、238)として管理する。各階層としては、以下のものを含む。まず、複数のストリームデータを纏めた全体の管理階層(200)、各ストリームデータを個別に管理するトラック階層(210、230)がある。そして、各トラック階層の下層に、各ストリームデータの種類を管理するメディア階層(212、232)、ストリームデータの情報で共通する情報を管理するメディア情報階層(215、235)がある。更に、各ストリームデータを図4(c)と図4(d)で説明したサンプル単位で管理するサンプル情報階層(217、237)がある。
各サンプルデータの管理方法を、図6を用いて説明する。図6はサンプルデータの並び方を示している。
m回目のインターバル撮影により取得されるサンプルデータ300は、所定時間長(図5の時間情報219あるいは239)のストリームデータであり、所定ストリームサイズ(図5のサイズ情報220あるいは240)として管理される。同様にm+1番目のインターバル撮影により取得されるサンプルデータ301も、所定時間長のストリームデータであり、所定の大きさのストリームサイズで管理される。
そして、複数のサンプルデータ300〜303を1つのチャンク310と呼ぶグループで管理する。各チャンクは、構成するサンプルデータの数(図5のグループ情報221あるいは241)により構成要素が管理され、ファイル先頭アドレスからのオフセット値(図5のオフセット情報222あるいは242)によりチャンク先頭位置情報が管理される。
このように、各サンプルデータに関して、時間情報と記録位置情報を管理情報で管理しておくことで、再生時に記録媒体55に記録したサンプルデータの内、任意の時間のサンプルデータを、チャンク単位で記録媒体55から容易に抽出することができる。つまり、ランダムアクセス性を保障することができる。
このようにステップS146において、図5に示す管理情報はストリームデータが生成される度に更新され、メモリ52に保持される。
次に、今回のインターバル撮影で取得したサンプルデータを、所定の記録フォーマットで記録処理部40によって記録媒体55に記録する(ステップS147)。
次に、ユーザにより記録終了の指示があったか確認する(ステップS148)。記録終了の指示があった場合、メモリ部52に記憶されている管理情報を記録処理部40によって記録媒体55に記録して(ステップS149)、インターバル撮影は終了し、それと共にインターバル撮影モードも終了する。一方、記録終了の指示がない場合には、ステップS142に戻る。
ステップS147〜S149の様に記録制御を行った場合に記録媒体55に保持されるデータの配置例を図7を参照して説明する。ここで記録媒体55は、DVDに代表されるディスクの形体をしているものとして説明する。
ステップS149における記録時に、管理情報は、サンプルデータとして管理されるストリームデータとは別に、図7に示すようにディスクのアクセスが容易なエリア(図では内周)に集中させて記録し、管理情報が即座に一括読み書きできるように配置される。
一方、ステップS147における記録時に、ストリームデータは、管理情報の外側のエリアに記録される。そして、同じチャンクに属するサンプルデータ(例えば図6のサンプルデータ300〜303)は、図7に示すように、連続した記録トラックに記録するようにする。管理情報には、チャンク先頭の記録位置アドレス情報があるので、所望するサンプルデータを一回のヘッドアクセスシーケンスで読み出すことができる。つまり、管理情報から所望する時間のストリームデータを必要最小限のヘッドアクセスシーケンスで読み出すことができるような配慮で、記録位置が配置することができる。
次に、上述したようにして記録された画像データの通常の再生動作に関して、図1のブロック図を使って簡単に説明する。
まず、サンプル単位で管理されたサンプルデータを、記録媒体55から再生処理部60により読み出す。この時、再生処理部60は、サンプルデータの管理情報を読み出し、再生に必要なストリームデータが属するサンプルデータの記録位置を割り出したら、必要なサンプルデータのみを記録媒体55から読み出す。再生処理部60で読み出されたサンプルデータは、時系列に順々にストリーム解析処理部70に送られ、GOP単位にまとめられた符号化された画像データが復号順に復号処理部80に送られる。復号処理部80は、符号化された画像データを復号して画像データを生成し、画像表示部90に送られる。画像表示部90は、送られる画像データを時系列順に表示し、インターバル撮影記録した画像データを連続動画として表示する。
次に、インターバル撮影時間長が変更された場合について、図3のステップS145で行われる所定単位でまとめられるストリームデータの生成手順について、図8を参照して説明する。ここでは、撮影時間長が0.5秒から1秒に変更された場合を例として説明する。この場合、GOPを構成するフレーム数は、撮影時間長が1秒であるので、動画撮影方式がNTSC方式であれば、30(フレーム/秒)×1(秒)=30(フレーム)となる。従って、制御部50は、30フレームを1GOPとするように符号化処理部20を制御する。
各インターバル撮影により逐次入力される画像データは符号化処理部20により符号化され、図8(a)に示すように、IBBPBBPBBPBBPBBPBBPBBPBBPBBPBB(520〜549)の30枚単位でストリームデータとしてまとめられる。この30枚単位のストリームデータは、図8(b)に示す1つのグループであるGOP510を構成する。また、本第1の実施形体では、IあるいはPピクチャのフレーム間隔を3枚とする。即ち、N=30、M=3のGOPシステムとなる。
次に、上記構成を有するストリームデータをサンプルデータとして管理する場合について、図8(b)と図8(c)を参照して説明する。
GOP510単位のストリームデータは、図8(c)に示すように、初めの1秒のインターバル撮影期間501に取得されたストリームデータが1つのサンプルデータとして管理される。そして、続く119秒の撮影停止期間502を経た1秒のインターバル撮影期間503に取得されたストリームデータを別の1つのサンプルデータとして管理する。つまり、各インターバル撮影期間中に取得されるストリームデータを、1つのサンプルデータとして管理していく。
また、ストリームデータの付加情報となるカメラ制御情報に関しても、ストリームデータの図8(c)と同様に、メタデータとして図8(d)に示すようにサンプルデータ561〜563として管理される。
上記の通り本第1の実施形態によれば、インターバル撮影において所定時間おきに生成されるストリームデータを1つのグループにまとめて管理する。これにより、時間的に近いデータを一括して管理することができると共に、所定時刻におけるストリームデータのランダムアクセス性を保障することが可能となる。
また、本第1の実施形態によれば、所定時間おきに生成されるストリームデータをひとつのフレーム間符号化が完結するグループにまとめる。これにより、時間的に近いフレーム間の相関関係を最大限に利用して符号化圧縮するので、符号化効率を最大に引き出すことができる。
さらに、カメラ制御情報をストリームデータと共に記録するので、各インターバル撮影でのカメラ制御情報の相関関係がある定点撮影において、カメラ撮影開始の制御初期値を、容易に前回のインターバル撮影カメラ制御情報から、引き続き利用することが可能となる。これにより、各インターバル撮影間のつなぎ目(撮影不連続点)に、ある程度の連続性を保持させることができ、インターバル撮影の安定した再生画像を提供することが可能となる。
さらに、インターバル撮影期間を変更した場合であってもGOPを構成するピクチャの枚数Nを変更することで、インターバル撮影期間の長さに関わらず、同じ手順でインターバル撮影により得られた画像データを効率的に記録することが可能となる。また、GOPを構成するピクチャの枚数Nを変更しても、IPの出現間隔Mは変更しないので、符号化処理でのバッファメモリの構成も変化させる必要がなく、コストのかからない形で実施することが可能となる。
<第2の実施形体>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本第2の実施形態における装置構成及び基本的な動作は上述した第1の実施形態と同様であるが、ストリームデータの構成が上述した第1の実施形態と異なる。以下、この点について詳しく説明する。
図9は、本第2の実施形態におけるストリームデータの構成を示す図である。本第2の実施形態では、インターバル撮影の撮影時間長を1秒とする。この場合、GOPを構成するフレーム数は、動画撮影方式がNTSC方式であれば、30(フレーム/秒)×1(秒)=30(フレーム)となる。従って、制御部50は、30フレーム毎にIピクチャが生成されるように符号化処理部20を制御する。
各インターバル撮影により逐次入力される画像データは符号化処理部20により符号化され、図9(a)に示すように、IBBBBBPBBBBBPBBBBBPBBBBBPBBBBB(620〜649)の30枚単位でストリームデータとしてまとめられる。この30枚単位のストリームデータは、図9(b)に示す1つのグループであるGOP610を構成する。また、本第2の実施形態では、IあるいはPピクチャのフレーム間隔を6枚とする。即ち、N=30、M=6のGOPシステムとなる。
また、GOP610単位のストリームデータは、図9(c)に示すように、初めの1秒のインターバル撮影期間601に取得されたストリームデータが1つのサンプルデータとして管理される。そして、続く119秒の撮影停止期間602を経た1秒のインターバル撮影期間603に取得されたストリームデータを別の1つのサンプルデータとして管理する。つまり、各インターバル撮影期間中に取得されるストリームデータを、1つのサンプルデータとして管理していく。
さらに、ストリームデータの付加情報となるカメラ制御情報に関しても、ストリームデータの図9(c)と同様に、メタデータとして図9(d)に示すようにサンプルデータ661〜663として管理される。
上記の通り本第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果に加え、IPピクチャの出現間隔Mを広くすることにより、より高能率の符号化を実現することができる。
なお、上記第1及び第2の実施形態では、各インターバル撮影で取得した画像ストリームを1GOPを1サンプルデータとして管理するよう記録していたが、複数のGOPを1サンプルデータとして管理してもよい。この場合、複数GOP毎にアクセス可能となる。
<他の実施形態>
本発明の目的は、以下の様にして達成することも可能である。まず、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、以下のようにして達成することも可能である。即ち、読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合である。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。また、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのコンピュータネットワークを、プログラムコードを供給するために用いることができる。
本発明の実施の形態における画像記録再生装置の概略機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるインターバル撮影モードでの記録動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるインターバル撮影の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるストリームデータ、GOP、及びサンプル単位の概念を説明する図である。 本発明の実施の形態における管理情報の構成図である。 本発明の実施の形態におけるサンプルデータの管理方法の説明図である。 本発明の実施の形態における記録媒体上のサンプルデータの記録状態を示す図である。 本発明の第1の実施形態における別の構成を有するストリームデータ、GOP、及びサンプル単位の概念を説明する図である。 本発明の第2の実施形態におけるストリームデータ、GOP、及びサンプル単位の概念を説明する図である。
符号の説明
10 カメラ処理部
20 符号化処理部
30 ストリーム生成処理部
40 記録制御部
50 制御部
51 ユーザ入力部
52 メモリ部
55 記録媒体
60 再生処理部
70 ストリーム解析処理部
80 復号処理部
90 画像表示部

Claims (14)

  1. 予め設定された一定時間毎に、予め設定された撮影時間、動画像の撮影を行う撮影モードで撮影して得られた画像データを入力する入力手段と、
    1回の前記撮影時間内に動画像の撮影をして得られる画像データを1単位として設定する設定手段と、
    前記入力手段により入力される画像データを、前記1単位毎に符号化が完結するように、フレーム間符号化方法を用いて符号化する符号化手段と
    を有することを特徴とする符号化装置。
  2. 前記符号化手段により符号化された画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体に記録された画像データを再生するための管理情報を生成する生成手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記管理情報は、前記記録媒体における複数の前記単位分の画像データの記録開始位置を含むことを特徴とする請求項2に記載の符号化装置。
  4. 前記管理情報は、前記撮影時間を含むことを特徴とする請求項2または3に記載の符号化装置。
  5. 前記管理情報は、前記各撮影時間における動画像の撮影で使用された撮影制御情報を含むことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の符号化装置。
  6. 予め設定された一定時間毎に、予め設定された撮影時間、動画像の撮影を行う撮影モードで撮影を行う撮影手段と、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の符号化装置と、
    前記符号化装置により符号化された画像データを記録する記録手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  7. 予め設定された一定時間毎に、予め設定された撮影時間、動画像の撮影を行う撮影モードで撮影して得られた画像データを符号化する符号化方法であって、
    1回の前記撮影時間内に動画像の撮影をして得られる画像データを1単位として設定する設定工程と、
    前記画像データを入力する入力工程と、
    前記入力工程により入力される画像データを、前記1単位毎に符号化が完結するように、フレーム間符号化方法を用いて符号化する符号化工程と
    を有することを特徴とする符号化方法。
  8. 前記符号化工程で符号化された画像データを記録媒体に記録する記録工程と、
    前記記録媒体に記録された画像データを再生するための管理情報を生成する生成工程と
    を更に有することを特徴とする請求項7に記載の符号化方法。
  9. 前記管理情報は、前記記録媒体における複数の前記単位分の画像データの記録開始位置を含むことを特徴とする請求項8に記載の符号化方法。
  10. 前記管理情報は、前記撮影時間を含むことを特徴とする請求項8または9に記載の符号化方法。
  11. 前記管理情報は、前記各撮影時間における動画像の撮影で使用された撮影制御情報を含むことを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の符号化方法。
  12. 情報処理装置が実行可能なプログラムであって、前記プログラムを実行した情報処理装置を、請求項1乃至5のいずれかに記載の符号化装置として機能させることを特徴とするプログラム。
  13. 請求項7乃至11のいずれかに記載の符号化方法を実現するためのプログラムコードを有することを特徴とする情報処理装置が実行可能なプログラム。
  14. 請求項12又は13に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする情報処理装置が読み取り可能な記憶媒体。
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