JP2007158987A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線回路装置では複数の移相器が用いられており、小型化の障害となっている。
【解決手段】送信回路103の変調回路105からの出力は2信号に分配され、一方の信号は90度移相器106を介して電力増幅器107に入力され、他方の信号は電力増幅器108に入力される。電力増幅器107からの出力信号は、送信フィルタ109を通過し、電力増幅器108からの出力信号は、送信フィルタ110を介して90度移相器113を通過した後に合成され単相入出力型アンテナ101より送信される。受信信号は2信号に分配され、一方の信号は90度移相器113、受信フィルタ112、ならびに、90度移相器114を通過し、他方の信号は受信フィルタ111を通過した後、同相信号として受信回路104に入力される。受信回路104に入力された受信信号は、低雑音増幅器115を介して復調回路116に入力される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば携帯電話などの携帯型無線端末装置に利用される無線回路装置、無線受信方法、プログラム、および媒体に関する。
近年、携帯電話などの携帯型無線端末装置における能動回路が妨害波の影響によって飽和し、その受信感度が劣化してしまうという現象が、クローズアップされてきている。
より具体的に述べると、従来の携帯電話で利用されている送受信方式においてはアンテナ−受信回路間の回路接続とアンテナ−送信回路間の回路接続との切り換えを行って受信と送信とを交互に行うが、次世代の携帯電話で利用が予想されるW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access、広帯域符号分割多元接続)方式などの送受信方式においては回路接続の切り換えを行わずに受信と送信とを同時に行うことが普通である。そのような回路接続の切り換えを行わないW−CDMA方式などの送受信方式が利用される場合には、送信回路から受信回路へ送信信号がリークしてしまうことがあり、このような受信回路へリークした送信信号は前述の妨害波となる。このため、妨害波の影響による受信感度の劣化が助長される。
無線回路装置では一般的に妨害波の影響による受信感度の劣化を抑制するために、(1)フィルタなど受動部品を大型化する、もしくは(2)消費電力の増大をともなう増幅器、混合器など能動部品の高線型化(=電池サイズを大型化)するというアプローチが行われてきた。
これに対して、消費電力の増大をともなわずにこの受信感度劣化を低減する無線回路装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。従来の無線通信装置では、アンテナで受信された受信信号は差動信号として受信回路に入力され送信回路からアンテナへ出力される信号の一部は同相信号として受信回路にリークする。リークした送信信号は受信回路の同相除去比を用いて低減する。
図9に従来の無線通信装置のアンテナ共用器の構成図を示す。ここで、移相器1002、1004、1005、1006はいずれもストリップ線路で形成されており、移相器1004、1006は1/4波長線路であり、移相器1002と移相器1005に対応するストリップ線路の線路長差は1/4波長である。
図9に示した無線回路装置において、同相信号としてTx端子に入力された送信信号は2信号に分配され、一方は送信フィルタ1001、ノードA1、移相器1002を通過し、他方は送信フィルタ1003、移相器1004、ノードA2、移相器1005を通過した後に合成され、同相信号としてANT端子に出力される。
しかし、2信号に分波された送信信号の一部は、ノードA1とノードA2より受信回路側にリークする。このとき、ノードA1からリークする信号は移相器1006を通過するためノードA2からリークする信号と同相となるので、Rx端子にリークする信号は同相信号となる。
一方、同相でANT端子に入力された受信信号は2信号に分配され、一方は移相器1002、ノードA1、移相器1006ならびに受信フィルタ1007を通過し、他方は移相器1005、ノードA2ならびに受信フィルタ1008を通過し、差動信号として受信端子Rxに出力される。
ここで、同相成分の信号の利得よりも差動成分の信号の利得が大きい、あるいは、同相成分の信号の損失よりも差動成分の信号の損失を小さい受信回路を用いることで、送信信号リークによる受信感度劣化が低減できる。
さらに近年、携帯電話は小型かつ低コスト化が急速に進んでいる。そこで、送信回路では高価で、大きいアイソレータをなくすことが課題となっている。しかしながら、アイソレータをなくすと、アンテナが人体に近づくことによる負荷変動のため、不要輻射である隣接チャネル漏洩電力を電波法に定める値以下にすることが困難となる。
これに対して、アイソレータをなくしても負荷インピーダンス変動に強い無線回路が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
図10(a)に従来の送信装置を示す。Pinより入力した送信信号は2信号に分配され、一方の信号は90度移相器1009を介して電力増幅器1010を通過し、他方の信号は電力増幅器1011を介して90度移相器1012を通過した後、2つの信号は合成されPoutより出力される。
図10において、2つの電力増幅器1010、1011を用い、出力負荷が50Ωからずれたときに、それぞれの電力増幅器からみた負荷インピーダンスが異なるように移相器1009、1012を挿入することで、図10(b)に示すように隣接チャネルへ漏洩する電力の劣化を平均化することができる。
図11に、図9と図10を組み合わせた無線回路装置の構成の例を示す。図11の無線回路装置は、単相入出力型アンテナ1013と、送信入力端子が単相入力型、アンテナ入出力端子が単相入出力型であり、受信出力端子が平衡出力型であるデュプレクサ1014と、単相出力の送信回路1015と、同相信号を入力する受信回路1016で構成されている。送信回路1015において、変調回路1017からの出力は2信号に分配され、一方の信号は90度移相器1018を介して電力増幅器1019を通過し、他方の信号は電力増幅器1020を介して90度移相器1021を通過した後、2つの信号は合成されデュプレクサ1014に入力される。
デュプレクサ1014に入力された信号は2信号に分配され、一方は送信フィルタ1022、90度移相器1023を通過し、他方は送信フィルタ1024、90度移相器1025を通過した後に合成され、単相入出力型アンテナ1013より送信される。
炭相入出力型アンテナ1013より受信された受信信号はデュプレクサ1014に入力される。デュプレクサ1014において、受信信号は2信号に分配され、一方の信号は90度移相器1025、90度移相器、ならびに、受信フィルタ1027を通過し、他方の信号は受信フィルタ1028を通過した後、2つの信号は同相信号として受信回路1016に入力される。
受信回路1016に入力された受信信号は、低雑音増幅器1029を介して復調回路1030に入力される。
上記構成の無線回路装置を用いることで、送信信号リークによる感度劣化が小さく、アンテナ負荷インピーダンスの変動による隣接チャネル漏洩電力の劣化の小さい無線回路装置が実現できる。
特開2004−215244号公報 特開平9−64758号公報
しかしながら、図11の無線回路装置では90度移相器として5つも用いられている。もしこの90度移相器としてλ/4線路を用いるとすると、占有面積が大きいため、無線回路装置の小型化には限界があった。
さらに図11には送信、受信ともに帯域外のインピーダンスが開放および短絡に近いフィルタの対が必要となる。これらのフィルタには差動信号および同相信号の振幅バランス、位相差を崩さないため、通過帯域の損失が同じでかつ帯域外短絡のフィルタの入力にλ/4線路を接続したときの入力インピーダンスが同じである必要がある。図11に示すようにこれを実際に実現するのは非常に困難である。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、小型で入力開放および短絡のフィルタ対を用いることなく、送信信号リークによる受信感度劣化を低減し、かつアンテナ負荷変動による送信信号劣化を低減した無線回路装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、第1の本発明は、第1のアンテナと、第1の周波数帯の送信信号を、第1の出力端子と第2の出力端子から出力する送信回路と、記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯の受信信号を、第1の入力端子と第2の入力端子から入力する受信回路とを備え、前記送信回路の前記第2の出力端子からの送信信号に対し前記第1の出力端子からの出力信号の移相量の差が−90度であり、前記送信回路の第1の出力端子と前記第1の送信フィルタが接続され、前記送信回路の第2の出力端子と前記第1の90度移相回路が第2の送信フィルタを介して接続され、前記第1の送信フィルタからの出力と前記第1の90度移相回路からの出力は単相送信信号として前記第1のアンテナに出力され、前記第1の90度移相回路と第2の移相回路は第1の受信フィルタを介して接続され、前記第1のアンテナからの受信信号は2信号に分配され、分配された一方の受信信号は前記第1の90度移相回路と前記第1の受信フィルタと前記第2の90度移相回路を介して前記受信回路の第1の入力端子に出力され、分配された他方の受信信号は第2の受信フィルタを介して前記受信回路の第2の入力端子に出力される無線回路装置である。
また、第2の本発明は、前記送信信号は90度位相の異なる信号であり、前記アンテナの入出力信号は単相信号であり、前記受信信号は差動信号であることを特徴とする第1の本発明の無線回路装置である。
また、第3の本発明は、前記送信信号は90度位相の異なる信号であり、前記アンテナの入出力信号は差動信号であり、前記受信信号は差動信号であることを特徴とする第1の本発明の無線回路装置である。
また、第4の本発明は、前記送信信号は差動信号であり、前記アンテナの入出力信号は単相信号であり、前記受信信号は同相信号であることを特徴とする第1の本発明の無線回路装置である。
また、第5の本発明は、前記第1および第2の送信フィルタは前記第1の周波数帯を通過させ、前記第2の周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが前記第1および第2の送信フィルタの出力端の特性インピーダンスに比べて開放に近いことを特徴とした第11〜第4の本発明の無線回路装置である。
また、第6の本発明は、前記第1および第2の受信フィルタは前記第2の周波数帯を通過させ、前記第1の周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが前記第1および第2の受信フィルタの入力端の特性インピーダンスに比べて開放に近いことを特徴とした第1〜第4の本発明の無線回路装置である。
本発明の無線回路装置によれば、送信信号リークによる受信感度劣化を低減し、かつアンテナ負荷変動による送信信号劣化を低減した無線回路装置の小型化が実現できる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に本発明の第1の実施形態の無線回路装置の構成を示す。増幅器の入力、アンテナ端、受信フィルタの出力のそれぞれ片側にλ/4線路が挿入されているが、2つの経路の位相差が90度になるものであれば、両側に挿入してもよい。
図1に示す実施の形態1の無線回路装置の構成と、従来例である図12の無線回路装置の構成の最大の違いは、受信フィルタ1026とλ/4線路移相器1027の位置を入れ替えたことと、片側のフィルタの阻止帯域、すなわち送信フィルタの受信帯、受信フィルタの送信帯のインピーダンスを短絡から開放にしたことである。これにより、(1)送信信号リークが低減しつつ、(2)2個ずつ同種のフィルタを用いることが可能となる。これは、2つのフィルタ間のばらつき低減と開発コストの面から有利である。
図1において、単相入出力型アンテナ101と、送信入力端子が2系線入力型、アンテナ入出力端子が単相入出力型であり、受信出力端子が平衡出力型であるデュプレクサ102と、2系線出力の送信回路103と、同相信号を入力する受信回路104で構成されている。送信回路103において、変調回路105からの出力は2信号に分配され、一方の信号は90度移相器106を介して電力増幅器107を通過し、他方の信号は電力増幅器108を通過した後、それぞれデュプレクサ102に入力される。
ここで、電力増幅器107の入力側に90度移相器が接続されているため、電力増幅器107からの出力は、電力増幅器108からの出力より移相量で90度だけ遅れる。
デュプレクサ102は、2つの送信フィルタ109、110と、2つの受信フィルタ111、112と、2つの90度移相器113、114を備えている。電力増幅器107からの出力信号は、送信フィルタ109を通過し、電力増幅器108からの出力信号は、送信フィルタ110を介して90度移相器113を通過した後に合成される。ここで、電力増幅器108からの出力信号は、90度移相器113を通過することで移相量が電力増幅器107からの出力信号と位相差0となる。このようにして合成された送信信号は、単相信号として単相入出力型アンテナ101に出力される。
ここで、2つの送信フィルタ109、110は送信周波数帯を通過させ、受信周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが送信フィルタ109、110の出力端の特性インピーダンスに比べて開放に近い特性とすることが望ましい。上記構成とすることで、2つの送信フィルタを同種のものとすることができる。
単相入出力型アンテナ101より受信された受信信号はデュプレクサ102に入力される。デュプレクサ102において、受信信号は2信号に分配され、一方の信号は90度移相器113、受信フィルタ112、ならびに、90度移相器114を通過し、他方の信号は受信フィルタ111通過した後、2つの信号は同相信号として受信回路104に入力される。ここで、単相入出力アンテナ101から受信した受信信号の一方は90度移相器113、114を通過し、他方は90度移相器を通過しないので、2信号の位相差は180度となり差動信号として受信回路に入力される。ここで、2つの受信フィルタ111、112は、受信周波数帯を通過させ、送信周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが受信フィルタ111、112の入力端の特性インピーダンスに比べて開放に近い特性とすることが望ましい。上記構成とすることで、2つの受信フィルタを同種のものとすることができる。
受信回路104に入力された受信信号は、低雑音増幅器115を介して復調回路116に入力される。
ここで、実施の形態1の無線回路装置の送信信号リーク低減の原理を説明する。送信信号の一部はデュプレクサ102から受信回路104にリークする。
送信信号を位相差90度の信号とすると送信信号リークは位相差0度の同相信号として受信回路104に入力される。ここで受信回路104、特に本発明の増幅器の一例である低雑音増幅器115として同相除去比(CMRR:Common Mode Rejection Ratio)の大きい回路構成を用いる。その結果、受信回路104の低雑音増幅器115にて、差動信号である受信信号の利得に比べて同相信号である送信信号リークの利得を小さくできる。
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2の無線回路装置の構成を示す。図2では移相器としてλ/4線路の替わりに+45度移相器と−45度移相器を用いている。
なお、図1と同じ機能の構成要素については図1と同じ符号を用いて説明する。単相入出力型アンテナ101と、送信入力端子が2系線入力型、アンテナ入出力端子が単相入出力型であり、受信出力端子が平衡出力型であるデュプレクサ102と、2系線出力の送信回路103と、同相信号を入力する受信回路104で構成されている。送信回路103において、変調回路105からの出力は2信号に分配され、一方の信号は45度移相器121を介して電力増幅器107を通過し、他方の信号は−45度移相器122を介して電力増幅器108を通過した後、それぞれデュプレクサ102に入力される。
ここで、電力増幅器107の入力側に45度移相器が接続され、電力増幅器108の入力側に−45度移相器122が接続されているため、電力増幅器107からの出力は、電力増幅器108からの出力より移相量で90度だけ遅れる。
デュプレクサ102は、2つの送信フィルタ109、110と、2つの受信フィルタ111、112と、2つの45度移相器124、125と、2つの−45度移相器123、126を備えている。電力増幅器107からの出力信号は、送信フィルタ109を介して−45度移相器123を通過し、電力増幅器108からの出力信号は、送信フィルタ110を介して45度移相器124を通過した後に合成される。ここで、電力増幅器108からの出力信号と電力増幅器107からの出力信号は、それぞれ一回ずつ45度移相器と−45度移相器を通過するので移相量が位相差0となる。このようにして合成された送信信号は、単相信号として単相入出力型アンテナ101に出力される。
ここで、2つの送信フィルタ109、110は送信周波数帯を通過させ、受信周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが送信フィルタ109、110の出力端の特性インピーダンスに比べて開放に近い特性とすることが望ましい。上記構成とすることで、2つの送信フィルタを同種のものとすることができる。
単相入出力型アンテナ101より受信された受信信号はデュプレクサ102に入力される。デュプレクサ102において、受信信号は2信号に分配され、一方の信号は90度移相器113、受信フィルタ112、ならびに、90度移相器114を通過し、他方の信号は受信フィルタ111通過した後、2つの信号は同相信号として受信回路104に入力される。ここで、単相入出力アンテナ101から受信した受信信号の一方は90度移相器113、114を通過し、他方は90度移相器を通過しないので、2信号の位相差は180度となり差動信号として受信回路に入力される。ここで、2つの受信フィルタ111、112は、受信周波数帯を通過させ、送信周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが受信フィルタ111、112の入力端の特性インピーダンスに比べて開放に近い特性とすることが望ましい。上記構成とすることで、2つの受信フィルタを同種のものとすることができる。
受信回路104に入力された受信信号は、低雑音増幅器115を介して復調回路116に入力される。
このように、図2の構成とすることで、実施の形態1の無線回路装置と同様の効果を得ることができる。
図3にインダクタ(L)とキャパシタ(C)を組み合わせた+45度移相器と−45度移相器の回路構成を示す。位相遅れ移相回路127は並列接続のキャパシタ128と直列接続のインダクタ129で構成される。位相進み移相回路130は並列接続のインダクタ131と直列接続のキャパシタ132で構成される。
ここで、キャパシタの容量を1pF、インダクタのインダクタンスを10nH、入力端子P1のインピーダンスを50Ω、出力端子P2、P3のインピーダンスを100Ωとしてシミュレーションを行った結果を図4に示す。
図4(a)は振幅通過特性、(b)は位相通過特性である。図4より、2つの移相回路127、130は1.6GHzで振幅バランスがとれて、通過位相差90度が実現できることがわかる。
図3に示した移相回路を用いることで、回路規模を小さくすることができる。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3の無線回路装置の構成を示す。なお、図1と同じ機能の構成要素については図1と同じ符号を用いて説明する。
実施の形態3の無線回路装置では、実施の形態1(図1)の送信回路103の電力増幅器107の入力側に接続される90度移相器の代わりに、発振器の出力を分周器で分周した信号を用いることで、90度移相器と同じ機能を実現している。
送信回路103において送信信号は振幅信号位相信号分離回路140により振幅信号と位相信号に分離される。分離された位相信号は、局部発振回路141の出力は分周器142で分周した信号を用いて−90度位相シフトの信号とゼロ位相シフトの信号とに分配され、−90度位相シフトの送信信号は出力制御電力増幅器133に入力され、ゼロ位相シフトの送信信号は出力制御電力増幅器134に入力される。振幅信号は電源電圧制御回路143、144に入力され、それぞれ出力制御電力増幅器133、出力制御電力増幅器134の電源電圧を制御する。出力制御電力増幅器133、134は電源電圧が変化すると出力電力が変化する。そのため、入力された位相信号に振幅信号が合成される。出力制御電力増幅器133、出力制御電力増幅器134の出力はそれぞれデュプレクサ102に出力される。
デュプレクサ102は、2つの送信フィルタ109、110と、2つの受信フィルタ111、112と、2つの90度移相器113、114を備えている。出力制御電力増幅器133からの出力信号は、送信フィルタ109を通過し、出力制御電力増幅器134からの出力信号は、送信フィルタ110を介して90度移相器113を通過した後に合成される。ここで、出力制御電力増幅器134からの出力信号は、90度移相器113を通過することで移相量が出力制御電力増幅器133からの出力信号と位相差0となる。このようにして合成された送信信号は、単相信号として単相入出力型アンテナ101に出力される。
ここで、2つの送信フィルタ109、110は送信周波数帯を通過させ、受信周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが送信フィルタ109、110の出力端の特性インピーダンスに比べて開放に近い特性とすることが望ましい。上記構成とすることで、2つの送信フィルタを同種のものとすることができる。
単相入出力型アンテナ101より受信された受信信号はデュプレクサ102に入力される。デュプレクサ102において、受信信号は2信号に分配され、一方の信号は90度移相器113、受信フィルタ112、ならびに、90度移相器114を通過し、他方の信号は受信フィルタ111通過した後、2つの信号は同相信号として受信回路104に入力される。ここで、単相入出力アンテナ101から受信した受信信号の一方は90度移相器113、114を通過し、他方は90度移相器を通過しないので、2信号の移相量は2信号の位相差は180度となり差動信号として受信回路に入力される。ここで、2つの受信フィルタ111、112は、受信周波数帯を通過させ、送信周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが受信フィルタ111、112の入力端の特性インピーダンスに比べて開放に近い特性とすることが望ましい。上記構成とすることで、2つの受信フィルタを同種のものとすることができる。
受信回路104に入力された受信信号は、低雑音増幅器115を介して復調回路116に入力される。
ここで、実施の形態1の無線回路装置の送信信号リーク低減の原理を説明する。送信信号の一部はデュプレクサ102から受信回路104にリークする。
送信信号を位相差90度の信号とすると送信信号リークは位相差0度の同相信号として受信回路104に入力される。ここで受信回路104、特に本発明の増幅器の一例である低雑音増幅器115として同相除去比(CMRR:Common Mode Rejection Ratio)の大きい回路構成を用いる。その結果、受信回路104の低雑音増幅器115にいて、差動信号である受信信号の利得に比べて同相信号である送信信号リークの利得を小さくできる。
なお、図5の示す送信回路の構成は、周波数変調方式のアプリケーションなどに用いることができる。実施の形態3の構成とすることで、さらに移相器が1つ削減でき、無線回路の小型化が可能となる。
(実施の形態4)
実施の形態1、2、3では、送信信号リークを受信回路の同相除去比を用いて低減する構成としたが、図6に示す実施の形態4の無線回路装置では複素フィルタを用いて送信信号リークを低減する。
なお、図5と同じ機能の構成要素については図5と同じ符号を用いて説明する。実施の形態4の無線回路装置では、実施の形態1(図1)の送信回路103の電力増幅器107の入力側に接続される90度移相器の代わりに、発振器の出力を分周器で分周した信号を用いることで、90度移相器と同じ機能を実現している。
送信回路103において送信信号は振幅信号位相信号分離回路140により振幅信号と位相信号に分離される。分離された位相信号は、局部発振回路141の出力は分周器142で分周した信号を用いて90度位相シフトの信号とゼロ位相シフトの信号とに分配され、90度位相シフトの送信信号は出力制御電力増幅器133に入力され、ゼロ位相シフトの送信信号は出力制御電力増幅器134に入力される。振幅信号は電源電圧制御回路143、144に入力され、それぞれ出力制御電力増幅器133、出力制御電力増幅器134の電源電圧を制御する。出力制御電力増幅器133、134は電源電圧が変化すると出力電力が変化する。そのため、入力された位相信号に振幅信号が合成される。出力制御電力増幅器133、出力制御電力増幅器134の出力はそれぞれデュプレクサ102に出力される。
デュプレクサ102は、2つの送信フィルタ109、110と、2つの受信フィルタ111、112と、1つの90度移相器113を備えている。
出力制御電力増幅器133からの出力信号は、送信フィルタ109と90度移相器113を通過し、出力制御電力増幅器134からの出力信号は送信フィルタ110を通過した後に合成される。ここで、出力制御電力増幅器133からの出力信号は、90度移相器113を通過することで移相量が出力制御電力増幅器134からの出力信号と位相差0となる。このようにして合成された送信信号は、単相信号として単相入出力型アンテナ101に出力される。
ここで、2つの送信フィルタ109、110は送信周波数帯を通過させ、受信周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが送信フィルタ109、110の出力端の特性インピーダンスに比べて開放に近い特性とすることが望ましい。上記構成とすることで、2つの送信フィルタを同種のものとすることができる。
単相入出力型アンテナ101より受信された受信信号はデュプレクサ102に入力される。デュプレクサ102において、受信信号は2信号に分配され、一方の信号は受信フィルタ112を通過し、他方の信号は90度移相器113と受信フィルタ111通過した後、2つの信号はそれぞれ受信回路104に入力される。ここで、単相入出力アンテナ101から受信した受信信号の一方は90度移相器を通過せず、他方は90度移相器113を通過するので、2信号の移相量は2信号の位相差は90度となる。ここで、2つの受信フィルタ111、112は、受信周波数帯を通過させ、送信周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが受信フィルタ111、112の入力端の特性インピーダンスに比べて開放に近い特性とすることが望ましい。上記構成とすることで、2つの受信フィルタを同種のものとすることができる。
以上の構成により、低雑音増幅器145に入力される受信信号より、低雑音増幅器146に入力される受信信号は位相が90度遅れる。また、低雑音増幅器145に入力される受信信号より、低雑音増幅器146に入力される受信信号は位相が90度進むこととなる。
90度移相器113と受信フィルタ112を通過した受信信号は低雑音増幅器145に、受信フィルタ111を通過した受信信号は低雑音増幅器146にそれぞれ入力される。低雑音増幅器145の出力は2信号に分配され、一方は加算器149に入力され、他方は−90度移相器147を介して加算器150に入力される。また、低雑音増幅器146の出力は2信号に分配され、一方は加算器150に入力され、他方は90度移相器148を介して加算器149に入力される。以上の構成により、加算器149、150にそれぞれ入力される2つの受信信号は同相となり、互いに強めあう。一方、加算器149、150にそれぞれ入力される2つの送信信号は逆相となり、互いに打ち消しあう。その結果、差動信号である受信信号の利得に比べて同相信号である送信信号リークの利得を小さくできる。
局部発振回路151からの出力信号は分周器152により90度位相シフトの基準信号と0度位相シフトの基準信号を生成する。
そして、ミキサ153には加算器149からの出力と0度位相シフトの基準信号が供給され、ミキサ154には加算器150からの出力と90度位相シフトの基準信号が供給される。したがって、ミキサ153からの出力信号とミキサ154からの出力信号の位相差は0度となり、この2信号を合せ単相信号としてIF回路155に入力する。
本実施の形態では、ミキサ153、154に入力する局部発振回路からの基準信号を90度だけ位相をずらして入力することで、イメージ抑圧もできる。
また、図6に示した構成とすることで、デュプレクサの移相器を削減することができ、無線回路の小型化が可能となる。
(実施の形態5)
実施の形態5は実施の形態1の変形例で、図7に差動アンテナを用いた無線回路装置の構成を示した。
なお、図1と同じ機能の構成要素については図1と同じ符号を用いて説明する。
電力増幅器107の入力側に90度移相器が接続されているため、電力増幅器107からの出力は、電力増幅器108からの出力より移相量で90度だけ遅れる。
デュプレクサ102は、2つの送信フィルタ109、110と、2つの受信フィルタ111、112と、2つの90度移相器113、114を備えている。電力増幅器107からの出力信号は、送信フィルタ109を介して90度移相器113を通過し、電力増幅器108からの出力信号は、送信フィルタ110を通過した後に合成される。ここで、電力増幅器107からの出力信号は、90度移相器113を通過することで移相量が電力増幅器108からの出力信号と位相差180となる。このようにして合成された送信信号は、差動信号として差動入出力型アンテナ160(161、162)に出力される。
ここで、2つの送信フィルタ109、110は送信周波数帯を通過させ、受信周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが送信フィルタ109、110の出力端の特性インピーダンスに比べて開放に近い特性とすることが望ましい。上記構成とすることで、2つの送信フィルタを同種のものとすることができる。
差動入出力型アンテナ160(161、162)より受信された受信信号はデュプレクサ102に入力される。デュプレクサ102において、一方の信号は受信フィルタ112、ならびに、90度移相器114を通過し、他方の信号は90度移相器113、ならびに、受信フィルタ111通過した後、2つの信号は同相信号として受信回路104に入力される。ここで、差動入出力型アンテナ101から受信した受信信号の一方は90度移相器114を通過し、他方は90度移相器113を通過するので、2信号の位相差は180度となり差動信号として受信回路に入力される。ここで、2つの受信フィルタ111、112は、受信周波数帯を通過させ、送信周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが受信フィルタ111、112の入力端の特性インピーダンスに比べて開放に近い特性とすることが望ましい。上記構成とすることで、2つの受信フィルタを同種のものとすることができる。
受信回路104に入力された受信信号は、低雑音増幅器115を介して復調回路116に入力される。
ここで、実施の形態1の無線回路装置の送信信号リーク低減の原理を説明する。送信信号の一部はデュプレクサ102から受信回路104にリークする。
送信信号を位相差90度の信号とすると送信信号リークは位相差0度の同相信号として受信回路104に入力される。ここで受信回路104、特に本発明の増幅器の一例である低雑音増幅器115として同相除去比(CMRR:Common Mode Rejection Ratio)の大きい回路構成を用いる。その結果、受信回路104の低雑音増幅器115にて、差動信号である受信信号の利得に比べて同相信号である送信信号リークの利得を小さくできる。
(実施の形態6)
実施の形態6は実施の形態1の変形例で、図8に受信回路を単相信号入力にした無線回路装置の構成を示した。
なお、図1と同じ機能の構成要素については図1と同じ符号を用いて説明する。
電力増幅器107の入力側に90度移相器が接続されているため、電力増幅器107からの出力は、電力増幅器108からの出力より移相量で90度だけ遅れる。
デュプレクサ102は、2つの送信フィルタ109、110と、2つの受信フィルタ111、112と、2つの90度移相器113、114を備えている。電力増幅器107からの出力信号は、送信フィルタ109を通過し、電力増幅器108からの出力信号は、送信フィルタ110を介して90度移相器113を通過した後に合成される。ここで、電力増幅器108からの出力信号は、90度移相器113を通過することで移相量が電力増幅器107からの出力信号と位相差0となる。このようにして合成された送信信号は、単相信号として単相入出力型アンテナ101に出力される。
ここで、2つの送信フィルタ109、110は送信周波数帯を通過させ、受信周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが送信フィルタ109、110の出力端の特性インピーダンスに比べて開放に近い特性とすることが望ましい。上記構成とすることで、2つの送信フィルタを同種のものとすることができる。
単相入出力型アンテナ101より受信された受信信号はデュプレクサ102に入力される。デュプレクサ102において、受信信号は2信号に分配され、一方の信号は受信フィルタ112、ならびに、90度移相器114を通過し、他方の信号は90度移相器113、ならびに、受信フィルタ111通過した後、2つの信号は同相信号として受信回路104に入力される。ここで、単相入出力型アンテナ101から受信した受信信号の一方は90度移相器114を通過し、他方は90度移相器113を通過するので、2信号の位相差は0度となり、合成されて受信回路に入力される。ここで、2つの受信フィルタ111、112は、受信周波数帯を通過させ、送信周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが受信フィルタ111、112の入力端の特性インピーダンスに比べて開放に近い特性とすることが望ましい。上記構成とすることで、2つの受信フィルタを同種のものとすることができる。
受信回路104に入力された受信信号は、低雑音増幅器115を介して復調回路116に入力される。
ここで、実施の形態1の無線回路装置の送信信号リーク低減の原理を説明する。送信信号の一部はデュプレクサ102から受信回路104にリークする。
送信信号を位相差90度の信号とすると送信信号リークは位相差180度の差動信号として受信フィルタ112、移相器114から出力される。受信フィルタ112、移相器114から出力は合成されて受信回路104に入力されるが、このとき送信信号リークは互いに打ち消しあう。その結果、受信回路104の低雑音増幅器115にて、同相信号である受信信号の利得に比べて差動信号である送信信号リークの利得を小さくできる。
本発明の無線回路は、同時送受信を行い、また人体などに近接することによりアンテナインピーダンスの変化が大きい、携帯電話などに用いることができる。
本発明の実施の形態1における無線回路装置の構成図 本発明の実施の形態2における無線回路装置の構成図 45度移相器ならびに−45度移相器の構成図 (a)図3に示す45度移相器ならびに−45度移相器の振幅通過特性を示す図(b)図3に示す45度移相器ならびに−45度移相器の位相通過特性を示す図 本発明の実施の形態3における無線回路装置の構成図 本発明の実施の形態4における無線回路装置の構成図 本発明の実施の形態5における無線回路装置の構成図 本発明の実施の形態6における無線回路装置の構成図 従来の無線回路装置の構成図 従来の無線回路装置の構成図 従来の無線回路装置の構成図
符号の説明
101,1013 単相入出力型アンテナ
102,1014 デュプレクサ
103,1015 送信回路
104,1016 受信回路
105,1017 変調回路
106,113,114 90度移相器
107,108,1019,1020 電力増幅器
109,110,1001,1003,1022,1024 送信フィルタ
111,112,1007,1008,1027,1028 受信フィルタ
115,145,146,1029 低雑音増幅器
116,1030 復調回路
121,124,125 45度移相器
122,123,126 −45度移相器
133,134 出力制御電力増幅器
140 振幅信号位相信号分離回路
141,151 局部発振回路
142,152 分周器
143,144 電源電圧制御回路
149,150 加算器
153,154 ミキサ
160 差動入出力型アンテナ

Claims (6)

  1. 第1のアンテナと、
    第1の周波数帯の送信信号を、第1の出力端子と第2の出力端子から出力する送信回路と、
    記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯の受信信号を、第1の入力端子と第2の入力端子から入力する受信回路とを備え、
    前記送信回路の前記第2の出力端子からの送信信号に対し前記第1の出力端子からの出力信号の移相量の差が−90度であり、
    前記送信回路の第1の出力端子と前記第1の送信フィルタが接続され、
    前記送信回路の第2の出力端子と前記第1の90度移相回路が第2の送信フィルタを介して接続され、
    前記第1の送信フィルタからの出力と前記第1の90度移相回路からの出力は単相送信信号として前記第1のアンテナに出力され、
    前記第1の90度移相回路と第2の移相回路は第1の受信フィルタを介して接続され、
    前記第1のアンテナからの受信信号は2信号に分配され、分配された一方の受信信号は前記第1の90度移相回路と前記第1の受信フィルタと前記第2の90度移相回路を介して前記受信回路の第1の入力端子に出力され、
    分配された他方の受信信号は第2の受信フィルタを介して前記受信回路の第2の入力端子に出力される無線回路装置。
  2. 前記送信信号は90度位相の異なる信号であり、
    前記アンテナの入出力信号は単相信号であり、
    前記受信信号は差動信号であることを特徴とした請求項1記載の無線回路装置。
  3. 前記送信信号は90度位相の異なる信号であり、
    前記アンテナの入出力信号は差動信号であり、
    前記受信信号は差動信号であることを特徴とした請求項1記載の無線回路装置。
  4. 前記送信信号は差動信号であり、
    前記アンテナの入出力信号は単相信号であり、
    前記受信信号は同相信号であることを特徴とした請求項1記載の無線回路装置。
  5. 前記第1および第2の送信フィルタは前記第1の周波数帯を通過させ、前記第2の周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが前記第1および第2の送信フィルタの出力端の特性インピーダンスに比べて開放に近いことを特徴とした請求項1〜4のいずれかに記載の無線回路装置。
  6. 前記第1および第2の受信フィルタは前記第2の周波数帯を通過させ、前記第1の周波数帯のアンテナ側から見たインピーダンスが前記第1および第2の受信フィルタの入力端の特性インピーダンスに比べて開放に近いことを特徴とした請求項1〜4のいずれかに記載の無線回路装置。
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