JP2007158948A - 色変換装置、色変換方法、および色変換プログラム - Google Patents
色変換装置、色変換方法、および色変換プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007158948A JP2007158948A JP2005353765A JP2005353765A JP2007158948A JP 2007158948 A JP2007158948 A JP 2007158948A JP 2005353765 A JP2005353765 A JP 2005353765A JP 2005353765 A JP2005353765 A JP 2005353765A JP 2007158948 A JP2007158948 A JP 2007158948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- unit
- color value
- input image
- color space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Color, Gradation (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】グレー軸近傍での色の連続性の向上を図ることができる色変換装置を提供する。
【解決手段】入力画像色空間における入力色値を、出力画像色空間における色値に変換する色変換装置30において、DLUT31は、入力画像色空間を複数の単位立方体に格子状に分割したときの各格子点に対応付けて、出力画像色空間における色値を保持している。補間演算部32は、各単位立方体を当該単位立方体の格子点を頂点とする複数の多面体にさらに分割したときの各多面体を単位補間立体として、入力色値が属する単位補間立体を構成する複数の格子点を特定し、DLUT31によって求められる特定された複数の格子点に対応付けられた出力画像色空間における色値を用いて、変換後の色値を補間演算により求める。上記多面体のうちグレー軸を一辺とする単位立方体を分割する多面体は、グレー軸を一辺とし単位立方体を切断する面を有しないように規定される。
【選択図】図1
【解決手段】入力画像色空間における入力色値を、出力画像色空間における色値に変換する色変換装置30において、DLUT31は、入力画像色空間を複数の単位立方体に格子状に分割したときの各格子点に対応付けて、出力画像色空間における色値を保持している。補間演算部32は、各単位立方体を当該単位立方体の格子点を頂点とする複数の多面体にさらに分割したときの各多面体を単位補間立体として、入力色値が属する単位補間立体を構成する複数の格子点を特定し、DLUT31によって求められる特定された複数の格子点に対応付けられた出力画像色空間における色値を用いて、変換後の色値を補間演算により求める。上記多面体のうちグレー軸を一辺とする単位立方体を分割する多面体は、グレー軸を一辺とし単位立方体を切断する面を有しないように規定される。
【選択図】図1
Description
本発明は、入力画像色空間における入力画像信号の色値を、出力画像色空間における色値に変換する色変換装置、色変換方法、および色変換プログラムに関する。
入力画像色空間における入力画像信号の色値(以下、適宜「入力色値」と称す)を、出力画像色空間における色値(以下、適宜「出力色値」と称す)に変換する色変換方法として、多次元ルックアップテーブルと補間演算処理とを併用するものが知られている。この色変換方法では、入力画像色空間を複数の単位立方体に格子状に分割したときの各格子点に対応付けて、出力画像色空間における色値を格子点データとして保持する多次元ルックアップテーブルを用意しておく。そして、立方体補間と呼ばれる補間法では、入力色値の変換に際しては、当該入力色値が属する単位立方体を特定し、特定された単位立方体の8個の格子点を補間に用いる参照格子点として選択する。そして、8個の参照格子点の格子点データを用いて入力色値に対応する出力色値を補間演算により求める。
補間法としては、上記の立方体補間の他に、演算量を減らす目的で三角柱(Prism)補間や四面体(TetraHydra)補間が用いられることも多い。三角柱補間では、単位立方体を当該単位立方体の格子点を頂点とする2つの三角柱にさらに分割し、当該三角柱を単位補間立体とする。また、四面体補間では、単位立方体を当該単位立方体の格子点を頂点とする6つの四面体にさらに分割し、当該四面体を単位補間立体とする。そして、入力色値の変換に際しては、当該入力色値が属する単位補間立体(三角柱または四面体)を特定し、特定された単位補間立体を構成する複数(6個または4個)の格子点を参照格子点として選択する。そして、複数の参照格子点の格子点データを用いて入力色値に対応する出力色値を補間演算により求める。
例えば、各色8ビットのL*a*b*値を入力色値とし、L*a*b*色空間を各軸16分割して(16×16×16)個の単位立方体に分割し、(17×17×17)個の格子点を持つ3次元ルックアップテーブルを用いる場合、従来の三角柱補間では、図7に示されるように、L*a*b*色空間の全領域において同じ分割方法(分割方向)で各単位立方体を2つの三角柱に分割する。そして、入力色値の上位4ビットに基づいて当該入力色値が何れの単位立方体に属するかを判断し、さらに入力色値の下位4ビットに基づいて当該入力色値が何れの三角柱に属するかを判断する。具体的には、入力色値の下位4ビットにより求まる単位立方体内での入力色値の座標を(DL*,Da*,Db*)とするとき、図8のようにDa*≧Db*が真であれば手前の三角柱ABCEFGに属すると判断し、図9のようにDa*<Db*が真であれば奥の三角柱ACDEGHに属すると判断する。そして、入力色値が属すると判断された三角柱の6つの格子点の格子点データを用いて、入力色値に対応する出力色値を補間演算により求める。
このように、従来の三角柱補間では、入力画像色空間の全領域において単位立方体の分割を同じように行っている。これは、四面体補間についても同様である。
上記従来の三角柱補間では、図10に示されるように、等明度面に沿ってグレー軸の周囲に6個の三角柱(単位補間立体)T1’〜T6’が規定されるため、グレー軸近傍において色相角に応じて参照格子点が6通りに変化する。この参照格子点の変化は、グレー軸近傍での色の連続性に対して悪影響を及ぼす。
そこで、本発明は、グレー軸近傍での色の連続性の向上を図ることができる色変換装置、色変換方法、および色変換プログラムを提供する。
本発明に係る色変換装置は、入力画像色空間における入力画像信号の色値を、出力画像色空間における色値に変換する色変換装置において、前記入力画像色空間を複数の単位立方体に格子状に分割したときの各格子点に対応付けて、前記出力画像色空間における色値を保持している多次元ルックアップテーブルと、前記各単位立方体を当該単位立方体の格子点を頂点とする複数の多面体にさらに分割したときの各多面体を単位補間立体として、前記入力画像信号の色値が属する単位補間立体を構成する複数の格子点を特定し、前記多次元ルックアップテーブルによって求められる前記特定された複数の格子点に対応付けられた前記出力画像色空間における色値を用いて、前記入力画像信号の変換後の色値を補間演算により求める補間演算手段と、を有し、前記多面体のうちグレー軸を一辺とする単位立方体を分割する多面体は、前記グレー軸を一辺とし前記単位立方体を切断する面を有しないように規定されることを特徴とする。
また、本発明に係る色変換方法は、入力画像色空間を複数の単位立方体に格子状に分割したときの各格子点に対応付けて、出力画像色空間における色値を保持している多次元ルックアップテーブルを用いて、前記入力画像色空間における入力画像信号の色値を、前記出力画像色空間における色値に変換する色変換方法において、前記各単位立方体を当該単位立方体の格子点を頂点とする複数の多面体にさらに分割したときの各多面体を単位補間立体として、前記入力画像信号の色値が属する単位補間立体を構成する複数の格子点を特定し、前記多次元ルックアップテーブルによって求められる前記特定された複数の格子点に対応付けられた前記出力画像色空間における色値を用いて、前記入力画像信号の変換後の色値を補間演算により求めるステップを有し、前記多面体のうちグレー軸を一辺とする単位立方体を分割する多面体は、前記グレー軸を一辺とし前記単位立方体を切断する面を有しないように規定されることを特徴とする。
また、本発明に係る色変換方法は、入力画像色空間を複数の単位立方体に格子状に分割したときの各格子点に対応付けて、出力画像色空間における色値を保持している多次元ルックアップテーブルを用いて、前記入力画像色空間における入力画像信号の色値を、前記出力画像色空間における色値に変換するための色変換プログラムにおいて、コンピュータを、前記各単位立方体を当該単位立方体の格子点を頂点とする複数の多面体にさらに分割したときの各多面体を単位補間立体として、前記入力画像信号の色値が属する単位補間立体を構成する複数の格子点を特定し、前記多次元ルックアップテーブルによって求められる前記特定された複数の格子点に対応付けられた前記出力画像色空間における色値を用いて、前記入力画像信号の変換後の色値を補間演算により求める補間演算手段として機能させ、前記多面体のうちグレー軸を一辺とする単位立方体を分割する多面体は、前記グレー軸を一辺とし前記単位立方体を切断する面を有しないように規定されることを特徴とする。
本発明によれば、グレー軸近傍での色の連続性の向上を図ることができる色変換装置、色変換方法、および色変換プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態に係る色変換装置30を含む画像処理装置1の構成を示すブロック図である。この画像処理装置1は、原稿の画像をスキャナで読み取って出力デバイス(プリントエンジン)により出力するカラーコピー機である。すなわち、本実施の形態では、本発明に係る色変換装置をカラーコピー機に適用した場合を例にとって説明する。ただし、本発明に係る色変換装置の用途は特に限定されない。
画像処理装置1全体の構成および動作について簡単に説明する。図1において、スキャナ10は、原稿の画像を光学的に読み取って濃度RGB信号を生成する。前段色変換部20は、スキャナ10により得られたRGB信号をマトリックス演算などでL*a*b*信号に変換する。色変換装置30は、前段色変換部20により得られたL*a*b*信号をダイレクトルックアップテーブル(DLUT)を用いてCMYK信号に変換する。トーン補正部40は、色変換装置30により得られたCMYK信号に対して出力デバイス(プリントエンジン)50に合わせたトーン補正を施す。出力デバイス50は、トーン補正後のCMYK信号に基づき、CMYK四色の色材(トナーやインク等)を用いて紙等の印刷媒体に画像を印刷する。
以下、本実施の形態に係る色変換装置30について説明する。色変換装置30は、多次元ルックアップテーブルと補間演算処理とを併用して、入力画像色空間における入力画像信号の色値(入力色値)を、出力画像色空間における色値(出力色値)に変換するものである。図1において、色変換装置30は、DLUT31と補間演算部32とを有する。
DLUT31は、入力画像色空間を複数の単位立方体(単位立方格子)に格子状に分割したときの各格子点に対応付けて、出力画像色空間における色値を格子点データとして保持している。具体的には、DLUT31は、各格子点の座標(L*,a*,b*)に対応したアドレスに対応づけて、格子点データ(C,M,Y,K)を格納しているメモリである。
補間演算部32は、上記各単位立方体を当該単位立方体の格子点を頂点とする複数の多面体にさらに分割したときの各多面体を単位補間立体として、入力色値が属する単位補間立体を構成する複数の格子点を特定し、特定された複数の格子点の格子点データを用いて、入力色値の変換後の色値(すなわち入力色値に対応する出力色値)を補間演算により求めるものである。
ここで、本実施の形態における単位立方体の分割方法、すなわち単位補間立体(多面体)の規定の仕方について説明する。本実施の形態では、グレー軸近傍での参照格子点の変化が少なくなるように、グレー軸に接する単位立方体については、当該単位立方体がグレー軸を一辺とする面で切断されないように複数の多面体に分割する。すなわち、本実施の形態では、グレー軸を一辺とする単位立方体を分割する多面体は、グレー軸を一辺とし単位立方体を切断する面を有しないように規定される。具体的には、三角柱補間では、図2に示すようにグレー軸近傍の単位立方体を2つの三角柱に分割する。四面体補間では、図2に示すようにグレー軸近傍の単位立方体を2つの三角柱に分割し、さらに各三角柱を3つの四面体に分割する。
なお、補間演算部32の機能は、適宜の構成により実現可能であり、例えばハードウェア回路によって実現されてもよいし、記録媒体に記録された色変換プログラムがコンピュータにより実行されることによって実現されてもよい。
以下、本実施の形態に係る色変換装置30について、三角柱補間を行う場合を例にとって、より具体的に説明する。以下の説明では、入力色値は各色8ビット(0〜255)のL*a*b*値であるものとする。
本具体例では、図3に示すように、L*a*b*色空間の入力色値が取り得る範囲を、各軸16分割し、(16×16×16)個の単位立方体に格子状に分割する。そして、各単位立方体を、図4に示すように2つの三角柱に分割する。図4において、グレー軸を一辺とする単位立方体を分割する三角柱は、グレー軸を一辺とし単位立方体を切断する面を有しないように規定されている。また、L*a*b*色空間は、グレー軸を含み互いに直交する2つの格子面により区分され、L*a*b*色空間には、グレー軸の周りに4つの象限が画定されている。すなわち、L*a*b*色空間には、第1象限Q1(a*≧128,b*≧128)、第2象限Q2(a*≧128,b*<128)、第3象限Q3(a*<128,b*<128)、および第4象限Q4(a*<128,b*≧128)が画定されている。そして、同一の象限に位置する単位立方体は、それぞれ同様に(同じ分割方向で)2つの三角柱に分割されている。第1象限Q1および第3象限Q3に属する単位立方体は、図5のように分割され、第2象限Q2および第4象限Q4に属する単位立方体は、図6のように分割される。
DLUT31は、L*a*b*色空間を各軸16分割して得られる、図3に示される(17×17×17)個の格子点の各々に対応付けて、当該格子点の座標値(L*a*b*値)に対応するCMYK値を保持する3次元ルックアップテーブルである。
補間演算部32は、DLUT31を用いて三角柱補間法による補間演算処理を行うことにより、入力色値に対応する出力色値を算出する。具体的には、補間演算部32は、入力色値の上位4ビットにより当該入力色値が属する単位立方体を決定し、さらに入力色値の下位4ビットにより当該入力色値が属する三角柱を特定する。
入力色値が属する三角柱の特定は、次のように行われる。まず、補間演算部32は、入力色値が、第1象限Q1または第3象限Q3に属するか、それとも第2象限Q2または第4象限Q4に属するかを判断する。具体的には、補間演算部32は、入力色値a*,b*の最上位ビットが同じであれば(0と0、または1と1であれば)、入力色値は第1象限Q1または第3象限Q3に属すると判断し、最上位ビットが異なれば(1と0、または0と1であれば)、入力色値は第2象限Q2または第4象限Q4に属すると判断する。
そして、入力色値が第1象限Q1または第3象限Q3に属すると判断された場合、補間演算部32は、入力色値が図5の三角柱ABDEFHまたは三角柱BCDFGHの何れに属するかを判断する。具体的には、入力色値の下位4ビットにより求まる単位立方体内での入力色値の座標を(DL*,Da*,Db*)(0≦DL*,Da*,Db*≦1)とするとき、(1−Da*)≧Db*が真であれば三角柱ABDEFHに属すると判断し、(1−Da*)<Db*が真であれば三角柱BCDFGHに属すると判断する。なお、図5では、(1−Da*)≧Db*であり、入力色値は三角柱ABDEFHに属している。
一方、入力色値が第2象限Q2または第4象限Q4に属すると判断された場合、補間演算部32は、入力色値が図6の三角柱ABCEFGまたは三角柱ACDEGHの何れに属するかを判断する。具体的には、Da*≧Db*が真であれば三角柱ABCEFGに属すると判断し、Da*<Db*が真であれば三角柱ACDEGHに属すると判断する。なお、図6では、Da*≧Db*であり、入力色値は三角柱ABCEFGに属している。
そして、補間演算部32は、入力色値が属すると判断された三角柱を構成する6個の格子点を参照格子点として、入力色値に対応する出力色値を補間演算により算出する。具体的には、補間演算部32は、L*a*b*色空間における入力色値と各参照格子点との位置関係(近さ)に応じた重み付け係数を用いた重み付け補間演算を行うことにより、入力L*a*b*値に対応する出力CMYK値を算出する。例えば、補間演算部32は、入力色値の下位4ビットに基づき、入力色値と各参照格子点との距離の逆数を各参照格子点の重み付け係数として求め、6個の参照格子点の格子点データを、それぞれ対応する重み付け係数で重み付けして加重平均を算出し、出力色値を求める。
以上のとおり、本実施の形態では、入力画像色空間を複数の単位立方体に格子状に分割したときの各格子点に対応付けて、出力画像色空間における色値を保持している多次元ルックアップテーブルと、上記各単位立方体を当該単位立方体の格子点を頂点とする複数の多面体にさらに分割したときの各多面体を単位補間立体とする補間演算処理とを併用する色変換において、上記多面体のうちグレー軸を一辺とする単位立方体を分割する多面体は、グレー軸を一辺とし単位立方体を切断する面を有しないように規定される。このため、本実施の形態によれば、グレー軸に接する単位立方体がグレー軸を一辺とする面で切断されないので、従来と比較して、グレー軸周りに規定される多面体の個数を少なくすることができ、グレー軸近傍での色相角に応じた参照格子点の変化を少なくすることができる。具体的には、従来の三角柱補間では、図10に示されるように等明度面に沿ってグレー軸の周囲に6個の三角柱T1’〜T6’が規定され、グレー軸近傍において色相角に応じて参照格子点が6通りに変化する。これに対し、本実施の形態では、図2に示されるように等明度面に沿ってグレー軸の周囲に4個の三角柱T1〜T4が規定され、グレー軸近傍において色相角に応じて参照格子点が4通りに変化する。この結果、本実施の形態によれば、グレー軸近傍での色の連続性を向上させることができる。また、グレー軸近傍でのノイズを低減することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更することができる。例えば、入力画像色空間および出力画像色空間は、それぞれ、L*a*b*色空間およびCMYK色空間に限られず、RGB色空間、YCC色空間、L*a*b*色空間など、他の色空間であってもよい。また、入力画像色空間および出力画像色空間は、互いに同一の色空間であってもよい。すなわち、本発明は、いわゆる色空間変換だけでなく、ガミュート圧縮、色バランス調整、コントラスト補正、明るさ補正、彩度補正など、各種の色変換処理に適用可能である。
また、グレー軸を一辺とする単位立方体以外の単位立方体については、上記以外の態様で分割されてもよく、例えば従来と同様の態様で分割されてもよい。
1 画像処理装置、10 スキャナ、20 前段色変換部、30 色変換装置、31 ダイレクトルックアップテーブル(DLUT)、32 補間演算部、40 トーン補正部、50 出力デバイス。
Claims (3)
- 入力画像色空間における入力画像信号の色値を、出力画像色空間における色値に変換する色変換装置において、
前記入力画像色空間を複数の単位立方体に格子状に分割したときの各格子点に対応付けて、前記出力画像色空間における色値を保持している多次元ルックアップテーブルと、
前記各単位立方体を当該単位立方体の格子点を頂点とする複数の多面体にさらに分割したときの各多面体を単位補間立体として、前記入力画像信号の色値が属する単位補間立体を構成する複数の格子点を特定し、前記多次元ルックアップテーブルによって求められる前記特定された複数の格子点に対応付けられた前記出力画像色空間における色値を用いて、前記入力画像信号の変換後の色値を補間演算により求める補間演算手段と、を有し、
前記多面体のうちグレー軸を一辺とする単位立方体を分割する多面体は、前記グレー軸を一辺とし前記単位立方体を切断する面を有しないように規定されることを特徴とする色変換装置。 - 入力画像色空間を複数の単位立方体に格子状に分割したときの各格子点に対応付けて、出力画像色空間における色値を保持している多次元ルックアップテーブルを用いて、前記入力画像色空間における入力画像信号の色値を、前記出力画像色空間における色値に変換する色変換方法において、
前記各単位立方体を当該単位立方体の格子点を頂点とする複数の多面体にさらに分割したときの各多面体を単位補間立体として、前記入力画像信号の色値が属する単位補間立体を構成する複数の格子点を特定し、前記多次元ルックアップテーブルによって求められる前記特定された複数の格子点に対応付けられた前記出力画像色空間における色値を用いて、前記入力画像信号の変換後の色値を補間演算により求めるステップを有し、
前記多面体のうちグレー軸を一辺とする単位立方体を分割する多面体は、前記グレー軸を一辺とし前記単位立方体を切断する面を有しないように規定されることを特徴とする色変換方法。 - 入力画像色空間を複数の単位立方体に格子状に分割したときの各格子点に対応付けて、出力画像色空間における色値を保持している多次元ルックアップテーブルを用いて、前記入力画像色空間における入力画像信号の色値を、前記出力画像色空間における色値に変換するための色変換プログラムにおいて、
コンピュータを、
前記各単位立方体を当該単位立方体の格子点を頂点とする複数の多面体にさらに分割したときの各多面体を単位補間立体として、前記入力画像信号の色値が属する単位補間立体を構成する複数の格子点を特定し、前記多次元ルックアップテーブルによって求められる前記特定された複数の格子点に対応付けられた前記出力画像色空間における色値を用いて、前記入力画像信号の変換後の色値を補間演算により求める補間演算手段として機能させ、
前記多面体のうちグレー軸を一辺とする単位立方体を分割する多面体は、前記グレー軸を一辺とし前記単位立方体を切断する面を有しないように規定されることを特徴とする色変換プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005353765A JP2007158948A (ja) | 2005-12-07 | 2005-12-07 | 色変換装置、色変換方法、および色変換プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005353765A JP2007158948A (ja) | 2005-12-07 | 2005-12-07 | 色変換装置、色変換方法、および色変換プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007158948A true JP2007158948A (ja) | 2007-06-21 |
Family
ID=38242690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005353765A Pending JP2007158948A (ja) | 2005-12-07 | 2005-12-07 | 色変換装置、色変換方法、および色変換プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007158948A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8497926B2 (en) | 2009-05-29 | 2013-07-30 | Sony Corporation | Information processing apparatus, method, and program |
EP2938059A2 (en) | 2014-04-15 | 2015-10-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Color processing apparatus and color processing method |
-
2005
- 2005-12-07 JP JP2005353765A patent/JP2007158948A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8497926B2 (en) | 2009-05-29 | 2013-07-30 | Sony Corporation | Information processing apparatus, method, and program |
EP2938059A2 (en) | 2014-04-15 | 2015-10-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Color processing apparatus and color processing method |
JP2015204569A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | キヤノン株式会社 | 色処理装置およびその方法 |
EP2938059A3 (en) * | 2014-04-15 | 2015-11-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Color processing apparatus and color processing method |
KR101765472B1 (ko) | 2014-04-15 | 2017-08-07 | 캐논 가부시끼가이샤 | 색처리 장치 및 색처리 방법 |
US9854134B2 (en) | 2014-04-15 | 2017-12-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Color processing apparatus and color processing method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20170324885A1 (en) | Image processing apparatus and color separation processing method | |
US7333237B2 (en) | Color adjustment method, color adjustment apparatus, color conversion definition editing apparatus, image processing apparatus, program, and storage medium | |
JP3493104B2 (ja) | カラー画像処理装置 | |
JPH089172A (ja) | カラー画像処理装置 | |
US7929188B2 (en) | Color gamut data creating device | |
JP4085232B2 (ja) | 色域算出装置および色域算出方法、記憶媒体 | |
JP2006115500A (ja) | 高速低メモリ紙色抑制アルゴリズム | |
JP4481840B2 (ja) | 情報処理方法および装置 | |
JP3171081B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2007181134A (ja) | 画像処理装置およびテーブル作成方法 | |
JP2007158948A (ja) | 色変換装置、色変換方法、および色変換プログラム | |
JP4662242B2 (ja) | 色変換方法、色変換装置、プログラムおよび記録媒体 | |
JP4737684B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP4710538B2 (ja) | 色変換装置、色変換方法、および色変換プログラム | |
JP3870056B2 (ja) | 画像処理装置及び方法及びコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 | |
JP2008042835A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP4222221B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2004179819A (ja) | 色変換処理装置、色変換処理プログラムおよび色変換処理方法 | |
JP2000022975A (ja) | データ変換装置および方法 | |
JP3988012B2 (ja) | 色変換方法、色変換装置及び記録媒体 | |
JP2000253267A (ja) | カラー画像処理方法およびカラー画像処理装置 | |
JPH0946542A (ja) | 補間演算方法およびデータ変換装置 | |
JPH11238127A (ja) | 刈り込み放射状補間および刈り込み四面体補間の共用補間回路 | |
JP2009071715A (ja) | 色域作成方法、色域作成装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2009296139A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム |