JP2007158726A - ファクシミリ装置およびイメージデータ送信装置 - Google Patents

ファクシミリ装置およびイメージデータ送信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】個々のグループを一々展開することなく、グループに属する前記個別宛先を容易に前記グループから削除できるようにすること。
【解決手段】宛先記憶メモリC7に記憶された宛先データの変更を行う際に、前記変更を行おうとする宛先データに含まれる個別宛先名を選択する変更時個別宛先名選択手段C8aと、前記変更時個別宛先名選択手段C8aにより選択された個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示される個別宛先登録変更画面を表示する個別宛先登録変更画面表示手段C8bと、前記個別宛先登録変更画面において、前記個別宛先名が前記全グループ宛先名の中の各グループ宛先に属していることを解除するグループ解除手段C8cとを有する前記宛先登録・変更手段C8を、備えたファクシミリ装置U2。
【選択図】 図2

Description

本発明は、公衆回線を介して他のファクシミリ装置やパーソナルコンピュータ等のイメージデータ受信装置との間でイメージデータの送受信を行うファクシミリ装置やイメージデータ送信装置に関し、特に、前記他のファクシミリ装置等のイメージデータ受信装置に送信する前記イメージデータの受取人を個別に特定する個別宛先名と、前記他のファクシミリ装置等の電話番号である宛先番号(FAX番号や電子メールアドレス)と、複数の前記個別宛先名が属するグループ宛先名とを含む宛先データを記憶し、前記イメージデータの送信先として前記グループ宛先名を選択することにより前記グループ宛先名のグループに属する全ての個別宛先名に同時にイメージデータを送信する機能を有するファクシミリ装置やイメージデータ送信装置に関する。
本明細書において「ファクシミリ装置」は、ファクシミリ機能を有する全ての装置を意味し、ファクシミリ機能を有する複合機またはファクシミリ専用機等を含む意味で使用される。また、「イメージデータ送信装置」は、前記ファクシミリ装置に加え、電子メールの添付ファイルとしてイメージデータを受信可能なパーソナルコンピュータやサーバ等のコンピュータ装置を含む意味で使用される。
前記種類のファクシミリ装置において、他のファクシミリ装置に送信するイメージデータの受取人を個別に特定する個別宛先名と、前記他のファクシミリ装置の電話番号である宛先番号(FAX番号)と、複数の個別宛先名が属するグループ宛先名と、イメージデータを送信したことを通知する送信通知先のeメールアドレスとを含む宛先データを記憶する宛先記憶メモリを有し、FAXやeメールを送信する相手先アドレス{宛先番号(FAX番号)}を、宛先表、短縮ダイヤル、またはワンタッチダイヤルに登録できる装置が従来公知である。
前記グループ宛先名には、複数の個別宛先名が属しており、FAX送信宛先として前記宛先記憶メモリに記憶されたグループ宛先名を選択することにより、前記選択されたグループ宛先に属する複数の個別宛先に同時にFAXを送信することができる。
前記宛先表等に登録されたグループ宛先に属する所定の個別宛先名を含む個別記宛先データを編集(修正、変更等)したとき、前記編集に応じて前記グループ宛先に属している前記個別宛先名を前記グループ宛先から削除する必要がある場合に削除し忘れることがある。その場合、グループ宛先名を使用してFAX送信した場合に、前記削除し忘れた個別宛先にもFAXが誤送信されてしまうという問題点がある。
前記グループ宛先機能を有するファクシミリ装置として次の従来技術(J01)が公知である。
(J01)特許文献1(特開昭63−105569号公報)
この特許文献1には、個別宛先を編集(修正、変更など)して、前記個別宛先が属するグループにFAXを送信する際に前記編集した個別宛先に送信する必要が無くなった時に、再度グループの登録をやり直すことなく、同報宛先入力時(グループ宛先への送信時)に、グループ内の前記個別宛先を展開した状態でグループ宛先から容易に削除できるようにした技術が記載されている。
特開昭63−105569号公報
(前記特許文献1記載の従来技術(J01)の問題点)
前記特許文献1記載の技術では、グループに属する個別宛先を展開した状態で削除したい宛先を選択しているが、この方法ではグループ内の展開した個別宛先を見ることができても、前記個別宛先が含まれるグループがどのグループであるかということは、個々のグループを一々展開して捜さなければならない。
本発明は、前述の事情に鑑み、FAX読取り画像データ等のイメージデータを送信する際にグループ宛先を指定することにより、グループ宛先に属する複数の個別宛先に同時にイメージデータを送信する機能を有するイメージデータ送信装置(ファクシミリ装置を含む)において、次の記載内容(O01)を技術的課題とする。
(O01)個々のグループを一々展開することなく、グループに属する前記個別宛先を容易に前記グループから削除できるようにすること。
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施の形態の具体例(実施例)の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(本発明)
前記課題を解決するため、本発明のファクシミリ装置(U2)は、次の構成要件(A01)〜(A05)を備えたことを特徴とする。
(A01)ユーザが入力するために使用する複数の入力部材(UI3,UI4,UI5,UI6)と、前記ユーザの入力に応じた画像が表示される表示部(UI2)とを有するユーザインタフェース(UI)、
(A02)原稿画像を読み取って送受信用のイメージデータとするイメージスキャナ(UB)、
(A03)前記イメージデータを公衆回線(K)を介して前記他のファクシミリ装置(U1,U3)に送信するイメージデータ送信手段(C5a)と、前記他のファクシミリ装置(U1,U3)から送信されたイメージデータを公衆回線(K)を介して受信するイメージデータ受信手段(C5b)を有するイメージデータ送受信手段(C5)、
(A04)前記他のファクシミリ装置(U1,U3)に送信する前記イメージデータの受取人を個別に特定する個別宛先名と、前記他のファクシミリ装置(U1,U3)の電話番号である宛先番号(FAX番号)と、複数の前記個別宛先名がそれぞれ属するグループ宛先名と、を含む宛先データを記憶する宛先記憶メモリ(C7)、
(A05)前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれる個別宛先名を選択する変更時個別宛先名選択手段(C8a)と、前記変更時個別宛先名選択手段(C8a)により選択された個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示される個別宛先登録変更画面(34)を表示する個別宛先登録変更画面表示手段(C8b)とを有し、前記宛先データを前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶させ、且つ、記憶された前記宛先データの変更を行う宛先登録・変更手段(C8)。
(本発明の作用)
前記構成要件(A01)〜(A05)を備えた本発明のファクシミリ装置(U2)では、ユーザインタフェースの複数の入力部材(UI3,UI4,UI5,UI6)はユーザが入力するために使用される。ユーザインターフェイスの表示部(UI2)には、前記ユーザの入力に応じた画像が表示され、イメージスキャナは原稿画像を読み取って送信用のイメージデータとする。イメージデータ送受信手段(C5)のイメージデータ送信手段(C5a)は前記イメージデータを公衆回線(K)を介して前記他のファクシミリ装置(U1,U3)に送信し、イメージデータ受信手段(C5b)は、他のファクシミリ装置(U1,U3)から送信されたイメージデータを公衆回線(K)を介して受信する。
宛先記憶メモリ(C7)は、前記他のファクシミリ装置(U1,U3)に送信した前記イメージデータの受取人を特定する宛先名と、前記他のファクシミリ装置(U1,U3)の電話番号である宛先番号(FAX番号)と、複数の前記宛先名がそれぞれ属するグループ宛先名と、を含む宛先データを記憶する。
宛先登録・変更手段(C8)は、前記宛先データを前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶させ、且つ、記憶された前記宛先データの変更を行う。
変更時個別宛先名選択手段(C8a)は、前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれる個別宛先名を選択する。個別宛先登録変更画面表示手段(C8b)は、前記変更時個別宛先名選択手段(C8a)により選択された個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示される個別宛先登録変更画面(34)を表示する。
この場合、前記個別宛先登録変更画面表示手段(C8b)により、表示された個別宛先登録変更画面(34)では、前記変更時個別宛先名選択手段(C8a)により選択された個別宛先名が属する全グループ宛先名を容易に確認することができる。
(本発明の形態1)
本発明の形態1のファクシミリ装置(U2)は、前記本発明または本発明の形態1において次の構成要件(A06)を備えたことを特徴とする。
(A06)前記個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示された前記個別宛先登録変更画面(34)において、前記個別宛先名が前記全グループ宛先名の中の各グループ宛先に属していることを解除するグループ解除手段(C8c)を有する前記宛先登録・変更手段(C8)。
(本発明の形態1の作用)
前記構成要件(A06)を備えた本発明の形態1のファクシミリ装置(U2)では、前記個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示された前記個別宛先登録変更画面(34)において、前記宛先登録・変更手段(C8)のグループ解除手段(C8c)は前記個別宛先名が前記全グループ宛先名の中の各グループ宛先に属していることを解除することができる。
(本発明の形態2)
本発明の形態2のファクシミリ装置(U2)は前記本発明において次の構成要件(A07)を備えたことを特徴とする。
(A07)前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれるグループ宛先名を選択する変更時グループ宛先名選択手段(C8d)と、前記変更時グループ宛先名選択手段(C8d)により選択されたグループ宛先名に属する個別宛先名を含む前記宛先データが表示されるグループ宛先登録変更画面(73)を表示するグループ宛先登録変更画面表示手段(C8e)とを有する前記宛先登録・変更手段(C8)。
(本発明の形態2の作用)
前記構成要件(A07)を備えた本発明の形態2のファクシミリ装置(U2)では、前記宛先登録・変更手段(C8)の変更時グループ宛先名選択手段(C8d)は、前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれるグループ宛先名を選択する。
前記宛先登録・変更手段(C8)のグループ宛先登録変更画面表示手段(C8e)は、前記変更時グループ宛先名選択手段(C8d)により選択されたグループ宛先名に属する個別宛先名を含む前記宛先データが表示されるグループ宛先登録変更画面(73)を表示する。
この場合、前記グループ宛先登録変更画面表示手段(C8e)により、表示されたグループ宛先登録変更画面(73)では、変更時グループ宛先名選択手段(C8d)により選択されたグループ宛先名に属する個別宛先名を含む前記宛先データを容易に確認することができる。
(本発明の形態3)
本発明の形態3のファクシミリ装置(U2)は、前記本発明の形態1において次の構成要件(A08)を備えたことを特徴とする。
(A08)前記グループ宛先名のグループに属する全個別宛先名を含む前記宛先データが表示された前記グループ宛先登録変更画面(73)において、前記個別宛先名が前記グループ宛先名のグループに属していることを解除するグループ解除手段(C8c)。
(本発明の形態3の作用)
前記構成要件(A08)を備えた本発明の形態3のファクシミリ装置(U2)では、前記グループ宛先名のグループに属する全個別宛先名を含む前記宛先データが表示された前記グループ宛先登録変更画面(73)において、グループ解除手段(C8c)は、前記個別宛先名が前記グループ宛先名のグループに属していることを解除することができる。
(本発明の形態4)
本発明の形態4のファクシミリ装置(U2)は前記本発明または本発明の形態1ないし3のいずれかにおいて次の構成要件(A09)を備えたことを特徴とする。
(A09)個別宛先名が1以上のグループ宛先名のグループに属している場合には、前記グループに属している個別宛先名または前記宛先番号の前記宛先登録・変更手段(C8)による変更を禁止する宛先変更禁止手段(C9)。
(本発明の形態4の作用)
前記構成要件(A09)を備えた本発明の形態4のファクシミリ装置(U2)では、宛先変更禁止手段(C9)は、個別宛先名が1以上のグループ宛先名のグループに属している場合には、前記グループに属している個別宛先名または前記宛先番号の前記宛先登録・変更手段(C8)による変更を禁止する。
(本発明の形態5)
本発明の形態5のファクシミリ装置(U2)は、前記本発明または本発明の形態1ないし4のいずれかにおいて次の構成要件(A010)を備えたことを特徴とする。
(A010)前記イメージデータを前記他のファクシミリ装置(U1,U3)に送信する際の前記個別宛先名を、前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶された個別宛先名の中から選択する送信時個別宛先名選択手段(C10a)を有する送信宛先設定手段(C10)、
(本発明の形態5の作用)
前記構成要件(A010)を備えた本発明の形態5のファクシミリ装置(U2)では、前記イメージデータを前記他のファクシミリ装置(U1,U3)に送信する際には、送信宛先設定手段(C10)の送信時個別宛先名選択手段(C10a)は、前記個別宛先名を前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶された個別宛先名の中から選択することができる。前記送信宛先設定手段(C10)は前記個別宛先名選択手段により、容易に送信宛先を設定することができる。
(本発明の形態6)
本発明の形態6のファクシミリ装置(U2)は前記本発明または本発明の形態1ないし5のいずれかにおいて、次の構成要件(A011)を備えたことを特徴とする。
(A011)前記イメージデータを前記他のファクシミリ装置(U1,U3)に送信する際の複数の前記個別宛先名を含むグループ宛先名を、前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶されたグループ宛先名の中から選択する送信時グループ宛先名選択手段(C10b)を有する前記送信宛先設定手段(C10)。
(本発明の形態6の作用)
前記構成要件(A011)を備えた本発明の形態6のファクシミリ装置(U2)では、前記送信宛先設定手段(C10)は送信時グループ宛先名選択手段(C10b)を有する。前記送信時グループ宛先名選択手段(C10b)は、前記イメージデータを前記他のファクシミリ装置(U1,U3)に送信する際の複数の前記個別宛先名を含むグループ名を、前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶されたグループ名の中から選択することができる。前記送信宛先設定手段(C10)は前記送信時グループ宛先名選択手段(C10b)により、容易に送信宛先を設定することができる。
(本発明の形態7)
本発明の形態7のファクシミリ装置(U2)は、前記本発明または本発明の形態1ないし6のいずれかにおいて次の構成要件(A012)を備えたことを特徴とする。
(A012)前記送信時グループ宛先名選択手段(C10b)によりグループ宛先名が選択された際に前記選択されたグループ宛先名のグループ宛先に属する全ての個別宛先名を表示するグループ所属個別宛先名表示手段(C11)。
(本発明の形態7の作用)
前記構成要件(A012)を備えた本発明の形態7のファクシミリ装置(U2)では、グループ所属個別宛先名表示手段(C11)は、前記グループ宛先名選択手段によりグループ名が選択された際に前記選択されたグループ名のグループに属する全ての個別宛先名を表示する。この場合、前記送信時グループ宛先名選択手段(C10b)により選択されたグループ名のグループに属する全ての個別宛先名を容易に知ることができる。
(本発明の形態8)
本発明の形態8のファクシミリ装置(U2)は、前記本発明または本発明の形態1ないし7のいずれかにおいて次の構成要件(A013),(A014)を備えたことを特徴とする。
(A013)前記個別宛先名に前記イメージデータを送信すると同時に前記イメージデータを送信したことを知らせる送信通知先のeメールアドレスを含む前記宛先データを記憶する前記宛先記憶メモリ(C7)、
(A014)前記eメールアドレスに、前記イメージデータを送信すると同時に前記イメージデータを送信したことを通知するeメールを送信するeメール送信手段。
(本発明の形態8の作用)
前記構成要件(A013),(A014)を備えた本発明の形態8のファクシミリ装置(U2)では、前記宛先記憶メモリ(C7)は、前記個別宛先名に前記イメージデータを送信すると同時に前記イメージデータを送信したことを知らせるeメールの受取人のeメールアドレスである前記送信通知先を含む前記宛先データを、記憶する。eメール送信手段は、前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶されたeメールアドレスに、前記イメージデータを送信すると同時に前記イメージデータを送信したことを通知するeメールを、送信することができる。
(本発明の形態9)
本発明の形態9のファクシミリ装置(U2)は、前記本発明の形態8において次の構成要件(A015)を備えたことを特徴とする。
(A015)前記イメージデータの受取人のeメールアドレスを含む前記送信通知先のeメールアドレス。
(本発明の形態9の作用)
前記構成要件(A015)を備えた本発明の形態9のファクシミリ装置(U2)では、前記イメージデータを送信すると同時に、前記宛先名のeメールアドレスを含む前記送信通知先のeメールアドレスに、イメージデータを送信したことを送信通知することができる。
(本発明の形態10)
本発明の形態10のファクシミリ装置(U2)は、前記本発明の形態8において次の構成要件(A016)を備えたことを特徴とする。
(A016)前記イメージデータを送信する前記ファクシミリ装置(U2)の管理者または前記ファクシミリ装置(U2)が接続されたネットワーク(N2)のシステム管理者のeメールアドレスを含む前記送信通知先のeメールアドレス。
(本発明の形態10の作用)
前記構成要件(A016)を備えた本発明の形態11のファクシミリ装置(U2)では、前記イメージデータを送信すると同時に、前記イメージデータを送信する前記ファクシミリ装置の管理者または前記ファクシミリ装置が接続されたネットワークのシステム管理者のeメールアドレスに、前記イメージデータを送信したことを、送信通知することができる。
(第2発明)
第2発明のイメージデータ送信装置(U2)は、次の構成要件(B01)〜(B05)を備えたことを特徴とする。
(B01)ユーザが入力するために使用する複数の入力部材(UI3,UI4,UI5,UI6)と、前記ユーザの入力に応じた画像が表示される表示部(UI2)とを有するユーザインタフェース(UI)、
(B02)原稿画像を読み取って送受信用のイメージデータとするイメージスキャナ(UB)、
(B03)公衆回線(K)を介して前記イメージデータを受信するイメージデータ受信装置(2B,2C,3B,3C,U1,U3)に前記イメージデータを送信するイメージデータ送信手段(C5a)、
(B04)前記イメージデータ受信装置(2B,2C,3B,3C,U1,U3)に送信する前記イメージデータの受取人を個別に特定する個別宛先名と、前記イメージデータ受信装置(2B,2C,3B,3C,U1,U3)の宛先番号と、複数の前記個別宛先名がそれぞれ属するグループ宛先名と、を含む宛先データを記憶する宛先記憶メモリ(C7)、
(B05)前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれる個別宛先名を選択する変更時個別宛先名選択手段(C8a)と、前記変更時個別宛先名選択手段(C8a)により選択された個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示される個別宛先登録変更画面(34)を表示する個別宛先登録変更画面表示手段(C8b)とを有し、前記宛先データを前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶させ、且つ、記憶された前記宛先データの変更を行う宛先登録・変更手段(C8)。
(第2発明の作用)
前記構成要件(B01)〜(B05)を備えた本発明のイメージデータ送信装置(U2)では、ユーザインタフェースの複数の入力部材(UI3,UI4,UI5,UI6)はユーザが入力するために使用される。ユーザインターフェイスの表示部(UI2)には、前記ユーザの入力に応じた画像が表示され、イメージスキャナは原稿画像を読み取って送信用のイメージデータとする。イメージデータ送信手段(C5a)は前記イメージデータを公衆回線(K)を介して前記他のイメージデータ受信装置(2B,2C,3B,3C,U1,U3)に送信し、イメージデータ受信手段(C5b)は、他のファクシミリ装置(U1,U3)から送信されたイメージデータを公衆回線(K)を介して受信する。
宛先記憶メモリ(C7)は、前記他のイメージデータ受信装置(2B,2C,3B,3C,U1,U3)に送信した前記イメージデータの受取人を特定する宛先名と、前記他のイメージデータ受信装置(2B,2C,3B,3C,U1,U3)の宛先番号と、複数の前記宛先名がそれぞれ属するグループ宛先名と、を含む宛先データを記憶する。
宛先登録・変更手段(C8)は、前記宛先データを前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶させ、且つ、記憶された前記宛先データの変更を行う。
変更時個別宛先名選択手段(C8a)は、前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれる個別宛先名を選択する。個別宛先登録変更画面表示手段(C8b)は、前記変更時個別宛先名選択手段(C8a)により選択された個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示される個別宛先登録変更画面(34)を表示する。
この場合、前記個別宛先登録変更画面表示手段(C8b)により、表示された個別宛先登録変更画面(34)では、前記変更時個別宛先名選択手段(C8a)により選択された個別宛先名が属する全グループ宛先名を容易に確認することができる。
前述の本発明は、イメージデータを送信する際にグループ宛先を指定することにより、グループ宛先に属する複数の個別宛先に同時にイメージデータを送信する機能を有するファクシミリ装置において、下記の効果(E01)を奏する。
(E01)個々のグループを一々展開することなく、グループに属する前記個別宛先を容易に前記グループから削除できるようにすることができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
図1は本発明の実施例1のファクシミリ装置を有する公衆回線(K)を介したネットワークの全体説明図である。
図1において、公衆回線Kには、ルータR1,R2,R3を介してネットワークN1、N2、N3が接続されており、またファクシミリ機能を有する複合機(ファクシミリ装置、イメージデータ送信装置、イメージデータ受信装置)U1が直接接続されている。
前記ネットワークN1には、eメールサーバ1等が接続されている。前記ネットワークN2には、ネットワーク管理サーバ2A、クライアント端末(イメージデータ送信装置、イメージデータ受信装置)2B,2C,…およびイメージデータ送信装置としてのファクシミリ機能を有する複合機(ファクシミリ装置、イメージデータ送信装置、イメージデータ受信装置)U2等が接続されている。また、前記ネットワークN3には、ネットワーク管理サーバ3A、クライアント端末(イメージデータ送信装置、イメージデータ受信装置)3B,3C,…およびファクシミリ機能を有する複合機(ファクシミリ装置、イメージデータ送信装置、イメージデータ受信装置)U3等が接続されている。
前記eメールサーバ1は、パソコン本体4、ディスプレイ7、マウス8およびキーボード9等を有している。また、前記ネットワーク管理サーバ2A,3A、クライアント端末2B,2C,…,3B,3C…等はそれぞれパソコン本体6、ディスプレイ7、マウス8およびキーボード9等を有している。前記複合機U1〜U3は、画像記録装置UAと画像読取装置UBと、自動原稿搬送装置UCとを有している。前記画像記録装置UAの上端には、画像記録したシートを排出する排紙トレイTRhが設けられている。
(ファクシミリ装置の機能の説明)
図2は前記図1に示す複合機の機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図である。
図3は前記図2の続きのブロック図(機能ブロック図)である。
図2、図3において、複合機U1〜U3の機能は同じであるが以下の説明ではネットワークN2に接続されている複合機U2のコントローラCについて説明する複合機U2のコントローラCは、外部との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行うI/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行うためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM(リードオンリーメモリ)、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、ハードディスクやROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を有している。
前記構成の複合機U2は、前記ハードディスクやROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
なお、前記複合機U1,U3は、前記複合機U2と同様の機能を有している。
図2において、前記複合機U2のコントローラCには、信号入力要素としてのユーザインタフェースUIが接続され、ユーザインタフェースUIには、電源スイッチUI1、表示部UI2、メニューボタンUI3、スタートボタンUI4、キャンセルボタンUI5およびテンキーUI6等が設けられている。また、前記コントローラCは、画像記録装置UA(プリンタ部)や画像読取装置UB(スキャナ部)、自動原稿搬送装置UCの制御信号を出力する。
前記コントローラCは、次に説明する各機能実現手段(プログラムモジュール)を有している。
(複合機U2のコントローラCの機能)
C1:自動原稿搬送装置制御手段
自動原稿搬送装置制御手段C1は、スタートボタンUI4の入力に応じて、自動原稿搬送装置UCを制御して、自動原稿搬送装置UCにセットされた原稿を画像読取装置UBの原稿読取り位置に搬送する。
C2:画像読取装置制御手段
画像読取装置制御手段C2は、スタートボタンUI4の入力に応じて、画像読取装置UBを制御して、プラテンガラス上の原稿または自動原稿搬送装置UCにより搬送された原稿の画像(イメージデータ)を読取る。
C3:画像記録装置制御手段
画像記録装置制御手段C3は、受信したイメージデータや前記画像読取装置UBで読取ったイメージデータに応じて記録用紙に画像を記録し、排紙トレイTRhに排出する。
C4:画像記憶メモリ
画像記憶メモリC4は、前記画像読取装置制御手段C2で読取ったイメージデータを記憶する。また複合機U2が受信したイメージデータを記憶する。
C5:イメージデータ送受信手段
イメージデータ送受信手段C5は、イメージデータ送信手段C5a、イメージデータ受信手段C5bを有しており、イメージデータの送受信の制御を行う。
C5a:イメージデータ送信手段
イメージデータ送信手段C5aは、公衆回線Kを介して前記画像記憶メモリC4に記憶されたイメージデータを他のファクシミリ装置(前記複合機U1,U3等)に送信する。
C5b:イメージデータ受信手段
イメージデータ受信手段C5bは、公衆回線Kを介して前記他のファクシミリ装置から送信されたイメージデータを受信し、前記画像記憶メモリC4に記憶させる。
C6:eメール送信手段
eメール送信手段C6は、下記に示す、宛先記憶メモリC7(後述)に記憶された送信通知先(eメール送信先)にeメールを送信する。
C7:宛先記憶メモリ
宛先記憶メモリC7は、宛先データを記憶する。前記宛先データは、次のデータを有している。
(1) 他のファクシミリ装置に送信したイメージデータの受取人を個別に特定する個別宛先名。
(2) 前記他のファクシミリ装置の電話番号である宛先番号(FAX番号)。
(3) 前記個別宛先名が属するグループ名。
(4) 前記個別宛先名に前記イメージデータを送信すると同時に前記イメージデータを送信したことを知らせる送信通知先(eメール送信先)を特定するeメールアドレス。
C8:宛先登録・変更手段
宛先登録・変更手段C8は、変更時個別宛先名選択手段C8a、個別宛先登録変更画面表示手段C8b、グループ解除手段C8c、変更時グループ宛先名選択手段C8d、グループ宛先登録変更画面表示手段C8eを有しており、前記宛先記憶メモリC7に記憶された前記宛先データの登録・変更を行う。
C8a:変更時個別宛先名選択手段
変更時個別宛先名選択手段C8aは、前記宛先記憶メモリC7に記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれる個別宛先名を選択する
C8b:個別宛先登録変更画面表示手段
個別宛先登録変更画面表示手段C8bは、前記変更時個別宛先名選択手段C8aにより選択された個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示される個別宛先登録変更画面(後述する図11B参照)を表示する。
C8c:グループ解除手段
グループ解除手段C8cは、前記個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示された前記個別宛先登録変更画面34において、前記個別宛先名が前記全グループ宛先名の中の各グループ宛先に属していることを解除する。
また、グループ解除手段C8cは、前記グループ宛先名のグループに属する全個別宛先名を含む前記宛先データが表示された前記グループ宛先登録変更画面73において、前記個別宛先名が前記グループ宛先名のグループに属していることを解除する。
C8d:変更時グループ宛先名選択手段
変更時グループ宛先名選択手段C8dは、前記宛先記憶メモリ(C7)に記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれるグループ宛先名を選択する。
C8e:グループ宛先登録変更画面表示手段
グループ宛先登録変更画面表示手段C8eは、前記変更時グループ宛先名選択手段C8dにより選択されたグループ宛先名に属する個別宛先名を含む前記宛先データが表示されるグループ宛先登録変更画面(後述する図17B参照)を表示する。
C9:宛先変更禁止手段
宛先変更禁止手段C9は、個別宛先名が1以上のグループ宛先名のグループに属している場合には、前記グループに属している個別宛先名または前記宛先番号の前記宛先登録・変更手段C8による変更を禁止する(後述する図17B参照)。
C10:送信宛先設定手段
送信宛先設定手段Cは、送信時個別宛先名選択手段C10aおよび送信時グループ宛先名選択手段C10bを有しており、前記イメージデータを他のファクシミリ装置に送信する際の宛先名(個別宛先名またはグループ宛先名)を設定する。
C10a:送信時個別宛先名選択手段
送信時個別宛先名選択手段C10aは、前記イメージデータを前記他のファクシミリ装置に送信する際の前記個別宛先名を、前記宛先記憶メモリC7に記憶された個別宛先名の中から選択する。
C10b:送信時グループ宛先名選択手段は、
送信時グループ宛先名選択手段C10bは、前記イメージデータを他のファクシミリ装置に送信する際の複数の前記個別宛先名を含むグループ名を前記宛先記憶メモリC7に記憶されたグループ名の中から選択する。
C11:グループ所属個別宛先名表示手段
グループ所属個別宛先名表示手段C10は、前記送信時グループ宛先名選択手段C9bによりグループ宛先名が選択された際に前記選択されたグループ宛先名のグループに属する全ての個別宛先名を表示する。
C12:宛先名確認画面表示手段
宛先名確認画面表示手段C12は、個別宛先名確認画面表示手段C12aと、グループ名選択時宛先名確認画面表示手段C12bとを有する。
C12a:個別宛先名確認画面表示手段
個別宛先名確認画面表示手段C12aは前記送信時個別宛先名選択手段C10aにより前記個別宛先名が選択された宛先名選択時点または前記送信時個別宛先名選択手段C10aにより選択された個別宛先名への前記イメージデータの送信時点の少なくともいずれかの時点において、宛先データ表示画像202,212(図26参照)と確認結果入力要求画像204,214(図26参照)とが同時に表示された宛先名確認画面201,211(図26参照)を、前記ユーザインターフェース表示部UI2に表示する。
C12b:グループ名選択時宛先名確認画面表示手段
グループ名選択時宛先名確認画面表示手段C12bは、前記送信時グループ宛先名選択手段C10bにより前記グループ名が選択された時点であるグループ宛先名選択時点または前記送信時グループ宛先名選択手段C10bにより選択されたグループに属する全ての個別宛先名への前記イメージデータの送信時点であるグループ宛先送信時点の少なくともいずれかの時点において、グループ名選択時宛先データ表示画像とグループ名選択時確認結果入力要求画像とが表示された宛先名確認画面を、ユーザインターフェース表示部UI2に表示する。
C13:確認画面表示時点設定手段
確認画面表示時点設定手段C13は前記宛先名確認画面表示手段C12が前記宛先名確認画面(図26参照)をユーザインターフェース表示部UI2に表示する時点を、次の3つの時点(1)〜(3)のうちのいずれかの時点{(1),(2)または(3)}に設定する。
(1) 前記宛先名選択時点のみ、
(2) 前記送信時点のみ、
(3) 前記宛先名選択時点および送信時点の両時点。
C14:表示メモリ
表示メモリC14は、前記表示部UI2に表示される各画面において入力された入力情報を一時記憶する。
(eメールサーバのパソコン本体のコントローラの機能の説明)
eメールサーバのパソコン本体4のコントローラ4Cは、次に説明する各機能実現手段(プログラムモジュール)を有している。
4C1:データ記憶メモリ
データ記憶メモリ4C1は、受信したeメールデータやイメージデータ等を記憶する。
4C2:eメールデータ送受信手段
eメールデータ送受信手段4C2は、eメールアドレス記憶メモリ4C2aと、eメールデータ送信手段4C2bと、eメールデータ受信手段4C2cを有しており、公衆回線Kに接続されている他の機器との間で各種eメールを送受信する。
4C2a:eメールアドレス記憶メモリ
eメールアドレス記憶メモリ4C3aは、eメールサーバ4に登録されたeメール送信先のeメールアドレスを記憶する。
4C2b:eメールデータ送信手段
eメールデータ送信手段4C3bは前記eメールアドレス記憶メモリ4C2aに登録されているeメールアドレスを有するクライアント端末に対して、eメールを送信する。
4C2c:eメールデータ受信手段
eメールデータ受信手段4C3cは、eメールサーバ4に送信された各種eメールを受信する。
(クライアント端末のパソコン本体のコントローラの機能の説明)
クライアント端末のパソコン本体6のコントローラ6Cは、次に説明する各機能実現手段(プログラムモジュール)を有している。
6C1:データ記憶メモリ
データ記憶メモリ6C1は、eメールデータ、イメージデータ、テキストデータ等、各種データを記憶する。
6C2:データ送信指示手段
データ送信指示手段6C2は、複合機U2の画像記憶メモリC4に記憶されているイメージデータを、宛先記憶メモリC7に記憶されている宛先に送信することをパソコン本体6から複合機U2に指示する。
6C3:データ読込手段
データ読込手段6C3は、同じローカルネットワークN2またはN3内の複合機U2もしくはU3、ネットワーク管理サーバ2Aもしくは3A(図1参照)、または他のクライアント端末2B,2C,…もしくは3B,3C,…から各種データを読込む。
6C4:eメールデータ送受信手段
eメールデータ送受信手段6C4は、eメールアドレス記憶メモリ6C4aと、eメールデータ送信手段6C4bと、eメールデータ受信手段6C4cを有しており、公衆回線Kに接続されている他の機器との間で各種eメールを送受信する。
6C4a:eメールアドレス記憶メモリ
eメールアドレス記憶メモリ6C4aは、パソコン本体6に登録されたeメール送信先のeメールアドレスを記憶する。
6C4b:eメールデータ送信手段
eメールデータ送信手段6C4bは前記eメールアドレス記憶メモリ6C4aに登録されているeメールアドレスにeメールを送信する。
6C4c:eメールデータ受信手段
eメールデータ受信手段6C4cは、eメールサーバ4のデータ記憶メモリ4C1に記憶された各種eメールを受信する。
図4は本発明の実施例1の複合機U2が備えているユーザインターフェイスUIの説明図である。
図4において、複合機U2のユーザインターフェイスUIは、各種設定用表画面を表示する表示部UI2、メニュー選択が可能な機能設定画面20(図6参照)を前記表示部UI2に表示するメニューボタンUI3、コピー処理、FAX送信処理、またはスキャナの読取処理を行うためのスタートボタン13、各種処理をキャンセルするためのキャンセルボタンUI5、および数値入力用のテンキーUI6を有している。前記表示部UI2の表示面には、図示しないタッチパネルが重ねて配置されており、表示部UI2に表示された入力用アイコンをユーザが指などで押して選択すると、前記図示しないタッチパネルにより選択された入力用アイコンが検出されるようになっている。
(フローチャートの説明)
(機能設定処理)
図5は本発明の実施例1の複合機U2の機能設定処理のフローチャートである。
図5のフローチャートの各ST(ステップ)の処理は、前記コントローラCのROM等に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は複合機U2の他の各種処理と並行してマルチタスクで実行される。
図5に示す実施例1の複合機U2の機能設定処理フローは複合機U2の電源オンにより開始される。
ST1において、表示部UI2に機能設定画面(初期画面)20(図6参照)を表示する。
図6は本発明の実施例1の複合機U2の表示部UI2に表示される機能設定画面(初期画面)20を示した図である。
図6において、ユーザインターフェイスUIに表示された機能設定画面20は、複合機U2の電源オン時に表示される。前記機能設定画面20には、コピー機能を使用するための「コピー」アイコン21、スキャナ機能を使用するための「スキャナー」アイコン22、FAX機能を使用するための「FAX」アイコン23、および複合機U2の各種設定および登録・変更作業を行うための「登録・変更」アイコン24が表示されている。
図5において前記ST1の次に、ST2に移る。
ST2において、機能表示画面20に表示された前記「コピー」アイコン21が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST3に移る。
ST3において、コピー機能選択時の処理を行う。次に前記ST1に戻る。
前記ST2においてノー(N)の場合はST4に移る。
ST4において「スキャナー」アイコン22が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST5に移り、ノー(N)の場合はST6に移る。
ST5において、スキャナー機能選択時の処理を行う。次に前記ST1に戻る。
ST6において、「FAX」アイコン23が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST7に移り、ノー(N)の場合はST8に移る。
ST7において、FAX機能選択時の処理を行う。次に前記ST1に戻る。
ST8において、「登録・変更」アイコンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST9に移り、ノー(N)の場合は前記ST2に戻る。
ST9において、登録・変更機能選択時の処理を行う。次に前記ST1に戻る。
(登録変更設定処理)
図7は本発明の実施例1の複合機U2の登録・変更機能選択時の処理フローチャートであり、前記図5のST9のサブルーチンのフローチャートである。
図7において、登録・変更設定処理のフローチャートは、前記図5のST8において前記「登録・変更」アイコン24が選択されたときに開始される。
図7のST11において、登録・変更設定画面25(図8参照)を表示する。
図8は本発明の実施例1のファクシミリ装置の表示部UI2に表示される登録・変更設定画面を示した図である。
図8において、前記登録・変更設定画面25には、個別宛先の宛先名や宛先番号(FAX番号)等の個別登録・変更を行う「宛先表登録・変更(短縮宛先登録・変更)」アイコン26、複数宛先へのFAXの一括送信を行うために使用されるグループ宛先の登録・変更を行う「グループ宛先登録・変更」アイコン27、FAX送信と同時にFAX送信したことを通知するeメールを送信する相手先である共通の送信通知先の登録・変更を行う「共通の送信通知先の登録・変更」アイコン28、その他の機能設定等の登録・変更を行う「その他の登録・変更」アイコン29、および前記登録・変更設定画面25を終了する「閉じる」アイコン30等のアイコンを有している。
前記図7のST11の次に、ST12に移る。
ST12において、「個別宛先表登録・変更」アイコン26が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST13に移り、ノー(N)の場合はST14に移る。
ST13において、個別宛先登録・変更処理を行う。ST13の個別宛先登録・変更処理のサブルーチンは図9、図10により後述する。次に前記ST11に戻る。
ST14において、「グループ宛先登録・変更」アイコン27が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST15に移り、ノー(N)の場合はST16に移る。
ST15において、グループ宛先登録・変更処理を行う。ST15のグループ宛先登録・変更処理のサブルーチンは図14、図15により後述する。次に前記ST11に戻る。
ST16において、「共通の送信通知先の登録・変更」アイコン28が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST17に移る。ノー(N)の場合はST18に移る。
ST17において、共通の送信通知先の登録・変更処理を行う。ST17の共通の送信通知先の登録・変更処理のサブルーチンは図20により後述する。次に前記ST11に戻る。
ST18において、「その他の登録・変更」アイコン29が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST19に移る。
ST19において、その他の登録・変更処理を行い、前記ST11に戻る。
前記ST18において、ノー(N)の場合はST20に移る。
ST20において、「閉じる」アイコン30(図8参照)が選択されたか否か判断する。イエス(Y)場合は本フローチャートの処理を終了して、前記図6の前記ST1に戻る。ノー(N)の場合は前記ST12に戻る。
(宛先登録処理)
図9は実施例1の複合機U2の個別宛先登録・変更処理のフローチャートであり、前記図7のST13のサブルーチンのフローチャートである。
図10は、前記図9の続きのフローチャートである。
図9のST21において、個別宛先登録・変更第1画面31(図11A参照)を表示する。
図11は、表示部UI2(図2〜図4参照)に表示される個別宛先登録・変更時の画面の説明図であり、図11Aは個別宛先登録・変更第1画面を示す図、図11Bは、個別宛先登録・変更第2画面を示す図である。
図11Aは前記登録・変更設定画面25(図8)の個別宛先登録・変更(短縮宛先登録・変更)アイコン26を選択した時に表示される。
図11Aにおいて、個別宛先登録・変更第1画面31には、登録された個別宛先名の一覧を表示する個別宛先一覧表32、前記個別宛先登録・変更第1画面31を終了するための「閉じる」アイコン33、前記個別宛先一覧表32を上下にスクロールするための上方スクロールアイコンa1と下方スクロールアイコンa2とが表示されている。前記個別宛先一覧表32には300個の個別宛先名を登録可能であり、登録番号001,002,…,300と各登録番号001〜300に対してそれぞれ設定された個別宛先名の一覧表の一部が表示されている。前記上方スクロールアイコンa1と下方スクロールアイコンa2は前記表示部分をスクロールすることができる。
前記図9のST21の次に、ST22に移る。
ST22において、「a1」アイコンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST23へ、ノー(N)の場合はST24に移る。
ST23において「個別宛先一覧表」32を上側にスクロールさせ、ST24に移る。
ST24において、「a2」アイコンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST25に移り、ノー(N)の場合はST26に移る。
ST25において、「個別宛先一覧表」32を下側にスクロールさせ、ST26に移る。
ST26において、個別宛先番号「001」〜「300」の内いずれかが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST27に移る。
ST27において、選択された個別宛先登録・変更第2画面34(図11B参照)を表示する。このとき、図10に示すST46で宛先記憶メモリC7に記憶された情報および図9に示すST30,ST34,ST38,ST42(図10参照),ST43で表示メモリC14に一時記憶された情報も表示する。
図11Bにおいて、個別宛先登録・変更第2画面34には、個別宛先名を表示するための個別宛先名表示欄35、前記個別宛先名表示欄35に入力した個別宛先のファックス番号を表示するファックス番号表示欄36、宛先確認画面201,211(図26参照)を表示する時点を決定するための宛先確認画面表示条件指定チェック項目37が表示されている。前記宛先確認画面表示条件指定チェック項目37には、複合機U2の宛先確認動作を「宛先選択時」または「送信開始時」のいずれの時期に行うかを選択可能なチェックボックス37aと、時刻指定送信など、送信時に立ち会えない場合の宛先確認処理の選択をする宛先確認選択ラジオボタン37b(「確認されるまで待つ」、「確認しない」から選択)が表示されている。
また、個別宛先登録・変更第2画面34には、前記個別宛先登録・変更第2画面に表示された個別宛先に対するFAX送信時にFAX送信したことを通知する宛先のeメールアドレスが入力表示される送信通知先表示欄38が設けられている。前記送信通知先表示欄38には、送信通知先1のeメールアドレスを表示する送信通知先1のeメールアドレス表示欄38aと、送信通知先2のeメールアドレスを表示する送信通知先2のeメールアドレス表示欄38bとが表示されている。
また、個別宛先登録・変更第2画面34には共通の送信通知設定欄39が設けられており、前記共通の送信通知設定欄39には、共通の送信通知先1のeメールアドレス39a1と共通の送信通知先2のeメールアドレス39a2とが表示され、前記登録された個別宛先に対するFAX送信時に前記eメールアドレス39a1,39a2に対して送信通知を行うか否かを選択する送信設定ラジオボタン39b1,39b2とが設けられている。
また、前記個別宛先登録・変更第2画面34には、個別宛先登録・変更第2画面を終了する「取消し」アイコン40、個別宛先登録・変更第2画面の登録内容を決定し記憶するための「決定」アイコン41等が表示されている。
前記個別宛先登録・変更第2画面34には、前記個別宛先名表示欄35に入力した個別宛先が所属しているグループ宛先名の一覧を表示するグループ宛先名一覧表42が設けられている。前記グループ宛先名一覧表42には、登録番号001,002,…,nと各登録番号001〜,nに対してそれぞれ設定されたグループ宛先名一覧表42の一部が表示されている。グループ内宛先一覧表42には、グループに登録された宛先名を表示するためのグループ内宛先名表示欄42a、前記個別宛先名表示欄35に表示されている個別宛先が登録されているグループ宛先から前記個別宛先の登録を解除または再登録するグループ登録解除用チェックボックスB1〜B3が設けられている。
前記グループ登録解除用チェックボックスB1〜B3では、前記グループ登録解除用チェックボックスB1〜B3が選択された時に、チェック印が有る(グループに登録されている)場合は無印に変更(登録を解除)され、また無印(登録解除状態)の場合はチェック印が表示(再登録)される。
また、前記グループ宛先名一覧表42を上下にスクロールするための上方スクロールアイコンa3とスクロールバーa4と下方スクロールアイコンa5とが表示されている。前記上方スクロールアイコンa3とスクロールバーa4と下方スクロールアイコンa5は前記表示部分をスクロールすることができる。
前記ST27の次に、ST27aに移る。
ST27aにおいて、チェックボックスB1〜B3に入力があるか否かを判断する。イエス(Y)の場合は、ST27bに移り、ノー(N)の場合はST27cに移る。
ST27bにおいて、入力されたチェックボックスB1〜B3にチェック印が有る場合は無印にし、無印の場合にはチェック印をつける。次に、ST27に移る。
ST27cにおいて、図11Bの個別宛先登録・変更第5画面34のグループ登録解除用チェックボックスB1〜B3は全て無印か否か判断する。ノー(N)の場合はST27dに移り、イエス(Y)の場合はST27eに移る。
ST27dにおいて次の処理を実行する。
(1)B1〜B3以外の表示データ変更禁止フラグFL=「1」に設定する。FL=「0」では、データ変更を可能であり、FL=「1」では、チェックボックスB1〜B3以外のデータ変更を禁止する。
(2)コメント表示欄34aに、「グループ登録されている場合は、チェックボックスB1〜B3への入力可能であるが他の表示データの変更不可」という主旨のメッセージを表示する。
次に、ST51に移る。
ST27eにおいて、次の処理を行う。
(1)B1〜B3以外のデータ変更禁止フラグFL=「0」に設定する。FL=「0」では、データ変更を可能であり、FL=「1」では、B1〜B3以外のデータ変更を禁止する。
(2)コメント表示欄34aに、「全グループから解除されたので表示データ変更可能」という主旨のメッセージを表示する。
次に、ST28に移る。
ST28において、個別宛先名表示欄35が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST29に移る。
ST29において、個別宛先登録・変更第3画面42(図12A参照)を表示する。
図12は、個別宛先の登録・変更時に表示部UI2に表示される画面の説明図であり、図12Aは前記図11Bの個別宛先名表示欄35の個別宛先番号001を選択時に表示される個別宛先登録・変更第3画面の説明図、図12Bは前記図11Bのファックス番号表示欄36を選択時に表示される個別宛先登録・変更第4画面の説明図である。
前記図12Aの個別宛先登録・変更第3画面43には、個別宛先名を入力するための個別宛先名入力欄44、個別宛先名登録・変更時の画面43を終了する「取消し」アイコン45、個別宛先名登録・変更時の画面43の表示内容を決定して記憶するための「決定」アイコン46、文字入力用の文字入力キーボード47等が表示されている。
前記文字入力キーボード47には入力文字体選択アイコン48が設けられており、前記入力文字体選択アイコン48が選択される度に、文字入力用キーボード47の表示画像は、平仮名入力表示画像、カタカナ入力表示画像、英/数入力表示画像、記号入力表示画像に、順次表示画像の内容の切換が行われる。なお前記個別宛先登録・変更画面43の表示時点では、図12Aに示したように平仮名入力表示画像が表示される。
前記ST29の次に、ST30に移る。
ST30において、画面のアイコンの入力に応じた情報を個別宛先名表示欄35に表示し、表示メモリC14に一時記憶する。次に、ST31に移る。
ST31において「取消し」アイコン44が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST27に戻り、ノー(N)の場合はST32に移る。
ST31において、「決定」アイコン45が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST27に戻り、ノー(N)の場合は前記ST30に戻る。
前記ST28において、ノー(N)の場合はST33に移る。
ST33において、ファックス番号表示欄35が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST34に移る。
ST34において、個別宛先登録・変更第4画面51(図14B参照)を表示する。
図12Bにおいて、個別宛先登録・変更第4画面51には、入力されたファックス番号を表示するためのファックス番号入力欄52、個別宛先登録・変更第4画面51を終了する「取消し」アイコン53、前記個別宛先登録・変更第4画面51の表示内容を決定し記憶する「決定」アイコン54、およびファックス番号を入力するための番号入力キーボード55が表示されている。
前記ST34の次に、ST35に移る。
ST35において、画面のアイコンまたはテンキーUI6の入力に応じた情報をファックス番号表示欄に表示し、表示メモリC14に一時記憶する。次に、ST36に移る。
ST36において「取消し」アイコン53が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST27に戻り、ノー(N)の場合はST37に移る。
ST37において、「決定」アイコン54が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST27に戻り、ノー(N)の場合は前記ST35に戻る。
前記ST33において、ノー(N)の場合はST38に移る。
ST38において38a,38bのいずれかが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST39に移る。
ST39において、個別宛先登録・変更第5画面61(図13参照)を表示する。
図13は、前記複合機U2の表示部UI2に表示される画面であり、個別宛先登録・変更第5画面の説明図である。図13は、前記個別宛先登録・変更第2画面31(図11B)で送信通知先表示欄38aまたは38bを選択時に表示される。
図13において、個別宛先登録・変更第5画面61には、送信通知のeメールアドレスを入力する送信通知先eメールアドレス入力欄62、個別宛先登録・変更第5画面61を終了する「取消し」アイコン63、個別宛先登録・変更第5画面61に表示された登録内容を決定する「決定」アイコン64、文字入力キーボード65が表示されている。
前記ST39の次に、ST40に移る。
ST40において画面のアイコンの入力に応じた情報を送信通知先表示欄38に表示し、表示メモリC14に一時記憶する。次に、ST41に移る。
ST41において「取消し」アイコン63が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST27に戻り、ノー(N)の場合はST42に移る。
ST42において「決定」アイコン64が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST27に戻り、ノー(N)の場合は前記ST40に戻る。
前記ST38においてノー(N)の場合は、図10のST43に移る。
ST43において、宛先確認画面表示用チェックボックス37および共通送信通知用チェックボックス39が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST44に移る
ST44において、選択されたチェックボックス37aに印が有るか否かを判断する。イエス(Y)の場合はST45に移り、ノー(N)の場合はST46に移る。
ST45において、選択されたチェックボックス37aを無印にし、表示メモリC14に記憶して、前記ST27に戻る。
ST46において、選択されたチェックボックス37aに印を付け表示メモリC14に記憶する。次に前記ST27に戻る。
前記ST43においてノー(N)の場合、ST47に移る。
ST47において、3組のラジオボタン(ラジオボタン37b、共通の通知先1送信選択ラジオボタン39a1、共通の通知先2送信選択ラジオボタン39a2)の中からいずれかの組の一方のラジオボタンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST48に移る。
ST48において、選択されたラジオボタンに印は有るか否か判断する。イエス(Y)場合は前記ST27に戻り、ノー(N)の場合はST49に移る。
ST49において、選択されたラジオボタンに印をつけ、表示メモリC14に記憶し、前記ST27に戻る。
前記ST47において、ノー(N)の場合は,ST50に移る。
ST50において「取消し」アイコン40が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST21に戻り、ノー(N)の場合は前記ST55に移る。
ST51において「決定」アイコン41が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST52に移り、ノー(N)の場合は前記ST27に戻る。
ST52において、宛先記憶メモリC7に入力情報を記憶し、前記ST21に戻る。
前記ST26において、ノー(N)の場合はST53に移る。
ST53において「閉じる」アイコン33 が選択されたか否か判断する。ノー(N)の場合は前記ST21に戻り、イエス(Y)の場合は図9、図10の宛先登録・変更処理を終了して、前記図7の前記ST11に戻る。
(グループ宛先登録・変更処理)
図14は、グループ宛先登録・変更処理のフローチャートのサブルーチンである。
図15は、前記図14の続きのフローチャートである。
図16は、前記図15の続きのフローチャートである。
図14に示すのグループ宛先の登録変更処理は、前記図7のST15においてイエス(Y)が選択されることにより開始される。
図14のST61において、グループ宛先登録・変更画面70(図17A参照)を表示する。
図17は、宛先の登録・変更時に前記複合機U2の表示部UI2に表示される画面の説明図であり、図17Aはグループ宛先登録・変更第1画面を示す図、図17Bは、前記図17Aのグループ宛先登録・変更第1画面でグループ宛先名を選択した時に表示されるグループ宛先登録・変更第2画面を示す図である。
図17Aにおいて、グループ宛先登録・変更第1画面70には、登録されたグループ宛先名の一覧を表示するグループ宛先一覧表71、前記グループ宛先登録・変更第1画面70を終了するための「閉じる」アイコン72、前記グループ宛先一覧表71を上下にスクロールするための上方スクロールアイコンb1と下方スクロールアイコンb2とが表示されている。前記グループ宛先一覧表71には、登録番号301,302,…,400と各登録番号301〜,400に対してそれぞれ設定されたグループ宛先名の一覧表の一部が表示されている。前記上方スクロールアイコンb1と下方スクロールアイコンb2とにより前記表示部分をスクロールすることができる。
前記ST61の次に、ST62に移る。
ST62において、「b1」アイコンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST63に移り、ノー(N)の場合はST64に移る。
ST63において、「グループ宛先一覧表」71を上側にスクロールし、ST64に移る。
ST64において、「b2」アイコンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST65に移り、ノー(N)の場合はST66に移る。
ST65において、「グループ宛先一覧表」71を下側にスクロールし、ST66に移る。
ST66において、グループ宛先「301」〜「400」(図7a参照)の内いずれかが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST67に移る。
ST67において、選択されたグループ宛先登録・変更第2画面73(図17B参照)を表示する。この際、ST104(図16参照)で宛先記憶メモリC7に記憶された情報および、ST70,ST74,ST78,ST82,ST83,ST86,ST95,ST99,ST101で表示メモリC14に一時記憶された情報も表示する。
図17Bにおいて、グループ宛先登録・変更第2画面73には、グループ宛先名を表示するためのグループ宛先名表示欄74、宛先確認画面201,211(図25参照)を表示する時点を決定するための宛先確認画面表示条件指定チェック項目75が表示されている。前記宛先確認画面表示条件指定チェック項目75には、複合機U2の宛先確認動作を「宛先選択時」または「送信開始時」のいずれの時期に行うかを選択可能なチェックボックス75aと、時刻指定送信など、送信時に立ち会えない場合の宛先確認処理方法の選択をする宛先確認選択ラジオボタン75b(「確認されるまで待つ」、「確認しない」から選択)が表示されている。
また、グループ宛先登録・変更第2画面73には、前記グループ宛先登録・変更第2画面に表示されたグループ宛先に対するFAX送信時にFAX送信したことを通知する宛先のeメールアドレスが入力表示される送信通知先表示欄76が設けられている。前記送信通知先表示欄76には、送信通知先1のeメールアドレスを表示する送信通知先1のeメールアドレス表示欄76aと、送信通知先2のeメールアドレスを表示する送信通知先2のeメールアドレス表示欄76bとが表示されている。
また、グループ宛先登録・変更第2画面73には、共通の送信通知設定欄77が設けられており、前記共通の送信通知設定欄77には、共通の送信通知先1のeメールアドレス77a1と共通の送信通知先2のeメールアドレス77a2とが表示され、前記登録されたグループ宛先に対するFAX送信時に前記eメールアドレス77a1,77a2に対して送信通知を行うか否かを選択する送信設定ラジオボタン77b1,77b2が設けられている。
グループ宛先登録・変更第2画面73には、宛先グループに登録されている宛先の一覧を表示するグループ内宛先一覧表78が設けられている。前記グループ内宛先一覧表78には200個のグループ宛先名を登録可能であり、登録番号001,002,…,nと各登録番号001〜,nに対してそれぞれ設定された個別宛先名とグループ宛先名の一覧表78の一部が表示されている。グループ内宛先一覧表78には、グループに登録された宛先名を表示するためのグループ内宛先名表示欄78a、前記グループ内宛先表示欄78に登録されている宛先の宛先番号を表示するための宛先番号表示欄78b、宛先に登録されている送信通知先eメールアドレスに対して自動的に送信通知eメールを送信するか否かを選択する個別設定優先チェックボックス78cが設けられている。たとえば個別設定優先チェックボックス78cの全てが無印(チェックなし)で且つ後述の「ORでグループに適応する」アイコン79および「ANDでグループに適応する」アイコン80が選択されていない場合は、送信通知先表示欄76に表示された送信通知先のみにFAXを送信したことを通知するeメールが送信される。
また、たとえばグループ内宛先一覧表78の登録番号002に登録されている「営業3課一係グループ」の前記個別設定優先チェックボックス78cにチェックがされており、且つ後述の「ORでグループに適応する」アイコン79および「ANDでグループに適応する」アイコン80が選択されていない場合は、送信通知先表示欄76に表示された送信通知先および前記「営業3課一係グループ」に登録された送信通知先にFAXを送信したことを通知するeメールが送信される
また、前記グループ内宛先一覧表78を上下にスクロールするための上方スクロールアイコンb3とスクロールバーb4と下方スクロールアイコンb5とが表示されている。前記上方スクロールアイコンb3とスクロールバーb4と下方スクロールアイコンb5は前記表示部分をスクロールすることができる。
グループ宛先登録・変更第2画面73には、「ORでグループに適応する」アイコン79と「ANDでグループに適応する」アイコン80が設けられている。
前記「ORでグループに適応する」アイコン79が選択されると、前記グループ内宛先一覧表78に表示されている個別宛先とグループ宛先に登録されている送信通知先eメールアドレスが、前記送信通知先表示欄76に追加表示される。この時、前記個別宛先とグループ名に登録されている送信通知先eメールアドレスが重複している場合には、重複が排除された上で前記送信通知先表示欄76に追加表示される。追加表示されたeメールアドレスには、FAXを送信したことを通知するeメールが送信される。
また、前記「ANDでグループに適応する」アイコン80を選択されると、前記グループ内宛先一覧表78に表示された個別宛先とグループ宛先に登録されている送信通知先eメールアドレスの内、前記表示された個別宛先とグループ宛先の全てに共通している送信通知先eメールアドレスだけが前記送信通知先表示欄76に追加表示される。追加表示されたeメールアドレスには、FAXを送信したことを通知するeメールが送信される。
また、前記グループ宛先登録・変更第2画面73には、グループ宛先登録・変更第2画面を終了する「取消し」アイコン83、グループ宛先登録・変更第2画面の登録内容を決定し記憶するための「決定」アイコン84、グループ内宛先一覧表78に宛先の新規登録や、選択された宛先の登録内容の変更を行うための「登録・変更」アイコン85、前記グループ内宛先一覧表78で選択された宛先を前記グループ内宛先一覧表78から削除するための「削除」アイコン86等が表示されている。
前記ST67の次に、ST68に移る。
ST68において、グループ宛先名表示欄74(図17B参照)が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST69に移る。
ST69において、グループ宛先登録・変更第3画面91(図18A参照)を表示する。
図18は、グループ宛先の登録・変更時に表示部UI2に表示される画面の説明図であり、図18Aは前記図17Bのグループ宛先名表示欄の選択時に表示されるグループ宛先登録・変更第3画面を示す図、図18Bは前記図17Bのグループ単位で送信通知先を選択時に表示されるグループ宛先登録・変更第4画面を示す図である。
前記図18Aのグループ宛先登録・変更第3画面91には、グループ宛先名を入力するためのグループ宛先名入力欄92、グループ宛先名登録・変更第3画面91を終了する「取消し」アイコン93、グループ宛先名登録・変更第3画面91の表示内容を決定して記憶するための「決定」アイコン94、文字入力用の文字入力キーボード95等が表示されている。
前記文字入力キーボード95には入力文字体選択アイコン96が設けられており、前記入力文字体選択アイコン96が選択される度に、文字入力用キーボード95の表示画像は、平仮名入力表示画像、カタカナ入力表示画像、英/数入力表示画像、記号入力表示画像に、順次表示画像の内容の切換が行われる。なお前記グループ宛先登録・変更画面91の表示時点では、図18Aに示したように平仮名入力表示画像が表示される。
前記ST69の次に、ST70に移る。
ST70において、画面のアイコンの入力に応じた情報をグループ宛先名入力欄92に表示し、表示メモリC14に一時記憶する。次にST71に移る。
ST71において「取消し」アイコン93が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST67に戻り、ノー(N)の場合はST72に移る。
ST72において、「決定」アイコン94が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST67に戻り、ノー(N)の場合は前記ST70に戻る。
前記ST68においてノー(N)の場合はST73に移る。
ST73において、送信通知先欄76a,76bが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST74に移る。
ST74において、グループ宛先登録・変更第4画面画面101を表示する。
図18Bにおいて、グループ宛先登録・変更第4画面101には、送信通知先のeメールアドレスを入力する送信通知先eメールアドレス入力欄102、グループ宛先登録・変更第4画面101を終了する「取消し」アイコン103、グループ宛先登録・変更第4画面101に表示された登録内容を決定する「決定」アイコン104、文字入力キーボード105が表示されている。
前記ST74の次に、ST75に移る。
ST75において、画面のアイコンの入力に応じた情報を送信通知先入力欄102に表示し、表示メモリC14に一時記憶する。次にST76に移る。
ST76において、「取消し」アイコン103が選択されたか否か判断する(図17B参照)。イエス(Y)の場合は前記ST67に戻り、ノー(N)の場合はST77に移る。
ST77において「決定」アイコン104が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST67に戻り、ノー(N)の場合はST75に戻る。
前記ST73において、ノー(N)の場合はST78に移る。
ST78において、「ORでグループに適応する」アイコン80が選択されたか否か判断する。イエス(Y)ST79に移る。
ST79において、次の処理を実行する。
(1) 全てのグループ内宛先の登録送信通知先eメールアドレス情報を取得
(2) 取得した送信通知先eメールアドレスの重複を判別し、重複を排除
(3) 残った送信通知先eメールアドレスを送信通知先表示欄76に追加表示
次に、前記ST67に戻る。
前記ST78において、ノー(N)の場合はST80に移る。
ST80において、「ANDでグループに適応する」が選択されたか判断する。イエス(Y)の場合はST81に移る。
ST81において、次の処理を実行する。
(1) 全てのグループ内宛先に共通する送信通知先eメールアドレスを取得
(2) 全てのグループ内宛先に共通の送信通知先eメールアドレスを判別
(3) 前記グループ内宛先に共通する送信通知先eメールアドレスを送信通知先表示欄76に追加表示
次に、前記ST67に戻る。
前記ST80においてノー(N)の場合はST82に移る。
ST82において、チェックボックス75aの一方が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST83に移る。
ST83において、選択されたチェックボックスに印はあるか否か判断する。イエス(Y)の場合はST84に移る。
ST84において、選択されたチェックボックスを無印にし、表示メモリC14に記憶し、前記ST67に戻る。
前記ST83において、ノー(N)の場合はST85に移る。
ST85において、選択されたチェックボックスに印を付け、表示メモリC14に記憶し、前記ST67に戻る。
前記ST82において、ノー(N)の場合はST86に移る。
ST86において、3組のラジオボタン75b,77b1,77b2(図17B参照)の中のいずれかの組の一方のラジオボタンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST87に移る。
ST87において、選択されたラジオボタンに印は有るか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST67に戻り、ノーの場合はST88に移る。
ST88において、選択されたラジオボタンに印をつけ、選択されなかった方のラジオボタンの印を無印にする表示を行い、表示メモリC14に記憶する。次に前記ST67に戻る。
前記ST86においてノー(N)の場合はST89に移る。
ST89において、スクロールアイコンb3,b4,b5が操作されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST90に移る。
ST90において、操作されたアイコンに応じてグループ登録宛先一覧表80をスクロールし、前記ST67に戻る。
前記ST89において、ノー(N)の場合はST91に移る。
ST91において、グループ登録一覧表80の中のいずれかの宛先が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST92に移る。
ST92において選択された宛先の宛先名を反転表示し、ST93に移る。
ST93において、登録・変更アイコン85が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は、ST94に移る。
ST94において、グループ宛先登録・変更第5画面111(図19A参照)を表示する。
図19は、宛先の登録・変更時に前記複合機U2の表示部UI2に表示される画面の説明図であり、図19Aはグループ宛先登録・変更第5画面を示す図、図19Bは前記図19Aのグループ宛先一覧表の詳細説明図である。
図19Aにおいて、グループ宛先登録・変更第5画面111には、グループに登録する登録宛先名の一覧を表示する宛先一覧表112と、前記グループ宛先登録・変更第5画面111を終了するための「取消し」アイコン113と、前記グループ宛先登録・変更第5画面111の登録内容を決定し記憶するための「決定」アイコン114と、前記宛先一覧表112を上下にスクロールするための上方スクロールアイコンc1と下方スクロールアイコンc2とが表示されている。前記宛先一覧表112には、登録番号001,002,…,n(nの最大値=400)、すなわち、最大登録可能件数は400件に設定されている。また、前記宛先一覧表112には、各登録番号001〜,nに対してそれぞれ設定された宛先名の一覧表の一部が表示されている。
前記宛先一覧表112の登録番号001〜300までは個別の宛先名のみが登録可能になっており、前記登録番号300〜は、グループ宛先名が登録され、表示されている。
前記上方スクロールアイコンc1と下方スクロールアイコンc2は前記宛先一覧表112の前記表示部分をスクロールすることができる。
ST94の次に、ST95に移る。
ST95において、画面のアイコンの入力に応じた情報を宛先グループ名入力欄に表示し、表示メモリC14に一時記憶する。次に、ST96に移る。
ST96において、「取消し」アイコン113が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST67に戻り、ノー(N)の場合はST97に移る。
ST97において、「決定」アイコン114が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST67に戻り、ノー(N)の場合は前記ST95に戻る。
前記ST93において、ノー(NO)の場合はST98に移る。
ST98において「削除」アイコン86(図11B参照)が選択されたか否か判断する。ノー(NO)の場合は前記ST67に戻り、イエス(Y)の場合はST99に移る。
ST99において前記ST92で選択された宛先の宛先データ(宛先名、FAX番号)を表示メモリC14から消去し、図17Bのグループ内宛先一覧表78から消去する。
次に、前記ST67に戻る。
前記ST91において、ノー(N)の場合はST100に移る。
ST100において、個別設定優先チェックボックス78cが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST101に移る。
ST101におい選択されたチェックボックスにチェックが有るか否か判断する。ノー(N)の場合はST102に移り、イエス(Y)の場合はST103に移る。
ST102において、個別設定優先チェックボックス78c(図17B参照)が選択された場合の処理を行い、前記ST67に戻る。
ST103において、選択されたチェックボックス78を無印にし、表示メモリC14に一時記憶する。次に、前記ST67に戻る。
前記ST100においてノー(N)の場合はST104に移る。
ST104において、「取消し」アイコン83(図17B参照)が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は前記ST104aに移り、ノー(N)の場合はST105に移る。
ST104aにおいて、図17Bのグループ宛先登録・変更第2画面73を表示してからの全入力を無効にする。 次に前記ST61に戻る。
ST105において、「決定」アイコン84(図17B参照)が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST106に移り、ノー(N)の場合は前記ST67に戻る。
ST106において、グループ宛先登録・変更第2画面73(図17参照)で入力した情報を宛先登録メモリC7に記憶し、前記ST61に戻る。
図14に示す前記ST66においてノー(N)場合はST107に移る。
ST107において、「閉じる」アイコン72(図17A参照)が選択されたか否か判断する。ノー(N)の場合は前記ST62に戻り、イエス(Y)の場合は図14〜図16のフローチャートの処理(グループ宛先の登録・変更処理)を終了して前記図7の前記ST11に戻る。
(共通の送信通知先の登録・変更処理)
図20は共通の送信通知先の登録・変更処理のフローチャートであり、前記図7のST17のサブルーチンである。
図20において、共通の送信通知先の登録・変更処理は、前記図7のST16において、前記図8の「共通の送信通信先の登録・変更」アイコン28が選択されることにより開始される。
図20のST111において、共通の送信通知先の登録・変更第1画面141(図21A)参照を表示する
図21は、表示部UI2(図2〜図4参照)に表示される共通の送信通知先の登録・変更時の画面の説明図であり、図21Aは共通の送信通知先登録・変更第1画面を示す図、図21Bは、共通の送信通知先登録・変更第2画面を示す図である。
図21Aは前記登録・変更設定画面25(図8参照)の「共通の送信通知先の登録・変更」アイコン28を選択した時に表示される。
図21Aにおいて、共通の送信通知先登録・変更第1画面141には、登録された共通の送信通知先のeメールアドレス一覧を表示する共通の送信通知先一覧表142、共通の送信通知先登録・変更第1画面141を終了するための「閉じる」アイコン143、前記第1共通の送信通知先一覧表142を上下にスクロールするための上方スクロールアイコンd1と下方スクロールアイコンd2とが表示されている。前記個別宛先一覧表142には、登録番号001,002,…,m(本実施例ではm=2)と各登録番号001〜,mに対してそれぞれ設定された共通の送信通知先名の一覧表が表示されている。共通の送信通知先名の一覧表に多くの共通の送信通知先が登録されている場合で前記個別宛先一覧表142に共通の送信通知先の一部が表示されている場合には、前記上方スクロールアイコンd1と下方スクロールアイコンd2は前記表示部分をスクロールすることができる
前記ST111の次に、ST112に移る。
ST112において、「d1」アイコンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST113に移る。
ST113において、「共通の送信通知先一覧表」142を入力に応じて上側にスクロールする。
前記ST112において、ノー(N)の場合はST114に移る。
ST114「b2」アイコンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST115に移る。
ST115において、「共通の送信通知先一覧表」142を入力に応じて下側にスクロールする。次に、ST116に移る。
前記ST114において、ノー(N)の場合はST116に移る。
ST116において、通知先「001」〜「n」の内、いずれかが選択されたか判断する。イエス(Y)の場合はST117に移り、ノー(N)の場合はST122に移る。
ST117において、選択された共通の送信通知先の入力画面151を表示する。
図21Bの共通の送信通知先の登録・変更第2画面151には、共通の送信通知先のeメールアドレスを入力・表示するためのeメールアドレス入力欄152、共通の送信通知先の登録・変更第2画面を終了するための「取消し」アイコン153、前記アドレス入力欄152の入力内容を決定し、前記宛先記憶メモリC7に記憶するための「決定」アイコン154、前記アドレス入力欄152に文字入力するための文字入力キーボード155が表示されている。
前記ST117の次に、ST118に移る。
ST118において、画面のアイコンの入力に応じた情報をeメールアドレス入力欄152に表示し、表示メモリC14に一時記憶する。次に、ST119に移る。
ST119において、「取消し」アイコン153が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST120に移り、ノー(N)の場合は前記ST121に戻る。
ST120において、「決定」アイコン154が選択されたか否か判断する。ノー(N)の場合は前記ST118に戻り、イエス(Y)の場合はST121に移る。
ST121において、宛先記憶メモリC7に入力情報を記憶する。次に前記ST111に戻る。
前記ST116において、ノー(N)の場合はST122に移る。
ST122において「閉じる」アイコン143を選択したか否かを判断する。イエス(Y)場合は本フローチャートの処理を終了して、前記図8の前記ST11に戻る。ノー(N)の場合は前記ST112に戻る。
(FAX機能選択時の処理)
図22はFAX機能選択時の処理のフローチャートであり、前記図5のST7のサブルーチンである。
図23は前記図22の続きのフローチャートである。
図22において、共通のFAX機能選択時の処理は、前記図5のST6においてイエス(Y)が選択されることにより開始される。
図22のST131において、FAX送信時宛先第1設定画面161(図24A参照)を表示する。
図24は本発明の実施例1の複合機U2の表示部UI2に表示される画面の説明図であり、図24Aは前記図6のFAXアイコン23を選択した場合に表示されるFAX送信時宛先第1設定画面を示す図、図24Bは前記図24Aにおいて、「宛先表」アイコン163を選択した場合に表示される、FAX送信時宛先第2設定画面を示す図である。
図24AのFAX送信時宛先第1設定画面161には、前記テンキーUI6(図2〜図4参照)で宛先番号を入力した宛先番号を表示する宛先番号表示欄162、個別宛先表を表示する「宛先表」アイコン163、グループ宛先選択画面を表示するための「グループ宛先表」アイコン164、キーボード入力画面を表示するための「キーボード」アイコン165、FAX送信時宛先第1設定画面を161を終了するための「取消し」アイコン166、および前記宛先番号表示欄162の入力内容を決定する「決定」アイコン167が表示されている。
前記ST131の次にST132に移る。
ST132において「宛先表」アイコン163が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST133に移る。
ST133において、FAX送信時宛先第2設定画面171(図24B参照)を表示する。
図24Bにおいて、FAX送信時宛先第2設定画面171には、FAXの送信先である宛先を選択するための宛先一覧表172、FAX送信時宛先第2設定画面171を終了するための「閉じる」アイコン173、前記宛先一覧表172をスクロールするための上方スクロールアイコンe1と下方スクロールアイコンe2が表示されている。前記宛先一覧表172には、宛先番号001,002,…,400と各宛先番号001〜,400に対してそれぞれ前記登録された宛先名の一覧表の一部が表示されている。なお、前記宛先一覧表172の宛先番号001から299には、前記個別宛先登録・変更第1画面31(図11A参照)で登録された個別宛先名が表示されている。前記宛先一覧表172の宛先番号301から400の各欄には、前記図17に示すグループ宛先登録・変更第1画面70、グループ宛先登録・変更第1画面73等で登録されたグループ宛先名が表示されている。
前記上方スクロールアイコンe1と下方スクロールアイコンe2は前記表示部分をスクロールすることができる。
前記ST133の次に、ST134に移る。
ST134において、「e1」アイコンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST135に移り、ノー(N)の場合はST136に移る。
ST135において「宛先一覧表」を上側にスクロールさせ、ST136に移る。
ST136において、「a2」アイコンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST137に移り、ノー(N)の場合はST138に移る。
ST137において、「宛先一覧表」32を下側にスクロールさせ、ST138に移る。
ST138において、宛先「001」〜「400」のうち、いずれかが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST138aに移る。
ST138aにおいて、選択された宛先番号と宛先名を色付表示し、ST138bに移る。
ST138bにおいて、「決定」アイコン173が表示されたか否か判断する。ノー(N)の場合は前記ST134に戻る。イエス(Y)の場合はST159(図23参照)に移る。
前記ST138においてノー(N)の場合はST139に移る。
ST139において「閉じる」アイコン174が選択されたか否か判断する。ノー(N)の場合は前記ST134に戻る。イエス(Y)の場合は前記131に戻る。
前記ST132においてノー(N)の場合は、ST140に移る。
ST140において、「グループ宛先表」アイコン164が選択されたか否かを判断する。イエス(Y)の場合はST141に移る。
ST141において、FAX送信時宛先第3設定画面181(図25A)を表示する。
図25は、本発明の実施例1の複合機U2において、FAX機能選択時に前記複合機U2の表示部UI2に表示される画面であり、図25Aは前記FAX送信時宛先第1設定画面161の「グループ宛先表」アイコン164を選択時の表示画面であるFAX送信時宛先第3設定画面を示す図、図25Bは前記FAX送信時宛先第1設定画面161の「キーボード」アイコン165を選択時の表示画面であるFAX送信時宛先第4設定画面を示す図である。
図25Aにおいて、FAX送信時宛先第3設定画面181には、FAXの送信先である宛先を選択するためのグループ宛先一覧表182、FAX送信時宛先第3設定画面181を終了するための「閉じる」アイコン183、前記宛先一覧表182をスクロールするための上方スクロールアイコンf1と下方スクロールアイコンf2が表示されている。前記宛先一覧表172には、登録番号301,002,…,400と各登録番号301〜400に対してそれぞれ設定された宛先名の一覧表の一部が表示されている。前記上方スクロールアイコンf1と下方スクロールアイコンf2は前記表示部分をスクロールすることができる。
前記ST141の次にST142に移る。
ST142において、「f1」アイコンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST143へ、ノー(N)の場合はST144に移る。
ST143において「宛先一覧表」を上側にスクロールさせ、ST144に移る。
ST144において、「f2」アイコンが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST145に移り、ノー(N)の場合はST146に移る。
ST146において、グループ宛先「301」〜「400」の内、いずれかが選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST146aに移る。
ST146aにおいて、選択された宛先番号と宛先名を色付表示し、ST146bに移る。
ST146bにおいて、「決定」アイコン183が表示されたか否か判断する。ノー(N)の場合は前記ST142に戻る。イエス(Y)の場合はST159(図23参照)に移る。
前記ST146においてノー(N)の場合はST147に移る。
ST147において「閉じる」アイコン184が選択されたか否か判断する。ノー(N)の場合は前記ST142に戻り、イエス(Y)の場合はST131に移る。
前記ST140において、ノー(N)の場合はST148に移る。
ST148において、「キーボード」アイコン165が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合はST149に移る。
ST149において、FAX送信時宛先第4設定画面191(図25B参照)を表示する。
図25Bにおいて、FAX送信時宛先第4設定画面191には、入力されたファックス番号を表示するためのファックス番号入力欄192、FAX送信時宛先第4設定画面191を終了するための「取消し」アイコン193、前記FAX送信時宛先第4設定画面191の表示内容を決定し、記憶する「決定」アイコン194、およびファックス番号を入力するための番号入力キーボード195が表示されている。
前記ST149の次に、ST150に移る。
ST150において、番号入力キーボード195の入力に応じた情報をファックス番号入力欄192に表示し、表示メモリC14に一時記憶する。次に、ST151に移る。
ST151において、「取消し」アイコン193が選択されたか否か判断する。ノー(N)の場合はST152に移り、イエス(Y)の場合は前記ST131に戻る。
ST152において、「決定」アイコン194が選択されたか否か判断する。ノー(N)の場合は前記ST150に戻り、イエスの(Y)場合はST158に移る。
前記ST148においてノー(N)の場合はST153に移る。
ST153において「テンキー」UI6の入力が有るか否か判断する。イエス(Y)の場合はST154に移る。
ST154において、テンキーUI6の入力に応じた情報を宛先番号表示欄162に表示し、表示メモリC14に一時記憶する。次にST155に移る。
ST155において、「決定」アイコン167が選択されたか否か判断する。ノー(N)の場合は前記ST132に戻り、イエスの(Y)場合はST159(図23参照)に移る。
前記ST153において、ノー(N)の場合はST156に移る。
ST151において、「取消し」アイコン166(図25A参照)が選択されたか否か判断する。イエス(Y)の場合は本フローチャートを終了して前記図5のST1に戻る。ノー(N)の場合は前記ST157に移る。
ST157において、「決定」アイコン167が選択されたか否か判断する。ノー(N)の場合は前記ST132に戻り、イエスの(Y)場合はST158に移る。
ST158において、「宛先が入力されていません」のメッセージを表示部11に表示し、前記ST131に戻る。
ST159において、宛先記憶メモリC7に記憶されている登録内容の中からチェックボックス37a(図11B参照)またはチェックボックス75a(図17B参照)の「宛先選択時」にチェックが有るか否か判断する。イエス(Y)の場合はST160に移る。
ST160においてFAX送信時宛先第5設定画面201(図26A参照)を表示する。
図26は、前記複合機U2の表示部UI2に表示される画面の説明図であり、図26Aは宛先選択時に表示される前記FAX送信時宛先第5設定画面(宛先名確認画面)を示す図、図26Bはファックス送信開始時に表示される前記FAX送信時宛先第6設定画面(宛先確認画面)を示す図である。
図26Aの前記FAX送信時宛先第5設定画面は、前記FAX送信時宛先第1設定画面161の前記「決定」アイコン167を選択した時、前記FAX送信時宛先第2設定画面171の前記個別宛先一覧表172から宛先名を選択した時、前記FAX送信時宛先第3設定画面181の前記グループ宛先一覧表182からグループ宛先名を選択した時、前記FAX送信時宛先第4設定画面191の前記「決定」アイコン194が選択された時で、且つ前記個別宛先登録・変更第2画面34または前記グループ宛先登録・変更第2画面73のチェックボックス37aで「宛先選択時」がチェックされた場合に表示される。
図26Aにおいて、FAX送信時宛先第5設定画面201には、FAX送信先の宛先名とFAX番号を表示して、前記FAX送信先の宛先名とFAX番号が選択するか否かをユーザーに問い合わせる宛先確認メッセージ202が表示されている。
また、前記FAX送信時宛先第5設定画面201には、FAX送信と同時に送信されるeメールの送信通知先を表示する送信通知先案内メッセージ203が表示されている。
また、前記FAX送信時宛先第5設定画面201には、前記宛先確認メッセージ202に対してユーザが回答するための回答アイコン204が設けられており、前記回答アイコン204には、「はい」アイコン204aと「いいえ」アイコン204bが設けられている。
前記ST160の次に、ST161に移る。
ST161において、「はい」アイコン204aが選択されたか否かを判断する。ノー(N)の場合は、ST162に移る。
ST162において「いいえ」アイコン204bが選択されたか否か判断する。ノー(N)の場合は前記ST161に戻る。イエス(Y)の場合は前記ST131に戻る。
前記ST161において、イエス(Y)の場合はST163に移る。
ST163において、宛先記憶メモリC7に記憶されている登録内容の中からチェックボックス37a(図11B参照)またはチェックボックス75a(図17B参照)の「送信開始時」にチェックが有るか否か判断する。イエス(Y)の場合はST164に移る。
ST164においてFAX送信時宛先第6設定画面211(図26B参照)を表示する。
図26BのFAX送信時宛先第6設定画面は、前記FAX送信時宛先第1設定画面161の前記「決定」アイコン167を選択した時、前記FAX送信時宛先第2設定画面171の前記個別宛先一覧表172から宛先名を選択した時、前記FAX送信時宛先第3設定画面181の前記グループ宛先一覧表182からグループ宛先名を選択した時、前記FAX送信時宛先第4設定画面191の前記「決定」アイコン194が選択された時で、且つ前記個別宛先登録・変更第2画面34または前記グループ宛先登録・変更第2画面73のチェックボックス37a,75aで「送信開始時」がチェックされている場合に表示される。
図26Bにおいて、FAX送信時宛先第6設定画面211には、FAX送信先の宛先名とFAX番号を表示して、前記FAX送信先の宛先名とFAX番号が選択するか否かをユーザーに問い合わせる宛先確認メッセージ212が表示されている。
また、前記宛先選択時確認画面211には、FAX送信と同時に送信されるeメールの送信通知先を表示する送信通知先案内メッセージ213が表示されている。
また、前記宛先選択時確認画面211には、前記宛先確認メッセージ212に対してユーザが回答するための回答アイコン214が設けられており、前記回答アイコン214には、「はい」アイコン214aと「いいえ」アイコン214bとが設けられている。
前記ST164の次に、ST165に移る。
ST165において「はい」アイコン214aが選択されたか否か判断する。ノー(N)の場合はST166に移り、イエス(Y)の場合は、ST167に移る。
STに166おいて、「いいえ」アイコン214bが選択されたか否か判断する。イエス(Y)場合は前記ST131に戻り、ノー(N)の場合は前記ST165に戻る。
前記ST163において、ノー(N)の場合、ST167に移る。
ST167において、設定された宛先へFAX送信すると同時に、設定された送信宛先にメールを送信し、図22、図23のFAX機能選択時の処理を終了して、前記図5のST1に戻る。
(実施例1の作用)
前述の構成を有する本発明のファクシミリ装置(U2)では、宛先登録・変更手段C8は、前記宛先データを前記宛先記憶メモリC7に記憶させ、且つ、記憶された前記宛先データの変更を行う。
変更時個別宛先名選択手段C8aは、前記宛先記憶メモリC7に記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれる個別宛先名を選択する。個別宛先登録変更画面表示手段C8bは、前記変更時個別宛先名選択手段C8aにより選択された個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示される個別宛先登録変更画面34を表示する。
この場合、前記個別宛先登録変更画面表示手段C8bにより、表示された個別宛先登録変更画面(34)では、前記変更時個別宛先名選択手段(C8a)により選択された個別宛先名が属する全グループ宛先名を容易に確認することができる。
前記個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示された前記個別宛先登録変更画面34において、前記宛先登録・変更手段C8のグループ解除手段C8cは、前記個別宛先名が前記全グループ宛先名の中の各グループ宛先に属していることを解除することができる。
宛先登録・変更手段C8の変更時グループ宛先名選択手段C8dにより、前記宛先記憶メモリC7に記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれるグループ宛先名を選択することができる。
前記宛先登録・変更手段C8のグループ宛先登録変更画面表示手段C8eは、前記変更時グループ宛先名選択手段C8dにより選択されたグループ宛先名に属する個別宛先名を含む前記宛先データが表示されるグループ宛先登録変更画面73を表示する。
この場合、前記グループ宛先登録変更画面表示手段C8eにより、表示されたグループ宛先登録変更画面73では、変更時グループ宛先名選択手段C8dにより選択されたグループ宛先名に属する個別宛先名を含む前記宛先データを容易に確認することができる。
前記グループ宛先名のグループに属する全個別宛先名を含む前記宛先データが表示された前記グループ宛先登録変更画面73において、グループ解除手段C8cは、前記個別宛先名が前記グループ宛先名のグループに属していることを解除することができる。
個々のグループを一々展開することなく、グループに属する前記個別宛先を容易に前記グループから削除することができる。
宛先変更禁止手段C9は、個別宛先名が1以上のグループ宛先名のグループに属している場合には、前記グループに属している個別宛先名または前記宛先番号の前記宛先登録・変更手段C8による変更を禁止する。
したがって、個別宛先名が属するグループを解除しなければ、前記個別宛先名の宛先データの変更を行うことができない。この場合、前記グループ解除をした個別宛先名の宛先データの変更を行ってから新たに、前記個別宛先名を必要なグループに登録することになる。このため、前記個別宛先名がグループ宛先に属する状態で前記個別宛先の宛先データの変更を行って、前記グループ宛先にFAX送信する際に前記個別宛先にFAX送信する必要がなくなった場合に、前記グループ宛先にFAX送信すると同時に誤って前記個別宛先にもFAXを誤送信することを防止することができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能であ
る。本発明の変更例(H01)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、イメージデータ送信装置およびイメージデータ受信装置として、ファクシミリ装置を例示したが、これに限定されず、例えば、イメージデータ送信装置およびイメージデータ受信装置として、インターネット回線やイントラネット回線等の公衆回線を介して、電子メールや電子メールの添付データとしてイメージデータを送受信可能なパーソナルコンピュータやサーバ等を採用可能である。したがって、ファクシミリ通信網を利用する場合に限定されず、パーソナルコンピュータからイメージデータとしての電子メールをインターネット回線を介してファクシミリ装置に送信してプリントアウトしたり、ファクシミリ装置で読取ったイメージデータを電子メールの添付ファイルとしてパーソナルコンピュータに送信する構成にも適用可能である。すなわち、イメージデータは、ファクシミリ読取り画像データに限定されず、電子メールのテキストデータや電子メールに添付された画像データとすることも可能である。
図1は本発明の実施例1のファクシミリ装置を有する公衆回線を介したネットワークの全体説明図である。 図2は前記図1に示す複合機の機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図である。 図3は前記図2の続きのブロック図(機能ブロック図)である。 図4は本発明の実施例1の複合機U2が備えているユーザインターフェイスUIの説明図である。 図5は本発明の実施例1の複合機U2の機能設定処理のフローチャートである。 図6は本発明の実施例1の複合機U2の表示部UI2に表示される機能設定画面(初期画面)20を示した図である。 図7は本発明の実施例1の複合機U2の登録・変更機能選択時の処理フローチャートであり、前記図5のST9のサブルーチンのフローチャートである。 図8は本発明の実施例1のファクシミリ装置の表示部UI2に表示される登録・変更設定画面を示した図である。 図9は実施例1の複合機U2の個別宛先登録・変更処理のフローチャートであり、前記図7のST13のサブルーチンのフローチャートである。 図10は前記図9の続きのフローチャートである。 図11は、表示部UI2(図2〜図4参照)に表示される個別宛先登録・変更時の画面の説明図であり、図11Aは個別宛先登録・変更第1画面を示す図、図11Bは、個別宛先登録・変更第2画面を示す図である。 図12は、個別宛先の登録・変更時に表示部UI2に表示される画面の説明図であり、図12Aは前記図11Bの個別宛先名表示欄35の個別宛先番号001を選択時に表示される個別宛先登録・変更第3画面の説明図、図12Bは前記図11Bのファックス番号表示欄36を選択時に表示される個別宛先登録・変更第4画面の説明図である。 図13は、前記複合機U2の表示部UI2に表示される画面であり、個別宛先登録・変更第5画面の説明図である。 図14はグループ宛先登録・変更処理のフローチャートのサブルーチンである。 図15は前記図14の続きのフローチャートである。 図16は前記図15の続きのフローチャートである。 図17は、宛先の登録・変更時に前記複合機U2の表示部UI2に表示される画面の説明図であり、図17Aはグループ宛先登録・変更第1画面を示す図、図17Bは、前記図17Aのグループ宛先登録・変更第1画面でグループ宛先名を選択した時に表示されるグループ宛先登録・変更第2画面を示す図である。 図18は、グループ宛先の登録・変更時に表示部UI2に表示される画面の説明図であり、図18Aは前記図17Bのグループ宛先名表示欄の選択時に表示されるグループ宛先登録・変更第3画面を示す図、図18Bは前記図17Bのグループ単位で送信通知先を選択時に表示されるグループ宛先登録・変更第4画面を示す図である。 図19は、宛先の登録・変更時に前記複合機U2の表示部UI2に表示される画面の説明図であり、図19Aはグループ宛先登録・変更第5画面を示す図、図19Bは前記図19Aのグループ宛先一覧表の詳細説明図である。 図20は共通の送信通知先の登録・変更処理のフローチャートであり、前記図7のST17のサブルーチンである。 図21は、表示部UI2(図2〜図4参照)に表示される共通の送信通知先の登録・変更時の画面の説明図であり、図21Aは共通の送信通知先登録・変更第1画面を示す図、図21Bは、共通の送信通知先登録・変更第2画面を示す図である。 図22はFAX機能選択時の処理のフローチャートであり、前記図5のST7のサブルーチンである。 図23は前記図22の続きのフローチャートである。 図24は本発明の実施例1の複合機U2の表示部UI2に表示される画面の説明図であり、図24Aは前記図6のFAXアイコン23を選択した場合に表示されるFAX送信時宛先第1設定画面を示す図、図24Bは前記図23Aにおいて、「個別宛先表」アイコン163を選択した場合に表示される、FAX送信時宛先第2設定画面を示す図である。 図25は、本発明の実施例1の複合機U2において、FAX機能選択時に前記複合機U2の表示部UI2に表示される画面であり、図25Aは前記FAX送信時宛先第1設定画面161の「グループ宛先表」アイコン164を選択時の表示画面であるFAX送信時宛先第3設定画面を示す図、図25Bは前記FAX送信時宛先第1設定画面161の「キーボード」アイコン165を選択時の表示画面であるFAX送信時宛先第4設定画面を示す図である。 図26は、前記複合機U2の表示部UI2に表示される画面の説明図であり、図26Aは宛先選択時に表示される前記FAX送信時宛先第5設定画面(宛先名確認画面)を示す図、図26Bはファックス送信開始時に表示される前記FAX送信時宛先第6設定画面(宛先確認画面)を示す図である。
符号の説明
U1,U3…他のファクシミリ装置、
C5…イメージデータ送受信手段、
C5a…イメージデータ送信手段、
C5b…イメージデータ受信手段、
C7…宛先記憶メモリ、
C8…宛先登録・変更手段、
C8a…変更時個別宛先名選択手段、
C8b…個別宛先登録変更画面表示手段、
C8c…グループ解除手段、
C8d…変更時グループ宛先名選択手段、
C8e…グループ宛先登録変更画面表示手段、
C9…宛先変更禁止手段、
C10…送信宛先設定手段、
C10a…送信時個別宛先名選択手段、
C10b…送信時グループ宛先名選択手段、
C11…グループ所属個別宛先名表示手段、
K…公衆回線、
U1,U3…他のファクシミリ装置、
U2…ファクシミリ装置、
UI2…表示部、
UI3,UI4,UI5,UI6…入力部材、
34…個別宛先登録変更画面、
73…グループ宛先登録変更画面

Claims (12)

  1. 次の構成要件(A01)〜(A05)を備えたファクシミリ装置、
    (A01)ユーザが入力するために使用する複数の入力部材と、前記ユーザの入力に応じた画像が表示される表示部とを有するユーザインタフェース、
    (A02)原稿画像を読み取って送受信用のイメージデータとするイメージスキャナ、
    (A03)前記イメージデータを公衆回線を介して前記他のファクシミリ装置に送信するイメージデータ送信手段と、前記他のファクシミリ装置から送信されたイメージデータを公衆回線を介して受信するイメージデータ受信手段を有するイメージデータ送受信手段、
    (A04)前記他のファクシミリ装置に送信する前記イメージデータの受取人を個別に特定する個別宛先名と、前記他のファクシミリ装置の電話番号である宛先番号と、複数の前記個別宛先名がそれぞれ属するグループ宛先名と、を含む宛先データを記憶する宛先記憶メモリ、
    (A05)前記宛先記憶メモリに記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれる個別宛先名を選択する変更時個別宛先名選択手段と、前記変更時個別宛先名選択手段により選択された個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示される個別宛先登録変更画面を表示する個別宛先登録変更画面表示手段とを有し、前記宛先データを前記宛先記憶メモリに記憶させ、且つ、記憶された前記宛先データの変更を行う宛先登録・変更手段。
  2. 次の構成要件(A06)を備えた請求項記載のファクシミリ装置、
    (A06)前記個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示された前記個別宛先登録・変更画面において、前記個別宛先名が前記全グループ宛先名の中の各グループ宛先に属していることを解除するグループ解除手段を有する前記宛先登録・変更手段。
  3. 次の構成要件(A07)を備えた請求項1または2記載のファクシミリ装置、
    (A07)前記宛先記憶メモリに記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれるグループ宛先名を選択する変更時グループ宛先名選択手段と、前記変更時グループ宛先名選択手段により選択されたグループ宛先名に属する個別宛先名を含む前記宛先データが表示されるグループ宛先登録変更画面を表示するグループ宛先登録変更画面表示手段とを有する前記宛先登録・変更手段。
  4. 次の構成要件(A08)を備えた請求項3記載のファクシミリ装置、
    (A08)前記グループ宛先名のグループに属する全個別宛先名を含む前記宛先データが表示された前記グループ宛先登録変更画面において、前記個別宛先名が前記グループ宛先名のグループに属していることを解除するグループ解除手段を有する前記宛先登録・変更手段。
  5. 次の構成要件(A09)を備えた請求項1ないし4のいずれか記載のファクシミリ装置、
    (A09)個別宛先名が1以上のグループ宛先名のグループに属している場合には、前記グループに属している個別宛先名または前記宛先番号の前記宛先登録変更手段による変更を禁止する宛先変更禁止手段。
  6. 次の構成要件(A010)を備えた請求項1ないし5のいずれか記載のファクシミリ装置、
    (A010)前記イメージデータを前記他のファクシミリ装置に送信する際の前記個別宛先名を、前記宛先記憶メモリに記憶された個別宛先名の中から選択する送信時個別宛先名選択手段を有する送信宛先設定手段、
  7. 次の構成要件(A011)を備えた請求項1ないし6のいずれか記載のファクシミリ装置、
    (A011)前記イメージデータを前記他のファクシミリ装置に送信する際の複数の前記個別宛先名を含むグループ宛先名を、前記宛先記憶メモリに記憶されたグループ宛先名の中から選択する送信時グループ宛先名選択手段を有する前記送信宛先設定手段。
  8. 次の構成要件(A012)を備えた請求項1ないし7のいずれか記載のファクシミリ装置、
    (A012)前記送信時グループ宛先名選択手段によりグループ宛先名が選択された際に前記選択されたグループ宛先名のグループ宛先に属する全ての個別宛先名を表示するグループ所属個別宛先名表示手段。
  9. 次の構成要件(A013),(A014)を備えた請求項1ないし8のいずれかに記載のファクシミリ装置、
    (A013)前記個別宛先名に前記イメージデータを送信すると同時に前記イメージデータを送信したことを知らせる送信通知先のeメールアドレスを含む前記宛先データを記憶する前記宛先記憶メモリ、
    (A014)前記eメールアドレスに、前記イメージデータを送信すると同時に前記イメージデータを送信したことを通知するeメールを送信するeメール送信手段。
  10. 次の構成要件(A015)を備えた請求項9記載のファクシミリ装置、
    (A015)前記イメージデータの受取人のeメールアドレスを含む前記送信通知先のeメールアドレス。
  11. 次の構成要件(A016)を備えた請求項9記載のファクシミリ装置、
    (A016)前記イメージデータを送信する前記ファクシミリ装置の管理者または前記ファクシミリ装置が接続されたネットワークのシステム管理者のeメールアドレスを含む前記送信通知先のeメールアドレス。
  12. 次の構成要件(B01)〜(B05)を備えたイメージデータ送信装置、
    (B01)ユーザが入力するために使用する複数の入力部材と、前記ユーザの入力に応じた画像が表示される表示部とを有するユーザインタフェース、
    (B02)原稿画像を読み取って送受信用のイメージデータとするイメージスキャナ、
    (B03)公衆回線を介して前記イメージデータを受信するイメージデータ受信装置に前記イメージデータを送信するイメージデータ送信手段、
    (B04)前記イメージデータ受信装置に送信する前記イメージデータの受取人を個別に特定する個別宛先名と、前記イメージデータ受信装置の宛先番号と、複数の前記個別宛先名がそれぞれ属するグループ宛先名と、を含む宛先データを記憶する宛先記憶メモリ、
    (B05)前記宛先記憶メモリに記憶された前記宛先データの変更を行う際に前記変更を行おうとする宛先データに含まれる個別宛先名を選択する変更時個別宛先名選択手段と、前記変更時個別宛先名選択手段により選択された個別宛先名が属する全グループ宛先名を含む前記宛先データが表示される個別宛先登録変更画面を表示する個別宛先登録変更画面表示手段とを有し、前記宛先データを前記宛先記憶メモリに記憶させ、且つ、記憶された前記宛先データの変更を行う宛先登録・変更手段。
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