JP2007157261A - 光ディスク駆動装置 - Google Patents

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良明 山内
Manabu Ochi
学 越智
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Shinya Tsubota
伸也 坪田
Morikazu Kato
盛一 加藤
Hideyuki Konuma
秀行 小沼
Nozomi Harada
望 原田
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Abstract

【課題】スリム型ディスク駆動装置であっても、また、ディスクの回転数が少ない場合であっても、内部の発熱を放熱することができるディスク駆動装置を提供する。
【解決手段】トップカバーとボトムカバーによって形成された筐体と、該ボトムカバーに設けられたガイド機構によって搬入位置と搬出位置の間を移動可能なディスクトレイと、該ディスクトレイに装着され該ディスクトレイと共に移動可能なスピンドルモータ及び光学ヘッドと、上記ディスクトレイを搬出位置方向に押し出すディスクトレイ押出し機構と、上記ディスクトレイを搬入位置に保持するイジェクトロック機構とを有し、上記スピンドルモータ及び光学ヘッドの駆動中に、上記ディスクトレイの前端の一部が上記筐体より突出した突出位置に保持される。
【選択図】図3

Description

本発明は、可換媒体型の光ディスクを駆動する光ディスク駆動装置に関し、特に、薄型の光ディスク駆動装置の冷却構造に関する。
光ディスク駆動装置は、スピンドルモータ、レーザ光源、ピックアップ、電子部品等の発熱部品を有し、内部の温度は高くなる。光ディスク駆動装置は、タワー型パーソナルコンピュータやノート型パーソナルコンピュータに搭載される。これらのパーソナルコンピュータは、光ディスク駆動装置ばかりでなく、磁気ディスク装置、電源、CPU、電子部品等の発熱部品を有する。従って、パーソナルコンピュータの筐体の内部の温度は、外気温度より20度から30度程度高くなる。
ノート型パーソナルコンピュータに組み込まれている光ディスク駆動装置は、厚さが12.7mm以下の薄型であるため、筐体内の部品密度が大きく、放熱が困難である。
近年、光ディスク駆動装置によるディスクの記録密度及び記録速度が向上し、高倍速による高密度記録が可能となっている。しかしながら、それによって、記録系の回路部品の消費電力が大幅に増加し、光ディスク駆動装置の内部の温度上昇が顕著となり、電子部品の熱劣化や誤動作が問題となっている。
この問題に対応するために、対流、熱伝導、及び熱放射を利用して、装置内部の高温部品から低温部品に伝熱させて装置筐体から放熱する自然放熱方式が提案されている。また、ファンやディスク回転流を利用して、装置筐体の開口から、低温外気の吸気と高温内部空気の排出を行う外気導入方式の放熱構造が提案されている。前者の自然放熱方式に比べて、後者の外気導入方式は内部の冷却性能が大きい。
ディスク回転流を利用する外気導入方式として、装置筐体の上面に設置した吸気開口から背面上部に設置した排気開口に通風する構造が特許文献1に開示されている。また、装置内部を、ディスクを設置する上部空間部と光学ヘッドや回路基板を設けた下部空間部に区画し、装置筐体の側面下部の吸気開口から内部区画壁の開口を通って側面上部の排気開口に通風する構造が特許文献2に開示されている。
特開2004-241024号公報 特開2001-155479号公報
特許文献1に記載された例では、上面から吸気するので吸気開口は内部圧力の低いディスク中心付近に設置することになるが、スリム型光ディスク装置ではその位置にラベルが貼られると共に下向きの吸気で塵侵入の可能性があるため適用できない。また、導入された空気が筐体上部しか流れず光学ヘッドなどの高温部品のある筐体下部へは流れないので放熱効果は小さい。
特許文献2に記載された例では、内部隔壁を設けることにより装置内部を上部と下部の2つの空間に分離する構造をとっている。そのため、スリム型ディスク駆動装置の場合には、高さ寸法の制限により、内部隔壁を設けることができない。更に、ディスク回転による旋回流を内部の空気循環に活用しているが、ディスクの回転数が低い場合には冷却、放熱効果を期待することはできない。例えば、光ディスクのラベル面にレーザ光を照射して文字や絵を記録するライトスクライブ機能を設ける光ディスク駆動装置が製品化されている。ライトスクライブを行う場合、高出力のレーザ光を用い、光ディスクを毎分41〜165回転の低速回転で回転させる。従って、ライトスクライブを行う場合には、冷却効果を期待することができない。
本発明の目的は、スリム型ディスク駆動装置であっても、また、ディスクの回転数が少ない場合であっても、内部の発熱を放熱することができるディスク駆動装置を提供することにある。
本発明によると、光ディスク駆動装置は、トップカバーとボトムカバーによって形成された筐体と、該ボトムカバーに設けられたガイド機構によって搬入位置と搬出位置の間を移動可能なディスクトレイと、該ディスクトレイに装着され該ディスクトレイと共に移動可能なスピンドルモータ及び光学ヘッドと、上記ディスクトレイを搬出位置方向に押し出すディスクトレイ押出し機構と、上記ディスクトレイを搬入位置に保持するイジェクトロック機構とを有する。スピンドルモータ及び光学ヘッドの駆動中に、ディスクトレイの前端の一部が筐体より突出した突出位置に保持される。
本発明によれば、スリム型ディスク駆動装置であっても、また、ディスクの回転数が少ない場合であっても、内部の発熱を放熱することができる。
以下、本発明に係る光ディスク駆動装置の実施例を、図面を参照して説明する。先ず図1及び図2を参照して本発明によるディスク駆動装置の構造を説明する。図1は、本発明によるディスク駆動装置1の分解斜視図である。図2は本発明によるディスク駆動装置1の平面構成を示す図であり、トップカバーとディスクトレイは省略している。本発明によるディスク駆動装置1は、ディスク2の記録面の情報を再生し、又は、記録面に情報を記録する。ディスク2は、直径120mm、厚さ1.2mmの寸法を有し、CDやDVDである。
図1に示すように、ディスク駆動装置1は、トップカバー3とボトムカバー4を嵌合及びネジ締結により組み立てて形成された筐体を有する。トップカバー3とボトムカバー4は、薄板金属板をプレス成形することにより製造される。筐体内には、樹脂成形品のディスクトレイ5が配置されている。ディスクトレイ5の前端には、フロントパネル15が装着されている。
図2に示すようにボトムカバー4には、2つのガイド機構17が設けられている。ディスクトレイ5は、ガイド機構17に沿って、ディスクトレイ5が引き込まれた搬入位置とディスクトレイ5が引き出された搬出位置の間を移動することができる。こうして、ディスクトレイ5の移動により、ディスク2のローディングとアンローディングが行われる。
図1に示すように、ディスクトレイ5の下面にユニットメカ6が装着されている。ユニットメカ6は、弾性部材からなる複数のインシュレータ12を介してディスクトレイ5に取り付けられている。インシュレータ12によって、装置外部からユニットメカ6へ伝わる振動や衝撃、及び、ユニットメカ6から外部へ伝わる振動や衝撃が減衰する。
ユニットメカ6は、メカシャーシ10を有し、メカシャーシ10に、ディスク2を回転駆動するスピンドルモータ7、ディスク2を支持するターンテーブル、ディスク2の記録面の情報を再生し、又は、記録面に情報を記録するための光学ヘッド8、光学ヘッド8をディスク2の半径方向に沿って移動させるための駆動手段、スピンドルモータ基板部13及び、これらの部品への接触防止や電気的なノイズを防止するユニットカバー11が装着されている。
ディスクトレイ5の中央には、ディスク2の外径より僅かに大きな円形溝が形成されている。この円形溝の底面の一部は切り取られ、ユニットメカ6のユニットカバー11、光学ヘッド8、スピンドルモータ7が露出している。
図2に示すように、筐体の後端には、メイン回路基板18が設けられている。メイン回路基板18にはコネクタ19が装着されている。一方、図1に示すように、スピンドルモータ基板部13にはコネクタ部14が装着されている。メイン回路基板18のコネクタ19とスピンドルモータ基板部13のコネクタ部14は、FPC16によって互いに電気的に接続されている。こうして、メカシャーシ10に装着されたスピンドルモータ7、光学ヘッド8、光学ヘッド移動手段等とメイン回路基板18は電気的に接続される。
本例のディスク駆動装置1は、更に、ディスクトレイ5を移動させるイジェクト機構を有する。イジェクト機構は、図2に示すように、ディスクトレイ5を搬入位置に保持するイジェクトロック機構21とディスクトレイ5を搬出位置に押し出すディスクトレイ押出し機構22とを有する。イジェクトロック機構21は、筐体の前端右側のユニットメカ6の側部に設けられている。ディスクトレイ押出し機構22筐体の後端右側に設けられている。イジェクトロック機構21とディスクトレイ押出し機構22の詳細は後に図4及び図5を参照して説明する。
次に、図3を参照して本発明によるディスク駆動装置1の動作を説明する。図3(a)に示すように、本例のディスク駆動装置では、記録中及び再生中に、ディスクトレイ5が僅かに突出した突出位置にある。即ち、本例では、ディスクトレイ5が引き込まれた搬入位置、ディスクトレイ5が引き出された搬出位置、及び、ディスクトレイ5が僅かに突出した突出位置の3つの状態のいずれかに変化することができる。
ディスク2の回転によって空気流が発生し、突出したディスクトレイ5を介して空気の流入又は流出が起きる。即ち、ディスク駆動装置1の内部から高温の空気が放出され、その代わりに、冷たい空気がディスク駆動装置1の内部に導かれる。
それによって、ディスク駆動装置1の内部が冷却され、内部の電子部品の温度上昇が防止される。こうして、本例では、温度上昇に起因した部品劣化や、高温環境下における電子部品の誤動作等を防止することができる。
本例の光ディスク駆動装置は、ノート型パーソナルコンピュータに用いられるスリム型であり、幅がW=130mm、奥行きがD=130mm、厚さがH=12.7mmである。尚、スーパスリム型では、厚さがH=9.5mmである。
図3(a)では、ディスク2とスピンドルモータ7および光学ヘッド8(対物レンズ9)を点線で示した。光学ヘッド8は移動経路Rに沿って半径方向に移動するが、図3(a)では、ディスク2のデータエリアの最外周の位置にある。
図3(b)を参照して、ディスクトレイ5の突出量Xを説明する。光学ヘッド8の移動経路Rは、ディスクトレイ5の移動方向Mに対して傾斜している。ディスク2のデータエリアの最内周の半径をR1、最外周の半径をR2とする。直径120mmのDVDディスクの場合、データエリアは半径R1=24mmから半径R2=58mmの範囲である。
光学ヘッド8はディスク2のデータエリアの最内周と最外周の間を移動するが、光学ヘッド8がディスク2のデータエリアの最外周に配置されたとき、光学ヘッド8からのレーザ光が外部に漏れない必要がある。ディスク2の外周の縁は、通常、透明である。光学ヘッド8からのレーザ光がこの透明部分から外部に漏れることは好ましくない。
従って、光学ヘッド8がディスク2のデータエリアの最外周の位置にあるとき、光学ヘッド8が筐体内に配置される必要がある。そのために、ディスクトレイ5の突出量Xは15mm以下、好ましくは、15〜5mmである。こうして、ディスクトレイ5を突出させたとき、光学ヘッド8は筐体の前縁より僅かに内側に配置される。
こうして本例のディスク駆動装置では、記録中及び再生中に、ディスクトレイ5を僅かに突出させることにより、ディスク駆動装置の内部を冷却させることができる。このように、ディスクトレイ5を突出させることによってディスク駆動装置を冷却させるためには、ディスクトレイ5にユニットメカ6が装着され、ディスクトレイ5と共に、ユニットメカ6に含まれるスピンドルモータ7、ターンテーブル、光学ヘッド8等が移動するような構造である必要がある。
本例では、記録中及び再生中に必ずディスクトレイ5を突出位置に移動させてもよいが、記録中のみディスクトレイ5を突出位置に移動させてもよい。一般に、記録は再生に比べて発熱量が大きく、高温になるからである。しかしながら、再生中であっても、高速回転により温度が高くなる場合には、ディスクトレイ5を突出位置に移動させてよい。逆に、記録中であっても、例えば、低倍速にて記録する場合のように、高温にならない場合には、ディスクトレイ5を突出位置に移動させなくてもよい。但し、低速回転であっても、ライトスクライブのように発熱量が大きい場合には、ディスクトレイ5を突出位置に配置してよい。
図4を参照して、本発明によるイジェクトロック機構21を説明する。図4(a)に示すように、イジェクトロック機構21は、ボトムカバー4のガイド機構17に装着された第一のロックピン28および第二のロックピン29、メカシャーシ10に装着されたロックアーム25、吸引型プランジャー23、及び、ロックアームスプリング30を有する。ロックアーム25は、長いアーム25A、短いアーム25B、及び、突出部25Cを有する。長いアーム25Aは先端に爪25aを有する。短いアーム25Bは先端に爪25bを有する。ロックアーム25は回転軸27によって回動可能に支持されている。ロックアーム25の突出部25Cには、ロックアームピン26が装着されている。プランジャー23は可動子24を有し、可動子24には楕円孔24Aが形成されている。楕円孔24Aに、ロックアームピン26が係合している。可動子24は、ディスクトレイ5の移動方向に略直交する方向に移動可能である。楕円孔24Aは、略可動子24の移動方向に略直交する方向に沿って延びている。
ロックアームスプリング30の一端は、メカシャーシ10に取り付けられ、他端はロックアーム25の短いアーム25Bに取り付けられている。ロックアームスプリング30の圧縮力によってロックアーム25の短いアーム25Bは引っ張られ、ロックアーム25には時計方向の回転力が作用している。
ディスクトレイ5は、搬出動作中、ディスクトレイ押出し機構22によって押し出し力を受けている。しかしながら、長いアーム25Aが先端に爪25aが第一のロックピン28に係合することにより、ディスクトレイ5は突出する方向に移動することが阻止され、搬入位置にて停止している。
ディスクトレイ5をフロントパネル15より僅かに突出させる場合には、図4(b)に示すように、吸引型プランジャー23を瞬間的に吸引する。可動子24は矢印方向に瞬間的に移動し、可動子24に形成された楕円孔24Aに係合しているロックアームピン26は矢印方向に瞬間的に引っ張られる。ロックアーム25は、回転軸27周りに、反時計方向に回転する。ロックアーム25はロックアームスプリング30によって時計方向の回転力を受けている。しかしながら、可動子24の吸引力が十分に大きいと、ロックアーム25に働く反時計方向の回転力のほうが時計方向の回転力より大きくなり、ロックアーム25は反時計方向に回転する。このとき、ロックアームスプリング30は伸びる。
ロックアーム25が反時計方向に回転すると、ロックアーム25の短いアーム25Bの爪25bがガイド機構17の段差に当接し、ロックアーム25はそれ以上回転することができない。ロックアーム25の回転によって、ロックアーム25の長いアーム25Aの爪25aは、第一のロックピン28上に乗り上げる。即ち、爪25aは第一のロックピン28から外れる。ディスクトレイ5は、ディスクトレイ押出し機構22から搬出方向の力を受けている。従って、ロックアーム25の長いアーム25Aの爪25aは、第一のロックピン28を乗り越える。
図4(c)に示すように、吸引型プランジャー23を瞬間的に排出する。可動子24は矢印方向に瞬間的に移動し、可動子24に形成された楕円孔24Aに係合しているロックアームピン26は矢印方向に瞬間的に押し出される。ロックアーム25は、可動子24からの押し出し力とロックアームスプリング30からの引っ張り力によって回転軸27周りに、時計方向に回転する。ロックアーム25が反時計方向に回転すると、ロックアーム25の長いアーム25Aの爪25aは、第二のロックピン29に係合する。ディスクトレイ5は、ディスクトレイ押出し機構22によって常に突出する方向の力を受けているが、爪25aと第二のロックピン29の係合によって、搬出方向に移動することが阻止される。こうして、ディスクトレイ5は、筐体より僅かに突出した突出位置にて停止する。
図4(a)と図4(c)を比較すると判るように、ディスクトレイ5の突出量Xは、第一のロックピン28と第二のロックピン29の間の距離に等しい。第一のロックピン28と第二のロックピン29の間の距離を適当な値に設定することにより、所望のディスクトレイ5の突出量Xを得ることができる。本例では、ディスクトレイ5の突出量はX15mm以下、好ましくは、15〜5mmであり、従って、第一のロックピン28と第二のロックピン29の間の距離はX15mm以下、好ましくは、15〜5mmである。
図4(c)の突出位置から搬出位置に変化させる場合には、吸引型プランジャー23を瞬間的に吸引させる。それによって、ロックアーム25は、回転軸27周りに、反時計方向に回転する。ロックアーム25の回転によって、ロックアーム25の長いアーム25Aの爪25aは、第二のロックピン29より外れる。従って、ディスクトレイ5は、ディスクトレイ押出し機構22からの押し出し力によって搬出位置に移動する。ディスクトレイ5を搬出位置から搬入位置に変化させる場合には、吸引型プランジャー23を吸引させた状態でディスクトレイ5を押し込む。ディスクトレイ5が搬出位置に移動したら、吸引型プランジャー23を押し出す。それにより、図4(a)に示すように、ロックアーム25の長いアーム25Aの爪25aは、第一のロックピン28に係合し、ディスクトレイ5は搬入位置に停止する。
こうして本例では2段のロック機構によって、ディスクトレイ5は、搬入位置と突出位置にて停止する。
図5を参照してディスクトレイ押出し機構22を説明する。ディスクトレイ押出し機構22は、ディスクトレイ5に設けられたシャフトリング33、34と、該シャフトリング33、34を貫通するイジェクトシャフト31と、イジェクトシャフト31に装着されたシャフトスプリング35と有する。イジェクトシャフト31は2つのシャフトリング33、34によって滑動可能に支持され、更に、シャフトスプリング35を貫通している。シャフトスプリング35はイジェクトシャフト31に形成された凸部であるスプリング止め部32とシャフトリング34の間に装着されている。
ディスクトレイ5が搬入位置及び突出位置にあるとき、イジェクトシャフト31の外端はボトムカバー4の側壁に当接しており、シャフトスプリング35は圧縮されている。従って、スプリング止め部32とシャフトリング34はシャフトスプリング35から互いに引き離される方向の力を受ける。スプリング止め部32はイジェクトシャフト31に形成された凸部である。従って、シャフトリング34には、搬出方向の力が作用する。こうしてシャフトリング34に作用する搬出方向の力によってディスクトレイ5は搬出方向の力を受ける。
ディスクトレイ5に作用する搬出方向の力は、シャフトスプリング35は圧縮力によるものである。従って、ディスクトレイ5に作用する搬出方向の力を調整する場合には、シャフトスプリング35の圧縮力を調整すればよい。
以上本発明の例を説明したが本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更が可能であることは当業者にとって容易に理解されよう。
本発明によるディスク駆動装置の構造を示す図である。 本発明によるディスク駆動装置の平面構成を示す図であり、トップカバーとディスクトレイを外した状態を示す。 本発明によるディスク駆動装置においてディスクトレイを僅かに突出させた状態を示す図である。 本発明によるディスク駆動装置のイジェクトロック機構とその動作を説明する図である。 本発明によるディスク駆動装置のディスクトレイ押出し機構の例を示す図である。
符号の説明
1…ディスク駆動装置、2…ディスク、3…トップカバー、4…ボトムカバー、5…ディスクトレイ、6…ユニットメカ、7…スピンドルモータ、8…光学ヘッド、9…対物レンズ、10…メカシャーシ、11…ユニットカバー、12…インシュレータ、13…スピンドルモータ基板、14…スピンドルモータ基板コネクタ、15…フロントパネル、16…FPC、17…ガイド機構、18…回路基板、19…外部入出力コネクタ、21…イジェクトロック機構、22…ディスクトレイ押出し機構、23…吸引式プランジャー、24…可動子、25…ロックアーム、26…ロックアームピン、27…回転軸(ロックアーム)、28…第一のロックピン、29…第二のロックピン、30…ロックアームスプリング、31…イジェクトシャフト、32…イジェクトスプリング止め、33、34…シャフトリング、35…シャフトスプリング

Claims (8)

  1. トップカバーとボトムカバーによって形成された筐体と、該ボトムカバーに設けられたガイド機構によって搬入位置と搬出位置の間を移動可能なディスクトレイと、該ディスクトレイに装着され該ディスクトレイと共に移動可能なスピンドルモータ及び光学ヘッドと、上記ディスクトレイを搬出位置方向に押し出すディスクトレイ押出し機構と、上記ディスクトレイを搬入位置に保持するイジェクトロック機構とを有し、
    上記スピンドルモータ及び光学ヘッドの駆動中に、上記ディスクトレイの前端の一部が上記筐体より突出した突出位置に保持されることを特徴とする光ディスク駆動装置。
  2. 請求項1記載の光ディスク駆動装置において、ディスクに情報を記録中に、上記ディスクトレイは上記突出位置に保持されることを特徴とする光ディスク駆動装置。
  3. 請求項1記載の光ディスク駆動装置において、ディスクの情報を再生中であって且つディスクの回転数が高いときに、上記ディスクトレイは上記突出位置に保持されることを特徴とする光ディスク駆動装置。
  4. 請求項1記載の光ディスク駆動装置において、上記ディスクトレイは上記突出位置において上記筐体の前端より15mm〜5mmだけ突出していることを特徴とする光ディスク駆動装置。
  5. 請求項1記載の光ディスク駆動装置において、上記イジェクトロック機構は、上記ボトムカバーのガイド機構に装着された第一のロックピンおよび第二のロックピンと、上記ディスクトレイに装着された回転可能なロックアームとを有し、上記搬入位置では上記ロックアームの爪が上記第一のロックピンに係合し、上記突出位置では上記ロックアームの爪が上記第二のロックピンに係合するように構成されていることを特徴とする光ディスク駆動装置。
  6. 請求項5記載の光ディスク駆動装置において、上記ロックアームに第1の方向の回転力を付与するプランジャーと上記ロックアームに第2の方向の回転力を付与するロックアームスプリングとを有し、上記搬入位置から上記突出位置に移動させる場合には、上記プランジャーを作動させることを特徴とする光ディスク駆動装置。
  7. 請求項6記載の光ディスク駆動装置において、上記プランジャーは可動子を有する吸引型であり、該可動子は楕円孔を有し、上記ロックアームはロックアームピンを有し、上記ロックアームピンは上記楕円孔に係合していることを特徴とする光ディスク駆動装置。
  8. 請求項7記載の光ディスク駆動装置において、上記可動子は上記ディスクトレイの移動方向に直交する方向に移動し、上記楕円孔は上記ディスクトレイの移動方向に沿って延びていることを特徴とする光ディスク駆動装置。
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