JP2007155940A - ディスプレイ用光学シート及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】3枚以上の光学シートを積層して積層シートの周縁の少なくとも1以上の箇所において接合する場合に、積層シートの寸法精度を維持でき、且つ撓みが発生しないディスプレイ用光学シートを得ることができる。
【解決手段】3枚以上の光学シート12‘、14’、16‘が積層された積層シートの周縁の少なくとも1以上の箇所において接合して一体化する接合工程を含むディスプレイ用光学シートの製造方法において、最上層と最下層との間の中間層の光学シート14’の平面サイズを最上層と最下層の光学シート12‘、16’の平面サイズよりも小さく形成して、最上層と最下層の光学シート光学シート12‘、16’の周縁全体を接合することにより、中間層の光学シート14’を内包させる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、ディスプレイ用光学シート及びその製造方法に係り、特に、液晶表示素子等に使用されるディスプレイ用光学シート及びその製造方法に関する。
近年、カラー液晶表示装置を備えた携帯用ノートパソコンや携帯電話、携帯用液晶テレビ、再生装置一体型液晶ディスプレイなどにおいては、液晶表示装置の消費電力が大きいことがバッテリーによる駆動時間を延ばすための障害になっている。これらの液晶表示装置においては、液晶層を背面から照らして発光させるバックライト方式が普及しており、そのようなバックライト方式においては、液晶層の下面側にバックライトユニットが装備されている。
一般的には、バックライトユニットは、冷陰極管やLED等の光源と、導光板および複数枚の光学シートを有しており、光学シートとしては、ホログラムシート、偏光シート、光反射防止シート、光反射シート、光一部反射一部透過シート、回折格子シート、干渉フィルタシート、色フィルタシート、光波長変換シート、光拡散シート等がある。液晶表示装置のバックライトユニットに組み込まれる光学シートとしては、光拡散シートやレンズシート等がある。
ところで、静止画像や動画像を鮮明に表示するためには、液晶表示装置の輝度を向上させる必要がある。そのための手段としては、光源の光量を向上させること、光拡散シートやレンズシートの種々の光学的性質を改善すること等がある。
しかしながら、液晶表示装置が使用される上述した製品は、長時間の使用を可能とするために消費電力に限りがあり、光源から発せられる光量を増加させるには限界がある。中でも、液晶表示装置に使われているバックライトの消費電力が装置全体の消費電力に占める割合は大きく、このバックライトの消費電力をできる限り低く抑えることがバッテリーによる装置の駆動時間を延ばし、上述した製品の実用価値を高める上で重要な課題となっている。
しかし、バックライトの消費電力を抑えることによって、バックライトの輝度を低下させたのでは液晶表示が見にくくなり好ましくない。そこでバックライトユニットの消費電力を上げることなく液晶表示装置の輝度を向上させる手段として、バックライトの光学的な効率を改善するためのディスプレイ用光学シートが提案されている(特許文献1〜3)。
特開平7−230001号公報 特許第3123006号公報 特開平5−341132号公報
特許文献1〜3においては、導光板等の光源からの光を拡散させる光拡散シートと正面方向に光を集光するレンズシートや、光拡散シートとレンズシートの機能を一体化した光学シートが提案されているが、このレンズシートは表面あるいは裏面にわずかな傷がついても傷が目だってしまい使用できなくなってしまうため、傷付きを防止するための保護シートが用いられている。
このため、保護シート貼り付け工程や材料数が増えるといったコストデメリットが発生する。また、費用面の問題だけでなく、バックライト組み立て工程においてレンズシートを組み込み保護シートを剥離する過程で、保護シート剥離によって発生する剥離帯電により周囲の微小な塵埃をレンズシート面内に付着させてしまい、欠陥を生じさせる品質上の問題点を有している。
この問題を解決するために、本出願人は複数枚の光学シートを積層した積層シート、例えばレンズシートの表面と裏面の少なくとも一方面に拡散シートを積層した積層シートを形成し、拡散シートを保護膜として兼用することによりレンズシートが傷ついたり、レンズシート面内に塵埃が付着したりするのを防止することを提案している。
しかしながら、複数枚の光学シートを、例えば溶着により接合して一体化する場合には、光学シートの溶融物が積層シートの外側にはみ出し、接合後の積層シートの寸法が変わってしまうという問題がある。更には、複数枚の光学シートの種類による熱膨張や熱収縮の違いにより、接合された積層シートに撓みが発生してしまうという問題がある。このように積層シートが設計寸法よりも変わったり、撓みが発生したりすると、光学性能が低下してしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、3枚以上の光学シートを積層して
積層シートの周縁の少なくとも1以上の箇所において接合する場合に、積層シートの寸法精度を維持でき、且つ撓みが発生しないディスプレイ用光学シートを得ることができるディスプレイ用光学シート及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、3枚以上の光学シートが積層された積層シートの周縁の少なくとも1以上の箇所において接合して一体化する接合工程を含むディスプレイ用光学シートの製造方法において、前記接合工程では、前記積層シートの最上層の光学シートと最下層の光学シートのみを接合することを特徴とするディスプレイ用光学シートの製造方法を提供する。
本発明の請求項1によれば、3枚以上の光学シートが積層された積層シートの周縁の少なくとも1以上の箇所において接合して一体化する接合工程では、積層シートの最上層の光学シートと最下層の光学シートのみを接合するようにした。これにより、積層シートであるディスプレイ用光学シートは、最上層と最下層の光学シートで中間層の光学シートを挟持する形で一体化される。従って、中間層の光学シートは挟持されているだけで、最上層や最下層の光学シートとは接合されていないので、複数枚の光学シート同士の熱膨張や熱収縮に違いがあっても、集積シートに撓み(歪みやカール等)が発現し難い。
また、最上層と最下層の光学シートのみを接合するようにすれば、例えば溶着により接合する場合でも、中間層を含めた集積シート全体を溶融接着する場合に比べて溶融物の発生を少なくできる。これにより、溶融物が積層シートの外側にはみ出し難くなるので、接合後の積層シートの寸法が変わってしまうという問題がなくなる。
尚、中間層の光学シート枚数は一枚に限定されず、複数枚でもよい。また、最上層と最下層の光学シート周縁を何カ所接合するかは、積層シートのハンドリング等において中間層が脱落しない範囲で適宜実施するが、撓みを少なくする趣旨からすると、なるべく少なくすることが好ましい。
請求項2は請求項1において、前記最上層と前記最下層との間の中間層の光学シートの平面サイズを前記最上層と最下層の光学シートの平面サイズよりも小さく形成することにより、前記最上層と前記最下層の光学シートのみを接合することを特徴とする。
請求項2は、最上層と最下層の光学シートのみを接合するための好ましい一態様であり、最上層と最下層との間の中間層の光学シートの平面サイズを最上層と最下層の光学シートの平面サイズよりも小さく形成するようにしたものである。このように、中間層の光学シートの平面サイズを最上層と最下層の光学シートの平面サイズよりも小さくすれば、最上層及び最下層と、中間層の寸法差部分に環状の隙間が形成され、この隙間に接合の際の溶融物が収納されるので、溶融物が積層シートの外側に一層はみ出し難くなる。尚、最上層、最下層、及び中間層の平面形状は、四角形状が一般的であるが、特に形状を限定されず、相似形の関係であればよい。
請求項3は請求項2において、前記最上層と最下層の光学シートの周縁全体を接合することにより、前記中間層の光学シートを内包させることを特徴とする。
請求項3は、最上層と最下層の光学シートの周縁全体を接合して袋状とし、この袋の中に中間層を内包するようにしたものである。これにより、積層シートのハンドリングの際に、中間層の光学シートが脱落することはない。
請求項4は請求項1において、前記最上層と前記最下層との間の中間層の光学シートの周縁の少なくとも1箇所に切欠き部を形成し、この切欠き部を介して前記最上層と前記最下層の光学シートのみを接合することを特徴とする。
請求項4は、最上層と最下層の光学シートのみを接合するための好ましい別態様であり、中間層の光学シートの周縁の少なくとも1箇所に切欠き部を形成し、この切欠き部を介して最上層と最下層の光学シートのみを接合するようにしたものである。このように、光学シートの周縁の少なくとも1箇所に切欠き部を形成すれば、この切欠き部に接合の際の溶融物が収納されるので、溶融物が積層シートの外側に一層はみ出し難くなる。
請求項5は請求項1において、中間層の光学シートの周縁の少なくとも1箇所に孔を開け、この孔を介して前記最上層と前記最下層の光学シートのみを接合することを特徴とする。
請求項5は、最上層と最下層の光学シートのみを接合するための好ましい別態様であり、中間層の光学シートの周縁の少なくとも1箇所に孔を開け、この孔を介して最上層と最下層の光学シートのみを接合するようにしたものである。このように、光学シートの周縁の少なくとも1箇所に孔を開ければ、この孔に接合の際の溶融物が収納されるので、溶融物が積層シートの外側に一層はみ出し難くなる。尚、中間層に形成する孔の位置としては、四角形状な光学シートの4つのコーナ部分(角部)が好ましい。
請求項6は請求項1〜5のいずれか1において、前記3枚以上の光学シートにおいて、前記最上層と前記最下層は同じ種類の光学シートであることを特徴とする。
請求項6のように、最上層と最下層の光学シートを同じ種類にすることで、熱膨張や熱収縮が同じになるので、積層シートが一層撓み難くなる。
請求項7は請求項1〜6のいずれか1において、前記3枚以上の光学シートは、レンズシートと拡散シートであって、前記最上層と前記最下層に前記拡散シートを配置することを特徴とする。
請求項7は、積層シートを構成する光学シートの種類として、レンズシートと拡散シートで構成したものであり、最上層と最下層に拡散シートを配置するようにすれば、レンズシートを保護することができる。尚、中間層はレンズシートのみに限定されず、レンズシートと拡散シートが混在していてもよい。
請求項8は、請求項1〜7のいずれか1において、前記中間層の光学シートを、前記最上層及び/又最下層の光学シートの一部に接合することを特徴とする。
請求項8は、中間層の光学シートを最上層と最下層の光学シートで挟み込むだけでは、集積シートのハンドリング等において中間シートが脱落したり、ズレたりする場合には、中間層の光学シートを、前記最上層及び/又最下層の光学シートの一部に接合することが好ましい。
本発明の請求項9は前記目的を達成するために、3枚以上の光学シートが積層された積層シートの周縁の少なくとも1以上の箇所において接合されて一体化されているディスプレイ用光学シートにおいて、前記積層シートの最上層の光学シートと最下層の光学シートのみが接合されていることを特徴とするディスプレイ用光学シートを提供する。
請求項9のように、積層シートの最上層の光学シートと最下層の光学シートのみが接合されており、中間層が接合されないディスプレイ用光学シートは、複数枚の光学シート同士の熱膨張や熱収縮に違いがあっても、集積シートに撓み(歪みやカール等)が発現し難い。また、溶融物が積層シートの外側に一層はみ出し難くなるので、積層シートの寸法精度を維持できる。
請求項10は、請求項9において、前記最上層と前記最下層との間の中間層の光学シートの平面サイズが前記最上層と最下層の光学シートの平面サイズよりも小さく形成されており、前記最上層と最下層の光学シートの周縁全体が接合されることにより、前記中間層の光学シートが内包されていることを特徴とする。
請求項10のディスプレイ用光学シートは、積層シートのハンドリングの際に、中間層の光学シートが脱落するのを確実に防止できる。
請求項11は請求項9において、前記最上層と前記最下層との間の中間層の光学シートの周縁の少なくとも1箇所に切欠き部が形成されており、この切欠き部を介して前記最上層と前記最下層の光学シートのみが接合されていることを特徴とする。
請求項12は請求項9において、前記最上層と前記最下層との間の中間層の光学シートの周縁の少なくとも1箇所に孔が開けられており、この孔を介して前記最上層と前記最下層の光学シートのみが接合されていることを特徴とする。
請求項11及び12は、集積シートに撓み(歪みやカール等)が発現し難く、且つ溶融物が積層シートの外側に一層はみ出し難くするための別の態様である。
請求項13は請求項9〜12のいずれか1、前記3枚以上の光学シートは、レンズシートと拡散シートであって、前記最上層と前記最下層に前記拡散シートが配置されていることを特徴とする。
請求項13は、積層シートを構成する光学シートの種類として、レンズシートと拡散シートで構成したものであり、最上層と最下層に拡散シートを配置するようにすれば、レンズシートを保護することができる。
以上説明したように、本発明によれば、3枚以上の光学シートを積層して積層シートの周縁の少なくとも1以上の箇所において接合する場合に、積層シートの寸法精度を維持でき、且つ撓みが発生しないディスプレイ用光学シートを得ることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明のディスプレイ用光学シート及びその製造方法の実施態様について説明する。
先ず、積層シート状に形成されたディスプレイ用光学シートのシート構成のいくつかの例(第1例〜第6例)を説明する。
図1は、ディスプレイ用光学シートの例(第1例)の構成を示す断面図である。
このディスプレイ用光学シート10は、下から順に、第1の拡散シート12、第1のプリズムシート14(レンズシート)、第2のプリズムシート16、及び第2の拡散シート18が積層されてなる光学シートのモジュールである。
第1の拡散シート12及び第2の拡散シート18は、透明なフィルム(支持体)の表面(片面)にビーズをバインダーで固定したシートであり、所定の光拡散性能を有するものである。第1の拡散シート12と第2の拡散シート18とはビーズの径(平均粒径)が異なっており、光拡散性能も異なっている。
第1の拡散シート12及び第2の拡散シート18に使用される透明なフィルム(支持体)には、樹脂フィルムを使用できる。樹脂フィルの材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル、ポリオレフィン、アクリル、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアミド、PET(ポリエチレンテレフタレート)、二軸延伸を行ったポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミドイミド、ポリイミド、芳香族ポリアミド、セルロースアシレート、セルローストリアセテート、セルロースアセテートプロピオネート、セルロースダイアセテート等の公知のものが使用できる。これらのうち、特に、ポリエステル、セルロースアシレート、アクリル、ポリカーボネート、ポリオレフィンが好ましく使用できる。
第1の拡散シート12及び第2の拡散シート18のビーズの径は、100μm以下であることが必要であり、25μm以下であることが好ましい。たとえば所定の分布7〜38μmの範囲で、平均粒径が17μmとできる。
第1のプリズムシート14及び第2のプリズムシート16は、1軸方向に形成された凸状レンズが隣接して略全面に配列されたレンズシートであり、たとえば、ピッチを50μmと、凹凸高さを25μmと、凸部の頂角を90度(直角)とできる。
この第1のプリズムシート14と第2のプリズムシート16とは、凸状レンズ(プリズム)の軸が略直交する向きに配されている。すなわち、図1において、第1のプリズムシート14の凸状レンズの軸は紙面に垂直方向に配されており、第2のプリズムシート16の凸状レンズの軸は紙面に平行方向に配されている。なお、図1においては、第2のプリズムシート16の断面が凸状のレンズである旨が理解できるように、実際とは異なった向きに示されている。
第1のプリズムシート14と第2のプリズムシート16の材質及び製法は、公知の各種態様が採り得る。たとえば、ダイより押し出したシート状の樹脂材料を、この樹脂材料の押し出し速度と略同速度で回転する転写ローラ(プリズムシートの反転型が表面に形成されている)と、この転写ローラに対向配置され同速度で回転するニップローラ板とで挟圧し、転写ローラ表面の凹凸形状を樹脂材料に転写する樹脂シートの製造方法が採用できる。
また、ホットプレスにより、プリズムシートの反転型が表面に形成されている転写型板(スタンパー)と樹脂板とを積層し、熱転写によりプレス成形する樹脂シートの製造方法が採用できる。
このような製造方法に使用される樹脂材料としては、熱可塑性樹脂を用いることができ、たとえば、ポリメチルメタクリレート樹脂(PMMA)、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、MS樹脂、AS樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、熱可塑性エラストマー、又はこれらの共重合体、シクロオレフィンポリマー等が挙げられる。
また、他の製造方法として、第1の拡散シート12及び第2の拡散シート18に使用されるのと同様の透明なフィルム(ポリエステル、セルロースアシレート、アクリル、ポリカーボネート、ポリオレフィン等)の表面に、凹凸ローラ(プリズムシートの反転型が表面に形成されている)表面の凹凸を転写形成する樹脂シートの製造方法が採用できる。
より具体的には、表面に接着剤と樹脂とが順次塗布されることにより、接着剤層と樹脂層(たとえばUV硬化性樹脂)とが2層以上に形成されている透明なフィルムを連続走行させ、この透明なフィルムを回転する凹凸ローラに巻き掛け、樹脂層に凹凸ローラ表面の凹凸を転写し、透明なフィルムが凹凸ローラに巻き掛けられている状態で樹脂層を硬化させる(たとえばUV照射する)凹凸状シートの製造方法が採用できる。なお、接着剤はなくてもよい。
なお、第1のプリズムシート14及び第2のプリズムシート16の製法は、上記の例に限定される訳ではなく、表面に所望の凹凸形状が形成できる方法であれば、他の製法も採用できる。
図1に示されるように、ディスプレイ用光学シート10の左右の端部は、接合部10Aにより各層が一体化されている。この接合部10Aの形成は、接合工程における炭酸ガスレーザ加工等によりなされている。
以上に説明したディスプレイ用光学シート10は、たとえば光源装置と液晶セルとの間に配され、全体で液晶表示素子を形成するように使用される。この場合、既述した各種のメリット(ディスプレイ用光学シートを従来より簡易な工程で低コストで、かつ高品質に製造できる)に加え、液晶表示素子のアセンブル作業も非常に容易となるというメリットが得られる。
図2は、第2例のディスプレイ用光学シート20の構成を示す断面図である。なお、図1(第1例)と同一、類似の部材については、同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
このディスプレイ用光学シート20は、下から順に、拡散シート12、第1のプリズムシート14、及び第2のプリズムシート16が積層されてなる光学シートである。既述のディスプレイ用光学シート10のような広い拡散性能が求められない場合に第2の拡散シート18が省略されている。
以上に説明したディスプレイ用光学シート20は、第1例と同様に、たとえば光源装置と液晶セルとの間に配され、全体で液晶表示素子を形成するように使用される。
図3は、第3例のディスプレイ用光学シート30の構成を示す断面図である。なお、図1(第1例)及び図2(第2例)と同一、類似の部材については、同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
このディスプレイ用光学シート30は、下から順に、第1の拡散シート12、プリズムシート14、及び第2の拡散シート18が積層されてなる光学シートである。
このディスプレイ用光学シート30は、既述のディスプレイ用光学シート10のような紙面に垂直方向の拡散性能が求められない場合に、第2のプリズムシート16が省略されているものである。
以上に説明したディスプレイ用光学シート30は、第1実施形態と同様に、たとえば光源装置と液晶セルとの間に配され、全体で液晶表示素子を形成するように使用される。
図4は、第4例のディスプレイ用光学シート40の構成を示す断面図である。なお、図1(第1例)、図2(第2例)等と同一、類似の部材については、同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
このディスプレイ用光学シート40は、下から順に、拡散シート12、及びプリズムシート14が積層されてなる光学シートである。既述のディスプレイ用光学シート10のような広い拡散性能が求められない場合に第2の拡散シート18が省略され、既述のディスプレイ用光学シート10のような紙面に垂直方向の拡散性能が求められない場合に、第2のプリズムシート16が省略されている。
以上に説明したディスプレイ用光学シート40は、第1例と同様に、たとえば光源装置と液晶セルとの間に配され、全体で液晶表示素子を形成するように使用される。
図5は、第5例のディスプレイ用光学シート50の構成を示す断面図である。なお、図1(第1例)、図2(第2例)等と同一、類似の部材については、同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
このディスプレイ用光学シート50は、下から順に、第1のプリズムシート14、第2のプリズムシート16、及び拡散シート18が積層されてなる光学シートである。既述のディスプレイ用光学シート10のような広い拡散性能が求められない場合に第1の拡散シート12が省略されている。
以上に説明したディスプレイ用光学シート50は、第1例と同様に、たとえば光源装置と液晶セルとの間に配され、全体で液晶表示素子を形成するように使用される。
図6は、第6例のディスプレイ用光学シート50の構成を示す断面図である。なお、図1(第1例)、図2(第2例)等と同一、類似の部材については、同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
このディスプレイ用光学シート60は、下から順に、第1のプリズムシート14、及び拡散シート18が積層されてなる光学シートである。既述のディスプレイ用光学シート10のような広い拡散性能が求められない場合に第1の拡散シート12が省略され、既述のディスプレイ用光学シート10のような紙面に垂直方向の拡散性能が求められない場合に、第2のプリズムシート16が省略されている。
以上に説明したディスプレイ用光学シート60は、第1例と同様に、たとえば光源装置と液晶セルとの間に配され、全体で液晶表示素子を形成するように使用される。
かかるディスプレイ用光学シートにおいて、本発明では光学シートの打ち抜き形状、及び接合方法に着目した。
次に、本発明のディスプレイ用光学シートの製造方法100について説明する。この製造方法は、既述のディスプレイ用光学シート10〜60のシート構成において共通して適用できるものであるが、説明の便宜より3層構成のディスプレイ用光学シート(第3例態)に適用した場合について説明する。
図7は、図の左端部に設けられているロール12B、14B、及び16Bは、それぞれ、既述の図3に示される第1の拡散シート12、プリズムシート14、及び第2の拡散シート16が巻回されたロールである。
このロール12B、14B、及び16Bは、図示しない繰り出し手段の回転軸にそれぞれ軸支されており、ロール12B、14B、及び16Bより第1の拡散シート12、プリズムシート14、及び第2の拡散シート16がそれぞれ略同一速度で繰り出し可能となっている。
繰り出された第1の拡散シート12、プリズムシート14、及び第2の拡散シート16は、下流側に配置されたそれぞれの打ち抜きプレス装置17、19、21により、所定の平面サイズ、あるいは所定形状(切欠き部、孔の形成も含む)に打ち抜かれる(打ち抜き工程)。一方、打ち抜かれた後のシート残部34は、ガイドローラGにガイドされて巻き取り装置(詳細は不図示)の巻き取りロール36に巻き取られる。尚、図7では、第2の拡散シート16のシート残部34のみの巻き取りローラ36を図示しており、第1の拡散シート12及びプリズムシート14のシート残部の巻取りは省略してある。
次に、所定の平面サイズ、あるいは所定形状に打ち抜かれた第1の拡散シート12‘、プリズムシート14’、及び第2の拡散シート16‘は、それぞれのコンベア13A,13B,13C上に排出された後、吸着ロボット24により、次の接合用コンベア15上に積層される(積層工程)。即ち、吸着ロボット24は、横移動(図7のA―B方向)及び上下方向(図7のC−D方向)に移動可能であり、それぞれのコンベア13A,13B,13Cに載置されたシートを、下から、第1の拡散シート12‘、プリズムシート14’、第2の拡散シート16‘の順で接合用コンベア15上に積層する。これにより、接合前の積層シート30’が形成される。
次に、積層シート30‘は接合工程において、接合手段25により積層シート30’の最上層の第2の拡散シート16‘と最下層の第1の拡散シート12‘のみを接合することにより集積シート30’を一体化させる(接合工程)。接合手段25としては、インパルスシーラ(瞬間的に電流を流して加熱するシーラ)、レーザ照射装置、高周波溶着装置、超音波溶着装置等による溶着手段、接着剤、両面接着テープ等を使用できる。これにより、接合された集積シート30(ディスプレイ用光学シート)が製造される。接合された集積シート30は、接合用コンベア15から移載用コンベア26に移され、吸着横移載装置28により集積装置32上に順次積載される。
以上のディスプレイ用光学シートの製造方法によれば、以下の1)〜3)の効果が得られる。
1)傷故障削減効果
プリズムシート(レンズシート)の上面、下面に傷がつくとレンズ効果もあることより、傷が目立ってしまう。一方、拡散シート(第1の拡散シート、第2の拡散シート)の下面に傷がついた場合は、光が拡散されるので傷は目立たない。このようなことからプリズムシートへの傷付きを防止することが傷故障削減に繋がる。傷は、シート加工後の取扱時に付くことが多いが、プリズムシートを拡散シートと複合化することにより、拡散シートが保護シートの役割を果たすため、傷付きによる故障が削減できる。特に、プリズムシートが表面に出ない、第1例のディスプレイ用光学シート10(図1参照)、及び第3例のディスプレイ用光学シート30(図3参照)においてその効果が大きい。
2)組立工数削減効果
たとえば、液晶表示素子の組み立てにおいて、第1例のディスプレイ用光学シート10(図1参照)を使用した場合には、組立工数はディスプレイ用光学シート10を組み込む1工程だけなのに対し、従来品を使用した場合には、第1の拡散シートの組み込み⇒第1のプリズムシートの裏面保護シート剥し⇒第1のプリズムシートの表面保護シート剥し⇒第1のプリズムシートの組み込み⇒第2のプリズムシートの裏面保護シート剥し⇒第2のプリズムシートの表面保護シート剥し⇒第2のプリズムシートの組み込み⇒第2の拡散シートの組み込み、と8工程必要となる。上述した本発明におけるディスプレイ用光学シートの製造方法によれば、大幅な組立工数削減を達成でき、製品コストの低減ができる。
3)保護シートの削減効果
プリズムシートには、傷付き防止のために保護シートを表裏に貼着することが多い。この保護シートは、プリズムシートを組み込んだ後は廃却するものであり、非常に無駄である。本発明品は、拡散シートを保護シートの役割とすることで、この保護シートを節約することができる。
具体的には、第4例のディスプレイ用光学シート40(図4参照)、及び第6例のディスプレイ用光学シート60(図6参照)において保護シートを1枚削減でき、第3例のディスプレイ用光学シート30(図3参照)において保護シートを2枚削減でき、第2例のディスプレイ用光学シート20(図2参照)、及び第5例のディスプレイ用光学シート50(図5参照)において保護シートを3枚削減でき、第1例のディスプレイ用光学シート10(図1参照)において保護シートを4枚削減できる。
また、本発明によれば、以下の効果も得られる。
1)コストの削減、薄型化による製品価値の向上
大型液晶テレビに用いられる光学シートは剛性が必要なため、支持体の厚さをそれぞれ従来より2倍程度に厚くしたものが用いられている。しかしながら、本発明による光学シートは、シートを複合化したものであるため、それぞれの厚さを厚くせずとも充分に剛性を持たせることができ、各層の厚さを減らすことができる。
2)集光効果の低減防止による性能の向上
プリズムシートの傷付き防止(傷を目立たなくする目的)のために、裏面をマット処理している製品もある。本発明による光学シートではその必要がなく、生産コストが削減できるのみならず、マット処理による集光効果低減防止が可能であり、性能が向上する。
次に、打ち抜き工程で所定の平面サイズ、あるいは所定形状に打ち抜かれた第1の拡散シート12‘、プリズムシート14’、及び第2の拡散シート16‘のうち、接合手段25により、最上層の第2の拡散シート16‘と最下層の第1の拡散シート12‘のみを接合する態様(第1の態様〜第6の態様)を説明する。
図8は、第1の態様であり、打ち抜き工程では、最上層の第1の拡散シート16‘と最下層の第2の拡散シート12‘との間の中間層のプリズムシート14’の平面サイズが最上層と最下層の平面サイズよりも小さくなるように打ち抜き、接合工程では最上層と最下層の拡散シート16‘、12‘の周縁全体を接合して、中間層のプリズムシート14’を内包するようにしたものである。接合において、最初に最上層の拡散シート16‘側から加熱して、次に最下層の拡散シート12‘側から加熱するようにしてもよい(以下、第2〜第6の形態も同様である)。
これにより、積層シート30であるディスプレイ用光学シートは、最上層と最下層の拡散シート16‘、12’で中間層のプリズムシート14‘を挟持する形で一体化される。従って、中間層のプリズムシート14’は挟持されているだけで、最上層や最下層の拡散シート16‘、12’とは接合されていないので、複数枚のシート12‘、14’、16’同士の熱膨張や熱収縮に違いがあっても、集積シート30に撓み(歪みやカール等)が発現し難い。
また、最上層と最下層の拡散シート16‘、12’のみを接合するようにすれば、例えばインパルスシーラで溶着により接合する場合でも、中間層を含めたシート全体12‘、14’、16’を溶着する場合に比べてシートの溶融物の発生を少なくできる。インパルスシーラは公知のものを使用でき、例えば富士インパルス社製のものを使用できる。
これにより、溶融物が積層シート30の外側にはみ出し、接合後の積層シート30の寸法が変わってしまうという問題がなくなる。更には、このように、中間層のプリズムシート14‘の平面サイズを最上層と最下層の拡散シート12‘、16’の平面サイズよりも小さくすれば、接合される最上層周縁部と最下層周縁部との間に環状の隙間34が形成され、この隙間34に接合の際の溶融物36が収納されるので、溶融物36が積層シート30の外側に一層はみ出し難くなる。尚、最上層、最下層、及び中間層の平面形状は、四角形状が一般的であるが、形状には限定されない。しかし、第1の態様では、相似形の関係であることが好ましい。尚、第1の態様では、最上層と最下層の周縁全体を連続接着線で接合することで説明したが、最上層と最下層の周縁の複数箇所を点接着するようにしてもよく、あるいは最上層と最下層の周縁全体の一辺のみを接合するようにしてもよい。
図9は、第2の態様であり、打ち抜き工程では、最上層、最下層、及び中間層のシート12‘、14’、16‘を四角形状の同じ平面サイズに打ち抜くとともに、中間層のプリズムシート14‘の周縁の少なくとも1箇所に切欠き部38を形成し、接合工程では、この切欠き部38を介して最上層と最下層の拡散シート12‘、16’のみを接合するようにしたものである。
この第2の態様の場合にも、積層シート30であるディスプレイ用光学シートは、最上層と最下層の拡散シート12‘、16’で中間層のプリズムシート14‘を挟持する形で一体化されている。従って、中間層のプリズムシート14’は挟持されているだけで、最上層や最下層の拡散シート12‘、16’とは接合されていないので、複数枚のシート12‘、14’、16’同士の熱膨張や熱収縮に違いがあっても、集積シート30に撓み(歪みやカール等)が発現し難い。また、中間層のプリズムシート14‘の周縁の少なくとも1箇所に切欠き部38を形成することにより、最上層と最下層の拡散シート12‘、16’の間には、切欠き部38に対応した形状の隙間40が形成され、この隙間40に接合の際の溶融物42が収納されるので、溶融物42が積層シート30の外側に一層はみ出し難くなる。尚、第1の態様は中間層のプリズムシート14‘は内包されるので、ハンドリング等の際に、プリズムシート14’が積層シート30から脱落することはない。しかし、図9のように、中間層のプリズムシート14‘の一辺のみに切欠き部38を介して接合し、ハンドリング等の際に、プリズムシート14’の一部が積層シート30から飛び出したり、脱落したりする危険がある場合には、中間層のプリズムシート14‘を、最上層及び/又最下層の拡散シート12‘、16’の一部に接合することが好ましい。この場合、当然のことであるが、液晶表示素子の画面部分にかからない周縁部を接合することが必要であり、切欠き部38の両側の凸部39、39を接合するとよい。尚、第1の態様の場合も、中間層のプリズムシート14‘を、最上層及び/又最下層の拡散シート12‘、16’の一部に接合してもよい。尚、第2の態様の図9では、中間層のプリズムシート14‘の一辺に切欠き部38を形成することで図示してあるが、複数の辺に切欠き部を形成してもよい。
図10は、第3の態様であり、打ち抜き工程では、最上層、最下層、及び中間層のシート12‘、14’、16’を四角形状の同じ平面サイズに打ち抜くとともに、中間層のプリズムシート14‘の周縁の少なくとも1箇所に孔44を開け、この孔44を介して最上層と最下層の拡散シート12‘、16’のみを接合するようにしたものである。この場合、最上層の拡散シート16‘の溶融物と、最下層の拡散シート12’の溶融物が孔44の位置で繋がるようになる。このため、接合手段25としては加熱部が針形状をしたインパルスシーラを使用し、瞬時溶着により接合することが好ましい。また、孔44の大きさとしは、溶融物で完全に埋まってしまわない程度の大きさにすることが好ましい。
この第3の態様の場合にも、積層シート30であるディスプレイ用光学シートは、最上層と最下層の拡散シート12‘、16’で中間層のプリズムシート14‘を挟持する形で一体化されている。従って、中間層のプリズムシート14’は挟持されているだけで、最上層や最下層の拡散シート12‘、16’とは接合されていないので、複数枚のシート12‘、14’、16’同士の熱膨張や熱収縮に違いがあっても、集積シート30に撓み(歪みやカール等)が発現し難い。また、最上層の拡散シート16‘の溶融物と、最下層の拡散シート12’の溶融物が孔44に収納されて、孔44の位置で繋がるので、溶融物の棒が孔44を貫通した状態になる。これにより、孔44を2カ所形成すれば、中間層のプリズムシート14‘が積層シート30から飛び出したり、脱落したりすることがない。
図11は、第4の態様であり、中間層の中間層のプリズムシート14‘の4つのコーナ部に孔44を合計4個形成して、この4つの孔44を介して最上層と最下層の拡散シート16‘、12’のみを接合するようにしたものである。
図12の第5の態様及び図13の第6の態様は、それぞれ図10の第3の態様及び図11の第4の態様の変形例である。即ち、打ち抜き工程では、最上層、最下層、及び中間層のシートを四角形状の同じ平面サイズに打ち抜くとともに、最上層、最下層、中間層の周縁の少なくとも一箇所に貫通孔46(46A,46B,46C)を形成する。図12は、積層シート30の一辺部に9個の貫通孔46を形成した場合である。そして、接合工程では、この貫通孔46に、接合手段25を挿入して、最上層の拡散シート16‘の孔46Aと最下層の拡散シート12’の孔46Cの回りを溶融することで、中間層のプリズムシート14‘の孔46Bを介して最上層と最下層の拡散シート16‘、12’のみを接合する。この場合に使用する接合手段としては、加熱部分が針形状をしたインパルスシーラが好ましい。また、中間層のプリズムシート14‘に開ける孔46Bの大きさは、最上層と最下層の拡散シート16‘、12’に開ける孔46A,46Cの大きさよりも大きく、且つ針の径よりも大きいことが必要である。
第5の態様及び第6の態様の場合にも、第3の態様及び第4の態様と同様の効果を得ることができる。
次に、インパルスシーラ以外の接合手段25について説明する。
レーザ照射装置としては、波長が355〜1064nmのYAGレーザ照射装置、波長が800nm程度の半導体レーザ照射装置、波長が9〜11μmの炭酸ガスレーザ照射装置等が採用できる。発振方式は連続発振でもパルス発振でもよい。図14は、半導体レーザ照射装置130の構成の一例を示したものである。図14に示すように、半導体レーザ照射装置130は、主として、半導体レーザ発振器132と、これを制御するレーザコントローラ134と、光ファイバー136を介して半導体レーザ発振器132と接続されるレーザヘッド138と、積層シート30‘を載置するX−Yテーブル142とで構成される。レーザヘッド138は、集光レンズ(図示せず)を備えており、光ファイバー136により導かれたレーザ光は、レーザヘッド138内の集光レンズに集光されて積層シート30’に照射される。例えば、上述した第1の態様のためのレーザ照射条件としては、発振波長が808nmの半導体発振器132を用い、出力22W、レーザビーム径0.6mm、走査速度112mm/s、にして最上層と最下層の拡散シート12‘、16’同士の周縁を接合した。その結果、外観、接合強度、光学特性ともに問題なく接合可能であった。
尚、レーザによる接合時に発生する煙を吸引する公知の機構(吸引装置等)を設けることもできる。
接合手段25として接着剤を使用する場合には、熱又は触媒の助けにより接着される接着剤であることが好ましい。具体的には、シリコン系接着剤、ポリウレタン系接着剤、ポリエステル系接着剤、エポキシ系接着剤、シアノアクリレート系接着剤、アクリル系接着剤など一般的な接着剤を用いることができる。
ディスプレイ用光学シート10〜60は、高温で使用する可能性があるため、常温〜120°Cでも安定な接着剤が好ましい。これらの中で、エポキシ系接着剤は強度、耐熱性に優れているため、好適に利用できる。シアノアクリレート系接着剤は、即効性と強度に優れているため、効率的なディスプレイ用光学シートの作製に利用できる。ポリエステル系接着剤は、強度、加工性に優れているため、特に好適である。
これらの接着剤は、接着方法によって熱硬化型、ホットメルト型、2液混合型に大別されるが、好ましくは連続生産が可能な熱硬化型又はホットメルト型が使用される。どの接着剤を使用した場合でも、その塗布厚さは、0.5μm〜50μmが好ましい。
また、接着剤を乾燥させる乾燥手段を設けるのが好ましい。この乾燥手段としては、特に制限はなく、公知の乾燥方法、たとえば、温風や熱風による乾燥、脱湿風による乾燥、等が挙げられる。
接合手段25として両面接着テープを使用する場合には、両面テープの粘着剤としては、高粘着性アクリル共重合樹脂が使用できるが、それ以外にはたとえば、シリコン系、天然ゴム系、合成ゴム系等の粘着剤が使用でき、耐熱性、耐クリープ性等の物理強度、価格等を総合的に考慮すればアクリル系粘着剤を用いるのが好ましい。
図15は、超音波溶着装置200の一例であり、主として、発振器202、振動子204、ブースター206、超音波ホーン208、受け台210を備えており、定盤212に立設されたプレス支柱214の中にエアシリンダー216が内蔵されている。このエアシリダー216によって超音波ホーン208を上下方向に移動させる。かかる構成の超音波ホーン208を用いて、出力1kW、加圧力34kgで上述した第1の態様の接合を行ったところ、外観、接合強度、光学特性ともに問題なく接合可能であった。
[プリズムシートの作成]
プリズムシート14‘を次のように作成した。
・樹脂液の調整
表1に示す化合物を記載の重量比にて混合し、50°Cに加熱して撹拌溶解し、樹脂液を得た。なお、各化合物の名称と内容は以下の通りである。
Figure 2007155940
EB3700:エベクリル3700、ダイセルUC(株)製、
ビスフェノールAタイプエポキシアクリレート、
(粘度:2200mPa・s/65°C)
BPE200:NKエステルBPE−200、新中村化学(株)製、
エチレンオキシド付加ビスフェノールAメタクリル酸エステル、
(粘度:590mPa・s/25°C)
BR−31 :ニューフロンティアBR−31、第一工業製薬工業(株)製、
トリブロモフェノキシエチルアクリレート、
(常温で固体、融点50°C以上)
LR8893X:Lucirin LR8893X、BASF(株)製の光ラジカル発生剤、
エチル−2,4,6−トリメチルベンゾイルエトキシフェニルオスフィンオキシド
MEK :メチルエチルケトン
図16に示される構成のプリズムシートの製造装置を使用してプリズムシートの製造を行った。
ロール81から送り出されるシートWとして、幅500mm、厚さ100μmの透明なPET(ポリエチレンテレフタレート)のフィルムを使用した。
エンボスローラ83として、長さ(シートWの幅方向)が700mm、直径が300mmのS45C製で表面の材質をニッケルとしたローラを使用した。ローラの表面の略500mm幅の全周に、ダイヤモンドバイト(シングルポイント)を使用した切削加工により、ローラ軸方向のピッチが50μmの溝を形成した。溝の断面形状は、頂角が90度の三角形状で、溝の底部も平坦部分のない90度の三角形状である。すなわち、溝幅は50μmであり、溝深さは約25μmである。この溝は、ローラの周方向に継ぎ目がないエンドレスとなるので、このエンボスローラ83により、シートWに断面が三角形のレンチキュラーレンズ(プリズムシート)が形成できる。ローラの表面には、溝加工後にニッケルメッキを施した。
塗布手段82として、エクストルージョンタイプの塗布ヘッド82Cを用いたダイコータを使用した。
塗布液F(樹脂液)として、図15の表に記載した組成の液を使用した。塗布液F(樹脂)の湿潤状態の厚さは有機溶剤乾燥後の膜厚が20μmになるように、塗布ヘッド82Cへの各塗布液Fの供給量を、供給装置82Bにより制御した。
乾燥手段89として熱風循環式の乾燥装置を用いた。熱風の温度は100°Cとした。
ニップローラ84として、直径が200mmで、表面にゴム硬度が90のシリコンゴムの層を形成したローラを使用した。エンボスローラ83とニップローラ84とでシートWを押圧するニップ圧(実効のニップ圧)は、0.5Paとした。
樹脂硬化手段85として、メタルハライドランプを使用し、1000mJ/cmのエネルギーで照射を行った。
以上により、凹凸パタ−ンが形成されたプリズムシートを得た。
[第1の拡散シート12‘の作成]
下塗り層、バックコート層、光拡散層の順に、以下の方法により各層を形成することにより、第1の拡散シート12‘(下用拡散シート)を作製した。
・下塗り層
厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(支持体)の片面に、下記組成の下塗り層用塗布液としてのA液を、ワイヤーバー(ワイヤーサイズ:#10)で塗布し、120°Cで2分間乾燥させて、膜厚が1.5μmの下塗り層を得た。
(下塗り層用塗布液)
メタノール 4165g
ジュリマーSP−50T(日本純薬社製) 1495g
シクロヘキサノン 339g
ジュリマーMB−1X(日本純薬社製) 1.85g
(有機粒子:ポリメチルメタクリレート架橋タイプ、重量平均粒子径6.2μmの球状超微粒子)
・バックコート層
前記支持体の、下塗り層を塗布した反対側の面に、下記組成のバックコート層用塗布液としてのB液を、ワイヤーバー(ワイヤーサイズ:#10)で塗布し、120°Cで2分間乾燥させて、膜厚が2.0μmのバックコート層を得た。
(バックコート層用塗布液)
メタノール 4171g
ジュリマーSP−65T(日本純薬社製) 1487g
シクロヘキサノン 340g
ジュリマーMB−1X(日本純薬社製) 2.68g
(有機粒子:ポリメチルメタクリレート架橋タイプ、重量平均粒子径6.2μmの球状超微粒子)
・光拡散層
上記で作成した支持体の下塗り層側に、下記組成の光拡散層用塗布液としてのC液を、ワイターバー(ワイヤーサイズ:#22)で塗布し、120°Cで2分間乾燥させて、光拡散層を得た。なお、後述するが、この光拡散層は、C液を調製した直後に塗布したものと、C液を調整して2時間静置した後に塗布したものとをそれぞれ得た。
(光拡散層用塗布液)
シクロヘキサノン 20.84g
ディスパロンPFA−230 固形分濃度20質量% 0.74g
(粒子沈降防止剤:脂肪酸アミド、楠本化成社製)
アクリル樹脂(ダイヤナールBR−117、三菱レーヨン社製)20質量%メチルエチルケトン溶液 17.85g
ジュリマーMB−20X(日本純薬社製) 11.29g
(有機粒子;ポリメチルメタクリレート架橋タイプ、重量平均粒子径18μmの球状超微粒子)
F780F(大日本インキ社製) 0.03g
(メチルエチルケトン 30質量%溶液)
[第2の拡散シート16‘の作成]
上記の第1の拡散シート12‘の光拡散層のジュリマーMB−20Xの添加量を11.29gから、1.13gに変更した以外は、上記の第1の拡散シート12と同一の条件及び同一のフローで第2の拡散シート18(上用拡散シート)を作製した。
[ディスプレイ用光学シート30の作成:実施例]
以上の各シートを使用して、次の実施例を行った。
(実施例1)第1の態様
四角形状の中間層のプリズムシート14‘は、四角形状の最上層と最下層の拡散シート12‘、16’よりも各辺が6mm短くなるように打ち抜き、上から拡散シート16‘、プリズムシート14’、拡散シート12‘になるように積層した。そして、インパルスシーラ25(富士インパルス社製)を用いて、プリズムシート14’にかからないよいように最上層と最下層の各辺の端から内側に3mmまで溶融物36がくるように、最上層と最下層の拡散シート12‘、16’のみを接合した。このとき、適度な溶着ができる加熱時間は約2秒、冷却時間は5秒であった。
その結果、積層シート30であるディスプレイ用光学シートの外形寸法、外観(撓みがないこと)、接着強度、光学特性ともに問題のない良好な接合を行うことができた。また、ディスプレイ用光学シートを経時的な撓みも認められなかった。
(実施例2)第2の態様
四角形状の中間層のプリズムシート14‘の一辺に溝深さ10mm(切欠き部38両側の凸部高さ10mm)になるように切欠き部38を形成し、上から拡散シート16‘、プリズムシート14’、拡散シート12‘になるように積層した。そして、インパルスシーラ25(富士インパルス社製)を用いて、プリズムシート14’にかからないよいように切欠き部38に対応する最上層と最下層の各辺の端から内側に3mmまで溶融物36がくるように、最上層と最下層の拡散シート12‘、16’のみを接合した。また、凸部39については、最下層及び最下層の拡散シート12‘、16’と一点接合した。
その結果、積層シート30であるディスプレイ用光学シートの外形寸法、外観(撓みがないこと)、接着強度、光学特性ともに問題のない良好な接合を行うことができた。また、ディスプレイ用光学シートを経時的な撓みも認められなかった。尚、凸部39の幅(換言すると切欠き部38の幅)、数、配置は任意に変更可能である。
(実施例3)第3の態様
最上層、最下層、及び中間層を四角形状な同じ平面サイズに打ち抜くとともに、プリズムシート14‘のみに直径2mmの孔44を20mm間隔で9個開け、直径1.3mmのスポットタイプの超音波溶着機で、最上層と最下層の拡散シート16‘、12’を孔44を介して接合した。
その結果、積層シート30であるディスプレイ用光学シートの外形寸法、外観(撓みがないこと)、接着強度、光学特性ともに問題のない良好な接合を行うことができた。また、ディスプレイ用光学シートを経時的な撓みも認められなかった。
(実施例4)第6の態様
最上層、最下層、及び中間層を同じ四角形状の平面サイズに打ち抜くとともに、プリズムシート14‘の4コーナ部にそれぞれ直径2.5mmの孔46Bを開け、拡散シート12‘、16’に直径1.5mmの孔46A,46Cを開けて貫通孔46を形成した。そして、貫通孔46の部分を加熱部が針形状をしたインパルスシーラで溶着した。
その結果、積層シート30であるディスプレイ用光学シートの外形寸法、外観(撓みがないこと)、接着強度、光学特性ともに問題のない良好な接合を行うことができた。また、ディスプレイ用光学シートを経時的な撓みも認められなかった。
ディスプレイ用光学シートの実施形態の断面図 ディスプレイ用光学シートの他の実施形態の断面図 ディスプレイ用光学シートの更に他の実施形態の断面図 ディスプレイ用光学シートの更に他の実施形態の断面図 ディスプレイ用光学シートの更に他の実施形態の断面図 ディスプレイ用光学シートの更に他の実施形態の断面図 本発明のディスプレイ用光学シート製造ラインの全体構成図 本発明の製造方法における第1の態様を説明する説明図 本発明の製造方法における第2の態様を説明する説明図 本発明の製造方法における第3の態様を説明する説明図 本発明の製造方法における第4の態様を説明する説明図 本発明の製造方法における第5の態様を説明する説明図 本発明の製造方法における第6の態様を説明する説明図 接合手段の一態様であるレーザ照射装置の説明図 接合手段の一態様である超音波溶着装置の説明図 プリズムシートの製造装置の構成図
符号の説明
10、20、30、40、50、60…ディスプレイ用光学シート、12…帯状の第1の拡散シート、14…帯状のプリズムシート、16…帯状の第2の拡散シート、12‘…第1の拡散シート(打ち抜き後)、14’…プリズムシート(打ち抜き後)、15…接合用コンベア、16‘…第2の拡散シート(打ち抜き後)、17、19、21…打ち抜きプレス装置、13A,13B,13C、…コンベア、24…吸着ロボット、25…接合手段、26…移載用コンベア、28…吸着横移載装置、30‘…積層シート(接合前)、30…積層シート(接合後)、32…集積装置、34…隙間、36…溶融物、38…切欠き部、40…隙間、44…孔、46…孔

Claims (13)

  1. 3枚以上の光学シートが積層された積層シートの周縁の少なくとも1以上の箇所において接合して一体化する接合工程を含むディスプレイ用光学シートの製造方法において、
    前記接合工程では、前記積層シートの最上層の光学シートと最下層の光学シートのみを接合することを特徴とするディスプレイ用光学シートの製造方法。
  2. 前記最上層と前記最下層との間の中間層の光学シートの平面サイズを前記最上層と最下層の光学シートの平面サイズよりも小さく形成することにより、前記最上層と前記最下層の光学シートのみを接合することを特徴とする請求項1のディスプレイ用光学シートの製造方法。
  3. 前記最上層と最下層の光学シートの周縁全体を接合することにより、前記中間層の光学シートを内包させることを特徴とする請求項2のディスプレイ用光学シートの製造方法。
  4. 前記最上層と前記最下層との間の中間層の光学シートの周縁の少なくとも1箇所に切欠き部を形成し、この切欠き部を介して前記最上層と前記最下層の光学シートのみを接合することを特徴とする請求項1のディスプレイ用光学シートの製造方法。
  5. 前記最上層と前記最下層との間の中間層の光学シートの周縁の少なくとも1箇所に孔を開け、この孔を介して前記最上層と前記最下層の光学シートのみを接合することを特徴とする請求項1のディスプレイ用光学シートの製造方法。
  6. 前記3枚以上の光学シートにおいて、前記最上層と前記最下層は同じ種類の光学シートであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1のディスプレイ用光学シートの製造方法。
  7. 前記3枚以上の光学シートは、レンズシートと拡散シートであって、前記最上層と前記最下層に前記拡散シートを配置することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1のディスプレイ用光学シートの製造方法。
  8. 前記中間層の光学シートを、前記最上層及び/又最下層の光学シートの一部に接合することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1のディスプレイ用光学シートの製造方法。
  9. 3枚以上の光学シートが積層された積層シートの周縁の少なくとも1以上の箇所において接合されて一体化されているディスプレイ用光学シートにおいて、
    前記積層シートの最上層の光学シートと最下層の光学シートのみが接合されていることを特徴とするディスプレイ用光学シート。
  10. 前記最上層と前記最下層との間の中間層の光学シートの平面サイズが前記最上層と最下層の光学シートの平面サイズよりも小さく形成されており、前記最上層と最下層の光学シートの周縁全体が接合されることにより、前記中間層の光学シートが内包されていることを特徴とする請求項9のディスプレイ用光学シート。
  11. 前記最上層と前記最下層との間の中間層の光学シートの周縁の少なくとも1箇所に切欠き部が形成されており、この切欠き部を介して前記最上層と前記最下層の光学シートのみが接合されていることを特徴とする請求項9のディスプレイ用光学シート。
  12. 前記最上層と前記最下層との間の中間層の光学シートの周縁の少なくとも1箇所に孔が開けられており、この孔を介して前記最上層と前記最下層の光学シートのみが接合されていることを特徴とする請求項9のディスプレイ用光学シート。
  13. 前記3枚以上の光学シートは、レンズシートと拡散シートであって、前記最上層と前記最下層に前記拡散シートが配置されていることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1のディスプレイ用光学シート。

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