JP2007155045A - 逆止弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 逆止弁自体を別の逆止弁と交換したり、或いは逆止弁自体を配管系から取り外したりすることなく、比較的簡単な作業により流体の流れの向きを簡単に反転させることができる逆止弁を提供する。
【解決手段】 内部に直線状の流路Sを有し、流路Sの途中に段差部2cを形成した筒状の雌型ボディ2と、雌型ボディ2の一端部内に着脱自在に螺着され、内部に雌型ボディ2の流路Sに連通する直線状の流路S′を有する筒状の雄型ボディ3と、雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の雌型ボディ2内に螺着された一端部との間に反転可能に配設され、流体Fの一方向への流れを許容して逆方向への流れを阻止する逆止弁ユニット4とから構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、往復動ポンプを用いた動力噴霧機や洗浄機等の配管系に介設され、流体の一方向への流れを許容して流体の逆方向への流れを阻止する逆止弁に係り、何らかの都合により配管系内の流体の向きを180度反転させたい場合に、逆止弁自体を別の逆止弁(流体の一方向への流れを阻止して逆方向への流れを許容する逆止弁)に交換したり、或いは逆止弁自体を配管系から取り外してその向きを180度変えたりすることなく、流体の流れの向きを簡単に反転させることができるようにしたインライン型の逆止弁に関するものである。
一般に、往復動ポンプを用いた動力噴霧機や洗浄機等の配管系には、流体の一方向への流れを許容して流体の逆方向への流れを阻止する逆止弁が介設されている。この逆止弁には、流体自身の圧力によって順方向に開き、逆方向にはスプリングの弾性力によって閉じるようにした逆止弁が数多く用いられている。
従来、配管系に介設される逆止弁としては、直線状の流路の途中に弁座を形成した筒状のボディ内に弁体及びスプリングを配設したインライン型の逆止弁が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3及び特許文献4等参照)。
即ち、前記逆止弁は、図示していないが、流体の入口と出口との間に形成した直線状の流路の途中に弁座を形成した筒状のボディと、ボディの流路内に進退移動可能に配設され、弁座に当離座して流路を開閉する弁体と、ボディ内に配設され、弁体を弁座に当座すべく附勢するコイルスプリング等から成り、コイルスプリングの弾性力により弁体を弁座に当座させて出口側から入口側への流体の逆流を防止し、又、ボディの入口側の流体圧により弁体をスプリングの弾性力に抗して弁座から離座させて入口側から出口側への流体の流れを許容するように構成されている。
ところで、上述した構造の逆止弁を介設した配管系に於いては、何らかの都合により流体の流れの向きを180度反転させたい場合がある。この場合には、逆止弁自体を配管系から取り外し、逆止弁の向きを180度変えて配管系に取り付ける必要がある。
しかし、逆止弁のボディの両端部に形成した接続用のネジ部が異なる場合、例えば、ボディの一端部外周面に接続用の雄ネジ部を、又、ボディの他端部内周面に接続用の雌ネジ部を形成した逆止弁(特許文献1及び特許文献4に開示された逆止弁)に於いては、逆止弁の向きを180度変えた場合には、接続部の形状が異なるためにそのままの状態で配管系に取り付けることができない。そのため、流体の流れの向きが反対になる別の逆止弁を用意し、この逆止弁と配管系に介設している逆止弁とを交換しなければならなかった。その結果、逆止弁の交換作業が煩雑になると共に、別の逆止弁を必要とするためにコスト高になると云う問題があった。
又、ボディの両端部に同じ形状及び構造のネジ部を形成した逆止弁(特許文献2及び特許文献3に開示された逆止弁)に於いては、逆止弁の向きを180度変えた場合でも、配管系に取り付けることができる。
しかし、この場合でも、逆止弁自体を配管系から取り外し、取り外した逆止弁の向きを変えてボディの両端部を継手等を介して配管やホース等に夫々接続しなければならず、逆止弁の取り外し作業及び取り付け作業に手数がかかり、作業が煩雑化すると云う問題があった。
このように、従来のインライン型の逆止弁に於いては、配管系内の流体の流れを反転する場合、逆止弁自体を配管系から取り外して別の逆止弁に交換したり、或いは逆止弁自体を配管系から取り外してその向きを変えて配管系に取り付けたりする作業が必要となり、作業が煩雑になると共に、コスト高になると云う問題があった。
実開昭55−34036号公報 実開昭56−102865号公報 実開平2−109082号公報 実開平5−66378号公報
本発明は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、逆止弁自体を別の逆止弁と交換したり、或いは逆止弁自体を配管系から取り外したりすることなく、比較的簡単な作業により流体の流れの向きを簡単に反転させることができるようにしたインライン型の逆止弁を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の発明は、内部に直線状の流路を有し、流路の途中に段差部を形成した筒状の雌型ボディと、雌型ボディの一端部内に着脱自在に螺着され、内部に雌型ボディの流路に連通する直線状の流路を有する筒状の雄型ボディと、雌型ボディの段差部と雄型ボディの雌型ボディ内に螺着された一端部との間に反転可能に配設され、流体の一方向への流れを許容して逆方向への流れを阻止する逆止弁ユニットとから成るインライン型の逆止弁であって、前記逆止弁ユニットは、流体の入口側となる略筒状の弁座体と、弁座体の下流側に弁座体に密接して配設され、流体の出口側となる籠状の弁ガイド体と、弁ガイド体内に配設され、弁座体に当離座して弁座体の弁口を開閉する弁体と、弁ガイド体と弁体との間に介設され、弁体を弁座体に当座すべく附勢する弾性体とから成り、逆止弁ユニットの弁座体と弁ガイド体とを雌型ボディの段差部と雄型ボディの一端部とで気密状に挾持するようにしたことに特徴がある。
本発明の請求項2の発明は、内部に直線状の流路を有し、流路の途中に段差部を形成した筒状の雌型ボディと、雌型ボディの一端部内に着脱自在に螺着され、内部に雌型ボディの流路に連通する直線状の流路を有する筒状の雄型ボディと、雌型ボディの段差部と雄型ボディの雌型ボディ内に螺着された一端部との間に反転可能に配設され、流体の一方向への流れを許容して逆方向への流れを阻止する逆止弁ユニットとから成るインライン型の逆止弁であって、前記逆止弁ユニットは、鍔部を備えた流体の入口側となる筒状のパッキンリングと、外周縁部がパッキンリングの鍔部の下流側面に密接する環状の弁座体と、弁座体の外周縁部の下流側面に密接する鍔部を備えた流体の出口側となる籠状の弁ガイド体と、弁ガイド体内に配設され、弁座体に当離座して弁座体の弁口を開閉する弁体と、弁ガイド体と弁体との間に介設され、弁体を弁座体に当座すべく附勢する弾性体と、パッキンリングの鍔部と弁座体の外周縁部と弁ガイド体の鍔部とが密接状態で挿入される環状溝を形成した弾性を有する環状保持部材とから成り、逆止弁ユニットの環状保持部材とパッキンリングの鍔部と弁座体の外周縁部と弁ガイド体の鍔部とを雌型ボディの段差部と雄型ボディの一端部とで気密状に挾持するようにしたことに特徴がある。
本発明の請求項3の発明は、雌型ボディの段差部と逆止弁ユニットの弁座体との間若しくは雄型ボディの雌型ボディ内に螺着された一端部端面と逆止弁ユニットの弁座体との間に、円板状の網状のストレーナ及び環状のパッキンを介設し、弁座体の上流側端を環状のパッキンに密着させるようにしたことに特徴がある。
本発明の請求項4の発明は、雌型ボディの段差部と逆止弁ユニットの環状保持部材との間若しくは雄型ボディの雌型ボディ内に螺着された一端部端面と逆止弁ユニットの環状保持部材との間に、円板状の網状のストレーナ及び環状のパッキンを介設し、環状保持部材の上流側面を環状のパッキンに密着させるようにしたことに特徴がある。
本発明の請求項1及び請求項2の逆止弁は、内部に直線状の流路を有し、流路の途中に段差部を形成した筒状の雌型ボディと、雌型ボディの一端部内に着脱自在に螺着され、内部に雌型ボディの流路に連通する直線状の流路を有する筒状の雄型ボディと、雌型ボディの段差部と雄型ボディの雌型ボディ内に螺着された一端部との間に反転可能に配設され、流体の一方向への流れを許容して逆方向への流れを阻止する逆止弁ユニットとから成り、逆止弁ユニットを雌型ボディの段差部と雄型ボディの一端部とで気密状に挾持するようにしているため、何らかの理由により配管系内の流体の流れを反転させたい場合には、雌型ボディと雄型ボディを分解して内部から逆止弁ユニットを取り出し、取り出した逆止弁ユニットを180度反転させて雌型ボディと雄型ボディとの間に組み付ければ良い。
その結果、本発明の請求項1及び請求項2の逆止弁は、従来の逆止弁のように配管系内の逆止弁を別の逆止弁と交換したり、或いは逆止弁自体を配管系から取り外してその向きを180度変えて配管系に介設したりする必要がなく、比較的簡単な作業により流体の流れの向きを簡単に変えることができる。
又、本発明の請求項2の逆止弁は、逆止弁ユニットが、鍔部を備えた流体の入口側となる筒状のパッキンリングと、外周縁部がパッキンリングの鍔部の下流側面に密接する環状の弁座体と、弁座体の外周縁部の下流側面に密接する鍔部を備えた流体の出口側となる籠状の弁ガイド体と、弁ガイド体内に配設され、弁座体に当離座して弁座体の弁口を開閉する弁体と、弁ガイド体と弁体との間に介設され、弁体を弁座体に当座すべく附勢する弾性体と、パッキンリングの鍔部と弁座体の外周縁部と弁ガイド体の鍔部とが密接状態で挿入される環状溝を形成した弾性を有する環状保持部材とから成り、弁ガイド体内に弁体及び弾性体を収納して弁ガイド体と弁体とパッキンリングとを環状保持部材で結合するようにしているため、逆止弁ユニットが一体化されることになる。
即ち、本発明の請求項2の逆止弁は、逆止弁ユニットが一体化されているため、逆止弁ユニットを雌型ボディと雄型ボディとの間から取り出してその向きを180度変えて雌型ボディと雄型ボディとの間に組み付ける際に、逆止弁ユニットを分解したり、或いは組み立てたりする必要がなく、逆止弁ユニットの取り外し及び組み付けを簡単且つ容易に行えるうえ、逆止弁ユニットがバラバラになって部品を紛失する虞もなくなる。
更に、本発明の請求項3の逆止弁は、雌型ボディの段差部と逆止弁ユニットの弁座体との間若しくは雄型ボディの雌型ボディ内に螺着された一端部端面と逆止弁ユニットの弁座体との間に、円板状の網状のストレーナ及び環状のパッキンを介設し、弁座体の上流側端を環状のパッキンに密着させるようにしているため、流体中に含まれているゴミ等の異物がストレーナにより捕捉されることになり、ゴミ等の異物が弁座体等に付着してシール性が低下するのを防止することができる。然も、弁座体の上流側端を環状のパッキンに密着させるようにしているため、網状のストレーナを配設していてもシール性が低下すると云うことがない。
加えて、本発明の請求項4の逆止弁は、雌型ボディの段差部と逆止弁ユニットの環状保持部材との間若しくは雄型ボディの雌型ボディ内に螺着された一端部端面と逆止弁ユニットの環状保持部材との間に、円板状の網状のストレーナ及び環状のパッキンを介設し、環状保持部材の上流側面を環状のパッキンに密着させるようにしているため、流体中に含まれているゴミ等の異物がストレーナにより捕捉されることになり、ゴミ等の異物が弁座体等に付着してシール性が低下するのを防止することができる。然も、弁座体の上流側端を環状のパッキンに密着させるようにしているため、網状のストレーナを配設していてもシール性が低下すると云うことがない。
図1乃至図6は本発明の第1の実施形態に係る逆止弁1を示し、当該逆止弁1は、往復動ポンプを用いた動力噴霧機や洗浄機等の配管系に介設されて流体Fの一方向への流れを許容して流体Fの逆方向への流れを阻止するものであり、何らかの都合により配管系内の流体Fの向きを反転させたい場合に、逆止弁1自体を別の逆止弁(流体Fの一方向への流れを阻止して逆方向への流れを許容する逆止弁)と交換したり、或いは逆止弁1自体を配管系から取り外してその向きを180度変えたりすることなく、流体Fの流れの向きを簡単に反転させることができるようにしたインライン型の逆止弁1である。
即ち、前記逆止弁1は、図1及び図2に示す如く、内部に直線状の流路Sを有し、流路Sの途中に段差部2cを形成した筒状の雌型ボディ2と、雌型ボディ2の一端部(図1及び図2の左側端部)内に着脱自在に螺着され、内部に雌型ボディ2の流路Sに連通する直線状の流路S′を有する筒状の雄型ボディ3と、雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の雌型ボディ2内に螺着された一端部(図1及び図2の右側端部)との間に反転可能に配設され、流体Fの一方向への流れを許容して逆方向への流れを阻止する逆止弁ユニット4と、雌型ボディ2の段差部2cと逆止弁ユニット4の間に介設されたストレーナ5及びパッキン6とから構成されており、雌型ボディ2の他端部(図1及び図2の右側端部)及び雄型ボディ3の他端部(図1及び図2の左側端部)が夫々継手(図示省略)等を介して配管やホース(何れも図示省略)等に接続されている。
前記雌型ボディ2は、図1乃至図4に示す如く、金属材により段付きの筒状に形成されており、外周面に継手等に着脱自在に螺着される接続用の雄ネジ2aを形成した筒状の小径部2bと、小径部2bの一端に連設された環状の段差部2cと、段差部2cの外周縁部に連設され、小径部2bよりも大径に形成されて端部内周面に雄型ボディ3の一端部が着脱自在に螺着される雌ネジ2dを形成した筒状の大径部2eとから成る。この雌型ボディ2の大径部2e内には、後述する逆止弁ユニット4が反転可能に収納される。
又、雄型ボディ3は、図1乃至図4に示す如く、金属材により筒状に形成されており、一端部外周面には、雌型ボディ2の雌ネジ2dに着脱自在に螺着される雄ネジ3aとこの雄ネジ3aに隣接してOリング7が嵌め込まれる環状のOリング溝3bとが夫々形成されていると共に、他端部内周面には、継手等に着脱自在に螺着される接続用の雌ネジ3cが形成されている。この雄型ボディ3は、雌型ボディ2の大径部2e内に着脱自在に螺着されており、雌型ボディ2の大径部2e内に収納した逆止弁ユニット4を雄型ボディ3の一端部と雌型ボディ2の段差部2cとで挾持するようになっている。
更に、逆止弁ユニット4は、図1乃至図4に示す如く、流体Fの入口側となる略筒状の弁座体8と、弁座体8の下流側に弁座体8に密接して配設され、流体Fの出口側となる籠状の弁ガイド体9と、弁ガイド体9内に配設され、弁座体8に当離座して弁座体8の弁口8aを開閉する弁体10と、弁ガイド体9と弁体10との間に介設され、弁体10を弁座体8に当座すべく附勢する弾性体11とから成り、弁座体8と弁ガイド体9とがストレーナ5及びパッキン6と一緒に雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の一端部とで気密状に挾持されている。
具体的には、弁座体8は、金属材により上流側(図1の右側)から下流側(図1の左側)へ向って漸次縮径する断面形状がラッパ形の筒状に形成されており、上流側端部には、外方へ突出する鍔部8bが形成されていると共に、下流側端部の端面には、環状の弁座面8cが形成されている。
弁ガイド体9は、金属材により籠状に形成されており、流体Fが通過する略矩形状の通孔9aを等角度毎に形成した筒部9bと、筒部9bの上流側端部に連設され、弁座体8の鍔部8bの下流側面に密接して弁座体8の鍔部8bと同じ外径に形成された鍔部9cと、筒部9bの下流側端部に連設され、内方へ折り曲げられて弾性体11の一端部を受け止める環状の受け部9dとから成る。
弁体10は、金属材により有底筒状に形成されており、弁座体8の弁座面8cに当離座する円板状の底部10aと、底部10aの外周縁部に連設されて下流側へ突出する筒部10bとから成る。この弁体10は、底部10aが上流側を向く姿勢で弁ガイド体9内に進退移動自在に配設されており、弁座体8の弁座面8cに当離座して弁座体8の弁口8aを開閉するようになっている。
弾性体11は、弁ガイド体9の受け部9dと弁体10の底部10aとの間に介設されて弁体10を弁座体8の弁座面8cへ当座させるものであり、この弾性体11には、圧縮コイルスプリングが使用されている。
前記ストレーナ5は、流体F中に含まれているゴミ等の異物を捕捉し、ゴミ等の異物が弁座体8等に付着するのを防止するものであり、このストレーナ5には、円板状の網状のストレーナ5(この例では、30目のストレーナ5)が使用されている。このストレーナ5は、雌型ボディ2の段差部2cに当接する状態で雌型ボディ2の大径部2e内に収納されている。
又、パッキン6は、合成樹脂材又は合成ゴム材により環状に形成されており、ストレーナ5の下流側位置にストレーナ5に当接するように配設されていると共に、外周面が雌型ボディ2の大径部2eの内周面に密着するようになっている。パッキン6をストレーナ5の下流側位置に配設することによって、逆止弁ユニット4と雌型ボディ2との間のシールを確実且つ良好に行えることになる。
そして、前記逆止弁1を図1に示すように組み立てるには、先ず雌型ボディ2の大径部2e内にストレーナ5及びパッキン6を順次挿入し、次に予め組み立てた逆止弁ユニット4を弁座体8側から雌型ボディ2の大径部2e内に挿入し、その後雌型ボディ2の大径部2eの雌ネジ2dに雄型ボディ3の雄ネジ3aを螺着し、雄型ボディ3を雌型ボディ2へ締め付けて行く。そうすると、逆止弁ユニット4の弁座体8と弁ガイド体9がストレーナ5及びパッキン6と一緒に雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の一端部とで挾持され、逆止弁ユニット4が雌型ボディ2と雄型ボディ3との間に組み付けられる。即ち、逆止弁1が組み立てられることになる。このとき、逆止弁ユニット4の弁座体8の上流側端がパッキン6に、又、逆止弁ユニット4の弁ガイド体9の受け部9dが雄型ボディ3の一端部端面に夫々密着し、雌型ボディ2と逆止弁ユニット4との間及び雄型ボディ3と逆止弁ユニット4との間のシール性が夫々確保されることになる。
このようにして組み立てられた逆止弁1は、往復動ポンプを用いた動力噴霧機や洗浄機等の配管系に介設され、雌型ボディ2の他端部(図1及び図2の右側端部)及び雄型ボディ3の他端部(図1及び図2の左側端部)が夫々継手(図示省略)等を介して配管やホース(何れも図示省略)等に接続される。この逆止弁1(図1及び図2に示す逆止弁1)は、雌型ボディ2が上流側になると共に、雄型ボディ3が下流側となっている。
而して、この逆止弁1によれば、給水に伴い雌型ボディ2の入口側の流路S内の圧力が高くなると、弁体10が弾性体11の弾性力に抗して弁座体8から離座し、弁座体8の弁口8aが開放されて上流側と下流側を通水状態にする(図2参照)。そうすると、雌型ボディ2の入口側の流路S内の流体Fは、ストレーナ5を通って弁座体8の弁口8aから弁座体8と弁体10の環状の隙間を経て弁ガイド体9内に流入する。弁ガイド体9内に流入した流体Fは、弁体10と弁ガイド体9との隙間及び弁ガイド体9の通孔9aを通って弁体10の下流側へ流れ、弁ガイド体9の環状の受け部9dに形成された開口9eから雄型ボディ3の流路S′内へ流れて行く。
又、給水量が低下して雌型ボディ2の入口側の流路S内の圧力が低くなると、弁体10が弾性体11の附勢力により弁座体8側へ押圧されて弁座体8に当座し、弁座体8の弁口8aを閉塞する(図1参照)。これにより、下流側から上流側への流体Fの逆流が阻止される。
前記逆止弁1に於いては、何らかの都合により配管系内の流体Fの向きを反転させたい場合に、雌型ボディ2と雄型ボディ3との間から逆止弁ユニット4、ストレーナ5及びパッキン6を取り出し、これらを反転させて雌型ボディ2と雄型ボディ3との間に組み付ければ良い。
即ち、この逆止弁1に於いては、配管系内の流体Fの向きを反転させたい場合には、先ず雄型ボディ3を雌型ボディ2から取り外して雌型ボディ2の大径部2e内から逆止弁ユニット4、ストレーナ5及びパッキン6を取り出し、次に取り出した逆止弁ユニット4、ストレーナ5及びパッキン6を反転させて逆止弁ユニット4、パッキン6及びストレーナ5の順に雌型ボディ2の大径部2e内に収納し、その後雌型ボディ2の大径部2eの雌ネジ2dに雄型ボディ3の雄ネジ3aを螺着し、雄型ボディ3を雌型ボディ2へ締め付けて行く。そうすると、逆止弁ユニット4の弁座体8と弁ガイド体9がストレーナ5及びパッキン6と一緒に雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の一端部とで挾持され、逆止弁ユニット4が雌型ボディ2と雄型ボディ3との間に組み付けられる(図5及び図6参照)。このとき、逆止弁ユニット4の弁座体8の上流側端がパッキン6に、又、逆止弁ユニット4の弁ガイド体9の受け部9dが雌型ボディ2の段差部2cに夫々密着し、雌型ボディ2と逆止弁ユニット4との間及び雄型ボディ3と逆止弁ユニット4との間のシール性が夫々確保されることになる。この逆止弁1(図5及び図6に示す逆止弁1)は、雄型ボディ3が上流側になると共に、雌型ボディ2が下流側となっている。
このように、上述した逆止弁1に於いては、何らかの都合により配管系内の流体Fの向きを反転させたい場合には、雌型ボディ2と雄型ボディ3を分解して内部から逆止弁ユニット4、ストレーナ5及びパッキン6を取り出し、取り出した逆止弁ユニット4、ストレーナ5及びパッキン6を反転させて雌型ボディ2と雄型ボディ3との間に組み付ければ良いため、従来の逆止弁のように配管系内の逆止弁を別の逆止弁と交換したり、或いは逆止弁自体を配管系から取り外してその向きを180度変えたりする必要がなく、比較的簡単な作業により流体Fの流れの向きを簡単に変えることができる。
又、この逆止弁1に於いては、雌型ボディ2の段差部2cと逆止弁ユニット4の弁座体8との間若しくは雄型ボディ3の雌型ボディ2内に螺着された一端部端面と逆止弁ユニット4の弁座体8との間に、円板状の網状のストレーナ5及び環状のパッキン6を介設し、弁座体8の上流側端を環状のパッキン6に密着させるようにしているため、流体F中に含まれているゴミ等の異物がストレーナ5により捕捉されることになり、ゴミ等の異物が弁座体8等に付着してシール性が低下するのを防止することができる。然も、弁座体8の上流側端を環状のパッキン6に密着させるようにしているため、網状のストレーナ5を配設していてもシール性が低下すると云うことがない。
尚、第1の実施形態に係る逆止弁1に於いては、図1及び図5に示す如く、逆止弁ユニット4の弁ガイド体9の受け部9dを雄型ボディ3の一端部端面又は雌型ボディ2の段差部2cに直接密着させるようにしたが、雄型ボディ3の一端部端面又は雌型ボディ2の段差部2cに別の環状のパッキン(図示省略)を密着状態で配設し、このパッキンに逆止弁ユニット4の弁ガイド体9の受け部9dを密着させるようにしても良い。
図7乃至図11は本発明の第2の実施形態に係る逆止弁1を示し、当該逆止弁1は、往復動ポンプを用いた動力噴霧機や洗浄機等の配管系に介設されて流体Fの一方向への流れを許容して流体Fの逆方向への流れを阻止するものであり、何らかの都合により配管系内の流体Fの向きを反転させたい場合に、逆止弁1自体を別の逆止弁(流体Fの一方向への流れを阻止して逆方向への流れを許容する逆止弁)に交換したり、或いは逆止弁1自体を配管系から取り外してその向きを180度変えたりすることなく、流体Fの流れの向きを簡単に反転させることができるようにしたインライン型の逆止弁1である。
即ち、前記逆止弁1は、図7及び図8に示す如く、内部に直線状の流路Sを有し、流路Sの途中に段差部2cを形成した筒状の雌型ボディ2と、雌型ボディ2の一端部(図7及び図8の左側端部)内に着脱自在に螺着され、内部に雌型ボディ2の流路Sに連通する直線状の流路S′を有する筒状の雄型ボディ3と、雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の雌型ボディ2内に螺着された一端部(図7及び図8の右側端部)との間に反転可能に配設され、流体Fの一方向への流れを許容して逆方向への流れを阻止する逆止弁ユニット4と、雌型ボディ2の段差部2cと逆止弁ユニット4の間に介設されたストレーナ5及びパッキン6とから構成されており、雌型ボディ2の他端部(図7及び図8の右側端部)及び雄型ボディ3の他端部(図7及び図8の左側端部)が夫々継手(図示省略)等を介して配管やホース(何れも図示省略)等に接続されている。
この逆止弁1は、逆止弁ユニット4の構造を変えたこと以外は、図1に示す逆止弁1(第1の実施形態に係る逆止弁1)と同様構造に構成されており、図1に示す逆止弁1と同じ部位・部材には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
前記逆止弁ユニット4は、図7乃至図9に示す如く、鍔部12aを備えた流体Fの入口側となる筒状のパッキンリング12と、外周縁部13aがパッキンリング12の鍔部12aの下流側面に密接する環状の弁座体13と、弁座体13の外周縁部13aの下流側面に密接する鍔部14aを備えた流体Fの出口側となる籠状の弁ガイド体14と、弁ガイド体14内に配設され、弁座体13に当離座して弁座体13の弁口13bを開閉する弁体15と、弁ガイド体14と弁体15との間に介設され、弁体15を弁座体13に当座すべく附勢する弾性体16と、パッキンリング12の鍔部12aと弁座体13の外周縁部13aと弁ガイド体14の鍔部14aとが密接状態で挿入される環状溝17aを形成した弾性を有する環状保持部材17とから成り、逆止弁ユニット4の環状保持部材17とパッキンリング12の鍔部12aと弁座体13の外周縁部13aと弁ガイド体14の鍔部14aとがストレーナ5及びパッキン6と一緒に雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の一端部とで気密状に挾持されている。
具体的には、パッキンリング12は、金属材により筒状に形成されており、下流側端部には、外方へ突出する鍔部12aが形成されている。このパッキンリング12は、逆止弁1の分解時に逆止弁ユニット4を雌型ボディ2の大径部2eから取り出す際にプライヤ等により把持され、雌型ボディ2から逆止弁ユニット4を容易に取り出せるようにするためのものである。
弁座体13は、金属材により環状に形成されており、弁口13bの内周縁部の下流側面が弁座面13cに形成されている。この弁座体13は、その外周縁部13aがパッキンリング12の鍔部12aの下流側面に密接する状態でパッキンリング12の下流側位置に配設されている。
弁ガイド体14は、金属材により上流側が開放された籠状に形成されており、流体Fが通過する楕円状の通孔14bを等角度毎に形成したお椀状の籠部14cと、籠部14cの外周縁部に外方へ突出する状態で連設され、弁座体13の外周縁部13aの下流側面に密接する鍔部14aとから成る。
弁体15は、金属材により円板状に形成されており、弁ガイド体14の籠部14c内に進退移動自在に配設され、弁座体13の弁座面13cに当離座して弁座体13の弁口13bを開閉するようになっている。
弾性体16は、弁ガイド体14の籠部14cと弁体15との間に介設されて弁体15を弁座体13の弁座面13cへ当座させるものであり、この弾性体16には、圧縮コイルスプリングが使用されている。
環状保持部材17は、合成ゴム等の弾性部材により環状に形成されており、その内周面には、パッキンリング12の鍔部12aと弁座体13の外周縁部13aと弁ガイド体14の鍔部14aとが密接状態で挿入される環状溝17aが形成されている。
前記逆止弁ユニット4は、弁ガイド体14の籠部14c内に弾性体16と弁体15を挿入し、この状態で弁ガイド体14の鍔部14aと弁座体13の外周縁部13aとパッキンリング12の鍔部12aとを密接状態で重ね合わせ、弁ガイド体14の鍔部14aと弁座体13の外周縁部13aとパッキンリング12の鍔部12aとを環状保持部材17の環状溝17aに嵌め込むことによって組み立てられる。この逆止弁ユニット4は、弁ガイド体14内に弁体15及び弾性体16を収納して弁ガイド体14と弁体15とパッキンリング12とを環状保持部材17で結合するようにしているため、逆止弁ユニット4が一体化された状態になっている。
そして、前記逆止弁ユニット4を用いた逆止弁1を図7に示すように組み立てるには、先ず雌型ボディ2の大径部2e内にストレーナ5及びパッキン6を順次挿入し、次に予め組み立てられて一体化された逆止弁ユニット4をパッキンリング12側から雌型ボディ2の大径部2e内に挿入し、その後雌型ボディ2の大径部2eの雌ネジ2dに雄型ボディ3の雄ネジ3aを螺着し、雄型ボディ3を雌型ボディ2へ締め付けて行く。そうすると、逆止弁ユニット4の環状保持部材17とパッキンリング12の鍔部12aと弁座体13の外周縁部13aと弁ガイド体14の鍔部14aとがストレーナ5及びパッキン6と一緒に雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の一端部とで挾持され、逆止弁ユニット4が雌型ボディ2と雄型ボディ3との間に組み付けられる(図7及び図8参照)。即ち、逆止弁1が組み立てられることになる。このとき、逆止弁ユニット4の環状保持部材17の上流側面がパッキン6に、又、逆止弁ユニット4の環状保持部材17の下流側面が雄型ボディ3の一端部端面に夫々密着し、雌型ボディ2と逆止弁ユニット4との間及び雄型ボディ3と逆止弁ユニット4との間のシール性が夫々確保されることになる。
このようにして組み立てられた逆止弁1は、往復動ポンプを用いた動力噴霧機や洗浄機等の配管系に介設され、雌型ボディ2の他端部(図7及び図8の右側端部)及び雄型ボディ3の他端部(図7及び図8の左側端部)が夫々継手(図示省略)等を介して配管やホース(何れも図示省略)等に接続される。この逆止弁1(図7及び図8に示す逆止弁1)は、雌型ボディ2が上流側になると共に、雄型ボディ3が下流側となっている。
而して、この逆止弁1によれば、給水に伴い雌型ボディ2の入口側の流路S内の圧力が高くなると、弁体15が弾性体16の弾性力に抗して弁座体13から離座し、弁座体13の弁口13bが開放されて上流側と下流側を通水状態にする(図8参照)。そうすると、雌型ボディ2の入口側の流路S内の流体Fは、ストレーナ5を通ってパッキンリング12及び弁座体13の弁口13bから弁座体13と弁体15の環状の隙間を経て弁ガイド体14内に流入する。弁ガイド体14内に流入した流体Fは、弁ガイド体14の通孔14bを通って雄型ボディ3の流路S′内へ流れて行く。
又、給水量が低下して雌型ボディ2の入口側の流路S内の圧力が低くなると、弁体15が弾性体16の附勢力により弁座体13側へ押圧されて弁座体13に当座し、弁座体13の弁口13bを閉塞する(図7参照)。これにより、下流側から上流側への流体Fの逆流が阻止される。
前記逆止弁1に於いては、何らかの都合により配管系内の流体Fの向きを反転させたい場合に、雌型ボディ2と雄型ボディ3との間から逆止弁ユニット4、ストレーナ5及びパッキン6を取り出し、これらを反転させて雌型ボディ2と雄型ボディ3との間に組み付ければ良い。
即ち、この逆止弁1に於いては、配管系内の流体Fの向きを反転させたい場合には、先ず雄型ボディ3を雌型ボディ2から取り外して雌型ボディ2の大径部2e内から逆止弁ユニット4、ストレーナ5及びパッキン6を取り出し、次に取り出した逆止弁ユニット4、ストレーナ5及びパッキン6を反転させて逆止弁ユニット4、パッキン6及びストレーナ5の順に雌型ボディ2の大径部2e内に収納し、その後雌型ボディ2の大径部2eの雌ネジ2dに雄型ボディ3の雄ネジ3aを螺着し、雄型ボディ3を雌型ボディ2へ締め付けて行く。そうすると、逆止弁ユニット4の環状保持部材17とパッキンリング12の鍔部12aと弁座体13の外周縁部13aと弁ガイド体14の鍔部14aとがストレーナ5及びパッキン6と一緒に雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の一端部とで挾持され、逆止弁ユニット4が雌型ボディ2と雄型ボディ3との間に組み付けられる(図10及び図11参照)。このとき、逆止弁ユニット4の環状保持部材17の下流側面が雌型ボディ2の段差部2cに、又、逆止弁ユニット4の環状保持部材17の上流側面がパッキン6に夫々密着し、雌型ボディ2と逆止弁ユニット4との間及び雄型ボディ3と逆止弁ユニット4との間のシール性が夫々確保されることになる。この逆止弁1(図10及び図11に示す逆止弁1)は、雄型ボディ3が上流側になると共に、雌型ボディ2が下流側となっている。
前記逆止弁1は、上述した第1の実施形態に係る逆止弁1(図1に示す逆止弁1)と同様の作用効果を奏することができる。
特に、この逆止弁1に於いては、逆止弁ユニット4が、パッキンリング12と、弁座体13と、弁ガイド体14と、弁体15と、弾性体16と、環状保持部材17とから成り、弁体15及び弾性体16を収納した弁ガイド体14と弁体15とパッキンリング12とを環状保持部材17で結合するようにしているため、逆止弁ユニット4が一体化されることになる。
その結果、この逆止弁1は、逆止弁ユニット4を雌型ボディ2と雄型ボディ3との間から取り出してその向きを変えて雌型ボディ2と雄型ボディ3との間に組み付ける際に、逆止弁ユニット4を分解したり、組み立てたりする必要がなく、逆止弁ユニット4の取り外し及び組み付けを簡単且つ容易に行えるうえ、逆止弁ユニット4がバラバラになって部品を紛失する虞がない。
又、この逆止弁ユニット4は、弁ガイド体14がお椀状に形成されているため、逆止弁ユニット4の全長が第1の実施形態に係る逆止弁ユニット4に比較して大幅に短くなり、逆止弁ユニット4のコンパクト化を図れると共に、逆止弁ユニット4を収納する雌型ボディ2の大径部2eの長さも短くて済み、逆止弁1自体のコンパクト化も図れる。
図12及び図13は本発明の第3の実施形態に係る逆止弁1を示し、当該逆止弁1は、内部に直線状の流路Sを有し、流路Sの途中に段差部2cを形成した筒状の雌型ボディ2と、雌型ボディ2の一端部(図12の左側端部)内に着脱自在に螺着され、内部に雌型ボディ2の流路Sに連通する直線状の流路S′を有する筒状の雄型ボディ3と、雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の雌型ボディ2内に螺着された一端部(図12の右側端部)との間に反転可能に配設され、流体Fの一方向への流れを許容して逆方向への流れを阻止する逆止弁ユニット4と、雌型ボディ2の段差部2cと逆止弁ユニット4の間に介設されたストレーナ5及びパッキン6とから構成されており、雌型ボディ2の他端部(図12の右側端部)及び雄型ボディ3の他端部(図12の左側端部)が夫々継手(図示省略)等を介して配管やホース(何れも図示省略)等に接続されている。
この逆止弁1は、逆止弁ユニット4の構造を変えたこと以外は、図7に示す逆止弁1(第2の実施形態に係る逆止弁1)と同様構造に構成されており、図7に示す逆止弁1と同じ部位・部材には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
前記逆止弁ユニット4は、図12及び図13に示す如く、鍔部18aを備えた流体Fの入口側となる筒状のパッキンリング18と、パッキンリング18の鍔部18aの下流側面に対向する鍔部19aを備えた筒状の弁座体19と、弁座体19に形成した弁口19b内に遊嵌状態で挿入され、弁座体19に当離座して弁座体19の弁口19bを開閉する弁体20と、弁座体19と弁体20との間に介設され、弁体20を弁座体19に当座すべく附勢する弾性体21と、パッキンリング18の鍔部18aと弁座体19の鍔部19aと弾性体21の一部分とが挾持された状態で挿入される環状溝22aを形成した弾性を有する環状保持部材22とから成り、逆止弁ユニット4の環状保持部材22とパッキンリング18の鍔部18aと弁座体19の鍔部19aと弾性体21の一部分とがストレーナ5及びパッキン6と一緒に雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の一端部とで気密状に挾持されている。
具体的には、パッキンリング18は、金属材により筒状に形成されており、下流側端部には、外方へ突出する鍔部18aが形成されている。このパッキンリング18は、逆止弁1の分解時に逆止弁ユニット4を雌型ボディ2の大径部2eから取り出す際にプライヤ等により把持され、雌型ボディ2から逆止弁ユニット4を容易に取り出せるようにするためのものである。
弁座体19は、金属材により筒状に形成されており、上流側端部には、外方へ突出してパッキンリング18の鍔部18aに対向する鍔部19aが形成されている。又、弁座体19の下流側端面には、弁体20が当離座する環状の弁座面19cが形成されている。この弁座体19は、その鍔部19aがパッキンリング18の鍔部18aの下流側面に対向する状態でパッキンリング18の下流側位置に配設されている。
弁体20は、金属材により段付きの短い円柱状に形成されており、弁座体19の弁口19bの内径よりも大径に形成され、弁座体19の弁座面19cに当離座する大径部20aと、大径部20aの上流側面に連設され、弁座体19の弁口19bに遊嵌状態で挿入されて弁座体19との間に流体Fが通過し得る環状の通路を形成する小径部20bと、小径部20bの外周面に形成され、弾性体21の一端部が係止される環状の係止溝20cとから成る。この弁体20は、下流側から弁座体19の弁口19bに進退移動自在に挿入され、弁座体19の弁座面19cに当離座して弁座体19の弁口19bを開閉するようになっている。
弾性体21は、弁座体19と弁体20との間に介設されて弁体20を弁座体19の弁座面19cへ当座させるものであり、この弾性体21には、円錐形の圧縮コイルスプリングが使用されている。この弾性体21は、その大径部分が弁座体19の鍔部19aの上流側に当接してパッキンリング18の鍔部18aとの間で挾持され、又、その小径部分が弁体20の係止溝20cに係止された状態で弁座体19と弁体20との間に介設されている。
環状保持部材22は、合成ゴム等の弾性部材により環状に形成されており、その内周面には、パッキンリング18の鍔部18aと弁座体19の鍔部19aと弾性体21の大径部分とが挾持された状態で挿入される環状溝22aが形成されている。この環状溝22aの対向する内面は、パッキンリング18の鍔部18aと弁座体19の鍔部19aに夫々密接するようになっている。
前記逆止弁ユニット4は、弁体20の小径部20bを弁座体19の下流側から弁座体19の弁口19bに挿入し、この状態で弾性体21の大径部分を弁座体19の鍔部19aの上流側面に当接させると共に、弾性体21を圧縮して弾性体21の小径部分を弁体20の係止溝20cに係止し、引き続きパッキンリング18の鍔部18aを弾性体21の大径部分に押し当てて弾性体21の大径部分を弁座体19の鍔部19aとパッキンリング18aの鍔部18aとで挾持した後、この状態で弁座体19の鍔部19aとパッキンリング18aの鍔部18aとを環状保持部材22の環状溝22aに嵌め込むことによって組み立てられる。この逆止弁ユニット4は、パッキンリング18と弁座体19と弁体20と弾性体21とを環状保持部材22で結合するようにしているため、逆止弁ユニット4が一体化された状態になっている。
そして、前記逆止弁ユニット4を用いた逆止弁1を図12に示すように組み立てるには、先ず雌型ボディ2の大径部2e内にストレーナ5及びパッキン6を順次挿入し、次に予め組み立てられて一体化された逆止弁ユニット4をパッキンリング18側から雌型ボディ2の大径部2e内に挿入し、その後雌型ボディ2の大径部2eの雌ネジ2dに雄型ボディ3の雄ネジ3aを螺着し、雄型ボディ3を雌型ボディ2へ締め付けて行く。そうすると、逆止弁ユニット4の環状保持部材22とパッキンリング18の鍔部18aと弁座体19の鍔部19aと弾性体21の大径部分とがストレーナ5及びパッキン6と一緒に雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の一端部とで挾持され、逆止弁ユニット4が雌型ボディ2と雄型ボディ3との間に組み付けられる(図12参照)。即ち、逆止弁1が組み立てられることになる。このとき、逆止弁ユニット4の環状保持部材22の上流側面がパッキン6に、又、逆止弁ユニット4の環状保持部材22の下流側面が雄型ボディ3の一端部端面に夫々密着し、雌型ボディ2と逆止弁ユニット4との間及び雄型ボディ3と逆止弁ユニット4との間のシール性が夫々確保されることになる。
このようにして組み立てられた逆止弁1は、往復動ポンプを用いた動力噴霧機や洗浄機等の配管系に介設され、雌型ボディ2の他端部(図12の右側端部)及び雄型ボディ3の他端部(図12の左側端部)が夫々継手(図示省略)等を介して配管やホース(何れも図示省略)等に接続される。この逆止弁1(図12に示す逆止弁1)は、雌型ボディ2が上流側になると共に、雄型ボディ3が下流側となっている。
而して、この逆止弁1によれば、給水に伴い雌型ボディ2の入口側の流路S内の圧力が高くなると、弁体20が弾性体21の弾性力に抗して弁座体19から離座し、弁座体19の弁口19bが開放されて上流側と下流側を通水状態にする(図示省略)。
又、給水量が低下して雌型ボディ2の入口側の流路S内の圧力が低くなると、弁体20が弾性体21の附勢力により弁座体19側へ引っ張られて弁座体19に当座し、弁座体19の弁口19bを閉塞する(図12参照)。これにより、下流側から上流側への流体Fの逆流が阻止される。
前記逆止弁1に於いては、何らかの都合により配管系内の流体Fの向きを反転させたい場合に、雌型ボディ2と雄型ボディ3との間から逆止弁ユニット4、ストレーナ5及びパッキン6を取り出し、これらを反転させて雌型ボディ2と雄型ボディ3との間に組み付ければ良い。
即ち、この逆止弁1に於いては、配管系内の流体Fの向きを反転させたい場合には、先ず雄型ボディ3を雌型ボディ2から取り外して雌型ボディ2の大径部2e内から逆止弁ユニット4、ストレーナ5及びパッキン6を取り出し、次に取り出した逆止弁ユニット4、ストレーナ5及びパッキン6を反転させて逆止弁ユニット4、パッキン6及びストレーナ5の順に雌型ボディ2の大径部2e内に収納し、その後雌型ボディ2の大径部2eの雌ネジ2dに雄型ボディ3の雄ネジ3aを螺着し、雄型ボディ3を雌型ボディ2へ締め付けて行く。そうすると、逆止弁ユニット4の環状保持部材22とパッキンリング18の鍔部18aと弁座体19の鍔部19aと弾性体21の大径部分とがストレーナ5及びパッキン6と一緒に雌型ボディ2の段差部2cと雄型ボディ3の一端部とで挾持され、逆止弁ユニット4が雌型ボディ2と雄型ボディ3との間に組み付けられる(図13参照)。このとき、逆止弁ユニット4の環状保持部材22の下流側面が雌型ボディ2の段差部2cに、又、逆止弁ユニット4の環状保持部材22の上流側面がパッキン6に夫々密着し、雌型ボディ2と逆止弁ユニット4との間及び雄型ボディ3と逆止弁ユニット4との間のシール性が夫々確保されることになる。この逆止弁1(図13に示す逆止弁1)は、雄型ボディ3が上流側になると共に、雌型ボディ2が下流側となっている。
前記逆止弁1は、上述した第2の実施形態に係る逆止弁1(図7に示す逆止弁1)と同様の作用効果を奏することができる。然も、この逆止弁1に於いては、第2の実施形態に係る逆止弁1では必要であった籠状の弁ガイド体14が不要になり、第2の実施形態に係る逆止弁1に比較して部品点数の削減を図れる。
本発明の第1の実施形態に係る逆止弁を示し、逆止弁が閉じた状態の拡大縦断面図である。 同じく逆止弁が開いた状態の拡大縦断面図である。 図1に示す逆止弁を分解した状態の拡大正面図である。 同じく逆止弁を分解した状態の拡大縦断面図である。 図1に示す逆止弁の逆止弁ユニットを反転させた状態を示し、逆止弁が閉じた状態の拡大縦断面図である。 同じく逆止弁の逆止弁ユニットを反転させた状態を示し、逆止弁が開いた状態の拡大縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る逆止弁を示し、逆止弁が閉じた状態の拡大縦断面図である。 同じく逆止弁が開いた状態の拡大縦断面図である。 図7に示す逆止弁を分解した状態の拡大縦断面図である。 図7に示す逆止弁の逆止弁ユニットを反転させた状態を示し、逆止弁が閉じた状態の拡大縦断面図である。 同じく逆止弁の逆止弁ユニットを反転させた状態を示し、逆止弁が開いた状態の拡大縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る逆止弁を示し、逆止弁が閉じた状態の拡大縦断面図である。 図12に示す逆止弁の逆止弁ユニットを反転させた状態を示し、逆止弁が閉じた状態の拡大縦断面図である。
符号の説明
1は逆止弁、2は雌型ボディ、2cは雌型ボディの段差部、3は雄型ボディ、4は逆止弁ユニット、5はストレーナ、6はパッキン、8は弁座体、8aは弁座体の弁口、9は弁ガイド体、10は弁体、11は弾性体、12はパッキンリング、12aはパッキンリングの鍔部、13は弁座体、13aは弁座体の外周縁部、13bは弁座体の弁口、14は弁ガイド体、14aは弁ガイド体の鍔部、15は弁体、16は弾性体、17は環状保持部材、17aは環状保持部材の環状溝、Fは流体、Sは雌型ボディの流路、S′は雄型ボディの流路。

Claims (4)

  1. 内部に直線状の流路(S)を有し、流路(S)の途中に段差部(2c)を形成した筒状の雌型ボディ(2)と、雌型ボディ(2)の一端部内に着脱自在に螺着され、内部に雌型ボディ(2)の流路(S)に連通する直線状の流路(S′)を有する筒状の雄型ボディ(3)と、雌型ボディ(2)の段差部(2c)と雄型ボディ(3)の雌型ボディ(2)内に螺着された一端部との間に反転可能に配設され、流体(F)の一方向への流れを許容して逆方向への流れを阻止する逆止弁ユニット(4)とから成るインライン型の逆止弁(1)であって、前記逆止弁ユニット(4)は、流体(F)の入口側となる略筒状の弁座体(8)と、弁座体(8)の下流側に弁座体(8)に密接して配設され、流体(F)の出口側となる籠状の弁ガイド体(9)と、弁ガイド体(9)内に配設され、弁座体(8)に当離座して弁座体(8)の弁口(8a)を開閉する弁体(10)と、弁ガイド体(9)と弁体(10)との間に介設され、弁体(10)を弁座体(8)に当座すべく附勢する弾性体(11)とから成り、逆止弁ユニット(4)の弁座体(8)と弁ガイド体(9)とを雌型ボディ(2)の段差部(2c)と雄型ボディ(3)の一端部とで気密状に挾持するようにしたことを特徴とする逆止弁。
  2. 内部に直線状の流路(S)を有し、流路(S)の途中に段差部(2c)を形成した筒状の雌型ボディ(2)と、雌型ボディ(2)の一端部内に着脱自在に螺着され、内部に雌型ボディ(2)の流路(S)に連通する直線状の流路(S′)を有する筒状の雄型ボディ(3)と、雌型ボディ(2)の段差部(2c)と雄型ボディ(3)の雌型ボディ(2)内に螺着された一端部との間に反転可能に配設され、流体(F)の一方向への流れを許容して逆方向への流れを阻止する逆止弁ユニット(4)とから成るインライン型の逆止弁(1)であって、前記逆止弁ユニット(4)は、鍔部(12a)を備えた流体(F)の入口側となる筒状のパッキンリング(12)と、外周縁部(13a)がパッキンリング(12)の鍔部(12a)の下流側面に密接する環状の弁座体(13)と、弁座体(13)の外周縁部(13a)の下流側面に密接する鍔部(14a)を備えた流体(F)の出口側となる籠状の弁ガイド体(14)と、弁ガイド体(14)内に配設され、弁座体(13)に当離座して弁座体(13)の弁口(13b)を開閉する弁体(15)と、弁ガイド体(14)と弁体(15)との間に介設され、弁体(15)を弁座体(13)に当座すべく附勢する弾性体(16)と、パッキンリング(12)の鍔部(12a)と弁座体(13)の外周縁部(13a)と弁ガイド体(14)の鍔部(14a)とが密接状態で挿入される環状溝(17a)を形成した弾性を有する環状保持部材(17)とから成り、逆止弁ユニット(4)の環状保持部材(17)とパッキンリング(12)の鍔部(12a)と弁座体(13)の外周縁部(13a)と弁ガイド体(14)の鍔部(14a)とを雌型ボディ(2)の段差部(2c)と雄型ボディ(3)の一端部とで気密状に挾持するようにしたことを特徴とする逆止弁。
  3. 雌型ボディ(2)の段差部(2c)と逆止弁ユニット(4)の弁座体(8)との間若しくは雄型ボディ(3)の雌型ボディ(2)内に螺着された一端部端面と逆止弁ユニット(4)の弁座体(8)との間に、円板状の網状のストレーナ(5)及び環状のパッキン(6)を介設し、弁座体(8)の上流側端を環状のパッキン(6)に密着させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の逆止弁。
  4. 雌型ボディ(2)の段差部(2c)と逆止弁ユニット(4)の環状保持部材(17)との間若しくは雄型ボディ(3)の雌型ボディ(2)内に螺着された一端部端面と逆止弁ユニット(4)の環状保持部材(17)との間に、円板状の網状のストレーナ(5)及び環状のパッキン(6)を介設し、環状保持部材(17)の上流側面を環状のパッキン(6)に密着させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の逆止弁。
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