JP2007154959A5 - - Google Patents

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  1. スリーブと、前記スリーブの軸受穴に相対的に回転自在に挿入される軸と、前記軸の外周面または前記スリーブの内周面の少なくとも一方に形成された動圧発生溝とを有する動圧流体軸受装置の製造方法であって、
    前記スリーブは、
    金属からなる粉体の体積密度を85〜92%に圧縮成型する工程と、
    圧縮成型後、焼結を施す工程と、
    焼結後、再圧縮によって体積密度を92%以上にする工程と、
    再圧縮後、スリーブの多孔質表面の孔部に四三酸化鉄または樹脂または水ガラスのうち少なくとも一つの材料を充填することで、充填前に比較して表面多孔率を小さくする工程と、
    を含む工程により製造される、
    動圧流体軸受装置の製造方法。
  2. スリーブと、前記スリーブの軸受穴に相対的に回転自在に挿入される軸と、前記軸の外周面または前記スリーブの内周面の少なくとも一方に形成された動圧発生溝とを有する動圧流体軸受装置の製造方法であって、
    前記スリーブは、
    鉄系材料を95%以上含む粉体の体積密度を6.8〜7.2g/cm3に圧縮成型する
    工程と、
    圧縮成型後、焼結を施す工程と、
    焼結後、再圧縮によって体積密度を7.2g/cm3以上にする工程と、
    再圧縮後、スリーブの多孔質表面の孔部に四三酸化鉄または樹脂または水ガラスのうち少なくとも一つの材料を充填することで、充填前に比較して表面多孔率を小さくする工程と、
    を含む工程により製造される、
    動圧流体軸受装置の製造方法。
  3. スリーブと、前記スリーブの軸受穴に相対的に回転自在に挿入される軸と、前記軸の外周面または前記スリーブの内周面の少なくとも一方に形成された動圧発生溝とを有する動圧流体軸受装置の製造方法であって、
    前記スリーブは、
    鉄系材料を80%以上含む粉体の体積密度を85〜92%に圧縮成型する工程と、
    圧縮成型後、焼結を施す工程と、
    焼結後、再圧縮することで、表面多孔率を0.01以下にする工程と、
    を含む工程により製造される、
    動圧流体軸受装置の製造方法。
  4. スリーブと、前記スリーブの軸受穴に相対的に回転自在に挿入される軸と、前記軸の外周面または前記スリーブの内周面の少なくとも一方に形成された動圧発生溝とを有する動圧流体軸受装置の製造方法であって、
    前記スリーブは、
    鉄系材料を95%以上含む粉体の体積密度を6.8〜7.2g/cm3に圧縮成型する工程と、
    圧縮成型後、1000℃〜1300℃の焼結を施す工程と、
    焼結後、体積密度7.7〜7.84g/cm3に再圧縮することで、表面多孔率を0.01以下にする工程と、
    を含む工程により製造される、
    動圧流体軸受装置の製造方法。
  5. スリーブと、前記スリーブの軸受穴に相対的に回転自在に挿入される軸と、前記軸の外周面または前記スリーブの内周面の少なくとも一方に形成された動圧発生溝とを有する動圧流体軸受装置の製造方法であって、
    前記スリーブは、
    鉄系材料を95%以上含む粉体の体積密度を6.8〜7.2g/cm3に圧縮成型する工程と、
    圧縮成型後、700℃〜1000℃の焼結を施す工程と、
    焼結後、体積密度7.7〜7.84g/cm3に再圧縮する工程と、
    再圧縮後、1000℃〜1300℃の焼結を施し、表面多孔率を0.01以下にする工程と、
    を含む工程により製造される、
    動圧流体軸受装置の製造方法。
  6. スリーブと、前記スリーブの軸受穴に相対的に回転自在に挿入される軸と、前記軸の外周面または前記スリーブの内周面の少なくとも一方に形成された動圧発生溝とを有する動圧流体軸受装置の製造方法であって、
    前記スリーブは、
    鉄系材料を80%以上含む粉体の体積密度を85〜92%に圧縮成型する工程と、
    圧縮成型後、1000℃〜1300℃の焼結を施す工程と、
    焼結後、体積密度98〜99.9%に再圧縮することで、表面多孔率を0.01以下にする工程と、
    を含む工程により製造される、
    動圧流体軸受装置の製造方法。
  7. スリーブと、前記スリーブの軸受穴に相対的に回転自在に挿入される軸と、前記軸の外周面または前記スリーブの内周面の少なくとも一方に形成された動圧発生溝とを有する動圧流体軸受装置の製造方法であって、
    前記スリーブは、
    鉄系材料を80%以上含む粉体の体積密度を85〜92%に圧縮成型する工程と、
    圧縮成型後、700℃〜1000℃の焼結を施す工程と、
    焼結後、体積密度95〜99.9%に再圧縮する工程と、
    再圧縮後、1000℃〜1300℃の焼結を施し、表面多孔率を0.01以下にする工程と、
    を含む工程により製造される、
    動圧流体軸受装置の製造方法。
  8. 前記スリーブには、400℃〜700℃の水蒸気処理にて多孔質表面に四三酸化鉄(Fe34)皮膜が厚さ2マイクロメータ以上施されている、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の動圧流体軸受装置の製造方法。
  9. 前記スリーブには、再圧縮を行う前に、400℃〜700℃の水蒸気処理にて多孔質表面に四三酸化鉄(Fe34)皮膜が厚さ2マイクロメータ以上施されている、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の動圧流体軸受装置の製造方法。
  10. 前記スリーブには、ニッケルを含む成分からなる無電解メッキ皮膜またはDLC皮膜が表面に厚さ1マイクロメータ以上施されている、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の動圧流体軸受装置の製造方法。
  11. 前記スリーブには、400℃〜700℃の水蒸気処理にて多孔質表面に四三酸化鉄(Fe34)皮膜が厚さ2〜10マイクロメータ施された後、ニッケルを含む成分からなる無電解メッキ皮膜またはDLC皮膜が表面に厚さ1マイクロメータ以上施されている、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の動圧流体軸受装置の製造方法。
  12. 前記スリーブは、内部に残留する多孔質内部に樹脂または水ガラスが含浸されており、ニッケルを含む成分からなる無電解メッキ皮膜またはDLC皮膜が表面に厚さ1マイクロメータ以上施されている、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の動圧流体軸受装置の製造方法。
  13. 前記スリーブは、スラスト軸受板を固定するスリーブカラーを外周面に一体的に有しており、
    前記スリーブと前記スリーブカラーとは、共に圧粉成型された金属焼結体であり、それぞれが一体に組み立てられた後に、ニッケルを含む成分からなる無電解メッキまたはDLC膜が表面に厚さ1マイクロメータ以上施されている、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の動圧流体軸受装置の製造方法。
  14. スリーブと、前記スリーブの軸受穴に相対的に回転自在に挿入される軸と、前記軸の外周面または前記スリーブの内周面の少なくとも一方に形成された動圧発生溝とを有する動圧流体軸受装置であって、
    前記スリーブは、鉄系材料を95%以上含む粉体を圧縮成型した焼結金属からなり、多孔質表面には四三酸化鉄(Fe34)皮膜が厚さ2マイクロメータ以上施され、表面多孔率が0.01以下である、
    動圧流体軸受装置。
  15. スリーブと、前記スリーブの軸受穴に相対的に回転自在に挿入される軸と、前記軸の外周面または前記スリーブの内周面の少なくとも一方に形成された動圧発生溝とを有する動圧流体軸受装置であって、
    前記スリーブは、鉄系材料を80%以上含む粉体を圧縮成型した焼結金属からなり、多孔質表面には四三酸化鉄(Fe34)皮膜が厚さ2マイクロメータ以上施され、表面多孔率が0.01以下である、
    動圧流体軸受装置。
  16. 前記スリーブには、ニッケルを含む成分からなる無電解メッキ皮膜またはDLC皮膜が表面に厚さ1マイクロメータ以上施されている、
    請求項14または15に記載の動圧流体軸受装置。
  17. 前記スリーブは、内部に残留する多孔質内部に樹脂または水ガラスが含浸されており、ニッケルを含む成分からなる無電解メッキ皮膜またはDLC皮膜が表面に厚さ1マイクロメータ以上施されている、
    請求項14または15に記載の動圧流体軸受装置。
  18. 前記スリーブは、スラスト軸受板を固定するスリーブカラーを外周面に一体的に有しており、
    前記スリーブと前記スリーブカラーとは、共に圧粉成型された金属焼結体であり、それぞれが一体に組み立てられた後に、ニッケルを含む成分からなる無電解メッキまたはDLC膜が表面に厚さ1マイクロメータ以上施されている、
    請求項14または15に記載の動圧流体軸受装置。
  19. 前記スリーブは、スラスト軸受板を固定するスリーブカバーの内周面に挿入固定されている、
    請求項14または15に記載の動圧流体軸受装置。
  20. スリーブと、前記スリーブの軸受穴に相対的に回転自在に挿入される軸と、
    前記軸の外周面または前記スリーブの内周面の少なくとも一方に形成された動圧発生溝と、を有する動圧流体軸受装置の製造方法であって、
    前記スリーブは、金属を含む粉体を圧縮成型する工程と、
    圧縮成型後、焼結を施す工程と、
    焼結後、再圧縮によって体積密度を前記圧縮成型時よりも高める工程と、
    再圧縮後、前記スリーブの多孔質表面の孔部に四三酸化鉄または樹脂または水ガラスのうち少なくとも1つの材料を充填することで、充填前に比較して表面多孔率を小さくする工程と、
    を含む動圧流体軸受装置の製造方法。
  21. スリーブと前記スリーブの軸受穴に相対的に回転自在に挿入される軸と、
    前記軸の外周面または前記スリーブの内周面の少なくとも一方に形成された動圧発生溝と、を有する動圧流体軸受装置の製造方法であって、
    前記スリーブは、金属を含む粉体を圧縮成型する工程と、
    圧縮成型後、焼結を施す工程と、
    焼結後、再圧縮によって表面多孔率を前記圧縮成型時よりも小さくする工程と、
    再圧縮後、前記スリーブの多孔質表面の孔部に四三酸化鉄または樹脂または水ガラスのうち少なくとも1つの材料を充填することで、充填前に比較して表面多孔率を小さくする工程と、
    を含む動圧流体軸受装置の製造方法。
  22. 請求項20または請求項21に記載の製造方法により製造された流体軸受装置。
  23. 請求項22に記載の流体軸受装置を備えたモータ。
  24. 請求項23に記載のモータを備えた記録装置。
  25. 動圧流体軸受装置に搭載され、前記動圧流体装置の軸が挿入される軸受を有するスリーブの製造方法であって、
    金属を含む粉体を圧縮成型する工程と、
    圧縮成型後、焼結を施す工程と、
    焼結後、再圧縮する工程と、
    前記再圧縮の後、多孔質表面の孔部に所定物質を充填して封じる封孔工程と、
    を備えるスリーブの製造方法。
  26. 前記再圧縮によって体積密度を前記圧縮成型時よりも高める、
    請求項25に記載のスリーブの製造方法。
  27. 前記再圧縮によって表面多孔率を前記圧縮成型時よりも小さくする
    請求項25または26に記載のスリーブの製造方法。
  28. 前記所定物質は、四三酸化鉄または樹脂または水ガラスのうち少なくとも1つである、
    請求項25から27のいずれか1項に記載のスリーブの製造方法。
  29. 請求項25から28のいずれか1項に記載の製造方法により製造されたスリーブ。
  30. 請求項29に記載のスリーブを備える動圧流体軸受装置。
  31. 請求項30に記載の動圧流体軸受装置を備えるモータ。
  32. 請求項31に記載のモータを備える記録装置。


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