JP2007154774A - 送風機 - Google Patents

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Takashi Kanai
孝 金井
Hiroki Matsushita
裕樹 松下
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【課題】 本発明は羽根車収納室外へ漏れる空気でモータのコイル部の冷却を図り、常時高速回転が可能で、小型でも大風量で高圧の送風ができ、経済的で長寿命である送風機を得るにある。
【解決手段】 上部に空気導入口が形成され、周壁に排出口が形成された羽根車収納室を有するケース体と、このケース体の羽車収納室内に回転可能に取付けられた前記空気導入口より空気を吸引し、前記排出口より排出することができる羽根車と、前記ケース体に取付けられ、回転部材に前記羽根車が固定された流体動圧軸受を用いたモータとからなる送風機において、前記羽根車の下部より羽根車収納室外へ漏れる空気を、前記モータのコイル部へ導けるように空気導入通路を設けて送風機を構成している。
【選択図】 図3

Description

本発明はシロッコファンやターボブロワーと称される送風機に関する。
従来の送風機はボールベアリング、オイレスメタルやベアリング、含油軸受を介して羽根車の軸を回転可能に支持している。
このような軸受を使用した送風機は、高速回転させることができないため、必要な風量を得るためには、ある程度大きな羽根車が必要となるため、小型化が困難であるとともに、寿命が短いという欠点があった。
また、鉄心を有するモータに羽根車を取付けたタイプの送風機は、うず電流損や、鉄心のヒステリシス損失が高速になればなる程大きくなるという欠点があった。
特になし
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、羽根車収納室外へ漏れる空気でモータのコイル部の冷却を図り、常時高速回転が可能で、小型でも大風量で高圧の送風ができ、経済的で長寿命である送風機を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は上部に空気導入口が形成され、周壁に排出口が形成された羽根車収納室を有するケース体と、このケース体の羽車収納室内に回転可能に取付けられた前記空気導入口より空気を吸引し、前記排出口より排出することができる羽根車と、前記ケース体に取付けられ、回転部材に前記羽根車が固定された流体動圧軸受を用いたモータとからなる送風機において、前記羽根車の下部より羽根車収納室外へ漏れる空気を、前記モータのコイル部へ導けるように空気導入通路を設けて送風機を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)上部に空気導入口が形成され、周壁に排出口が形成された羽根車収納室を有するケース体と、このケース体の羽車収納室内に回転可能に取付けられた前記空気導入口より空気を吸引し、前記排出口より排出することができる羽根車と、前記ケース体に取付けられ、回転部材に前記羽根車が固定された流体動圧軸受を用いたモータとからなる送風機において、前記羽根車の下部より羽根車収納室外へ漏れる空気を、前記モータのコイル部へ導けるように空気導入通路を設けたので、空気導入通路から導かれる羽根車収納室より漏れる空気でモータのコイル部を冷却することができる。
したがって、コイル部の温度上昇を阻止して、コイルに流す電流に制約を受けるのを防止することができる。
(2)前記(1)によって、羽根車の下部より羽根車収納室外へ漏れる空気を利用して、モータのコイル部の冷却を行なうので、エネルギーのロスを防止して、経済的に使用することができる。
(3)前記(1)によって、羽根車の下部より羽根車収納室外へ空気が漏れるため、羽根車の上下面の圧力差を均等にさせることができる。
したがって、従来のようにボールベアリングやオイルレスメタル、含油軸受等の接触軸受を介することなく、非接触の流体動圧軸受により羽根車を回転可能に支持するため、高速回転が可能で、小型でも大風量で高圧の送風ができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図8に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は本発明の送風機で、この送風機1は上部に空気導入口2が形成され、周壁に排出口3が形成された羽根車収納室4を有するケース体5と、このケース体5の上部を覆うように複数本のビス6で固定された空気吸引口7が形成されたカバー体8と、前記ケース体5の羽根車収納室4内に回転可能に取付けられた前記空気導入口2より空気を吸引し、前記排出口3より排出することができる羽根車9と、この羽根車9を回転できるように前記ケース体5に取付けられた流体動圧軸受を用いたモータ10と、前記羽根車9の下部より前記羽根車収納室4外へ漏れる空気を、前記モータ10のコイル部へ導けるように設けた空気導入通路11とで構成されている。
前記ケース体5はベース板12と、このベース板12に複数本のビス13で固定された、前記モータ10の外周部および前記羽根車9の下部を覆い、前記羽根車収納室4の下部を構成する下部ケース14と、この下部ケース14の上部に複数本のビス15で固定される中央部に空気導入口2が形成され、前記羽根車9の上部を覆い、前記羽根車収納室4の上部を構成する上部を覆うように前記カバー体8が取付けられる上部ケース16とで構成されている。
前記モータ10は図3に示すように、前記ケース体5のベース板12の上面に複数本のビス17で固定されたモータ駆動回路(図示せず)が設けられた基板18と、この基板18を取付ける複数本のビス17で前記ベース板12に固定されるベースプレート19と、このベースプレート19に下端部が固定され、上部が前記基板18上へ突出するシャフト20と、このシャフト20の外周部に流体動圧軸受となる微小隙間21を介して配置されたスリーブ22と、このスリーブ22の外周部に位置するように、前記基板18に取付けられたコイル23と、前記スリーブ22の上部に固定された、前記シャフト20の上部を覆うとともに、中央上部が前記羽根車9を取付ける軸部24となるハブ25と、このハブ25に取付けられた前記スリーブ22と前記コイル23との間に位置するバックヨーク26と、前記ハブ25の外周部に取付けられた内壁面にロータマグネット27が取付けられたヨーク28と、前記シャフト20の上部位置のハブ25に形成された凹部29に固定されたアウタマグネット30と、このアウタマグネット30内に位置するように前記シャフト20に固定されたインナマグネット31とで構成されている。
前記羽根車9は図5ないし図7に示すように、前記モータ10の回転部材としてのハブ25の軸部24に嵌合固定されるボス32と、このボス32と一体形成された順次外側下方へ傾斜する羽根支持板33と、この羽根支持板33に一体形成された高さ寸法が、順次小さくなるように弧状に形成された多数個の羽根板34と、この多数個の羽根板34の上部を覆うように一体形成された上部カバー板35と、前記羽根支持板33に下方へ突出するように一体形成された、前記モータ10のヨーク28の外周部と前記ケース体5の下部ケース14のモータ挿入孔36を形成する縁部材37との間に挿入されるモータ挿入筒38とで構成されている。
前記空気導入通路11は前記羽根車9の羽根支持板33と下部ケース14の羽根車収納室4の下部との間より漏れる空気を、前記モータ10のコイル23部へ導けるように前記羽根車9のモータ挿入筒38の上部および、前記モータ10のヨーク28、ロータマグネット27の上部に形成した多数個の透孔39、40、41で構成されている。
上記構成の送風機1は、モータ10を駆動させると羽根車9が高速回転し、カバー体8の空気吸引口7およびケース体5の空気導入口2より空気を羽根車収納室4内へ導き、圧力を高めて排出口3より小型でも大風量で高圧の送風で排出する。
この時、羽根車収納室4の上下部と羽根車9の上部カバー板35と羽根支持板33との間より空気が漏れるが、これら上下部より漏れる空気の圧力差は均等になるように羽根車9が上下方向に移動して、上下ケース16、14の内壁面と羽根車9が接触する等の不具合を防止するとともに、図8に示すように羽根支持板33と羽根車収納室4の下部との間より漏れる空気は空気導入通路11よりコイル23部へ導かれ、下部ケース14とベース板12との空間部42へ導かれ、外部へ排出される。
なお、空間部42より外部への空気の排出は下部ケース14とベース板12の取付部に生ずる隙間より排出させてもよく、あるいは必要に応じて空気の漏れ量が必要以上に大きくならないような微小な孔をベース板12や下部ケース14のいずれか一方あるいはこれらの取付部に形成してもよい。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図9ないし図16に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図9ないし図13に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、カバー板を用いることなく空気導入口2より効率よく空気を吸引できるように1個毎、中央部側に位置しないように短く形成された多数個の羽根板34、34Aを用いた羽根車9Aを用いた点で、このような羽根車9Aを用いて構成した送風機1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図14ないし図16に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、スリーブ22Aをベース板12に複数本のビス13で固定するとともに、このスリーブ22Aに流体動圧軸受となる微小隙間21を介して回転可能に取付けられ、上部に羽根車9のボス32と嵌合固定されるシャフト20Aを使用したモータ10Aを用いた点で、このようなモータ10Aを用いて構成した送風機1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明は送風機を製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の正面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。 図2の3−3線に沿う断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のモータの断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の羽根車の平面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の羽根車の正面図。 図5の7−7線に沿う断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のコイル部の冷却状態の説明図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 図9の10−10線に沿う断面図。 本発明を実施するための第2の形態の羽根車の平面図。 本発明を実施するための第2の形態の羽根車の正面図。 図11の13−13線に沿う断面図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 図14の15−15線に沿う断面図。 本発明を実施するための第3の形態のモータの断面図。
符号の説明
1、1A、1B:送風機、 2:空気導入口、
3:排出口、 4:羽根車収納室、
5:ケース体、 6:ビス、
7:空気吸引口、 8:カバー体、
9、9A:羽根車、 10、10A:モータ、
11:空気導入通路、 12:ベース板、
13:ビス、 14:下部ケース、
15:ビス、 16:上部ケース、
17:ビス、 18:基板、
19:ベースプレート、 20、20A:シャフト、
21:微小隙間、 22、22A:スリーブ、
23:コイル、 24:軸部、
25:ハブ、 26:バックヨーク、
27:ロータマグネット、 28:ヨーク、
29:凹部、 30:アウタマグネット、
31:インナマグネット、 32:ボス、
33:羽根支持板、 34、34A:羽根板、
35:上部カバー板、 36:モータ挿入孔、
37:縁部材、 38:モータ挿入筒、
39、40、41:透孔、 42:空間部。

Claims (2)

  1. 上部に空気導入口が形成され、周壁に排出口が形成された羽根車収納室を有するケース体と、このケース体の羽車収納室内に回転可能に取付けられた前記空気導入口より空気を吸引し、前記排出口より排出することができる羽根車と、前記ケース体に取付けられ、回転部材に前記羽根車が固定された流体動圧軸受を用いたモータとからなる送風機において、前記羽根車の下部より羽根車収納室外へ漏れる空気を、前記モータのコイル部へ導けるように空気導入通路を設けたことを特徴とする送風機。
  2. 上部に空気導入口が形成され、周壁に排出口が形成された羽根車収納室を有するケース体と、このケース体の羽車収納室内に回転可能に取付けられた前記空気導入口より空気を吸引し、前記排出口より排出することができる下部中央部にモータ挿入筒が形成された羽根車と、この羽根車のモータ挿入軸内へ挿入されて回転部材に固定される、前記ケース体に取付けられた流体動圧軸受を用いたモータとからなる送風機において、前記羽根車の下部より羽根車収納室外へ漏れる空気を、前記モータのコイル部へ導けるように前記羽根車のモータ挿入筒およびモータのコイル部より外周部に位置する部材に空気導入通路を設けたことを特徴とする送風機。
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