JP2007153730A - 廃瓦再生骨材を用いたコンクリート材及びコンクリート製品 - Google Patents
廃瓦再生骨材を用いたコンクリート材及びコンクリート製品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007153730A JP2007153730A JP2006299757A JP2006299757A JP2007153730A JP 2007153730 A JP2007153730 A JP 2007153730A JP 2006299757 A JP2006299757 A JP 2006299757A JP 2006299757 A JP2006299757 A JP 2006299757A JP 2007153730 A JP2007153730 A JP 2007153730A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- aggregate
- waste
- recycled
- tile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
合条件を特定することにより品質を確保し、かつ、経済性を改善する。
【解決手段】コンクリートの骨材組成の全量を廃瓦再生骨材とし、かつ、鉱物由来の微粉
体からなる混和材を配合したコンクリート材を、凝結させ所定形状に賦型化してセメント
硬化体を造形したコンクリート製品を生産する。さらに、該セメント硬化体の造形表面の少なくとも一部に研磨、洗い出し、刻設その他の表面加工を施して化粧面を形成したコンクリート製品を生産することも可能である。
【選択図】 図1
Description
む配合条件を特定することにより品質を確保し、かつ、経済性を改善した廃瓦再生骨材を
用いたコンクリート材及びコンクリート製品に関する。
材と混練することにより固化したコンクリート製品の提案が知られている。(例えば、特
許文献1、2を参照。)
)を得ているが、長期強度(材齢28日)は20N/mm2 に達していない。また、廃瓦を3〜5
mm程度(細骨材相当)に粒度調整することを推奨していることから、実施例製品はモルタ
ル製品であると推認される。なお、補強材には骨材として一般的な砂利を使用してもよい
との記載があることから、この発明には、コンクリート原料の骨材組成の全量を廃瓦再生
骨材とするというアイデアは認められない。当然のことながら、この場合に不可欠な混和
材の選択や配合条件について注目すべき点はなく、本願発明構成に影響を及ぼすものでは
ない。
特徴構成としている点で、技術動向としては先の特許文献1の発明内容から推移したもの
と解されるが、本願発明に関する目的効果との隔たりは拡大している。すなわち、廃瓦の
利用先を細骨材に特化した目的効果やコンクリート材の配合条件からして本願発明とは効
果において異質なものとなっている。
製品の提案が知られている。(例えば、特許文献3を参照。)
特徴構成としている点で、技術動向としては先の特許文献2の発明内容から推移したもの
と解される。ここでは、廃瓦の微粉体がフライアッシュに比肩できるポゾラン活性を呈す
るという点に着目して混和材としての適用を見出している。しかしながら、廃瓦の利用先
を混和材に特化しており、本願発明構成との隔たりはより拡大している。すなわち、廃瓦
は骨材として使用されないので、本願発明とは効果において異質なものである。また、配
合条件において、混和材(廃瓦)のセメントに対する置換率は1/20程度であり、廃瓦の
再生利用(有効利用)である点は認められるとしても、使用量(消費量)は期待できるほ
どではないと言える。
きくすることで、リサイクル率のアップを図る。
リート製品において、硬化前の性状(例えば、ワーカビリティ。)や硬化後の物性(例え
ば、圧縮強度。)に関する品質確保又は品質改善を実現する。あわせて、低コストのコン
クリート材及びコンクリート製品を提供する。
びコンクリート製品を提供する。
べてに破砕または粉砕した廃瓦を使用することを特徴とするものである。
である。
寸法が30mm程度でよいことを特徴とするものである。
級したもの(以下、分級あり。)、または30mm程度に破砕した廃瓦を分級しないもの(以
下、分級なし。)と、分級の有無が選択可能であることを特徴とするものである。
凝結させ所定形状に賦型化してコンクリート硬化体を造形することを特徴とするものであ
る。
なくとも一部に研磨、洗い出し、刻設その他の表面加工を施した化粧面を形成してなるこ
とを特徴とするものである。
率は65〜70(重量%)と、リサイクル率のアップを図ることができる。
、ワーカビリティ。)や硬化後の物性(例えば、圧縮強度30N/mm2。)に関する品質確保
又は品質改善を実現することができる。
化が可能となることで、低コストのコンクリート材及びコンクリート製品を提供すること
ができる。
テリアルリサイクルを実現することができる。
刻設その他の表面加工を施した化粧面を形成することで、景観性を向上させるとともに、
瓦の「風合い」を演出することができる。
破砕または粉砕後、粗骨材と細骨材に分級して、所定の細骨材率(s/a)で配合したも
のである。再生骨材は、廃瓦を破砕または粉砕後、30mm程度の篩を通過する廃瓦粒を分級
することなく配合する場合がある。
に賦型化してセメント硬化体を造形し、該セメント硬化体の造形表面の少なくとも一部に
研磨、洗い出し、刻設その他の表面加工を施した化粧面を形成している。
、分級の有無を選択可能であるが、配合条件をやや異にするので、以下にそれぞれの場合
について説明する。
し、さらに粗骨材と細骨材に分級して、所定の細骨材率(s/a)で配合している。
廃瓦粒を、分級することなく使用する。その粗粒率は一般的に4.50〜5.20程度である。
粉その他の微粉体であって、結合材全量に対する混入率を30重量%程度としている。
圧縮強度36N/mm2 、材齢28日で圧縮強度47N/mm2を確保している。ここで、単位体積質量が2.13t/m3 と軽量であることに着目されたい。
Claims (7)
- 破砕または粉砕した廃瓦をコンクリートの骨材として使用し、水および結合材と混練す
ることにより凝結させるようにしたコンクリート材において、
骨材組成の全量を廃瓦再生骨材とすることを特徴とする廃瓦再生骨材を用いたコンクリー
ト材。 - 破砕または粉砕した廃瓦をコンクリートの骨材として使用し、水および結合材と混練す
ることにより凝結させるようにしたコンクリート材において、
鉱物由来の微粉体からなる混和材を配合したことを特徴とする廃瓦再生骨材を用いたコン
クリート材。 - 破砕または粉砕した廃瓦をコンクリートの骨材として使用し、水および結合材と混練す
ることにより凝結させるようにしたコンクリート材において、
骨材組成の全量を廃瓦再生骨材とし、かつ、鉱物由来の微粉体からなる混和材を配合して
なり、初期圧縮強度30N/mm2 以上のセメント硬化体を得るようにしたことを特徴とする廃
瓦再生骨材を用いたコンクリート材。 - 再生骨材が、廃瓦を破砕または粉砕後、粗骨材と細骨材に分級して、所定の細骨材率(
s/a)で配合したものである請求項1乃至3のいずれか1項記載の廃瓦再生骨材を用い
たコンクリート材。 - 再生骨材が、廃瓦を破砕または粉砕後、30mm程度の篩を通過する廃瓦粒を分級すること
なく配合するものである請求項1乃至3のいずれか1項記載の廃瓦再生骨材を用いたコン
クリート材。 - 廃瓦再生骨材を用いたコンクリート製品において、
請求項1乃至3のいずれか1項記載のコンクリート材を凝結させ所定形状に賦型化してセ
メント硬化体を造形することを特徴とする廃瓦再生骨材を用いたコンクリート製品。 - 廃瓦再生骨材を用いたコンクリート製品において、
請求項1乃至3のいずれか1項記載のコンクリート材を凝結させ所定形状に賦型化してセ
メント硬化体を造形するとともに、該セメント硬化体の造形表面の少なくとも一部に研磨
、洗い出し、刻設その他の表面加工を施した化粧面を形成してなることを特徴とする廃瓦
再生骨材を用いたコンクリート製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006299757A JP5192140B2 (ja) | 2005-11-08 | 2006-11-06 | 廃瓦再生骨材を用いたコンクリート材及びコンクリート製品 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005323014 | 2005-11-08 | ||
JP2005323014 | 2005-11-08 | ||
JP2006299757A JP5192140B2 (ja) | 2005-11-08 | 2006-11-06 | 廃瓦再生骨材を用いたコンクリート材及びコンクリート製品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007153730A true JP2007153730A (ja) | 2007-06-21 |
JP5192140B2 JP5192140B2 (ja) | 2013-05-08 |
Family
ID=38238539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006299757A Expired - Fee Related JP5192140B2 (ja) | 2005-11-08 | 2006-11-06 | 廃瓦再生骨材を用いたコンクリート材及びコンクリート製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5192140B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020075825A (ja) * | 2018-11-05 | 2020-05-21 | 太平洋セメント株式会社 | ポーラス・スプリットン・ブロック |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102416477B1 (ko) * | 2021-06-30 | 2022-07-05 | 주안레미콘 주식회사 | 석재 골재 폐수처리 오니를 이용하는 유동성 채움재 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002020155A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-23 | Maruhachi:Kk | コンクリート廃材・ガラス入り生コン及び瓦・陶磁器入り生コン |
-
2006
- 2006-11-06 JP JP2006299757A patent/JP5192140B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002020155A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-23 | Maruhachi:Kk | コンクリート廃材・ガラス入り生コン及び瓦・陶磁器入り生コン |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020075825A (ja) * | 2018-11-05 | 2020-05-21 | 太平洋セメント株式会社 | ポーラス・スプリットン・ブロック |
JP7242254B2 (ja) | 2018-11-05 | 2023-03-20 | 太平洋セメント株式会社 | 積みブロックの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5192140B2 (ja) | 2013-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Kumar et al. | Strength and microstructure correlation of binary cement blends in presence of waste marble powder | |
Demirel et al. | Waste marble powder/dust | |
Vanjare et al. | Experimental investigation on self compacting concrete using glass powder | |
Sudarvizhi et al. | Performance of Copper slag and ferrous slag as partial replacement of sand in Concrete | |
CN101560073A (zh) | 一种废弃混凝土回收再利用的方法 | |
CN103936369A (zh) | C30级单粒级再生自密实混凝土及其制备方法 | |
CN103936368A (zh) | C40级单粒级再生自密实混凝土及其制备方法 | |
Chouhan et al. | Utilization of granite slurry waste in concrete: a review | |
KR100842769B1 (ko) | 건축자재용 혼합골재 제조방법 | |
Oza et al. | Marble dust as a binding material in concrete: A review | |
Ranjetha et al. | Towards sustainable construction through the application of low carbon footprint products | |
JP2004323294A (ja) | コンクリート | |
JP3555987B2 (ja) | リサイクル可能なコンクリート、モルタルおよびそのリサイクル方法 | |
JP2003055025A (ja) | 水和硬化体 | |
JP5192140B2 (ja) | 廃瓦再生骨材を用いたコンクリート材及びコンクリート製品 | |
KR100879247B1 (ko) | 폐콘크리트를 이용한 고기능성 건축자재의 제조방법 | |
JPH1059756A (ja) | リサイクル骨材を用いた透保水率制御材料並びにその製造方法 | |
KR20140067221A (ko) | 리젝트애시 및 보강섬유를 이용한 콘크리트 제조 방법 | |
JP3665770B2 (ja) | セメント硬化体用強度向上材及びこれを配合してなるセメント硬化体 | |
JP2009180022A (ja) | ブロック塀用軽量ブロック | |
JP2883881B2 (ja) | 人工軽量骨材およびその製造方法 | |
KR100371446B1 (ko) | 폐전주를 재활용한 재생근가 | |
JPH0826794A (ja) | セメントの製造方法 | |
TWI307335B (en) | A method of recycling the fly ash in foundry industry | |
JPH0834654A (ja) | コンクリートの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091023 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110628 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120529 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130131 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5192140 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |