JP2007153108A - 車両用バンパ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バンパリィンホースメント10は、衝突面側及び衝突面の反対側にそれぞれ配置される板厚一定の第1縦壁部11及び第2縦壁部12と、第1及び第2縦壁部の上端部を接続する第1横壁部13と、第1及び第2縦壁部の下端部を接続する第2横壁部14とを一体的に有して断面一定の中空構造をなす。第1縦壁部の外側面11aには、車両幅方向全長に亘って伸びる断面一定の突設部17が一体形成される。
【選択図】図2
Description
図6(a)は、従来のバンパリィンホースメントの一例を示す断面図であり、図6(b)(c)は、上述したポール衝突時における当該バンパリィンホースメントの曲げ変形を模式的に示す断面図及び斜視図である。同図に示されるように、このバンパリィンホースメント90は、車体の衝突面側及び該衝突面の反対側にそれぞれ配置される第1縦壁部91及び第2縦壁部92と、これら第1及び第2縦壁部91,92の上端部を接続する第1横壁部93と、第1及び第2縦壁部91,92の下端部を接続する第2横壁部94と、第1及び第2縦壁部91,92の中間部を接続する中間壁部95とを一体的に有して略日の字となる断面一定の中空構造をなす。そして、車体の移動時において、このバンパリィンホースメント90にポールP(図6(c)参照)が衝突すると、図6(b)に示したように衝突面を形成する第1縦壁部91に局部的な面座屈が生じて、バンパリィンホースメント90に断面座屈(断面崩れ)が生じる。そして、図6(c)に示したように、バンパリィンホースメント90は、衝突部を中心に水平方向に折れ曲がり、いわゆるかもめ折れが生じる。
同構成によれば、ポール衝突時において、前記第1又は第2縦壁部の変形(伸張又は圧縮)が最も著しい外側面に前記突設部が形成されることで、効率的に曲げ強度が向上される。
同構成によれば、ポール衝突時において、衝突荷重を直に受ける前記第1縦壁部の外側面に前記突設部が形成されることで、効率的に曲げ強度が向上される。
同構成によれば、上下方向に等間隔で配置される複数の突設部にて、部分的に偏ることなく全体として均等に曲げ強度が向上される。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用バンパ装置において、軽金属合金の押出成形材からなることを要旨とする。
図1は、本実施形態のバンパリィンホースメント10を示す斜視図であり、図2はその断面図である。このバンパリィンホースメント10は、自動車などの車両本体(車体)の後端に取り付けられるリヤバンパを構成するもので、車体の骨格をなす一対のサイドメンバ後部にバンパステイなどの連結用部材を介して連結・固定される。なお、サイドメンバは、車両幅方向両側で対をなすとともに、車両前後方向に延在しており、このサイドメンバに固定されるバンパリィンホースメント10は車両幅方向に延在している。このバンパリィンホースメント10は、車体の後方からの衝突に際し、圧潰することでその衝突エネルギーを吸収する。
(1)本実施形態では、板厚一定の第1縦壁部11に、車両幅方向全長に亘って伸びる断面一定の複数の突設部17を一体形成したことで、ポール衝突時において、その面剛性の増大の分だけ、第1縦壁部11の面座屈を抑制し、断面座屈(断面崩れ)を抑制して曲げ強度を向上することができる。例えば、車両後退時に、電柱と衝突したり、あるいは駐車時の停止位置を規定するポールにぶつけたり、あるいはそれ以外の局部的な衝突が起きたときのバンパリィンホースメント10の曲げ強度を向上することができる。そして、衝突部を中心とする折れ曲がり(かもめ折れ)を抑制することができる。また、前記突設部17は、第1縦壁部11に一体形成されるため、部品点数及び工数の増大を抑制することができる。
(5)本実施形態では、突設部17は、前記中間壁部15,16とは異なる上下方向の位置、即ち面剛性が低減される位置に配置されるため、好適に曲げ強度を向上することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、突設部17は、押出成形材を切削加工することで成形してもよい。具体的には、第1縦壁部11の板厚に突設部17分の板厚分を加味した押出成形材を成形し、第1縦壁部11の板厚に一致するように車両幅方向全長に亘って伸びる溝を形成してその外側面11aを形成するようにしてもよい。
・前記実施形態において、前記突設部17は、十分な曲げ強度が確保されるのであれば1本のみであってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
・請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用バンパ装置において、
前記突設部は、矩形(台形)、半円形及び扁平円形のいずれか1つの断面形状を呈していることを特徴とする車両用バンパ装置。
Claims (6)
- 衝突面側及び該衝突面の反対側にそれぞれ配置される板厚一定の第1縦壁部及び第2縦壁部と、該第1及び第2縦壁部の上端部を接続する第1横壁部と、該第1及び第2縦壁部の下端部を接続する第2横壁部とを一体的に有して断面一定の中空構造をなす車両用バンパ装置において、
前記第1及び第2縦壁部の少なくとも一方に、車両幅方向全長に亘って伸びる断面一定の突設部を一体形成したことを特徴とする車両用バンパ装置。 - 請求項1に記載の車両用バンパ装置において、
前記突設部は、前記第1又は第2縦壁部の外側面に形成されていることを特徴とする車両用バンパ装置。 - 請求項2に記載の車両用バンパ装置において、
前記突設部は、前記第1縦壁部の外側面に形成されていることを特徴とする車両用バンパ装置。 - 請求項2又は3に記載の車両用バンパ装置において、
前記突設部は、上下方向に等間隔で配置されるように複数形成されていることを特徴とする車両用バンパ装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用バンパ装置において、
前記第1及び第2縦壁部の中間部を接続する中間壁部が一体形成され、
前記突設部は、少なくとも前記中間壁部とは異なる上下方向の位置に配置されていることを特徴とする車両用バンパ装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用バンパ装置において、
軽金属合金の押出成形材からなることを特徴とする車両用バンパ装置。
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