JP2007152493A - 研磨パッドのドレッサー及びその製造方法 - Google Patents

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浩志 長坂
Toshiyuki Ogawa
俊之 小川
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憲一 杉山
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Abstract

【課題】製造が簡単で、半導体ウエハー等の被研磨物の表面にスクラッチ傷を付けることがなく、短時間で効果的にドレッシングができる研磨パッドのドレッサー及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】基材41の表面の多数の凹部46を形成し、凹部46に核となるダイヤモンド粒子47を配置し、基材41の表面に、化学気相成長法(CVD法)によりダイヤモンド粒子を析出させることで、核となるダイヤモンド粒子47を結晶成長させて大きい粒子径のダイヤモンド粒子43にすると同時に、該大きい粒子径のダイヤモンド粒子43の間に、大きい粒子径のダイヤモンド粒子43よりも小さい粒子径のダイヤモンド粒子44を析出させて、基材41の表面が粒子径の異なる多数のダイヤモンド粒子43,44で覆われたドレッサーを製造する。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体ウエハー等の被研磨物の表面研磨に用いられるポリッシング装置の研磨テーブルの上面に貼り付けられる研磨パッドをドレッシングする研磨パッドのドレッサー及びその製造方法に関する。
図1に、半導体ウエハー等の被研磨物の表面研磨に用いられるポリッシング装置の構成例を示す。同図に示すポリッシング装置1は、上面に研磨パッド11を貼付した研磨テーブル10と、被研磨物21を保持するトップリング20を具備している。このポリッシング装置1は、砥液供給ノズル12から研磨パッド11の上面に砥液(スラリー)を供給しつつ、回転する研磨パッド11の上面に回転するトップリング20の下面に保持された被研磨物21の表面を当接させ、研磨パッド11と被研磨物21の相対運動により被研磨物21の表面を研磨するようになっている。
上記構成のポリッシング装置1において、研磨が継続すると、研磨パッド11に砥液の砥粒や被研磨物21の研磨屑等が付着したり突き刺さったりする。また、研磨の継続により研磨パッド11の表面が経時変化を起こす。そこで、所定時間研磨を継続したら、研磨パッド11の表面をドレッサー30でドレッシング(目立て)して、経時変化を修正する必要がある。このドレッサー30は、ドレッサーヘッド31から垂下する回転軸32によって回転可能に支持された環状の平板部材である基材33の表面(下面)に、研磨パッド11に摺接させる摺接面34を形成して構成されている。従来この種のドレッサーとして、セラミックス焼結体を用いたセラミックス焼結ドレッサーや、摺接面34にダイヤモンド粒子(砥粒)を固着したダイヤモンドドレッサーが使われている(特許文献1等)。
特開2004−174658号公報
上記従来のドレッサーにおいて、SiC,Si34,Al23等に代表されるセラミックス焼結体を用いたセラミックス焼結ドレッサーは、非常に脆く割れやすいため、加工方法が難しく、製造コストが高いという欠点を有している。
また、ダイヤモンドドレッサーは、例えば、図2にその断面を示すように、金属製の基材33の表面に湿式電着法によるダイヤモンド分散メッキが施され、メッキ膜35中に、粒子径が数十μm〜数百μmのダイヤモンド粒子36が多数埋め込まれた構成である。この種のダイヤモンドドレッサーは、研磨パッド11のドレッシング中に、ダイヤモンド粒子36が脱落するという欠点がある。
特に、被研磨物である半導体ウエハー21の表面に形成されたデバイスパターンを研磨して平坦化するために用いられるポリッシング装置1の研磨パッド11をドレッシングするドレッサー30では、ドレッシングに際して、脱落したダイヤモンド粒子36が研磨パッド11の中に埋め込まれてしまい、半導体ウエハー21の表面に深いスクラッチ傷を付けてしまうという致命的な欠点を有している。
また一方、従来のダイヤモンドドレッサーは、摺接面34に固着された多数のダイヤモンド粒子36の粒子径がほぼ同一であり、各ダイヤモンド粒子36間の粒子径の差が殆ど無く、ドレッサー30の摺接面34の表面粗さを所定の粗さ以上にすることができない。そのため、研磨パッド11のドレッシングを短時間で効率的に行うことができなかった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記問題点を除去し、製造が簡単で、半導体ウエハー等の被研磨物の表面にスクラッチ傷を付けることがなく、短時間で効果的にドレッシングができる研磨パッドのドレッサー及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本願の請求項1に記載の発明は、被研磨物を研磨する研磨パッド表面をドレッシングする研磨パッドのドレッサーであって、基材の表面に、大きい粒子径のダイヤモンド粒子を付着配置すると共に、前記大きい粒子径のダイヤモンド粒子の間の前記基材の表面に、該大きい粒子径のダイヤモンド粒子よりも小さい粒子径のダイヤモンド粒子を付着配置することで、前記基材の表面を、前記粒子径の異なる多数のダイヤモンド粒子で覆ったことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の研磨パッドのドレッサーにおいて、前記大きい粒子径のダイヤモンド粒子は、その平均粒子径が50〜150μmであり、前記小さい粒子径のダイヤモンド粒子は、その平均粒子径が1〜50μmであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、被研磨物を研磨する研磨パッドをドレッシングする研磨パッドのドレッサーの製造方法であって、基材の表面に多数の凹部を形成し、前記凹部に核となるダイヤモンド粒子を付着配置し、前記基材の表面に、化学気相成長法(CVD法)によりダイヤモンド粒子を析出させることで、前記核となるダイヤモンド粒子を結晶成長させて大きい粒子径のダイヤモンド粒子にすると同時に、該大きい粒子径のダイヤモンド粒子の間の前記基材の表面に、前記大きい粒子径のダイヤモンド粒子よりも小さい粒子径のダイヤモンド粒子を析出させて、前記基材の表面を前記粒子径の異なる多数のダイヤモンド粒子で覆うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の研磨パッドのドレッサーの製造方法において、前記CVD法は、熱フィラメントCVD法又はマイクロ波プラズマCVD法であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の研磨パッドのドレッサーの製造方法において、前記CVD法によりダイヤモンド粒子を析出させる前に、前記基材の表面及び/又は前記凹部の表面に微細な傷を形成することを特徴とする。
本願請求項1に記載の発明によれば、研磨パッドのドレッサーにおいて、基材の表面に、大きい粒子径のダイヤモンド粒子を付着配置すると共に、前記大きい粒子径のダイヤモンド粒子の間の基材の表面に、該大きい粒子径のダイヤモンド粒子よりも小さい粒子径のダイヤモンド粒子を付着配置することで、基材の表面を、粒子径の異なる多数のダイヤモンド粒子で覆ったので、研磨パッドのドレッシングに必要な表面粗さを備え、研磨パッドのドレッシングを短時間で効率良く行えるドレッサーとなる。
請求項2に記載の発明によれば、大きい粒子径のダイヤモンド粒子は、その平均粒子径が50〜150μmであり、小さい粒子径のダイヤモンド粒子は、その平均粒子径が1〜50μmであるので、研磨パッドのドレッシングに必要な表面粗さを備え、研磨パッドのドレッシングを短時間で効率良く行えるドレッサーとなる。
請求項3又は4に記載の発明によれば、基材の表面に多数の凹部を形成し、凹部に核となるダイヤモンド粒子を付着配置し、基材の表面に、化学気相成長法(CVD法)によりダイヤモンド粒子を析出させることで、核となるダイヤモンド粒子を結晶成長させて大きい粒子径のダイヤモンド粒子にすると同時に、該大きい粒子径のダイヤモンド粒子の間の基材の表面に、大きい粒子径のダイヤモンド粒子よりも小さい粒子径のダイヤモンド粒子を析出させて、基材の表面を粒子径の異なる多数のダイヤモンド粒子で覆うので、簡単な工程で、所望の表面粗さを備えたドレッサーを製造できる。特に、大きい粒子径のダイヤモンド粒子と小さい粒子径のダイヤモンド粒子を同時に析出させることができるので、所望の表面粗さを備えたドレッサーを短時間で製造できる。
請求項5に記載の発明によれば、CVD法によりダイヤモンド粒子を析出させる前に、基材の表面及び/又は凹部の表面に微細な傷を形成するので、核となるダイヤモンド粒子の結晶成長がスムーズになる。また、CVD法により析出したダイヤモンド粒子の基材表面に対する結着が強固になる。したがって、ダイヤモンド粒子の基材に対する結着が強固になり、ドレッシングの際にダイヤモンド粒子が容易に脱落することのないドレッサーを製造できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。以下の図面において、図示する以外の部分は、図1に示す従来例と共通とする。図3は本発明の一実施形態にかかる研磨パッドのドレッサー40の一部を示す図である。ドレッサー40は、図1に示す従来のドレッサー30の基材33にかえて基材41を設置したもので、基材41は、図3(a)及び(b)に示すように、セラミックス焼結体からなるリング状の部材で、その表面(下面)に研磨パッド11に摺接させる摺接面42を設けた構成である。同図(a)に示すドレッサー40は、基材41表面の全面に一体型の摺接面42を設けた一体型ドレッサーであり、同図(b)に示すドレッサー40は、基材41の表面に複数に分割された摺接面42を設けた分割固定型のドレッサーである。
図4は、基材41の表面状態を模式的に示した概略断面図である。同図に示すように、ドレッサー40は、基材41の摺接面42に、大きい粒子径のダイヤモンド粒子43を多数付着配置すると共に、該大きい粒子径のダイヤモンド粒子43間の基材41の表面に、該大きい粒子径のダイヤモンド粒子43よりも小さい粒子径のダイヤモンド粒子44を多数付着配置することで、摺接面42をこれらダイヤモンド粒子43とダイヤモンド粒子44で覆っている。なお、図4及び以下の各図では、ダイヤモンド粒子44の図示を実際の粒子形状に記載せずに簡略化して示しているが、実際は、ダイヤモンド粒子44は、ダイヤモンド粒子43よりも粒子径の小さい多数の粒子である。
ここで、上記のダイヤモンド粒子43は、その平均粒子径が50〜150μmであり、ダイヤモンド粒子44は、その平均粒子径が1〜50μmである。また、ダイヤモンド粒子43は、摺接面42に略一定の間隔で配列されており、ダイヤモンド粒子44は、ダイヤモンド粒子43の間の摺接面42に所定の粒子密度で敷き詰められた状態で配置されている。これにより、摺接面42の全面が、粒子径の異なる多数のダイヤモンド粒子43,44で覆われた状態になっている。
このように、摺接面42に大きい粒子径のダイヤモンド粒子43と該ダイヤモンド粒子43よりも小さな粒子径のダイヤモンド粒子44が配置されているので、摺接面42の表面粗さを確保することができ、研磨パッド11のドレッシングを短時間で効率良く行えるドレッサー40となる。なお、ダイヤモンド粒子43とダイヤモンド粒子44の粒子径をそれぞれ上記の範囲内における所定の粒子径にすることで、摺接面42の表面粗さを所望の表面粗さに調節することが可能である。
また、研磨パッド11に接する摺接面42がダイヤモンド粒子43,44で覆われているので、従来のドレッサーのように、ダイヤモンド粒子を基材に固定している金属層が露出して研磨パッドや砥液と接触することがなく、ドレッシングの際にプロセスのコンタミネーションが起こらずに済む。
次に、上記構成のドレッサーの製造方法を説明する。図5は、本発明の一実施形態にかかるドレッサーの製造方法を示す図である。まず、同図(a)に示すように、表面に山谷型の多数の凹凸を有するSiC等のセラミックス焼結体からなる基材41を用意する。そして、同図(b)に示すように基材41の表面をダイヤモンド砥粒で研磨して平坦化(鏡面化)加工を施す。この研磨の際には、表面を完全に平坦化せずに、基材41表面の谷部(凹部)の一部を残存させた状態で研磨を終了する。これにより、基材41の表面に多数の凹部46が形成された状態となる。
次に、各凹部46内に核となるダイヤモンド粒子47を配置する。そして、基材41の表面に、化学気相成長法(CVD法)によりダイヤモンド粒子を析出させる。これにより、同図(c)に示すように、凹部46に配置された核となるダイヤモンド粒子47に、CVD法により析出したダイヤモンド粒子が結合して、核となるダイヤモンド粒子47が所定の粒子径のダイヤモンド粒子43に結晶成長する。それと同時に、ダイヤモンド粒子43の間の基材41の表面には、ダイヤモンド粒子43よりも小さな粒子径のダイヤモンド粒子44が多数析出し、基材41の表面が、これら多数の大きな粒子径のダイヤモンド粒子43と多数の小さな粒子径のダイヤモンド粒子44とで覆われる。
上記の製造方法において、CVD法により基材41の表面にダイヤモンド粒子を析出させる工程の前に、図示は省略するが、基材41の表面や凹部46の表面に微細な傷(スクラッチ)を形成しておき、この微細な傷を形成した表面にCVD法によりダイヤモンド粒子を析出させると、核となるダイヤモンド粒子47とCVD法によって析出したダイヤモンド粒子との結合が促進されて、核となるダイヤモンド粒子47の結晶成長がスムーズになる。また、CVD法により析出したダイヤモンド粒子の基材41表面に対する結着が強固になる。したがって、ドレッサー40の摺接面42に形成されるダイヤモンド粒子43,44の基材41に対する結着が強固になり、ドレッシングの際にダイヤモンド粒子43,44が脱落することのないドレッサー40を製造することが可能となる。この微細な傷は、他のダイヤモンド粒子などを用いて形成する。
ここで、上記の製造工程で用いられるCVD法には、熱フィラメントCVD法やマイクロ波プラズマCVD法などがある。以下の他の製造方法におけるCVD法も、これら熱フィラメントCVD法やマイクロ波プラズマCVD法などが用いられる。
次に図6を用いて、本発明の他の実施形態にかかるドレッサーの製造方法を説明する。同図に示す方法は、まず、同図(a)に示すように、SiC焼結体からなる基材41を用意し、該基材の表面に耐熱性材料の膜(例えば金属Ni膜)50を形成して基材41の表面を被覆する。この金属Ni膜50の被覆は、湿式メッキ或いはドライプロセスにより行なう。金属Ni膜50の被覆後に、同図(b)に示すように、金属Ni膜50に、直径数μm程度の微小な貫通穴51を等間隔に多数形成する。貫通穴51の形成は、レーザーまたは電子ビームなどによる。そして金属Ni膜50の上から、CVD法によりダイヤモンド粒子を析出させる。すると、金属Ni膜50の表面にはダイヤモンド粒子が堆積し難く、貫通穴51から露出している基材41の表面にはダイヤモンド粒子が堆積し易いため、同図(c)に示すように、貫通穴51の部分に優先的にダイヤモンド粒子43が析出する。このダイヤモンド粒子43を、平均粒子径が50〜100μmの大きさになるまで成長させる。
その後、同図(d)に示すように、金属Ni膜50を除去してダイヤモンド粒子43の周囲の基材41の表面を露出させる。そして、露出した基材41の表面及びダイヤモンド粒子43の表面に、CVD法によりダイヤモンド粒子を析出させる。これにより、同図(e)に示すように、ダイヤモンド粒子43は大きい粒子径のダイヤモンド粒子43に結晶成長すると共に、ダイヤモンド粒子43の間の基材41の表面に、ダイヤモンド粒子43よりも粒子径の小さいダイヤモンド粒子44が配置されて、基材41の表面がこれら粒子径の異なる多数のダイヤモンド粒子43,44で覆われる。
上記各実施形態では、SiC焼結体からなる基材41を用いた場合を説明したが、基材41はこれに限定されず、表面にダイヤモンド粒子を析出させることができるものであればどのような炭化物或いは化合物からなる基材でも良く、例えば、SiCの他にも、Si34,Al23等に代表されるセラミックス焼結体からなる基材を用いることができる。
以上説明したように、本発明にかかる研磨パッドのドレッサーの製造方法によれば、簡単な工程で、所望の表面粗さを備えたドレッサー40を製造できる。特に、粒子径の異なるダイヤモンド粒子43とダイヤモンド粒子44を同時に析出させることができるので、短時間でドレッサー40を製造できる。また、ダイヤモンド粒子43,44の基材41に対する結着を強固にでき、ドレッシングの際にダイヤモンド粒子43,44が容易に脱落することのないドレッサーを製造できる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
ポリッシング装置の構成例を示す図である。 従来のドレッサーの基材の表面状態を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかるドレッサーの一部を示す図である。 ドレッサーの基材の表面状態を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかるドレッサーの製造方法を説明するための図である。 本発明の他の実施形態にかかるドレッサーの製造方法を説明するための図である。
符号の説明
1 ポリッシング装置
10 研磨テーブル
11 研磨パッド
12 砥液供給ノズル
20 トップリング
21 被研磨物(半導体ウエハー)
31 ドレッサーヘッド
32 回転軸
40 ドレッサー
41 基材
42 摺接面
43 ダイヤモンド粒子
44 ダイヤモンド粒子
46 凹部
47 核となるダイヤモンド粒子
50 耐熱性材料の膜(金属Ni膜)
51 貫通穴

Claims (5)

  1. 被研磨物を研磨する研磨パッドの表面をドレッシングする研磨パッドのドレッサーであって、
    基材の表面に、大きい粒子径のダイヤモンド粒子を付着配置すると共に、前記大きい粒子径のダイヤモンド粒子の間の前記基材の表面に、該大きい粒子径のダイヤモンド粒子よりも小さい粒子径のダイヤモンド粒子を付着配置することで、前記基材の表面を、前記粒子径の異なる多数のダイヤモンド粒子で覆ったことを特徴とする研磨パッドのドレッサー。
  2. 請求項1に記載の研磨パッドのドレッサーにおいて、
    前記大きい粒子径のダイヤモンド粒子は、その平均粒子径が50〜150μmであり、前記小さい粒子径のダイヤモンド粒子は、その平均粒子径が1〜50μmであることを特徴とする研磨パッドのドレッサー。
  3. 被研磨物を研磨する研磨パッドをドレッシングする研磨パッドのドレッサーの製造方法であって、
    基材の表面に多数の凹部を形成し、
    前記凹部に核となるダイヤモンド粒子を付着配置し、
    前記基材の表面に、化学気相成長法(CVD法)によりダイヤモンド粒子を析出させることで、前記核となるダイヤモンド粒子を結晶成長させて大きい粒子径のダイヤモンド粒子にすると同時に、該大きい粒子径のダイヤモンド粒子の間の前記基材の表面に、前記大きい粒子径のダイヤモンド粒子よりも小さい粒子径のダイヤモンド粒子を析出させて、前記基材の表面を前記粒子径の異なる多数のダイヤモンド粒子で覆うことを特徴とする研磨パッドのドレッサーの製造方法。
  4. 請求項3に記載の研磨パッドのドレッサーの製造方法において、
    前記CVD法は、熱フィラメントCVD法又はマイクロ波プラズマCVD法であることを特徴とする研磨パッドのドレッサーの製造方法。
  5. 請求項3又は4に記載の研磨パッドのドレッサーの製造方法において、
    前記CVD法によりダイヤモンド粒子を析出させる前に、前記基材の表面及び/又は前記凹部の表面に微細な傷を形成することを特徴とする研磨パッドのドレッサーの製造方法。
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