JP2007151771A - ヘヤーブラシ及びヘヤーブラシ付ドライヤ - Google Patents

ヘヤーブラシ及びヘヤーブラシ付ドライヤ Download PDF

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Abstract

【課題】頭髪を効率的に乾燥することが可能な吸水機能を備えるヘヤーブラシ及びヘヤーブラシ付ドライヤを提供する。
【解決手段】水を毛管吸引可能な孔10を有するブリッスル2からなるブラシ部3と、該ブリッスル2を支持するブラシ台4と、該ブラシ台4と接続する柄7とを備える。ブリッスル2は、水を毛管吸引可能な微細な孔10を有するので毛管現象により水分を吸上げることができる。これにより、濡れた頭髪に付着する水分を頭皮側からも吸水することが可能となり、素早く濡れた頭髪を乾燥させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘヤーブラシ及びヘヤーブラシ付ドライヤに関し、特に濡れた頭髪、毛を効率的に乾燥可能な機能を備えるヘヤーブラシ及びヘヤーブラシ付ドライヤに関する。
ヘヤーブラシは、整髪に使用されることは周知のところであるが、整髪機能のみならず他の機能を付加したヘヤーブラシも開発されている。他の機能を備えるヘヤーブラシの一例を示せば、ヘヤーブラシの刷毛の如く頭髪と直接接触して頭髪を整えるべき軸体を、合成樹脂に遠赤外線放射資材の粉末を混入した複合樹脂によって形成したヘヤーブラシがある(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術は、遠赤外線の人体の血行及び新陳代謝を促進する機能を利用し、脱毛を防ごうとするものである。さらに遠赤外線作用により、頭髪に付着したパーマネント用処理剤等の異臭を緩和するとする。
また、ヘヤーブラシは、濡れた頭髪を乾かす際にもよく利用される。この場合は、ヘヤードライヤと併用されることが多い。ヘヤーブラシを使用し頭髪を動かすことで、頭皮近くまでヘヤードライヤから排出される風を行き渡らせることが可能となり、乾燥を促進させることができる。さらに濡れた頭髪を乾かすに便利なブラシ付ヘヤードライヤも開発されている(例えば特許文献2参照)。
実開平1−151727号公報 特開平08−154727号公報
ヘヤーブラシを用いて、濡れた頭髪を乾燥させる場合、又はブラシ付ヘヤードライヤを用いて頭髪を乾かす場合は、ブラシを使用することで、頭皮の近くまでヘヤードライヤから排出される風を行き渡らせることが可能となるが、ヘヤードライヤからの風は、頭皮とは反対側から吹き付けられるため、頭皮の側の頭髪は乾燥しにくい。特に頭髪が長い場合、あるいは頭髪が多い場合はより乾燥しにくい。濡れた頭髪を頭皮側からも乾燥させることができれば、より早く頭髪を乾燥させることができる。これは人間の頭髪に限らず、犬、猫など動物の毛を乾燥させる場合も同じである。
本発明の目的は、濡れた頭髪、毛を効率的に乾燥することが可能な吸水機能を備えるヘヤーブラシ及びヘヤーブラシ付ドライヤを提供することである。
本発明は、水を毛管吸引可能な孔を有するブリッスルからなるブラシ部と、
該ブラシ部を支持するブラシ台と、
該ブラシ台と接続する柄と、
を備えることを特徴とするヘヤーブラシである。
また本発明は、細い針状体を多数束ね形成した水を毛管吸引可能な孔を有するブリッスルからなるブラシ部と、
該ブラシ部を支持するブラシ台と、
該ブラシ台と接続する柄と、
を備えることを特徴とするヘヤーブラシである。
また本発明で、前記ブラシ台は、水を毛管吸引可能な孔を有し、該ブラシ台の孔は、一端を前記ブリッスルの孔と連通し、他端を大気に接することを特徴とする請求項1又は2に記載のヘヤーブラシである。
また本発明で、前記柄は、水を毛管吸引可能な孔を有し、該柄の孔は、一端を前記ブラシ台の孔と連通し、他端を大気に接することを特徴とする請求項3に記載のヘヤーブラシである。
また本発明で、前記ブラシ台の孔の大きさは、前記ブリッスルの孔の大きさと比較して略同一か又は大きいことを特徴とする請求項3又は4に記載のヘヤーブラシである。
また本発明で、前記柄の孔の大きさは、前記ブラシ台の孔の大きさに比較して略同一か又は大きいことを特徴とする請求項4又は5に記載のヘヤーブラシである。
また本発明で、少なくとも前記ブリッスルの孔の表面は、親水性を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1に記載のヘヤーブラシである。
また本発明で、少なくとも前記ブラシ台の孔の表面及び前記柄の孔の表面は、水との親和性が小さいことを特徴とする請求項3から7のいずれか1に記載のヘヤーブラシである。
また本発明で、前記ブラシ台は、前記ブラシ部を支持する面と対向する面の一部に凹部を有し、前記ブラシ台の孔は、該凹部と連通することを特徴とする請求項3から8のいずれか1に記載のヘヤーブラシである。
また本発明で、前記ブラシ台は、水を毛管吸引可能な孔を有するフィンを備え、該フィンの孔は、一端を前記ブラシ台の孔と連結し、他方を大気に接することを特徴とする請求項3から9のいずれか1に記載のヘヤーブラシである。
また本発明で、前記ブラシ台は、前記ブラシ部を支持する面と対向する面とを貫通する貫通孔を備え、前記ブラシ台の孔は、該貫通孔と連通することを特徴とする請求項3から10のいずれか1に記載のヘヤーブラシである。
また本発明で、前記ブラシ台は、前記ブラシ部を支持する面と対向する面の一部に凹部を有し、前記ブラシ台の孔は、該凹部と連通し、該凹部には着脱可能な吸水性を有する部材が嵌入されていることを特徴とする請求項3から11のいずれか1に記載のヘヤーブラシである。
また本発明で、前記柄は、前記柄の一部に凹部を有し、前記柄の孔は、該凹部と連通し、該凹部には着脱可能な吸水性を有する部材が嵌入されていることを特徴とする請求項4から12のいずれか1に記載のヘヤーブラシである。
また本発明は、水を毛管吸引可能な孔を有するブリッスルからなるブラシ部と、
該ブリッスルの孔と連通する水を毛管吸引可能な孔を有する該ブラシ部を支持するブラシ台と、
少なくとも温風を送風可能なヘヤードライヤと、
該ヘヤードライヤと該ブラシ台とを接続するアタッチメントと、
を含み、
該ブラシ台は、さらに内部に空気を流通可能な流路と、該ブラシ部を支持する面と該流路を貫通する貫通孔と、を備え、該ブラシ台の孔は、該流路及び/又は該貫通孔と連通することを特徴とするヘヤーブラシ付ドライヤである。
本発明のヘヤーブラシは、水を毛管吸引可能な微細な孔を有するブリッスルからなるブラシ部を備えるので、ブリッスルが濡れた頭髪に接触すると、孔の毛管吸引力により頭髪の水分を吸取る。ブリッスルの先端は、頭皮まで届くので、頭髪に付着する水分を頭皮側からも吸水することが可能となり、効率的に頭髪を乾燥させることができる。さらに頭髪に付着する水分を、毛管吸引力を利用して吸水するので、ブラシ部を乾燥させることで繰り返し使用することができる。
また本発明のヘヤーブラシは、細い針状体を多数束ね水を毛管吸引可能な孔を形成したブリッスルからなるブラシ部を備えるので、ブリッスルが濡れた頭髪に接触すると、孔の毛管吸引力により頭髪の水分を吸取る。ブリッスルの先端は、頭皮まで届くので、頭髪に付着する水分を頭皮側からも吸水することが可能となり、効率的に頭髪を乾燥させることができる。さらに頭髪に付着する水分を、毛管吸引力を利用して吸水するので、ブラシ部を乾燥させることで繰り返し使用することができる。
また本発明によれば、ブラシ台は、水を毛管吸引可能な孔を有し、ブラシ台の孔は、一端をブリッスルの孔と連通するので、ブラシ部で吸取った頭髪の水分を、ブラシ台に移動させることが可能となり、より多くの水分を吸水することが可能となる。また、ブラシ台の孔の他端は、大気と接するので、このヘヤーブラシをヘヤードライヤと併用すると、ヘヤードライヤの熱でブラシ台が暖められ、ブラシ台の孔に蓄えられる水分が蒸発する。これによりブラシ部からブラシ台へ水分が順次運ばれ、頭髪に付着する水分を多量に吸取り、頭髪を素早く乾燥させることができる。ヘヤーブラシで頭髪をブラッシングしているときは、ブリッスルは、頭髪の中にあるので、ヘヤードライヤを併用する際、ブリッスルの温度はブラシ台の温度に比較して低い。このためブリッスルからの水分の蒸発は、ブラシ台に比較して少なく、効率的に頭髪を乾燥させることができる。
また本発明によれば、柄は、水を毛管吸引可能な孔を有し、柄の孔は、一端をブラシ台の孔と連通するので、ブリッスルで吸取られた水分は、最終的には柄に移動させることが可能となり、より多くの水分を吸水することができる。また、柄の孔の他端は、大気と接するので、人の手を介して柄に熱が加わると、柄の微細な孔に蓄えられた水分が蒸発する。これにより、濡れた頭髪から素早く又多くの水分を吸水することができる。
また本発明によれば、ブラシ台の孔の大きさは、ブリッスルの孔の大きさに比較して略同一か又は大きいので、ブラシ台の孔に蓄えられた水分は、ブリッスルに比較して蒸発しやすい。このためブリッスルで吸取られた水分は、ブラシ台から蒸発するため、本発明のヘヤーブラシで、髪に付着した水分を連続的に吸取ることができる。
また本発明によれば、柄の孔の大きさは、ブラシ台の孔の大きさに比較して略同一か又は大きいので、柄の孔に蓄えられた水分は、ブラシ台に比較して水分が蒸発しやすい。このためブリッスルで吸取られた水分は、柄から蒸発するため、本発明のヘヤーブラシで、髪に付着した水分を連続的に吸取ることができる。
また本発明によれば、少なくともブリッスルの孔の表面は、親水性を有するので毛管吸引力が大きく働き、頭髪に付着する水分を高い位置まで吸上げることができる。これにより、ブリッスルで吸上げた水分をブラシ台に容易に移動させることができる。
また本発明によれば、少なくともブラシ台の孔の表面及び柄の孔の表面は、水との親和性が小さいので、これら孔に蓄えられた水分は蒸発しやすい。これにより、ブリッスルで吸取った水分をブラシ台及び/又は柄から効率的に蒸発させることができる。
また本発明によれば、ブラシ台は、ブラシ部を支持する面と対向する面の一部に凹部を有し、ブラシ台の孔は、凹部と連通するので、本発明のヘヤーブラシとヘヤードライヤとを併用すると、ヘヤードライヤの熱が凹部に当たりやすく、ブラシ台の孔に蓄えられた水分を効率的に蒸発させることができる。これにより、ブリッスルを介して頭髪に付着する水分を、より多く吸取ることが可能となる。
また本発明によれば、ブラシ台は、水を毛管吸引可能な孔を有するフィンを備え、フィンの孔は、一端をブラシ台の孔と連結し、他方を大気に接するのでブラシ台の表面積が大きくなり、ブラシ台の孔に蓄えられた水分の蒸発速度を大きくすることができる。これにより、ブリッスルを介して頭髪に付着する水分を、より多く吸取ることが可能となる。
また本発明によれば、ブラシ台は、ブラシ部を支持する面と対向する面とを貫通する貫通孔を備え、ブラシ台の孔は、貫通孔と連通するので、本発明のヘヤーブラシとヘヤードライヤとを併用すると、ヘヤードライヤの熱がブラシ台全体に伝わりやすく、ブラシ台の孔に蓄えられた水分を効率的に蒸発させることができる。これにより、ブリッスルを介して頭髪に付着する水分を、より多く吸取ることが可能となる。
また、本発明によれば、ブラシ台は、ブラシ部を支持する面と対向する面の一部に凹部を有し、ブラシ台の孔は、凹部と連通し、凹部には着脱可能な吸水性を有する部材が嵌入されているので、ブリッスルが吸取る水分を吸水性の部材に吸水させることで、より多くの水分を吸水することが可能となる。また、吸水性の部材は、凹部に着脱可能に嵌入されるので、吸水性を有する部材を取替えながら使用することで、さらに多くの水分を吸水することができる。
また、本発明によれば、柄は、柄の一部に凹部を有し、柄の孔は、凹部と連通し、凹部には着脱可能な吸水性を有する部材が嵌入されているので、ブリッスルが吸取る水分を吸水性の部材に吸水させることで、より多くの水分を吸水することが可能となる。また、吸水性の部材は、凹部に着脱可能に嵌入されるので、吸水性を有する部材を取替えながら使用することで、さらに多くの水分を吸水することができる。
また本発明のヘヤーブラシ付ドライヤは、水を毛管吸引可能な孔を有するブリッスルからなるブラシ部と、ブリッスルの孔と連通する水を毛管吸引可能な孔を有するブラシ部を支持するブラシ台と、少なくとも温風を送風可能なヘヤードライヤと、ヘヤードライヤとブラシ台とを接続するアタッチメントと、を含み、ブラシ台は、さらに内部に空気を流通可能な流路と、ブラシ部を支持する面と流路を貫通する貫通孔と、を備え、ブラシ台の孔は、流路及び/又は貫通孔と連通するので、このヘヤーブラシ付ドライヤを用いて効率的に頭髪に付着する水分を乾燥させることができる。ブラシ台を通じて、ヘヤードライヤからの温風を頭髪に送風すると、頭髪に付着する水分は、温風で蒸発する。またブリッスルを介して吸取られた水分は、ブラシ台の孔に移動するが、ブラシ台の貫通孔から頭髪に温風を送るとブラシ台も同時に加熱されるので、ブラシ台の孔の水分が簡単に蒸発する。これにより、ブリッスルを介して連続的に頭髪から水分を吸取ることが可能となり、頭髪を素早く乾燥させることができる。
図1は、本発明の第一実施形態としてのヘヤーブラシ1の側面図である。また図2、図3は、図1中のヘヤーブラシの一部を拡大して示した部分断面図である。また、図4は、図1のヘヤーブラシの変形例であって、ブリッスル2の一部を拡大して示した部分断面図である。なお、図2、図3及び図4は、ヘヤーブラシ1のメカニズムを説明するための図であり、必ずしも同一縮尺で描かれているわけではない。このヘヤーブラシ1は、毛管現象を利用して濡れた頭髪に付着する水分を吸取り、頭髪を素早く乾燥させるヘヤーブラシである。ヘヤーブラシ1は、ブリッスル2と呼ばれる毛又は植設ピンを備えるブラシ部3を有し、このブラシ部3はブラシ台4に固着支持されている。ブラシ台4は一端を柄7と接続する。
ブリッスル2は、吸水可能な微細な孔10を有する。この孔10に水が接触すると、毛管現象により、水を吸上げることができる。本発明は、この孔10を利用して濡れた頭髪に付着する水分を吸取ろうとするため、この孔10は、水分をより多く、またより早く吸取ることが可能なものであることが好ましい。よって、ブリッスル2が有する孔10の数は、多いことが好ましい。孔10の大きさは、特に限定されないけれども、ブリッスル2の先端部11で吸水された水分をブラシ台4まで吸上げることが可能な大きさであることが好ましい。
周知のように、液体の自由表面に細い管を立てたときの、管の直径dと細い管を上昇する水柱の高さhとの間には、式(1)で示す関係が成立する。また、空気中でガラス管を水中に立てると、式(2)が成立する(中山泰喜、流体の力学、養賢堂、1982)。
Figure 2007151771
Figure 2007151771
式(1)、式(2)から分かるように、管の直径dが小さいほど水を吸上げる高さは高くなる。よってブリッスル2の高さを考慮し、ブリッスル2の根元12まで水分を吸上げることが可能な孔10の大きさとすれば、より多くの水分をブリッスル2に取り込むことができる。また、後述のようにブリッスル2が吸水した水分をブラシ台4まで移動させ、ブラシ台4でこの水分を蒸発させるような場合は、水分をブラシ台4まで吸上げることが可能な孔の大きさであることが必要である。
以上にような孔10を有するブリッスル2は、合成樹脂を常法により発泡させ形成することができる。また活性炭、シリカゲルなど多孔質材料を合成樹脂に混練して形成することもできる。さらに図4に示すように微細な毛など針形状の部材13を束ね、ブリッスル2を形成することでも吸水可能なブリッスル2を形成することができる。ブリッスル2の孔10を形成する壁面14と水との接触角θは、式(1)からもわかるように水分を吸上げる高さを決定する大きな因子であり、接触角θが小さいほど、水の吸上げ高さは高くなる。この接触角θは、水との親和性、濡れ性が高いほど小さいので、ブリッスル2を濡れ性のよい材料で形成するか、表面(孔の壁面14)に親水性材料をコーティングすることが好ましい。酸化チタンは、超親水性を示すので、これを合成樹脂に混合するか、表面にコーティングしてもよい。なお、孔10を形成することでブリッスル2に必要な強度が得られないときは、必要に応じて芯金を利用してもよい。
ブラシ台4は、従来のヘヤーブラシと同様に、ブラシ部3を固着支持する他、ブリッスル2の孔10と連通する毛管吸引可能な孔20を有し、ブリッスル2が吸上げた水分をブラシ台4まで移動させ、ブラシ台4の孔20に貯留する。さらにブラシ台4の孔20は、一端21がブラシ台4の表面5、6に位置し、大気と接する。ブラシ台4の孔20とブリッスル2の孔10を連通させることで、孔10と孔20は、一つの細管と同じように働き、ブリッスル2の先端で吸水された水分をブラシ台4まで吸い上げることができる。ブラシ台4の孔20は、ブリッスル2が吸上げる水分を十分に貯留可能なものであることが望ましいので、孔20の数は多い方がよい。これにより、本実施形態に示すヘヤーブラシ1は、ブリッスル2を介して、多くの水分を吸水することができる。
ブリッスル2を介して吸水する水分が多くないときは、ブリッスル2及びブラシ台4の孔10、20に水分を貯留することで対処できる。しかしながらより多くの水分を連続的に吸水しようとするときは、ブラシ台4の孔20に貯留された水分を除去する必要がある。ブラシ台4の水分を除去することで、ブリッスル2を介して新たな水分をブラシ台4に移動させることが可能となる。本実施形態に示すヘヤーブラシ1のブラシ台4の孔20は、一端21を大気と接するように位置するので、孔20に貯留する水分を大気に蒸発させることで、ブラシ台4の水分を除去することができる。ブラシ台4の孔20に貯留された水分を効率的に蒸発させて除去するには、水分が蒸発しやすい状態を形成することが必要である。蒸発の面積を増加させるフィンを設けることも、水分の蒸発を促進する点からは効果的である。これについては、後述する。
またブラシ台4の孔20貯留された水分を蒸発させやすくするには、孔4の大きさを大きくし、又は孔4の壁面22の水との親和性を小さくすることが有効である。周知のように小さな水滴の内部圧力と水滴の直径との関係は式(3)で示される(中山泰喜、流体の力学、養賢堂、1982)。式(3)からわかるように、水滴の直径dが大きいほど水滴の内部圧力は小さくなり、水滴は蒸発しやすくなる。また孔を大きくすることで水の蒸発面積を大きくすることが可能となる。また表面張力が小さいほど水滴の内部圧力は小さくなり、水滴は蒸発しやすくなる。表面張力は、式(1)又は式(2)から分かるように壁面と水との接触角θに反比例するので、孔4の壁面22の水との親和性を小さくすると接触角θが大きくなり表面張力が低下する。
Figure 2007151771
なお、ブラシ台4の孔20は、あくまでもブリッスル2が吸上げる水分をブラシ台4に移動させるものでなければならないので、ブリッスル2が吸上げる水分をブラシ台4に移動させることのできない孔の大きさ、水との親和性であってはならいことは言うまでもない。水の蒸発等を考えれば、ブラシ台4の孔20の大きさは、ブリッスル2の孔10の大きさと比較して略同一か、又は大きい方が好ましい。ブラシ台4は、ブリッスル2と同様の方法で形成することができる。ブリッスル2とブラシ台4とを別々に製造し、これを後で結合しても、またブリッスル2とブラシ台4とを一体的に形成してもよい。
柄7もブラシ台4と同様に、多数の孔30を有する。柄7の孔30は、ブラシ台4の孔20と連通するとともに一端31を大気と接する。これによりブリッスル2が吸上げる水分は、ブラシ台4の孔20を経由して柄7の孔30にも貯留される。これにより本実施形態のヘヤーブラシ1は、ブリッスル2、ブラシ台4、及び柄7にも水分を貯留することが可能となり、多くの水分を貯留することができる。また柄7は、手で握られるので、手の熱が柄7に伝わり、柄7の孔30に貯留される水分が蒸発する。これにより、ブリッスル2を介して連続的に水分を吸水することが可能となる。この際、柄7の部分に凹凸を設けるなどして表面積を増加させれば水の蒸発をより効率的に行うことができる。また、孔30の数を増加させることも水の蒸発に有効なことは言うまでもない。
さらに、柄7の孔30に貯留された水分を蒸発させやすくするには、孔30の大きさを大きくし、又孔30の壁面32の水との親和性を小さくすることが有効なことはブラシ台4のところに記載した通りである。効率的に水を蒸発させるには、柄7の孔30の大きさは、ブラシ台4の孔20の大きさと比較して略同一か大きいことが好ましい。また、ブリッスル2の孔10、ブラシ台4の孔20、柄7の孔30の順番に孔の大きさを大きくするとより好ましい。
図5は、本発明の第二実施形態としてのヘヤーブラシ40の側面図である。図1から図4に示す実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。第二実施形態のヘヤーブラシ40は、第一実施形態のヘヤーブラシ1と比較して、ブラシ台4のブラシ部3を支持する面5と対向する面6にフィン45を備える点に特徴がある。フィン45は、多数の薄い板状の部材からなる。フィン45は、ブラシ台4と同様、毛管吸引可能な多数な孔(図示を省略)を有し、一端をブラシ台4の孔20と連結し、他端を大気に接する。フィン45の孔とブラシ台4の孔20とを連通させることで、蒸発面積がさらに増加し、ブラシ台4の孔20に貯留された水分を効率的に蒸発させることができる。
図6は、本発明の第三実施形態としてのヘヤーブラシ50の断面図である。図1から図5に示す実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。第三実施形態のヘヤーブラシ50は、第一実施形態のヘヤーブラシ1と比較して、ブラシ台4のブラシ部3を支持する面5と対向する面6とを貫通する貫通孔55を備える点に特徴がある。貫通孔55は、ブラシ台4の孔20(図示を省略)と連結する。貫通孔55とブラシ台4の孔20とを連通させることで、蒸発面積が増加し、ブラシ台4の孔20に貯留された水分を効率的に蒸発させることができる。さらにヘヤーブラシ50とヘヤードライヤとを併用すると、ヘヤードライヤの熱がブラシ台4全体に伝わりやすく、ブラシ台4の孔20に蓄えられた水分を効率的に蒸発させることができる。これにより、ブリッスル2を介して頭髪に付着する水分を、より多く吸取ることが可能となる。
図7は本発明の第四実施形態としてのヘヤーブラシ60の断面図である。図1から図6に示す実施形態と同一の部分には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。第四実施形態に示すヘヤーブラシ60は、第一実施形態に示すヘヤーブラシ1と大略的には類似の構成、形状を有するが、第一実施形態に示すヘヤーブラシ1と異なり、ブラシ台4のブラシ部3を支持する面5と対向する面6に凹部70を有する点が異なる。この凹部70とブラシ台4の孔20(図示を省略)とは連通する。
ブラシ台4に凹部70を設けることで、ヘヤーブラシ60とヘヤードライヤとを併用すると、ヘヤードライヤの温風が凹部70に当たり、ブラシ台4の孔20に貯留される水分が蒸発しやくなる。これによりブリッスル2を介して連続的に水分を吸上げることが可能となり、濡れた頭髪を素早く乾燥させることができる。なお、ヘヤードライヤを併用しない場合であっても、ブラシ台4に凹部70を設けることで、ブラシ台4の表面積が増加し、ブラシ台4の孔20に貯留される水分が蒸発しやくなる。なお第四実施形態に示すヘヤーブラシ60では、ブラシ台60に凹部70を設けているけれども、ブラシ台4のみならず柄7の部分にも凹部を設けてもよい。
図8は、本発明の第五実施形態としてのヘヤーブラシ80の断面図である。図1から図7に示す実施形態と同一の部分には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。第五実施形態に示すヘヤーブラシ80は、第四実施形態に示すヘヤーブラシ60と略同一の構成、形状を有するが、第四実施形態に示すヘヤーブラシ60と異なり、ブラシ台4のブラシ部3を支持する面5と対向する面6の凹部70に吸水性の部材90が充填されている点が異なる。ブラシ台4の凹部70とブラシ台4の孔20とが連通することは第四実施形態に示すヘヤーブラシ60と同じである。吸水性の部材90としては、紙、ティッシュペーパー、ガーゼ、布などが例示される。
ブラシ台4の凹部70に、吸水性の部材を充填することで、ブラシ部4の孔20に貯留される水分を吸水性の部材90に吸水させることが可能となる。ブラシ部4の凹部70に充填される吸水性の部材90は、凹部70に着脱可能に充填されるので、水分を吸収した吸水性の部材90を取り替えることで、ブリッスル2を介して連続的に水分を吸上げることが可能となり、濡れた頭髪を素早く乾燥させることができる。なお第五実施形態に示すヘヤーブラシ80では、ブラシ台4に凹部70を設け、凹部70に吸水性の部材90を充填しているけれども、ブラシ台4のみならず柄7の部分にも凹部を設け、ここにも吸水性の部材を充填してもよい。
図9は、本発明の第六実施形態としてのヘヤーブラシ付ドライヤ100の一部を示す断面図である。図1から図8に示す実施形態と同一の部分には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。第六実施形態に示すヘヤーブラシ付ドライヤ100は、ヘヤーブラシ本体8と、ヘヤーブラシ本体8とヘヤードライヤ110とを連結するアタッチメント120を含み構成される。ヘヤーブラシ本体8は、第一実施形態などと同様、毛管吸引可能な孔10(図示を省略)を有するブリッスル2からなるブラシ部3、ブラシ部3を支持するブラシ台4を備える。ブラシ台4は、第一実施形態と同様に、ブリッスル2の孔10と連結する多数の孔20(図示を省略)を有し、一端21(図示を省略)を大気と接する。ブリッスル2の構造、ブラシ台4の孔20などは、第一実施形態に示すヘヤーブラシ1と同一である。
さらにブラシ台4は、内部にガスが流通可能なガス流路130を有する。ブラシ台4に設けられた孔20は、ガス流路130と連通する。ブラシ台4の内部に設けられたガス流路130は、ドライヤ110から供給される温風又は冷風を頭髪に導くものであり、温風又は冷風は、ガス流路130とブラシ台4のブラシ部3を支持する面5とを貫通する貫通孔140から噴出する。
このヘヤーブラシ付ドライヤ100を用いて濡れた頭髪を乾燥させると、温風又は冷風がアタッチメント120の内部のガス流路121、ブラシ台4のガス流路130及びブラシ台4の貫通孔140を介して頭髪に導かれる。頭髪の表面は、ドライヤ110から供給される温風又は冷風により乾燥する、一方、頭皮付近の頭髪は、ブリッスル2の孔10により水分が吸取られるので、頭髪は表面のみならず、頭皮方向からも乾燥し素早く濡れた頭髪を乾燥させることができる。ブリッスル2の孔10が吸水した水分は、ブラシ台4の孔20に運ばれる。ブラシ台4は内部に設けられたガス流路130を温風又は冷風が流通し、ブラシ台4の孔20はガス流路130と連通するので、ブラシ台4の孔20に貯留される水分は、温風又は冷風により簡単に蒸発させられる。
温風又は冷風は、ブラシ台4の孔20の水分を蒸発させるため、湿度を高めるが風量に対する水分量は少なく、濡れた頭髪の乾燥に与える影響はほとんどない。このようにブラ台4から連続的に水分が蒸発するので、ブリッスル2を介して連続的に水分を吸上げることが可能となり、濡れた頭髪を素早く乾燥させることができる。
上記のように本発明のヘヤーブラシ1、40、50、60、80及びヘヤーブシ付ドライヤ100は、毛管現象を利用することで、濡れた頭髪を素早く乾燥させることができる。またヘヤーブラシ1、40、50、60、80及びヘヤーブシ付ドライヤ100は、濡れた頭髪から連続的に水分を吸取ることができる特徴を有する。なお本発明の実施形態では、頭髪の乾燥を例として説明したけれども、頭髪に限定されることなく、犬や猫など動物の濡れた毛を乾燥することに適用可能なことは言うまでもない。さらに本発明のヘヤーブラシ1、40、50、60,80及びヘヤーブシ付ドライヤ100は、毛管吸引可能な孔をブリッスル2、ブラシ台4などに有するので、この微細な孔10、20が、頭髪の臭いを吸着する効果もある。
本発明の第一実施形態としてのヘヤーブラシ1の側面図である。 図1のヘヤーブラシ1の一部を拡大して示した部分断面図である。 図1のヘヤーブラシ1の一部を拡大して示した部分断面図である。 図1のヘヤーブラシの変形例であって、ブリッスル2の一部を拡大して示した部分断面図である。 本発明の第二実施形態としてのヘヤーブラシ40の側面図である。 本発明の第三実施形態としてのヘヤーブラシ50の断面図である。 本発明の第四実施形態としてのヘヤーブラシ60の断面図である。 本発明の第五実施形態としてのヘヤーブラシ80の断面図である。 本発明の第六実施形態としてのヘヤーブラシ付ドライヤ100の一部を示す断面図である。
符号の説明
1 ヘヤーブラシ
2 ブリッスル
3 ブラシ部
4 ブラシ台
5 ブラシ部を支持する面
6 ブラシ部を支持する面に対向する面
7 柄
8 ヘヤーブラシ本体
10 孔
14 孔の壁面
20 孔
22 孔の壁面
30 孔
32 孔の壁面
40 ヘヤーブラシ
45 フィン
50 ヘヤーブラシ
55 貫通孔
60 ヘヤーブラシ
70 凹部
80 ヘヤーブラシ
90 吸水部材
100 ヘヤーブラシ
110 ドライヤ
120 アタッチメント
130 ガス流路
140 貫通孔

Claims (14)

  1. 水を毛管吸引可能な孔を有するブリッスルからなるブラシ部と、
    該ブラシ部を支持するブラシ台と、
    該ブラシ台と接続する柄と、
    を備えることを特徴とするヘヤーブラシ。
  2. 細い針状体を多数束ね形成した水を毛管吸引可能な孔を有するブリッスルからなるブラシ部と、
    該ブラシ部を支持するブラシ台と、
    該ブラシ台と接続する柄と、
    を備えることを特徴とするヘヤーブラシ。
  3. 前記ブラシ台は、水を毛管吸引可能な孔を有し、該ブラシ台の孔は、一端を前記ブリッスルの孔と連通し、他端を大気に接することを特徴とする請求項1又は2に記載のヘヤーブラシ。
  4. 前記柄は、水を毛管吸引可能な孔を有し、該柄の孔は、一端を前記ブラシ台の孔と連通し、他端を大気に接することを特徴とする請求項3に記載のヘヤーブラシ。
  5. 前記ブラシ台の孔の大きさは、前記ブリッスルの孔の大きさと比較して略同一か又は大きいことを特徴とする請求項3又は4に記載のヘヤーブラシ。
  6. 前記柄の孔の大きさは、前記ブラシ台の孔の大きさに比較して略同一か又は大きいことを特徴とする請求項4又は5に記載のヘヤーブラシ。
  7. 少なくとも前記ブリッスルの孔の表面は、親水性を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1に記載のヘヤーブラシ。
  8. 少なくとも前記ブラシ台の孔の表面及び前記柄の孔の表面は、水との親和性が小さいことを特徴とする請求項3から7のいずれか1に記載のヘヤーブラシ。
  9. 前記ブラシ台は、前記ブラシ部を支持する面と対向する面の一部に凹部を有し、前記ブラシ台の孔は、該凹部と連通することを特徴とする請求項3から8のいずれか1に記載のヘヤーブラシ。
  10. 前記ブラシ台は、水を毛管吸引可能な孔を有するフィンを備え、該フィンの孔は、一端を前記ブラシ台の孔と連結し、他方を大気に接することを特徴とする請求項3から9のいずれか1に記載のヘヤーブラシ。
  11. 前記ブラシ台は、前記ブラシ部を支持する面と対向する面とを貫通する貫通孔を備え、前記ブラシ台の孔は、該貫通孔と連通することを特徴とする請求項3から10のいずれか1に記載のヘヤーブラシ。
  12. 前記ブラシ台は、前記ブラシ部を支持する面と対向する面の一部に凹部を有し、前記ブラシ台の孔は、該凹部と連通し、該凹部には着脱可能な吸水性を有する部材が嵌入されていることを特徴とする請求項3から11のいずれか1に記載のヘヤーブラシ。
  13. 前記柄は、前記柄の一部に凹部を有し、前記柄の孔は、該凹部と連通し、該凹部には着脱可能な吸水性を有する部材が嵌入されていることを特徴とする請求項4から12のいずれか1に記載のヘヤーブラシ。
  14. 水を毛管吸引可能な孔を有するブリッスルからなるブラシ部と、
    該ブリッスルの孔と連通する水を毛管吸引可能な孔を有する該ブラシ部を支持するブラシ台と、
    少なくとも温風を送風可能なヘヤードライヤと、
    該ヘヤードライヤと該ブラシ台とを接続するアタッチメントと、
    を含み、
    該ブラシ台は、さらに内部に空気を流通可能な流路と、該ブラシ部を支持する面と該流路を貫通する貫通孔と、を備え、該ブラシ台の孔は、該流路及び/又は該貫通孔と連通することを特徴とするヘヤーブラシ付ドライヤ。
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