JP4934328B2 - ブラシ毛を植設したヘアドライヤー - Google Patents

ブラシ毛を植設したヘアドライヤー Download PDF

Info

Publication number
JP4934328B2
JP4934328B2 JP2006057018A JP2006057018A JP4934328B2 JP 4934328 B2 JP4934328 B2 JP 4934328B2 JP 2006057018 A JP2006057018 A JP 2006057018A JP 2006057018 A JP2006057018 A JP 2006057018A JP 4934328 B2 JP4934328 B2 JP 4934328B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
resin
animal
planting
hairs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006057018A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007229316A (ja
Inventor
俊昭 倉科
美奈子 山口
Original Assignee
株式会社テスコム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社テスコム filed Critical 株式会社テスコム
Priority to JP2006057018A priority Critical patent/JP4934328B2/ja
Publication of JP2007229316A publication Critical patent/JP2007229316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4934328B2 publication Critical patent/JP4934328B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Brushes (AREA)

Description

本発明は、髪に温風をあてて乾かすためのヘアドライヤーに関する。
温風の吐出口付近にブラシ毛を植設し、髪にブラッシングをしながら温風をあてられるようにしたヘアドライヤーが広く使用されている。この種のヘアドライヤーは、濡れた髪に温風をあてて乾かしながら、髪を整え、或いはカールさせ、或いは髪の繊維を引き締めて髪のつやを向上させるといった機能を有している。
そのような機能をよりよく発揮させるための試みの1つとして、ブラシ毛の材質の選定がある。一般に樹脂毛を用いると髪との摩擦が小さく、獣毛を用いると摩擦が大きくなるので、すべりの良さを重視する場合には樹脂毛を、摩擦の大きさを重視する場合は獣毛を用いる。
例えば特開昭62−144603号公報では、棒状のブリッスル(樹脂毛)と複数の繊維毛からなるカーリング用のブリッスル(獣毛)を配列し、前記カーリング用のブリッスルを進退させられるものが提案されている。これによれば、樹脂毛を備えたアタッチメントと獣毛を備えたアタッチメントをそれぞれ用意しなくても、獣毛を用いる状態と樹脂毛のみの状態とを切り替えて使用することができる。
特開昭62−144603号公報
しかし、上記特開昭62−144603号公報では、カーリング用のブリッスルを進退させるために複雑な機構を必要とし、ユーザによる操作も片手では行えず不便であった。
本発明は、樹脂毛及び獣毛を自在に使い分けできるようにし、髪の根元付近から先端にかけてのブラッシング途中であっても髪との摩擦の大きさを微調整できるようにすることを課題とするものである。
(1)上記課題を解決するため、本発明のヘアドライヤーは、
筒状のハウジングと、
前記筒状のハウジングの吐出口から温風を吐出させるファン及びヒータと、を備え、
前記筒状のハウジングの軸線を境として一方側の面を、ブラシ毛が前記筒状のハウジングの軸方向に列をなして植設される植設面とし、反対側の面を、非植設面とし、
前記植設面のうち、前記非植設面に最も近い最外側の列には樹脂毛のみを植設し、前記最外側の列より内側の列には樹脂毛及び獣毛を植設し
前記最外側の列の樹脂毛の先端高さを前記獣毛の先端高さより高くしたものである。

これにより、ブラシ毛の植設面が髪と平行になるようにブラシを髪に当てれば、樹脂毛と獣毛の両者が髪の間に入り、大きな摩擦を得ることができる。一方、筒状のハウジングの軸まわりにブラシを若干回動させてブラシ毛の植設面を傾ければ、獣毛が髪から外れて最外側の樹脂毛が髪に残り、小さな摩擦を得ることができる。この操作は単にブラシを傾けるだけでよいので、ブラッシング途中でも摩擦の微調整を容易に行うことができる。ブラッシング途中で髪との摩擦を調整することで、髪にテンションを与えたい箇所では所望のテンションを効果的に与え、強いテンションを与えたくない箇所や髪からブラシを離脱させたい箇所では摩擦を小さくしてスムーズなブラッシングをすることができる。
(2)上記ヘアドライヤーにおいて、
前記筒状のハウジングの吐出口は、前記筒状のハウジングの軸方向に沿って、前記植設面より前記ファンに近い箇所、前記植設面、及び前記植設面より前記ファンから遠い箇所の少なくとも3箇所に形成されることが望ましい。
これにより、軸方向に列をなすブラシ毛の列全体にわたって温風を行き渡らせることができ、効果的に機能を発揮することができる。特に、吐出口を植設面よりファンに近い箇所及び遠い箇所にも設けることによって、ブラシ毛を髪の間に入れて植設面の吐出口が髪で塞がれるような場合でも、ブラシ毛の列全体に温風を行き渡らせることができる。
次に、本発明の具体例である実施形態について、図面を参照して説明する。
<1.構成>
図1は、本発明の実施形態に係るヘアドライヤーの概略斜視図である。図2は、上記ヘアドライヤーを軸線方向から見た図である。このヘアドライヤーは、筒状の本体1と、これに略同軸状に取り付けられる筒状のアタッチメント2とを備えている。これら本体1とアタッチメント2とで、本発明における筒状のハウジングが構成される。
本体1の内部には、温風を発生する図示しないファン、ヒータ等が収納されている。本体1の外面には、ファンの回転/停止及びヒータのON/OFFを切り替えるスイッチ(図示せず)が取り付けられている。
アタッチメント2は、図2に示すように、その軸線を境として一方側の曲面を、ブラシ毛が植設される植設面21とされ、反対側の曲面を、非植設面22とされている。植設されるブラシ毛の種類は、樹脂毛31及び獣毛32の2種類である。樹脂毛31及び獣毛32は、図1に示すようにいずれもハウジングの軸線方向に列をなして植設されている。そして、最外側の各列は樹脂毛31のみが植設された樹脂毛列とされている。最外側の樹脂毛列より内側には、樹脂毛にそれぞれ隣接するように獣毛32のみが植設された獣毛列が配置されている。獣毛列より内側には、樹脂毛列又は獣毛列(本実施形態では樹脂毛列のみ)が植設されている。
樹脂毛31には、獣毛32より一本一本の長さが長いものが用いられており、樹脂毛31は獣毛32より先端高さが高くなっている。獣毛32には、豚又は馬などの毛が用いられており、樹脂毛31より一本一本の太さが細く、複数本ごとに束ねて植設されている。これら樹脂毛31及び獣毛32は、筒状のアタッチメントの曲面に対して垂直に植設されるので、図2のようにアタッチメントの軸線方向から見ると、放射状に植設されている。
アタッチメント2には、温風を吐出する吐出口23、24、25が形成されている。図1に示すように、吐出口24は植設面21の中央に形成され、アタッチメント2の軸方向に沿って長い開口となっている。吐出口23は植設面21より本体1に近い箇所、吐出口25は植設面21より本体1から遠い箇所にそれぞれ形成されている。
このように吐出口23、24、25が、ブラシ毛の植設されたアタッチメント2の軸方向に沿って形成されているので、ブラッシング時の髪に広く温風をあてることができる。また吐出口24は植設面21に形成されているので、吐出口24の開口面積が設計上大きくとれない場合や、ブラッシング時に髪で塞がれて十分な量の温風を吐出できない場合もある。しかしながら、その両端付近の吐出口23、25からも温風が出るので、ブラッシング時の髪に広く温風をあてることができる。
<2.作用>
図3は、上記ヘアドライヤーを使用するときのブラシ毛と毛髪の関係を示した図である。
本体1に設けられたスイッチを使用者が操作して本体1内のファンとヒータが作動すると、吐出口23、24、25から温風が吹き出される。図3(A)に示すように、髪との摩擦が小さい樹脂毛31は、髪との摩擦が大きい獣毛32より先端高さが高くなっているので、樹脂毛31を髪Hの間に深く挿入することが容易であるとともに、獣毛32も髪Hの間に深すぎない程度に挿入することができる。このヘアドライヤーを髪Hの根元付近から毛先への方向(図示矢印方向)に沿って移動させることにより、樹脂毛31によるブラッシングと同時に、獣毛32により髪に効果的にテンションを与えながら温風をあて、髪の繊維を引き締めて髪のつやを向上させることができる。
髪に与えるテンションを弱めたい場合や、毛先付近でヘアドライヤーを髪から離脱させたい場合には、ブラシの角度を図3(B)に示すように傾ければよい。植設面21の最外側に樹脂毛31が植設され、その内側に獣毛32が植設されているので、このように傾ければ、髪Hの間への樹脂毛31の挿入深さ(特に最外側の樹脂毛31の挿入深さ)を大幅に減らすことなく、獣毛32の挿入深さを簡単に減らすことができる。本実施形態では、最外側の樹脂毛31の先端高さが獣毛32より高くなっているので、一層容易に獣毛32の挿入深さを減らすことができる。
獣毛32の挿入深さを減らすことにより、髪との摩擦を小さくすることができ、髪に与えるテンションを弱めたりヘアドライヤーを髪から離脱させたりすることができる。
髪との摩擦が小さくなりすぎたときは、図3(B)のように植設面21を傾けた状態から、図3(A)のように植設面21と髪Hが平行に近い状態に戻すことにより、再度獣毛32を髪Hの間に深く挿入することができる。従って、ブラッシング途中でも髪との摩擦を容易に調整することができ、髪にテンションを与えたい箇所では所望のテンションを効果的に与え、強いテンションを与えたくない箇所や髪からヘアドライヤーを離脱させたい箇所では摩擦を小さくしてスムーズなブラッシングをすることができる。
以上の各実施形態は本発明の具体例を示すものであり、特許請求の範囲に記載した発明概念の範囲内で適宜に変更・追加等を行うことができる。例えば、ヘアドライヤーの各構成部材の形状、寸法、部材の数、結合方法などは上記の各実施形態に拘泥すべきものではない。
本発明の実施形態に係るヘアドライヤーの概略斜視図である。 上記ヘアドライヤーを軸線方向から見た図である。 上記ヘアドライヤーを使用するときのブラシ毛と毛髪の関係を示した図である。
符号の説明
1…本体、2…アタッチメント、21…植設面、22…非植設面、23,24,25…吐出口、31…樹脂毛、32…獣毛、H…髪

Claims (1)

  1. 筒状のハウジングと、
    前記筒状のハウジングの吐出口から温風を吐出させるファン及びヒータと、を備え、
    前記筒状のハウジングの軸線を境として一方側の面を、ブラシ毛が前記筒状のハウジングの軸方向に列をなして植設される植設面とし、反対側の面を、非植設面とし、
    前記植設面のうち、前記非植設面に最も近い最外側の列には樹脂毛のみを植設し、前記最外側の列より内側の列には樹脂毛及び獣毛を植設し
    前記最外側の列の樹脂毛の先端高さを前記獣毛の先端高さより高くした、ヘアドライヤー。
JP2006057018A 2006-03-02 2006-03-02 ブラシ毛を植設したヘアドライヤー Active JP4934328B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006057018A JP4934328B2 (ja) 2006-03-02 2006-03-02 ブラシ毛を植設したヘアドライヤー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006057018A JP4934328B2 (ja) 2006-03-02 2006-03-02 ブラシ毛を植設したヘアドライヤー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007229316A JP2007229316A (ja) 2007-09-13
JP4934328B2 true JP4934328B2 (ja) 2012-05-16

Family

ID=38550498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006057018A Active JP4934328B2 (ja) 2006-03-02 2006-03-02 ブラシ毛を植設したヘアドライヤー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4934328B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6258606B2 (ja) * 2013-06-04 2018-01-10 ヤーマン株式会社 ドライヤー
WO2015190217A1 (ja) * 2014-06-13 2015-12-17 シャープ株式会社 ヘアケア方法およびヘアケア装置
AU2017236402B2 (en) * 2016-03-24 2019-08-29 Dyson Technology Limited Attachment for a handheld appliance

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4327157Y1 (ja) * 1965-03-20 1968-11-11
JPS6329805B2 (ja) * 1980-09-19 1988-06-15 Tokyo Shibaura Electric Co
JPS57186536A (en) * 1981-05-13 1982-11-17 Nissan Motor Co Ltd Vehicle with cab over engine
JP2694831B2 (ja) * 1987-07-15 1997-12-24 松下電工株式会社 ヘアカール器
FR2725347B3 (fr) * 1994-10-10 1996-08-02 Philips Electronics Nv Brosse de coiffure
EP0892614B1 (en) * 1996-12-24 2003-07-30 Koninklijke Philips Electronics N.V. Hair styling instrument

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007229316A (ja) 2007-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9609941B2 (en) Hair styling tool with movable dividers
ES2616404T3 (es) Dispositivo de higiene bucal
GB2546012A (en) Hair Brush
US20130036565A1 (en) Brush for applying a composition to the eyelashes and/or the eyebrows
JP4934328B2 (ja) ブラシ毛を植設したヘアドライヤー
WO2017163066A1 (en) Attachment for a handheld appliance
US20130186422A1 (en) Combined Device for Treating the Hair
US20070174986A1 (en) Hairbrush for hot curling
KR101383429B1 (ko) 회전형 롤 브러쉬
US20110114110A1 (en) Hair styling assembly
EP0892614B1 (en) Hair styling instrument
US20170071323A1 (en) Brush Head Partially Covered with Brush Tips or Randomly Directed Bristles and Method of Use
US4566473A (en) Air baffled hairbrush
KR200460464Y1 (ko) 헤어브러쉬
JP2007021158A (ja) 整髪用アイロンブラシ
CA2327062C (en) Hair brush
JP7113500B2 (ja) ヘアブラシ
JP2004008669A (ja) ヘアブラシ
JP2007029424A (ja) ブローブラシ
KR200497710Y1 (ko) 헤어브러쉬
KR200398550Y1 (ko) 헤어브러시
WO2021131553A1 (ja) 歯ブラシ
KR200318919Y1 (ko) 헤어 브러쉬
JP2501103B2 (ja) ヘア−ドライヤ
JPH038161Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4934328

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350