JP2007150476A - 無線通信端末、無線通信システム及び無線基地局選択方法 - Google Patents

無線通信端末、無線通信システム及び無線基地局選択方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パイロットビーコンを用いつつ、目的となる無線基地局装置に確実に遷移をさせることが可能な無線通信端末である。
【解決手段】無線通信端末10は、無線基地局装置のそれぞれについて、BC、CHとSIDとGEOと当該GEOに応じたグループ内での優先度とを記憶するとともに、無線基地局装置100AのGEOにはGEO1を記憶し、無線基地局装置100Z及び200のGEOにはGEO2を記憶し、無線基地局装置100Zに対する優先度を無線基地局装置200よりも高くして記憶している。無線通信端末10は、無線基地局装置100Aを待ち受け対象とする状態から無線基地局装置200を待ち受け対象とする状態へ移行し、無線基地局装置200から正常でない無線信号を受信すると、当該無線信号の送信元の無線基地局装置200と同じGEOが記憶されている無線基地局装置の中から高い優先度の無線基地局装置に対して捕捉処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に無線基地局装置との間で無線通信を行う携帯電話端末等の無線通信端末、無線通信システム及び無線基地局選択方法に関する。
に関する。
従来の携帯電話等の無線通信端末では、電源がオンされ起動された際に、無線基地局装置に対する捕捉処理を行い、待ち受け処理の対象とする。ところで、図6に示す無線通信システムのように、一般の通信サービスを提供する無線基地局装置BS−Aから、当該無線基地局装置BS−Aと周波数帯域及びチャネルが異なる特定の無線基地局装置BS−Zへ無線通信端末10Zを遷移させたい場合がある。ここで、特定の無線基地局装置BS−Zとは、例えばビル等の構内で内線電話サービスを提供するための無線基地局装置等である。
無線通信端末10Zは、無線基地局装置を捕捉する際、待ち受け処理中の無線基地局装置と同一の周波数帯域(BandClassのID=6)及びチャネル(ChannelのID=225)を他の周波数帯より優先して、他の無線基地局装置からパイロット信号を受信し、無線基地局装置の捕捉を行う。
このため、無線通信端末10Zは、無線基地局装置BS−Aと同一の周波数帯域及びチャネルにてパイロット信号を送信する他の無線基地局装置が存在する場合、無線通信端末10Zの近傍に異なる周波数帯域及びチャネルにてパイロット信号を送信する無線基地局装置BS−Zが存在するにも関わらず、他の無線基地局装置を捕捉してしまい、無線基地局装置BS−Zへの遷移を確実に実行させることが難しいことが知られていた。
そこで、図7に示すように確実に無線通信端末を目的の無線通信端末に遷移させるために、遷移元の無線基地局装置BS−Aと同一の周波数帯域及びチャネルでパイロット信号を送信するパイロットビーコン(Pilot Beacon)と呼ばれる無線基地局装置を設置する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。当該技術を用いることで、無線基地局装置BS−Aから一度パイロットビーコンに遷移させた後に、パイロットビーコンから無線通信端末を強制的にシステムロストさせて、目的の無線基地局装置BS−Zに遷移させる確率を高めることができる。
特開2004−297480号公報
しかしながら、パイロットビーコンから目的の無線基地局装置BS−Zへ遷移させることができるか否かは従来の無線通信端末10Zによる捕捉処理に依存する部分が多く、確実に遷移させることができるか否かは不明瞭であるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、その目的は、パイロットビーコンを用いつつ、目的となる無線基地局装置に確実に遷移をさせることが可能な無線通信端末、無線通信システム及び無線基地局選択方法を提供することにある。
上記した課題を解決するために本発明は、第1の周波数情報に基づいて通信を行う第1の無線基地局装置と、第2の周波数情報に基づいて通信を行う第2の無線基地局装置と、前記第1の周波数情報にて通信が行われると正常でない無線信号を送信する第3の無線基地局装置と、通信中の周波数情報にて無線信号を送信する無線基地局装置を優先的に待ち受け対象として選択する無線通信端末とを備えた無線通信システムにおける無線通信端末であって、前記無線基地局装置のそれぞれについて、周波数情報とグループ情報と当該グループ情報に応じたグループ内での捕捉優先度情報とを記憶するとともに、前記第1の無線基地局装置に対する前記グループ情報には第1のグループを示す情報を記憶し、前記第2及び第3の無線基地局装置に対する前記グループ情報には第2のグループを示す情報を記憶し、前記第2の基地局装置に対する前記捕捉優先度情報が前記第3の無線基地局装置に対する前記捕捉優先度情報よりも高い優先度となるように記憶する記憶手段と、前記第1の周波数情報での通信にて前記第1の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態から前記第3の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態へ移行した場合に、前記第3の無線基地局装置から前記正常でない無線信号を受信すると、前記記憶手段にて当該無線信号の送信元の前記第3の無線基地局装置と同じグループ情報の中で前記捕捉優先度情報が高い優先度の無線基地局装置に対して捕捉処理を実行する捕捉処理手段と、を備えたことを特徴とする無線通信端末である。
本発明は、上記に記載の発明において、前記第2の無線基地局装置に対する前記捕捉優先度情報は、前記グループ情報として前記第2のグループを示す情報が記憶されている前記無線基地局装置の中で最も高い優先度に設定されていることを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記捕捉処理手段は、前記捕捉処理を行う際に、前記第3の無線基地局装置と同じグループ情報と前記捕捉優先度情報とに基づいて、前記記憶手段から高い優先度の前記周波数情報を読み出す読出手段と、通信する周波数情報を、前記読出手段が読み出した前記周波数情報に切り替える周波数切替手段と、を備え、前記周波数切替手段が切り替える前記周波数情報の通信にて無線基地局装置を捕捉することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、第1の周波数情報に基づいて通信を行う第1の無線基地局装置と、第2の周波数情報に基づいて通信を行う第2の無線基地局装置と、通信中の周波数情報にて無線信号を送信する無線基地局装置を優先的に待ち受け対象として選択する無線通信端末とを備えた無線通信システムであって、前記第1の周波数情報にて通信が行われると正常でない無線信号を送信する第3の無線基地局装置を備え、前記無線通信端末は、前記無線基地局装置のそれぞれについて、周波数情報とグループ情報と当該グループ情報に応じたグループ内での捕捉優先度情報とを記憶するとともに、前記第1の無線基地局装置に対する前記グループ情報には第1のグループを示す情報を記憶し、前記第2及び第3の無線基地局装置に対する前記グループ情報には第2のグループを示す情報を記憶し、前記第2の基地局装置に対する前記捕捉優先度情報が前記第3の無線基地局装置に対する前記捕捉優先度情報よりも高い優先度となるように記憶する記憶手段と、前記第1の周波数情報での通信にて前記第1の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態から前記第3の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態へ移行した場合に、前記第3の無線基地局装置から前記正常でない無線信号を受信すると、前記記憶手段にて当該無線信号の送信元の前記第3の無線基地局装置と同じグループ情報の中で前記捕捉優先度情報が高い優先度の無線基地局装置に対して捕捉処理を実行する捕捉処理手段と、を備えたことを特徴とする無線通信システムである。
本発明は、上記に記載の発明において、第1の周波数情報に基づいて通信を行う第1の無線基地局装置と、第2の周波数情報に基づいて通信を行う第2の無線基地局装置と、前記第1の周波数情報にて通信が行われると正常でない無線信号を送信する第3の無線基地局装置と、通信中の周波数情報にて無線信号を送信する無線基地局装置を優先的に待ち受け対象として選択する無線通信端末とを備えた無線通信システムにおける無線基地局選択方法であって、前記無線通信端末が、前記無線基地局装置のそれぞれについて、周波数情報とグループ情報と当該グループ情報に応じたグループ内での捕捉優先度情報とを記憶手段に記憶させるとともに、前記第1の無線基地局装置に対する前記グループ情報には第1のグループを示す情報を記憶させ、前記第2及び第3の無線基地局装置に対する前記グループ情報には第2のグループを示す情報を記憶させ、前記第2の基地局装置に対する前記捕捉優先度情報が前記第3の無線基地局装置に対する前記捕捉優先度情報よりも高い優先度となるように記憶させるステップと、前記無線通信端末が、前記第1の周波数情報での通信にて前記第1の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態から前記第3の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態へ移行するステップと、前記第3の無線基地局装置から前記正常でない無線信号を受信するステップと、前記無線通信端末が、前記記憶手段にて当該無線信号の送信元の前記第3の無線基地局装置と同じグループ情報の中で前記捕捉優先度情報が高い優先度の無線基地局装置に対して捕捉処理を実行するステップと、を含むことを特徴とする無線基地局選択方法である。
この発明によれば、無線通信端末は、無線基地局装置のそれぞれについて、周波数情報とグループ情報と当該グループ情報に応じたグループ内での捕捉優先度情報とを記憶するとともに、第1の無線基地局装置に対するグループ情報には第1のグループを示す情報を記憶し、第2及び第3の無線基地局装置に対するグループ情報には第2のグループを示す情報を記憶し、第2の基地局装置に対する捕捉優先度情報が第3の無線基地局装置に対する捕捉優先度情報よりも高い優先度となるように記憶する記憶手段を備えている。そして、
第1の周波数情報での通信にて第1の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態から第3の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態へ移行した場合に、第3の無線基地局装置から正常でない無線信号を受信すると、記憶手段にて当該無線信号の送信元の第3の無線基地局装置と同じグループ情報の中で捕捉優先度情報が高い優先度の無線基地局装置に対して捕捉処理を実行する構成とした。これにより、第3の無線基地局装置への遷移を経由して、第1の無線基地局装置から、目的となる第2の無線基地局装置に確実に無線通信端末を遷移をさせることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る無線通信システム1を示す概略ブロック図である。
無線通信システム1は、無線基地局装置100Aと、パイロットビーコン(Pilot Beacon)と呼ばれる無線基地局装置200と、無線基地局装置100Zと、無線通信端末10とを備えている。無線通信端末10は、無線基地局装置100A、100Z、200のいずれか1つの無線基地局装置を捕捉して待ち受け対象とし、待ち受け対象の無線基地局装置との間で無線信号による通信を行う。
無線基地局装置100Aは、例えば、公衆携帯電話通信サービスを提供する基地局システムに属する無線基地局装置(以下、同種の通信サービスを提供する装置を「通常の無線基地局装置」と記載)である。図1の例では、無線基地局装置100Aには、BandClass(周波数帯、以下、BCと記載)のID(IDentifier)に6、Channel(チャネル、以下、CHと記載)のIDに255、PN符号のIDに20、SID(System ID)に12304、NID(Network ID)に65535が付与されている。
ここで、BCのIDとは、無線基地局装置(基地局システム)が無線信号を送出する際に使用する周波数帯を識別できるように予め付与されるIDである。また、CHのIDとは、BCのIDに対応する周波数帯にて、無線基地局装置(基地局システム)が無線信号を送信する際に使用するチャネルを識別できるように予め付与されるIDである。PN符号のIDとは、無線基地局装置(基地局システム)がパイロット信号を送信する際に適用される短周期PN符号を一意に識別できるように予め付与されるIDであり、無線基地局装置(基地局システム)ごとに異なる値である。SIDは、基地局システムを一意に識別できるIDである。NIDは、基地局システムの中で、幾つかのネットワークを論理的に構成する際に、各ネットワークを一意に識別できるように付与されるIDである。ここで、基地局システムとは、1つ以上の無線基地局装置によって構成される無線通信システムであり、複数の無線基地局装置により構成される場合には、それぞれの無線基地局装置には同一のSIDが付与されることになる。例えば、図1では、無線基地局装置200と無線基地局装置100Zは、同一の基地局システムに属している。
次に、無線基地局装置100Zは、無線通信端末10が無線基地局装置100Zの無線信号の送信範囲に近づいた場合に、優先的に待ち受け処理をさせる無線基地局装置(以下、ターゲット無線基地局装置と記載)である。無線基地局装置100Zは、例えば、構内にて設置され、内線電話サービスを行う基地局システムに属する無線基地局装置であり、そのため一般的には、公衆の通信サービスを提供する基地局システムに属する無線基地局装置100Aとは異なる周波数帯が設定されることになる。図1の例では、無線基地局装置100Zには、BCのIDに3、CHのIDに76、PN符号のIDに50、SID(System ID)に12305、NIDに1445が付与される。
次に、パイロットビーコンである無線基地局装置200は、無線基地局装置100Aから無線基地局装置100Zへ無線通信端末10を遷移させるためにのみ用いられ、通信サービスの提供は行わない無線基地局装置である。また、無線基地局装置200は、無線通信端末10によって待ち受け対象とされた場合、存在しないチャネルのIDを含んだECCLM(Extended CDMA Channel List Message)(以下、正常でないECCLMと記載)を送信し、無線通信端末10をシステムロスト状態にさせる。また、無線基地局装置200は、無線通信端末10によって捕捉された場合、存在しないチャネルのIDを含んだSCHM(Sync CHannel Message)(以下、正常でないSCHMと記載)を送信し、無線通信端末10をシステムロスト状態にさせる。また、図1の例では、無線基地局装置200には、通常の無線基地局装置100Aと同一のBCのIDとCHのIDが付与され、ターゲット無線基地局装置100Zと同一のPN符号のIDとSIDとNIDとが付与される。
なお、PN符号のIDを除いた、BCのID、CHのID、SID、NIDからなる情報を以下、基地局情報と記載する。
図2は、無線通信端末10の内部構成を示したブロック図である。
なお、以下の説明で、上記の無線基地局装置100A、100Z、200のいずれにも該当する装置を示す場合、符号を付けず「無線基地局装置」と記載する。
無線通信端末10において、無線通信部11は、内部に備えるRF(Radio Frequency)回路により、予め設定される幾つかの使用周波数帯を順次切り替えて、無線信号を受信することが可能であり、受信した無線信号に基づいて無線基地局装置を捕捉する。
ここで、「捕捉する」とは、無線通信端末10が無線基地局装置からの短周期PN符号に自端末の短周期PN符号を同期させることをいう。具体的には、無線通信部11は、無線基地局装置から送信されるパイロット信号を順次検出し、検出したパイロット信号に対して自端末の短周期PN符号を同期させることになり、同期させることができた場合に捕捉が成功する。なお、この捕捉により無線通信端末10がある基地局システムの無線基地局装置から他の基地局システムの無線基地局装置へ待ち受け対象を変更することを、以下の説明では「遷移する」という。
また、無線通信部11は、ある基地局システムにおける無線基地局装置と待ち受け処理を行っている場合に、待ち受け処理中の周波数帯及びチャネルと同一の周波数帯及びチャネルから送信されるパイロット信号を優先的に受信し、この受信したパイロット信号の中で受信強度の最も大きいものにPN符号を変更して同一の基地局システムにおける他の無線基地局装置へのハンドオフを行う。この場合、無線通信部11は、待ち受け処理の状態を維持しつつ他の無線基地局装置へハンドオフする。
また、無線通信部11は、待ち受け処理の状態を維持して他の無線基地局装置へハンドオフした場合、ハンドオフ先の無線基地局装置から、基地局情報等を含むオーバーヘッド(OVerHead)情報を無線信号により受信し、受信したオーバーヘッド情報に基づいて内部に記憶している無線基地局装置の設定情報を更新、すなわち設定情報の書き換えを行う。また、無線通信部11は、他の無線基地局装置へのハンドオフを実施した場合、ハンドオフ先の無線基地局装置に関するオーバーヘッド情報を保持していない場合に限り、オーバーヘッド情報の更新処理を実施する。この更新処理では、無線通信部11は、待ち受け状態にあるときに常に監視するチャネル(ページングチャネル)上でオーバーヘッド情報を受信するとともに、このオーバーヘッド情報の一部として受信するメッセージ(ECCLM)を受信する。このメッセージには、待ち受けを行うべきチャネルを指示する情報が含まれており、無線通信部11は、この情報に従って待ち受けチャネルの変更を実施したり、メッセージで指定されたチャネルを持つ無線基地局装置に対して更にハンドオフを実施したりすることにより、最終的な待ち受けチャネルを決定する。なお、当該メッセージ(ECCLM)に他の無線基地局装置へのハンドオフが指定されていない場合には、無線通信部11は、当該無線基地局装置での待ち受け処理を継続する。
また、無線通信部11は、制御部20からの指示情報に従って待ち受け処理中の周波数帯及びチャネルとは異なる周波数帯及びチャネルに切り替えた場合、待ち受け処理の状態を維持せずに、制御部20からの指示情報に含まれる基地局情報に対応する無線基地局装置の捕捉を行う。また、無線通信部11は、異なる周波数帯及びチャネルに切り替えて無線基地局装置を捕捉した場合、シンク(同期)チャネルを通じて、SCHM(Sync CHannel Message:同期チャネルメッセージ)を受信する。また、無線通信部11は、SCHMを受信した場合、SCHMに含まれているページングチャネルの情報などを参照して、捕捉した無線基地局装置との間で待ち受け処理を開始する。
また、無線通信部11は、無線基地局装置から正常でないECCLMを受信した場合には、ECCLMの送信元の無線基地局装置の再捕捉を行う。また、無線通信部11は、正常でないSCHMを受信した場合、ページングチャネルにて無線信号を受信することができないため、通信相手が不在のシステムロスト状態を示す情報と内部の設定情報に記憶している直前の通信相手である無線基地局装置の基地局情報とを制御部20に入力する。
制御部20は、無線通信端末1の各機能部間の動作の制御を行う機能を有している。本実施形態では、後述するPRL管理手段21と、判定手段22と、指示手段23とを備えている。制御部20において、PRL管理手段21は、判定手段22から基地局情報を含む検索要求が入力された場合、当該基地局情報に一致するレコードが存在するか否かを記憶部30に記憶されるPRL(Preferred Roaming List)31から検索し、その検索結果を判定手段22に出力する。また、PRL管理手段21は、指示手段23から新たな基地局情報の取得要求が入力された場合、PRL31に記憶される捕捉優先度情報や後述するグループ識別情報を参照して基地局情報を読み出し、読み出した基地局情報を指示手段23に入力する。
判定手段22は、無線通信部11が、他の基地局システムの無線基地局装置の捕捉を行う場合、無線通信部11から無線通信部11が捕捉した無線基地局装置の基地局情報が入力され、入力される基地局情報を含む検索要求をPRL管理手段21に入力する。また、判定手段22は、PRL管理手段21から出力される検索応答に基づいて、無線通信部11から入力される基地局情報に一致する情報がPRL31に存在するか否かを判定する。
指示手段23は、判定手段22が、無線通信部11から入力される基地局情報に一致する情報がPRL31に存在すると判定した場合、待ち受け対象の無線基地局装置であることを示す情報を無線通信部11に入力して無線通信部11に待ち受け処理を行わせる。また、指示手段23は、判定手段22が、無線通信部11から入力される基地局情報に一致する情報がPRL31に存在すると判定した場合、待ち受け対象外の無線基地局装置であることを示す情報を無線通信部11に入力して無線通信部11に当該無線基地局装置との間で待ち受け処理を行わせず、他の無線基地局装置を捕捉させるか、圏外の表示を表示部13に出力する。また、指示手段23は、無線通信部11からシステムロスト状態を示す情報と基地局情報とが入力された場合、新たな無線基地局装置を取得するため、PRL管理手段21に入力される基地局情報を含む取得要求を入力する。また、指示手段23は、PRL管理手段21から新たな基地局情報が出力された場合、出力される基地局情報を含む捕捉指示情報を無線通信部11に入力する。
音声入出力部12は、マイクロフォンとスピーカと音声処理回路を備えており、制御部20からの着信通知に従って着信時に着信音を鳴動する。また、音声入出力部12は、制御部20から入力される他の無線通信端末から受信した音声信号を復号化して出力する。また、音声入出力部12は、利用者の音声を集音して音声信号に変換し、符号化を行って制御部20に出力する。
表示部13は、例えば液晶と表示制御回路等を具備しており、制御部20から入力される画像データ等を液晶へ表示する。操作部14は、例えばキーボード等を具備しており、利用者のキー操作を検出し、検出したキーの情報を制御部20に入力する。
記憶部30は、不揮発性の記憶領域であり、PRL(Preferred Roaming List)31を記憶している。図3は、PRL31のデータ構成を示した図であり、PRL31は、「INDEX」、「BC」、「CH」、「SID」、「NID」、「GEO(Geo Location)」、「PRI(Priority)」の項目を有している。「INDEX」には記憶されるレコードを識別できるようにレコードごとに番号が記憶される。「BC」には、レコードに該当する無線基地局装置の周波数帯のIDが記憶される。「CH」には、レコードに該当する無線基地局装置のチャネルのIDが記憶される。「SID」には、レコードに該当する無線基地局装置が属する基地局システムのIDが付与される。「NID」には、レコードに該当する無線基地局装置が基地局システム内で構成するネットワークのIDが付与される。
「GEO」には、PRL31において、無線基地局装置のレコードをグループ化する場合に、グループ毎に付与されるグループ識別情報が記憶される。具体的には、図3に示すように「INDEX」が0から63までのレコードが、ある1つのグループ(このグループのグループ識別情報を以下、GEO1とする)に属しており、「INDEX」が64から83までのレコードは、他のグループ(このグループのグループ識別情報を以下、GEO2とする)に属している。なお、「GEO」に記憶される「NEW」は新たなGEOであることを示しており、図3では、2つの「NEW」が存在するため2つのグループが存在することが示されており、「SAME」は上のレコードと同じGEOに属することを示している。
「PRI」には、1つのGEO内で読み出される優先順位を示す捕捉優先度情報が記憶される。図3では、GEO1において「INDEX」が0から31までのレコードが、「INDEX」が32から63までのレコードより優先的に読み出されるように設定されている。また、GEO2において「INDEX」が64から73までのレコードが、「INDEX」が74から83までのレコードより優先的に読み出されるように設定されている。なお、「PRI」に記憶される「SAME」は下のレコードと同じ優先度を示しており、「MORE」は下のレコードより優先度が高いことを示している。
つまり、制御部20のPRL管理手段21は、PRL31において「INDEX」が0のレコードから順に参照して行くことで、同じGEOに属するレコードを指定して読み出すことができ、さらに同じGEOの中で優先度の高いレコードを指定して読み出すことができる。
図4は、図3で示したPRL31に無線基地局装置のレコードを記憶させる場合の配置の概略を示した図である。図4に示されるように、無線基地局装置100Aを含む通常の無線基地局装置群はGEO1に属させるようにレコードを配置し、無線基地局装置100Zを含むターゲット無線基地局装置群及びパイロットビーコンの無線基地局装置群を異なるGEOであるGEO2に属させるようにレコードを配置する。さらに、GEO2の中において、ターゲット無線基地局装置群の捕捉優先度情報が、パイロットビーコンの無線基地局装置群の捕捉優先度情報よりも高い優先度となるようにレコードを配置する。なお、図3では、無線基地局装置100Aのレコードは、「INDEX」が0のレコードであり、無線基地局装置100Zのレコードは「INDEX」が64のレコードであり、パイロットビーコンである無線基地局装置200のレコードは「INDEX」が74のレコードに該当し、図4に示すように配置されている。
このようにレコードを配置することで、無線通信端末10が、無線基地局装置100Aからパイロットビーコンである無線基地局装置200にハンドオフ(移行)した後、無線基地局装置200から正常でないSCHMを受信し、システムロスト状態になると、PRL31から、無線基地局装置200のレコードが属するGEO2にて、無線基地局装置200とSIDとNIDが同一のレコードをPRL31の「PRI」に従って読み出すことで無線基地局装置100Zのレコードが読み出される。そして、無線通信端末10の周波数帯及びチャネルを、当該レコードに含まれる周波数帯及びチャネルに切り替えさせた後、無線基地局装置100Zを捕捉させることで、通信中の周波数帯及びチャネルに依存せず、特定の無線基地局装置へ確実に遷移させることが可能となる。
次に、図5を参照して、無線通信端末10が無線基地局装置100Aとの間で待ち受け処理を行っている状態から、パイロットビーコンである無線基地局装置200にハンドオフし、その後、無線基地局装置100Zに遷移するまでの無線通信端末10における処理を説明する。
図5の縦軸は、無線通信端末10がどの無線基地局装置と通信状態にあるかを示しており、左から順に、「通信相手なし状態」、「無線基地局装置100Aと通信状態」、「無線基地局装置200(パイロットビーコン)と通信状態」、「無線基地局装置100Zと通信状態」の各状態であることを示している。
最初に、無線通信端末10の無線通信部11が無線基地局装置100Aと待ち受け処理を行っている状態(ステップS1)から、無線通信端末10が利用者に携帯されて、パイロットビーコンである無線基地局装置200の無線信号の送信範囲に移動する。そして、無線基地局装置200から送信されるパイロット信号の受信強度が、無線基地局装置100Aから送信される無線信号の受信強度より大きくなった場合、無線通信端末10の無線通信部11は、待ち受け状態を維持しつつ無線基地局装置200にハンドオフする(ステップS2)。そして、無線通信端末10の無線通信部11は、無線基地局装置200から送信される無線信号に含まれるオーバーヘッド情報を読み出し、読み出したオーバーヘッド情報に基づいて内部に記憶している無線基地局装置の設定情報の更新する(ステップS3)。
次に、無線通信端末10の無線通信部11は、無線基地局装置200から正常でないECCLMを受信する(ステップS4)。ECCLMに含まれているチャネルのIDに対応するチャネルが存在しないため、無線通信部11は、チャネル切替失敗として(ステップS5)、システムロスト状態となる(ステップS6)。無線通信部11は、チャネル切替失敗によりシステムロスト状態となったことで、ECCLMの送信元の無線基地局装置200の再捕捉を開始する(ステップS8)。
無線基地局装置200は、無線通信部11により捕捉された場合、正常でないSCHMを送信し(ステップS9)、当該SCHMを受信した無線通信部11は、SCHMに含まれるページングチャネル(PCH)が存在しないため、PCHの受信が失敗すると(ステップS10)、システムロスト状態であることを示す情報と、設定情報に記憶されている直前の通信相手である無線基地局装置200の基地局情報とを制御部20の指示手段23に入力する(ステップS11)。指示手段23は、無線通信部11からシステムロスト状態である情報と基地局情報が入力されると、基地局情報を含む取得要求をPRL管理手段21に入力する。PRL管理手段21は、取得要求に含まれる基地局情報を含むレコードをPRL31から検索し、検索したレコードに含まれる「GEO」を参照する。次に、当該「GEO」と同じGEOに属し、入力される基地局情報に含まれるSID及びNIDに一致するレコードをPRL31の「PRI」に従って読み出す。ここでは、無線基地局装置100Zに対応するレコードが読み出されることになる。そして、PRL管理手段21は、読み出したレコードから基地局情報に相当するBCのID、CHのID、SID、NIDの情報を読み出し、指示手段23に出力する(ステップS12)。
指示手段23は、PRL管理手段21から出力される、BCのID、CHのID、SID、NIDの情報を含む捕捉指示情報を無線通信部11に入力する。無線通信部11は、入力される捕捉指示情報に含まれるBCのID及びCHのIDに従って周波数帯及びチャネルを切り替え(ステップS13)、再捕捉処理を行うため当該周波数帯及びチャネルにてパイロット信号を待ち受ける(ステップS14)。そして、無線通信部11は、短周期PN符号をパイロット信号に同期させて捕捉を開始し(ステップS15)、同期した無線基地局装置から送信されるSCHMに含まれるSIDと捕捉指示情報に含まれるSIDとが一致するまで、無線基地局装置の捕捉を繰り返す処理を行う。そして、繰り返す処理の中で捕捉した無線基地局装置100Zとの間で待ち受け処理を開始する(ステップS16)。
上記の実施形態の構成により、無線通信端末10がパイロットビーコンである無線基地局装置200を介した遷移を行う場合に、無線基地局装置200から送信される正常でない正常でないECCLM及び正常でないSCHMを受信した際に、無線基地局装置200と同じGEO2内でPRL31から高い優先度が設定されている無線基地局装置を検索することにより、最終的な遷移先となる無線基地局装置100Zに対して捕捉処理を行うことが可能となる。これにより、無線通信端末10を最終的な遷移先の無線基地局装置に確実に遷移させることができる。
なお、上記の実施形態において、無線通信端末10を無線基地局装置100Zにのみ遷移させる場合には、PRL31のGEO2の最上段に無線基地局装置100Zのレコードを記憶させ、PRL管理手段21に最上段のレコードのみを検索させるようにしてもよい。このとき、本発明に記載の捕捉優先度情報とは、PRL31におけるレコードの配置順に対応することになる。
なお、本発明に記載の周波数情報とは、BC及びCHに対応する。また、本発明に記載の第1の無線基地局装置は、無線基地局装置100Aに対応し、第2の無線基地局装置は、無線基地局装置100Zに対応し、第3の無線基地局装置は、パイロットビーコンである無線基地局装置200に対応する。また、本発明に記載の記憶手段は、PRL31を記憶する記憶部30に対応する。また、本発明に記載の捕捉処理手段は、無線通信部11に係る捕捉処理を行う部分と、PRL管理手段21に係る新たな基地局情報の取得要求が入力された場合、PRL31に記憶される捕捉優先度情報等を参照して基地局情報を読み出す処理を行う部分と、指示手段23に係る捕捉指示情報を無線通信部11に入力する部分に対応する。また、本発明に記載の読出手段は、PRL管理手段21に対応し、周波数切替手段は、指示手段23及び無線通信部11の周波数を切り替える構成に対応する。
上述の無線通信端末10は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述したPRL管理手段21及び判定手段22、指示手段23によって行われる処理は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
本実施形態に係る無線通信システムを示すブロック図である。 同実施形態に係る無線通信端末の内部構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るPRLのデータ構成を示した図である。 同実施形態に係るPRLのレコードの配置を説明するための図である。 同実施形態に係る無線通信端末の動作を説明するための図である。 従来の無線通信システムのブロック図(その1)である。 従来の無線通信システムのブロック図(その2)である。
符号の説明
10 無線通信端末
100A 無線基地局装置
100Z 無線基地局装置
200 無線基地局装置(パイロットビーコン)

Claims (5)

  1. 第1の周波数情報に基づいて通信を行う第1の無線基地局装置と、第2の周波数情報に基づいて通信を行う第2の無線基地局装置と、前記第1の周波数情報にて通信が行われると正常でない無線信号を送信する第3の無線基地局装置と、通信中の周波数情報にて無線信号を送信する無線基地局装置を優先的に待ち受け対象として選択する無線通信端末とを備えた無線通信システムにおける無線通信端末であって、
    前記無線基地局装置のそれぞれについて、周波数情報とグループ情報と当該グループ情報に応じたグループ内での捕捉優先度情報とを記憶するとともに、前記第1の無線基地局装置に対する前記グループ情報には第1のグループを示す情報を記憶し、前記第2及び第3の無線基地局装置に対する前記グループ情報には第2のグループを示す情報を記憶し、前記第2の基地局装置に対する前記捕捉優先度情報が前記第3の無線基地局装置に対する前記捕捉優先度情報よりも高い優先度となるように記憶する記憶手段と、
    前記第1の周波数情報での通信にて前記第1の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態から前記第3の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態へ移行した場合に、前記第3の無線基地局装置から前記正常でない無線信号を受信すると、前記記憶手段にて当該無線信号の送信元の前記第3の無線基地局装置と同じグループ情報の中で前記捕捉優先度情報が高い優先度の無線基地局装置に対して捕捉処理を実行する捕捉処理手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  2. 前記第2の無線基地局装置に対する前記捕捉優先度情報は、前記グループ情報として前記第2のグループを示す情報が記憶されている前記無線基地局装置の中で最も高い優先度に設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 前記捕捉処理手段は、
    前記捕捉処理を行う際に、前記第3の無線基地局装置と同じグループ情報と前記捕捉優先度情報とに基づいて、前記記憶手段から高い優先度の前記周波数情報を読み出す読出手段と、
    通信する周波数情報を、前記読出手段が読み出した前記周波数情報に切り替える周波数切替手段と、を備え、
    前記周波数切替手段が切り替える前記周波数情報の通信にて無線基地局装置を捕捉する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信端末。
  4. 第1の周波数情報に基づいて通信を行う第1の無線基地局装置と、第2の周波数情報に基づいて通信を行う第2の無線基地局装置と、通信中の周波数情報にて無線信号を送信する無線基地局装置を優先的に待ち受け対象として選択する無線通信端末とを備えた無線通信システムであって、
    前記第1の周波数情報にて通信が行われると正常でない無線信号を送信する第3の無線基地局装置を備え、
    前記無線通信端末は、
    前記無線基地局装置のそれぞれについて、周波数情報とグループ情報と当該グループ情報に応じたグループ内での捕捉優先度情報とを記憶するとともに、前記第1の無線基地局装置に対する前記グループ情報には第1のグループを示す情報を記憶し、前記第2及び第3の無線基地局装置に対する前記グループ情報には第2のグループを示す情報を記憶し、前記第2の基地局装置に対する前記捕捉優先度情報が前記第3の無線基地局装置に対する前記捕捉優先度情報よりも高い優先度となるように記憶する記憶手段と、
    前記第1の周波数情報での通信にて前記第1の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態から前記第3の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態へ移行した場合に、前記第3の無線基地局装置から前記正常でない無線信号を受信すると、前記記憶手段にて当該無線信号の送信元の前記第3の無線基地局装置と同じグループ情報の中で前記捕捉優先度情報が高い優先度の無線基地局装置に対して捕捉処理を実行する捕捉処理手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  5. 第1の周波数情報に基づいて通信を行う第1の無線基地局装置と、第2の周波数情報に基づいて通信を行う第2の無線基地局装置と、前記第1の周波数情報にて通信が行われると正常でない無線信号を送信する第3の無線基地局装置と、通信中の周波数情報にて無線信号を送信する無線基地局装置を優先的に待ち受け対象として選択する無線通信端末とを備えた無線通信システムにおける無線基地局選択方法であって、
    前記無線通信端末が、前記無線基地局装置のそれぞれについて、周波数情報とグループ情報と当該グループ情報に応じたグループ内での捕捉優先度情報とを記憶手段に記憶させるとともに、前記第1の無線基地局装置に対する前記グループ情報には第1のグループを示す情報を記憶させ、前記第2及び第3の無線基地局装置に対する前記グループ情報には第2のグループを示す情報を記憶させ、前記第2の基地局装置に対する前記捕捉優先度情報が前記第3の無線基地局装置に対する前記捕捉優先度情報よりも高い優先度となるように記憶させるステップと、
    前記無線通信端末が、前記第1の周波数情報での通信にて前記第1の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態から前記第3の無線基地局装置を待ち受け対象とする状態へ移行するステップと、
    前記第3の無線基地局装置から前記正常でない無線信号を受信するステップと、
    前記無線通信端末が、前記記憶手段にて当該無線信号の送信元の前記第3の無線基地局装置と同じグループ情報の中で前記捕捉優先度情報が高い優先度の無線基地局装置に対して捕捉処理を実行するステップと、
    を含むことを特徴とする無線基地局選択方法。
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